2016年7月31日日曜日

日本メーカーはなぜターボ技術で遅れているの?

  「なぜ日本はターボ技術で欧州に遅れをとったのか?」 おいおい、まだこんなこと言って小銭を稼いでいるライターがいるのかよ〜。もはやネタだろ。掲載したネットメディアのオートックワンも記事の内容を点検しましょうよ(このメーディアは記事に「これはオートックワンの見解ではありません」とか平気で書いてやがる・笑)。

  現状のラインナップの日本車にガソリンターボが少ないと感じるのは錯覚じゃないですか? そもそも欧州ではガソリンターボよりも急速にディーゼルターボが拡大してますし、ゴルフもポロもドイツのベースモデルは自然吸気ですし。そして日本メーカーがやらない理由は、「とりあえず必要なかったから」じゃないんですかね? ディーゼルならばハイブリッド並みの燃費が得られますけども、ガソリンターボでは日本の道路状況を考えるとCVTが効果的に使えないのは致命的です(スバル苦闘中)。

  それでもトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバルそれぞれに、『野暮』な理由でいくらかガソリンターボの必要が生じたようで、今では競争力のあるガソリンターボを作ってますけどね。日本市場見る限りだと圧倒的にガソリンターボな欧州ブランドに対して、日本車はハイブリッドばかりな印象ですけども、旧来の三菱ライセンスの直噴ターボを使っている欧州メーカーにとっては、トヨタが新たに投入したレクサス用のターボが喉から手が出るほど欲しいはず。マツダのものはまだわからないですけども、日本メーカーのターボの方が後から開発した分だけ際立っていたりします。なんで日本メーカーが導入を決めたかというと、それは某国でターボが人気だから。クラウンもスカイラインも某国で売り出すタイミングでターボを搭載しています。

  あとはHVに比べてターボの方が現地生産が容易といった事情もあります。インド製でも南アフリカ製でも比較的容易に生産が可能です。三菱が直噴ターボのライセンスを世界中のメーカーにバラまいてますから、新興国メーカーでも簡単に手に入る技術がターボです。それに対して現在進行形で進化しているハイブリッドは海外生産すると技術が盗まれることが懸念されます。実際にターボが主体に使われているメルセデスEクラスの組立工場は、マレーシア、タイ、インドネシア、インド、トルコ、エジプト、メキシコなどに意外なほど広範な新興国で行われていたりします。HVが基本になっているレクサスではなかなかこういう展開はできません。

  HVが当たり前過ぎてなかなか『ありがたみ」が感じられない日本ですけども、世界はトヨタとホンダの技術の特許が切れるのをずーっと待ってました。数年前までカーメディアは「HVは欧州には合わない」とか言ってましたが、当面は現地生産を行わないHVを欧州で売っても利幅は少なく、当然にトヨタが欧州で目立ったプロモーションすることもありませんでした。しかしカーメディアはその状況を一斉に「ハイブリッドは欧州で不人気」だとレッテルを貼ってました。この後にどういう展開が待っているか全く考えてないですねー、まさか欧州メーカーが争ってハイブリッドを導入することになるとは・・・。それはともかくトヨタとしてはタイムリミットがある中で他社が追従できないレベルまでよく進化させたと思います。

  初代プリウス発売から20年が経過し、主だった権利関係がフリーになったようで、欧州車でもびっくりするくらいに低価格のHVが登場してきました。欧州のメルセデスではHVのシェアが急拡大してSクラスに至ってはHVが全体の70%を越えているのだとか(いままでのSクラスのユニットの長所って何だったのかい!?)。これからの欧州車は高級モデルであればあるほどHVが主体になって行くはずです。日本のオッサンライター達はPHVなら欧州メーカーが日本勢を凌駕しているとか書いてますけど(Mマガジンの木村好宏さん)、イギリスでナンバー1シェアのPHVが何だかわかってんのか? さすがにトヨタと三菱以外のPHVはまだまだ技術的な裏付けといえる実績が無いから様子見しろ!とは書けないでしょうけど。

  もうオッサンライターは何も発言しない方がいいんじゃないですか!?(つまり廃業しろ!)。海外ブランドなんて短期的な利益を追ったところばかり。トヨタのように20年かかって技術の蓄積を図って、もっとも実用製が高いユニットを作るなんて心がけのメーカーなんてどこにも無いじゃん。欧州メーカーと日本メーカーを質的に比べることがそもそもの大間違いじゃないですか? 輸入車好きが自己満足したい気持ちはわからんでもないですけど、それを支えているのが日本メーカーの基礎技術なんですけどね。BMW好きなヤツとトヨタが好きなヤツは「質的」に大きく違うんです。だからBMW好きがBMWの尺度で日本車を罵倒しているのを見ると、どーしてもアホに見える。それが度を過ぎると、こんなダサいヤツが現れます。
 清水和夫がBMWのステマをやっているという疑惑の動画(BMW320d&アテンザXD)


  清水和夫はもうダメだな。そもそもマツダのディーゼルは先代のMZR-CDの時から噴け上がりではメルセデスやBMWが全く歯が立たないくらいに優れたエンジンでした。BMWの2000年代後半の主力ディーゼルであるND47D20は3000rpmで終了、メルセデスに至っては1700rpmで終了だったとか。BMWの現行ディーゼルであるB47はマツダのディーゼルを追いかけて確かに頑張って4000rpmまでピークを上げましたけれども、さらに進化したスカイアクティブDはその遥か上の4500rpmに達しています。沢村慎太朗さんも大谷達也さんも書いてますし、それから自分自身が体感する限りでも、噴け上がりに関してはスカイアクティブDのフィールが完全勝利。それなのに清水和夫は2013年のDST(動画)で320dを絶賛して「5400rpmまでしっかり回りますね!」とか吠えてます。もちろん4000rpmより上は燃料をムダに吹いてるだけなんですけどね(壊れちゃうよ!)。なんかBMWに言わされてる感がハンパね〜・・・こういう情けない日本のオッサンは見たくない。

 清水和夫がBMWのステマをやっているという疑惑の動画(BMW320d&アテンザXD)

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4 件のコメント:

  1. このお人の動画は音声さえなければどの車がどういう状況でどういう挙動を示すか
    わかるのでそれなりに有用だと思いますよ。そういった意味ではこの人も嘘がつけないというか、正直な人なんだろうなあとは思います。私自身は1か月だけ契約して、動画を全部見た後即解約しましたw

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    1. コメントありがとうございます。
      たしかに目一杯踏んでますし、
      ウェット面だと輸入車のほとんどは
      マトモに止まれないなどなど、
      いろいろなことがよくわかる動画になってますよね。

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  2. 初めて木村の文章を読んだときにはびっくりしました。あまりの舶来主義者で・・・・。 日本にとってはガンですね。 こいつは朝日新聞の慰安婦の記者と同じにおいがします。

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    1. 本人が自分の発言に違和感を感じてないところが不気味です。
      マツダより効かないブレーキ、回らないエンジンを前にここまで
      強弁できるって・・・。やっぱり糾弾しなきゃイカンですね。

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