2017年5月10日水曜日
新型BMW5シリーズの「毀誉褒貶」 福野礼一郎氏の場合。
「世界で最も重要なモデルってなんだ!?」・・・累計販売台数という古典的な数字を持ち出すならば、カローラ、シビック、ゴルフなんでしょうけども、ちょっと目線を変えて考えてみましょう。日本の若者がなんとなく知っていてあこがれている自動車ブランドといえば・・・BMW。その中で最も重要なモデルといえば、販売台数ならば3シリーズなんです。それでもやはりブランドのイメージを背負った看板モデルといえば5シリーズ。
私が免許を取得したのは2000年頃で、その当時(私の脳裏で)最も輝いていたクルマは、R34GT-R、NSX、RX7FD3S (記号と数字ばっかりでどこの車かわからん) ではなく、996でも360モデナでもなく、なんとBMW・M5(E39)。学生の頃に入手したとある雑誌の特集を見て、大まかな世界の高性能車の実力がわかり一気に世界が広がりました、最強の公道車を決めるというありがちな企画なんですが、5部門あるうちの2部門の『メンツ』がなかなか凄いです。
4WDスポーツ部門の顔ぶれは、アウディRS4アバント、三菱ランエボⅥ、日産スカイラインGT-R(34)、スバルインプレッサWRX-P1 なんだこの「粒ぞろい」な感じは!!スーパーカー部門(360モデナ、Z8、エキシージ、TVRタスカン)よりずっと熱い!!というか暑苦しい!!当たり前だけど、コーナーの立ち上がりならポルシェにも完勝レベルの4台です。ちなみにこのグループの1位勝ち抜けはRS4アバントでした。
そしてグランドツアラー部門はポルシェ911ターボ(996)、アストンマーテインDB7ヴァンテージ、ジャガーXKR、BMW-M5の4台。これもかなりの「密度」ですね。現在もそれぞれブランドの後継モデルによって脈々と伝統が続く(=世界中にファンが多い)力作ぞろいとなっています。良い車・正しい車を作りさえすれば、ファンがブランドを支えてくれるんですね。
各部門は4台中2台が決勝進出するグループリーグになっているのですが、ヘナチョコのスーパーカー部門すら勝ち抜けないBMW・Z8ではなくて、激戦の死のリーグだったグランドツアラー部門を911ターボとともに勝ち抜いたBMW・M5こそが完全に当時のBMWの「顔」といっていいと思います。しかも選考を行っているのはイギリスメディアです。イギリス人に「アストンとジャガーではとてもポルシェ、BMWの影も踏めない」とまで言わせる圧倒的な実力。輝かしい5シリーズの歴史です。
あくまで2000年頃に免許取得という「最も多感な季節」を過ごしたゆえの見解でしかないのですが、いまもその熱は冷めやらずで、本当にE39のM5を買っちまおうかな〜・・・ちなみに中古実勢価格200万円〜くらいです。まだ発売から20年も経ってないですが、タマ数もどんどん少なくなっているし、このまま絶滅したらちょっと後悔するかもなー。当時のM5はまだMT車が主流。これなら3年乗って売却してもほとんど値落ちしないでしょうから、よっぽどの不具合でも出ない限りは、大抵の日本車よりもコスパもいいはず。(コスパがいいBMW!!とても素晴らしい響きだな!! 他にもM240iとかさ!?)
やべー・・・新型5シリーズの話でしたがすっかり脱線しました。2000年以降の私が知る限りに関してはBMWの「看板」は5シリーズです。そしてフルモデルチェンジで、G30系になりました。E39(1996年)→E60(2003年)→F10(2010年)→G30(2017年)と見事に7年おきにフルモデルチェンジされています。E60で「顔」が一気に変わって、F10で足回りを変えて、G30では7erと別のシャシーになりました、デザイン面ではE39の面影が少し戻ってきたような「奥ゆかしさ」を感じます。
そして福野さん得意の決まり文句が炸裂します。このライターは私のようなド素人にもクルマのキャラがよくわかるような『格言』・『至言』を作ってくれます(言葉が車を育てる!?)。その1つがこれ・・・『BMW5erはF10(先代)から高級車になり、メルセデスEクラスはW213(現行)からやっと高級車になった。』・・・この何気ないこの一言に含まれる意味は果てしなく深いです。貴族的で華やかな英国サルーンに対して、いかにも社用車然としていた5erとEクラスに一体どんな変化があったとおっしゃるのか?
長ったらしい前振りは全てはこの格言を解釈するためのものなんですけども、E39の時分には5シリーズは、911ターボのように全開でコーナーを抜けていけるくらいに、乗用車のレベルを超えた前輪操舵性能があった!!アストンやジャガーの2ドアスポーツですら前輪フィールが怪しくなる領域で、フルサイズの4ドアセダンの重量ボデーを搭載した改造乗用車が、圧倒的な旋回性能を見せるなんて!!現代の乗用車のエンジニアリングレベルにおいてはありえないことだと思います。どっちも。4ドアに遅れをとるスポーツカーにも問題があるし、スポーツカーを軽く出し抜くフルサイズ改造セダンにも問題がある!!
マジェスタの改造車が、フェアレディZを超える旋回性能を発揮するなんて一般的にはありえないことですよね。もし実現したとしたら・・・おそらくそのマジェスタには、あのトヨタ独特のエアサス仕込のフワフワ感などあるはずもないです。エアサス=高級車という短絡的な結論もどうかと思いますが、高級車の素養としては定番の機構ではあります。エアサス的な乗り味とは真逆のキャラを示されてもなお「高級車」と断じるのは、全方向に対して失礼なことじゃないですかね。
つまりE39・5シリーズは、そのキャラに照らし合わせると「高級車ではなかった」わけです。そもそもMTでガシガシ動く段階で意味合いが違うよなー。「4枚ドアのMT」くらいしか共通的はないですけど、スカイラインGT-Rに近いコンセプトをフルサイズセダンで実現しました!!ドイツ自動車産業の「魂」は、アウグスト=ホルヒやヴィルヘルム=マイバッハの時代から一貫してスケールのデカさにあると思っていますが、1999年に発売されたE39・M5は世紀末になってもそれを体現していました。
続くE60・5シリーズですが、これも今改めて乗ってみると、良い点も悪い点も含めてちょっと笑っちゃいます。「堅牢なドア」と「盛大なロードノイズ」・・・これはセダンの皮を被った装甲車か!?。程度の差こそありますけど、なんだかランボルギーニ・ウラカンの雰囲気に似てるかも「スポーツカールックな戦車」。これまた程度の差がありますが、トヨタ86の「硬質感」がちょっと近いです。ハンドルの奥には何やら鎖かチェーンで繋がれた「重厚感のあるギミック」が潜んでいそうな不気味さ。CVTのトヨタ車しか乗ったことがない人にとっては「強烈」だと思いますよ。
そして福野さんが「高級車になった」「史上最強の5シリーズ」と断言するF10になります。まず違うのは「だいぶ静粛性が上がった」ことですね。しかしこれで5シリーズに納得した福野さんみたいな人がいる反面で、なんだか「物足りない」と感じる人も多かったように思います。せっかくの「セダンルックな装甲車」が、「BMWのバッジがついたマジェスタ」になっちまいましたから。「なった」はさすがに語弊があるので「近づいた」くらいにしておきましょう。トヨタと日産がバブルの頃に競って開発した、静粛性と乗り心地を極めるために開発した前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクのサス配置からも、BMWの動揺ぶりが伺えます。
なんで変化したのか?BMWに詳しい人にとっては愚問でしかないですけども、やはりアウディの躍進にBMWが飲み込まれたのが相当にショックだったようです。北米レクサスとして展開されていたセルシオの静粛性に対抗するために、アウディが「ホルヒ」の精神に立ち返って「ザ・高級車」を開発しました。特に2005年の3代目アウディA6の登場はあまりにもセンセーショナルでした。デザイナーは和田智さんです。ドイツ本国では一気にアウディに追い抜かれたBMWのショック!!引責辞任したアメリカ人デザイナー(クリス=バングル)に責任を全て擦りつけたのは・・・人種差別!?
日本のデザイナーとアメリカのデザイナーが競えば、なんとなく日本が勝ちそうな気もしないでもないですけど、アウディA6に引っ張られて個性を『溶かした』BMWのやり方には「賛否両論」ありました。BMWがアウディやレクサスみたいな「高級車」を作ったところで、700万円も払う価値あるの!?・・・けど福野さんは決してアウディのコピーとは言わないです。BMWの「看板」として新たな付加価値を持って登場した!!そう「定義」されました。・・・ちょっとややこしいですけど、この「定義」って非常に貴重だなと思うんです。「◯◯と同じだな・・・」で結論するのは『定義』ではなく『同類項』。
リーマンショック&大震災という厳しい時代にぶち当たって、日本では存在感自体が薄れてしまったF10・5シリーズですが、このクルマの引退に『史上最高傑作』と「餞け」をする福野さんは最高にかっこいいと思います。そして新たに登場したG30・5シリーズの評価ですが・・・これがなかなか難しいみたいです。続きは次回にしましょう。
↑高級車というプラットフォームは完全に狙っていないスタイリング。だから美しい!!
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2017年4月29日土曜日
マツダはやっぱり嫌われているな・・・。
「オッサンの、オッサンによる、オッサンのための自動車情報誌」ことニューモデルマガジンXですが、今月もSPA!かアサ芸みたいなヘタレな記事が満載です。一番笑ってしまったのが、「信号無視の歩行者に注意したら顔面を殴られた!!」って怒っている記事。毎月交通ルールを偉そうに語るコーナーがあるんですが、今回はどうも「怒り」に我を忘れちゃっているのか、もはや人様に交通ルールを説く立場とは思えない内容です。
「交差点ではいつでも停止できる徐行で通過する」が正しい交通ルールですから、そんなデリケートなスペースに無茶なスピードで突っ込んでおきながら、急ブレーキ回避を余儀なくされたとしても、それはあくまで「自己責任」なはず。このライターが右折する時だそうですから歩行者信号が赤になったくらいのタイミングだったと思います。たとえ相手が信号無視だろうが、このケースでは運が悪ければ自動車運転者が注意義務違反で収監される案件です(むしろ殴られただけで済んで良かったね・仕事のネタにもなったし)。
確かにその歩行者の暴力行為は決して許されることではないですけども、路上で他人を頭ごなしに怒鳴りつければ、それ相応のトラブルはつきものじゃないですか? 高速道路で歩行者に遭遇した!!というなら「クソ野郎!!死にてーのか!!」くらい怒鳴りつけても世論は味方してくれると思いますけど、横断歩道や交差点を通る歩行者を怒るのは違うだろ?
