2017年3月22日水曜日

スバルの新プラットフォームに0票って・・・。

  モーターファンイラストレーティッドの126号には、「MFI・テクノロジーof the year」という特集があったのですが、なんと!!スバルの「グローバル・プラットフォーム」が0ポイントです。トヨタの「KIROBO」でも1ポイントを獲得したのですけどね。KIROBOとはトヨタが開発した、車内でドライバーとコミニケーションを取るAIロボットで、現状では音声会話機能があるだけだとか。ナビのインターフェースとしての機能はないみたいです。それってクルマに関係あるのか?

  さらにトヨタのプリウス(AWD)用リア駆動モーターは4ポイントを獲得しています。これってコンパクトカーや軽自動車でも既に使われている技術じゃないの?トヨタもヴィッツでこれを使っていたんじゃ? 他にもなんだかわけわかんない技術がポイントを獲得しているのに、なんでスバルだけポイントが入らないのー? スバルが「世界最高レベル」を謳って作ったシャシーなんですけどねー。

  スバルが新型シャシーで目指したものは、おそらく欧州車が好きなカーメディアにはウケがいいだろう!!と思っていたのですが、どうも様子が変です。これまで散々に剛性の高いシャシーを絶賛してきたのがカーメディアだったはずです。そしてそれと同時に人気を博した軽量で気持ちよく走る日本製スポーツカーをことごとく「シャシーが甘い」と一刀両断してきました。餌食になったのはS13~15シルビア、RX7FD3S、MR-Sなどいずれも軽量でハンドリングを重視するマシンばかり。

  1800kgくらいある欧州のGTスポーツに比べれば、1000~1200kg程度の日本のスポーツカーのシャシーなんて剛性が足りなくて当たり前なんですけど、クルマの使用目的などお構いなしに「シャシーの剛性」を単純比較して読者を惑わす低次元なカーメディアをのさばらせてきたのは痛いですね。K沢さんやS水(和)さんがいうならわかるけど、F野さんやS村さんまで書いてますからね・・・。

  そしてスバルが欧州のGTスポーツを相手にしても遜色ないくらいのシャシーを作ってきたら・・・今度は全員で知らんぷりですか。まあスバルもまだインプレッサのみの展開で、しかももったいぶったようにインプレッサは自然吸気、ターボはWRX&レヴォーグと区別してますから、まだまだ欧州GTスポーツと比べて、このシャシーにどれだけのポテンシャルがあるかは不明です。レガシィ用の2.5Lや3.6Lの排気量が大きめの水平対向自然吸気エンジンを搭載するグレードを特別に作って、華々しくデビューした方がよかったのでは!?

  クルマ好きな人ってのは大抵はバカで、「馬力は関係ない!!」みたいなご都合主義な発言を好むくせに、無意識のうちにいいクルマだと思うのは馬力が大きいモデルだったりします。「馬力は関係ない!!」と言えるのは、あくまでクラス水準から見て軽量だと判断されるボデーを持ったクルマだけに許される褒め言葉です。欧州GTカーを名乗るようなクルマにはやはり排気量の大きめなユニットが似合います。新しく発売されたレクサスLCなどはその典型例だと思います。

  スバルも300psのターボエンジンを搭載して堂々のGTスポーツカーとして欧州でも絶大なる人気を誇りますが、200ps以上出る大排気量自然吸気、あるいはガソリンターボ、ディーゼルターボが欧州的なクルマの典型的なスペックだと考えると、現状では1.6Lや2L自然吸気しか積まないインプレッサは、シャシーのポテンシャルを十分に証明する機会をまだ得ていないんですね。

  マツダ・ロードスターやロータス・エリーゼみたいに軽いシャシーも、BMW・M3/M4やジャガーFタイプのような重いシャシーも、トヨタ86やポルシェ・ケイマンのような中間的なシャシーも、全てはクルマの性格と使い道に適合した設計にまとまっていれば「素晴らしい」クルマだと思います。市販されているスポーツカーの全てが「素晴らしい」とは限りませんが、少なくとも「シャシー剛性が低い」というだけで切り捨てるのはやめてほしいものです。

2017年3月15日水曜日

福野礼一郎さんは何が言いたかったのか?(ルボラン4月号)

  福野さんの「ルボラン」の連載といえば「比較三原則」ですが、4月号は珍しくイレギュラーな内容でした。当初はBMW7erとキャデラックCT6の比較を予定していたが、編集長の一声でケイマンとアウディTTになったとのことです。いつもズラズラと書いてあるNVHや操縦安定性などの細かい採点はなく、ひたすらに福野さんの直球なレビューが続きます。

  確かに7erとCT6の比較なんて一体誰得なんだろう・・・いくら福野さんが熱く語ったところで、ほとんどの読者はバスやトラックのレビューを読んでいるのと変わらないですから、編集長の差し替えも納得できます。福野さんがケイマンとアウディTTの批評!!これはクルマ好きなキッズもオッサンも「おお〜!!」と前のめりになるコンテンツのはず!!多くのルボラン読者が「今月はラッキーだ!!」と思ったのも束の間・・・え???な内容にびっくりしました。さすがは福野さんですね。ニヤリ。

