2017年6月20日火曜日

相変わらずのゴルフと3シリーズかい。 (ベストカー7月10日号)

  日本で人気の輸入車といえば『ゴルフ』と『3シリーズ』だそうです(ベストカーによる(。5年前と同じ・・・。変わりばえがしないなー。いやいや、今では『MINI』と『Cクラス』の方が売れてますけどねー。1000万円以下の輸入車なんて、日本製モジュラーパーツ満載の『気分だけ』のクルマばかりなのに、世界最強の日本車に勝てると思ってんの〜・・・。まずはゴルフも3シリーズも北米のIIHSクラッシュテストのトップカテゴリー(現在23車種)の中に入ってからデカイこと言いましょう。日本車は16台も入ってるけど、VWやBMWはどちらも0台なんですけど。

  ベストカーが誌面を面白おかしく埋めるための『茶番』であることは重々承知してますけども、『日本車 対 輸入車 ガチンコ12対決』とかいう、自分で考えないバカ読者向け企画で、ゴルフと3シリーズが『無双』していたのでちょっとディスりたいと思います。

  『日欧定番の1台対決:トヨタプリウス VS VWゴルフ』・・・もちろんゴルフの圧勝!!やばいプリウスの良さについて一言も触れることなくゴルフの完全勝利が宣言されています。採点表でプリウスが勝っているのはコスパだけ。え?最近のプリウスちょっと高くない!?標準でついてくるダサダサホイールを変更するオプションだけで10万円以上って・・・しかもまともにグレードを選ぶなら『Aプレミアム・ツーリング』になるし。たくさん走っているから差別化のためにエアロを奮発するとすぐに400万円突破!!ゴルフGTIが買えるじゃん!!ってなりますけど、やっぱりコスパなんですかい!?確かにVWが同じクルマを作ったら500万円じゃ済まないだろうけどさ。性能の良し悪しを判断しないでコスパで片付けるこのライターの神経がわからん。

  そもそもプリウスとゴルフという2台縛りで、『ドライブフィール』『ハンドリング』『乗り心地』『内外装の質感』といった高尚な基準でクルマ比べるな(どっちも失格レベルだから)!!この2台だったら、『見切りのよさ』『ラゲッジスペース』『静粛性』『ミッション』などより基本的なことを比べなさい!!この2台はこの辺の項目に美点や難点が隠れているんですけどねー。・・・とマジレスするだけアホ臭い。

  ただし『それを言ったらオシマイだー』ってなりますけど、この2台のうち1台は、クルマとしての前提に大きな疑義があります。トヨタのミラーサイクル1.8Lエンジンは問題ないですけども、VW1.2L/1.4Lの『EA211』型エンジンは、本国ドイツでは環境基準未達のまま廃止されていて、日本の2017年NOx規制にも完全に引っかかるモデル(FMCしなければOKみたいです)なんですけども、ゴルフ7.5になってもまだまだ売り続けるってどういう神経してるんだー。全国の駐車場で『VW1.2L/1.4L 車お断り!!』っていう締め出しをやってもいいくらいなんだけどなー。トヨタ車50台分のNOx排出なんて・・・もう売るのやめてよ。

  『450万円ならどっちが買い? クラウンアスリート2.0ターボ VS BMW318i』またまたえげつない対決だね。450万円あるなら・・・とりあえず貯金。K沢さんは絶対に318iを買う!!ってことなので、だったらクラウンターボでいいや(どっちでもいい)。まず疑問なのが318iの『乗り心地』が10点満点って・・・(クラウンターボは7点)。F30系・3シリーズは残念ながら『ミッション』と『サス』の急所2箇所を両方とも患っている『満身創痍』のBMW車なんですけどねー。どっちも不良品!?とまでは言わないけど、450万円のクルマについているシロモノではないっす。

  別にBMWのやり方をディスっているわけではないです。このブランドは『ダブルスタンダード』でクルマを仕上げているので600万円くらい払えば、本来のキビキビでフラットな走りをするモデルが買えますからご安心を!!。F30系・3シリーズの非Mスポは、誰が乗ってもわかりますけど、日本の高齢者向けに『トヨタっぽい誂え』が施されていて、いちいちそれが鼻に付くんですよ!! BMW車の常識を打ち破るソフトな乗り味にはむしろ新鮮ですらあります。簡単に言ってしまえば『クラウンになりたい3シリーズ』みたいな企画です。ただし静粛性&ソフトさを基準にシビアに判定するならば『熟成ソーセージ』と『魚肉ソーセージ』くらいの違いがあります(3シリーズのバネ感にはリッチさが不足している)。だから3シリーズはクラウンより大幅に安売りするんだろうね・・・。

  走りに関しても、車重やホイールベースが違いすぎるので安易に比べるべきではないですけども、ごくごく普通にダブルレーンチェンジをすれば、フロントノーズの入りこそF30の方が軽い分だけシャープですけど、そこから逆位相にハンドルを切るタイミングで伝わってくるフロントサスからの安っぽい応答が・・・この時点で勝負あり!!『高級車』と『偽物』の違いがあっさりと露呈します。マツダとかスバルも同じ走り方で結構あっさりボロが出ますよ!!フロントがストラットのクルマだから挙動がピーキーで破綻しやすいということはないですけども、やや粗めにハンドリングすると何かが引っかかったような手触りが現れてとってもハンドルフィールが悪いんです。ABSがうっすらとかかっているような手触り!!(というよりかかっているんだね・・・おそらく)

