ミニ・クラブマンが「ベスト・ミニ」だって?(ニューモデルマガジンX3月号)
もう「この雑誌」にいちいちツッコムのはやめておこう! と毎回毎回思うのですけども、2016年3月号(1月26日発売)の「覆面」は久々にどでかい「釣り」を仕込んできたので、ちょっと衝動にかられて・・・。昨年の後半あたりから、「ミニ・クラブマン」というヤンチャなイメージばかりが先行する異端な(邪道な)ミニの派生車のプロモーションが目につきます。実際にミニブランドは3代目が日本でコケていて苦戦中なので、「こだわり」などあっさり捨てて「商用車」のようなゆるいボディのミニに賭けているようですね。しかし現実にこのクラスでクルマを考えている人にとっては、価格(350万くらい)など関係なしに「完全スルー」したくなるような、醜悪なアウトロー感を放っています。
実はこのクルマは同じく2016年3月号(2月1日発売)のカーグラフィック(CG)でも、新型プリウスのガチ・ライバルとして「巻頭特集」に登場します。先にCGの特集について触れておきますと、「プリウス」「アクセラXD」「ミニ・クラブマン(1.5L直3ターボ)」の3台が招集されており、一体誰がこのキャスティングボードを握っていたのか?を考えさせるところ(おそらくトヨタ)から既に面白いです!! 順当に考えるとトヨタからCGへ相当な「協賛金」が拠出されていて、いわゆる「提灯記事」に分類される内容なのかもしれないですけど、去年までは絶対に考えられない「3ショット」だったことを考えると、この「まったく違和感がなくなった!」という肌感覚で、新型プリウスの実力が相当上がったことが伝わってきます。
そもそも「トヨタ」に「マツダ」と「BMW」ですから、トヨタを中心とした友好関係(協業関係)にある3メーカーの「出来レース」ともいえます(インプレッサは仲間ハズレ?)。特集ページの中に見開きのとても見事な写真がありまして、左からプリウス、ミニクラブマン、アクセラの順で正面向いて並走している構図なんですが、なんだか3世代の新幹線が並んでいるようにも見えます。ちょっと例えが古いですけど、プリウスが300系、ミニクラブマンが0系、アクセラが100系に・・・特にライトの雰囲気が似てませんか? これこそがトヨタが自信を持ってOKした写真なんでしょうね。新型プリウスは、エクステリアデザインにおいても、これまで評価が高かったミニやアクセラと互角以上に並び立つ存在になったことを印象づけています。もうダサいとは言わせない!?
CGは「雰囲気」で乗るクルマが嫌いなようで、特にミニブランドに対してはやや厳しい姿勢がしばしば見られるので、ちょっとバイアスがかかっているかな?という気もします。その一方で、輸入車に対しては一貫して激甘なのがニューモデルマガジンX(NMMX)で、一般ユーザーからは無視され、CGからは完全に噛ませ犬扱いのミニ・クラブマンに対しても徹底した温情査定を下しています。・・・素人が口出すことじゃないと思うのですけど、ミニのホイールベースを伸ばすことに何ら意味があるのでしょうか?
そもそも最終評価が「☆4つ」のクルマなのに褒めるポイントがほとんど無く、どうやら誌面に対して字数が著しく足りなくなったようで、挙げ句の果てはリメイクで稼ぐビジネスモデルがどうだ!とか、全く無関係なベントレーやロールスのSUVの話など、こんな一般論をわざわざ「覆面」で語り合う必要があるのか?といった内容が続きます。さらにこのコーナーの定番中の定番となっている「アイシンAW」トークも炸裂します(もうこの話は何回目でしょうか?)。これからもボルボ、ミニ、シトロエン・・・etcなどアイシンAW採用車が登場する度に繰り返されるんでしょうね。簡単に触れておくと、アイシンAW(トヨタ系列)はトヨタ向けと輸入車向けでは全く別のミッションを設計していて、トヨタ(レクサス)向けは退屈極まりないけど、輸入車向けのものは良くできている!という・・・いかにもなオチです。実際に設計が違うのでしょうけど、どう考えてもミニよりもレクサスISの方がミッションは好印象だったけどな・・・さらに言うとZF8ATよりアイシンAW6ATの方がBMW の2L直4ターボエンジンとの相性いいと思います。
話を整理すると、今回のNMMXは・・・
①ミニで一番邪道と思われるクラブマンを「ベスト・ミニ」と称したクレイジーがいた!