  そりゃないっすよ福野さん!!確かに期待する方がバカなのかもしれないけどさ・・・庶民がかなりリアルに「夢見る」ケイマンですよ!!この衝撃は是非実際に読んで体感してほしいですし、ここではネタバレを防ぐために詳細は書きませんけど、ケイマンのレビューでここまでショッキングな内容は、他の凡百なライターでは絶対にありえないと思います。まさかこんな手法でポルシェとVWに中指を突き立てるなんて!!福野さん以外が書いたら速攻でお蔵入りですね・・・。

  果たして狙いはなんなのでしょうか?素人にはその真意はわかりません。水平対向エンジンを積んだスポーツモデルとして登場したトヨタ86/スバルBRZが、ポルシェケイマンを超えることを目指した!!みたいな触れ込みを受けて、このブログでもしばしばネタにさせてもらっている某ライターが、テストで好き勝手に言ってます。 この人は、とにかく結論ありきですから、動画を見るまでもなく、予想通りに「ケイマンとBRZではまだまだレベルが全然違うよー!!」と言う話なんですけども・・・。


  福野さんのレビューが絶対に正義というつもりはないですけども、清水さんと福野さんでは見ているものが全然違うんだなーということがわかります。清水さんはしばしば「二律背反」という言葉を使いますが、この動画の中でもポルシェがケイマンにおいて「魔法」を使って「二律背反」のジレンマから抜け出していると表現しています。それに対して福野さんの評価ではケイマンよりもアウディTTの中に「走り」と「乗り心地」の両立が見られる!!と断じています。思わず「清水さんは間違っている!!」と鬼の首を取ったような気分になりますが、ポルシェの「魔法」について他の人が語っているレビューを見たことがあるので、清水さんにも一理あるのだと思います。

  ポルシェ研究家で知られるポール=フレール(故人)は「乗り心地」と言う表現はしていなかったですし、Top Gearのクリス=ハリスもポルシェのレビューで「乗り心地」という概念を見たことはないのです。これはもしかして日本の評論家に特有の表現?じゃないかと思います。これが原因かどうかわかりませんが、ポルシェと日本人評論家の組み合わせはどうも相性が悪いですね。誰かが「911こそピュアスポーツ」だと言うと、他の誰かが「911の成り立ちはスポーツカーではない」とディスる。「最新のポルシェこそが最良」という建前に対して、唾を吐きかける化のように「997や991の瑕疵」を指摘する自称辛口が現れたり・・・。そしてまさかの全モデルターボ化に踏み切ったポルシェに対して、突如として口を塞ぎはじめ、「絶対評価」を下さないまま保留して、他の人の様子をうかがるチキンライターが多い・・・(偽物どもが!!)。

  なんだかアンタッチャブルな存在になってしまったポルシェ。これに対してガツンと鉄槌を下した初の日本人ライターが今回の福野さんかもしれないです。しかもドイツ車が大好きな読者ばかりの「ルボラン」で堂々とポルシェをディスるなんて・・・。ドイツ車への畏怖なんて全くない私が読んでも、非常にエキセントリックな内容でした!!けど今も福野さんの意図がハッキリとわかりません。ポルシェの神格化を否定する!!なんて素人ブログレベルの主張ではないと思いますが、「ポルシェ!!バイバイ!!」と時代の推移を保守的な読者に説いたわけでもなさそうです・・・。

  ケイマンなんて何も喋ることないです!!とばかりに、本校に全く関係ない車がポルシェを圧倒するほどの素晴らしさを持っている!!と延々と語っています!!(なんじゃこりゃ!?)。とにかくケイマンでもTTでもないドイツ車でもない車を大絶賛しています。しかも「ポルシェごとき」がどれだけ頑張ってもこのクルマを超えることはまず無理だろう!!というくらいのテンションが伝わってきます(熱いな!!)。よっぽど癪に触るポルシェユーザーがいて、そいつに対する単なる当てつけなのか!?そこまで疑ってしまうくらいに徹底的に見下されたケイマン・・・手頃な高級スポーツカーだと思ってたのになー。


2017年3月9日木曜日

西川淳さんがついにキレた!!プリウスに強烈批判を炸裂。

  トヨタに尻尾を振って「ザックス!!ザックス!!」を連呼する某ライターが、いろいろなメディアでコネを作って発言していたり、40.8km/Lという異次元のモード燃費を呈示してひたすらに「別格」であることを強調していたり・・・他にも色々ありますけど、知れば知るほど「トヨタって節操ないよなー」と、ちょっとネガティブな感情が湧いてきます。そしれコレ・・・プリウスって何なの!?

  素直にいいクルマだって認めますよ!!あれだけ大成功した先代プリウスの後を受けて出てくるクルマとしては100点満点じゃないですか? 先代が突っ込まれた欠点に対してことごとく逃げずに立ち向かってます。しかもここまで大胆に改良できるものなんですかね?成功にアグラをかくこともなく、これだけの仕事ができるのは世界に数あるメーカーの中でもトヨタだけじゃないでしょうか。なんか凄過ぎてムカつく!!(笑) これだけメカ的に優秀で、しかもなんだかイタリアのカロッツェリアが仕上げたみたいな奇抜なデザインですから、イタリアのスーパーカーが大好きな西川さんにとってはフラストレーションが溜まる展開だったようです。(ランボルギーニをパロったデザイン!?)

