2019年8月29日木曜日

高給トヨタへのジェラシー・・・だけでは何も始まらない。

令和のオッサンは一味違う!?

「N-BOX買うくらいならVWゴルフを買え!!」
「アイシンAWのトルコンATは国内向け、国外向けで精度が違う!!」
「N-BOXもCX-5も落第点!!」
・・・などなど、えげつないくらいに国内メーカーに対して「ルサンチマン」全開の麻薬のような集団レビューを定期的に発信しているニューモデルマガジンXですけども、そんなカーメディア稼業もいよいよ潮時かも。読者層の多くはキャリアの限界に目処がついて、挙げ句の果てに国から2000万円の老後向け貯蓄まで推奨されてしまっては、もうカーメディアを読む目も虚ろになるよ。


久々に切れ味を見せた!?

彼らがターニングポイントを悟ったかどーかはわからないけど、最新号では割とまともな「自己主張」を展開していた。「新型Z4のホイールベースが短すぎる!!」という言い分の正当性なんて素人には全くわからないですけど、「直6エンジンを縦置きするFRのスポーツカー」と限定するならば、まあわからなくもないかも。「2470mm」という異例のホイールベース短縮で、歴代の王道スポーツカーの領域(ど真ん中?)に飛び込んできたスープラ&Z4は、トヨタの狂信的な役員や開発者連中が頭の中で設計しただけの「非スポーツカー」だと堂々と言ってのけた(全員が匿名はともかく・・・)。


オッサンはスポーツカーが好きだ

どーでもいいファミリーカーを彼らが集団匿名レビューすると、まあ仕方のないことだけど、匿名ゆえにプロ意識などあるはずもなく、とことん「やる気のなさ」を感じるだけだ。MAZDAやホンダのえげつないクオリティの新型モデルに接した時は、苦し紛れでアクロバティックな「とんでも論」を恥ずかしげもなく展開する。絶好調の二代目N-BOXにも、大成功の初代よりもさらに着実にレベルアップCX-5にもひねり出したイチャモンで、「星2つ」という激レアな落第点を付けていたけど、レビューの内容は全く支離滅裂だった。それに対して今回の新型Z4ははるかに元気がいい。リトラクタブルハードトップがなくなり、いよいよ日本市場にとって全くどーでもいいモデルになった新型Z4ゆえに日頃の鬱憤を晴らすかのように、BMWとトヨタだけでなく自動車業界全体に向けて機関銃をぶっ放している。間違いなく爆薬量はここ数年のこのコーナーでは最高レベルである・・・。


オッサンたちの薄ら寒い「都市伝説」

60歳くらいのオッサンたちが集まって「〇〇が素晴らしいってのは完全に都市伝説だよな!!」「そーだそーだ」と盛り上がっている光景は微笑ましいのだろうか!?肝心の〇〇に当てはまる今回出されたワードは・・・「直列6気筒」「ホイールベースが短いとよく曲がる」「50:50の前後重量配分」。3つのうち2つがビーエムとその無邪気なファンの顔面にクリティカルヒット!?なのかもしれないが、2000年以前に直6の安全性の欠点は広く知られているし(最近は改善したらしい)、過給や排気における瑕疵もたびたび指摘されてきた。50:50の前後重量配分にしてもその実効性は専門家によって疑問視されていたし、「安定したトラクション」という観点でビーエム車が他ブランドに違いを見せていた形跡はない。むしろ欠点が露呈するケースの方が多かった。


商業的に正しいこと

「直6」と「50:50」はビーエムのアイデンティティとして、無邪気なビーエムファンが得意げに口にする常套句であり、それを聞かされた周囲は彼の気分を害さないように微笑ましく見守りつつ、このオッサンは何もわかってないと内心ではバカにしていたはず。自動車評論ではとっくに使われなくなった「死語」でもある(センスが命の女性ライターはまず使わないな)。BMWは無邪気なファンの忠誠心を高め、所有欲を満たしてもらうために発信するメッセージ(標語)として使っているけど、ビーエム自身もそれが正しくないことは百も承知なんだろう。メルセデスやレクサスに対抗するブランディングメッセージとして、技術的ではなく商業的に効果があるので使い続けているだけだ。そんな手垢まみれのネタを今更に、暴露でもなんでもないレベルの話で盛り上がる還暦のオッサン達の社会的メタ認知は相変わらず危機的な状況だ。このオッサンたちも無邪気な読者へのクリティカルメッセージとして商業的に使っているという意味でビーエムと同罪だ。このレビュー自体が都市伝説と断定されても仕方ないよな・・・。


日本全体のメタ認知が危機的なのかもしれない

このオッサンたちの主張が間違っているというわけではない。このオッサンたちが不意打ちをかましていい気になっているビーエムが発信する「偽善的」なメッセージと同じようなレベルのコミュニケーションしかできていない構造が笑えると言っているだけだ。繰り返すけど間違っていると断言はしていない。そもそも日本においてマスメディアあるいは出版/ウェブを使って発信される情報の信用度はかつてないほど落ちている。例えば今年になって発売された野村証券エコノミスト・木内登英という人が書いた「世界経済、最後の審判」という本を読んで唖然とした。池上さんが子供向けに発信する「中国の影響力は脅威だ!!」くらいの結論しか出ていない。


劣化日本人の書く文章は眉唾だ(このブログも!!)

そればかりか本文の中で「トランプ政権になってからアメリカの財政出動が多くなり公債残高が急激に増えていて警戒水域にある」みたいなことが書いてある。今頃は筆者は赤っ恥だろう。MMT(モダン・マネタリー・セオリー)を持ち出すまでもなく、トランプ政権の強権的な財政出動は一定の理解が得られている。すでに日本も真似すべきだ!!という議論が各所から噴出しているし、FRB議長もわざわざ日本のために「消費増税を回避して財政出動を強行するために国債発行残高を増やせ」とありがたいコメントをしてくれている。野村証券の看板を背負ったエコノミストの単行本を毎日新聞出版が出しているわけだが、日本のエリートだと自認している連中でさえこれほどの失態(メタ認知の欠陥を晒す)を平気で犯してしまう。安易な決めつけは禁物だけども、木内さんが「本物のエリート」だとするならば「FRB議長の善意の警告」に対しても十分な反論を添えて、その上でトランプ批判を展開すべきだと思うが・・・。


自動車レビューなんてどーでもいい

ちょっと話が飛躍してしまったけども、ひと昔前にテレビで台本通りに神田うのが「国の借金を返すためにお札をたくさん発行すればいいじゃん」と発言すると、すかさず文化人気取りのそのまんま東だか宮崎哲也みたいな連中が「そんなことしたら戦後のドイツのようにハイパーインフレになるよ」とツッコミを入れるみたいなことがあったけど、現在では神田うのの発言が正しいのでは!?という時代に変わってきている。少なくともドイツのハイパーインフレは極度の供給不足によるものなので、慢性的な供給過多から起きるデフレに悩む現在の日本と同列に扱ってはいけない。内閣参与を務めた挙句、昨年末に増税反対で辞任した藤井聡氏などは自著で「平成の30年に起こったミスリード」について実際の金融政策の実効性を説明しているけど、平成の「政治」ってのは今更ながらアマチュアであり茶番だ。それでも藤井氏の反対表明も届かぬまま財務省主導の地獄の増税へと突き進む・・・平成の反省は生かされないのか!?


