2017年7月6日木曜日

『スライドドアは商用車のイメージ』だってさ・・・。

  全く記事の内容をチェックしていない(?)かのような、クルマ専門のキュレーションサイト『オートックワン』。このサイトのコラムの執筆陣がなかなか憑依していて、毎回毎回やたらと『ザワザワ感』を助長するタイトルが出てきます。これこそネット時代の戦略なのでしょうけど、よくこれだけ『エグい内容』が思いつくものですね。感心します(ぜひ真似してみたい)。今回は桃田健史さんというライターが『日本では人気のスライドドアは海外ではダサい』という中身が空っぽの『出オチ』記事を飄々と書いておられます。要約すると『ミニバンを好む日本人はセンスが無い』となりますけど・・・。

  確かにおっしゃる通り、スライドドアってのはかなりイケてないかもしれないですが、ヒンジドアだったらカッコいいという安直な判断は、ドイツ車を中心に通用しなくなってますけどね。特に最近のメルセデスSクラスのドアがダサい。王道の高級車なんだから『ドア』くらいまともに作りそうなものですが、乗り込んでドアを閉めた瞬間に『なんか違うよなー』という違和感が、あまりに音が安っぽい。正直言うとジャガーなどもドアがダメですね。プリウスや86の方がずっといい音しているって。

  桃田さんの主張はもちろんそういう余計なことは省いていて、ストレートに日本人の『スライドドア好き』にメスを入れたい見たいです。『北米や欧州ではスライドドアは商用車っぽくてダサい』っていかにもバブル期の軽薄な価値観だけでモノ言ってやがる・・・。そもそも日本人だってスライドドアがかっこいいから喜んで選んでいる!!なんてことはないんじゃないですかね。ミニバンは商用車っぽいって思ってるけど便利だから使っているだけ。ヒンジドアの方が見た目は様になるかもしれないけど、ドアがパシャン!!ってショボい音立てるようなアルミボデーのクルマはダサくないですか!?

  『商用車っぽいからダメ』と言われてもなー。警察車両、タクシー、教習車に使われるセダンだって相当にマイナスイメージあると思います。例えばクラウン、レガシィ(先代)、マークX、アクセラなどなど。それなりにリーズナブルな価格設定なんですけども、あまり買いたいという気分になりません。中には警邏車が好きで最終型のセルシオが好きなんていう人もいるでしょうけど。

  セルシオに限らず『商用車っぽいから好き』っていう意見は無視しちゃうんですかね!? 桃田氏が『日本人はスライドドアが好き!!』と断じる根拠は、日本にカングーファンが多数存在することかもしれません。フランスじゃ単なる商用車なのに、日本ではカングーのイベントが開かれて、その規模は世界ナンバー1といっても過言ではないようで、ルノーの役員が実際にそれを目撃してぶったまげたとか。

  桃田氏によると『日本のスライドドアブームの火付け役はシボレー・アストロ』とのことです。なるほどと感じる部分もありますけども、カングーじゃないのか〜・・・。果たして今の日本のミニバンがアストロやカングーの影響下にあるのか!?『日本のミニバンの価値を認めようとしない』この辺が最も日本のカーメディアが痛いところだよなー。ヴォクシーをドイツで売ったら絶対に大ヒットするって!!くらい言い切ってしまうライターがいてもいいんじゃないの!?



  なんと言ってもマクラーレンの責任者が『日本市場は最も厳しい眼を持っている!!』と評してして、日本で売れているクルマならば、海外に持って行けば問答無用で売れる!!とまでおっしゃっているのですけども、なぜかトヨタはオーリスやアベンシスのような、日本では不人気のモデルばかりをドイツで売っています。日本のミニバンを持って言っても相手にされない!!と決めつけているようですが、最近のミニバンは走りで売っている感もあります。ミニバンに限らず日本で売られているクルマはどれも走りの水準が高くなっている。軽自動車もコンパクトカーも全体的に良くなってきていて、さらにキビキビ走るグレードが特別に用意されているモデルも・・・。もはや250km/hで走ることもほとんどなくなった今のドイツ人なら、日本のミニバンに出会ったらさぞかし驚くんじゃないですか!?

  

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