  ニューモデルマガジンXには、西川さんのコーナーが2つありますけど、一人でやっている京都まで往復で乗りました!!のコーナーでプリウス(の評価)が「火だるま」になっています。プリウスで高速道路を巡行しても意味ないよ!!ってのは結構当たり前のことなんですけども、HVがこれだけ普及してもなかなか世間では認知されていないようです。そもそもHVはエンジンもモーターもガソリンからエネルギーを調達しているわけなので、「何もしない」で燃費は良くはなりません。要は動き出しで有利なモータートルクと、回生ブレーキによる電力を貯蔵できるバッテリーが「積極的に」活用されれば他車より燃費が良くなる仕組みです。

  信号機がない高速道路ではとりあえすHVには何のメリットもないです。西川さんもそんなくだらない説明には紙面を割かずに、「プリウスで高速道路ってのは非常識なんですけどね・・・」ってさりげなく前置きしながらも、「世間の皆様はプリウスを高速で平気で使っているけど大丈夫!?」 プリウスは高速道路では燃費面でのアドバンテージがないだけでなく、徹底したバネ下の軽さが高速巡行では完全に裏目に出るんです。西川さんもその点に強烈に噛み付いてます。しかしその部分の軽量化ってプリウスに限った話ではなく、マツダもメルセデスもアウディもBMWも取り組んでいることでもあって、一部のカーメディアではしばしばメーカーの言い分をそのままにバネ下の軽量化を単純に「美点」として評価しちゃっているんですよ。マツダ、BMWは良いけど、プリウスはダメというのはいささか安易な結論な気もしますし、これにはいささかの「悪意」を感じなくもないです。

  ハイブリッドを使わないのに、相当レベルのモード燃費を出すようになったVWゴルフやBMW3erに関しても、かなりはっきりと同じ傾向(バネ下が軽い)が見られるのですが、比較的に新しいモデルになればなるほど足回りがスッカスカになって細かい凹凸を結構拾うようになってきてますね。西川さんも当然にそのことは承知しているわけで、プリウスのこの致命的な欠点をあげつらうのに、完全にチャラくなったVWやBMWを使うわけには行かない!!と非常に老獪な伏線を張っています。そしてプリウスをぶっ飛ばす為に、非常に高速巡航に適したモデルとして挙げているのが・・・ルノー・カングーです。フランスでは商用車の代表格として知られるクルマです。プリウスは両側スライドドアでルーフが高いカングーにも負けるぞ!!ってなかなかインパクトがある脅し文句です。

  カングーのFMCは2009年ですから、マツダやスバルが赤字で苦しむ前の年代であり、アルファロメオも中型車をいくつも持っていましたし、PSAも今より派手な車が多かった。アルファ・ブレラやプジョー・クーペ407なんていう悲運にも短命で終わったクルマがいくつもありました。ブレラもクーペ407も自然吸気エンジンが当たり前な世代で、メーカーごとにV6エンジンの仕上がりの違いが今よりもずっとわかりやすかったし、ミッションもMTのグレードがあるのが当たり前でした。ポルシェにPDKで乗るのは女性か老人だけ!!とか言われていた時代です。

  そんな古い設計年代の生き残りだからこそ、最新のプリウスとは真っ向から別の重厚感のある乗り味が、輸入車好きが「日本車には無い魅力」と堂々と言う根拠にもなっていました。そんな世代の輸入車をあえて持ち出してきて「正論」を振りかざす西川さんってとっても「誠実な人」なんだなーと思います。最新のVWやBMWに乗ってニヤニヤしているジジイライターとは中身が全然違う!!某同業者が言ってましたが、西川淳というライターは、業界内でもっともたくさんクルマを買って、実際に自分の腕で一台一台愛してきた「立派な人」なんだそうです。このレビュー読んでもなるほど!!その片鱗が伺えます。

  ゴルフ5が良かった!!ゴルフ6が良かった!!という人々の言い分もこの「西川レビュー」と同じと言っていいかもしれません。ゴルフ7になって確かに「転がり抵抗」と「ミッションのスムーズさ」に関しては改良されましたけども、軽量化によって「失ったもの」も大きかったです。少なくともゴルフ7がベストという人にはプリウスを批判する資格はないかなー。

  逆に現行で販売されているどのモデルなら「旧世代」を体感できるのか!? Cセグの古株といえばアルファロメオ・ジュリエッタ。軽量化もされてないし、燃費が稼げるミッションも積んでないので、日本市場のCセグでは競争力は低いとされていますが、「骨太」なところと「レトロでハイセンスなインパネ」を最大限に評価できる人ならば、大逆転でベストな1台になるかもしれません。

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  ニューモデルマガジンX 2017年 04 月号 [雑誌]

