2016年4月22日金曜日

小沢コージさんが「伏木&国沢問題」を語るといろいろややこしい・・・

  このブログにしばしば登場する大スターである小沢コージさんが、例のごとくカービューの記事で、「新境地」を開いております。どうやらいよいよ「悟り」にまで達せられたようですね。過去に何度か小沢さんの記事にツッコミを入れる投稿をこのブログで行ってきましたが、それは決して小沢さんの記事がデタラメだからというわけではないです。小沢さんの口語調の記事がすんなりと自分の頭に入ってくるので、小沢さんと私のクルマに対する認識の違いについて言いたいことが即座に浮かんできて、極めて短時間で投稿が書けるので多用させてもらっているに過ぎません。ハッキリ言って小沢さんは福野氏や沢村氏といった理論派のジャーナリストと比べてもそれほど間違ったことは言ってないと思います。

  今回の小沢さんのカービュー記事の気になるテーマは、どこのブランドというわけではなく「自分自身」についてです。「自動車ジャーナリストは本当に『ジャーナリスト』なのか?」というタイトルを見ただけで・・・なんだか「めんどくせー」感じ。クルマのライターなら黙ってクルマのことだけ書いてればいいんだよ!最初から誰もカーメディアにジャーナリズムなんて求めてねーよ!!!

  クルマ好きならそれぞれのクルマに対しての固有のイメージを持っています。それがやや頓珍漢で個性豊かなライター達のフィルターを通してみると、どのように表現されるのか(歪曲されるのか)?というギャップをひたすらに楽しんでいるだけです。カーメディアで仕事している売れっ子ライターがいくら口を揃えてゴルフ7がいいと言ったところで、実際にクルマ好きが自分自身で試してしまえば、とりあえずライターの評価なんてアテにならないことはすぐにわかるはずです。これが小沢さんがいうスモールカーの極上なのね・・・変にハードルが上がったせいか、結果としてまったくつまらない乗り味だった!となるわけです。

  小沢さんは日本でのVWのブランド価値を作ってきたのは、俺たちカーメディアの貢献だと考えているのかもしれないですが、カーメディアが下手なレビューを自粛しておけばゴルフ7はもっともっと売れてもよかったんじゃないかと思います。クルマ自体は悪くないですけど、カーメディアが「理想型」なんて言い切ってしまうと、やっぱり乗るのが恥ずかしくなりますよ・・・どう考えても理想型と形容するには無理があるんです。誰にでもわかるくらいの欠点がいろいろと丸見えでしたから、これが理想型と言うなら日本で売っているクルマの大半は理想型だな〜・・・って感じです。まあVWの名誉のために言っておくと、日本で売ってもいい水準のクルマであることは間違いないです。

  伏木&国沢問題についてご存知ない人は、ご自身でググってみてください。簡単に言ってしまうと伏木というジジイが、問題発生で基盤のぐらついたVWに対して叛旗を翻したことで、他のVW派のライターから袋叩きにされた!という話です。・・・その話にあえて言及しちゃうところが小沢コージさんの「スター」なところです。そして小沢さんの主張は「われわれは無力!長いものには巻かれるだけです!」ってものなので、結局は私はたっぷりとVWからお小遣いを貰っています!と暗に認めてしまっているのと同義だということに、果たして本人は気づいているのか? 要はカネ貰って何が悪い!と開き直った記事なんですね・・・。

  VWがここ数年で東アジアに莫大な宣伝費を投下していることは、VWの収支報告書でも明らかになってますし、日本の有力なジャーナリストがVW贔屓なことから、かなりの「爆弾」を打ち込まれていることは、周知の事実です。まあ「情報弱者」が損をするのは世の習いですから、もしVW買って後悔している人がいるならば、その人がマヌケだっただけです。別に詐欺だとかそういう類いの話でもない・・・。マヌケな人は学習しない限りはどこかで搾取されるわけですから。

