2015年7月19日日曜日

前回批判した舘内端さんがとても「いい事」言ってますよ!

  モーターマガジンと並んで編集部員の文化レベルが低い?ことで有名な「ドライバー」にも連載を持っている舘内端さんが、先月号・今月号とスポーツカーに対してあれこれと自説を展開されています。いや〜今回の話は難解で、私のような凡人には全く理解できない次元の話が延々と続いています。ホンダS660に試乗されたようですが、あれこれ気に入らないことがあったようで、かなりのお怒りモードなご様子です。

  簡単に要約させてもらうと、「S660は基本技術が古いからダメ」ってことらしいです。「私の若い頃は最先端のテクノロジーを満載したスポーツカーに憧れたものだけど、これでは今の若者でも全く食い付かないよ〜」ってことだそうです。そうですよね・・・最初から若者をターゲットにしていない気がします。誰が軽自動車でデートに行くのか?って話ですよね(ちょっと違うかも・・・)。

  それにしても「最先端テクノロジー満載」のスポーツカーってのも、なんだかすごいですね。一体どんなクルマを想定されているのか全くわかりません。私のような70年代生まれのクソガキには、最新のマクラーレン650Sやポルシェ918を想像してしまうのですけど、そんなクルマを作っても買える若者はほんの僅かしかいないような気がするのですが・・・。それともスカイラインGT-Rの時代のツインターボ技術を今さらのように持ち出してきたBMW M3/M4あたりを想定されているのか?(いやプロライターならそんな不始末はしないはず!)このクルマに乗って「やっぱり最新テクノロジー満載のスポーツカーはすごいぜ!」とか厚顔無恥にぶちかますのはさすがに痛過ぎです。

  「S660とロードスターはどっちも古い!」とは・・・。まあ仰りたいことは解らないでもないです。日本メーカーが世界最先端の技術力を持っていると主張するなら、テスラロードスター(約1000万円)みたいなスポーツカーを作って半額で売ってみろ!ってことですよね。GT-Rもいいけどさ、EV開発の先駆者を自認する日産ならばEVのスポーツカーくらい作っておくべきだったですよね。しかし日産が本気で手掛けるとなるとファンの期待も高いですし、これで某ドイツメーカーが作った「愛・無限大(18)」みたいなややコメントしづらいクルマだったらシャレにならないですけどね・・・。

  ちなみにS660を作ったホンダは年内に「最新テクノロジー満載」のスーパースポーツを発表するとすでに予告しているわけですから、「日本の自動車が行き詰まっているのをしみじみ感じる」なんてちょっとヒドくないですか? まあ新型NSXはアメリカで開発されていますけどね。しかし百万歩譲って日本の自動車が行き詰まっているとするなら、もはや専用設計スポーツカーなんて全く作る余裕がないドイツや韓国の自動車は一体どういう状況なのでしょうか? まだスポーツカーを作れるだけ日本の自動車の状況はマシかと思いますね。欧州ではロードスターや86に拍手喝采ですし・・・。

  イギリスなんてまともにクルマを開発する資金がないから、政府からイギリスの工場で生産することを条件に融資してもらって、やっとのことで新型の乗用車(普通のクルマ)を作っている有様です(そんな危機的な体制下でレンジローバー・イヴォーグが生まれたのは結果オーライでしたけど)。そしてフランスの自動車はというと、ルノーは完全に日産の稼ぎを使ってつまらないクルマを作るただの穀潰しですし、PSAは案外あっさりと中国資本に乗っ取られてしまいました。その結果として主に中国市場の為に新しいプレミアムブランド「DS」が立ち上げられたことは喜ばしいですが・・・。

  まあちょっと気になった点を指摘させてもらいましたけど、十分に楽しめましたよ!というか、この「ドライバー9月号」の自動車缶詰はかなりイッちゃってて面白いです。・・・たった1ページなんですけど、私のツッコミなんてごくごく一部で、1ページまるごとボケ倒しています! そこに詰め込まれた言論の数々は、大変失礼ですが完全に「支離滅裂」といって差し支えないくらいです(笑)。

  これを読んで「とてもプロの文筆家の文章ではない!」と憤るのは昭和な人間のやることですね。やはり新しい人種はこれだけツッコミどころ満載の記事なんてほぼお目にかかれないですから存分に楽しむべきです(さすがの私でもここまでメチャクチャ書かないです!)。マジか?って思ったらぜひ書店やコンビニで74ページを開いてみてください。ついでに91ページの熊倉重春氏もS660について書いておられますが、こちらはS660を「新時代のスポーツカー」と表現されていて、クルマが良過ぎて公道では性能が出し切れないし、みたいなことを書かれています。あらら・・・。

  それでもまあ舘内さんのコラムにもキラリと光るところがありましたよ! 大変感銘を受けたので、最大の敬意を持って引用させて頂きたいと思います!