2017年3月1日水曜日

「e-POWERにふさわしいシャシーとサスを!!」と清水(和)さんは言うけどさ・・・。

  2016年を象徴するクルマであったはずの4代目プリウスでしたが、人気の一段落した下半期にちょろっと出て来たインプレッサに日本COTYをさらわれ、挙げ句の果てに月間ベースでのモデル別販売数で、これまでコンサバ過ぎて売る気が無かった(ように見えた)日産車が30年ぶりに首位を獲得(ゴーンの花道?)、あのプリウスが日産車に負けるなんて!!とまったく想像もしていなかった珍事も起こりました。年々モーターの駆動力が増している日本メーカーのHVですが、当然ながら斬新な走行性能を持つようになり、新型モデル群の中で光るモデル(一気に主役になるモデル)が増えています。

  日本車不作と言われた2016年ですが、プリウス(2015年発売)以外にも良質なHVがいくつか出てきました。ちょっと前まで「HVなんて要らねー」って思ってましたけど、試しに乗ってみたHVが片っ端から「これならアリかも!?」というくらいに完成度が高いのにはビックリ・・・。今ではDセグが欲しいなら「ホンダ・アコードHV」、Cセグなら「プリウス」、Bセグなら「ノートe-POWER」が自分用と家族用それぞれの候補になっています。これまた3大メーカーがうまくクラスを分け合っていますねー。クルマの価格が高いなーという昨今では、ありがたいくらいに3台ともお値段以上の価値を感じますし、なんだかんだ言っても非HVの他のモデルよりも新型モデルとして「プリミティブ」な要素が強いです。

  そんなこともあって、「アコードHV」「プリウス」「ノートe-POWER」に対して著しくネガティブなコメントを見かけると、一体どこの誰が書いているんだろう!?って思わずクレジットを見てしまいます。アコード(MC後)とプリウスに関しては、非常に好意的な内容が多いですねー。アコードはちょっと乗っただけでも、スカイライン、IS、3er、Cクラスに何ら引けをとらないどころか、静音性では圧勝のレベルにあることがわかるくらい。アテンザには手軽な価格で負けるかもしれないですが、スポーティ路線のアテンザとラグジュアリー路線のアコードで、現状では日本製セダンの2大スターと言っていいかもしれません。

  それが「ノートe-POWER」になると、結構言いたい放題なんですよねー。日産の悪口は読者から反発されることが少ないとでも思ってんのかなー(ゴーン体制は嫌われてたからなー)。ルノーの介入は今後減るとか、カルロス=ゴーンが退任して西川広人氏が社長に就任することが決定したりとか、日産も「あるべき姿」に戻ってきているのかもしれません。今年はシルビアを東京MSで発表するのでは!?というウワサもあります。さらにクルマユーザーの多くは女性だ!!ということで、女性の開発主査が活躍するメーカーとして知られています(ドイツやフランスでも珍しいのでは!?)。

  クルマ好きの「近視」にはトヨタの充実ぶりばかりが写るんですけども、トヨタがザックスダンパー!!とか言っている間に、日産は「e-POWER」と「プロパイロット」をリーズナブルな価格帯で発売してしまうという「クール」なコトをやってくれました。200万円のコンパクトカー、300万円のミニバンに世界最先端の機能!!やっぱり今どきはどれだけ多くの人を巻き込んで行けるか?が「ブランド力」という意味でも大きな価値を持つ時代です。多くのユーザーが買って満足するクルマ!!なんだかんだいってもそれが一番
「クール」なんじゃないか!?プリウス、アルファード、86こそがトヨタの「価値」だと思います。

  トヨタと日産それにホンダ(アコード、ヴェゼル、S660)、マツダ(CX5、アテンザ、ロードスター)、スバル(レヴォーグ)、スズキ(アルト、スイフト)は、北米、欧州中国のどこに持っていっても、とりあえず他の地域のクルマとは比較にならないくらいに素晴らしい出来映えですよ・・・。そんな超ハイレベルな日本メーカーの中でも、日本のユーザーから「このメーカーは特に仕立てが良い!!」と絶大なる安心感を持たれているのは、やっぱり日産じゃないかと思います。ウチのおふくろも、コンパクトカーを買うとしたら、日産が一番お上品に見えるからノートが良い!!と言っています。まあ・・・衝突安全基準などを見ると日産の手抜きが明らかにはなるんですけども。

  さて2016年末に発売されたモーターファン復活第5号で、清水和夫さんがノートe-POWERをレビューしているんですが、タイトルにあるような「決め台詞」を放り込んできました。いかにもベストカーなんかで見かけるアレです!! ノートの関係者には気の毒なことですが、特にBセグのどのモデルと比べて何が不足しているといった具体的な提示すらなく、筆者にとってはレビューを締めくくる軽い一言なつもりで、おそらくほぼ「無意識」なんだと思います。絶対に伝えたい大事なことならばもっと前段でしっかり書くべきですし。おそらく日産の開発者やこのクルマのユーザーに対する「配慮」という意識すらまったく無さそうですし、相手が日産なんだからこれくらいの「いじり」は当たり前だ!!・・・果たして全く同じことをメルセデスAクラスやBMW2erに対して言えるのでしょうか!?

