2020年6月30日火曜日

福野礼一郎「こんなDCTは早く捨てた方がいい」ボロクソの名門ブランド・・・



最初から壊れている!?
日本のユーザーはどこまで我慢して使い続けるかを試しているような、非常にぎこちない操作感。思わずディーラーの営業マンに「このクルマ壊れてませんか?」と訊いてしまった。お値段は一声で100万円以上も値引き。「本体価格」とは一体何だったんだよ!?・・・これは7年ほど前に実際に輸入車ディーラーで試乗して感じたことだ。



低価格の輸入車は・・・
このブランドに限らず、昨今の1000万円以下で買えるお手頃な輸入ブランド車の多くに共通したことだが、どうも「ミッション」「エンジン」「ボデー」「サスペンション」「ステアリング」「アクセルフィール」「ブレーキ」「ドア開閉音」「シート」といった些細な部位で、ちょっと看過できないほどの「躾けの悪さ」と、素材・品質の弱さに気づいてしまうことが多い。いつから欧州ブランドは当たり前のことが当たり前にできなくなったのだろうか!?



諸悪の根源は日本の大手メーカー!?
2010年頃の素晴らしい著作を読むと、福野礼一郎氏は、2000年代に見られたドイツブランド車の品質低下問題に際して、「間接的な責任はトヨタとレクサスにある」と断じていた。トヨタのクルマ作りを取り入れた結果が、2000年代に入って見るも無残に質感を無くした欧州ブランドの姿だと舌鋒鋭く切り込んでいた(出典「世界自動車戦争論」双葉社)。



新車作り過ぎ問題・・・
それから10年が経過した。トヨタの真似をして本来の姿を見失ったとされる欧州ブランドへの福野評はさらにどう変わったのか!?2000年代の「トヨタ化」により徐々に「平凡」で「低品質」な乗り味がデフォになったけども、リーマンショックを経てさらに「トヨタを超えるコストダウン」へと邁進し、2010年代を通してさらなる次元へと変容を遂げた欧州ブランドは「落ちるところまで落ちた」らしい。もはや「トヨタの真似」などと表現することは、真面目に研究開発費を計上して良いクルマを作ろうとしているトヨタに対して大変失礼な話であり、ものすごいペースで乱発される新型モデルに対しては、ほぼカネを払う価値すら無くなったようで、ひたすらに激しい不満をブチまけるようになった。


とうとうバラした・・・輸入ブランドの内幕
読者に変な固定概念を植え付けるのは良くないのだけど、冒頭に書いたように、ここ数年の欧州ブランド車は試乗した直後に「日本市場からいなくなればいいのに」と呟いてしまいたくなるモデルが存在する。福野さんに言わせると「最近のヨーロッパ車はいよいよ試作開発を全廃、ほぼシミュレーションのみで設計している」ってことらしい。全部が全部ではないのだろうけども、確かにそういう事情でもない限りは到底に説明不能なレベルのクルマが存在している。欧州メーカーの技量が落ちたわけではなく、ただただやる気をなくしているだけらしい・・・。


作り直せ!!・・・ってレビューに書いていいの!?
福野さんによると、2000年頃に日本で大きなシェアを持っている輸入ブランドで「トヨタ化」とされる現象が見られ始め、リーマン後には多くの輸入メーカー車から「個性」が消えていた。一律の小排気量ターボ化を日本のカーメディアと輸入車信者は歓迎したようだけど、ドラバビリティの低下は如何ともし難く、さらに本稿のタイトルにもあるように制御するDCTのあまりの不出来に福野さんがキレた。もう暴言が止まらない。この有名ブランドの試乗車を貸してくれるインポーターとの軋轢も笑えないレベルになっているらしい(「あれ以後全集8」より)。


なぜ先代の時にはキレなかったの!?
しかしこのブランドのFFモデル用ミッションは先代の段階で既に存分に馬脚を現していた。なぜその時に「大事」なことに気がつかないのだろうか!?ちなみに先代モデルが登場したのは2013年のこと。当時はこのモデルに限らず、ボルボV40(1.6Lターボ)やVWゴルフが一斉に発売され、カーメディアがにわかに「輸入Cセグ祭り」を繰り広げていた。そしてV40とゴルフに関しては福野さんは「絶賛」に近い高評価を与えている。V40のフォード・エコブーストは自然吸気並みに上まで回るスポーティユニットで、昨今の「お通夜モード」の染みったれターボとは全然違っていたし、「Cセグ=小型車」という概念をぶっ壊しすのに十分なフラット感がゴルフには備わっていたよ・・・。



大人の事情
V40やゴルフを絶賛している手前、どうしても同様の小排気量ターボにDCTを備える名門ブランドのCセグ車を批判できなかったのかもしれない。「クルマ評論2014」にその世代のモデルに関するレビューが出ているが、DCTの話は全く出てこない。先代も現行もDCTに関してはほぼ同様の不満はある。ハッキリ言ってしまえば日本メーカー車では絶対にありえないレベルの仕上がりだ。世界で一番ペダルフィールにうるさい私のような「MAZDAファン」が神経質過ぎるだけ何だろうけども、販売店に「ペダルがおかしいです・・・」とクレームを入れたくなるレベル。


2019年に壊滅したドイツブランド
ゴルフとボルボV40は絶賛したけど、それ以降の欧州メーカーに対しては「論外」だと完全に切り捨てるモデルがチラホラ見られる。単行本を年に数冊発売する類稀なる発信力を持つ「アマチュア」(非AJAJ)ライターの福野礼一郎さんの影響力はそりゃ凄いですよ。コロナ前夜の2019年の販売は福野さんが「論外」と断じた欧州ブランドを中心に、軒並み10%前後の販売減に追い込まれている。最初からそれほど期待もされずに(元々終わっている)、厳しいレビューが書かれることもなかったフランスのブランドは価格競争を制したこともありシェアを伸ばしているけど、有力なドイツブランドはポルシェ以外はさっぱり・・・福野さんの宣言通りに本当に「終わり」を迎えてしまった。



