2018年2月10日土曜日

なぜ他車のレビューでわざわざVWゴルフに言及するのか!? 斎藤俊輔レビューに大いに疑問

  ぼくはスバルのインプレッサが大好きです。スバルは新しいプラットフォームを開発してインプレッサに使っています。スバルが偉いところは、まだまだ欧州メーカーに劣っているということをしっかりと認めて、それに追いつけるようなシャシーを作ったことです。まだまだVWゴルフには及ばないですけども、スバルはこれから頑張って欲しいと思いました。

この人はインプレッサなんて眼中にない!?
  ティーポ3月号の斎藤レビューを要約するとこんな感じ。小学校の道徳の授業じゃねーんだぞ。「謙虚」だけじゃ飯は食えない。VWにクルマの性能で勝てなかったらもう終わりじゃん。スバルの規模を考えるとゴルフに勝てないインプレッサなんて資本主義経済ではほぼ存在価値なし。別にスバルはVWに対して卑屈になっているわけではないと思うのですけども・・・。

スバルは一体どこの市場でVWに負けているのか!?
  どーでもいいですけど、2013年にVWの7代目ゴルフが登場して、まだVWにディーゼル問題が噴出してシェアが激減するずっと前の段階までの北米市場で、スバルとVWに何が起こったのか、プロの評論家がわかっていなかったとは言わせない。2012年にはVWの半分だったスバルの北米シェアが、わずかの間で急成長を遂げてあっという間に立場が完全に逆転したんだけどな・・・。

日本車の記事でゴルフを褒めるとお金がもらえるシステムはやめろ!!
  相変わらず日本車のレビューでわざわざVWゴルフに言及したがる『古事記&狼少年』なライターがいるんですね。「VWゴルフ=高性能』というプロパガンダ広告はもう東アジアの盲目過ぎるユーザーにも通用しなくなってきていて、お隣の韓国ではVWの価値はとっくにメッキはハゲてしまっているというのに、中国と日本はまだまだきな臭い感じが漂っているようですね。まあVWゴルフに乗って「これは最高!!」とか「これは神!!」とか感動できる程度の(福野礼一郎氏程度の)感性の持ち主なら、非常にコスパはいいのかもしれませんけど・・・。

SGPはMQBをベンチマークしているって本当なの!?
  スバルは公式HP上で、新型プラットフォーム(SGP)に関して「欧州車の頂点を超える」みたいな意気込みを語っておられましたが、これがカーメディアのオッサン達によって恣意的に「欧州車」が「VW車」に改ざんされています。スバルの開発者が「VWを意識している」と語ったと報道するものもありますが、真相はどーなんでしょうか!?私の推測ではスバルは違う欧州メーカーの設計を強く意識していると思うのですが。それはボルボでもPSAでもないです。そう!!あのメーカーです。

そもそもVWとMQBってのはさ・・・
  スバルがどの欧州メーカーを意識しているかなんてどーでもいいですけども、それが仮にVW だったとしても、そのVWのMQBとやらは、果たして欧州の設計と胸を張って言えるだけの造りをしているのか!? 1974年にドイツ車としては異例のタイミングで横置きFF設計の初代VWゴルフが誕生しました。日本のカーメディアでは事実関係を明らかにするのはタブーになっているようですが、初代ゴルフは、サンクというルノー最大のヒット車をパクるところからその歴史は始まりました。

VWゴルフはすでに競り負けているんだが・・・
  1980年代にCセグのFF車がすでに普及していた某国(非欧州国)で、サス形式を4輪独立懸架にするムーブメントが起こりました。それによる走りの改善は凄まじいものがあって、1990年代に入ると某国のメーカーと提携していた英ローバーや欧州フォードの業績も良くなります。特にフォード・フォーカスは突然変異のように欧州に出現した特装サスペンションを提げてVWゴルフからセグメントトップの座を奪い取ります。

ドイツ自動車産業の本質はパクリ
  2003年に5世代目へとFMCしたVWゴルフは、その次の6世代目と並んで歴代ゴルフで最もハイレベルと言われていますが、その走りは先代と比べて劇的に改善しました。その背景には、これも日本のカーメディアが頑として口にしないですけども、フォードの技術者をごっそり引き抜いてその設計をコピーしたと囁かれています。VWは昔から少々倫理観が乏しいメーカーだったんですね。いやいやドイツ流の積極性は業界では有名な話で、どのドイツメーカーも本質はハゲタカ野郎。ポルシェだって元々はパクリから始まっていて、最初はずっと訴訟沙汰の連続だったって話です。

スバルにとってVWのクルマ作りは参考にならない
  つまり現状のVWゴルフの設計の根幹は欧州フォードに技術を供与した某国(非欧州国)によるアイディアが大きいです。自動車業界なら誰でも知っている話ですし、スバルの幹部だって当然に知っているはず。故に80年代90年代の技術のまま風化した設計のVWを今更にライバル視なんてしていないでしょう。もし本気でスバルがMQBを攻略するならば、まずは旧型スバルシャシーの弱点である「縦置きエンジンでFF車を作る」ことから生まれる看過できない『メカニカル・ロス』を根本的に改善することを考えるはずで、必然的に横置きエンジンを選択するべきだと思うのですが・・・。

僭越ながら、日本車を語る素養を持っていないライターが多過ぎる件
  斎藤慎輔さんに言いたい。もっと日本メーカーの設計思想を丁寧に汲んであげてよ!!ジジイのふりして『日本車には詳しくないけどさー』ってテンションでレビュー書くのは自由だけど、さすがにあんまりとぼけてると叩かれても仕方ないよな。今回のスバルの件でもどのカーメディアもあまり本気で考えていないみたいですが、これ結構大きな決断だと思うんですよ。

なぜスバルはリア優勢のAWDを作ったのか!?
  旧型シャシーを使用していた最晩年にスバルは、レヴォーグ2.0&WRX・S4という新しい試みをしたのですが、すでに3つもあるAWDシステムのどれも使わずに、新しいAWDシステムを投入しました。その狙いはリアに大きなトルクを流すことで実現したスバルによるFR化構想です。そしてタイミングから判断するに、これはあくまで予測ですが、どうやら86/BRZの開発によってスバルの設計思想に大きな変化が生じたのだと思います。

スバルが狙っているのは日産やBMWの世界観
  ラリー用のAWD開発においてはトラクション重視の設計が求められるので前輪にトルクを多く配分した設計が当たり前でした。しかし旧型インプレッサのシャシーを使ったFR車BRZができてみると、そのハンドリングの良さこそが、新たにスバルが追求する「付加価値」にうまくマッチすると判断したのだと思います。そしてその先に何があるか!?リアに多くトルク配分を行う縦置きエンジンのスポーツセダンへと進化することで、それはR35GT-Rであったり、AWD化したM5のようなスーパースポーツ級のGTカーへとステージが上がる。

スバルがスーパースポーツへの道筋をつけるためのSGP
  スバルがいう「動的質感」で世界最高の水準というのは、600psの次元でいかにエンジンに負けないシャシーを実現できるか!?にあるんじゃないかと思うのです。「動的質感」って、150ps程度の通常モデルを形容するにはあまりにも大げさな表現です。それに対して違和感もなく、スバルはVWを目標にしていると安易に結論づける報奨金目当てのセコいレビューが氾濫している。この斎藤みたいなクソな仕事はどんどん糾弾していかないと、再びVWやドイツメーカーの魔の手が日本のカーメディアを薄汚いものに貶めてしまうのではないでしょうか!?


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