  おそらくA180や218iよりもノートe-POWERに深く感銘を受けた人はそれなりにいると思います。いやいや「ノートe-POWER」の新しさに比べたら、A180や218iなんてさ0-100km/hは10秒以上かかる強烈なノロマでしかないし、同じようなコンパクトなファミリーカーで使われることを考えると、完成度においては不満がある内容で、よくノートe-POWERと同じ市場(同じ土俵)に立っていますね!?と不思議に思うレベルです

  そもそも清水さんが「これは単なるシリーズハイブリッドだ。」と、レビューの冒頭からノートe-POWERの先進性を全力で否定するところもやや不可解です。このノートe-POWERと同じようなクルマを、もしBMWやテスラが作ったらこのオッサンはどんなにはしゃぐでしょうか!?もしもそれらのモデルが250万円程度だったら、「これでアクアもフィットももうおしまいだ!!!」とかドヤ顔で言うんだろうな・・・実際にBMWが250万円で出したら売れちゃうでしょうけど。

  ちょっと前に発売された、550万円のBMWのレンジエクステンダー付きEVは「日本の自動車産業を大きく引き離す先見性!!」とか評しておいて(中身は日本のサプライヤーの技術なんですけど)、ノートe-POWERは「単なる(中国でも北米でも作れる)シリーズハイブリッドに過ぎない・・・。」さてこの露骨なまでの温度差はいったいどこから来るのか!?ちょっと前にテスラ・モデルXを見て世界の自動車産業の一大転換点にもっとも近い!!とか興奮気味に言ってましたっけ・・・。

  直接充電機能があるかどうか?(PHEVかどうか?)で「最先端」と「ありふれた技術」を大きく分けてしまう「クソみたいな手品」的レビューにまんまと引っ掛かって、日本メーカーは遅れている!!と騒ぐアホな還暦ジジイもそれなりにいるかもしれないですけどね・・・。若い世代にそんな理屈は通用しないですよ。ただ単に日本メーカーと日本車が嫌いで嫌いでしょうがない!!という個人的事情から発生した、無理やり過ぎる論理・・・。こういう面倒くさい輩のことを世間一般では「老害」と言うんです!!そろそろ引退されてはいかがですか!?




  

2017年2月22日水曜日

斎藤慎輔氏 やっぱりスバルには噛み付かない!?(ティーポ3月号)

  斎藤さんに限った話ではなく、どうやら多くのライターさんに同じような傾向が見られるので、ちょっとネタにさせて頂きました(笑)。フランス車・イタリア車を中心に扱うティーポという月刊誌で連載を持つ斎藤さんですが、1月号ではジャガーXEを、2月号ではプジョー208GTiを、それぞれK口Mなぶ氏のようなメーカーの靴を舐めるような絶賛レビューをぬるーく書いておられました。相手を見て辛口になる「雑魚」ライターとか言ってしまうと大変失礼ですが、この業界の売れっ子はそんなヤツばっかりです。もっとも好意的に解釈すれば、日本市場では微々たるシェアしか持たない両ブランドへの「大人の配慮」ってヤツなんでしょうね。ちょっとでも興味を持って読んでいるユーザー予備軍の気持ちを萎えさせないとても「上品な」文章ではありました。

  しかし「斎藤ファン」にとっては、あの沢村慎太朗さんみたいな「下衆過ぎる」内容のメーカーぶった切りが読みたい!!去年(2016年)はBMW116iとマツダロードスターを見事なまでに「バッサリ」と斬ったあの切れ味を再び見たいわけです。そして3月号に登場したのは!!なにやら期待が高まる「スバルBRZ」!!。これは〜何か起こるはず!!「トヨタのイヌ」「ザックスのイヌ」「ブレンボのイヌ」「ビルシュタインのイヌ」「ジャトコのイヌ」「アメリカのイヌ」・・・忠犬・フジヘビー。あらゆる良質な素材をまったく使いこなせていない!?とか「切り口」はいくらでもありそうだ!!相変わらずに「水平対抗」というプライドを誇らしげに掲げ、北米市場でも欧州市場でも高く評価されている群馬の「お星さま」の運命はいかに!?

  BRZというクルマはですね〜。イーロン・マスク(テスラCEO)をも上回るスケールで自動車業界に新たな波を巻き起こしている、トヨタのモリゾー社長の肝いり企画において、たまたまスバルに白羽の矢が当たり・・・といったストーリーの果てに生み出された「混血車」です。スバルのエゴとトヨタのエゴがクロスした結果として、「AWDはやらない」「ターボはやらない」「オープン化はやらない」といった徹底した保守路線が貫かれています。ただしコンパクトな水平対抗2L自然吸気(新開発)をシンプルなFRのスポーツカー専用シャシーに組み込んだ結果、V8ミッドシップのフェラーリ458と同じくらいの重量(1300kg)になってしまったという・・・とっても「不思議」なスポーツカーです。