  そもそもクラウンはそんな下品な乗り方をすべきではないのですが、案外そういった無理気味の挙動の時の予想以上の滑らかな身のこなしで、クラウンはやっぱり高級車だなーって気づく。同じことをトヨタのCVTのFF車(アクアやシエンタ)でやったら、もう腰砕けになって『やっぱり日本車はダメだなー』となるんですけどね。むしろ限界領域に近づくとF30系の方がクラウンより先に破綻すると思います(未確認)。

  K沢さんによると、クラウンの旧式8ATと318iのZF8ATでは変速スピードが違って、60km/hからの中間加速に関してクラウンに難がある!!としています。それミッションのせいじゃないですよ!!ターボエンジンをむやみに回さないような制御がされちゃっているんです。320iでもほぼ同じような現象が起こります。緩やかな上りで60km/hから加速しようとしても全然伸びない・・・BMWジャパン青山スクエアの試乗コースにちょうどいいベタ踏み坂があるのでぜひ試してみてください。そもそもミッションを比べるならば・・・始動時とキックダウン時の挙動で完全にアイシンAW(クラウン)の勝利なんですけどね。・・・ったく都合のいいデータ並べてテキトーなこと書いてますね。

  

  
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徳大寺有恒の「間違いだらけの輸入車選び」 (2006年上半期編) (ビッグマンスペシャル―ベスト・カー・ガイド)

2017年6月14日水曜日

『ベストカー』とかいう雑誌があまりに難し過ぎて意味がわかりません。

  普段は買わないけども、深夜に行ったコンビニでついつい購入しちゃった自動車雑誌。内容は色々盛りだくさんですけども、メイン企画の『日本車VS欧州車』という企画が、ブログの参考になりそうなのでじっくりと読ませていただきました。プロが書いた文章だからさぞかしわかりやすいと思ったのですが、ヤベー何これ!!もう意味不明!!何がなんだかわからな過ぎました(勉強不足を反省しております)。

  『日本車と欧州車 本当はどっちが勝っている!?』・・・なんで集団同士を比べるんだろうか。なんかよくわかんないけど、日本車チームと欧州車チームでそれぞれメンバーがある程度は決まっているのかな!?売上上位5台同士を比べたら、日本チームは『プリウス、ノート、フリード、アクア、ヴィッツ』で、欧州チームは『ミニ、ゴルフ、3シリーズ、Cクラス、CLAクラス』になりますね。このメンバーを見る限りでも日本チームに勝ち目はなさそうで比べるまでもないですけども、この雑誌はあくまで企画を推し進めます。

  一回戦は『ハンドリング』対決。まあこのメンバーなら企画にならないくらいの大差は間違いないな・・・。せめて日本チームはメンバーチェンジをさせてあげたい!!急遽ハンドリング自慢の選抜チームを選んでみたら『ロードスター、S660、86、スイフトスポーツ、レクサスRC350Fスポ』と言ったところでしょうか、これならば欧州チームにも勝てそう!!どれも英国やドイツのメディアが絶賛してましたし(S660はTOP GEARにも登場して『日本が羨ましい!!』って書かれてた)、まさかの日本チームの勝ち!?になってもおかしくないけどなー。たとえ欧州チームが『ケータハム、4C、ケイマン、エリーゼ、A110』ガチのフルメンバーを揃えたとしても結構いい勝負するんじゃないですか!?

  しかしこの企画の論調は意外な方向へ進みます。『ハンドリングとはダンパーで決まる!!』という豪快かつ明快な結論で話を終わらせます(なんだなんだどーして!?)。要はショックアブソーバーのサプライヤーの『ネームバリュー』でハンドリングの絶対性能は決まる!!ということらしい。ショーワ、エフテック、KYBとかいったサプライヤーのダンパーを使っていたら絶対に欧州車には勝てない・・・ということなんですが、ショーワは電動ステアに関連してZFと提携をしてましたし、KYBはドイツ、オランダ、チェコ、スペイン、フランス、イギリス、イタリアなど各地に拠点を設置して、広く欧州車にも使われているんですけどねー。

  ややこしい話を抜きにして『ハンドリング=ダンパー』で納得させてしまおう!!って、いくら日本のユーザーがクルマに詳しくないからってあまりにもバカにしすぎじゃないですか!?一体どんな人が書いているんだろうと思ってクレジットを見ると・・・「国沢光宏」!!嘘だー!!あの国沢さんがこんな安易な文章なんて絶対に書かないって!!これは間違いなく国沢さんの名義を借りて代筆の人が適当に書いているんだと思います。国沢さんも内容すらまともにチェックしてないんじゃないですかねー。こんな記事に名義を使われているって知ったらきっと激怒するんじゃないでしょうか。

  二回戦から出てくる「鈴木直也」というライター・・・申し訳ないですが存じ上げません。本人なのかゴーストライターなのかわかりません。特に本など書いていないようなので、失礼ですがわざわざ代筆するほどのネームバリューは無いと思うので直筆だと断定したいと思います。テーマは『乗り心地』。Eクラス、5シリーズ、A6に勝てる日本はいないよ!!との趣旨ですが、私の経験ではその3台がフーガに勝っているようには思えないのですが・・・。アメリカではこの3台よりも高い価格でフーガが売られてますけど、なかなかの人気でインフィニティの売り上げをスカイライン以上に押し上げているモデルなんですけどねー。『どういう基準なのか!?』なんだか話のレベルが高すぎて全く理解できないです!!次回もベストカー買うので、鈴木さんはもっと丁寧に理屈を説明して欲しいです。

  四回戦の『デザイン』対決では清水草一さんが登場です。この人知ってるー!!さすがはブロンディーさんですねー!!この対決はとってもわかりやすいぞー!!『デザインのいい日本チーム:ロードスター、ハスラー、イグニス』『ダサい欧州チーム:GLS、2シリーズAT、ティグアン』。なるほどねー。このメンバーを単純に比べれば確かにデザインに関しては『欧州>日本』であることがはっきりわかりますね!!素晴らしい!!