幹線道路を走れば赤信号ギリギリで通過していくクルマなんて名古屋や大阪に限らず全国にたくさんいるのに!!そいつらには文句は言わず歩行者に対してはルールを守れ!!という身勝手な主張(オッサン特有のダブルスタンダード)・・・には少々呆れますけども、これを読んで多くの読者であるクルマ好きなオッサンが「そうだ!そうだ!」って言うとでも思っているのか!?
さて先月号(5月号)の覆面座談会では、過去数年出ていたかった「★2つ」が、何とこともあろうにマツダ渾身の力作「CX5」に対して飛び出しました。あまりの出来栄えに有頂天気味だったマツダ関係者とマツダのファンの顔面にパイを投げつけたい気分だったのでしょうか? 新型CX5を素直に評価するならば、ちょっと表現にとげがあってマツダに失礼かもしれないですが、「レクサスRXのジェネリック」みたいな静粛性に優れたクルマができたんじゃないですか? 「安全で快適なクルマ」をレクサスがカバーできない人々にも乗ってほしい!!というマツダの情熱は十分に伝わってくるパッケージ&価格設定ですけどね。
今まであまりにもメーカーの顔色ばかりを伺ってしまって「★3つ」を連発していたこのコーナー。当該メーカーやライバル車メーカーのことを考えると「★3つ」以外は付けづらいようで、特定のライバルがいない「ボルボS60ポールスター」や「ゴルフGTE」みたいなモデルには「★5つ」出してましたっけ。マツダの傑作モデルに「★2つ」を突きつけて、さあこれからはアグレッシブな路線で行くぞ!ってことなのか!?そんな予感を持たせた「ざ・総括」に今月号(6月号)では話題を呼んでいる「トヨタC-HR」が登場。今月も過激に人気モデルをぶった切るのか!!と思いきや・・・結果は満場一致で「★4つ」の絶賛ムード。なんだかなー。
ちょっと引用させてもらいますけど、
「ごく普通に、燃費のいいクルマに乗りたいというひとには全く関係ない選択肢だと思います。しかし、自動車はこういうキャラクターにもなるのです。C-HRには立派な存在意義がありますよ。それを認める世の中であってほしいと思いますね。」
これだけ読むと、なんだかコルベットかマスタングのレビューに使われそうな「定型文」をそのまま使っているんじゃ!?って感じでなんかズレてないですか?HVはモード燃費30km/L以上ですから、燃費を意識したユーザーばかりが基本的には集まってんじゃないの? 実際のところC-HRってちょっとデザインがポップでエキセントリックなコンパクトカーじゃないですか? かっよくてワイルドな(非日常な)SUVを買うぞー!!って意気込む人の需要を満たせてないんじゃないですか?
似たようなクルマとしてはホンダ・ヴェゼルがありますけど、ヴェゼルの方がキャビンが立派で、ベース車のフィットを想像する人はほとんどいないくらいに作りこまれている気がします。ヴェゼルに乗ると感じるのが手に触れるハンドルやレバー類が高照度プラスチックで作り込まれていて、アウディ、メルセデス、マツダ、スバルのクルマくらいの質感があること(1世代前のBMWの内装よりも立派に見える)。プラスチックのハンドルなんだけど、コラム周りが重厚で太くなっていて、昔ながらのステアリング「ホイール」というよりは、航空機の操縦「桿」みたいな雰囲気。コンパクトなモデルをクイックに操作するイメージを演出しているんでしょうね。マセラティのハンドルがこれだったらちょっとな・・・。
ヴェゼルとAクラスは悪い意味で「デジャブ」で、座った感じが似ているだけでなく、ハンドリングの仕上がりがどちらも今一歩でした。C-HRも握るまではほぼ似ているんですけども、そこから先が確かに違ったなー。CVTのトヨタ車なんてハンドルもアクセルもブレーキもある程度は応答遅れが当たり前でしたけども、その常識は確かに変わった・・・どういう風に変わったかって?VWゴルフGTIみたいです。 C-HRをトヨタが作った意義は、VWゴルフをある程度認めていて、それに対抗できる乗り味を作ろう!!ということだと思います。ゴルフは249万円まで値下げされ価格の適正化が進んでいますが、C-HRがそれより高い265万円〜にしたのは、ゴルフのベースモデルは相手にしてないからでは・・・。
ゴルフGTIって400万円もしますけど、それなりに納得はできる「清々しい」クルマです。400万円あればスカイライン、アコード、アテンザ、WRX、アウトバック、ハリアー、508GT、DS5といった満足度高めのクルマが選びたい放題ですから、なかなか「お買い得!!」とまで絶賛はできないですけど、クルマ自体は納得の出来です。日本メーカーが300万円くらいでこのパッケージを盗めば、人気は出ると思います。
マツダ・アクセラXDはエンジンのタイプが違うし、スバルWRX・S4はミッションと粘っこいAWDの印象で別物。ホンダが今年投入するシビックtypeRは400万円超えるでしょうし、一番近い存在だったのが、三菱のギャランフォルティス・ラリーアートだったですけども、ちょっと前に生産中止になってしまいました。そこでトヨタC-HRにレクサスNXで使っている横置きの2Lターボを乗せれば、かなり良さげ何ですけどもやはり価格は400万円くらいになっちゃいそうです。ゴルフGTIは剛性の高いボデーの良さを味わえるモデルですけども、TNGAのポテンシャルが本当に高いのならば、ハイスペックエンジンのTNGAを是非投入してもらいたいですね〜・・・。
ニューモデルマガジンXの座談会の話はどうなった? あれはひどかったなー。本当に乗ってみて満足したの?「走り」でしかクルマを選ばないユーザーが試せば、結構ツッコミどころは満載ですけどね。加速時に86みたいなプルプルした挙動を見る限りだと「250km/h対応」の欧州流通モデル(MAZDA、VOLVOなど)とはまだまだ差があるんじゃないかと。読者にもわかりやすいからって、「ザックスだからマツダよりいい!!」という国沢さんの意見をもろにパクった結論はひどいなー。HVもターボもはっきり言ってパワートレインはどちらも不満ですし、欧州輸出モデルですからミシュランを履いてますけど、他のメーカーもブリジストンの欧州ブランド(例えばトランザとか)を装備したモデルも同じようにいい感じですけどねー。この「座談会」本当に大丈夫!?
「交差点ではいつでも停止できる徐行で通過する」が正しい交通ルールですから、そんなデリケートなスペースに無茶なスピードで突っ込んでおきながら、急ブレーキ回避を余儀なくされたとしても、それはあくまで「自己責任」なはず。このライターが右折する時だそうですから歩行者信号が赤になったくらいのタイミングだったと思います。たとえ相手が信号無視だろうが、このケースでは運が悪ければ自動車運転者が注意義務違反で収監される案件です(むしろ殴られただけで済んで良かったね・仕事のネタにもなったし)。
確かにその歩行者の暴力行為は決して許されることではないですけども、路上で他人を頭ごなしに怒鳴りつければ、それ相応のトラブルはつきものじゃないですか? 高速道路で歩行者に遭遇した!!というなら「クソ野郎!!死にてーのか!!」くらい怒鳴りつけても世論は味方してくれると思いますけど、横断歩道や交差点を通る歩行者を怒るのは違うだろ?
幹線道路を走れば赤信号ギリギリで通過していくクルマなんて名古屋や大阪に限らず全国にたくさんいるのに!!そいつらには文句は言わず歩行者に対してはルールを守れ!!という身勝手な主張(オッサン特有のダブルスタンダード)・・・には少々呆れますけども、これを読んで多くの読者であるクルマ好きなオッサンが「そうだ!そうだ!」って言うとでも思っているのか!?
さて先月号(5月号)の覆面座談会では、過去数年出ていたかった「★2つ」が、何とこともあろうにマツダ渾身の力作「CX5」に対して飛び出しました。あまりの出来栄えに有頂天気味だったマツダ関係者とマツダのファンの顔面にパイを投げつけたい気分だったのでしょうか? 新型CX5を素直に評価するならば、ちょっと表現にとげがあってマツダに失礼かもしれないですが、「レクサスRXのジェネリック」みたいな静粛性に優れたクルマができたんじゃないですか? 「安全で快適なクルマ」をレクサスがカバーできない人々にも乗ってほしい!!というマツダの情熱は十分に伝わってくるパッケージ&価格設定ですけどね。
今まであまりにもメーカーの顔色ばかりを伺ってしまって「★3つ」を連発していたこのコーナー。当該メーカーやライバル車メーカーのことを考えると「★3つ」以外は付けづらいようで、特定のライバルがいない「ボルボS60ポールスター」や「ゴルフGTE」みたいなモデルには「★5つ」出してましたっけ。マツダの傑作モデルに「★2つ」を突きつけて、さあこれからはアグレッシブな路線で行くぞ!ってことなのか!?そんな予感を持たせた「ざ・総括」に今月号(6月号)では話題を呼んでいる「トヨタC-HR」が登場。今月も過激に人気モデルをぶった切るのか!!と思いきや・・・結果は満場一致で「★4つ」の絶賛ムード。なんだかなー。
ちょっと引用させてもらいますけど、
「ごく普通に、燃費のいいクルマに乗りたいというひとには全く関係ない選択肢だと思います。しかし、自動車はこういうキャラクターにもなるのです。C-HRには立派な存在意義がありますよ。それを認める世の中であってほしいと思いますね。」
これだけ読むと、なんだかコルベットかマスタングのレビューに使われそうな「定型文」をそのまま使っているんじゃ!?って感じでなんかズレてないですか?HVはモード燃費30km/L以上ですから、燃費を意識したユーザーばかりが基本的には集まってんじゃないの? 実際のところC-HRってちょっとデザインがポップでエキセントリックなコンパクトカーじゃないですか? かっよくてワイルドな(非日常な)SUVを買うぞー!!って意気込む人の需要を満たせてないんじゃないですか?