ビーエムは悪くない

国政を預かる指導者と官僚、あるいはエリートを自認するエコノミストやマスコミ関係者の「勘違い」「固定観念」「勉強不足」に振り回された悪夢の平成に比べれば、BMWに踊らされたオッサンたちの青春なんてそれほど悪いものではないだろう。平成とともに日本メーカーは世界で暴れ回り、他国のメーカーは次々に廃業したけども、日本メーカー無双の時代に、日本市場で一番活躍したのはビーエムじゃん。何も考えない日本のオッサン向けに作った標語「シルキーシックス」「50対50の重量配分」というお題目だけで、乗り切れるほど自動車産業は甘くない。バブルの青天井予算を使って作られたクレイジーな日本車と渡り合うだけの「秘伝」だか「核心的」だかな技術的アドバンテージはあっただろうし、免許取り立ての2000年くらいのBMW特にE39系は眩しかった!!


考えない平成人間・・・という標語が生まれる!?

BMWにとって大誤算だったのは、日本の自動車ライターのほとんどが、BMWが商業的に使っていた頭弱いユーザー向けの標語を真に受けてレビューを書くことだ。なぜ日本人ライターは考えることを放棄するのか!?全員がそうだとは思わない。けど結局のところは福野礼一郎と沢村慎太朗の2人だけだ。そしてこの2人のレビューからは他の何も考えないライターたちへの軽蔑一色に塗り固められた侮辱がしばしば登場する。決して楽しんで批判をしているわけではないし、自分は偉いんだ!!という意味はほとんどないだろう。自動車メディアの議論があまりに空虚で担う人々の能力不足はいかんともしがたいレベルである、この2人の同業者への批判の99%を占めるものは絶望感であり危機感であったはず。


日本のファンが失墜させた日本でのビーエムの価値

そして二人の危惧は現実のものになった。何も考えないカーメディアがミスリードした結果、標語レベルでしかビーエムを理解しない「愚人」がファンだと自称して私のゴミブログにまでコメントをよこす始末。あまりのステレオタイプさに、からかい半分に「直6」「50対50」がビーエムの真価ではないよ!!と何度呼びかけたことか・・・。平成の30年で労働所得が大きく落ち込んでいる日本で、ビーエムの現状は限りなく逆風だ。まさかX5があんな形で有名になるとは・・・。公道で見かけるX5のドライバーは大概はマナーが良い。ビーエムではX5が一番道を譲ってくれる(気がする)。一番最悪なのは5シリーズのユーザーかな!?


結論は出ない・・・

話を元に戻すと、今回のニューモデルマガジンXの新型Z4の集団匿名レビューは「歯切れがいい」という意味では良かったと思う。直6のFRスポーツカーなんてZ4とスープラしかないけどさ。同じく6つのシリンダーを縦に並べたFRならばフェラーリやアストンマーティンのV12モデルがあってそれぞれ2700〜2800mmくらいのホイールベースを使っている。ミッドV8のフェラーリが2400mm前後のホイールベースに収まっていたのは308/328GTB(1990年代)の話だ。360モデナですでに2600mmに達している。ただし360以降のミッドシップのフェラーリはスポーツカーとしての意義を大きく損なった!?とか言われている。その問題作360モデナに大きな影響を与えたとされるのがホンダの初代NSXなのは明白だ。


バカにせざるを得ない状況は辛い

ポルシェは現行の991が2450mmなのだけど、トヨタがBMWを説得する過程で「ポルシェの牙城に迫る」という甘言が含められていたのだろう。RRにがんじがらめの911シリーズに対して、同程度の四輪ディメンジョンを採用すれば互角以上の運動性能を引き出すことができる!!・・・てのがオッサン軍団が批判の矛先にしているトヨタの狂信的な幹部連中なんだそうだ。トヨタの言い分もわかる気がするし、オッサン連中の批判が間違いだと断定するつもりもない。・・・けど一つだけ言えることはタイトルにもある通り、レビュー全編に渡って、最初からごくごくよく知られたレベルの「都市伝説」認定の連発と、トヨタ幹部としてクルマを作っている連中に対する「みっともない僻み」が全くごまかせていない救いようのないコンテンツだ。自律神経が崩壊していて美的センスの欠如した文面には、今後のカーメディアに受け渡す貴重なバトンなどあるはずもない。最初から期待などしてないけど全く建設的ではない。ただただ振りかざした拳の空振り具合がいつもよりパワフルだな・・・って話。いやFRスポーツカーを考えるちょっとしたきっかけにはなったかも。







2019年7月25日木曜日

国沢光宏が「MAZDA3は日本製部品だからダメだ」みたいなこと言っているが・・・

 


国沢とは「林修」であり「池上彰」だ!!
 複数のカーメディア媒体で国沢光宏が書いている。話題先行のMAZDA3に乗ったけども、あちこちから『日本製部品のダメダメな雰囲気』が伝わってきて全然期待外れだった。デザインはともかく中身は完全に日本車味であることを承知の上で買うならいいと思うけど、とりあえず次期VWゴルフを待ってからじっくり選んてみた方がいいと思うよー。とりあえずMAZDA3は話題先行で冷静に見れば現行ゴルフのレベルにすら全然達してないから!!・・・とまあとっても老婆心に溢れた親切さと、相変わらずの歯切れの良さで、他の誰も言わないような強烈なことが並んでいてズバっと印象に残るレビューだ・・・。そりゃここまで「わかりやすい」結論をぶっこんでこれるなら評論家として人気も出るんだろーなー。自動車評論業界の「林修」「池上彰」って感じだな・・・。


日本製部品=悪!!
  やっぱり自動車評論の世界ではダントツのカリスマだけあって、他の凡人(福野礼一郎さんや水野和敏さんや牧野茂雄さんなど)のごちゃごちゃして読むのも一苦労な難解なレビューと全然違っていて論点が明確で新鮮だ。こんな単純でいいのか!?って気がしないでもないけど、それでファンがたくさん集まってクルマに関心が集まるのなら多少はデフォルメってのもアリだと思う。「日本製の部品を使えば乗り味は日本風になる!!」ってごくごく当たり前のことなんだけど、サプライヤーにすぐ忖度してしまう凡人の評論家にはなかなかマネできない。どこにも忖度しない(と自分で言っている)国沢光宏だからこそできる芸当。そしてクルマのこともよくわかってらっしゃるようだ・・・。


欧州メーカーが腐っていく・・・
  そりゃそーだよねー、日本製の部品を使っているクルマなんてやっぱり邪道だ。伝統の欧州メーカーなのにポリシーも何もなく、安易にトヨタグループのアイシンAW製のトルコンATを装備し、同じくトヨタグループのデンソーがエンジン開発に大きく関与しているボルボは2017&2018と2年連続で日本COTYを取ったけども販売台数は伸び悩んでいる。そのポテンシャルにも疑問が付き、凡人の福野礼一郎さんもその著書で「ブランド丸ごと全部ダメ!!」とまで徹底的に「論外」だと書いてるくらい。そこまで酷いとは思わなかったのでちょっとショック。