そんなに酷いか!?
「X2(448万円〜)」より「C-HR(236万円〜)」の方がいいですかね!?このマッチアップは6MTが配備されているC-HR支持の声も理解できるので微妙ですが、「XC40(396万円〜)」より「新型ハリアー(299万円〜)」の方がいいとは・・・うーんユーザー次第か。CVTはどんどん良くなっているらしいので、トヨタのクルマ作りを批判する前にもう一度じっくり乗ってみる必要があるかも。個人的な考えでは、決して福野さんが捲し上げるほど輸入ブランドの現実は悲惨ではない気がするし、福野さんが今更に叫ぶ内容は、それこそ俺が免許を取った20年くらい前から輸入車にずっと見られていた現象に過ぎない。



クルマはそんなにつまらないものではない
日本メーカー車が軽自動車から大型SUVに至るまで、「駆動シナプス」と言える領域で着実に進化を遂げていて、さらにボデーやエンジンを作るマテリアルにも恵まれているのは確かで、質感だけを見てしまうと日本メーカーの方が確実に有利であるし、特にこだわっている広島メーカーなどは軽く「チート」なレベルにある。・・・けどクルマの魅力ってそれだけじゃないと思う。すっかり「優等生」になった広島メーカー車には、ある種の迫力が失われているし、いちいちNVHやシナプス部分での不始末が気になるビーエムやアルファロメオの挙動も、なぜか再び乗ってみたいと感じてしまう不思議な魅力があったりする。すっかり「優等生」で「上から目線」になった福野レビューにもなんだか幻滅を感じてしまうわけだ・・・。








2020年6月11日木曜日

MAZDA前田育男氏 「マスを狙う日本&ドイツ車はMAZDAの敵ではない・・・」

全方向に喧嘩!?
聴き手を務める日経BPの幹部が、広島時代の同級生だったという縁があって出版されたと思われる、MAZDAデザインの総帥・前田育男氏の待望の新刊「相克のイディア」が発売された。簡単に要約すれば、「理想のデザイン」へ至るエゴイズムをあらゆるレベルで考え抜くことで、自動車メーカーMAZDAと、デザイナー前田育男と、クルマ文化を楽しめる未来を・・・なんとか切り開ける。そのためにも「クルマ作りの本質」をより多くの人にも考えてもらいたい!!ってことらしい。


企業人の理念
2兆円を超える売上を誇る日本でも10指には余裕で入る巨大メーカーの取締役であり、世界からもその仕事ぶりが高く注目され業界では「時の人」でもあり、そんなプロ中のプロが自らの仕事の秘訣を語る・・・という意味では、ここ数年で最も価値がある日本人によるビジネス書だと思う。還暦間近のオッサンの対談本なんて大概は「浅さ」しか見えてこない茶番ばかりではあるけど、これは全くの別物で、紛れもない「本物」である前田さんだけあってとにかく強烈に面白い。


5分でできるデザイン
いや・・・予想を大きく超えて現場デザイナーが抱えるかなりの「本音」が詰まっているように見受けられる。1つハッキリと言えることは、新型ハリアーを買おうとしている人は絶対に読まない方がいい。あのクルマに代表されるような昨今のデザインが、本編の中でとことんバカにされている(専門家の視点では)。前田さん曰く「5分でできるデザイン」だと社内で話しているらしい。別に時間をかければ良いというものでもないだろうが・・・。



MAZDAだから面白い
全ページカラー装丁の豪華版だけども、1ページ毎に入魂されている「想い」だったり「怒り」だったり、そして時には「侮蔑」だったりが怒涛のごとく押し寄せてくる。「MAZDA」という素材が極上なのは疑う余地はない。トヨタ、日産、ホンダ、スバル、ポルシェ、メルセデス、BMW、アウディ、VWなどではここまで面白いクルマの本はできないだろう。


クルマ作りの正義
最高のエンジン技術、シャシーやミッション、そしてデザイン。それぞれを担当する部門がプライドを持って正義を貫くから「MAZDA」は唯一無二で孤高の自動車メーカーとして超越した存在になれる。まあ言わんとすることはわかるし、MAZDAはそれを言う資格がある希少なメーカーの1つだ。「BMWもアウディも200万台を超えて完全にマスに成り果てた」と名指しで書いている。200万台を超えてさらに台数を伸ばすことは、もはやそのブランドがクオリティを放棄したと同じだってさ。確かにBMWもアウディも販売の半数以上はすでにブランドが誇るクオリティとは全く別のクルマに成り果てているのは事実だし、前田さんもそれを皮肉っているのだろう。


何もかもが未達成なのに言ってしまうところが面白い
ラインナップの全体が「MAZDAクオリティ」であることにこだわっている自負だとは思うが、現状のMAZDAでもロードスター以外のモデルは、それほど強烈な個性を発揮できてはいない。デザインも乗り味も他のメーカーより数段マシな仕上げは施されているとは思うけど、前田さんがこの本で主張するような「究極の造作」の段階までは到達してはいない・・・。



そうだ!!
「MAZDAは機械式時計」
「日本はカッコ良くクルマを乗りこなす大人がいないからクルマ離れになる」
本編で前田さんが放った2つの金言に少々心が震えた。これまでずっとブログであれこれ書き続けてきたことをそのままMAZDAの「司令塔」とも言える役員様がズバリと「本質」として語ってくれた。前編カラーページの写真に収まる前田さんは確かにメチャクチャ「カッコいい大人」であり、素直に憧れる・・・。


尺度
トヨタなどの他社メーカーとMAZDAのクルマを比較することに違和感すら感じてしまう。一般ピープルならまだしも、AJAJ会員の自動車ライターでこの両者を同じクルマとして比較レビューされてたりすると、この人はクルマを愛でるまともな基準(物差し)を持っていないのだと思う。英国ライターに言わせるまでもなく、カローラとMAZDA3は全然別の次元のクルマ。耐久性自慢の「G-SHOCK」と、ひたすら美しく動く「オリエントスター」をある種の基準で一義的に比べるなんて全くもってナンセンスだ。


反撃開始・・・
自動車業界の趨勢がやや見えてきたところで、本編は前田さんからカーメディアへの痛烈なレス(しっぺ返し)だ。もう5年以上もずっと多くのカーメディアとAJAJのライターたちは「MAZDAはお金がないからターボ化&多段化できない」と平気で書き続けてきたけど、その愚鈍さが徐々に明らかになってきたところで痛烈な「クルマ本質論」を浴びせている。最近ではポルシェが「ターボの効率に疑問」と発表するなど、MAZDA周辺に限らず「本質」を追求するメーカーでは新しい局面を迎えてつつある。上質なクルマとは何か?を考え抜いて自然吸気&6速ATを使い続けたMAZDAに対して、AJAJの連中は今頃になって何を思うのだろうか!?