  でもやっぱりカッコいい日本車チームのメンバーがちょっと不満かも。3台選ぶなら『レヴォーグ、GT-R、アテンザセダン』・・・普遍的な美を誇る3台だと思いますよ!!発売から年数が経過しても風化しないし。そしてダサい欧州チームのメンバーは『ポロ、Bクラス、ミニクラブマン』・・・この3台はなかなかの『異臭』を放ってます。これに乗るくらいならプリウスの方がいい!!なかなか日本車にもいないタイプの『フリークス』ぶりを発揮してます。清水草一さんの選ぶ基準にはちょっと『意図』があったんじゃ・・・。

  そして五番目に登場するのが『こじつけ』の大好きな渡辺陽一郎さん。毎度毎度ネット記事(オートックワンなど)で、意味不明の論調でコメ欄を炎上させる芸風です。今回も得意の『こじつけネタ』を披露してくれています。テーマは『お買い得』。趣旨はスカイラインの2Lターボモデルよりも、Cクラスの2Lターボモデルの方がよく出来ているから『お買い得』ですよ!!(・・・211ps版のCクラスの価格には触れず) そしてSクラスはレクサスLSの最上級モデル(LS600h)よりも安いグレードがあるから『お買い得』ですよ!!(V8とディーゼルでは意味が全然違う!?) メルセデスのセダンに関しては高級なイメージのありますけど、注意して選べば十分にお買い得なモデルがあるよ!!ってことらしいです。ハイハイ(もう突っ込むのに疲れた)・・・。



↓鈴木直也さん。『プジョーの規模のメーカーがさー』・・・言ってることが難しすぎてよくわからない〜。
  

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2017年6月9日金曜日

ルボラン7月号を読んで『日本車への偏見』をもっと高めよう!!

  さすがは輸入車専門雑誌『ルボラン』ですねー。7月号は複数のモデルでMCが行われたアウディの『大特集』と『世界に挑戦する日本車』。なんで日本車が世界に挑戦しなきゃいけないの!?アメリカ人が日本生産の日本車を欲しがるから、せっせと太平洋を越えてまで輸出してると言うのに。世界ナンバー1・メジャーなアメリカ市場では、グローバル販売1000万台を『公称』するVW&アウディグループが、グローバルでやっと100万台突破が見えてきたSUBARUにまさかの完全敗北をしているというのに、これはなんてメチャクチャなタイトルなんだろう!!

  先進国市場においては『世界最強』で、総合メーカーとしては最高の利益率を誇る『無敵のスバル』が、わざわざ『動的質感』において世界の頂点に君臨することを、世界のスバリストに確約をしてから発表したインプレッサ。このクルマがさ、アメリカ市場に上陸すらできていないプジョー308に『挑戦』するというのは、あまりにもナンセンスで、ありえない構図・・・。シビックが『レアルマドリード』だとしたら、インプレッサは『ユベントス』くらいかな!?。インプレッサが308に挑むってのは、ユベントスが済州ユナイテッドに『挑戦』するみたいなものだと思うのですが・・・。

  せめて済州ユナイテッドではなくて、世界最高峰の同じ土俵で戦っているヴォルフスブルク(=ゴルフ笑)に挑戦させればいいのに・・・と思う。ニヤリ。しかし今号のルボランはどうもいつも以上に『臭う』んです。きな臭い感じがあちこちからしています。どうやら編集部が細心の注意を払って誌面をチェックしているのが伝わってきます。ゴルフはちょうど『7.5』とかいうエアMCの真っ最中で、おそらく取材時にはまだ新型が調達できなかったのかな?。この雑誌にとっても最上級のVIPクライアントはVWであり、今回はゴルフを出すのはちょっとタイミングが悪いのでは!?と編集部が『忖度』したのでしょう。

  ちょっと余談ですが、本国では華々しくゴルフに1.5Lターボへの載せ替えが行われているものの、なんで日本仕様は載せ替えないの!?どうやらこのエンジンも!?日本のさらに厳しくなった『NOx』への対策が施されてないのかな!?(だから導入できないのでは!?) 2016年以前に認証を取っている(2017年基準では完全アウト)1.2L&1.4Lターボでしばらく引っ張るつもりみたいです・・・。この予測が正しかったら、VWは本当にクズメーカーですな。

  いやいやこの問題は本当はもっと根深いのかも。2017年になって新型のガソリンターボを搭載した新型モデルがまだほとんど発売されてないみたいです(2L以上は除く)。第一号はシビックになる!? VWに加えて、去年の終わりに慌ただしくターボを発売したトヨタとスズキにもちょっと懐疑の目が・・・。この疑惑を率先して晴らしたかったらさっさと新しいバージョンのガソリンターボで新型車を発売して証明してみて欲しい!!BMWやメルセデスも同罪(ってことはないかな)!?それよりも日産のVR30DETTが日本で発売されないのもこの理由なのでは!?