ほぼ全滅・・・
  アイシンAW製トルコンATはボルボ以外にもプジョー、シトロエン、MINI、BMWなど広く使われるようになっている。確かに使っているメーカーはどこも調子がイマイチかもしれない。わざわざ輸入車を買うために余分にカネを払っているんだから、ミッションが日本製だとやっぱりシラけちゃうかも。三菱重工から調達したターボチャージャーを長く使っているBMWもやはり同じく福野さんにボロクソに言われてた。同じく三菱ターボを使うアウディ、VWやIHIターボのメルセデスもだけど確かに全然ダメだ。凡人はハッキリと指摘できていなかったけど、原因はやっぱり「日本製の部品」なのかなー・・・。


日本製しか無いケースも・・・
  フェラーリやポルシェ911にも、BBSが富山県だけで作っている日本製アルミ鍛造ホイールなんか使っているから最近は良くないのかもな・・・ターボ化&電動化が一気に進んだようで、もはや日本メーカーの関与は避けられない状況。BMW・M5も装着されているLSDが栃木にあるGKNジャパン製だからか、全然クルマが話題にならなくて、全く売れてないみたいだ。独ボッシュのトルセンLSDはトヨタ系のジェイテクトに移管されてるから、AWD車は全部ダメってことなのかなー!?さらにトルコンATの心臓部となるトルクコンバーターの世界トップシェアは三重県のエクセディだから、メルセデスやBMWのAT車は全部ダメってことになる。なんだかなー・・・。


日本のサプライヤーが世界のクルマを破壊!?
  アルミボデーを真っ先に乗用車に取り入れたジャガーもジーテクトという日本のアルミ成型のサプライヤーと手を組んでいる。NSXの生産も海外に移管されてしまい、ホンダの系列アルミサプライヤーも海外進出を成功させないと厳しいようだ。GT-Rプロジェクトにも参画し、その名前が広く知れ渡っている曙ブレーキですら危機的状況だもんなー。アイシンAWやKYBなど欧州進出がかなり進んでいる日本のサプライヤーも出てきた。他のサプライヤーもどんどん進出すれば、輸入車はどんどん「日本風味」になってしまうんだろーな。もう十分に・・・な気もするけど。


国沢の真意
国沢光宏の主張はとってもわかりやすいのだろうけど、「日本製の部品を使ったらダメ」ってのはさすがにちょっとハードルが高すぎるんじゃないだろうか!?私のような何もわかっていないど素人でも疑問に思うくらいだから、おそらく多くの人が何らかの違和感を持っているだろう。・・・ん!?国沢光宏って人は、もしかしたらもうとっくに悟っているのかもしれない。このままでは日本のクルマ文化は終わる。カーメディアの仕事もなくなる。日本メーカーが作る何の変哲も無いモデルを、まともにレビューしたところで、人々はクルマやカーメディアに対してどんどん関心を失っていくだけだ。


議論をふっかけている
もっと議論を活発化させるために、誰かがピエロにならなければ・・・。そりゃ福野礼一郎、沢村慎太朗、水野和敏のような「天才」がもっとたくさんレビューを書けばいいのだけど、知性が爆発していて少々レビューが難解になっている。初心者にもわかりやすくて、ツッコミどころ満載で、人々がクルマの魅力についてあれこれ考えるキッカケを提供するのが、最も重要なカーメディアの仕事なのかもしれない。あからさまにMAZDA3に対して挑発的なレビューを執拗に書く国沢光宏の真意がわかった気がする。某大手メーカー主導の「反MAZDAステマプロジェクト」だと勝手に決めつけるの考えものだ。誰がこの前科一犯にそんなリスキーな仕事を頼む!?


何の疑問を持たないオッサンもいるようだが・・・
ちょっと乗るだけでも、MAZDAの極めて合理的な商品力アップが感じられる。ライバル関係はどーあれ、マツダにとってはかなり全力で振り切ったモデルなんだけども、そんな10年に1台レベルのモデルだからこそ、国沢光宏は多くの人にクルマに関心を持ってもらうチャンスとばかりにフルスイングでボコる。さすがに「日本製部品」は書いている本人も半笑いだろうけど。国沢の一世一代の「自演」レビューをそのまま真に受けて「国沢さんは大批判してた!!(からMAZDA3は売れない!!)」とヤフコメに書いてしまう救いようがないオッサンが結構いるのを見かけると、何とも言えない気分になる・・・。





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2019年7月17日水曜日

国沢光宏、鈴木直也、渡辺陽一郎 が口を揃えて「MAZDA3よりVWゴルフ」のカラクリ・・・







MAZDA3は素晴らしい「意味」を持っている
 別にMAZDA3が絶対的な存在とまでは全然思ってないですけども、日本市場向けのやっつけ感が満載な各ブランドのCセグの悲惨な現状を考えたら、もの凄く「前向き」なプロダクトだとは思う。先代のアクセラも含めての話だけども、果たして作っているメーカーの役員は自社のCセグを愛車に使おうと思うのだろうか!? クルマが好きな人々にとってのジャッジはシビアで、そのメーカーの役員がまず乗らないクルマ・・・という時点で、反応はかなり冷ややかになる、いや決定的かもしれない。プリウスという「実用車の鬼」に完全に市場をジャックされ、Cセグをリードしてきたシビックが9代目で日本から離脱した瞬間に日本におけるCセグの存在意義は無くなった。実用性で優位に立てずに、そのメーカーの偉い人も買わないクルマ・・・そんなクルマには価値などない。


どのCセグも超えられなかった壁を突き抜けた!?
MAZDA3は、そんなここ10年ほどのCセグが抱える本質的な欠陥に対して勇気を持って挑んだと思う。MAZDAの役員クラス、例えば前田さんとか藤原さんが乗っていても特に変じゃない。デザインも機能性においても、特に選ぶ人の人格を阻害しないレベルの仕上がりであるし、上級モデルではなくMAZDA3にスカイアクティブXを搭載してきた辺りもCセグに特別な意味を持たせようをいう熱い姿勢が伝わる。スカイX搭載モデルは、シビックtypeRやゴルフGTIとはまた違った世界観が与えられているはず。うまくいくかどうかはわからないけども、マツダがやろうとしている事はとてもよくわかるし、一言で片付ければとにかく「胸を張って乗れるCセグを作った!!」という事だと思う。レクサスCTやレクサスUXのなかなか侮れない存在感に近いかな!?