奴らは何もわかってなかっただけ・・・
MAZDAの批判をすれば雑誌は売れるのかもしれない。しかしAJAJの連中が5年以上に渡って書き続けてきたMAZDAへの中傷は、結果的に自らが自動車評論家としてまともな見識も審美眼を持っていないことを明らかにしただけだ。ベストカー、ニューモデルマガジンX、ドライバーの3誌はまるでMAZDAレビューの定型文として「早くターボ化&多段化しろ!!」と付け加えていたっけ・・・。


不健全なカーメディアに一石を投じる
この本は、クルマの良し悪しを語る議論の前提がメチャクチャになっている現状であったり、多くのユーザーが路頭(判断)に迷っている日本市場に正しい道を示すことで、その未来を照らそうとしている(やっぱり宗教?)。あくまでMAZDA側の主張に過ぎないけども、人見さんのエンジン論も前田さんのデザイン論も、あらゆる状況を考えて主張されていて、決して独善的なものに囚われないだけの十分な知性に溢れている。他の日本メーカーやドイツメーカーがどのような「バイアス」(営利論)でクルマをいかにコジらせてしまっているかを合理的に紐解いた上で、伝統と共にある新しいマツダのブランド論を緻密に構成している。


柳宗悦
まあ少なからず、他社の開発者が読んだら激怒もしくは激しく気落ちしてしまいそうな際どい内容が含まれているけども、エンジンにしろ、デザインにしろ、自らで考えて理想に近いものを構築する「能力」があってこそ、自動車文化を守れるメーカーってもんだろ!!と力強く自らを『魂舞』している。スカイアクティブXという「未来への微かな希望」を湛えた尊重すべき優秀なユニットは、補機が多く洗練されたボンネットに収めるのも一苦労だけど、それでもデザインの精度を落とさずに「感動」のレベルまで磨き上げる。この仕事こそがMAZDAデザイナーの誇りだとも言っている。感無量の工芸論だ。


前田育男・不退転の決意
「ペリフェラルローター」(カール F.ブヘラ)、「エル・プリメロ」、「スプリングドライブ」など機械式時計には数々のムーブメント機構があるけども、マスという意味での合理性など、かなぐり捨ててMAZDAは「スカイX」にこだわった。AJAJの連中と日本のユーザーの多くはその意味が理解できなかった。世の中の「趣き」を理解しようともしない人々の意見など本質的には無価値だ。前田さんもデザイン本部長になって、まず真っ先に「プロトタイプ」を一般ユーザーに見せてフィードバックさせる従来の手順を撤廃したらしい。おそらく「趣き」を理解しない人々の意見など、自らが指揮をとるデザイン群にとっては完全に「無価値」なのだろう。







2020年5月21日木曜日

「自粛警察」が河口まなぶ容疑者を検挙・・・



「自粛警察」参上!!

先日のNHKのニュースでもあれこれと報道されていた「自粛警察」 。全くの無報酬ボランティアながら、非常事態宣言や営業自粛要請で統制を進める政府や都道府県知事をサポートするため草の根活動を各地で行っているらしい。なんとも素晴らしい運動じゃないか・・・。未曾有のインフレが襲うドイツを統制したナチスのゲシュタポみたいに、ストレートな行動原理で動いている。帝国陸軍憲兵隊の復活か!?


不埒な市民に制裁を!!

ぜひ私の住んでいる街でも大活躍してほしい。大型スーパーに押し入って、家族連れで買い物にやってくる夫婦を引きずり出し、子どもが泣き叫ぶ前でトラウマになるくらいに説教してくれないかな。「今は来ないで靜◯県!!」とかほざいている知事に、「死ぬまで来ないで」に変更しろ!!と徹底抗議してくれ。


売名

「LOVE CARS 忖度」の河口まなぶさんもツイッターで騒いでますけど、もうすっかりユーチューバーが板に付いたようで、どこぞの頭の弱い芸能人みたいに「売名」の燃料に使っている。「自粛警察に捕まっちゃったー」と大喜びするヘンタイがSNS上でウヨウヨする、非常に生産性が低い社会になっちまったな〜・・・。結局インターネットはいつまでたっても便所の落書きと変わらない。



どんな立場で物申してますか!?

おそらく河口さん本人は美味しいと思っているのだろうけど、文面にあるように「ある程度のショックを受けている」とするならば、ふざけんなー!!テメーにだけは言わせねーぞ!!という積年の「間接的な」恨みがふと爆発しそうになる。クルマのブログを8年くらい書いてきたけども、「自粛警察」のような高圧的なコメントを何度貰ったことだろうか!?もちろんデタラメではなく、全て説明できる範囲内でブログ書いてましたから、その都度こちらの立場を主張する手間が発生して、メンドーだなって思ってましたよ。


5年前の輸入車フリークは今・・・

2015年くらいまでやたらと多かったのが、「VWゴルフ信者」と「BMW3シリーズ信者」ですね。2020年の今では全く信じられないかもしれないですが、VWゴルフやBMW3シリーズの愛車自慢をしたがるコメント者がたくさんやってきて、からかい半分にマジレスすると、反論できなくなって人格批判が始まり、クルマの話ができないなら来るな!!ってまあ身も蓋も思いやりもない私の返信にも大いに問題はあったわけですが、棄て台詞を残して去っていく。


クルマブログは考える場所

南アフリカ製とメキシコ製とはいえドイツメーカー車を選んで乗っているのだから、もっとしっかりとした知識があるもんだと思ってたのですけど、びっくりするくらい何も知らない。もちろん全てを弁えていてブログを読んでムカついたけど愚かなコメントなどしないゴルフや3シリーズのオーナーもたくさんおられたとは思うんです。コメントを寄こした連中だけでジャッジするのは忍びないですけど、なんでこんなに考えてないの!?っていう絶望感・・・。


コメントはできるけど調べることはできない!?

