福野礼一郎氏 の『JEEP』終了宣言!?
ジープの魅力
今では日本市場において最も多くのグレード展開を行うアメリカブランドになった『JEEP』。日本では5車種を展開していて、その5車種のプラットフォームが全て違うというなかなかユニークなブランドでもあります。最上級の「グランドチェロキー」はメルセデスの設計、「チェロキー」はアルファロメオ設計、「ラングラー」はジープオリジナルのラダーフレーム、「コンパス」は三菱設計、「レネゲード」はフィアット設計/製造。
バラバラとはいえ、設計担当メーカーはどこも一流ばかり。上級モデル(Gチェロキー/チェロキー)にはロードカーで定評が高いメーカーの設計を配置し、小型モデルには、大衆向け4×4で定評のある三菱&フィアット。どちらも火山がそそり立つ山の国から出てきた世界屈指のAWDシステムです。そんな『通』好みのラインナップが日本でウケていて、日本市場の輸入ブランド別ランキングでも、ドイツ4ブランドを、MINI、ボルボとともに追いかける第7位にランクイン。5車種で月に1000台程度は売っているので、全モデルが日本COTYにノミネートできます(年間500台が条件)。
機嫌悪すぎの大物ライター
ちょっと残念なことにコンパスがFMCして、三菱設計からレネゲートと同じフィアット設計に代わりました。ジープの親会社であるFCA(フィアットクライスラー)も新型コンパスへの期待はかなり大きいようで、早速ですが一流どころのライターから続々レビューが上がってきています。その中でも本気で吠えたのが、大物中の大物・福野礼一郎氏。「モーターファンイラストレーティッドvol134(11月15日発売)」の連載にコンパスが登場しました。
最初から「心ここにあらず」(=俺はこのクルマに興味ない!!)と言外にプンプンと匂わしてます。なんじゃこの強烈なミスマッチは・・・。新型コンパスに期待している読者を完全にほったらかして、『ジープ』ブランドの現状について好き勝手に放言しております。1700円程度もする比較的に高価な月刊誌である『モーターファンイラストレーティッド』を毎月わざわざ雑誌で買っている輩の95%が福野ファンということもあって、vol132では担当者が突然に転籍になって「連載をやる気がなくなった!!」など言いたい放題でしたが、そのわがままモードがまだまだ収まりそうにありません。
vol.132のアウディ、vol.133のプジョー&シトロエン、vol.134のコンパスの関係者にとっては災難ですねー。せっかくの晴れ舞台も担当者の機嫌が悪すぎる。これがvol.135(12月15日発売)のボルボXC60ではすっかり収まっていました。アウディA4なんてかなりボロクソに言われてたな・・・。プジョー&シトロエンに対しては最初からややハードルが低め(価格も低め)ということもあって「こんなもんでしょ」と言った感じ。どうしても日本車が嫌な人が買うクルマ!?
ジープがジープで無くなる!?
プジョー&シトロエンでやや機嫌が直りかけてきたか!?と思いきや、ジープでまた別の火がついてしまったようだ。この方が熱心に信者に勧めているジープ・ラングラーも来年にFMCが予定されていて、すでに新型のプロトタイプが欧米カーメディアには登場しています。
このFMCでジープ本来のラダーフレーム車が消えてしまうってことで、哀愁の気持ちを盛んに発信してます・・・コンパスの紙面を使って(コンパスのレビューがもうテキトー)。ここ最近では商用車や特装車でもないのにラダーフレームをわざわざ使う趣味が欧州や米国ではどうも理解されていないみたいです。ジープに限らずランドローバーでも最後だったディフェンダーが消滅。それに引き換えランクル、プラド、パジェロ、ジムニーがラダーフレームのSUVとして残る日本メーカーはやはり「ガラパゴス」なのかもしれません。
日本語になった『じーぷ』
世界の新興都市では市街地&道路の整備が進み、オンロード性能の高いモデルが人気なのに対して、高度経済成長期に作られたまま予算不足で放置される傾向にある日本の酷道&降雪対策には、やっぱりラダーフレーム車が頼りになる!?埼玉や群馬の県道を走っていると、結構落石が多いですし・・・。行く手に直径50cm級の石がゴロゴロ落ちていたらどーします。早く逃げないと大規模な崖崩れに飲み込まれる可能性もありますよ!? 雪山だったら尚更です。
例えば日本メーカーでラダーフレーム車を作っていないのは、日産、スバル、ホンダ、マツダ・・・あれあれ!?利益重視の「切り捨て発想」のブランドばかりかも。この4メーカーは本当の意味ではもう「日本メーカー」ではないのかも。日本の地形・気候を背景に生まれる要素として、ヘビーデューティーなラダーフレーム車があってもいいかも。日産、ホンダ、マツダには海外市場向けのピックアップがあるけどスバルにはそれすらない・・・!?