  ルボランの名物コーナーといえば福野礼一郎氏の『三原則』ですけども、今月号はBMW・X1とVWティグアンの比較でした。なんといつもより1ページ少ないぞ!!あれさりげなく採点表がない!!これもVWグループへの配慮が働いたのか?なんだか最近は『大人な事情』がしばしば登場する同コーナーですが、先月は5シリーズとEクラスが採点上で奇跡的に全くの同点。小数点以下2桁くらいまで細かく計算しているくせに、どちらも100点とかありえるのか!? 正直言ってそれだけはやって欲しくなかった・・・。

  さて他にも『世界に挑戦した』日本車がたくさん掲載されてます。特に『爆笑』だったのが、レンジローバー・イヴォーグに挑んだマツダCX5。このレビューの担当はFF車にも相当に詳しそうな嶋田さんですけども、さすがにぶっちゃけはしなかったですね・・・この両者の素性もよくわかっているはずなのに。非常にナンセンスな戦いだとは思いつつも『無難』なレビューを展開されておられます。これはつまんねー。これってさ!!簡単にいえばクライスラー300にメルセデスEクラスが挑むみたいなものでしょ!?あるいは、ジープグランドチェロキーにメルセデスGLCが挑むでもいいけど。マツダにしてみたら、なんで?負けるはずないじゃん・・・ですよ。

  そして極め付けは・・・メルセデスSLCに挑むマツダロードスターRFだってさ。完全にマツダはコケにされてますね。挑戦するも何も『SLC』って何者だよ!?こちらの担当は萩原さんですが・・・誤魔化すのが上手いですね。『リトラクタブル・ハードトップを先に導入したのはメルセデス!!』と明言してルボランの見解を伝えつつも、ロードスターのユーザーもきっと読んでいるだろう状況から、後半はロードスターのストイックな乗り味を一生懸命に『よいしょ』して緩和しています。いやー実に見事!!ロードスターがパクった!!というちょっとあり得ない『緊張』からの・・・『緩和』でなんとなく満足させられます。

  レクサスLCやホンダNSXならば『世界に挑戦する』という表現でもいいとは思いますが、それ以外の大多数のクルマに関しては全く見当はずれじゃないでしょうか。さらにこんな企画があったら大爆笑なんですけどね。マセラティギブリに挑むクラウンマジェスタ。メルセデスGLAに挑む三菱RVRとかさ・・・。

  


↓この人の動画を見ると日本車が嫌いになるね(バ◯な人は特に)!!さらに日本車の時はアクセルをあまり踏まないという黒い噂も!!(プロのくせにスバルCVTのロケット・ラウンチのやり方を知らないのかー)
  

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ル・ボラン 2017年7月号 [雑誌]
  

2017年6月5日月曜日

トヨタC-HRとレクサスLC・・・国沢光宏氏絶賛のディープな世界。

 

  国沢光宏さんがまたまた無邪気に動画ではしゃいでおります。『C-HR』の次は『レクサスLC』ですかい。さぞかしいいクルマなんでしょうね。『シビックは絶対に売れない!!』からと、その良い点などあまり触れようともしないですけど、C-HRの時はどーでもいい些末な情報まで垂れ流してましたね。ショックアブソーバーがトルコ製だからこのクルマはいい!!とか言われても、ど素人には何がなんだかさっぱりわからないですよ。300万円の予算で新車を選ぶ人にとっては、CH-Rもシビックも候補になりうるわけですが、どっちにします!?

  ユニットの出力、キャビンの広さ、静粛性などおそらくシビックの方がことごとく優れているような気がするんですけどねー。C-HR自慢のハンドリングに関しても、おそらくシビックの方が上回ってくるんじゃないかと。あとは『トルコ製』の実力がいかほどか!?ホンダの基準をジェイドに置くとするなら、それほどトルコに負けているということもないはず。国沢さんは、ホンダ系サプライヤー(ショーワ)の力を完全に見くびっているみたいですけど、フィットやシャトルといった軽量級シャシー車も含めて、ホンダのFF操舵と足回りの完成度は、シビックの日本不在の時期にだいぶ変わったと思うんですよ。メルセデスのFFなんか(・・・といったら失礼ですけど)より断然にスムーズに車体が上手く巻き込んで曲がる。

  トヨタの1.5LエンジンにCVTを積むようなFFモデルでは、突き上げへの対応の良さと引き換えに、アクセルフィールもハンドリングも『ボヨヨーン』と間延びした乗り味は、はっきり言って苦手です。ただしあの『ボヨヨーン』はとっても安全な乗り物だと思います。ホンダ、マツダ、スバルでドライブすると、フロントタイヤからスキール音が鳴ってもリアが安定していてそれほど怖くはなく、「おーヤベーヤベー」とアクセルを戻しますが、トヨタだとスキール音が鳴るよりも前の段階で、ステアリングの応答遅れなどから『恐怖感』が降りかかってくるので、そんな走り方をする人はまずいないはずです。

  そんなトヨタも、レクサスISや86辺りから、横滑り装置が介入するゾーンまで当たり前に走れてしまう車が出てきました。FF車もいよいよそんな車が・・・2000年前後のヴィッツやカローラランクスではその領域までは確実に行ってなかったです。コントロールが怪しくなる速度域がスバルやマツダよりも20km/hくらい低かったですけども、その分乗り心地というか突き上げに対するソフトな当たりは良かったです。しかしC-HRはスキール音出ますねー。わざわざトヨタ車を選ばなくてもいいんじゃ無いの!?って気はしないでも無いですが、国沢さんが日本車の中では一番!!と『ここまで』絶賛するわけですから、凡人にはいくら乗ってもわからない何かがあるんでしょうね。アウトランダーPHEV・Sのビルシュタインダンパー車では絶対に越えられないトヨタのザックスダンパー車。86やオデッセイのザックスは偽物だってさー。