ライターとメーカーが協力する時代
MBという男性ファッションを発信するコーディネーターがいる。豊富な知識やキュレーションしたファッション情報をわかりやすく多忙なユーザーに伝える能力に優れ、Webページ、動画、単行本など様々なメディアを股にかけて活躍している。ご存知の方も多いと思うが、この人は日本最大のアパレルメーカーの製品を熱心に紹介することで有名だ。おそらくなんらかのアドバイザー契約が存在するのだろう。自動車ライターも大まかに言ってしまえばこのMB氏と同じような仕事だ。特にベストカーの国沢、渡辺、鈴木トリオは揃って同じ意味のことを書いていたりするので、3人合わせてのセット価格あるいはバーター契約なのかもしれない。


ゴリ押し合戦も楽しいかも
誰もが暇になればスマホを取り出して情報に触れる時代だから、MAZDAもニュースステーションでCMを流すのと同じくらい河口まなぶ氏に投資してウェブ広告にも力を入れている。自動車ライターそれぞれが契約しているメーカーの看板を背負って活動するってのも面白いかもしれない。MAZDA=河口、トヨタ&VW=国沢(バーターで渡辺&鈴木)。どっちが売れるのか!?MAZDA3とカローラスポーツ、CX-5と RAV4、CX-30とC-HR。MAZDAが躍進したら河口の勝ち、MAZDAがコケたら国沢の勝ち。


リテラシー
河口まなぶ氏のMAZDA3レビューのコメント欄には「提灯記事はいらねー」みたいなキツイことがたくさん書いてありますけど、読む側のリテラシーの問題だと思う。MB氏のファッション記事を読んでいても、実際にその商品の素材だったりデザインだったりを自分で総合的に判断できる能力がなければ、ウェブ記事なんて読めば読むほどカモにされるだろう。「今回はいいこと言ってるな」って時に大いに参考にしたりはするけども、書いてあることを片っ端から真に受けて、載っているアイテムを全部買ってしまう人は多少は痛い目に遭ってリテラシーを身につける勉強代にすべきだ。しかしMB氏の本に書いてある通りに服を揃えれば、どんなダサいオッサンでもかなりカッコよく見えるようになる。よっぽど頭髪や体型に問題がなければ・・・。


正直レビューは好感度が上がる
MBレビューは、某有名アパレルメーカーを思いっきりゴリ押ししてくるけども、書いてある内容はかなり誠実だ。河口まなぶ氏のレビューもこのMB氏に近いスタイルかも。マツダをとても誠実に褒めている。褒めるところが全くなかったら、この人はさすがに「ダメだ!!」って言うだろう。福野礼一郎、沢村慎太朗、水野和敏クラスの知性があれば、全く取り柄がないクルマでも、まるで開発者の真心がこもった素晴らしい設計であるかのように読者を洗脳するくらいのレトリックがあるけど、失礼ながら河口さんにそこまでの芸当はできない(と思う)。とにかくMB氏も河口氏もそれぞれが契約しているメーカーの製品の良さを比較的に素直に感じたままに表現していてとても好感が持てる。


正直になれない還暦
さて問題は国沢チームの方だ。自らが契約している(と思われる)トヨタやVWの製品を素直に褒めればいいじゃん。やることをはとてもシンプルなはずなんだけど、いちいち褒めるポイントをアレコレと考えるのが面倒なんだろう。別にトヨタやVWのクルマが欲しいわけでもないし、買う気もさらさらないだろう。それでもプロである、トヨタやVWを買うユーザーの気持ちになりきって、それぞれのクルマの良いところを感性の赴くままに書ききればいいだけの話なのだが、還暦にもなるとそんなレビューの基本すらできなくなるらしい。結果的にトヨタとVWが売れればいいわけで、その存在を脅かすメーカーを叩き潰すレビューを書く方が楽なんだろうな。


若手は賞賛レビュー、還暦は批判レビューが得意!?
国沢光宏はカートップとベストカーでかれこれ数ヶ月連続でMAZDAをディスり続けている。どうやらアンチMAZDAのカリスマになりたいようだ(独特のポジション見つけたな)。MB氏も河口氏もライバル社の製品をレビューで叩き潰すなんてことはまずしない。個人個人のコンプライアンス基準が違うからだろう。別に国沢、鈴木直也、渡辺陽一郎だけが他社を批判するレビューを書いているわけではなく、ニューモデルマガジンXでも同じようなオッサンライターが活躍中だ。こちらはまだMAZDA3への中傷を意図したレビューはないけど、度々VWを持ち上げるためにライバルとなる日本メーカー車を批判する手法を多用する。


国沢の策謀
「VW、国沢、日本メーカー批判」が揃うと、ちょっと前に騒がれた疑獄事件が思い出されるが、AJAJの尽力により真相は完全に闇の中だ。再びVWからの内密な依頼があるかのような雰囲気を出してはいるが、おそらく国沢の自作自演だと思われる。理由は2つあって、1つは黒い噂を完全に抹殺するためにワザと日本メーカーへの中傷レビューを書き、国沢は普段から日本メーカーには非常に辛口なスタンスなんだということをアピール。かつての「スズキ批判」疑惑は根も葉もないことで、中傷レビューは国沢にとって「通常運転」だとアピールしたいのだろう。


黒い交際
2つ目の理由は、VWも国沢にリスクが大きい仕事を再び頼むほど馬鹿じゃないと思うから。いずれにせよ今のフォルクスワーゲンが悪に手を染める可能性は低いだろう。おそらくトヨタはともかくVWと国沢の間に現在は「黒い交際」はないと思われる。それなのに再びベストカーで「MAZDA3はVWゴルフに及ばない!!」と宣言したのだろうか!?先月のカートップでは「MAZDA3とゴルフは文法が違うから比べる意義がない!!」と言っていたのに・・・。



脅迫されてる!?
ちょっと興味本意で国沢のブログを見てみた。ゴルフに全く勝てないと書いたベストカーの記事に、MAZDA3の予防安全装備はトヨタRAV4を上回っているとも書いていたが、その件でトヨタの担当者から大目玉を食らったらしい。どうやらこの還暦のオッサンは可哀想なことに、毎月多くの連載をこなしている間ずっとキンタマに拳銃を押し付けられているそうだ・・・。なんか不都合なことが起こればすぐに怖い人がやって来るらしい。そのブログのトップページには記事の内容を「2チャンネル」に転載したら刑事訴訟の対象になると脅し文句がある。かつてブログで過激なことを書いていた時代に何度となく2チャンネルで吊るされたけどさ、流れ込んできたDQNのブチギレコメントにマジレスするのは楽しかったな。ウェブや各種媒体で偉そうなこと書けば吊るされて仕方ないと思うが、このオッサンにはその覚悟すらないようだ・・・。


ちょっと怖いくらいに・・・
ちょっと話が逸れたけども、カートップで「文法が違う」と書いて暗にMAZDA3の優位を認めてしまった件で、VWの雇った反社会的気味なエージェンシーに前歯でも折られたのかな!?まるで何かに怯えるがごとく節操のない変わりぶりだ。自動車ライターも命がけだな。ちょっと引用させてもらうと

「マツダ3の走りはどうかといえば、期待し過ぎたせいか『ゴルフには及ばない』ということになります。具体的にいえば、エンジンの滑らかさなどゴルフのほうが圧倒的に質感高い。ボディの剛性感や乗り心地、ステアリングギアボックスの精度なども届いていない。日本製の部品を使っているため、このあたりはしかたないかもしれない。ハード面でいい勝負だと思ったのはシートとペダルの作り込みくらいでしょう。」


国沢に尻尾を掴まれた!?
いやー良かった。いつもの国沢節が戻ってきましたねー。あんまり嬉しいので今回だけはツッコミ&断罪は遠慮しておきましょう。手前味噌ながらこのブログの読者様であれば、国沢レビューの添削などいくらでもできるでしょうから。さてベストカーで一緒にコーナーをやっている鈴木直也と渡辺陽一郎も今回は同じようなこと書いてます。「MAZDA3を買うくらいならゴルフを買え!!もしくは次期ゴルフを待て!!」ってことらしい。鈴木はマツダが愛車だし、渡辺はマツダ関連のレビューで仕事を得ているのに、なんで国沢に同調、同期しているんだ!?って不思議に思うかもしれませんが、オッサンが不思議な行動をとる時は、だいたいカネ・・・おそらく2人とも国沢にカネでも借りてるんだろうな。




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ベストカー 2019年 8/10 号 [雑誌]


2019年7月11日木曜日

水野和敏✖️ホンダ・インサイト なにが逆鱗に触れた!?