②何ら良さを伝えるエピソードは無いのに「☆4つ」の怪!
というトホホなミステイクを犯しつつも、さらに最悪だなと思うのが、
③☆4つのクルマを上から目線でただの「安物」扱い!!!
覆面とはいえ、訳知り顔のクソジジイ連中からこんな言われようでは、
誰もユーザーになりませんよ!!!
「タイヤだけでストロークさせているようなゴム感の乏しさ」(BMW本家もその兆候)
「操舵感は先代ミニのほうが良かった」(だってホイールベース長いし・・・)
なんかミニの本質を否定されたような気が・・・
「ミニの中ではいちばんお買い得で融通の利くクルマだ」
クソジジイはアルファードにでも乗ってろ!
批判ばっかりじゃあんまりなので・・・ちょっと付け加えますと、
もっと「カーメディア」はクルマに関する「夢」を語るべきなんだと思います。
いつしか金持ちの道楽の車を小バカにするカーメディアが増えてしまいました。
どんなクルマにだって必ず心躍らせて開発したエンジニアがいて、デザイナーがいて、
彼らが想像したそのクルマの青写真には笑顔のユーザーがいるはずなんです。
そんな当たり前のイメージを共有することすらできない、カーメディアは
ハッキリ言って「ゴミ」ですね。
クソジジイも20年前ならば、もっとクルマへの率直な夢とかあったと思うのですけど、
還暦にもなって「デートカー」について語るなんてできないですよね。
だから・・・さっさと身を引いて若い連中に書かせればいいと思うのです。
「若い連中はクルマになんて興味がない!」だって?
そう思うならば、間違ってもジジイしか読者がいない雑誌で、
「ミニ・クラブマン」なんて取り上げてはダメですよ。
還暦でこんなクルマに乗っているジジイはハッキリ言ってみっともないから!
リンク
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実はこのクルマは同じく2016年3月号(2月1日発売)のカーグラフィック(CG)でも、新型プリウスのガチ・ライバルとして「巻頭特集」に登場します。先にCGの特集について触れておきますと、「プリウス」「アクセラXD」「ミニ・クラブマン(1.5L直3ターボ)」の3台が招集されており、一体誰がこのキャスティングボードを握っていたのか?を考えさせるところ(おそらくトヨタ)から既に面白いです!! 順当に考えるとトヨタからCGへ相当な「協賛金」が拠出されていて、いわゆる「提灯記事」に分類される内容なのかもしれないですけど、去年までは絶対に考えられない「3ショット」だったことを考えると、この「まったく違和感がなくなった!」という肌感覚で、新型プリウスの実力が相当上がったことが伝わってきます。
そもそも「トヨタ」に「マツダ」と「BMW」ですから、トヨタを中心とした友好関係(協業関係)にある3メーカーの「出来レース」ともいえます(インプレッサは仲間ハズレ?)。特集ページの中に見開きのとても見事な写真がありまして、左からプリウス、ミニクラブマン、アクセラの順で正面向いて並走している構図なんですが、なんだか3世代の新幹線が並んでいるようにも見えます。ちょっと例えが古いですけど、プリウスが300系、ミニクラブマンが0系、アクセラが100系に・・・特にライトの雰囲気が似てませんか? これこそがトヨタが自信を持ってOKした写真なんでしょうね。新型プリウスは、エクステリアデザインにおいても、これまで評価が高かったミニやアクセラと互角以上に並び立つ存在になったことを印象づけています。もうダサいとは言わせない!?