VWもBMWも2000年代の後半から東アジア市場(日中韓)向けの広告費を増やしていて、様々なブランディングで販売をゴリ押ししていたことを明らかにしてます。ゴルフも3シリーズも東アジア向けに多額の広告費を載せても利益が確保できるクルマだったんですかねー。とにかくあちこちに問題を抱えた仕様だったんで、ブログのネタにも困らない。VW&BMWが北米市場のディーゼルで不正をするずっと前から、様々な問題点をブログに書いてました。導入初期の3シリーズのディーゼル騒音は酷かったし、ゴルフの1.2LターボのNOx排出量がトヨタの1.3L自然吸気の50倍に達するという公的機関の発表をそのままネタにしただけなのに、「輸入ブランド警察」が続々とやってきましたよ・・・。


扇動するヤツが悪い!!・・・でOKですか?

これは一体誰のせいなの!?「自粛警察」を結果的に扇動してしまっているのは誰か!? 決して当事者が悪いというわけではないけど、安倍晋三、小池百合子ほか政府・自治体の長やテレビなどのマスコミの過熱報道に直接的な原因があると思われる。それに対して5年前にウジャウジャ現れて非常にうっとおしい「輸入ブランド警察」は誰に扇動されたのだろう!? 名指しで失礼ですが、VWやBMWから広告に関する依託金を大量に注入されていた(であろう)、河口まなぶ氏をはじめとするAJAJライターがかりそめな世論を作りあげるために暗躍したわけだ。今回の河口氏の「自粛警察」への訴えを目にして、ふと「因果応報」「ブーメラン」「カウンターパンチ」・・・といった言葉が頭の中をグルグル回ったよ。





ご注意・・・本稿は決してVW車やBMW車を所有する人を「バカにした」内容ではございません!!どちらも伝統ある素晴らしい自動車メーカーで大いなる敬意を持っております。あくまで小ブログに勘違い気味のコメントを寄こしてイライラさせてくれた愚かな人々について、その愚行を「過去の笑い話」として「軽く詰った」までのことです。また河口まなぶ氏におかれましても、今後のさらなるご活躍を心より願っております。敬具




2020年5月18日月曜日

「LOVE CARS 忖度」河口まなぶが日本メーカーを挑発・・・レクサスLSはゴミ!?



日本車は遅れている!!

「日本と世界の差」なんだか懐かしいフレーズだ。5年くらい前までのカーメディアでは、何も考えていない(であろう)ライターを中心にレビューで当たり前に使われていた表現だ。誰もカーメディアに見向きもしなくなったこともあって、AJAJの「自主規制」が再び甘くなってきたのだろうか!?VW事件の時は「信頼の回復」を掲げて誤解を招きかねない言い回しがかなり影を潜めたけど、それにより一層カーメディアがつまらなくなり休刊が相次いだ・・・。


レクサスLS

クルマに詳しい人なら即座に「違和感」だろうけど、アウディA8と同じカテゴリーの日本メーカー車って何があったっけ?って話です。現役モデルではレクサスLSとセンチュリーくらいしかないのだから実質的には「トヨタと世界の差」という趣旨の煽り文句となっている(社長に面と向かって言ってやれ!!)。ユーチューブの視聴者にももっとピンポイントに伝えてあげればいいんじゃないだろうか!?「レクサスLSに乗ってる連中は、何もわかっていない井の中の蛙だ!!」ってことを・・・。


アウディの現状

すっかり炎上スキルが身についてきた河口さんですが、今回は捨て身の覚悟で「日本メーカーが挑むべき高い壁」とまで言っている。これを受けての第一印象は「この人はアウディの現状をどの程度理解しているのか?」ってことだ。甚だ疑問ではあるけど、全て計算づくでの確信犯なのかもしれない。2010年くらいから新興国を中心にプレミアムカーの市場はグローバルで最も成長が期待でき、中長期的にも拡大傾向とされてはいるが、アウディに関しては新型コロナの影響が出ていない2019年上半期の段階で前年比3%減の厳しい戦いが続いていて、特に欧州、北米市場などの成熟市場では大幅減の大苦戦が続いている。


そもそもカーメディアとは・・・

福野礼一郎さん(非AJAJ)は数年前にAJAJでVWスキャンダルが巻き起こった際に、「カーメディアで本音を書く馬鹿はいない!!」と・・・やや外野から火に油を注ぐようなことを自身のレビューの中でこぼしていた。そもそも「カーメディア」なんてものは幻想でしかなく、存在するのは「カー忖度」のみだ。AJAJを批判する人々は何か大きな勘違いをしている。非AJAJの大御所ライター様がそこまで書くくらいなのだから、現役AJAJライターには多くのしがらみがのしかかっていると想像できる。



典型的なヒョーロンカ

VWの広告代理店も一向に懲りないようで、前回のAJAJのVWスキャンダルのオトボリが冷めた頃だと判断したのか、どうやら再び仕掛けてきたようだ。雑誌媒体では頭の固い老人がテロを起こすかもしれないので避けている!?代わりに白羽の矢が立ったのが、日本最強のAJAJ自動車系ユーチューバーの河口まなぶだったのかもしれない。もともと河口氏は「日本車と輸入車のレベル差」などと、いかにも軽々しい底の浅い議論でカーメディアの業界内でも失笑を買ってきたタイプのライターだ。やたらと他人を切りたがる沢村慎太朗氏(非AJAJ)が自身のレビューで度々「ヒョーロンカの先生」と馬鹿にしている典型例みたいなレビューを度々書いてきた。



自動車産業のリアル

もはやミニバンとKカー以外のほとんどの日本メーカー車がグローバルモデルとなっていて、さらに日本市場で販売されているドイツメーカー車の大半は日本メーカーが開発したシャシーをベースに作られている現状では、「日本車と輸入車のレベル差」なんて議論はナンセンスでしかない!!・・・とブログで細々と主張してきた。


K沢やS水K夫ですら使わないレベル

2012年の段階でほとんどの雑誌媒体のレビューでは「日本車だと〇〇だが・・・」みたいな暴論がまかり通っていたが、2019年にはそんな書き方をするライターはほとんどいなくなった。2018年頃以降のK沢やS水K夫のレビューからもスッカリ消えている。2020年からは一切の自動車雑誌を買っていないので、今の雑誌媒体のレビューにどんな傾向が見られるかはわからない(Amazonのサブスクで読めるのだけど時間の無駄なので見てません)。もはや老人向けのおとぎ話を紡ぐだけの雑誌媒体カーメディアでどんな議論が行われていようがどーでもいい。


ユーチューバーとは・・・

2010年代の変化の中で、絶滅したと思われた「日本車・輸入車」暴論だけども、自動車系ユーチューバーとしてクルマが好きな小・中学生のアイドルとなった河口氏が2020年に「復活」させようとしている。確かにユーチューブで収益を上げるための方法論としては理解できなくもない。もしかしたら滅びつつある自動車評論を再び「面白く」してやろうと本気で考えているのかもしれない。



この人に正義はある!?