「知性」による暴力
水野和敏、福野礼一郎、沢村慎太朗・・・知性溢れるオッサンライターってのはなんでこーも天邪鬼なんだろうか!?読者の期待通りに記事を書いてたまるか!!って感じの猛々しい自己顕示欲がそこには渦巻いている。カウンターパンチ的な設定でレビューを書くライターは他にも清水草一さんが、毎回ワザとらしくややこしい見解を無理強いしてくる。例えば「トヨタシエンタはフェラーリのライバルだ!!」とかさ・・・。


真摯に「暴言」を吐く
ただただギャグで記事を書いている清水草一さんとは違い、水野、福野、沢村クラスは、ファンも多く単行本を何冊も刊行しているのだから自らのブランドを一身に背負って一つ一つのレビューを書いている。その内容は、もはや単なるカリスマ・レビュアーの域を超えていて、工業製品を通して現代の価値観をあれこれと推し量る「現代思想家」に近いのかもしれない。その主張は世間には少々奇異に見えるものであっても、それを雄弁に示す根拠には膨大な知識が放り込まれていて、結論はまるで「新説」誕生!!業界の常識が変わる!!かのような大円団が用意されてたりする。国沢光宏、清水和夫、西川淳、渡辺陽一郎、鈴木直也・・・といった真面目なレビューがすでに書けなくなったジジイ連中は、場違い・見当違い・認識不足なレビューを乱発し、あまりの根拠のなさにしばしば1年後には真逆のことをヌケヌケと主張してたりするけど、そんなブレブレで「ライト」な連中の批判とは重みがまるで違う。


このレビューは何を示しているのだろう!?
そんな水野さんが久々に本気でファイトした!!ホンダ期待の新型インサイトに対してマウント馬乗りで何発も拳を振り下ろしている。ベストカー連載の「一刀両断」というコーナーでは、毎回ライバル関係の2台をレビューして100点満点で点数をつける。毎回どのクルマも85〜95点の間に収まるものばかりなんだけども、インサイトは79点!!このコーナーでおそらく初めてではないかと思われる70点台が出ている。何の意思表示なんだろうか!?最近のホンダが何か水野さんの逆鱗に触れるようなことをしただろうか!?


革新なきホンダは評価できない!?
日本の最後発メーカーながら、北米生産を最初に始めたり、80年代から欧州メーカーに対してその先進性で大いに注目される存在だった。ホンダプレリュードが4輪DWBで欧州上陸を果たさなければ、アウディもアルファロメオもとっくに淘汰されていた可能性が高い。初代NSXがなければ、フェラーリのクルマ作りが2000年頃を境に大きく変化することもなく、マクラーレン、ケーニグセグ、ブガティなどのスーパーカー・メーカーがグローバルで販売を開始・再開することもなかった!?


地味に世界を変え続けるアース・オブ・ドリーム
バブル期の伝説のホンダの活躍は確かだけども、巨大企業となった今では革新性が減っているという指摘もしばしばカーメディアで見かけるけども、今年になって日産&三菱やダイハツが相次いで投入した新型軽自動車の設計は、誰の目にもホンダN-BOXによって一新された軽自動車の新常識が多く盛り込まれている。ダイハツムーヴとスズキワゴンRの切磋琢磨によりあれだけ人気を誇ったリッターカーが瞬く間に駆逐され、新車販売の4割を占めるようになった軽の市場をホンダはあっさりと乗っ取った。


水野さんの真摯なホンダ論が聞きたい
昔も今もホンダはとにかくアグレッシブで、このメーカーの独走に続いて他の日本メーカーが進化を伴って追従する構図は変わっていない。水野さんを含め同時代に業界にいて開発を担当していた人ならば、嫌という程にホンダ車の研究をしたことだろう。そんな開発者の視点に立てば、この新型インサイトはホンダ車としては革新性に乏しく映るのだろう。ホンダだったらもっと大胆に業界の常識を書き換えていくだろうけども、インサイトは素人のクルマ好きがなんとなく持っていたイメージをなぞったようなクルマだと言えなくもない。3世代目のプレリュードやS2000が「95点」くらいだとしたら、新型インサイトは・・・実際のところ「79点」なのかもしれない。


ホイールデザインは盲点だな・・・
レビューを読んでみると冒頭からカムリとインサイトの純正ホイールデザインにダメ出し。デザインが嫌だったら誰でも簡単に(負担は結構あるけど)交換可能な部分のパーツから語り始めるとは・・・ユーザー感覚からかけ離れているところがとても水野さんらしい。福野&沢村の両名なら純正ホイールのデザインを車の価値にカウントはしないだろう。ホイールの次はフロントグリルのデザインについて言及。これまたかつてのライバル会社の製造上の弱点を十分に理解した上で、ほとんど嘲笑うように上から目線で(私の仕事では)「ありえない」を繰り返す。一応はトヨタだってホンダだってデザイン頑張っているんだからさ・・・。


水野さんだから成立するレビューではあるけど。
トヨタとホンダの日本でも売れそうなセダンを水野さんがレビュー・・・というシチュエーションが大間違いなのだろうか!?動力性能やハンドリングなどごくごく一般的なレビューでは、その肌感覚を立体的に言葉を駆使して説明するものだけど、最初から飽きずにスタイリングの細部の話がずっと続く(読者は飽きるが・・・)。あまりの酷評っぷりに、まるでトヨタとホンダがセダンを作るなんて100年早い!!くらいのことを言いたいのか!?それとも俺が作ったV35スカイラインに比べれば、こんなのセダンでもなんでもない!!ってことなのか!?批判されている項目(ホイールデザイン、ボンネットフードの形状、ボデーパーテーションの隙間など)を考えると、カムリ、インサイトだけでなく、クラウン、アコード、レガシィB4や日本で販売されている輸入ブランドのあらゆるセダンにも同様のイチャモンをつけようと思えばつけられる。