  86/BRZに関してしばしば議論になるのは、「スポーツカー」としてストイックな存在に成り切れているのか!?ということなのですが、「リアシートがあるから不可」という思考停止モードが発動した結論は、もはやプロの評論家には許されないです(911より不純な2シーターの立場は!?)。素人目線で恐縮ですが、このクルマにはメーカーが「コスト」の壁に阻まれて消化不良(ノーマルのタイヤ銘柄、エンジン&ミッションの完成度など)な点と、意図的に「スペシャル感」を下げた点(インパネ、エクステリア前後のデザイン)が混在していて、そこに「ユーザーが仕上げるクルマ」というエクスキューズを用意しています。

  気合いの入ったユーザーならば、スバルの水平6気筒に換装したりターボ化を経て300psオーバーに仕上げることもできる車体(容量がある)ですし、純正&社外を含め日本でもっとも多くのアフターパーツが発売されている車種であることもまた事実です。「気に入らないところは自分で直してください!!(だから作り込みは控えています)」・・・これでは斎藤さんも何も言えないですねー。ロードスターの時みたいに「小物入れがないから困る!!」とか噛み付いたりはしないんですね。

  アフターで直すなら、FRのクラウンでも3erでもなんでもいいじゃん!!・・・というとそうでもないです。セダンでも車高調とバッケットシートで着座位置は誤魔化せるかもしれないですが、86/BRZは交差点一つ左折するだけで「普通車」との違いをハッキリと見せてくれます。あのチャラ過ぎるリア!!初めて試乗したときは「なんじゃこりゃ!!」って思いましたよ。マツダのロードスターよりも簡単に、かつダイナミックにスライドするので、これじゃあ・・・夜な夜な86を愉しむ「スベリ屋」が、街中でもクイックに左折して立ち上がっていきたくなる気持ちがわかる。「究極の左折マシン」。

  斎藤さんも褒めていらっしゃいますが、「商品企画」としては限りなく完璧に近いと思います(ユーザーのニーズにしっかり応えている!!代替車が無い!!)。日本車では頂点の「100点」。独断で点数を付けると「クラウン20点」「プリウス50点」「アルファード70点」「ノートe-POWER60点」「エクストレイル40点」「S660・95点」「ロードスター80点」くらいか!?。

  堅実な経営意識を持つトヨタが、スバルの利益を生まない稼働率低めの群馬のラインに目を付けて作らせた結果、スバルの魂の一つでもあったサンバーが消えてしまった(軽自動車から撤退)ため、トヨタの企画そのものを目の敵にするスバリストもいたとか・・・。あのトヨタが心からユーザーの為を思って新規でスポーツカーを作る!!なんていう夢見たいな「慈善事業」であっても一部のスバリストにとってはどうも癪に触るようで、私の弱小ブログにもいろいろ不満を申し立ててくる人もいました。もうあれから4年も経つんですね。

  さて下に藤島さんのレビュー動画を付けました。ザックス製ダンパーを備えた「BRZ・GT」というコンプリートモデル(仕上げるのが面倒な人向け?)です。斎藤さんの意見では「ザックスダンパーは意外にも(Sに比べて)フリクション感が大きい」「限界領域ではよく抑えがきく」と断じていて、藤島さんのコメント「路面をしっかり掴んでますね!!」とは真っ向から矛盾しちゃっています!!あちゃー。国沢光宏さんはずっと「ザックスは異次元にスゲー」ってバカの一つ覚えのように言っているので、誰か一発反論してほしいと思っていたところだったのでコレは良かったなー。異次元なのはアンタだ!!

  


 



2017年2月10日金曜日

スズキの新デザインは欧州メーカー出身者の仕業なんだってさ。(ニューモデルマガジンX3月号)

  スズキの新デザインがクルマ好きの間で話題になっています。もちろん大ヒットのハスラーでも新型スイフトでもなくて、なかなか「凝っている」と好評なのが、アルトとイグニスの2台です。どちらもとても印象的で、英国車MINI、ドイツ車ザ・ビートル、イタリア車フィアット500にも対抗できそうな、日本のスズキの新境地と言える個性的ながらもセンス良くまとまったエクステリアです。

  ダイハツがコペンを、ホンダがS660を作る中で、軽自動車最大手のスズキからの回答が「アルト」。最初から上級グレードありきのスポーティなデザインでベースモデルが発売するや否や、畳み掛けるように「ターボRS」「ワークス」を発売。やたらと重量が増えるCVTを降ろして、RSはDCTを、ワークスはMTを配置していて、驚きの軽量設計を実現したベース車のボデーと相まってRSもワークスも670kg。今や800~900kgが軽自動車の相場ですから、その軽さは解ると思いますが、パワーウエイトレシオで考えてもメルセデスC180やゴルフ・トレンドラインと同等以上の性能になります。

  走りでワクワクさせてくれる性能の裏付けがあってこそ、個性的なデザインが生きますね。力強いCピラーや塗装面が広く感じるサイドのデザインからは、いかにも堅牢なボデーであるかのようなオーラが漂っています。SUVブームという世の中の流れに上手く乗っかったハスラーも見事でしたが、「ザ正統派」といえる小型車デザインのお手本、小型自動車デザインの歴史の1ページとして永く記憶されるであろうアルトも素晴らしい。軽自動車の表現の幅ってこんなにも広かったんですね。