  ・・・で実は小沢さんの記事は最後のところが非常に問題です。

ここから引用

自動車ジャーナリズム=正義の味方ではない。正しく説得力あるエンターテイメントでありたい。不肖小沢、今は素直にそう考えている次第でございます。

引用終わり

①VWが広告費を出す ②小沢さんがVWを絶賛する ③情報弱者がVWを買う ④VWが不祥事を起こす ⑤情報弱者がVWの購入を後悔する ⑥小沢さんが責任逃れの弁

  この一連の流れが小沢さんの言う「エンターテイメント」ですか!?だったら確かに面白いです。私の弱小ブログにもゴルフやポロのユーザーが「貧乏人には買えないだろうけどVWはいいぞぉ〜」なんて、面白過ぎるコメントが結構きましたよ。金持ちならもっといいクルマ買えばいいのにね〜・・・。VWは「3K車」と呼ばれる原価3000ユーロのクルマをインドで50万円くらいで売りさばくブランドなんですけどね。ディーゼルよりもガソリンターボの排ガスがもっとヤバいことになっているなんて、2013年の段階ですでに報じられていましたし・・・。

  ド素人でもこれだけの情報を持ち得ていたのに、プロ中のプロである小沢さんが知らないでは済まされないですし、それでも仲間に働きかけて2013年の日本COTYに無理やりゴルフをねじこんでおいて、今になってしらばっくれるように、それでもご自身の活動を「正しく説得力のあるエンターテイメント」だと言い切るのはちょっと無理があるのでは・・・(渦中のメーカーの管理職と同じ)。これではどう考えても「偽善に塗固められたピエロのエンターテイメント」でしかないです。でもそれはそれで面白いのでこれからもどんどん情報弱者にアホみたいな知恵を与えてください。「ドイツ車サイコー!!!日本車は10年は遅れてる!!!」って・・・。

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↓小沢コージさんよ!これはどうなの!?


8 件のコメント:

  1. 痛快です!
     2年位前から読ませてもらっていますが、最高に面白いです。
     英国車が好き(当然購入出来ませんが…。)で、Autocarを購入していましたが、販売不振により廃刊。読む雑誌がなく、ふと発見した貴ブログ。
     私ら庶民は、なかなか試乗(勇気)出来るものではありません。情報弱者の私らが先の評論家みたいに居直られたら、どうすれば良いんでしょうかねえ?
     私の姉が、退職を機に「セダンに乗りたいので、何が良い?ただし、メジャーは嫌い」と聞かれたので、この記事を読んでる私は、即座にマツダと答えましたが、義兄から即座に却下。そこで、アイサイトのG4を薦めました。当時、アイサイトV3装着車は2LG4しかなく、予算オーバーだったようですがなんとか購入。喜ばれました。

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    1. コメントありがとうございます。

      ホントに読む雑誌が無いですよね〜。
      福野連載の雑誌は全部買ってますけど、どれも微妙ですね。
      カーメディアがつまんないから、クルマが売れないのか?
      それともその逆なのか?はわかんないですけども・・・。
      ティーポという雑誌がたまに面白いですね。
      最近はイタリア・フランス車だけでは誌面が埋まらないので、
      ジャガーやロータス、アストンそれからBMWなどが
      たくさん登場してます。

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    2. ティーポですか?初めて聞きました。
       ど田舎暮らしなものですから…はい…。
       書店に購読希望をするには勇気がいるので、ア○ゾンにとりあえず今月号をクリックしました。
       外野がうるさくてこれからも大変でしょうが、頑張ってくださいね。

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    3. ありがとうございます!
      ティーポもし微妙だったら・・・すみません。

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  2. とりあえず、ジャーナリストなんて名乗らず、自動車ライターとかでいいんじゃないですかね。

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    1. そーですよね。その辺にいるクルマ好きが原稿料貰ってバイトしているのと、
      全く変わらないですからね。

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  3. 小沢コージはタレントで言うと宮根誠司、恵俊彰、小倉智昭、みのもんた等と同じニオイがします。話半分、いや四分の一くらいですかね、信頼度は。もしタレント陣のファンでいらしたらゴメンナサイです。

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    1. コメントありがとうございます。
      確かにキャラと言動は一致してますよね!
      ブレてはない!・・・けど過去の著作を今読むと、かなりイタ過ぎます。

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