『じーぷ』=ジ○ップ向けオフロードの意味のスラング!?
昔から日本ではオフロード車全般を指して「ジープ」と言っていました。もしかしたらアメリカ人以上に日本人の方が、「JEEP」という普通名詞化した固有名詞に愛着を感じているのかもしれません。還暦の福野さんがレンジローバースポーツなどには目もくれずに、「ラングラーだ!!」「ディフェンダーだ!!」と声高に叫ぶ姿を想像すると、目が血走っていて、絶望にも似た雄叫びに聞こえてきます。
おそらくスバルが水平対向エンジンを廃止しようが、クラウンのユニットが全て直4ハイブリッドになろうが、このライターはそこまで真剣にはならなそうだな。自分が本当に好きなものだけに物書きのエネルギーを全て注入してこそ、読者に伝わるってことなんでしょうね。好きなクルマのレビューの時は「擬音語」なんか飛び出してきて、上機嫌なんだなーってのがよくわかるライターさんです。もっともっと日本のクルマ文化のために叫んで欲しいと思いますねー。
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今では日本市場において最も多くのグレード展開を行うアメリカブランドになった『JEEP』。日本では5車種を展開していて、その5車種のプラットフォームが全て違うというなかなかユニークなブランドでもあります。最上級の「グランドチェロキー」はメルセデスの設計、「チェロキー」はアルファロメオ設計、「ラングラー」はジープオリジナルのラダーフレーム、「コンパス」は三菱設計、「レネゲード」はフィアット設計/製造。
バラバラとはいえ、設計担当メーカーはどこも一流ばかり。上級モデル(Gチェロキー/チェロキー)にはロードカーで定評が高いメーカーの設計を配置し、小型モデルには、大衆向け4×4で定評のある三菱&フィアット。どちらも火山がそそり立つ山の国から出てきた世界屈指のAWDシステムです。そんな『通』好みのラインナップが日本でウケていて、日本市場の輸入ブランド別ランキングでも、ドイツ4ブランドを、MINI、ボルボとともに追いかける第7位にランクイン。5車種で月に1000台程度は売っているので、全モデルが日本COTYにノミネートできます(年間500台が条件)。
機嫌悪すぎの大物ライター
ちょっと残念なことにコンパスがFMCして、三菱設計からレネゲートと同じフィアット設計に代わりました。ジープの親会社であるFCA(フィアットクライスラー)も新型コンパスへの期待はかなり大きいようで、早速ですが一流どころのライターから続々レビューが上がってきています。その中でも本気で吠えたのが、大物中の大物・福野礼一郎氏。「モーターファンイラストレーティッドvol134(11月15日発売)」の連載にコンパスが登場しました。
最初から「心ここにあらず」(=俺はこのクルマに興味ない!!)と言外にプンプンと匂わしてます。なんじゃこの強烈なミスマッチは・・・。新型コンパスに期待している読者を完全にほったらかして、『ジープ』ブランドの現状について好き勝手に放言しております。1700円程度もする比較的に高価な月刊誌である『モーターファンイラストレーティッド』を毎月わざわざ雑誌で買っている輩の95%が福野ファンということもあって、vol132では担当者が突然に転籍になって「連載をやる気がなくなった!!」など言いたい放題でしたが、そのわがままモードがまだまだ収まりそうにありません。
vol.132のアウディ、vol.133のプジョー&シトロエン、vol.134のコンパスの関係者にとっては災難ですねー。せっかくの晴れ舞台も担当者の機嫌が悪すぎる。これがvol.135(12月15日発売)のボルボXC60ではすっかり収まっていました。アウディA4なんてかなりボロクソに言われてたな・・・。プジョー&シトロエンに対しては最初からややハードルが低め(価格も低め)ということもあって「こんなもんでしょ」と言った感じ。どうしても日本車が嫌な人が買うクルマ!?