 


  レクサスLC・・・イカツイですね。もう1800台受注したらしいです。200台くらいは試乗車だったり広報車、さらに200台くらいはトヨタの系列の社長が買う!? ちょっぴり高級なタワーマンションの地下駐車場に収めるには『ちょうどいい』クルマなのかも。高級住宅地向けの『地域限定モデル』。走りが好きなだけの貧乏人はレクサスRC-Fでも乗ってろ!! エンジンはほぼ同じですから・・・。やっぱりクルマは走りよりもボデーが大事!!ラグジュアリーというかどれだけ特別に見えるかが大事なんですね。レクサスに期待するユーザーが求めるものをそのまま形にする『能力』これが今の自動車メーカーに求められる姿勢なんだと思います。

  蛇足ですが、日産ならGT-R、ホンダならNSX。それぞれに求められているものを形にしてますね。日本メーカーのセルフイメージを認知する力と、マーケティング能力は改めて素晴らしいですね。とは言ってもこれは恵まれている3大メーカーだから可能なことであって、中堅のマツダ、スバル、三菱はなかなかファンの期待に応えられていないですが・・・。

  ポルシェは・・・。いえいえちゃんとありますよ!!4Lフラット6自然吸気を搭載する『911GT3』が。2115万円だそうです。ポルシェがわざわざ残した自然吸気ということを考えたら、それほどメチャクチャな価格では無いのでは!?中古車価格も相当に高くなるでしょうし、ランボルギーニやフェラーリのカタログモデルなどよりもよっぽどプレミアが付くのは必至です。レクサスLCは10年経ったら200万円でしょうけど、GT3なら最低でも1000万円以上で取引されるはず。幻の自然吸気モデル『911R』なんて市販価格の倍ぐらいの流通価格になってますし・・・。

  私のようなど素人が率直に考えると、もし買うならば・・・『C-HRよりシビック』、『LCより911GT3』じゃないのー!?なんて思ってしまいますが、そういう時に限ってメディアに大々的に登場して、全く逆の結論を導き出してくれるのは、いつも国沢さんなんですよねー・・・なんとも『ディープ』な存在です。さてさて次はどんなクルマを猛烈プッシュしてくれるのか!?楽しみです。


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THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h (CG BOOK)

  

2017年5月30日火曜日

『プレミアム!』を使いたがるライターってさ・・・

注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


  『自動車の未来』をクソみたいな視点で語る人々が湧いていますねー。あと10年で『コモディティ』化が進んで、テレビやエアコンのように中国が世界の99%を供給するようになる・・・なわけねーだろ。『3C』カー、カラーテレビ、クーラーはほぼ同時期に日本で普及が始まりました。テレビとエアコンがとっくに『コモディティ』化しているならクルマも同じ運命を辿って良さそうですけどね。自動車メーカーのビジョンが優れていたという意見もありますが、トヨタやホンダ、日立やソニーよりも圧倒的に優秀だったのか!? トヨタやホンダのような人材が白物家電メーカーに揃っていれば『コモディティ』化は防げたとでも言いたいのでしょうか?

  クルマ自体にテレビやエアコンとは決定的に違う点があったとしたら、それはクルマにはたくさんの『本』が出版されていること。故ポールフレールさんや沢村慎太郎さんが、自動車評論を単なる『製品紹介』から、クルマとは人生を徒して向き合うべきものだという『哲学』へと昇華させています。ポルシェ、ジャガー、ロータス、ルノースポール、ホンダ、マツダ、ニスモ・・・とは何か? 『技術』『歴史』『市場』など様々なファクターを使ってメーカーとモデルの現実を『再構築』することは、現実のクルマとは切り離された、全く別個の大きな意味がそこにあります。・・・例えば多くの若者にとってクルマをより身近なものにしたのが漫画の『イニシャルD』だったりするわけです。

  1980年代の初頭、販売市場には後発メーカー・ホンダの旋風が吹き始めましたが、バブルへと突き進むトヨタにとっては小型車の開発は重要ではなく、後回しにされたこともあり、カローラ派生のトレノやレビンは小型車としては遅くまでFRのまま残されました。トヨタとしてはアメリカで立ち上げるレクサスの旗艦モデル(セルシオ)の設計など、それどころではなかったので、『AE86』は完全に放置だったと思うのですが、これが後年になって『再構築』された結果・・・今ではプレミア価格がつく『誰もが知っているスポーツカー』となりました。年配のクルマ好きの人が『当時のハチロクなんて全然イケてないクルマだったけどなー』と不思議に思うくらいに『歴史修正主義』も真っ青になるほどのプロパガンダを、日本の自動車産業の根底に打ち立ててしまいました。・・・こんなことテレビやエアコンではまず起きないことですよね。

