2017年9月15日金曜日

「日本車の原価はホント安い!!」ってマガジンXが・・・。

  いきなり引用です・・・『身も蓋もない話になるけど、日本車の原価は本当に安い。べつにプレミアムカーだけを売っているわけでもないのに、欧米メーカーに比べて売上高営業利益率がこれだけ高いというのは、いかにコストをケチっているかということだよ』

  ほー・・・安いということは、日本車は低品質な部品で作られている!!もっとコストをかけろ!!と言いたいのだろうか!? サプライヤー幹部の心の叫びだとしたら理解できるけど、そうじゃないとしたらこの発言者は、牧野茂雄著「ニホン車のレシピ」でも読んだ方がいい。それでも「実際に安いものは安い!!」って開き直るかもしれないけどさ。その低品質だという部品で作られたニホン車に、USNCAPでもJNCAPでも全く歯が立たない輸入車ブランドってなんなの!?素材は高級だけど作るのが超絶に下手なの!?

  ドイツ車のエンジンは50万円。日本車のエンジンは5万円。・・・とか具体的な数字が出ているわけではなく、還暦の覆面ライターが『インプレッサXV』の座談会レビューで呟いた一言です。その根拠は・・・クルマは安いのにあんな利益率が出るわけない!!だってさ。ここ数年10%超を叩き出しているスバルの利益率を差してるんだろうけど、日本車ってそんなに安いですか?ドイツでは3シリーズとレヴォーグの価格(約30000ユーロ)はほぼ同じくらいですが・・・。

  アメリカでBMW・M3を買えば500万円くらいですが、タイでシビックtypeRを買うと900万円もします。ブラジルでのトヨタ・カローラの価格や、スイスでのインプレッサAWDの価格などいくらでも例外的な価格設定を行う例はあります。そもそも欧州で6000ユーロ程度(70万円)でクルマを売っているのはもっぱら地元メーカーだろ!!いくら還暦前後のオッサンライターといえどもこの辺の知識が欠けているはずもなく、意図的に情報操作が推定されます。どうも信用ならない奴らだなー。

  確かに事実をそのまま書いても(年配の)読者は盛り上がらないですから、輸入車が好きな読者向けのパフォーマンスなんでしょうけども、まっとうなカーメディアを装って書くならば、素人のブログで叩かれることも覚悟すべき。とにかくニューモデルマガジンXの覆面座談会は「?」ってことが毎回のように出てきます。

  別にM3の方がシビックtypeRより安いケースもあるよ!!ってことではなくて、要は「価格」ってのは市場によって当然にばらつきがあるものだけど、なぜにニューモデルマガジンXのライターは「日本車の原価はホントに安い!!」と執拗に書くのだろうか!?

  まあ実際に日本メーカー各社が使う部品は安いのだと思います。それは決して性能が悪いからではなくて、価格競争が激しく行われているから。カーメディアは誰も言わないですけども、メルセデスやVWに使われている部品の多くはトヨタが提示する基準を
満たせていないと言われています。

  世界で一番厳格な基準を用意するから、トヨタ車は品質において世界の頂点に立つことができるわけです。噂によるとマツダ、スバル、ホンダではOKな部品でもしばしばトヨタの基準はクリアできないらしい。20万キロを余裕で走りぬくトヨタエンジンは決して偶然ではないのです。

  ニューモデルマガジンXのライターが言うように、確かに額面ではニホン車の原価が安い!?と受け取れるケースもあるでしょう。だから間違いではない!!と本人は開き直るかもしれない!!そしてこの記事を読んだ全ての人が、実際にニホン車の原価が安くでも、素材が悪いわけでもなく高品質なクルマを作っていることは間違いない!!と認識して笑い話で済んでいるなら、これをネタにした私は「お門違い」だと認めます。

  しかし一人でもこれを読んで、「ニホン車なんて原価安いからなー、燃費以外は全然ダメだね!!」なんて呟く人がいるならば、やはりニューモデルマガジンXへの抗議を含め、日本のクルマ好きの「良識」をブログを通じて発信すべきだなーと思う次第でございます。


  

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