ジープがジープで無くなる!?
プジョー&シトロエンでやや機嫌が直りかけてきたか!?と思いきや、ジープでまた別の火がついてしまったようだ。この方が熱心に信者に勧めているジープ・ラングラーも来年にFMCが予定されていて、すでに新型のプロトタイプが欧米カーメディアには登場しています。
#ジープ #ラングラー— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2017年12月21日
How Would You Spec Your Ideal 2018 Jeep Wrangler? https://t.co/5W3p0ckVyQ @motortrendさんから
このFMCでジープ本来のラダーフレーム車が消えてしまうってことで、哀愁の気持ちを盛んに発信してます・・・コンパスの紙面を使って(コンパスのレビューがもうテキトー)。ここ最近では商用車や特装車でもないのにラダーフレームをわざわざ使う趣味が欧州や米国ではどうも理解されていないみたいです。ジープに限らずランドローバーでも最後だったディフェンダーが消滅。それに引き換えランクル、プラド、パジェロ、ジムニーがラダーフレームのSUVとして残る日本メーカーはやはり「ガラパゴス」なのかもしれません。
日本語になった『じーぷ』
世界の新興都市では市街地&道路の整備が進み、オンロード性能の高いモデルが人気なのに対して、高度経済成長期に作られたまま予算不足で放置される傾向にある日本の酷道&降雪対策には、やっぱりラダーフレーム車が頼りになる!?埼玉や群馬の県道を走っていると、結構落石が多いですし・・・。行く手に直径50cm級の石がゴロゴロ落ちていたらどーします。早く逃げないと大規模な崖崩れに飲み込まれる可能性もありますよ!? 雪山だったら尚更です。
例えば日本メーカーでラダーフレーム車を作っていないのは、日産、スバル、ホンダ、マツダ・・・あれあれ!?利益重視の「切り捨て発想」のブランドばかりかも。この4メーカーは本当の意味ではもう「日本メーカー」ではないのかも。日本の地形・気候を背景に生まれる要素として、ヘビーデューティーなラダーフレーム車があってもいいかも。日産、ホンダ、マツダには海外市場向けのピックアップがあるけどスバルにはそれすらない・・・!?
『じーぷ』=ジ○ップ向けオフロードの意味のスラング!?
昔から日本ではオフロード車全般を指して「ジープ」と言っていました。もしかしたらアメリカ人以上に日本人の方が、「JEEP」という普通名詞化した固有名詞に愛着を感じているのかもしれません。還暦の福野さんがレンジローバースポーツなどには目もくれずに、「ラングラーだ!!」「ディフェンダーだ!!」と声高に叫ぶ姿を想像すると、目が血走っていて、絶望にも似た雄叫びに聞こえてきます。
おそらくスバルが水平対向エンジンを廃止しようが、クラウンのユニットが全て直4ハイブリッドになろうが、このライターはそこまで真剣にはならなそうだな。自分が本当に好きなものだけに物書きのエネルギーを全て注入してこそ、読者に伝わるってことなんでしょうね。好きなクルマのレビューの時は「擬音語」なんか飛び出してきて、上機嫌なんだなーってのがよくわかるライターさんです。もっともっと日本のクルマ文化のために叫んで欲しいと思いますねー。
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