似たようなクルマとしてはホンダ・ヴェゼルがありますけど、ヴェゼルの方がキャビンが立派で、ベース車のフィットを想像する人はほとんどいないくらいに作りこまれている気がします。ヴェゼルに乗ると感じるのが手に触れるハンドルやレバー類が高照度プラスチックで作り込まれていて、アウディ、メルセデス、マツダ、スバルのクルマくらいの質感があること(1世代前のBMWの内装よりも立派に見える)。プラスチックのハンドルなんだけど、コラム周りが重厚で太くなっていて、昔ながらのステアリング「ホイール」というよりは、航空機の操縦「桿」みたいな雰囲気。コンパクトなモデルをクイックに操作するイメージを演出しているんでしょうね。マセラティのハンドルがこれだったらちょっとな・・・。
ヴェゼルとAクラスは悪い意味で「デジャブ」で、座った感じが似ているだけでなく、ハンドリングの仕上がりがどちらも今一歩でした。C-HRも握るまではほぼ似ているんですけども、そこから先が確かに違ったなー。CVTのトヨタ車なんてハンドルもアクセルもブレーキもある程度は応答遅れが当たり前でしたけども、その常識は確かに変わった・・・どういう風に変わったかって?VWゴルフGTIみたいです。 C-HRをトヨタが作った意義は、VWゴルフをある程度認めていて、それに対抗できる乗り味を作ろう!!ということだと思います。ゴルフは249万円まで値下げされ価格の適正化が進んでいますが、C-HRがそれより高い265万円〜にしたのは、ゴルフのベースモデルは相手にしてないからでは・・・。
ゴルフGTIって400万円もしますけど、それなりに納得はできる「清々しい」クルマです。400万円あればスカイライン、アコード、アテンザ、WRX、アウトバック、ハリアー、508GT、DS5といった満足度高めのクルマが選びたい放題ですから、なかなか「お買い得!!」とまで絶賛はできないですけど、クルマ自体は納得の出来です。日本メーカーが300万円くらいでこのパッケージを盗めば、人気は出ると思います。
マツダ・アクセラXDはエンジンのタイプが違うし、スバルWRX・S4はミッションと粘っこいAWDの印象で別物。ホンダが今年投入するシビックtypeRは400万円超えるでしょうし、一番近い存在だったのが、三菱のギャランフォルティス・ラリーアートだったですけども、ちょっと前に生産中止になってしまいました。そこでトヨタC-HRにレクサスNXで使っている横置きの2Lターボを乗せれば、かなり良さげ何ですけどもやはり価格は400万円くらいになっちゃいそうです。ゴルフGTIは剛性の高いボデーの良さを味わえるモデルですけども、TNGAのポテンシャルが本当に高いのならば、ハイスペックエンジンのTNGAを是非投入してもらいたいですね〜・・・。
ニューモデルマガジンXの座談会の話はどうなった? あれはひどかったなー。本当に乗ってみて満足したの?「走り」でしかクルマを選ばないユーザーが試せば、結構ツッコミどころは満載ですけどね。加速時に86みたいなプルプルした挙動を見る限りだと「250km/h対応」の欧州流通モデル(MAZDA、VOLVOなど)とはまだまだ差があるんじゃないかと。読者にもわかりやすいからって、「ザックスだからマツダよりいい!!」という国沢さんの意見をもろにパクった結論はひどいなー。HVもターボもはっきり言ってパワートレインはどちらも不満ですし、欧州輸出モデルですからミシュランを履いてますけど、他のメーカーもブリジストンの欧州ブランド(例えばトランザとか)を装備したモデルも同じようにいい感じですけどねー。この「座談会」本当に大丈夫!?
2017年4月26日水曜日
「いま旬なSUVはクーペスタイルで決まり!!」・・・と石井昌道さんがおっしゃってます。
石井さんには申し訳ないが、すごく勝手気ままなことを書くと、どんな「仕事」にもどーしようもない時ってありますよね。とにかく新型モデルを褒めちぎるといるライターの仕事も、真面目な人がやるとしばしば不自然さしかないレビューが生成されたりします。これも苦しい事情だけがひたすら伝わってくるメルセデスGLCクーペのレビューでした。読者のほとんどは写真9割で文章はまともに読まないから、もう何が書いてあってもいいんでしょうけども・・・そもそもSUVの「クーペスタイル」って何でしょうか?
まだまだプレミアムブランドが懲りずに作り続ける2ドア「クーペ」は、ベース車のセダンよりも50~100mmほど車高を下げたスタイルが一般的です。1650~1800mmくらいのSUVに対して50~100mmほど下げたのがSUV「クーペ」と言いたいようです。ちなみにメルセデスGLCの車高は1590mm。全長が4735mmもありますから縦横のバランス比で見たら、日本の街中にウヨウヨしている「アノ車」とほぼ同じです。後輪駆動のメルセデス車ですから700万円くらいは常識的なのでしょうけども、日本で走るとちょっと損するデザインなのが残念です。
メルセデスの日本販売の主力モデルがこれになったら・・・。うーん。一時期CLSが大ブームになったことを考えれば、これも案外火が付く可能性があるかも。某大物ライターが世紀の失敗作の烙印を押した旧世代Eクラスと同じ設計を使ったCLSは、次期型はまともな高級車に生まれ変わるのかもしれないですけども、その次期CLS(CLEに改名するらしい)とハズシの「二枚看板」になる可能性はありそうですね。あくまで素人の主観による評価に過ぎないですけども、どんな空疎なアイディアでも「ポテンシャルのあるモデル」としてまとめるメルセデスの集中力は「マジでスゲ〜」と石井さんは言いたかったのか?
1980年代には「2ドアで車高が低くてリトラクタブルヘッドライト」のデート専用車をほぼ全ての日本メーカーが作ってました。日本市場のユーザー全体をそのアイコニックなスタイルの前に思考停止させた!!という意味で自動車産業史に燦然と輝く瞬間だったと思うのですが、それ以後に全メーカーに横断的な実績を示すほどの「絶対的」なスタイルは誕生していません。・・・いやいや「ミドルSUV」と「コンパクトSUV」のコンテンポラリーなスタイルはあっという間にほとんどの日本メーカーで共有されました。日本をはみ出してVW、ルノー、プジョーへも拡大中です。
ミドルSUVのスタイルを定型化したリーダー格は「マツダCX5」でしょうか。ハリアー、エクストレイル、アウトランダー、さらにティグアンやプジョー3008もFMCによって「CX5」スタイルに寄せてきました。コンパクトSUVの先駆車はもちろん日産ジューク。ヴェゼル、CX3、XV、C-HR、プジョー2008、キャプチャーなど、4200mm前後のサイズながらスタイリッシュな内装や足回り(ホイールデザインなど)で高級感を演出する趣向が流行っています。
そんな日本発の潮流をぶった切る「メルセデスGLCクーペ」・・・日本メーカーの色には染まらない!!というメルセデスのプライドを感じます。ベースとなっているGLCは安易に「CX5」スタイルを踏襲していて、メルセデス価格で売るには差別化が不十分で日本ではちょっと苦しい気がします。「クーぺ」として日本メーカーがとりあえず考えないスタイルを模索したら、プリウスに寄ってしまった・・・これを「旬」と言い切る石井さんの深謀遠慮は素人には全く推し量れません。一体どこを見ているんだろう!?
お!?続々来てるかも?(ちょっと違う?)
プレミアム&ラグジュアリーブランドとなると、やはりどこも安易に日本の「大衆SUV」のデザインを真似したりはしないようです。・・・いつまでもCX5に似たようなSUVが売れると思うなよ!!マツダは慌ててFMCをしてましたけど、キープコンセプトなデザインはちょっと危機感無さ過ぎかも。グローバルで年産40万台を突破したCX5ですけど、せっかく獲得したユーザーは似たようなデザインの2代目にそのまま乗り換えてくれるのか? 次はちょっと変り種に乗りたい!!って人もいるのでは。マツダも年内にはCX6が立ち上がって、CX7、CX8と増えていく予定なのかもしれませんが・・・。石井さんに「時代遅れ!!」と烙印を押された日本勢のSUVがどう変化していくのか?楽しみです。
まだまだプレミアムブランドが懲りずに作り続ける2ドア「クーペ」は、ベース車のセダンよりも50~100mmほど車高を下げたスタイルが一般的です。1650~1800mmくらいのSUVに対して50~100mmほど下げたのがSUV「クーペ」と言いたいようです。ちなみにメルセデスGLCの車高は1590mm。全長が4735mmもありますから縦横のバランス比で見たら、日本の街中にウヨウヨしている「アノ車」とほぼ同じです。後輪駆動のメルセデス車ですから700万円くらいは常識的なのでしょうけども、日本で走るとちょっと損するデザインなのが残念です。
メルセデスの日本販売の主力モデルがこれになったら・・・。うーん。一時期CLSが大ブームになったことを考えれば、これも案外火が付く可能性があるかも。某大物ライターが世紀の失敗作の烙印を押した旧世代Eクラスと同じ設計を使ったCLSは、次期型はまともな高級車に生まれ変わるのかもしれないですけども、その次期CLS(CLEに改名するらしい)とハズシの「二枚看板」になる可能性はありそうですね。あくまで素人の主観による評価に過ぎないですけども、どんな空疎なアイディアでも「ポテンシャルのあるモデル」としてまとめるメルセデスの集中力は「マジでスゲ〜」と石井さんは言いたかったのか?