AJAJのライターがSNSで一般視聴者の揚げ足を取って喜んでいる。テレビ番組では視聴者からの問い合わせを防ぐために「これは〇〇年〇月に収録したものです」とハッキリ書いて予防線を張るのが「TV」を名乗る独立系公共メディアってものだろうに。「自粛警察」はヒステリックで愚かな存在であることには同意する。しかしそれを産んでしまう人々の意識は「世論」を操縦するメディアの姿勢にかなり影響されるものなので、まるで全ての日本メーカーがアウディの前に屈したかのような印象操作を行う媒体である「LOVE CARS TV」改め「ラブカーズ忖度」に、果たして「自粛警察」を批判する正義や、愚かさをあざ笑う資格があるのだろうか・・・。




2020年5月12日火曜日

メディアの「フライング」業績報道にMAZDAがキレる・・・


5月11日付け マツダが自社HPで行った報道機関への抗議
(MAZDA公式ページへのリンク)


決算発表前に情報漏れ・・・
3月期の決算発表前に情報が漏れてしまったらしい。14日に公表予定の決算は概ね「報道通り」だと認めてしまっているから、特段に「株価対策」というわけではないようだ。情報を漏らしたMAZDAの社員と、ルール無視で報道するメディアの倫理観の無さに、少々余裕のない状況に疲弊したMAZDA経営陣は堪えられなかったようだ。こんな状況なのに、何してくれてんだ!!!!・・・そんな絶叫が聞こえてくる(気がする)。



イジメられる側にも原因がある?
メディア界隈には「日本にMAZDAは要らない」といった非常に内向きで排他的な人々が多数いる・・・とまでは思わないけど、MAZDAをネガティブにイジって数字が取れる記事を書く「MAZDA叩き」というジャンルは、すでにカーメディアで読者を増やす「王道」手法になってしまった。「MAZDA叩き」なるものが確立されてしまった背景には、AJAJライターによるMAZDAヘの個人的な恨みや、自社製品を堂々と「美しい」と言い切るいけ好かない姿勢に「冷や水を浴びせたい」という不承認な世代に渦巻く潜在的な欲求など、様々な「闇」がありそうだ・・・。



世界標準
MAZDAのあからさまなデザイン志向(どんだけ力を入れている?)は、日本でこそやや目立つのかもしれないけど、世界には似たようなプロダクト企業はいっぱいある。特に日本と同じくらいの所得水準にある国々で「ものづくり」をするならば、デザイン志向はごくごく当たり前の手法といってもいいのかもしれない。オーストラリアに「KNOG」(ノグ)という自転車のライトやベルを製造販売するメーカーがある。Amazonでも取引されているがLEDの小さなヘッドライトが1つで1万円くらいするものもある(ママチャリ1台買える)。デザイン性と機能性を極限まで高めることで、中国企業の製品が世界中に溢れる自転車部品市場において、立派にシェアを確保していて所得水準が高い60余りの国で販売されている(MAZDAとほぼ同じ)。





良いプロダクトは売れる
1万円のヘッドライトや4千円のベルがそんなにたくさん売れるのか!?と思うかもしれないが、「KNOG」のヘッドライト、リアライト、ベルは日本においてもロードバイクを愛好する人々の間では定番商品となっている。中国メーカーの同等の機能を持つ製品と比べてざっと3〜5倍高い価格設定だけども、「消耗品ではない」ことからライフスタイルにこだわりを持つ人々にとっては、たった3〜5倍で最高にクールな部品が手に入るのだから、もはや選択の余地はないようだ。



薄利多売を続けろ・・・と言われても
欧州や北米のカーメディアにおいては、MAZDAが自社製品を加速度的に尖兵化させていくビジネスモデルは、日本企業という立ち位置を考えればごくごく当然の判断だと理解されているようで概ね歓迎・絶賛されている。しかし日本のカーメディアでは、まだ何も始まっていない段階で「バブルの二の舞」「失敗するからやめとけ」みたいな論調が主流になってしまっている。ハッキリ言って余計な御世話だ。



的外れ
従来の「薄利多売」で「人件費を見越した海外生産比率アップ」の方針を全て反故にして、自動車産業での新しい立場を模索しているMAZDAは、すでに「独自路線による改革断行」か「思い切って廃業」かの2択で腹をくくっている。書いている本人達は親身になっているのかもしれないが、全く的外れな批判が飛び交っているに過ぎない。ヤフコメで面白半分に書いている素人ならまだしも、AJAJに名前を連ねる国沢のようなプロライターがMAZDAの経営方針をあからさまに批判した去年の記事は首を捻りたくなる。MAZDAの経営判断は決して複雑でわかりづらいということはないのだが、そんな状況をまともに把握できてすらいないのがカーメディアの現実なのだろうか・・・。



メディアはご遠慮願います
「お願いだから足を引っ張らないでくれ!!」これがMAZDA関係者の切実な声じゃないだろうか!?日本企業が成長していく環境は非常に厳しい。それなのに「出る杭は打たれる」というムラ社会のルールがまだまだまかり通ってしまう。今回のMAZDAの異例とも言えるプレスリリースには、自らのコミュニティメディアにおいて「立場」を明確に説明し続けることで、相対的にメディアの信頼性を揺さぶろうという姿勢なのかもしれない。