  最近のイケてない自動車ライターがこぞって使う言葉が『プレミアム』ですね。アメリカの自動車販売統計では、『大衆向け』と『プレミアム』でカテゴリーが分けられていたりするので、彼らが使う『根拠』は一応あるのですが、これを日本市場に適用する意味ってなんですかね。ライターによってはVWやプジョーも『プレミアム』にカテゴライズにしてたりするので、(これらのごちゃ混ぜ状態は)単純にそれらは読者(ユーザー)にとっては不利益な情報になりますけど、そんなことは全く意に介していない様子。今時インターネットを使えば、大体の情報はわかりますから、カーメディアごときに騙されるのがバカではありますけど・・・。

  先日見かけたのは、内外装&乗り心地、静粛性を『レクサス越え』の水準で施してきた『マツダCX5』に対する、西川淳さん、斎藤慎輔さん、高平高輝さんの3人体制の座談会@ニューモデルマガジンX7月号です。とりあえず『ほぼレクサス』だけど、マツダは勘違いするな!!プレミアムはそんなに甘くない!!・・・という過激な論調で進み、このコーナーはページ数もかなりあるので、これは!!御三方の考える『プレミアムの定義』が聞けるのか!?と思いきや、そんなリスクを冒すはずもなく・・・。もし『プレミアムは偽物を使わない!!』みたいなことを口を滑らせたら、もう大変なことになります。だって現実に偽物だらけだし。『禁句』ですねライター人生は終了ですからねー・・・え?カーメディアなんてとっくに終わってるって!?

  かれこれ4年近く前になりますが、メルセデスAクラスの『素材』がフェイクだらけだー!!なんてカーメディアのあちこちで囁かれた時期がありました。島下さんも、西川さんも、福野さんも、沢村さんも。今思うと、とんでもないことに言及してたよなー・・・もしかして?Aクラスにあまり売れて欲しくないメーカーからの『依頼』でもあったのかな!?あのスズキに対してネガティブキャンペーンをやったことが明らかになった実績のあるあのメーカーが。

  さてAクラスの内装なんてどーでもいいことです(安物は安物でしかない)。西川氏が『マツダはアウト・オブ・眼中』と言ったプレミアムってなんなのよ!! 『ハチロクはもうダメだ!!4WD&ターボじゃなければクルマじゃない!!』とフリーザ様みたいなノリで言った須藤京一@イニシャルDのつもりなんでしょうか・・・。須藤京一はハチロクに乗る主人公に最終的には返り討ちにされるものの、最初の対戦では『絶望的』な差を見せつけるから、その言葉にも納得できますけども、西川さんの『放言』は根拠が示されていないぞー。これでは『再構築』にならないんじゃ?

  そもそも『プレミアム』って言葉が超絶にダサい。この言葉を使うヤツは『クルマがわかってない!!』でも過言ではない。本当にいいクルマってのは、ドアを閉めただけで良さが『伝わってくる』。その『素性の良さ』は到底に隠しきれるものではなくて。とても眩しくて感動的だ。『プレミアム』なんて言葉で飾らなくても人々に伝わるんですよ。これがテレビやエアコンとの決定的な違いと言ってもいいかも。もしかしたらテレビやエアコンも『感動』のレベルまで作りこむことは可能なんだろうけど、どのメーカーもそういう売り方はしていない。とにかく低価格で『普及』させることを第一に作っています。

  そろそろわかってきたかもしれませんが、『プレミアム』という冠詞は、『コモディティ』化と密接な関係があります。すでに『コモディティ』に片足を突っ込んでいる製品に用いられるのです。だから・・・『プレミアムとはフェイク品質』だという真理を、豪快にも肯定したメルセデスAクラスは『裏表がないクルマ』として売れました!!『プレミアムは甘くない!!』じゃなくて『プレミアムは徹底的に甘い!!』んだよ!!なんで盛んに『プレミアム』を強調するアメリカ市場では、自動車産業が伸び悩むのか・・・。アウディ、レクサス、アキュラ、キャデラック、リンカーン、インフィニティ、メルセデス、BMW。どれもかつてのパッカード、スチュードベーカー、ナッシュのように『屍』になる日をじっと待っています。つまらないクルマに明日はない・・・。

  マツダも『プレミアム』なんて言われるようでは、いよいよ広島陥落へのカウントダウンが始まっていると・・・いう『考え方』もできます。マツダがフィアットの協賛を得て、4代目ロードスターを作りましたが、『マツダの決断』には、広島の産業を守るだけでなく、世界の自動車産業全体の『コモディティ』化を食い止める非常に重要な意味が含まれています。どこぞの輸入車乗りブロガーが、718ボクスターやZ4と比べて、ロードスターを上から目線で品評しておられましたが、『プレミアム』が大好きなコモディティ人間にクルマなんて理解できるわけねーよなー・・・なんて悪態の一つでも言ってみたくなるんですよね。・・・で『プレミアム』の条件ってなんなのさ!?

↓一生懸命語ってます。

  
注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


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ニューモデルマガジンX 2017年 07 月号 [雑誌]

2017年5月24日水曜日

国沢さんがマツダのロータリー復活!?をスクープ!!そして生まれたいくつかの疑問。

  こういうネタを『フカシ』っていうのかな。国沢さんが今週突然に「マツダロータリー復活!!」の特ダネをオートックワンで公開していました。東京MSで先行試作車が登場する!?という憶測なのか?関係者から裏を取っているのか?ちょっとよくわからないネタです。いよいよマツダも腹をくくって、メインユニットとしてのロータリーを復活させるのか!?なんて変な期待をして見てみると、すでに報じられている規定路線の『ロータリーによるレンジエクステンダー&EV』という枠組みでの話なんだとか・・・詐欺だな。

  空前の新車ラッシュが予定されて2017年なんですけども、発売のタイミングがやや微妙で、いまいち流れに乗れていないマツダの関係者が、ちょっと焦って情報をリークしてしまったんですかね。それにしてもよりによって国沢というライターに漏らすなんて、これは百害あって一理なしだろ・・・。軽自動車や廉価なコンパクトカー、あるいはSUVの類ならまだしも、高級志向の新型スポーツカーの概要なんて絶対にスクープさせてはいけないライターじゃないですか!?