1980年代には「2ドアで車高が低くてリトラクタブルヘッドライト」のデート専用車をほぼ全ての日本メーカーが作ってました。日本市場のユーザー全体をそのアイコニックなスタイルの前に思考停止させた!!という意味で自動車産業史に燦然と輝く瞬間だったと思うのですが、それ以後に全メーカーに横断的な実績を示すほどの「絶対的」なスタイルは誕生していません。・・・いやいや「ミドルSUV」と「コンパクトSUV」のコンテンポラリーなスタイルはあっという間にほとんどの日本メーカーで共有されました。日本をはみ出してVW、ルノー、プジョーへも拡大中です。
ミドルSUVのスタイルを定型化したリーダー格は「マツダCX5」でしょうか。ハリアー、エクストレイル、アウトランダー、さらにティグアンやプジョー3008もFMCによって「CX5」スタイルに寄せてきました。コンパクトSUVの先駆車はもちろん日産ジューク。ヴェゼル、CX3、XV、C-HR、プジョー2008、キャプチャーなど、4200mm前後のサイズながらスタイリッシュな内装や足回り(ホイールデザインなど)で高級感を演出する趣向が流行っています。
そんな日本発の潮流をぶった切る「メルセデスGLCクーペ」・・・日本メーカーの色には染まらない!!というメルセデスのプライドを感じます。ベースとなっているGLCは安易に「CX5」スタイルを踏襲していて、メルセデス価格で売るには差別化が不十分で日本ではちょっと苦しい気がします。「クーぺ」として日本メーカーがとりあえず考えないスタイルを模索したら、プリウスに寄ってしまった・・・これを「旬」と言い切る石井さんの深謀遠慮は素人には全く推し量れません。一体どこを見ているんだろう!?
お!?続々来てるかも?(ちょっと違う?)
プレミアム&ラグジュアリーブランドとなると、やはりどこも安易に日本の「大衆SUV」のデザインを真似したりはしないようです。・・・いつまでもCX5に似たようなSUVが売れると思うなよ!!マツダは慌ててFMCをしてましたけど、キープコンセプトなデザインはちょっと危機感無さ過ぎかも。グローバルで年産40万台を突破したCX5ですけど、せっかく獲得したユーザーは似たようなデザインの2代目にそのまま乗り換えてくれるのか? 次はちょっと変り種に乗りたい!!って人もいるのでは。マツダも年内にはCX6が立ち上がって、CX7、CX8と増えていく予定なのかもしれませんが・・・。石井さんに「時代遅れ!!」と烙印を押された日本勢のSUVがどう変化していくのか?楽しみです。
2017年4月20日木曜日
小沢コージさんをいじめるなー
「日本市場は今度こそ変われるのか?」・・・日経の記事みたいな「抽象表現」を平気で使うから嫌われちゃうのかなー。相変わらずですね。そして小沢コージさんというキャラこその変な「ザワザワ感」が・・・。北米市場のベストセラーはビッグ3から発売されるピックアップトラックそれから中型セダン。欧州ではゴルフやルーテシアのようなスモールハッチバックと小型SUV。毎月トップ10の車種がコロコロ変わるのは日本くらいなものじゃないですか?・・・という味気ないツッコミが瞬時に浮かびますが、今回はやめておきましょう。
とっても「ビッグ」な小沢さんが本当に言いたいのは、「もっと価値あるクルマを買いなさい!!」ってコトなんだと思います。・・・あ、繰り返しますが、「プリウスが最も経済的で価値が高いから売れているんだ!!」というツッコミ自体がスベってますよ!!
(小沢さんの過去の著書から想定されるのですが)ベントレーからアルディTTまでをこよなく愛するという小沢さんの守備範囲の広さ・・・大きいのも小さいのも好きなんですね。そして「硬派なクルマ」はちょっと苦手なのか? ス○ルみたいな絶対に「モテない」ブランドには、ストレートに「用はない・・・かな」と伝える。そういうチャラい兄ちゃん風のキャラ設定のせいか、敵がどれだけ増えていくかを想定しない言動のせいか、自動車ライターを語る掲示板では、ちょっとした言動ですぐにボコボコにされる一人になってます。
小沢さんとほぼ同年代の西川淳さんは、スーパーカーのオーナーから、ラグジュアリーセダン派まで幅広く支持されてますけども、小沢コージさんはなんでそんなに人気がないのか? 考えられる理由の一つが「顔」ですね。小沢さんのようなイケメンな自動車ライターってどうもダメみたいです。同じ車種のレビューでも、読み比べると西川さんの方がそのクルマとより真摯に向き合っているように感じちゃうんですよ。西川さんと同じようにいいことを小沢さんが書いていたとしても、それは「モテたい」目線なんじゃないの?そう邪推してしまう・・・。しかしですよ!!両者の文章をさらによーく読むと、どうも西川さんの方が明らかにモテたい意識は高いんですよ!!色気とかに敏感なのは西川さんだ!! いちいち野暮なことは書かないですけど、もうこれは笑うしかないです。
そんな小沢さんが新潮新書から10年ほど前に発売した「クルマ界のすごい12人」
という秀作があります。梁瀬次郎さん、星野一義さん、和田智さんなど、自動車業界の「生きる伝説」ともいうべき人々を取材したものですが、これだけのメンツとコネクションをしっかり持っているというのがスゴイ。さすがイケメン。
小沢さんのウェブ記事やNAVI CARSの連載を見ていて思うのは、メーカーの人にあれこれ聞いてくるのが上手いなーってことです。メーカーの開発担当者に快く受け入れてもらえるタイプのライターさんに分類できます。同じタイプには他に高平高輝さん、岡崎五郎さん・・・あとは島下泰久さんなんかもそうかも。逆にメーカーと絶縁状態な雰囲気が伝わってくるのがF野さん、S村さん、W辺T史さん、N川さん・・・ただしこっちの方が文才があって読んでいて面白い。興味深いことが簡単に書けちゃうだけの強烈な「キャラ」と「見識」があるから、単純でつまんねーことしか言わないメーカー担当者の話なんてさ、まともに聞いてられないのかな?そして水野さんみたいな達者な開発者が出てくると距離を置いてしまうとか・・・。
小沢さん、高平さん、五郎さん、島下さん。この4人は年季の入ったクルマ好きな人々からは、やや軽んじられるとことがあるみたいです。個人的には4人ともとっても「いい人」なんだと思います。せっかく説明してくれたり取材に協力してくれるメーカーの人の気持ちを最大限に汲んで、好意的に記事を書くイメージがあります。ただしそうすると「八方美人」と見られてしまうこともあるでしょうし、自動車評論家として主体性を発揮する「見識」に欠けるとか見られちゃうんですかね。・・・そういった批判に対して小沢さんがキレて反論している記事を読んだことあります。「俺は評論家じゃない!!」と言ってた。
手前味噌で恐縮ですけども、「クルマを語る」という行為はなかなか高尚なことだと思っています。クルマのことなんか何もわかってなくても、堂々と語れるのは頭のネジが一本なくなっているのかもしれないですけど、おそらく誰よりも「クルマに対して感動している」から書ける。ブログなどで発信していると、たまに「幼稚だねー」とか「何もわかってないのに書くな!!」とか言ってくるアホがいますけど、そういう「欲求不満なちっこい」輩なんて無視しておけばいいと思います。自分の意見を(自分のプラットフォームで)発信する人間と、発信する人を批判して(貶めることで無意識に自分が上位に置いて)納得するクズとでは、どっちの人生が豊かなのか?って話です。
小沢さん、高平さん、五郎さんのレビューを読んでいいなーと思うのは、この3人の「感動」がとてもよく伝わってくるからです。F野さんやS村さんは最近のクルマにとことん冷めているのが伝わってきて、たまに読むのが辛い時があるんですよね。面白いかどうか?も確かに大切ですが、クルマに対して建設的な意見や「感動」を発信してくれるライターを時代は求めているんじゃないですか?(K沢やS水K夫のプロパガンダ<日本車への偏見>は論外ですけど)
高平さんはホンダの歴史と技術に心酔しているのがよくわかります。島下さんはまだまだお若いですけど、この3人のような「感動系」レビューを書ける有望株だと思いますので・・・「間違いだらけ」でもっとハジけてほしいですね。
とっても「ビッグ」な小沢さんが本当に言いたいのは、「もっと価値あるクルマを買いなさい!!」ってコトなんだと思います。・・・あ、繰り返しますが、「プリウスが最も経済的で価値が高いから売れているんだ!!」というツッコミ自体がスベってますよ!!