メディアへの違和感
新型コロナ騒動の中で、三浦瑠璃というアラフォーの論客が日本の大手メディアの「無自覚さ」をかなり大胆に批判していた。大企業(大手メディア)で主導権を握る50歳以上の人々はそれより下の世代より生涯賃金や受け取ってきた福利厚生でも優遇されているけど、その立場で発せられる「悲壮感が希薄」な自粛の呼び掛けは、厳しい立場に追い込まれている視聴者の気持ちを逆なでするだけだと。大企業や公務員を勤め上げてそこそこの金額の年金を受け取っている層にとっては、感染リスクを除けば、新型コロナによる緊急事態宣言はむしろ歓迎すべきことなのかもしれない。付き合いで旅行や会食などの無駄な「同調圧力」出費を合理的に回避でき、老後資金のやりくりもかなり楽になるのだから・・・もっともっと自粛が続けばいいと思っているのかもしれない(勝手に引きこもってろ!!)。


東京都への違和感
東京都などはテレビの公共広告でヒカキンなどの人気ユーチューバーを使って都民に外出自粛を訴えている。ユーチューバーにしてみたら視聴回数が稼げる千載一遇のチャンスなんだろうけどさ、都の担当者は仕事に行けなかったり、店を開けられずに苦境に追い込まれる人々に、そんなものを見せつけてさらに追い討ちをかけようとしているのだろうか!?


団塊世代への違和感
日本の若者は概ね自粛要請を受け入れたけども、もし60年前に新型コロナで経済活動や外出の自粛を迫られたら、学生運動とかやっていた世代の若者は素直に従っていただろうか!?機動隊と「三密」のもみ合いをずっと続けていたんじゃないだろうか!?学生運動を起こしていた世代が少年の頃は、戦後で最も少年犯罪が多い時代であった。そして今はプ●ウスを誤作動させて人々を轢き殺すという社会問題を引き起こしている。そんな連中が今ではすっかり「自粛しろ」とほざいているわけだ・・・「いい加減にしろ」。


もう少し我慢したら事態は好転するだろうけど
あと10年くらいの我慢だろうか。「最凶」世代が自律行動能力を喪失した頃には、世の中はおそらく良い方へと変わっていくだろう。芸能人の不倫をとやかくいう人もいなくなり、MAZDAのような良い製品を生み出すメーカーへ、多くの「敬意」が集まるようになる。とりあえず「うっとうしい」と感じるメディアは徹底して「カットオフ」され、人々が無駄に不安を募らせたり、ストレスを感じることが大幅に低減される社会が実現されていることだろう。今回の新型コロナがあらゆる意味で社会変革を進める契機となりそうだし、MAZDAが今回のような異例とも言える「嫌悪感の表明」も非常にポジティブなリアクションではないかと思われる。












2020年4月24日金曜日

自動車評論にも「スローメディア」を!! 『福野礼一郎あれ以後全集8』



カーメディアに起きた大きな変化
モーターマガジンがWEB上で2006年頃の記事を載せている。まだそれほどトヨタのHVが売れておらず、ほとんどのクルマがまだNAエンジンだった時代ゆえに、自動車技術全般を読者にもわかりやすく伝えやすい。逆に言うと今の次世代技術はあまりにも複雑で、ユーザーの価値観も多様化してしまった中で説得力のある自動車レビューを書くのは難しそうだ。



アクセス数稼ぐためには・・・
自動車技術が複雑になったことに加え、ネットメディアの発達によって自動車レビューの質も大きく変わってきた。アクセス数を集めるために記事数は増やすことばかりに目的が置かれ、1つの記事の執筆に使う労力・時間は確実に減ったように見受けられる。複数のAJAJライターによる「レスポンス」の新型モデルレビューも、手持ち無沙汰な時間にスマホで見る「暇つぶし」というスタンスを守っているようで、徹底された省エネレビューが並んでいる。



MAZDA叩きはやめられない!!
中村孝仁というライターのここ半年くらいのレビューで目立つのは「MAZDAいじり」。別のメーカー車のレビューなのに「最新のMAZDA3よりずっといい」とか、カリスマ評論家・K沢さんのテクニックを研究して取り入れている跡が伺える。還暦を超えてさらに自動車ライターとしての影響力を高めるために、他の人の技術を盗む若手のような自己研鑽に励む姿勢にはただただ頭が下がる。



福野レビューの復活の年
先日発売された「福野礼一郎あれ以後全集8」を読んだ。2014〜2015年頃のレビュー集なのだが、2014年から「福野礼一郎・クルマ評論」というその年の主だった新型車のレビューをまとめたシリーズを発売し始めた頃に重なる。その第一号「クルマ評論2014」はリーマンショックを超えた自動車メーカーがそれぞれに創意工夫をした新モデルが集結し、日本市場でもよくクルマが売れた時期もあって、百花繚乱な内容。VWゴルフ、フォーカス、Sクラス、CLA、4シリーズ、レクサスIS、アテンザ、アクセラ、アウトランダーPHEV、レンジローバースポーツ、テスラモデルS・・・などなど。レクサスがビーエムを超えた!!、VWゴルフは神!!、MAZDAはスゲーことになってる!!と明確なメッセージが盛りだくさんで読み応えがあった。



BMW叩きはやめられない!!
「あれ以後全集8」は、「クルマ評論2014」直後の時期に書かれたレビューを集めたものだけど、意図的にだろうかこの時期から日本市場で苦戦が顕在化するビーエムに関するレビューを中心にまとめられている。読んでいない人にもあらかた結露がわかってしまうかもしれないが、i8と2シリーズアクティブツアラーの物議を醸した2台が中心なのだけど、BMWの他のモデルやMINIブランドと幅広く共通化されたモジュラーエンジンに対しての批判が手厳しい。2シリーズアクティブツアラーはシトロエンC4ピカソとの比較では、ディーゼルの218dでは上回るけど、ガソリンの218iでははっきり「下」だとジャッジしている。


複雑な数式を出す理由
福野さんの病的なまでに複雑なパラメータ計算で示される結果に過ぎない。乗り心地の数値は前席と後席では評価が逆転していることすらある。ラグジュアリーブランドの下位グレードモデルでは、前席の乗り心地はまずまずなのに、後席の乗り心地は異常に悪いことが多かったりする。5年前にリアルタイムで読んでいる時は、この数字の羅列に辟易していたが、今改めて読んでみると、なるほど読者に「自分で考えろ!!」と言いたいのだろうな。