  もう1台のイグニスですが、普通車ナンバーのAセグという日本ではやや特殊な立ち位置で、最初から「カルト車」扱いなんですが、スズキはそんなことは承知の上で、街中では純正パーツとおぼしきスタイリッシュな足回りに身を包んだ個体をよく見かけます。特にもっとも地味な色の代名詞になっているグレー・シルバー系の発色がとてもキレイです(プレミアムシルバーメタリック)。販売台数が稼げる小型車なので8色+5色の2トーンと選択の幅が広く、原色が多くて案外選ぶのに困るマツダと違って、「アースカラー」が揃っている点も好感が持てます。ただし買うならシルバー1択かな?ってくらいにカッコいいですけど。

  マツダが作ればなんでも名車!!みたいな雰囲気ありますけど、スズキにも同じコトが言えるんじゃないですかね。これは日本車に対して辛口な自動車メディアにも徐々に認識されつつあるようで、ニューモデルマガジンXなどは、昨年の後半に某アラフィフライター3人による茶番コーナーでバレーノをボロクソに貶しておきながらも、ここ数ヶ月でのスズキに関連する記事はキモチワルいほどの絶賛の嵐になっています。新型スイフトなんて以前ならかなり厳しいコトを言われそうなツッコミどころ満載のデザインなんですけどね・・・。

  さてそんなニューモデルマガジンXですが、スズキ絶賛記事の合間にスポットで「変なプライド」を見せていました。原文のママ抜粋すると

「スズキはこのところデザインに見所がある。某海外メーカーにいた日本人がアルトとイグニスに関わったというもっぱらのウワサだが、それでも商品が良ければ構わない。」

  どうやらスズキの「確変デザイン」は完全に助っ人ドーピングによるもので、日本メーカーのデザインが進化したわけでは無い!!と言いたいらしいですね。輸入車が大好き過ぎてクルマの本質を見失っている(かのような)バブル世代に必死で迎合したんですかね。ドイツブランド大好き〜って感じのやたらと痛いライターが本能的に書きそうなことですね。

  そもそも今のドイツブランドのデザインの主流を成している2000年代のアウディのデザイン自体が、日産出身の日本人デザイナーによる「完全なる確変デザイン」なんですけどね・・・。その後にBMWがクリス・バングルをフィアットから引っ張ってきてチャラ付いて劣化が激しいデザインでとんでもないしくじりをしましたっけ。世の中そんなものなのに・・・何が「それでも商品が良ければ構わない」なんでしょうか?

  ちなみに御堀直嗣というオッサンライターが書いた「アウディの矜持」という単行本には、驚くべきことにアウディのイメージを決定的に変えた和田智というデザイナーの名前が一切書かれていません。日本的なものの関与を一切無視して、つねに自動車に関しては日本よりドイツが上なんだ!!という「不変の理」を何が起こっても保持しつづけることが、日本のドイツ車好きバブル世代の「矜持」ってことなんでしょうね・・・いやー天晴れです。ただし日本のクルマ好きはバカばっかりだと思われるのは心外なので、これからもブログでいちいち晒していきたいと思いますけどね・・・。



  

2017年1月24日火曜日

クルマプレイボーイとかいう雑誌で小沢コージさんがテキトーな仕事やってるよー。

  最初に言っておきますけど、小沢コージさんはわりと好きなライターの1人です。正直に言えばあの独特の軽いノリに関しては、当初から「なんだコイツは!?」と思ってましたけども、彼がさまざまな媒体で手掛けるレビューを10、20と読んでみて少しずつ気がついたのが、この人は自動車ライターの中では圧倒的に文章が上手いな!!ということです。雑誌レビューだろうが、WEBレビューだろうが、これが一旦読み始めると、途切れることなく最後まで読み切れるよどみの無い流れになっていることがほとんどです。これには毎度毎度が完全に計算しつくされた展開なんだなーと割と最近になって気がつきました。

  そんな小沢コージさんなんですが、年末に発売された「クルマプレイボーイ」というチャラい企画雑誌で、今回ばかりはいつもよりもずっと「ゆるーい仕事」をしています。これはさすがにツッコミどころが満載なので、とりあえず一通りはイジっておこうと思います。雑誌大手の集英社だけあって定価はうれしい480円!!それなのに豊田章男社長、マツダの藤原常務、水野さん(GT-R)、多田さん(トヨタ86)にスバリストにはおなじみの辰巳さんといった大物のインタビューが入っているなかなかのコスパを誇る豪華版です。

  その中で小沢コージさんが担当したのが、日本COTYを受賞したスバルの新型インプレッサの特集ページです。「クルマ・プレイボーイ」というクソガキ相手の企画といことで、読者層はそれほどクルマに詳しくないと思ったのか、まるで3年前の焼き直し記事のようにライバルのゴルフをかなり熱心にプッシュしています(ちゃんと仕事してくれー)。2013年に7代目がデビューして2014年まではあちらこちらで絶賛記事が飛び交っていたVWゴルフですが、2015年を境にタブーな存在になり、カーメディアの「暗黙の了解」となって久しいですが、今回その封印を打ち破る意図があったのかもしれませんが、小沢コージさんがなかなか「懐かしい」ことを書きなぐっています。