  マツダというブランドの意義なんて、センスがない人にはとことんわからないものみたいですね。『最近のマツダは良くなっている』とか訳知り顔で語るやつは、99%クルマわかってないです(そう断言したくなる)・・・まるで誰かの言葉がそのままステレオタイプ化したかのような無邪気すぎる発言ですよ。『日本メーカーではマツダが一番優れている』・・・私はマツダは結構好きですけど、こう感じたことは一度もないですね。おそらく過去のブログにもそう書いたことはないです。マツダはまだまだ日産やホンダの域には達していないし、開発資源を考えるとこれからも追いつくことは難しいと思います。なので下の動画に出てくるような『乗り心地は日本車の中では特上。ドイツ車の中では普通ぐらい。まあドイツ車の普通が日本車の特上ですから。』という発言の趣旨はよくわからないです。



 
  メルセデス、BMW、アウディの看板モデルにはほぼ乗りましたが、マツダより完全に優れた乗り心地ってのは無いです(悪くも無いけど)。どのモデルに乗ったらドイツ車の「特上」に辿り着けるのだろう!?もしかしてVWゴルフのことを言っているのかな?ゴルフ7は確かに一定の条件下ではかなりの好結果を出す独特のサス設定がされてますけど、先代モデルと比べると明らかにトヨタのしかもプリウスの雰囲気に寄せてるので、運転そのものは『つまらない』ものになりました。新しいマツダも似たようなものですけどね。

  お尻をシバかれるような硬いアシからスタートして、どれだけトヨタ的な柔軟性のあるアシに近づけているか?で競っているなら、『BMW3er非Mスポ』も国沢さん的には評価が高いのかな。ストローク量を増やして、バネ・レートをトヨタ水準までは下げないけど、中ぐらいの当たりにする。これがドイツ車とマツダのトレンド。今まではストロークを減らしてフラットな乗り味を良しとしてきたのに随分な変わりようですね。ただしドイツもマツダもなんだか挙動がすっきりとしない不自然な感じが否めません(嫌というほどでは無いけど)。

  それに比べてホンダや日産はハンドリングこそ迷いがあるものの、アシに関しては「自信」を持っていて、どのモデルに乗ってもクラスの上限をぶち破るような「驚き」があるのはこの2メーカーなんですよ。とりあえずこれはスゲーってモデルは、Nワン、ヴェゼルHV、ジェイド、アコード、オデッセイ、レジェンド、シルフィ、ティアナ、スカイライン、フーガ、セレナ、エルグランド。どれも『巨大メーカー』らしい自信満々の出来栄え。VWゴルフと同等のシビックやパルサーが日本に無いので比較できないので、その辺の実力はまだ未知数ですが・・・。

  国沢さんの考える『ザックス基準』=ザックスの生産工場が欧州に近ければいいクルマ!?に照らし合わせた結果、トルコ製ザックスに最も近い乗り味が「特上」なのかいな? 率直にいいクルマが欲しいという人には、まずはホンダと日産をたたき台にして考えたらいいですよ!!って思います。そしてマツダの魅力は日産やホンダをキャッチアップするだけでなくて、独特の味わいを出すところです。どんな味わいか?ウイスキーに例えると、日産がバランタイン、ホンダがシーバスリーガルなのに対して、BMWがジョニーウォーカーで、マツダはラフロイグかボウモアくらいかな(マツダだけシングルモルト)。

  今回の国沢さんは読者を引き込むために急遽スクープを仕掛けたので、ちょっとばかり内容にほころびがありました(もちろん先ほどの動画でも「特上」を定義しない手落ちがありますが)。国沢さんは「ロータリーはレンジエクステンダー」だと断言してしまいました。これはマツダと綿密に打ち合わせた前フリなのか!?もしそうだとしたら、指摘した私が完全に野暮なんですけども、もし国沢さんはレンジエクステンダーと言っていたけども、実はロータリー・ハイブリッドで、ロータリーで駆動もするんだよ!!みたいなサプライズがあったなら、これは完全に「マツダ劇場」ですね。

  おそらく復活を願う多くのファンも『ロータリー駆動と補完するモーター』という組み合わせを期待して待っているんじゃ無いですか!? 単なる発電プラントとして使うのであれば、重量と発電効率で最も優れたポジションを取った『電源』を搭載すればいいだけの話です。マツダもそんなことは百も承知でしょうから、国沢さんのスクープ通りならば、そう簡単には商品力MAXな新型スポーツカーの誕生!!とはいかないでしょう。よっぽどぶっ飛んだデザインだったり、ポルシェ918級の走行性能を示せば話は別ですが・・・。国沢さんは一体何を考えてこの記事を書いたのだろう!?長年業界で活躍している重鎮ライターにもロータリーのレンジエクステンダーにほとんど意味がないことくらいはわかるだろうに。