(小沢さんの過去の著書から想定されるのですが)ベントレーからアルディTTまでをこよなく愛するという小沢さんの守備範囲の広さ・・・大きいのも小さいのも好きなんですね。そして「硬派なクルマ」はちょっと苦手なのか? ス○ルみたいな絶対に「モテない」ブランドには、ストレートに「用はない・・・かな」と伝える。そういうチャラい兄ちゃん風のキャラ設定のせいか、敵がどれだけ増えていくかを想定しない言動のせいか、自動車ライターを語る掲示板では、ちょっとした言動ですぐにボコボコにされる一人になってます。
小沢さんとほぼ同年代の西川淳さんは、スーパーカーのオーナーから、ラグジュアリーセダン派まで幅広く支持されてますけども、小沢コージさんはなんでそんなに人気がないのか? 考えられる理由の一つが「顔」ですね。小沢さんのようなイケメンな自動車ライターってどうもダメみたいです。同じ車種のレビューでも、読み比べると西川さんの方がそのクルマとより真摯に向き合っているように感じちゃうんですよ。西川さんと同じようにいいことを小沢さんが書いていたとしても、それは「モテたい」目線なんじゃないの?そう邪推してしまう・・・。しかしですよ!!両者の文章をさらによーく読むと、どうも西川さんの方が明らかにモテたい意識は高いんですよ!!色気とかに敏感なのは西川さんだ!! いちいち野暮なことは書かないですけど、もうこれは笑うしかないです。
そんな小沢さんが新潮新書から10年ほど前に発売した「クルマ界のすごい12人」
という秀作があります。梁瀬次郎さん、星野一義さん、和田智さんなど、自動車業界の「生きる伝説」ともいうべき人々を取材したものですが、これだけのメンツとコネクションをしっかり持っているというのがスゴイ。さすがイケメン。
小沢さんのウェブ記事やNAVI CARSの連載を見ていて思うのは、メーカーの人にあれこれ聞いてくるのが上手いなーってことです。メーカーの開発担当者に快く受け入れてもらえるタイプのライターさんに分類できます。同じタイプには他に高平高輝さん、岡崎五郎さん・・・あとは島下泰久さんなんかもそうかも。逆にメーカーと絶縁状態な雰囲気が伝わってくるのがF野さん、S村さん、W辺T史さん、N川さん・・・ただしこっちの方が文才があって読んでいて面白い。興味深いことが簡単に書けちゃうだけの強烈な「キャラ」と「見識」があるから、単純でつまんねーことしか言わないメーカー担当者の話なんてさ、まともに聞いてられないのかな?そして水野さんみたいな達者な開発者が出てくると距離を置いてしまうとか・・・。
小沢さん、高平さん、五郎さん、島下さん。この4人は年季の入ったクルマ好きな人々からは、やや軽んじられるとことがあるみたいです。個人的には4人ともとっても「いい人」なんだと思います。せっかく説明してくれたり取材に協力してくれるメーカーの人の気持ちを最大限に汲んで、好意的に記事を書くイメージがあります。ただしそうすると「八方美人」と見られてしまうこともあるでしょうし、自動車評論家として主体性を発揮する「見識」に欠けるとか見られちゃうんですかね。・・・そういった批判に対して小沢さんがキレて反論している記事を読んだことあります。「俺は評論家じゃない!!」と言ってた。
手前味噌で恐縮ですけども、「クルマを語る」という行為はなかなか高尚なことだと思っています。クルマのことなんか何もわかってなくても、堂々と語れるのは頭のネジが一本なくなっているのかもしれないですけど、おそらく誰よりも「クルマに対して感動している」から書ける。ブログなどで発信していると、たまに「幼稚だねー」とか「何もわかってないのに書くな!!」とか言ってくるアホがいますけど、そういう「欲求不満なちっこい」輩なんて無視しておけばいいと思います。自分の意見を(自分のプラットフォームで)発信する人間と、発信する人を批判して(貶めることで無意識に自分が上位に置いて)納得するクズとでは、どっちの人生が豊かなのか?って話です。
小沢さん、高平さん、五郎さんのレビューを読んでいいなーと思うのは、この3人の「感動」がとてもよく伝わってくるからです。F野さんやS村さんは最近のクルマにとことん冷めているのが伝わってきて、たまに読むのが辛い時があるんですよね。面白いかどうか?も確かに大切ですが、クルマに対して建設的な意見や「感動」を発信してくれるライターを時代は求めているんじゃないですか?(K沢やS水K夫のプロパガンダ<日本車への偏見>は論外ですけど)
高平さんはホンダの歴史と技術に心酔しているのがよくわかります。島下さんはまだまだお若いですけど、この3人のような「感動系」レビューを書ける有望株だと思いますので・・・「間違いだらけ」でもっとハジけてほしいですね。
2017年4月14日金曜日
F野氏「最近FMCで良くなったクルマはEクラスだけ・・・」
カリスマライターのF野氏が某連載で書いてました。確かにEクラスは良くなったでしょうね。Sクラスの設計をCクラスとEクラスにまで押し広げたから良くなった!!という認識でOKだと思います。「Eクラスは先代があまりにも酷すぎたから」・・・これもうちょっと早く言ってくれないとダメじゃないですか?かれこれ4年くらい前に「先代Eクラスは絶対に買ってはいけないレベル!!」みたいなことをブログで書いたんですけど、そのまま2ちゃんのEクラススレにリンクを貼られた後に、「コイツは頭がおかしい」とか「半島人みたいなキレぶりだな〜」とか散々に言われましたけどね。カリスマライターならOKなのかよ!!
なんで誰も「ダメ」って言わないんだろ?って思いましたよ。単純に日産フーガやレクサスGSと乗り比べれば、先代Eクラスは格下なのが明確で、なんでこんなのが「高級車」なんだ? F野さんは以前の著作で2000年代のメルセデスが劣化した原因は、日本メーカーを安易に模倣したから!!と言及しておられました。あのアルテッツァが北米では「レクサスIS」として売られていたわけですから、まあ言わんとしていることはわからないでもないですけども、日本で200万円そこそこで売られたコンパクトFRセダンを基本とした設計がそのままメルセデスEクラス/Cクラスに影響を与えた!!としても、それを安易に決断したのはメルセデス陣営なわけで、トヨタのアルテッツァを戦犯に仕立てるのは間違ってんじゃないすかね!?(そういう論理ではないかもしれないですが)
中型セダンとして、そして欧州にも輸出されたトヨタのグローバルモデルとして、アルテッツァのインパクトは大きかったとは思います。2000年頃に出版されている英国のクルマ評を読んでも、このクルマはE46系BMW3erや、アルファロメオ156、あるいは当時欧州で日本車の実力を示していた欧州向けアコードといった名車と同等かそれ以上の喝采を浴びています。欧州も「これが世界のトヨタの実力か!?」って日本市場とは全く違う視点で盛り上がったのは確かなようです。
好評の新型Eクラスは第五世代でW213系と言いますが、先代(4代目)がW212、3代目がW211、2代目がW210、そして初代がW124です。1985年に登場した初代Eクラスはマツダの操安部の人が絶賛していたりするので、当時としては相当に画期的なモデルだったのだと思います。現行モデルで操縦安定性で比較すれば、マツダは日産と並んで世界の頂点で、レクサス、アウディ、BMW、メルセデスに対して優位な立場にありますが、そのマツダの開発者が褒めるのだからよっぽどいいハンドリングなんでしょうね。
2代目EクラスのW210系は1995年に登場しますが、これがコストダウンがひどいと叩かれています。アルテッツァの発売が1998年ですから、これはちょっと辻褄が合わないかも。1989年ごろに絶頂を迎える日本車がメルセデスの質に影響した!!ってことなんでしょうね。1989年だけで日本車の新型、FMC、モデル追加が40件ですからね、毎週のようにどこかから新型モデルが出てくる。しかも「レガシィTW」「インテグラ」「ロードスター」「セルシオ」「スカイラインGT-R」みたいな名車がたっぷり入っているわけですから、メルセデスもビビったでしょうね・・・こりゃやられるなって。
F野さんが言うには(世界自動車戦争論より)、そこからメルセデスの開発タームは恐ろしく短くなってモデルも枝分かれして、開発ソースも分散するからW124のようなクルマが再び生まれる余地はないよーってことらしい。どのメーカーもあまりに忙しすぎて何もできない状況の中で、自動ブレーキだの自動運転だのあれこれ新しいテクノロジーがデフォルトで装備される時代だから、もう「終わってる」とおっしゃられています。・・・某シュツットガルト・メーカーの現行モデルの量販車を「神」って言ってたのは誰だ!?っておもわずツッコミたくなりましたよ。2013年はどうやら最近ではないらしいです。
ここからはF野さんとは関係ないのですが、現行EクラスがCクラスと同じようにSクラスから下りてきた足回りを使って作られて、走りの質が大幅に変わったのは、やはり将来的に計画されているメルセデスとインフィニティの設計を統合する動きに関係があると思うんです。本当に実現するかわかりませんけども、Cクラスとスカイラインのシャシーが統合され、Eクラスとフーガも同じになるとすると、CクラスとEクラスは相当に頑張って日産のレベルに追いつかないとダメじゃない?と先代までは思ってました。しかし現行になってCもEも一気に差を詰めてきました。全てを日産・栃木の基準で作ったから!?じゃないかと思うんです。
フーガもスカイラインも現行モデルになってからずっと日本のカーメディアからは無視された存在でしけど、これが実際に乗ってみると相当に衝撃的だったりするんですよ。現行のマツダ・アテンザは、先代までの超絶ハンドリングマシンという伝統は後退しましたが、ハッキリ言って先代のEクラス(W212)や5er(F10系)よりもよっぽどよくできていると思います。しかも価格はEクラスや5erの半額だし!!けどそんなアテンザが完全に屈するのが日産の栃木モデルです。それくらいに現行のスカイラインはレベルが高い。Eクラスも5erも新型になってシャシーを変えましたけど、日産どころかマツダにもナメられるレベルだと当事者も十分に自覚していたんだと思います。
F野さんの日産車評ってなかなか見かけないですけども、MFIのvol.95で現行スカイラインのターボとHVに乗っておられます。この人らしいなって思うのが、目についた日産の工作レベルの高さを全部あっけらかんと挙げてくれること。これ読んじゃうと比較対象にされているBMWやメルセデスがポンコツなんじゃないの!?ってことがダイレクトに伝わってきます。まだF野さんは優しいです。実際に乗り比べてみると、日産とかろうじて比較できるレベルにいるのは、BMWが意地で改良した「4er」だけじゃないか・・・それくらいに絶望的な差があります。マツダ、レクサスとBMWの4erだけ。あとは周回遅れ・・・スバルとかアウディとかさ。とりあえずF野さんの警告に従うと、現行のアテンザ、4er、RC、スカイラインを末期に買うのが正解みたいです。
最新投稿まとめブログ
↓参考文献はこちらです
世界自動車戦争論 1 (1)
A-cars 2017年5月号
MOTOR FAN illustrated Vol.95 (モーターファン別冊)
なんで誰も「ダメ」って言わないんだろ?って思いましたよ。単純に日産フーガやレクサスGSと乗り比べれば、先代Eクラスは格下なのが明確で、なんでこんなのが「高級車」なんだ? F野さんは以前の著作で2000年代のメルセデスが劣化した原因は、日本メーカーを安易に模倣したから!!と言及しておられました。あのアルテッツァが北米では「レクサスIS」として売られていたわけですから、まあ言わんとしていることはわからないでもないですけども、日本で200万円そこそこで売られたコンパクトFRセダンを基本とした設計がそのままメルセデスEクラス/Cクラスに影響を与えた!!としても、それを安易に決断したのはメルセデス陣営なわけで、トヨタのアルテッツァを戦犯に仕立てるのは間違ってんじゃないすかね!?(そういう論理ではないかもしれないですが)
中型セダンとして、そして欧州にも輸出されたトヨタのグローバルモデルとして、アルテッツァのインパクトは大きかったとは思います。2000年頃に出版されている英国のクルマ評を読んでも、このクルマはE46系BMW3erや、アルファロメオ156、あるいは当時欧州で日本車の実力を示していた欧州向けアコードといった名車と同等かそれ以上の喝采を浴びています。欧州も「これが世界のトヨタの実力か!?」って日本市場とは全く違う視点で盛り上がったのは確かなようです。
