2017年12月30日土曜日

日本のPHEVは遅れていると言っていたのは誰だ!?

「ピュアEVで『トヨタ出遅れ』の誤解」
・・・とかいうドヤ顔の記事が年末のクルマ雑誌に踊る。書いているのはもちろん厚顔無恥なオッサンライター(編集長)なんですけども、日経や東洋経済などの一般メーディアで2017年の下半期に『欧中のEVシフト』が盛んに話題になったことを受け手の「上から目線の意見」らしい。

  日本では「一般メディア」と「カーメディア」はまるで別物。ほぼ分かれて存在しています。イギリスの「テレグラフ」のように優秀な自動車部門を持つ大手メディアは存在しません。投資家向けであるはずの日経新聞の報道も、自動車に関しては至って初歩的な内容を浅く伝えるものばかりが目立ちます。

大学進学率の上昇で日本車はつまらなくなった!?

  ちょっと話がそれるかもしれないですが、「文系」とか「理系」とか意味不明な基準で人々の頭脳を区分する国では、一般メディアと自動車メディアの距離は限りなく遠くなるようだ。そもそも自動車を「理系」のものだと勘違いしている国民性もちょっとヤバい。

  「俺は文系だからエンジンのことはわからない!!」・・・これが単なる謙遜なら全然構わないけども、本当に馬力とトルクの違いもわからないオッサンが言っていたりするからマジで笑えない。そんなオッサンは大抵は『ホンダよりBMWの方が優秀』だと思っている。そして「BMWの何がすごいの!?」って訊くと何も返ってこない。クルマのブログを書いていると、毎週のようにそんなオッサンのコメントがやってくるので、強烈なレスを叩きつけて二度と来ないようにしているんですけどねー。馬鹿な読者とかマジで求めていないので、容赦なくぶっ潰しています。

清水和夫さんはもう何も言わない方がいい

  一般メディアが「トヨタは遅れている!!」と騒ぎ始める1年くらい前に、清水和夫氏などの「カラッポ世代」の代表的な自動車ライターが「PHEV化で日本は完全に遅れている!!」と言っていた。トヨタやホンダのHV技術の特許が切れるのを待ってメルセデスやアウディが投入しただけなのに、なんで日本が遅れているってことになるんだ!? もちろん充電設備がまだまだ足りない日本では売れるわけもないですし、とにかくドイツのHVは不具合が多すぎる。

日本メーカーにズッコケて欲しい人々の総意が『日本のEV遅れ』報道の原点

  「日本メーカーにもっと困難が降り注いでほしい!!」という願いがこもっているせいか、カーメディアも一般メディアも「嬉々と」日本のEVは遅れている!!と書いてただけなのに、それに対して、今回のニューモデルマガジンXや、最近本を出した島下泰久さんや、ツイッターで意見を書いていた河口まなぶさんが、報道のミスを指摘するコメント(マジレス)を寄せているのにはちょっと違和感を感じますねー。

そもそも一般メディアもカーメディアも『日本メーカーの実力』を正確に伝えることができているのか!? もしそうならば・・・ボルボのディーラーに「一番安全なクルマをください!!」とかいう客が殺到するはずはないですけどねー。IIHSやユーロNCAPを見れば、メルセデスやボルボに安全性なんてもはや存在しないことがわかる。EクラスよりもVWティグアンの方がよっぽどスコアは上!!だけどVWはIIHSのトップに1台も入れない・・・。(トップスコアは日本、韓国、米国メーカーが独占)



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2017年12月22日金曜日

福野礼一郎氏 の『JEEP』終了宣言!?

ジープの魅力

  今では日本市場において最も多くのグレード展開を行うアメリカブランドになった『JEEP』。日本では5車種を展開していて、その5車種のプラットフォームが全て違うというなかなかユニークなブランドでもあります。最上級の「グランドチェロキー」はメルセデスの設計、「チェロキー」はアルファロメオ設計、「ラングラー」はジープオリジナルのラダーフレーム、「コンパス」は三菱設計、「レネゲード」はフィアット設計/製造。