  ちょっと前のカーグラフィック誌上で行われたインプレッサの記事ではゴルフはまるで腫れ物に触るように「可もなく不可もなく」といった書かれ方をしていました。そもそも2013年の当初からこういう地味な扱いこそが欧州におけるゴルフの「堅実なイメージ」には合っていると思うので、カーメディアの変わり身の早さにとんでもない節操のなさを感じつつも、これはこれでカーメディアの健全化が進んだと喜んでいましたが、小沢コージさんはそれを逆流させます。久々に見た「絶対王者ゴルフ」という見出し・・・。これは3年前の一連のゴルフのプロモーションにおいても、東アジア(日中韓)のカーメディアだけで限定的に行われた書き方でして、とりあえずイギリスやドイツのカーメディアではまったくと言っていいほどに見られない表現なので、それを真に受けた日本のゴルフユーザーがやたらと勘違いしているのは痛々しい限りでした・・・。

  このブログでちょっと前に触れましたが、Cセグハッチバックに対して最も造形が深いと思われる森口将之さんは、新型インプレッサもVWゴルフもとてもじゃないがCセグの世界トップの器ではない!!とか仰ってました。これはこれで、日本のゴルフ信者とスバル信者を全員敵に回したなー。森口さんに言わせればマツダやプジョーの方が上だろ!!ってことなんでしょうけど、この2台のアドバンテージも実際のところはやや不明です。ひと昔前と比べれもどうもCセグ車は全体的にメーカーの気合が感じない設計になってしまいました。あえて一番頑張っているところを選定すると、それはボルボV40じゃないか!?

  さて単なる「焼き直し」でしかない小沢コージさんの記事のゴルフ絶賛部分ですが、よくよく読んでみると結構デタラメなことが書いてあります。まず無知なユーザーを欺くポイントとして、「ダウンサイジングターボとDCTの組み合わせは、高速ではハイブリッドをしのぐ総合力だ」とか書いてやがります。これ何年前の騙し文句だよ!!両角岳彦とかいう下劣なライターが以前にCVTに対するネガティブキャンペーンをやった時に使った手だな・・・。高速で燃費稼ぐなら自然吸気ガソリンにMTという低コストユニットで定速走行すればいくらでも伸びるって。そもそも「高速では」とかいう限定条件付きの燃費議論自体が不毛なんですけどね(こんなのクルマの初歩だろ!!)。

  私の弱小ブログにも感化された「アレ」な人がコメントよこしてくれましたけど、クルマの初歩すら分っていないなー、これはバカバカしいと思いつつ、失礼極まりない返事をしちゃいましたね。あれからもう3年くらい経つのか・・・。もう誰も両角さんみたいに「高速では」なんていう根本的に設定が間違っていて愚かな燃費議論なのに、それを自著で真顔で語る人なんてのはいなくなったと思ってましたが、よりによって小沢コージさんがいまさらにそれを蒸し返してくるなんて・・・。簡単に言ってしまうと、「動き出し」と「回生ブレーキ」が多用されて初めて真価が発揮されるのがハイブリッドですから、高速道路を定速走行したところでモーターの分だけ余計な重量増となっているハンデ状態でしかないです。これは小学生に説明しても十分に分ってもらえるレベルの話なんですけどね。「クルマ・プレイボーイ」だからっていくらなんでもナメ過ぎでしょ。

  さらに小沢コージさんはやらかします。ゴルフは輸入車で初めてユーロNCAPとJNCAP(日本)で5つ星を獲得したモデルだ!!と無意味なことをドヤ顔で書いています。とりあえず現行だけでなく先代以前からすでにマツダ、スバル、ホンダ、日産から発売されるグローバルCセグだったら「ユーロ」「J」「アメリカ」の全てのNCAPで5つ星を取らないと「事件勃発」ってレベルの話ですよ!!日本車では世界最先端の衝突安全基準を維持するなんて「当たり前」の話なんですけどね。しかもゴルフのJNCAPの得点は、プチバンのホンダフリードよりも低い水準です(プリウスの方がずっと上!!なレベル)。もしシビック、アクセラ、インプレッサ、アルメーラがこんな「失態」を抱えていたら、カーメディアがほっとかないでしょうね。間違いなく袋叩きにされると思うのですが、なぜかゴルフに対しては非常に優しい対応です。

  3年前はたまーに「ゴルフは安全」とか言ってくるわけわかんないコメントがいくつもありました。そしてその都度コピべのように「JNCAPでプリウス(先代)に完敗してますけど、このコメントはガチですか!?」と返信してました。なんでこんなクソみたいなクルマが「日本COTY」とか取っちゃうのか!?それ自体がまったく謎でしたが、この年の選考の際に多くの審査員に協力を求めて組織票を作った!!と自画自賛していたのが他でもない小沢コージさんでしたっけ・・・。冒頭に書いたように小沢コージさんは「ちゃんと仕事すれば」決して無能なライターさんでは無いと思うんですけどねー。動員「兵力」もまだまだ相当に持ってようですし・・・。