好評の新型Eクラスは第五世代でW213系と言いますが、先代(4代目)がW212、3代目がW211、2代目がW210、そして初代がW124です。1985年に登場した初代Eクラスはマツダの操安部の人が絶賛していたりするので、当時としては相当に画期的なモデルだったのだと思います。現行モデルで操縦安定性で比較すれば、マツダは日産と並んで世界の頂点で、レクサス、アウディ、BMW、メルセデスに対して優位な立場にありますが、そのマツダの開発者が褒めるのだからよっぽどいいハンドリングなんでしょうね。
2代目EクラスのW210系は1995年に登場しますが、これがコストダウンがひどいと叩かれています。アルテッツァの発売が1998年ですから、これはちょっと辻褄が合わないかも。1989年ごろに絶頂を迎える日本車がメルセデスの質に影響した!!ってことなんでしょうね。1989年だけで日本車の新型、FMC、モデル追加が40件ですからね、毎週のようにどこかから新型モデルが出てくる。しかも「レガシィTW」「インテグラ」「ロードスター」「セルシオ」「スカイラインGT-R」みたいな名車がたっぷり入っているわけですから、メルセデスもビビったでしょうね・・・こりゃやられるなって。
F野さんが言うには(世界自動車戦争論より)、そこからメルセデスの開発タームは恐ろしく短くなってモデルも枝分かれして、開発ソースも分散するからW124のようなクルマが再び生まれる余地はないよーってことらしい。どのメーカーもあまりに忙しすぎて何もできない状況の中で、自動ブレーキだの自動運転だのあれこれ新しいテクノロジーがデフォルトで装備される時代だから、もう「終わってる」とおっしゃられています。・・・某シュツットガルト・メーカーの現行モデルの量販車を「神」って言ってたのは誰だ!?っておもわずツッコミたくなりましたよ。2013年はどうやら最近ではないらしいです。
ここからはF野さんとは関係ないのですが、現行EクラスがCクラスと同じようにSクラスから下りてきた足回りを使って作られて、走りの質が大幅に変わったのは、やはり将来的に計画されているメルセデスとインフィニティの設計を統合する動きに関係があると思うんです。本当に実現するかわかりませんけども、Cクラスとスカイラインのシャシーが統合され、Eクラスとフーガも同じになるとすると、CクラスとEクラスは相当に頑張って日産のレベルに追いつかないとダメじゃない?と先代までは思ってました。しかし現行になってCもEも一気に差を詰めてきました。全てを日産・栃木の基準で作ったから!?じゃないかと思うんです。
フーガもスカイラインも現行モデルになってからずっと日本のカーメディアからは無視された存在でしけど、これが実際に乗ってみると相当に衝撃的だったりするんですよ。現行のマツダ・アテンザは、先代までの超絶ハンドリングマシンという伝統は後退しましたが、ハッキリ言って先代のEクラス(W212)や5er(F10系)よりもよっぽどよくできていると思います。しかも価格はEクラスや5erの半額だし!!けどそんなアテンザが完全に屈するのが日産の栃木モデルです。それくらいに現行のスカイラインはレベルが高い。Eクラスも5erも新型になってシャシーを変えましたけど、日産どころかマツダにもナメられるレベルだと当事者も十分に自覚していたんだと思います。
F野さんの日産車評ってなかなか見かけないですけども、MFIのvol.95で現行スカイラインのターボとHVに乗っておられます。この人らしいなって思うのが、目についた日産の工作レベルの高さを全部あっけらかんと挙げてくれること。これ読んじゃうと比較対象にされているBMWやメルセデスがポンコツなんじゃないの!?ってことがダイレクトに伝わってきます。まだF野さんは優しいです。実際に乗り比べてみると、日産とかろうじて比較できるレベルにいるのは、BMWが意地で改良した「4er」だけじゃないか・・・それくらいに絶望的な差があります。マツダ、レクサスとBMWの4erだけ。あとは周回遅れ・・・スバルとかアウディとかさ。とりあえずF野さんの警告に従うと、現行のアテンザ、4er、RC、スカイラインを末期に買うのが正解みたいです。
最新投稿まとめブログ
↓参考文献はこちらです
世界自動車戦争論 1 (1)
A-cars 2017年5月号
MOTOR FAN illustrated Vol.95 (モーターファン別冊)
2017年4月6日木曜日
マツダよりVWを買いましょう!!はいいけどさ・・・。(VW車オーナーは読まない方がいい!)
前回、お伝えしたようにニューモデルマガジンX5月号がマツダを「遠慮気味に挑発する」という暴挙に出ています。マツダの国内販売の伸び悩みは深刻で、1車種を除いてはほとんど儲かっていないわけですが、その最後の希望の1台・・・マツダとしては絶対に失敗できないギリギリの総力戦の果てに生み出した新型CX5に対して、血も涙も無い酷い判定でした。ちょっと調べてみると過去1年で星2つのクルマは今回のCX5のみ!!マツダが関与するクルマでこのコーナーに登場したのは、MC後のアクセラ(星3)、アバルト124スパイダー(星3)と新型CX5ですから、マツダだけが平均スコアで3を下回る「2.67」・・・ワースト・ブランド・オブ・ざ・イヤーです。
同じ5月号にはSUVとしては異例の星4つを獲得したVWティグアンが登場します。ユーロNCAPでは、あの「メルセデスEクラス」を余裕で上回り2016年テスト車ではアルファロメオ・ジュリアに次いで第2位を獲得するなどVWの新たなるスター候補だなー・・・とは思ってましたけど、CX5より上かい? 2016年ユーロNCAPはマツダ、ホンダ、日産、BMWといった強敵が居なかったというのもあるんですけどね。「欧州車=安全」というイメージを守りたいから(実際は日本車の独壇場)、一切ユーロNCAPには言及しない(北米NCAP、JNCAPも)のがカーメディアの常識になって居ますね。そんなチキン野郎にクルマの良し悪しがわかるのか?
じゃあ一体何が良くて星4つなんだ!?・・・内容を読んでみて唖然。いくら読んでも少しもいや全くわからないMQBの説明にほとんど費やされて居ます。このコーナーの設定ではクルマに詳しい(専門家)5人のオッサンの座談会なんですけど、4年前に散々に行われたような無駄話に参加者の誰もが疑問を感じないんですかね!?つーかこんな内容でお茶を濁していると・・・そろそろバレちゃいますよ。もうゴルフの話はいいからティグアンのいいところを語ってくれ〜!!
「MQBで年産500万台が目前!!」だそうですけども、まあ結構なことじゃ無いでしょうか。ゴルフも現行になってまだまだJNCAPでプリウスに負けているとはいえ、衝突安全性は先代(6代目)よりもさらに上がっています。そしてティグアンも先代とは全く違うレベルまで上がった!!おそらくホンダやマツダの同クラスのSUVを超えたと思います。2.2Lディーゼルターボと1.4Lガソリンターボの違いはありますけども、車重は100kgもCX5より軽いですしこの辺が好結果に影響してそうです。確かに1500kg台ならば150psの1.4Lターボでも十分に引っ張れるでしょうし、そこはトルコンATではなく、VWが日本仕様で使うDCTの「直結」が威力を発揮するでしょう。
車重とユニット出力のバランスはどのメーカーにとっても課題です。トヨタのC-HRも1.2Lターボではバランスを欠いているように感じます(諸元を見て買う気が失せる!!)。「パワー・ウエイト・レシオ」の適正化という意味でMQBは非常に優秀ですね。ゴルフもパサートもティグアンも、全て先代よりも確実に良くなっています(スペック見て欲しくなる?)。その反面トヨタのC-HR1.2LターボはTNGAの黒歴史になっちゃいそうですね。
同じくモジュラー設計の「スカイアクティブ・シャシー」を使うマツダでは、VWとは逆の発想で、プレミアムブランドと戦うために車重を増やす傾向にあります。CX5もキャビンの容積こそ小さくなっているのに車重は増加・・・何が違うのか?は乗り比べればすぐにわかりますけど、新型モデルをVWとは別路線へ持っていくことを考えてます。とりあえず想定しているのは「打倒レクサス&アウディ」。その想いだけでメラメラ燃えているのがよくわかります。まあこの辺の事情を完全にスルーして判断すると星2つなんでしょうけどね。
さらに読み進めるとこのティグアンの記事・・・プロとは思えないほど酷いです。「VWはMQBの500万台を1.4Lと1.2Lのたった2つのボア径だけで済ませる!!」とか平気で書いてあります。これはあんまりだ!!読者をバカにしている!!ちょっと調べれば誰にだってわかることなのに!!「ゴルフは1.2L過給で走らせ、ティグアンは1.4L過給。重量差が大きいのにそこをたった200ccでカバーしている!!」・・・いやいやカバーできてないって。
なんかツッコミ所が多すぎて困りますね。ちょっと整理しますと、
①「ユーロ6に未だに対応していない1.2Lターボはまともな国ではすでにお役御免となっています」 この話は何度か書いてますのでアレですけど、このエンジンは日本の「2017年規制」にも対応していませんから、ゴルフ8になってもそのままのエンジンでは型式認証が取れません。ちなみに日本の政府系研究機関の調査によって、トヨタ・ヴィッツのポート噴射による1.3L自然吸気の50倍のNOxが発生していると告発されたことがあります(一応2012年規制には収まってますけど)。今回のティグアンの記事でも「直噴化」のメリットを滔々と述べておられますけど、どこまでユーザーを愚弄すれば気がすむのか・・・。
②「そもそも500万台の中で相当の割合を1.6Lと2.0Lのディーゼルが担当している」・・・北米と欧州で「ディーゼルゲート事件」と騒がれた「アノ」エンジンではなくて、欧州や北米では新型に変わっていますが、渦中のエンジンはまだまだノックダウン生産で西アジアなどでは大量に売っているそうです。ユーロ6にもバッチリ対応しているというディーゼルがなかなか日本には入ってこないですね・・・。
③「北米のゴルフは1.8Lガソリン過給がデフォルトで、中国では同じく1.6Lガソリン過給が主流」・・・一体「500万台の全てを1.2L&1.4L」はどこから来た発想なのでしょうか?日本のマヌケなカーメディアとVWユーザーがVWのイメージに騙されて描いた「構図」なんでしょうね。ユーロ5止まりの1.2Lターボが主体で未だに販売が継続されている日本って完全にナメられてますね。だからVWは嫌い。VWを絶賛するヤツに限って本当に何もわかってなくて、ドイツのゴルフは日本とは違って1.0L、1.4L、1.5Lのガソリンターボが展開されていて、インプの半額で買えるとかいう実態を知らなかったりするんですよ(安いから売れるのに)。ドイツ向けの1.4Lはユーロ6対応で、日本向け1.4Lは非対応とかさふざけてんじゃねーよ(マジです)。日本は西アジア市場と同等に扱われています。パキスタンとかトルコで売っているエンジンに250万円払うってさ・・・。
最近ではVWもパサートに2.0Lターボを復活させるなど、400万円以上払えばまともなクルマを売ってくれるようにはなりましたから、今後は日本向けの戦略もだいぶ変わってくるとは思いますが・・・。その前にメチャクチャな情報を書いて「VWの1.2&1.4は素晴らしい!!」などと意味不明な情報を拡散している、相変わらずクソなカーメディアを徹底的に潰さないといけないですね。匿名ブログで告発&啓発するくらいしかできないですけども、日本のクルマ文化が滅びる前になんとかしたいな〜・・・。
同じ5月号にはSUVとしては異例の星4つを獲得したVWティグアンが登場します。ユーロNCAPでは、あの「メルセデスEクラス」を余裕で上回り2016年テスト車ではアルファロメオ・ジュリアに次いで第2位を獲得するなどVWの新たなるスター候補だなー・・・とは思ってましたけど、CX5より上かい? 2016年ユーロNCAPはマツダ、ホンダ、日産、BMWといった強敵が居なかったというのもあるんですけどね。「欧州車=安全」というイメージを守りたいから(実際は日本車の独壇場)、一切ユーロNCAPには言及しない(北米NCAP、JNCAPも)のがカーメディアの常識になって居ますね。そんなチキン野郎にクルマの良し悪しがわかるのか?