  バラバラとはいえ、設計担当メーカーはどこも一流ばかり。上級モデル(Gチェロキー/チェロキー)にはロードカーで定評が高いメーカーの設計を配置し、小型モデルには、大衆向け4×4で定評のある三菱&フィアット。どちらも火山がそそり立つ山の国から出てきた世界屈指のAWDシステムです。そんな『通』好みのラインナップが日本でウケていて、日本市場の輸入ブランド別ランキングでも、ドイツ4ブランドを、MINI、ボルボとともに追いかける第7位にランクイン。5車種で月に1000台程度は売っているので、全モデルが日本COTYにノミネートできます(年間500台が条件)。

機嫌悪すぎの大物ライター

  ちょっと残念なことにコンパスがFMCして、三菱設計からレネゲートと同じフィアット設計に代わりました。ジープの親会社であるFCA(フィアットクライスラー)も新型コンパスへの期待はかなり大きいようで、早速ですが一流どころのライターから続々レビューが上がってきています。その中でも本気で吠えたのが、大物中の大物・福野礼一郎氏。「モーターファンイラストレーティッドvol134(11月15日発売)」の連載にコンパスが登場しました。

  最初から「心ここにあらず」(=俺はこのクルマに興味ない!!)と言外にプンプンと匂わしてます。なんじゃこの強烈なミスマッチは・・・。新型コンパスに期待している読者を完全にほったらかして、『ジープ』ブランドの現状について好き勝手に放言しております。1700円程度もする比較的に高価な月刊誌である『モーターファンイラストレーティッド』を毎月わざわざ雑誌で買っている輩の95%が福野ファンということもあって、vol132では担当者が突然に転籍になって「連載をやる気がなくなった!!」など言いたい放題でしたが、そのわがままモードがまだまだ収まりそうにありません。

  vol.132のアウディ、vol.133のプジョー&シトロエン、vol.134のコンパスの関係者にとっては災難ですねー。せっかくの晴れ舞台も担当者の機嫌が悪すぎる。これがvol.135(12月15日発売)のボルボXC60ではすっかり収まっていました。アウディA4なんてかなりボロクソに言われてたな・・・。プジョー&シトロエンに対しては最初からややハードルが低め(価格も低め)ということもあって「こんなもんでしょ」と言った感じ。どうしても日本車が嫌な人が買うクルマ!?

ジープがジープで無くなる!?

  プジョー&シトロエンでやや機嫌が直りかけてきたか!?と思いきや、ジープでまた別の火がついてしまったようだ。この方が熱心に信者に勧めているジープ・ラングラーも来年にFMCが予定されていて、すでに新型のプロトタイプが欧米カーメディアには登場しています。

  このFMCでジープ本来のラダーフレーム車が消えてしまうってことで、哀愁の気持ちを盛んに発信してます・・・コンパスの紙面を使って(コンパスのレビューがもうテキトー)。ここ最近では商用車や特装車でもないのにラダーフレームをわざわざ使う趣味が欧州や米国ではどうも理解されていないみたいです。ジープに限らずランドローバーでも最後だったディフェンダーが消滅。それに引き換えランクル、プラド、パジェロ、ジムニーがラダーフレームのSUVとして残る日本メーカーはやはり「ガラパゴス」なのかもしれません。

日本語になった『じーぷ』

  世界の新興都市では市街地&道路の整備が進み、オンロード性能の高いモデルが人気なのに対して、高度経済成長期に作られたまま予算不足で放置される傾向にある日本の酷道&降雪対策には、やっぱりラダーフレーム車が頼りになる!?埼玉や群馬の県道を走っていると、結構落石が多いですし・・・。行く手に直径50cm級の石がゴロゴロ落ちていたらどーします。早く逃げないと大規模な崖崩れに飲み込まれる可能性もありますよ!? 雪山だったら尚更です。

  例えば日本メーカーでラダーフレーム車を作っていないのは、日産、スバル、ホンダ、マツダ・・・あれあれ!?利益重視の「切り捨て発想」のブランドばかりかも。この4メーカーは本当の意味ではもう「日本メーカー」ではないのかも。日本の地形・気候を背景に生まれる要素として、ヘビーデューティーなラダーフレーム車があってもいいかも。日産、ホンダ、マツダには海外市場向けのピックアップがあるけどスバルにはそれすらない・・・!?

『じーぷ』=ジ○ップ向けオフロードの意味のスラング!?

