2016年5月2日月曜日

福野礼一郎氏 「Dセグは終わった・・・。アウディA4無惨」

  「Dセグ」というのは・・・単なるサイズ上の表記ではないんだ〜!!!という義憤に塗れた暑苦しい話をしたいと思います。元々は欧州で使われていたものですが、ほぼ同じサイズのクルマを常用する日本でも「Aセグ」「Bセグ」「Cセグ」「Dセグ」「Eセグ」「Lセグ」と大きく6段階に乗用車のサイズは分けられています。それぞれのセグメントには、Aセグは「個人移動用」、Bセグは「4人乗車可能な最小単位」、Cセグは「4人乗車で長距離可能な最小単位」、そしてDセグは「自己満」、Eセグは「カンパニーカー・会社が役員に支給するクルマ」、Fセグは「ショーファー・ドリブン用」と大まかな用途があります。

  A〜Fセグまでそれぞれに与えられた使命があって、各メーカーはそれに則ってクルマを作るわけですが、やはり「Dセグ」だけは作り方がイマイチよくわからなくなってるのかな〜・・・なんて気がします。ちょっと前ならば、DセグにV8エンジンを積み込んだエンスー向けで満足度の高いスポーツセダンがありました。いまでもメルセデスAMGからは発売が継続されてますが、他のブランドの温度は下がる一方のようです。「そこで頑張らなくても・・・もっと儲かる所があるからさ」そんな本音が透けて見えます。

  作る側がそんな感じですから、ユーザー側もなんだか気分が盛り上がらない。何もGT-Rのような電光石火の加速をするGTサルーンを作れなんてこれっぽっちも思ってないです。特別なモデルも元気ないですが、それ以上に深刻なのがベースグレードのDセグ車がどれもこれも不作なこと・・・。え〜Dセグってこんな下らないクルマばっかりだっけ!?日本市場で販売されている代表的なモデルを挙げてみましょう。

トヨタ「マークX」コスパはいいけど末期過ぎる。
   「カムリ」MCでデザインが・・・。
レクサス「IS」2Lターボが現状では一番マシというユニット問題が・・・。
日産「スカイライン」高級過ぎ・重過ぎ・ランフラット。だけど個人的にベストかな。
  「ティアナ」やっぱりデザインが・・・。
ホンダ「アコード」日本では完全にDセグを捨てたようだ。
マツダ「アテンザ」クラウン互換機としては評判良いけどさ。
スバル「レガシィB4」アテンザの項目を参照
メルセデス「Cクラス」失礼ですが中身がC・・・。
BMW「3er」迷走・オーラ無しで収拾不能。
ジャガー「XE」ディーゼルがダメでした・・・BMのDEみたいにうるせー。
ボルボ「S60」設計が古い・・・先代マツダ車の設計と聞けばちょっと興味もあるけど。
キャデラック「ATS」左ハンドルのみ。試乗車もない。勇気を出して注文してみては!?
プジョー「508」今年新たな展開があるそうですが、現状では・・・。
シトロエン「C5」ニホンノミナサン!サヨウナラ!


  さて意図的にVWとアウディを抜かしましたが、この2台に対してルボラン6月号で福野さんが「きびし〜」言葉が浴びせられてます。福野さんが言うには「乗り味」は完全にゴルフ>パサート>A4だってさ!!!え?当たり前の事ですが、一番クルマに高いカネ払うのがA4のユーザーでその次がパサート、もっとも安上がりなのがゴルフですよ!!!これではA4やパサートのユーザーは浮かばれないな・・・。VWパサートは確か「モーターファンイラストレーティッド」で福野さんがお墨付きを与えていた記憶があるのですが〜・・・。まあ比べている相手は「神」ですからね。

  しかしまあこれと同じことが、どこのブランドでも起こっていて、「アテンザよりもアクセラの走りがいい」とか、「レガシィB4よりWRX・S4だな」とか、「メルセデスC180よりもA250シュボルトだな」とか、「320iよりもミニ・クーパーSだな」とか、「マークXよりもオーリスRSだな」とか、「S60T4よりもV40T4だな」とか・・・どうやらDセグが「走り」をあまり強調しなくなったのは全ブランドで横断的に起きていることかも。同一ブランドの下のクラスに下剋上を決してゆるさない!のはやっぱり「スカイライン」だけかな・・・。

  マツダやスバルみたいにCセグとDセグのシャシーを共通化してしまったらもう「終わり」なのかも。別シャシーだった先代までのアテンザはアクセラに影も踏ませない独特のフィールで良かったんですけどね、あの走りはどこへ消えた!? プレミアム勢のアウディ、メルセデス、BMW、レクサスはどうも真剣にDセグでスポーツセダンを作ろうとは思ってないみたいです。あくまで自ブランドのEセグ車の下位互換用車両という位置づけで開発されてますね。「走り」がどんどん柔らかくなって、どれもヘンにヌルヌルした乗り味が気になって仕方ないです・・・コレ乗るくらいならゴルフGTIを乗り回していたほうが爽快かも。

  最新のアウディA4は、もはやA6では折り合いが付かなかったお客さんに買わせるクルマでしかないようです・・・なんだかな。二代目/三代目のアウディA4(2001~2005年/2005~2008年)が持っていた「上昇志向」な勢いが全く感じられなくなりましたね。サイズだけはA6の代わりが務まるようにはなってますけども、外板がA6よりもあからさまに地味に見えるように作られてるのもガッカリですね・・・合掌。


リンク
最新投稿まとめブログ






0 件のコメント:

コメントを投稿