じゃあ一体何が良くて星4つなんだ!?・・・内容を読んでみて唖然。いくら読んでも少しもいや全くわからないMQBの説明にほとんど費やされて居ます。このコーナーの設定ではクルマに詳しい(専門家)5人のオッサンの座談会なんですけど、4年前に散々に行われたような無駄話に参加者の誰もが疑問を感じないんですかね!?つーかこんな内容でお茶を濁していると・・・そろそろバレちゃいますよ。もうゴルフの話はいいからティグアンのいいところを語ってくれ〜!!
「MQBで年産500万台が目前!!」だそうですけども、まあ結構なことじゃ無いでしょうか。ゴルフも現行になってまだまだJNCAPでプリウスに負けているとはいえ、衝突安全性は先代(6代目)よりもさらに上がっています。そしてティグアンも先代とは全く違うレベルまで上がった!!おそらくホンダやマツダの同クラスのSUVを超えたと思います。2.2Lディーゼルターボと1.4Lガソリンターボの違いはありますけども、車重は100kgもCX5より軽いですしこの辺が好結果に影響してそうです。確かに1500kg台ならば150psの1.4Lターボでも十分に引っ張れるでしょうし、そこはトルコンATではなく、VWが日本仕様で使うDCTの「直結」が威力を発揮するでしょう。
車重とユニット出力のバランスはどのメーカーにとっても課題です。トヨタのC-HRも1.2Lターボではバランスを欠いているように感じます(諸元を見て買う気が失せる!!)。「パワー・ウエイト・レシオ」の適正化という意味でMQBは非常に優秀ですね。ゴルフもパサートもティグアンも、全て先代よりも確実に良くなっています(スペック見て欲しくなる?)。その反面トヨタのC-HR1.2LターボはTNGAの黒歴史になっちゃいそうですね。
同じくモジュラー設計の「スカイアクティブ・シャシー」を使うマツダでは、VWとは逆の発想で、プレミアムブランドと戦うために車重を増やす傾向にあります。CX5もキャビンの容積こそ小さくなっているのに車重は増加・・・何が違うのか?は乗り比べればすぐにわかりますけど、新型モデルをVWとは別路線へ持っていくことを考えてます。とりあえず想定しているのは「打倒レクサス&アウディ」。その想いだけでメラメラ燃えているのがよくわかります。まあこの辺の事情を完全にスルーして判断すると星2つなんでしょうけどね。
さらに読み進めるとこのティグアンの記事・・・プロとは思えないほど酷いです。「VWはMQBの500万台を1.4Lと1.2Lのたった2つのボア径だけで済ませる!!」とか平気で書いてあります。これはあんまりだ!!読者をバカにしている!!ちょっと調べれば誰にだってわかることなのに!!「ゴルフは1.2L過給で走らせ、ティグアンは1.4L過給。重量差が大きいのにそこをたった200ccでカバーしている!!」・・・いやいやカバーできてないって。
なんかツッコミ所が多すぎて困りますね。ちょっと整理しますと、
①「ユーロ6に未だに対応していない1.2Lターボはまともな国ではすでにお役御免となっています」 この話は何度か書いてますのでアレですけど、このエンジンは日本の「2017年規制」にも対応していませんから、ゴルフ8になってもそのままのエンジンでは型式認証が取れません。ちなみに日本の政府系研究機関の調査によって、トヨタ・ヴィッツのポート噴射による1.3L自然吸気の50倍のNOxが発生していると告発されたことがあります(一応2012年規制には収まってますけど)。今回のティグアンの記事でも「直噴化」のメリットを滔々と述べておられますけど、どこまでユーザーを愚弄すれば気がすむのか・・・。
②「そもそも500万台の中で相当の割合を1.6Lと2.0Lのディーゼルが担当している」・・・北米と欧州で「ディーゼルゲート事件」と騒がれた「アノ」エンジンではなくて、欧州や北米では新型に変わっていますが、渦中のエンジンはまだまだノックダウン生産で西アジアなどでは大量に売っているそうです。ユーロ6にもバッチリ対応しているというディーゼルがなかなか日本には入ってこないですね・・・。
③「北米のゴルフは1.8Lガソリン過給がデフォルトで、中国では同じく1.6Lガソリン過給が主流」・・・一体「500万台の全てを1.2L&1.4L」はどこから来た発想なのでしょうか?日本のマヌケなカーメディアとVWユーザーがVWのイメージに騙されて描いた「構図」なんでしょうね。ユーロ5止まりの1.2Lターボが主体で未だに販売が継続されている日本って完全にナメられてますね。だからVWは嫌い。VWを絶賛するヤツに限って本当に何もわかってなくて、ドイツのゴルフは日本とは違って1.0L、1.4L、1.5Lのガソリンターボが展開されていて、インプの半額で買えるとかいう実態を知らなかったりするんですよ(安いから売れるのに)。ドイツ向けの1.4Lはユーロ6対応で、日本向け1.4Lは非対応とかさふざけてんじゃねーよ(マジです)。日本は西アジア市場と同等に扱われています。パキスタンとかトルコで売っているエンジンに250万円払うってさ・・・。
最近ではVWもパサートに2.0Lターボを復活させるなど、400万円以上払えばまともなクルマを売ってくれるようにはなりましたから、今後は日本向けの戦略もだいぶ変わってくるとは思いますが・・・。その前にメチャクチャな情報を書いて「VWの1.2&1.4は素晴らしい!!」などと意味不明な情報を拡散している、相変わらずクソなカーメディアを徹底的に潰さないといけないですね。匿名ブログで告発&啓発するくらいしかできないですけども、日本のクルマ文化が滅びる前になんとかしたいな〜・・・。
2017年3月26日日曜日
マツダCX5まさかの★2つ!!
もちろんNCAPのテスト結果ではないですよ!オーナーの方はご安心を!!某クソ雑誌が「ダブルスタンダードだけど」と言い訳をしつつも「マツダならもっとできる!!」とか意味不明なこと言ってますね・・・。どこがそんなに気に入らなかったのか仔細に眺めると、「遮音性が高すぎて(トヨタっぽくて)ダメ」ということらしい。もう呆れてものが言えない。どうやらオッサン連中は、NVHの質感が上がり過ぎてしまってついていけないらしい。高級料理店のこだわりの逸品を「味が薄いな〜」って批判するレビューみたいです・・・。
先代のCX5は遮音が甘いとかケチ付けていたのもこの雑誌じゃなかったでしたっけ? 要するに日本メーカーは何をやっても「気に入らない」んだろ!? 還暦前後のオッサン達が寄ってたかって語り合っている限りでは、フラットな見解なんて出せやしないと思いますよ。この雑誌に限らず、あっちでもこっちでもダブルスタンダードが横行してます。とにかく日本メーカーがアメリカ市場の為に仕事するのがとても許せないみたいです(オマエらがウザいから日本でクルマが売れなくなっているのにさ・・・)。
もうこの1年で何度見たことでしょうか?日本メーカーの上級モデルを「ダブルスタンダード」でディスる例を。一番笑かしてくれたのは、カーグラフィックさんでしたね。Eセグセダンの「加速テスト」でブッチぎちのタイムを叩き出した「ホンダ・レジェンド」を反則負けで最下位にしていた!!そもそも「加速テスト」に無理があるんじゃねーの?NSXと同じシステムを搭載したレジェンドと、中国工場で量販するために設計された2LターボのEクラスが同じ土俵で勝負になるわけないじゃん。「加速」「燃費」「静粛性」「安定性」「ハンドリング」で全て上回っているのに、排気量と駆動方式がズルいから「反則負け」って・・・。
確かに日本メーカーがやりすぎな点は多々ありますよ。わざわざ「ダブルスタンダード」だと明言して言い訳をしてでもオッサン達は批判したいわけです。もう批評されるメーカーも、読み手となるユーザーも完全にほったらかしで、自分達のエゴを通したいわけです。街中を暴虐無人に歩く還暦前後のオッサン達を見ているような書きっぷりですわ・・。しかし物質文化のアメリカで圧倒的に成功する日本メーカーにとっては、オッサン達を置いてきぼりにしてでも、「進化すること」こそが生命線なんですよ、最初から中国で量販しようなんて思ってないから思い切った設計をしますし、日本のサプライヤーと同等以上に優秀な米国サプライヤーのサポートも受けられます。失礼ですがドイツメーカーとは完全に土俵が違う!!