〜ここから引用〜
先日、VWパサートの試乗会に言った。千葉県の富津市で行われたのだが、世田谷から首都高速4号線で新宿へ、そこから新設の環状2号線に乗ると、大井は眼の前だった。千葉がとても身近になった。まだまだ開発が進まない千葉はとっておきの自然のある地域だ。その自然を残したまま開発が進むことを願いたい。
〜引用ここまで〜

いやー実に素晴らしいご挨拶だと思います。というか勝手に想像してしまいました。VWパサートはあまりお気に召さなかったようですね。まあ乗らなくてもわかりますよ!センスがまるでない内外装で、使い古されたエンジンとミッション。そしてMQB。これではゴルフよりも感銘を受けるクルマになるはずもない気がします。おそらく舘内さんはとても正直な方なんでしょうね。S660は古いと思ったから「古い」。そしてパサートは何も感じなかったから「スルー」なんでしょうね。もしいいクルマだったら「良かった!」と一言入るでしょうし、文章の後半には余計な部分が目立ちますし・・・。

  モーターマガジンのコーナーにパサートが登場する時は、一体どんなお話をして頂けるのでしょうか? いまからコメントをあれこれ想像しながら楽しみに発売日を待ちたいと思います!

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2015年7月4日土曜日

モーターマガジンはやっぱりカスだ・・・舘内端はドイヒーだ。

  毎月のように「輸入車優遇」のプロパガンダ記事を連発するモーターマガジンですが、今回のはちょっと分りにくいので、先月号に引き続きスルーせずに噛み付きたいと思います。今回はこの雑誌に見開き2ページカラー写真付きの連載を持つ舘内端という大御所ライターが、絶好調のマツダ・デミオをディスっております。

  つーか「65歳くらい?のライターを日本車に乗せる」という企画そのものが絶望的なまでにクソです。今月のクルマは「デミオXD Lパケ」だそうですけど、読んでビックリすることに、本文全体の3割程度でデミオの話は完全終了です。しかもほとんど褒められてない!欧州のライバル車の方が楽しいよ!くらいのニュアンスが入ってます(まあ想定通りですけど)。そしてその後の7割は、あの石原都知事のパフォーマンスのように、老人特有の質の悪さがプンプンする、ディーゼルエンジン車に対する悪辣な意見が続きます。後半の7割を簡単に要約すると「ディーゼルは環境に悪いから、今やドイツ車はPHVの開発にシフトしたよ」といったところです。いや〜!つっこみ所が多すぎてどこから指摘したらいいのか分らないくらいですね・・・。

  ①「これ見よがしにPM2.5の排出問題に触れるならば、まずは欧州ブランドが日本で売るダウンサイジングターボの実態を伝えろ!」

このライターはホントに酷いですよ!先月号の同コーナーでは「BMWミニ」を取り上げています。このクルマの全く不必要なターボ化直噴化をまずは叩くべきではないですか? 欧州メーカーの内燃機関って遅れていて、高級車ブランドのメルセデスが、スズキの軽でも使っているリーンバーン技術をほんの一部のクルマにドヤ顔で使っていたりします。トヨタやホンダが小型車にもアトキンソンサイクルエンジンを実用化してまで環境と燃焼効率に執心しているのに、それらを無視して「やっぱり直噴ターボを使わない日本メーカーは遅れてる!」なんて愚かな大合唱を1年くらい前までカーメディア全体でやってましたよね?

 こんなナンセンスな風潮(日本のクルマ作りを不当に批判するアホが湧いている!)にメスをいれるべく、某政府系の研究機関から1年くらい前に発表されたのですが、VWポロはトヨタヴィッツの50倍!のNOxを出すという研究結果が出ました。あっさりと尻尾を掴まれてしまいましたね。舘内さんはわざわざご丁寧にNOxは日光に当たるとPM2.5に変わるという講釈を今月号でしてますけど、これはまさに先月号にやるべきネタじゃなかったですか? 1.2L直噴ターボという環境にとって最悪のエンジン積んでいる「BMWミニ」には何らおとがめなしで、デミオXDは特に研究結果も出て無いのにディーゼルだからってだけで批判するのですか?