トヨタとホンダの差なのか!?
さすがにデザインだけの評価で点数をつけるわけにはいかないので、後半にわずかな字数で、どちらも乗り味やサスチューニングはいい感じにまとまっていると付け加えられている。それでも少々加速時に騒がしいインサイトに対してはハイブリッドシステムに瑕疵があるとのこと。なんとも不思議なバランスのレビューだ。前半のデザイン議論でホンダとトヨタを気持ちいいほどディスる。後半の動力性能は「まあいいんじゃないの!?」って感じで流す。インサイトのほうが指摘されるポイントが多かったけども、ズタボロのレビューの後に衝撃の結論。トヨタは「よくできました」の「91点」、ホンダは「もっとがんばりましょう」の「79点」・・・。もしかしたら侮辱されているのはトヨタの方かもしれない。今のところ日本のセダン好きの有力な選択肢はこの2台とアテンザ(MAZDA6に改名)なんだけどなー。





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2019年7月5日金曜日

渡辺陽一郎 は「潜在マツダアンチ」をアジる天才だな・・・


MAZDA3&スカイアクティブXに批判殺到!!
MAZDA3が乗り出し400万円 で売られるのはなんか不都合だろうか!? 400万円と言うのはMAZDA3の中の最上級モデルのAWD仕様での話であり、ベースグレードのスカイアクティブX搭載モデルなら乗り出し350万円くらいなんだが・・・。かなり旧式の三菱シャシーにごくごく普通なディーゼルエンジンを乗せて本体価格399万円のCセグが発売されたばかりなのに、なんでマツダだけ執拗にアジられるのだろうか!?


格はメーカーが自己責任で決めるもの・・・
他のブログでも書いたけど、スカイアクティブXの存在意義をまともに説明することなく、「値上げは嫌だねー・・・」って(MAZDAが嫌がるであろう)デフレマインドな記事を書くのがカーメディアの仕事なのだろうか!? カーメディアってのは「独特」の視点が提供できるから価値があると思うのだけど、この渡辺陽一郎さんのレビューは最初の数行を読んだら、いやタイトルだけどおおよその結論が見えてしまう。もっとも特別な結論なんて何もないのだけどさ。


MAZDAエンジンを語るの!?
マツダの第五世代のMZR、第六世代のスカイG、スカイD、スカイGターボ、第七世代のスカイアクティブX・・・これらがどんな狙いで開発されていて、世界の他のメーカーとの比較でどのポジションにあるのかの考察などすっ飛ばしている。なんの前提もなく「マツダの弱点はエンジン」といわれても肯定も否定もできない。マツダ自身が苦渋の選択をしているのだから「弱点」と言われる要素は確かにあるのだけど、ガソリンエンジンに関していえばどのメーカーも「弱点」を抱えている。


ーボ化・・・
自然吸気エンジンでは、今後の見通しもつかずにもうどうにもならないから、苦渋の決断でターボ化を断行するけど、そのメリットは排気量低減することで従来よりも燃費を稼ぐことだけである。すでに過度のEGR化でレスポンスが失われているターボエンジンが溢れているが、決してダウンサイジング化はユーザーの好みというわけではない。実際のところターボ化によってそのモデルの販売自体は決して伸びてはいない。渡辺陽一郎はまるで認識しないだろうけど、すでに行き詰まっているターボエンジンこそが各メーカーにとっての最大の「弱点」なんだよ。ポルシェだってBMWだってできることなら自然吸気のエンジンを積みたい・・・。


てのメーカーでエンジンは「弱点」
アメリカではアコードもカムリも自然吸気エンジンで販売されているが、トヨタもホンダもHV以外は日本市場に持ち込む勇気はない。日本市場で販売される中型車で堂々と自然吸気エンジンで販売しているのはマツダとスバルだけ。まあカーメディア的にはこの2つのメーカーが「世界から遅れていて」「欧州メーカーが進んでいる」と結論しておいた方が色々都合がいいのはわかる。しかしマツダやスバルの2.5L自然吸気エンジンに対して、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲンの2Lターボにアドバンテージがあると言えるだろうか!?結局のところ自然吸気とターボはトレードオフの関係に過ぎない。どのメーカーもその因果からなかなか抜け出せない。メルセデス、BMW、アウディ、スバル、マツダ、レクサス、ホンダ、日産・・・主要13ブランドどこを見てもエンジンに大満足というユーザーはほとんどいない。


カイアクティブXとは・・・
自然吸気派(スバル、マツダ)もターボ派(欧州メーカー、ホンダ)もそれぞれに悩んでいる。ディーゼル、HV、ピュアEVへの転向が明らかにメリットが多いと認められるならば、既存メーカーの全ては雪崩のようにそちらへ進んでいくだろうが、それぞれに欠点を抱えている。ガソリンエンジンの魅力をそのままに、ジレンマのようなトレードオフを抜け出して、「ブレークスルー」を目指したユニットは思いの外に出てこない。欧州メーカーのエンジン開発技術が本当に優れているのなら、日本メーカーが過去に作ってライセンス化しているガソリンターボ、ディーゼル、HVとは違うユニットがとっくに出てきてもいいだろうに・・・。


ツダの開発者の気持ちを一ミリでも汲んだか!?
渡辺陽一郎の「MAZDA3&スカイアクティブXは乗り出し400万円!?」レビューのヤフコメ欄に寄せられているコメントの中には「開発者の自己満足」と言った聞き捨てならない内容のものもあった。マツダの全てのエンジンをスカイアクティブXにするわけではないのだから、メチャクチャな言い分だ。少なくともマツダは散々に悩み抜いてきたガソリンエンジンの「トレードオフ」問題を一気に超越する飛び道具としてスカイアクティブXに期待をかけている。トヨタや日産は真似しないかもしれないが、レスポンス重視のマツダのクルマ作りとの相性が良いことが市販化の決め手だろう。マツダとはどういうメーカーなのか!?スカイアクティブXの狙いは何か!?考えてみる気があれば素人でも結論は出せると思うが・・・「自己満足」と言い切る連中には相手を思いやる余裕ってのがないんだろうな。50歳過ぎたオッサンが嘆かわしいことだ・・・。


ルマも満足に語れないオッサンだけにはなるな!!
(クルマには興味あるけど)クルマをまともに語ることができない・・・そんなオッサンはダサい。渡辺陽一郎や国沢光宏と同じくらいダサい。物理も化学も工学もクルマの歴史もわかっていないゴミクズみたいなオッサンのレビューやコメントは、社会全体がこれまでもこれからも積み上げていく「価値」そのものを少なからず陳腐化させるだろう。社会全体が正しい価値を理解できなければ、その分たくさんの不経済が生み出される。社会は決して完全なものではないけども、国連の環境開発サミットなどは、より多くの社会に向けて「不経済」な部分を無くしていくことを求めている。つまりより良い社会を作るためには、渡辺陽一郎の「単なるデフレマインドな消費者の代弁」レビューなどは抹殺した方がいいと思う。そこのコメント欄で同意して盛り上がっているゴミクズも一緒に。