CGは「雰囲気」で乗るクルマが嫌いなようで、特にミニブランドに対してはやや厳しい姿勢がしばしば見られるので、ちょっとバイアスがかかっているかな?という気もします。その一方で、輸入車に対しては一貫して激甘なのがニューモデルマガジンX(NMMX)で、一般ユーザーからは無視され、CGからは完全に噛ませ犬扱いのミニ・クラブマンに対しても徹底した温情査定を下しています。・・・素人が口出すことじゃないと思うのですけど、ミニのホイールベースを伸ばすことに何ら意味があるのでしょうか?
そもそも最終評価が「☆4つ」のクルマなのに褒めるポイントがほとんど無く、どうやら誌面に対して字数が著しく足りなくなったようで、挙げ句の果てはリメイクで稼ぐビジネスモデルがどうだ!とか、全く無関係なベントレーやロールスのSUVの話など、こんな一般論をわざわざ「覆面」で語り合う必要があるのか?といった内容が続きます。さらにこのコーナーの定番中の定番となっている「アイシンAW」トークも炸裂します(もうこの話は何回目でしょうか?)。これからもボルボ、ミニ、シトロエン・・・etcなどアイシンAW採用車が登場する度に繰り返されるんでしょうね。簡単に触れておくと、アイシンAW(トヨタ系列)はトヨタ向けと輸入車向けでは全く別のミッションを設計していて、トヨタ(レクサス)向けは退屈極まりないけど、輸入車向けのものは良くできている!という・・・いかにもなオチです。実際に設計が違うのでしょうけど、どう考えてもミニよりもレクサスISの方がミッションは好印象だったけどな・・・さらに言うとZF8ATよりアイシンAW6ATの方がBMW の2L直4ターボエンジンとの相性いいと思います。
話を整理すると、今回のNMMXは・・・
①ミニで一番邪道と思われるクラブマンを「ベスト・ミニ」と称したクレイジーがいた!
②何ら良さを伝えるエピソードは無いのに「☆4つ」の怪!
というトホホなミステイクを犯しつつも、さらに最悪だなと思うのが、
③☆4つのクルマを上から目線でただの「安物」扱い!!!
覆面とはいえ、訳知り顔のクソジジイ連中からこんな言われようでは、
誰もユーザーになりませんよ!!!
「タイヤだけでストロークさせているようなゴム感の乏しさ」(BMW本家もその兆候)
「操舵感は先代ミニのほうが良かった」(だってホイールベース長いし・・・)
なんかミニの本質を否定されたような気が・・・
「ミニの中ではいちばんお買い得で融通の利くクルマだ」
クソジジイはアルファードにでも乗ってろ!
批判ばっかりじゃあんまりなので・・・ちょっと付け加えますと、
もっと「カーメディア」はクルマに関する「夢」を語るべきなんだと思います。
いつしか金持ちの道楽の車を小バカにするカーメディアが増えてしまいました。
どんなクルマにだって必ず心躍らせて開発したエンジニアがいて、デザイナーがいて、
彼らが想像したそのクルマの青写真には笑顔のユーザーがいるはずなんです。
そんな当たり前のイメージを共有することすらできない、カーメディアは
ハッキリ言って「ゴミ」ですね。
クソジジイも20年前ならば、もっとクルマへの率直な夢とかあったと思うのですけど、
還暦にもなって「デートカー」について語るなんてできないですよね。
だから・・・さっさと身を引いて若い連中に書かせればいいと思うのです。
「若い連中はクルマになんて興味がない!」だって?
そう思うならば、間違ってもジジイしか読者がいない雑誌で、
「ミニ・クラブマン」なんて取り上げてはダメですよ。
還暦でこんなクルマに乗っているジジイはハッキリ言ってみっともないから!
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