  ②「NOxやPM2.5の発生は内燃機関ではなく後処理の問題だと指摘しろ!」

じじいライターというのは、VWには逆らわないものみたいですね。VWのインドや中国といったアジア向け車種はとにかく「排ガス処理」という概念は必要ないと思っているわけです。基準ギリギリを突破さえすれば、それ以上精度を挙げる必要ない!というメーカーの酷い開発姿勢が、先ほどの研究結果で明らかにされています。ちなみに現行のゴルフやポロに使われるエンジンは後処理をしないままだと2017年以降は日本市場での販売は出来なくなります。日本や中国の環境なんて知ったこっちゃないから、その時になったらまたやればいいくらいに思っているのでしょう。トヨタの廉価車ヴィッツだって規制値の50分の1以下まで丁寧に抑えているのに、モーターマガジンは一度たりともそれを報道したことがあったのか?

  ③「なぜ恥ずかしげもなくドイツメーカーがHV!と掌返しをするのか?」

トヨタとホンダがHVの開発競争に白熱していたころには、HVなんてエコでも何でも無い!とか息巻いていたカーライターが多かったように記憶しています。マツダがディーゼルを日本で出した頃も、まだまだそんな意見が多かったですよね。それなのに!環境問題に対応するために、HVに取り組むドイツメーカーは偉い!みたいな意味不明なこと言ってて恥ずかしくないですか? トヨタはもうとっくにFCVを発売しているし、ホンダも新型FCVを年内にも発売する時代ですよ? 基本技術まで無償公開して、他社の参入にも広く門戸を開いているのに・・・。トヨタやホンダが20年前に研究した成果にメルセデスやBMWが乗っかっているだけなのに、ドイツが日本よりも進んでいるという論理に持ち込むというクソっぷりは、じじいライターの常套手段ではありますけどね。

  ④「PMの話がしたいなら、トヨタ・ミライでも借りてきてからやれ!」

なんでディーゼルで頑張っているマツダのクルマを呼んだときに、こんな皮肉な議論を始めるのか? 燃料電池車を紹介する回で、CO2やらNOxやらPM2.5やら散々に話をしてあげれば、燃料電池車の有り難みがよくわかると思うのですけどね。さらに欧州でもディーゼルの規制が・・・みたいなことを言ってますけど、PM2.5の主原因は中国でも欧州でも分っていて、その多くは石炭を燃料とする暖房設備によるものなんだそうですよ。だから夏よりも冬の方が観測値が高くなるそうです。中国でバカ売れしている欧州のガソリンターボが原因なのか?と思ってましたけど、とりあえずは最も排出する発生源ではないみたいですね。

  ⑤「じじいライターは欧州の小型車にのるのを止めろ!そしてライターも辞めろ!」

頭の中が全くアップデートできておらず、「ディーゼル=汚い(間違ってないけど)」「VW=偉い」「日本メーカー=アホ、バカ、マヌケ」のまま40~50年ずっとやり続けた結果・・・アホなクルマ好きが増えてしまった。おかげで「クルマ好き=アホ」という世間の固定したイメージすら付いてしまった(なので私はリアルでは絶対にクルマ好きとは公言しませんし、匿名でブログを書き続けます)。とりあえず反省して下さい。

街中で欧州小型車を見かけたら、もう「アホ」が乗っている!でいいと思います。軽量なはずの小型車にわざわざターボを使う意味なんてないのに!欧州車が使う粗悪なスチールのせいで日本車のように軽くならないし、ミッションも安っぽいので壊れやすいし、山道走るとターボのくせに燃費悪くなるし(信号ないのになぜ?)、そして何よりNOxを50倍も振りまいて走っているわけです・・・。

さて舘内さんに、クソな欧州のガソリンターボに負けちゃうエンジンだとか、ギア比がオカシイとか散々に言われてしまったデミオXDは哀れですね・・・。まあこんなクソライターに広報車を貸し出した?マツダが大バカ野郎なんでしょうね。日本の将来などどうでもいい!20年後は環境も経済もボロボロになって若者が苦しめばいい!とばかりに、一生懸命に頑張っている日本メーカーを不当に貶める「じじいライター」をこれからもどんどん糾弾していきたいと思います。


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