ーメディアは浄化されるべきだ・・・
70年代80年代にはホンダのエンジンに対して言われのない中傷が繰り返された。本当に優れたエンジン技術を社会全体が認めることを嫌がる勢力がいた。欧州メーカーのディーゼルエンジンに瑕疵がある。VWのガソリンターボに瑕疵がある。都市部でダウンサイジングターボで渋滞を繰り返していれば燃費はどんどん悪くなるし、汚い物質はたくさん出る。そういう不経済を見て見ぬふりをしてきたのがカーメディアではなかったか!?VWのディーゼル事件で多くのカーメディアが反省したはずだが、それからまだ年月が経っていないのに渡辺陽一郎や国沢光宏のレビューにはあらゆるミスリードが組み込まれていて唖然とうする。この2人も清水和夫のように糾弾してカーメディアから追放してしまいたいと思わずにはいられない・・・。

<合わせてお読みください・関連記事>
「MAZDA3&スカイアクティブX を今からディスる気が早過ぎる人々・・・」






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2019年7月1日月曜日

VWポロの1.5Lターボは 余裕で30km/L走っちゃいますよー!!・・・・というステマ




1.5Lターボは日本のハイブリッドを超えている!?
このブログでも度々ネタにさせてもらっている、ニューモデルマガジンXの匿名オッサン軍団による(とされる)座談レビューが特集を組んでいたが、次世代VWを担う1.5Lターボが異次元の性能らしい。第一弾として日本市場に導入されたVWポロRラインの1.5Lターボの燃費が「このレビューによると」とてもすごいことになっていて、モーターなんて積んでなくてもT社やH社のハイブリッドを軽く蹴散らすのに十分過ぎるんだってさ・・・。


どんなカラクリなんだろう!?
そのまま抜粋すると「時速100km前後だと走行抵抗が低い平坦路では間違いなく2気筒で走行できます。その状態の2名乗車で燃費表示は30km/L付近の数字が表示されます。」・・・おー!!これは素晴らしい!!プリウスの高速道路100km/h巡行だと25km/Lくらいって言われているから軽く圧倒しちゃうようだ。そりゃ100km/h巡行ならばプリウスでもエンジンの一番美味しいところ(燃費の目玉)を回して走るモードになるのだから、余計なバッテリーとモーターが付いていないポロRラインの方が有利なのかもしれない。それにしてもトヨタの熱効率30%以上を誇るユニットを、ターボ過給で超えてしまう1.5Levoって一体どんな仕組みなんだ!?


事実なら常識は覆るが・・・
トヨタが厳選した軽量化素材を惜しみなく投入したプリウスに最新型のハイブリッドシステムを乗せていても、VWが低コストで世界中に売りまくっている1.5Lターボにごくごく旧型のDCTを組み合わせただけのユニットにあっさり負けてしまう・・・これは事件だ!!C-HRでもカローラスポーツでも1.2Lターボよりも圧倒的に燃費&走りが良いとされるのが1.8Lハイブリッドなんだけども、「そんなヒエラルキーはトヨタの茶番に過ぎない!!」とばかりに、VW陣営は全ての常識と塗り替えようとしている。もしこのレビューの内容に偽りがなければ、ハイブリッドでもディーゼルでもなく、最良のエンジンはライトサイジングされたガソリンターボってことになる。


残念な構図
トヨタのCVTに対して、基本構造は直結でありシフトチェンジさえなければ伝達効率で優位に立てるVWのDCTを使っているのだから、高速道路をハイギアードで巡行するには、やはりアウトバーンの国のクルマが優位なんだろうけど、なんでこのレビューはもっと「確信的」にポロの優位について決定的な書き方をしないのだろう!?プリウスとポロのボデーや重量を考えても、トヨタのハイブリッド技術の「闇」を暴く意味で非常に重要な着眼点だと思うのだが、どうやら座談しているオッサンたちが、最初から「フォルクスワーゲンではトヨタには勝てない」と思い込んじゃっているんだろうな。このレビューが世の中に影響を与えるのか!?胡散臭さしか出てない。VWももっと科学的に頭のキレるライターに依頼すべきだったのでは!?



ハッキリ書けないややこしい関係
なんとも言えないタマムシ色のレビュー。300万円前後の価格帯で買うなら「ポロRライン」と「プリウス」のどっちを買うべきか!?という設定もリアリティがある。この2台を比較しちゃうとちょっと不都合な点がある。まさかのボデー剛性はプリウスの勝ちだけど、燃費ではポロの勝ちという双方のブランドイメージを裏切る着地点が見え隠れする。プリウスは20km/L、30km/L、40km/L、50km/L・・・と新世代になるに従って見違えるように燃費がよくなることをユーザーは期待していたはず。しかし現在の社長はそんなプリウスに課せられていた期待とミッションをあっさり方針転換してしまった。ボデー骨格がしっかりしていて、ドアを閉じるフィーリングまで良くなった現行プリウスに市場は少々困惑気味かもしれない。



ポロの迷走
2世代前までは世界のBセグの頂点はVWポロだった(福野礼一郎氏の評価)。Bセグを真面目に作ることになんの意味があるのか!?とリッターカー全盛時代の日本メーカーは安かろう悪かろうな姿勢はあったけども、最小限の4輪の地位が軽自動車へ移るに従って、ポロにかぶる路線を志向し始めた。ユーザーはVWポロに対して、他の日本車を突き放してさらにBセグの限界を超える質感を要求したのだけども、そんな無茶な期待から逃れるように先代からやや迷走をはじめ、現行でも1.5Lターボが登場するまでは、少々厳しい意見のレビューが目立つモデルだった。端的に言ってしまえばユーザーはVWに「中古車市場で10年20年と愛されるビンテージ感」を求めていたのだけど、現行モデルの作り込み加減はそんな期待にまるで逆行している。


中古車市場が評価しなくなったドイツ車
車体の各所にこだわりが感じられ、中古車市場でも案外に長い年月を通して盛り上がりそうな現行プリウスと、まるで使い捨て品質となっているポロは、とうとう立場が逆転してしまったかもしれない。VWポロに限らず、2010年代になってドイツ車には中古車市場から完全無視されそうなモデルが増えている。先代の直4ターボのEクラスやBMW523iなどは中古車市場では信じられないほど値段がつかない。他にも2シリーズATやAクラスなど2010年代のドイツ車はユーザーの期待をただただ裏切ってしまったモデルがたくさんある。とにかく手触りが悪いんだよなー・・・エンジンの吹けとか。



これはステマなのか!?
このニューモデルマガジンXのレビューが何を目的に書いているのか!?その狙いがイマイチ判別できない。エージェントから「トヨタのHVより燃費が良いかのように誤認させるレビューを書いてくれ!!」とオーダーされているのかな!? 実際にはプリウスの実燃費は高速でも街乗りでもあまり変わらずに25km/L前後は出るのだから、高速ではまだしも、VWが苦手としている街乗り燃費ではおそらく歯が立たないだろう。それでもこのレビューは街中でも20km/Lいきます!!みたいなことを書いてます。CVT&1.5Lターボのシビックでは13km/Lがせいぜいだと思うけど、このレビューが本当だったらちょっと衝撃的ではある。