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2017年5月18日木曜日

新型5シリーズの『毀誉褒貶』 その2 なんだか絶望的な気分だ

  前回はG30型の先代モデルF10型から『高級車になった』BMW5シリーズを巡る評価について、その変貌に置ける価値観の変節を辿ってみました。理論上はE39の復活とはなりそうもないですけど、もしかしたらE39・M5が2000年頃にみせた圧倒的な全能感を、G30・M5が再び取り戻してくれるかもしれない!!アラフィフ〜還暦のオッさんがGT-Rに大興奮するように、『M5』の再生・・・それがわずかな可能性であっても期待してしまうんですよ。そして福野さんのレビューに注目します。

  まず最初に読んだのが、モーターファンイラストレーティッドvol.126の「ニューカー二番搾り」でしたが、なんか福野さんの機嫌が悪かったということはないのでしょうけど、あまり『ウェルカム』な雰囲気を感じないレビューでしたね。もう書く側も読む側も、ある程度は「5シリーズは過去のクルマ」という共通認識がくすぶってしまっている・・・そんなリアルな現実には敏感に反応して、決して「さむい」レビューは書かない福野さんのセンスは素晴らしいなーと常々思うのですが、ここは多少はバカになってでもG30系5シリーズを盛り上げるようなレビューにして欲しかったなー。カーメディアがこぞって喝采したマツダ・デミオのレビューの時くらいにテンションが低かったです・・・マツダとBMWって今は最も「さむい」ブランドなんですかね。

  その後に発売されたルボランでは「三元則」ではメルセデスEクラスとガチガチの比較です。あれれー今度はMFIとは全く違う結論だな。さすがに詳細は書きませんけども、短期間のうちにこの両極端の2つのレビューはどうしたものか・・・。BMWがルボランになんらかの圧力をかけたのか? なんかよくわかんないですけど帳尻が合ってさ、優劣が全くつかないという「大人な決着」は、この数年の連載の中でも見たことがないですね。メルセデスとBMWのユーザーを読者に多く持つであろうルボランですから、5シリーズとEクラスを比べるなんて最初からやらなければいいのに。適当にフーガでも噛ませ犬にしておけば・・・けどこれ逆に噛まれちゃうパターンだよな。

  英国メディアではいよいよG30系・M5の詳細スペックが出てます。先代と基本設計は同じのV8ツインターボ(S63)ですが、現行の日本仕様では560psですが、これが610psまでアップするようです。BMWは欧州仕様と日本仕様では一定のスペックデチューンを行なっているので、日本仕様は595psくらいに収まりそうですね。FRながらも0-100km/hは3.5秒まで上がるようです。とても日本で走るスペックではないなー。現実問題として540iMスポくらいが満足度高いのかも。

  あまり触れたくはないですが、ニューモデルマガジンXの西川淳さん、斎藤慎輔さん、高平高輝さんの3人があのコーナーで5シリーズを「大絶賛」しています。3人の平均点が90点くらい、今回はいつに無く得点が高いなー!!でも詳しく読んで見るとアホなことになってます。523dしか試乗車が用意されていなくて、西川さんなどは露骨に不満を漏らしているのに、別の機会に乗った540iは良かったよーってことで高得点なんですよ。カーメディアって本当にしょうもないなーと思いますが、今回はそんなどーでもいいことはスルー。やはりあの西川さんにはっきりと「良かった!!」と言わせた540iですねー。

  この『ひと言』があったからもうこのコーナーは価値があった!!と思います。斎藤さんが相変わらずマツダ嫌いを表明していて、「523dのエンジンはマツダを圧倒している!!」「だってコストが違いすぎるから!!」みたいなこと言ってます。まあ3年くらい前に別のブログで「日本を走るレベルにない!!」と批判を展開しましたからねーBMWの幹部もこれを読んでくれたのかな(笑)。BMWもメルセデスもマツダやPSAをベンチマークして静かなディーゼルエンジンを仕上げてきました。

  メルセデスなんて、先代Eクラスの直4ディーゼルが、Cクラスで改良されて、さらに新型Eクラスでさらに一気に改善されましたね。相当危機感あったみたいです。まともな感覚の評論家ならばマツダが引き起こした「ディーゼル革命」と賛辞を送るべきだと思うんですけどね・・・。それを毎度お馴染みの「日本車はコストの壁が・・・」みたいな余計なことを言ってせせら笑っておられます。斎藤さんはどうも好きになれないですね。毎度毎度マツダに恨み節をぶつけてます。もうマツダは新型アテンザでさらにスマートなディーゼルエンジンを作るしかないですね。

  さて何はともあれG30系5シリーズです。「スポーティ&ステータス」「ビジネス&プライベート」これ一台で縦横無人に活躍できるモデル。M5もしくは540i。あと欧州にはある530dという直6ディーゼルもいいみたいです。問題は・・・イニシャルコスト。いよいよ540iは1000万円。しかも3年乗ったら300万円に急落するのが見えています。レクサスLSでも同じくらい落ちるけどさ。GT-Rやポルシェ911なら700万円くらいは残るみたいです往年のファンがたくさんいるシリーズはやっぱり強いですね。カーメディアもあまり真面目に扱わなくなっているG30系・5シリーズですが、これからどう進化していくのか? カー・アンド・ドライバー5月号の岡崎宏司さんのレビューも中身空っぽだったなー。誰でもいいから真面目なG30系5シリーズのレビューを書いて!!沢村さん、小沢さん、渡辺敏史さん。

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↓740iの46000km走行で、なんと250万円 BMWの大型モデルは軒並み激安ですね。