2017年6月20日火曜日

相変わらずのゴルフと3シリーズかい。 (ベストカー7月10日号)

  日本で人気の輸入車といえば『ゴルフ』と『3シリーズ』だそうです(ベストカーによる(。5年前と同じ・・・。変わりばえがしないなー。いやいや、今では『MINI』と『Cクラス』の方が売れてますけどねー。1000万円以下の輸入車なんて、日本製モジュラーパーツ満載の『気分だけ』のクルマばかりなのに、世界最強の日本車に勝てると思ってんの〜・・・。まずはゴルフも3シリーズも北米のIIHSクラッシュテストのトップカテゴリー(現在23車種)の中に入ってからデカイこと言いましょう。日本車は16台も入ってるけど、VWやBMWはどちらも0台なんですけど。

  ベストカーが誌面を面白おかしく埋めるための『茶番』であることは重々承知してますけども、『日本車 対 輸入車 ガチンコ12対決』とかいう、自分で考えないバカ読者向け企画で、ゴルフと3シリーズが『無双』していたのでちょっとディスりたいと思います。

  『日欧定番の1台対決:トヨタプリウス VS VWゴルフ』・・・もちろんゴルフの圧勝!!やばいプリウスの良さについて一言も触れることなくゴルフの完全勝利が宣言されています。採点表でプリウスが勝っているのはコスパだけ。え?最近のプリウスちょっと高くない!?標準でついてくるダサダサホイールを変更するオプションだけで10万円以上って・・・しかもまともにグレードを選ぶなら『Aプレミアム・ツーリング』になるし。たくさん走っているから差別化のためにエアロを奮発するとすぐに400万円突破!!ゴルフGTIが買えるじゃん!!ってなりますけど、やっぱりコスパなんですかい!?確かにVWが同じクルマを作ったら500万円じゃ済まないだろうけどさ。性能の良し悪しを判断しないでコスパで片付けるこのライターの神経がわからん。

  そもそもプリウスとゴルフという2台縛りで、『ドライブフィール』『ハンドリング』『乗り心地』『内外装の質感』といった高尚な基準でクルマ比べるな(どっちも失格レベルだから)!!この2台だったら、『見切りのよさ』『ラゲッジスペース』『静粛性』『ミッション』などより基本的なことを比べなさい!!この2台はこの辺の項目に美点や難点が隠れているんですけどねー。・・・とマジレスするだけアホ臭い。

  ただし『それを言ったらオシマイだー』ってなりますけど、この2台のうち1台は、クルマとしての前提に大きな疑義があります。トヨタのミラーサイクル1.8Lエンジンは問題ないですけども、VW1.2L/1.4Lの『EA211』型エンジンは、本国ドイツでは環境基準未達のまま廃止されていて、日本の2017年NOx規制にも完全に引っかかるモデル(FMCしなければOKみたいです)なんですけども、ゴルフ7.5になってもまだまだ売り続けるってどういう神経してるんだー。全国の駐車場で『VW1.2L/1.4L 車お断り!!』っていう締め出しをやってもいいくらいなんだけどなー。トヨタ車50台分のNOx排出なんて・・・もう売るのやめてよ。

  『450万円ならどっちが買い? クラウンアスリート2.0ターボ VS BMW318i』またまたえげつない対決だね。450万円あるなら・・・とりあえず貯金。K沢さんは絶対に318iを買う!!ってことなので、だったらクラウンターボでいいや(どっちでもいい)。まず疑問なのが318iの『乗り心地』が10点満点って・・・(クラウンターボは7点)。F30系・3シリーズは残念ながら『ミッション』と『サス』の急所2箇所を両方とも患っている『満身創痍』のBMW車なんですけどねー。どっちも不良品!?とまでは言わないけど、450万円のクルマについているシロモノではないっす。

  別にBMWのやり方をディスっているわけではないです。このブランドは『ダブルスタンダード』でクルマを仕上げているので600万円くらい払えば、本来のキビキビでフラットな走りをするモデルが買えますからご安心を!!。F30系・3シリーズの非Mスポは、誰が乗ってもわかりますけど、日本の高齢者向けに『トヨタっぽい誂え』が施されていて、いちいちそれが鼻に付くんですよ!! BMW車の常識を打ち破るソフトな乗り味にはむしろ新鮮ですらあります。簡単に言ってしまえば『クラウンになりたい3シリーズ』みたいな企画です。ただし静粛性&ソフトさを基準にシビアに判定するならば『熟成ソーセージ』と『魚肉ソーセージ』くらいの違いがあります(3シリーズのバネ感にはリッチさが不足している)。だから3シリーズはクラウンより大幅に安売りするんだろうね・・・。

  走りに関しても、車重やホイールベースが違いすぎるので安易に比べるべきではないですけども、ごくごく普通にダブルレーンチェンジをすれば、フロントノーズの入りこそF30の方が軽い分だけシャープですけど、そこから逆位相にハンドルを切るタイミングで伝わってくるフロントサスからの安っぽい応答が・・・この時点で勝負あり!!『高級車』と『偽物』の違いがあっさりと露呈します。マツダとかスバルも同じ走り方で結構あっさりボロが出ますよ!!フロントがストラットのクルマだから挙動がピーキーで破綻しやすいということはないですけども、やや粗めにハンドリングすると何かが引っかかったような手触りが現れてとってもハンドルフィールが悪いんです。ABSがうっすらとかかっているような手触り!!(というよりかかっているんだね・・・おそらく)

  そもそもクラウンはそんな下品な乗り方をすべきではないのですが、案外そういった無理気味の挙動の時の予想以上の滑らかな身のこなしで、クラウンはやっぱり高級車だなーって気づく。同じことをトヨタのCVTのFF車(アクアやシエンタ)でやったら、もう腰砕けになって『やっぱり日本車はダメだなー』となるんですけどね。むしろ限界領域に近づくとF30系の方がクラウンより先に破綻すると思います(未確認)。

  K沢さんによると、クラウンの旧式8ATと318iのZF8ATでは変速スピードが違って、60km/hからの中間加速に関してクラウンに難がある!!としています。それミッションのせいじゃないですよ!!ターボエンジンをむやみに回さないような制御がされちゃっているんです。320iでもほぼ同じような現象が起こります。緩やかな上りで60km/hから加速しようとしても全然伸びない・・・BMWジャパン青山スクエアの試乗コースにちょうどいいベタ踏み坂があるのでぜひ試してみてください。そもそもミッションを比べるならば・・・始動時とキックダウン時の挙動で完全にアイシンAW(クラウン)の勝利なんですけどね。・・・ったく都合のいいデータ並べてテキトーなこと書いてますね。

  

  
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徳大寺有恒の「間違いだらけの輸入車選び」 (2006年上半期編) (ビッグマンスペシャル―ベスト・カー・ガイド)

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