なぜ詐欺をわかるように書くのか!?
「高速道路で30km/Lの燃費表示」というエピソードもよく読めばどこにもアクセルオン状態とは書いていない。このポロのポテンシャルを考えれば、高速道路限定でプリウス超えと言われても安易に否定できない信ぴょう性があるのだけど、もしVWのステマとして企画されていて、実際に平均燃費でプリウスを超えているのであれば、もっと堂々とハッキリ書くべきじゃないか!?という気がする。なんでこんなに曖昧なんだ!?ちなみにアクセルオフで高速道路で滑走しているだけならば、旧型の2ガソリン車でも瞬間燃費で軽く30km/L以上の表示が出るけど・・・。もしかしたらVWを買いかぶり過ぎたかもしれない。このタマムシ色レビューが真実を語ってしまっている。このレビュアーのオッサンたちの狙いは、これを読んで「ポロの燃費はスゲー!!」と読者の多くに誤認させることなんだろうな・・・と断定するしかない。有罪。





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福野礼一郎のクルマ評論3
「VWポロ・旧来のクルマ好き同好会基準ならこんなもんボロカスだ。」

2019年6月25日火曜日

岡崎五朗 ✖️ メルセデスAクラス 「カーメディアのお手本」


カーメディアのお手本!!素晴らしい!!
 なんかとても素朴で良いレビューに思える。変にバイアスが効いたゴリ押し感もないし、おそらく岡崎五朗さんが心から良いと思っているんだろなー・・・という様子が伝わってくる。一人のカモ読者として、もしかしたらすっかり騙されているのかもしれないが、ここまで実直に「Aクラス・ディーゼル」の完成度の高さを語り尽くくれれば、このクルマをもう一度よく見てみようという気になる。最後まで読み終えて、もう一度目を通すレビューなんて滅多にないのだけど、あまりに力説で論点も多岐にわたっている。ここまでコミットしたレビューは最近少なくなったよな。さすがにこれを読まされればAクラスの印象にも多少なりとも変化があり、ちょっと欲しくなってたりするから不思議。カーメディアの力はまだまだ侮れないなー。


メルセデスの伝統に挑む
「アンチよよく聞け!!」と熱く語りかける。確かにFFシャシーを使うAクラスとその派生モデルはメルセデスの伝統のフォーマットではないかもしれないけども、この新型で4世代目となったAクラスの足取りを辿ってみれば、このシリーズこそが直近の20年のメルセデスで最もめざましく進歩していることがわかる。もしこのままのペースで弛まぬ進化を続けたならば、次の5代目かその次の6代目くらいで、あっさりCクラスを追い越していくかもしれない。とりあえず販売台数ではすでにAクラスとその派生モデルの方が上であり、大いに営業利益に貢献している。


Aクラスとディーゼルによるケミカル
3代目(先代)や4代目(新型)でもすでにCクラスより優れている点がいくつかある。例えば三菱譲りでよく効く制動力だったり。FFの利点を生かしたNVHだったり。確かにメルセデスらしからぬフワフワとしたハンドリング(つまり軽い)や、制御感が希薄なアクセルペダル(つまり軽い)は、Aクラスへの悪い評価を決定づける要因だと思うのだけども、今回2Lディーゼルの搭載(モデルの日本導入)によって、この双璧を為す欠点があまり気にならなくなるのはなんとなく予想できる。仕様の変更がクルマのトータルバランスに大きくプラスに作用することがたまにあるけど、このA200dもメルセデスにとってはブランド内の価値観を揺り動かしてしまうくらいのモデルになるかもしれない。


価格設定もいい感じ!?
先代からAクラスには高性能バージョンは存在した。A45AMGは約700万円の価格設定で300ps越えのスーパースポーツ級性能がウケて結構人気があったようだ。その下に位置するのがA250シュボルトというAWD版のゴルフGTIみたいなグレード。ドイツ車にとってAWDは格好の値上げ対象なので、かなり強気の約500万円の設定。しかし同時期に同じかそれ以下の価格で買えるWRX・S4とスカイライン350GTが発売だったため、全く話題にならず・・・。確かに完成度が低かった。スイスイ走るCセグではあるけど、これからってところで一気にしぼむガソリンターボで500万円はちょっと違う気がした。


新型ディーゼル
そんな経緯を経てMBUXの配備など付加価値を高めたまま価格はほぼ先代の据え置きとなる新型Aクラスに、399万円という価格設定で2Lディーゼルターボが搭載された。エクストレイルに使っていたルノー日産のディーゼルではなく、C / Eクラスなどで使われるOM654を横置きにしたもの。メルセデスではガソリンに続きディーゼルでも直6(OM656)が登場したけども、ボア✖︎ピッチが同じモジュラーの直4版がこのOM654。先代のメルセデスのディーゼルはV6も直4(2.2L)も鋳鉄ブロックだったが、OM654、656からアルミ合金ブロックに変わった。2007〜2009年頃に欧州でディーゼルブームが始まりBMW、マツダ、ホンダはいち早くアルミ合金へ、メルセデス、日産、トヨタ、マセラティのディーゼルは鋳鉄を選択してきたけど、この変更はどーなんでしょうか!?



もっと語ろう!!
ボルボ、ジャガー&ランドローバーがフォードから独立し、相次いで独自の新型エンジンを開発してアルミ合金を当然のように選択しているので、いよいよ鋳鉄ブロックは少なくなってきた。時代の趨勢はすでにアルミ合金にあるのだろうけど、「俺は鋳鉄が好きだからプジョー508を買う!!」みたいな頭のオカシイくらいのクルマ好きがもっと増えれば、自動車メーカーもやりがいを感じるんじゃないですかね。その下地になるのは、やはりカーメディアの人間が単なるメーカーの技術的な「スポークスマン代行」ではなく、独自のキャラクターでクルマ愛を爆発させる必要があるんじゃないかと思う。


もっと過激に・・・
数年前に他のブログで「自然吸気エンジン」の素晴らしさを語っていたら、「ターボ化はもう待ったなしなんだ!!その凝り固まった頭をどーにかしろ!!」みたいなコメントをよこすアホがいた(下のリンクからどうぞ)。VWが問題を起こすずっと前の話だったわけですけども、ガソリンターボ車って結局のところ街乗りだろうが山岳路だろうが相性が悪いわけですよ。思い通りのタイミングで加速できないですし、すぐにへバりますし。平坦な高速道路が主戦場だと思いますよ。それすらわからない、クルマをまともに味わえないヤツがクルマブログなんて読んでも面白いはずないじゃん・・・と思うけど。

「新型アクセラはメルセデス新型Aクラスのような『駄作』ではないと信じています」(注意:6年前の記事です)


メルセデスも頑張ってます
鋳鉄からアルミ合金への流れは、Aクラスのようなブランド内での小型モデルにとっては歓迎すべきことなのだろう。MBUX、新型エンジン(ガソリン、ディーゼル共に)だけでなく、ミッションまで新開発で8速化したDCTが使われている。メルセデスがAクラスに対して決して中途半端な気持ちで取り組んでいないってのがわかる。MAZDA3の初期モデルはガソリンもディーゼルもミッションもとりあえず「お下がり」を使っていることを考えると、もう少しカーメディア全体からメルセデスへの労いの賞賛があってもいいと思うのだが・・・。


↓年内にセダンも日本導入!?




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