最後は読者に判断してもらう配慮
ある程度は読者の気を引くために、福野さんも人気ブランドのBMWなどを悪辣に評価するポーズこそ見られるけど、ディーゼルエンジンと8AT(ZF8HP)には最大限の賛辞を送っている。福野さん本人も再三に述べているけど、1台のクルマの中にあらゆる毀誉褒貶が含まれることが多い。どのメーカーも「勝負するところ」と「ごまかすところ」を開発段階で取捨選択するのは当たり前のことであり、様々なパラメータを設定することでこの秘密の判断を解析しようという姿勢こそが、自らのレビューが絶対的に正しくはない、驕りをなくすために、考えられた方法論なのだと思う。



罵声メディア
読者が行動する(考える・クルマを購入する)ようになるレビューこそが、自動車メディアの本来の価値なのだけど、K沢、W辺陽一郎といったAJAJ会員のレビューを読んで人々は行動するとは思えない。気に入らないメーカーの経営方針をひたすらに批判し、その勢いのままに新型モデルをケチョンケチョンに叩く。ただひたすらに「MAZDAはありえない!!」と言いたいだけなのだろう。アクセス数稼ぎが至上命題なのだからブレた正義感を晒す余裕など全くない。そんな結論ありきのレビューは2019年にはよく見られた光景だ。繰り返し行われたので、さぞかしファストメディアとしてアクセス数を稼ぐことには大きく貢献したのだろう。



MAZDAとBMWの違い
「ファストメディア」のトレンドは圧倒的にMAZDA叩きなのに対して、「スローメディア」のトレンドはBMW叩き!?いやBMWの良さを十分に評価した上で違和感がある部分を分析した上で、様々なパラメータを勘案して、BMWの変調を警告するのは、よほどの字数でじっくりと論理を構築しないとまず理解してもらえない。「地獄」「クロノス」などのパワーワードだけで、あっさりと思考停止(脳死)している連中を笑わせることができるMAZDAとは違って、まだまだBMWはそんな段階には至っていない。



還暦にもなって「いいね!」を押すな
K沢、W辺のMAZDA叩きに対して必死で「いいね!」を押してるだけの中村孝仁の「中身のないレビュー」は、失礼ながら還暦くらいのオッサンが飲み屋だったりヤフコメで調子に乗って書いているレベルだ。雑誌媒体のカーメディアにしろ、「ファストメディア」にしろ、クルマの未来を切り開くことは無理だと思う。サブスクという言葉が一般化されつつあるが、「スローメディア」を代表するライター沢村慎太朗さんのメルマガが、その先駆的なスタイルだったようだ。ユーチューバーもいいけど、サブスクを利用した「スローメディア」がカーメディアにおいてももう少し広がっていくと面白いとは思う。






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2020年4月5日日曜日

MAZDAのWEB記事 ヤフコメ相変わらず盛況・・・


渡辺陽一郎はMAZDAに恨みがあるの!?
日曜日の朝からヤフーのトップを飾る「マツダ・苦戦の新世代エンジン」の文字・・・。消費底冷えの危機的状況の中で「〇〇が売れない理由」と書き散らかす渡辺陽一郎氏というライターの人間性をアレコレ言っても何の意味もないので、数時間で1000件をあっさり超えたヤフコメから「傑作選」をお届けします。



このデータでOKですか!?
トヨタの関係者? 世間では「データ」が全てという風潮ありますけども、トヨタ2L(M20A型)とスカイXをこれだけの比較で「変わらない」と結論するのは不毛だと思う。出力/最大トルクとモード燃費の3要素で結論するならば、黙ってトヨタのHV用ユニットを選べばいいわけだし。トヨタのM20A型はTNGAによるトヨタ改革で作られ始めたダイナミックフォースエンジンの1つ。トヨタ&レクサスで異彩を放っているレクサスLSの新型V6ターボ(3.5L)や新しいヤリスに搭載される1.5L(M15A)などが他にもあるが、まだまだ日本向けのトヨタ車での搭載例は少ない。


「架空」の対決
M20A型ユニットはマツダファンにとっても無視できないスペックを誇っている。しかし去年発売されて、やたらとMAZDA3と比較されたカローラには現時点では搭載されていない。エンジンは気になるけど、使われているのはレクサスUXとRAV4だけだ。おそらくトヨタとマツダのアライアンスの中で合意が行われているのだろう。スカイXのMAZDA3と競合しないように、国内向けカローラにはM20Aは搭載されていない。容量大きめのSUVが欲しければRAV4、手頃なサイズの高級車が欲しければレクサスUX、より軽量な車体でMTに組み合わせて乗りたいならMAZDA3、メーカー同士がせっかくカチ合わないように分けているのに、国沢という評論家が発火点となり、全く購入する気のないお気楽な連中の無意味な「エンジンスペック」議論として陳腐化してしまった。このコメント者の言い分は、もしカローラにM20Aが搭載されていて、スカイX車よりもずっと安いというならば納得できるが・・・。


理想に燃える2社
山岳区間も多い日本のダイナミックなワインディングロード(長野県のビーナスラインとか)であらゆる回転域を使ってクルマを走らせている人にとっては、スカイXとM20Aの両エンジンの誕生は「まだまだクルマで楽しめるかも!?」と大いに期待ができる慶事でしかない。スカイXもM20Aも高回転型のスポーティな方向性の「量販車向け」ユニットとしては「世界最高」のレベルにある。後で具体的に述べますけど、このエンジンじゃないとクルマは欲しくないです!!ってタイプの人も結構いるのです・・・。


マツダを殺すな!!
余談だけど、トヨタがカローラにM20Aを搭載すればマツダの描いた青写真はあっさりと潰れてしまうかもしれない。しかしトヨタはマツダの「ちょっとバカ」なところを大いに評価しているのだと思う。2000年代にはミニバンにショートストロークエンジンを搭載していた愛すべき「バカ」メーカーなんだけど、2014年発売のプリウスはそんな「バカ」のおかげで大ヒットを遂げTHSは大いなる飛躍を遂げた。レクサスLCがHVで発売できたのも「バカ」のおかげと言っていいかもしれない。これからもマツダを泳がせておけば、再びトヨタを救ってくれる貴重なアイディアを提供してくれるかもしれない・・・。