サプライヤーの実力は、大まかにその国の国防予算に比例します。そりゃそーだ!!市販車向け技術のほとんどは低コスト化に費やされます。フェラーリやランボルギーニのエンジンが9000rpmも回ってすごい!!とか言ってますけど、第二次大戦中の戦闘機用エンジンは、ロールスロイスもBMWも中島も70年以上前にすでに15000rpmくらい余裕で回ってました。ちなみに当時は圧倒的にロールスの性能が上で、1926年まで航空機エンジンの生産を禁止されていたBMWは不利でした。今でもターボチャージャーのタービンを作っているのは戦時中軍需メーカーに端を発する重工業が中心です(三菱、IHI、ハネウェル)。
現代では国防費が高い国ベスト5は、アメリカ、中国、サウジアラビア、インド、ロシアで、この「5大国」だけが15兆円を超える規模です!!アメリカは50兆円でこれはほぼ日本国内工場における二輪、四輪、サプライヤーを合わせた「自動車産業」全体の売り上げ高に匹敵します。なるほどサウジアラビアはアメリカ企業に20兆円規模の「寄付」をしているから、独裁政のまま残って行けるんですね(アメリカが守ってくれる!! )。
それに対して日本を含むアメリカ以外のG7国はどこも横並びで5兆円前後です。人口比を考えると国民一人あたりの国防予算は日本が最も低いみたいです。トランプ氏はどうやらこの辺のデータを見て日本政府に対して圧力をかけているのかな?さっさと国会議員を減らして、もっと国防費を増やしなさい!!これまでの日米の国防費の支出があったからこそ、携帯電話やカーナビが民間向けに実用化されているのです!!単なる中間搾取を行うだけのサービス業を行政改革で優遇したところで、何ら効果はないです!!商社や銀行が1つ2つ潰れたところで社会全体に何ら影響はないですけど、トルクコンバータを作っているエクセディが潰れたら、日本車もVWのような劣悪なDCTを使う羽目になりますよ!!(旧陸軍体質で国防費こそ中間搾取されそうだけど・・・)
もうバカバカしくて真面目に語る気が起きません。同じ日にアコードHVと、BMW530e(F10)を乗り比べると・・・やっぱり防衛費の違いだなーと実感します。アメリカでクルマを売るってこういうことなのか!? パネライの機械式時計(なんでイタリア?)とアップルウォッチ。さあどっちが欲しいですか? くらいの開きがホンダとBMWにはありますね。どっちがパネライだって?そりゃもちろん。
そして「CX5・★2つ」の次のページには・・・やっぱりパネライが登場します。いやIWCかな?しかも★4つだってさ!!CX5のライバルになる中型SUVです。これはちょっと露骨じゃないですか!?もはや風前のともしびとなっている自動車雑誌に「理性」とか求める方が頭おかしいのかもしれないですけどね。私の知る限りでは過去3年以上は★2つなんてモデルは出てきていないと思います。エスクード、ジェイド、キャスト、フォーカス、エクシーガなどなど、あまりにもエキセントリック過ぎて記録的な販売不調モデルでも★3つだったのに。
★2つって一体何者?「ちょっと考えた方がいい」というレベルらしい。つまり買ったら後で後悔する可能性大ってことか?確かに車幅1840mmですし、ちょい乗りNGな「XD」、あるいはパンチ不足なガソリンモデルですから、そりゃ「ちょっと」じゃなくて「よーく考えた方がいい」んじゃないですか。どのグレードを選んでも多少は「ありゃ?」ってなるでしょう。これだけクルマに対して締め付けが厳しい世の中ですから、燃費を全く気にしない金持ちが、V8NAのレクサスRC-FやレクサスLCでも選ばない限りは、多少は不満が出るって。RC-FやLCだって買った後に、やっぱMTにすればよかった!!ってなるかもしれないし・・・。もう全部★2つにすればいいんじゃないの?
先代のCX5は遮音が甘いとかケチ付けていたのもこの雑誌じゃなかったでしたっけ? 要するに日本メーカーは何をやっても「気に入らない」んだろ!? 還暦前後のオッサン達が寄ってたかって語り合っている限りでは、フラットな見解なんて出せやしないと思いますよ。この雑誌に限らず、あっちでもこっちでもダブルスタンダードが横行してます。とにかく日本メーカーがアメリカ市場の為に仕事するのがとても許せないみたいです(オマエらがウザいから日本でクルマが売れなくなっているのにさ・・・)。
もうこの1年で何度見たことでしょうか?日本メーカーの上級モデルを「ダブルスタンダード」でディスる例を。一番笑かしてくれたのは、カーグラフィックさんでしたね。Eセグセダンの「加速テスト」でブッチぎちのタイムを叩き出した「ホンダ・レジェンド」を反則負けで最下位にしていた!!そもそも「加速テスト」に無理があるんじゃねーの?NSXと同じシステムを搭載したレジェンドと、中国工場で量販するために設計された2LターボのEクラスが同じ土俵で勝負になるわけないじゃん。「加速」「燃費」「静粛性」「安定性」「ハンドリング」で全て上回っているのに、排気量と駆動方式がズルいから「反則負け」って・・・。
確かに日本メーカーがやりすぎな点は多々ありますよ。わざわざ「ダブルスタンダード」だと明言して言い訳をしてでもオッサン達は批判したいわけです。もう批評されるメーカーも、読み手となるユーザーも完全にほったらかしで、自分達のエゴを通したいわけです。街中を暴虐無人に歩く還暦前後のオッサン達を見ているような書きっぷりですわ・・。しかし物質文化のアメリカで圧倒的に成功する日本メーカーにとっては、オッサン達を置いてきぼりにしてでも、「進化すること」こそが生命線なんですよ、最初から中国で量販しようなんて思ってないから思い切った設計をしますし、日本のサプライヤーと同等以上に優秀な米国サプライヤーのサポートも受けられます。失礼ですがドイツメーカーとは完全に土俵が違う!!
サプライヤーの実力は、大まかにその国の国防予算に比例します。そりゃそーだ!!市販車向け技術のほとんどは低コスト化に費やされます。フェラーリやランボルギーニのエンジンが9000rpmも回ってすごい!!とか言ってますけど、第二次大戦中の戦闘機用エンジンは、ロールスロイスもBMWも中島も70年以上前にすでに15000rpmくらい余裕で回ってました。ちなみに当時は圧倒的にロールスの性能が上で、1926年まで航空機エンジンの生産を禁止されていたBMWは不利でした。今でもターボチャージャーのタービンを作っているのは戦時中軍需メーカーに端を発する重工業が中心です(三菱、IHI、ハネウェル)。
現代では国防費が高い国ベスト5は、アメリカ、中国、サウジアラビア、インド、ロシアで、この「5大国」だけが15兆円を超える規模です!!アメリカは50兆円でこれはほぼ日本国内工場における二輪、四輪、サプライヤーを合わせた「自動車産業」全体の売り上げ高に匹敵します。なるほどサウジアラビアはアメリカ企業に20兆円規模の「寄付」をしているから、独裁政のまま残って行けるんですね(アメリカが守ってくれる!! )。
それに対して日本を含むアメリカ以外のG7国はどこも横並びで5兆円前後です。人口比を考えると国民一人あたりの国防予算は日本が最も低いみたいです。トランプ氏はどうやらこの辺のデータを見て日本政府に対して圧力をかけているのかな?さっさと国会議員を減らして、もっと国防費を増やしなさい!!これまでの日米の国防費の支出があったからこそ、携帯電話やカーナビが民間向けに実用化されているのです!!単なる中間搾取を行うだけのサービス業を行政改革で優遇したところで、何ら効果はないです!!商社や銀行が1つ2つ潰れたところで社会全体に何ら影響はないですけど、トルクコンバータを作っているエクセディが潰れたら、日本車もVWのような劣悪なDCTを使う羽目になりますよ!!(旧陸軍体質で国防費こそ中間搾取されそうだけど・・・)
もうバカバカしくて真面目に語る気が起きません。同じ日にアコードHVと、BMW530e(F10)を乗り比べると・・・やっぱり防衛費の違いだなーと実感します。アメリカでクルマを売るってこういうことなのか!? パネライの機械式時計(なんでイタリア?)とアップルウォッチ。さあどっちが欲しいですか? くらいの開きがホンダとBMWにはありますね。どっちがパネライだって?そりゃもちろん。
そして「CX5・★2つ」の次のページには・・・やっぱりパネライが登場します。いやIWCかな?しかも★4つだってさ!!CX5のライバルになる中型SUVです。これはちょっと露骨じゃないですか!?もはや風前のともしびとなっている自動車雑誌に「理性」とか求める方が頭おかしいのかもしれないですけどね。私の知る限りでは過去3年以上は★2つなんてモデルは出てきていないと思います。エスクード、ジェイド、キャスト、フォーカス、エクシーガなどなど、あまりにもエキセントリック過ぎて記録的な販売不調モデルでも★3つだったのに。
★2つって一体何者?「ちょっと考えた方がいい」というレベルらしい。つまり買ったら後で後悔する可能性大ってことか?確かに車幅1840mmですし、ちょい乗りNGな「XD」、あるいはパンチ不足なガソリンモデルですから、そりゃ「ちょっと」じゃなくて「よーく考えた方がいい」んじゃないですか。どのグレードを選んでも多少は「ありゃ?」ってなるでしょう。これだけクルマに対して締め付けが厳しい世の中ですから、燃費を全く気にしない金持ちが、V8NAのレクサスRC-FやレクサスLCでも選ばない限りは、多少は不満が出るって。RC-FやLCだって買った後に、やっぱMTにすればよかった!!ってなるかもしれないし・・・。もう全部★2つにすればいいんじゃないの?
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