日々感じていること
クルマ&読書離れが大いに進んだからか、メディアが垂れ流す情報だけが「話題」のオッサンが増加傾向にあると感じる。ハッキリ言って会話するのもウザい。ネットの大手一般メディアに大文字で描かれる情報なんて、もはや「空気」みたいなもんだ。いい歳をしたオッサンが周囲の人に数日前のヤフーニュースで見聞きしたことを話す光景は、「今度山手線に新しい駅ができるんだよ!!」とお母さんに必死で伝える小さい子みたいなもんだ。周囲の年少者はなぜお母さんの気持ちになって知らなかったフリをしなければいけないのだろう・・・。


考えない人は有害
「お母さん知ってた!?マツダのエンジンはトルクがスッカスカ・・・Xなんだよ!!」ですかい。面と向かって言われたら「そうだったんですね〜」とお茶を濁しますが、心の中では、このオッサンは「なぜトルクが小さいのか!?」「なぜトルクが簡単に増幅できるCVTやターボチャージャーを使わないのか!?」「なぜマツダがスーパーチャージャーを選んだのか!?」とか様々な「前向きな事情」を全く考えないんだなと思う。マツダの開発者や役員を見下して叩いていい気になってる・・・本当にそれ「だけ」の人がネットでウヨウヨと発言していれば、そりゃ日本ではみんなユーモアなんて忘れてしまう。調子乗っているヤツは叩かれるからおとなしくしておこう。ネットには怖い人がたくさんいる。いわゆるネトウヨじゃないけど「関わっちゃいけない人」とか言われちゃう人々の影に怯えてしまう。マスク2枚貰えるって聞いた反応が皆同じ・・・この国は大丈夫か!?


誰が言い出した!?
「トルクがスッカスカ」とはカーメディアによって広く流布した表現である。2011年頃にはBMWの2L直4ガソリンエンジンには、NA(N43B20)とターボ(N20B20)の二種類があった。NAの方は1.6Lターボ、1.5Lターボに置き換えが進み消える運命にあり、ターボの方が同じくNAの直6ユニットを置き換えるために新開発された。N43B20の基本スペックは170ps/6700rpm  21.4kgf・m/4250rpm というもの。このエンジンが姿を消して以降のBMW直4ガソリンは同じメーカーのエンジンとは思えないくらい変わっている。N20B20は 184ps/5000rpm 27.5kgf・m/1250rpm である。物理がわかってない、あるいはドライビング実体験からのフィードバックがないオッサンが、悪意あるカーメディアの「トルクがスッカスカ」運動の被害者になるのは仕方のないことだけども、まあまともな感覚の人なら試乗段階で欠陥に気づく。


蘇る黄金時代
ちょっとBMWから距離を置いているクルマ好きにとっては「N43B20でいいから、そのまま復活させて!!」と密かに願っているかもしれない。福野も数年前のレビューで直4ディーゼルのF30系3シリーズから余計なものを全部外して1250kgくらいに収めてくれと書いていたけど、かつての一体感のあるBMWの復活を願ってやまない。なんの因果かわからないけど、RAV4搭載(レギュラー仕様デチューン版)のM20Aは 171ps/6600rpm 21.1kgf・m/4800rpm なので10年前のBMWのスペックを見事に蘇らせたと言ってもいいかもしれない。M20AあるいはスカイXがビーエムに提供されたら!?そんなことを想像したこともないからこんなコメントが書けるのだろうけど。


ドライビングの原点
福野という頭のちょっとオカシイオッサンは、ディーゼル搭載の1250kgクラスをビーエムに要求しているけど、2013年にそれに近いスペックのクルマをFFで作った「バカ」メーカーがあった。2.2Lのオーバースペックなディーゼルを標準的サイズのCセグに載せてしまった。怖い怖い。「じゃじゃ馬を乗りこなしています!!」という満足感を売りにするのもいいけどさ、日本の国道&都道府県道レベルのあらゆる道で、ストレスフリー&95%ファントゥドライブを実現するには、ディーゼルよりももっと柔軟性のあるエンジンがいい。極上のカーライフを真剣に考えている人は、GT-RやWRXのようなTT向けスペックとは違うスポーティな魅力がイメージできていて、それが10年前に終焉したNAのBMW、M20A、スカイXじゃないかと・・・。



こんな時代にクルマを開発する意味
公道走る意味がないハイスペックなサーキット向けTT車や、トルクの太さがすぐ分かるディーゼルの魅力は分かる。しかしそれらを基準に「トルクがスッカスカ」だとしてハイチューンなNAエンジンを排他的に虐げる人には、大きな減速比でトルク増幅したCVT車や、最大トルクを1200rpmまで下げたターボ車で、箱根やビーナスラインを駆け抜けてみて欲しい。色々と足りないものが見えてくるだろう。上から目線で恐縮だがトヨタやマツダの開発者が何を求めて10年以上前のスペックを現代に再現させているのか少しは理解できると思う。そしてスーパーチャージャーの意味もマツダの人見さんが言葉を選ばずに本音で叫んだ「ダウンサイジングへの疑問」の中にその答えがある。日本の都市部のような信号ジャングルを通過するのに向かないマツダ(トルコン、NAエンジン)にとって理想的な補完部品がコレとマイルドハイブリッド。メルセデスやアウディもすでに同じような機構を使い始めている。






マトモなコメントもあります
このコメントをしたのは私ではありません!! 見事に渡辺陽一郎や意味不明なコメントを書いて盛り上がっている連中に対する痛烈なカウンターパンチが炸裂しています。こんな的確なコメントがスラスラと書けるオッサンになりたい。その為には日々の経験からあらゆる気付きをフィードバックして知識とマインドをブラッシュアップし続ける必要がありそう。クルマは「移動して見聞を広げて」「メカの知識が増える」という意味で不可欠な趣味なんですけど、さらに海外旅行、公共交通機関を利用した旅行、読書、カメラ、ロードバイクなどなど日々精進していかねば・・・とヤフコメを見て痛感しました。






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