  昔から日本ではオフロード車全般を指して「ジープ」と言っていました。もしかしたらアメリカ人以上に日本人の方が、「JEEP」という普通名詞化した固有名詞に愛着を感じているのかもしれません。還暦の福野さんがレンジローバースポーツなどには目もくれずに、「ラングラーだ!!」「ディフェンダーだ!!」と声高に叫ぶ姿を想像すると、目が血走っていて、絶望にも似た雄叫びに聞こえてきます。

  おそらくスバルが水平対向エンジンを廃止しようが、クラウンのユニットが全て直4ハイブリッドになろうが、このライターはそこまで真剣にはならなそうだな。自分が本当に好きなものだけに物書きのエネルギーを全て注入してこそ、読者に伝わるってことなんでしょうね。好きなクルマのレビューの時は「擬音語」なんか飛び出してきて、上機嫌なんだなーってのがよくわかるライターさんです。もっともっと日本のクルマ文化のために叫んで欲しいと思いますねー。




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2017年12月16日土曜日

清水草一さんとエンスー解放戦線がハイテンション過ぎる。

いいクルマは次々に発売されている!!

  東京モーターショーが盛り上がりに欠けたとか、日本カーオブザイヤーが本命不在の大混戦(泥仕合)になったとか言われてますけども、気になる新型車はちょくちょく出ていて、お金に余裕が有り余っているなら、1年で4回くらい買い換えたくなる。とりあえず在庫車の『ジュリアQV』を1〜3月まで乗って、『シビックtypeR』が届いたら4〜6月まで乗って、7〜9月まで『LC500h』を試して、10〜12月には新型『M5』なんてサイクルの2018年にしたい。どれも3ヶ月ってのがミソ。3年も乗りたくはない。

  単に話題の4台を並べただけじゃないですよ!!アストンマーティンDB11がこの中に割って入れないほどに、各車共に期待度が高い(M5も多分いいクルマ)!! 2007年のGT-R、エボ10、WRX(ハッチバック)同時発売の時よりも各メーカーからものすごい気合を感じます。これでマツダのRX9が発売だったら・・・。

立ち読みがちょっぴり楽しい。

  コンビニで連れがトイレに行っている時に、立ち読みするのにちょうどいいベストカーに連載されている「エンスー解放戦線」でも清水草一さんが高い点数を出しまくってましたね。埼玉や群馬の方へ行く時のトイレ休憩の待ち時間にさらりと読める見開き2ページ。しかもほぼ確実に面白い!!他のページは見るだけ無駄だけど・・・。

  最新号では「98点」が出てました。ジュリアです。内容はよく読んでないけど、「これこそがフェラーリだ!!」ってな結論だったような!?もう頭がイカれちゃってますね。F430こそ至高とか言ってる『日本最強のフェラーリ・ライター(自称)』さんが、V6ツインターボのとっちらかったフィールに満足できるのか!?まあ清水草一さんがそういうのだから、決してFCAジャパンからお金とかもらってる!?なんて邪推するのはやめときましょう。

BMWがいよいよ本領発揮!?

  相方の渡辺敏史さんはBMWにばかりご執心のようで、3シリーズ/M3を蹴ちらさんばかりの気勢をあげるジュリアには少々渋い「70点」でした。アルファロメオとジャガーによる『BMWへの当てつけ戦略』に対抗すべく、BMWもなんだか聞いただけで凄そう!!と思ってしまう、新型M5は、FR機能付きのAWDシステム。まさかジムニーと同じ直結AWDなわけないはず。

  今やフェラーリ、ポルシェ、日産、三菱、ホンダ、スバル、マツダもEデフ/トルクベクタリングで完全武装が当たり前なので、それを80kgm級トルクで行う高コストなセンサーシステム込みで2000万円なんだろうな。NSXのセダン版!?いやいやFRのニュートラルなドライブが楽しめるロードカーGTなんだろうけど・・・。果たして新型M5を清水さんはどう評価するのか!?BMWをフェラーリで例えると・・・ドイツのフェラーリ!?


『〇〇のフェラーリ』傑作選!?

  11月の終わり頃に立ち読みした号でも、清水さんは「100点」出してましたね。もちろんシビックtypeRです。「これこそFFのフェラーリだ!!」だったっけな。一度読んだら頭に染み付きます。コピーライターとしての能力も非常に高い。カーメディアに必要な素養!? 単純に『〇〇のフェラーリ』って言ってるだけですけどね。そして評価が低いクルマにはボロクソ。カムリとかSクラスとか。

  昔から『田園のポルシェ』とかそんなフレーズあったよーな・・・。サンバーだっけ?アクティだっけ? フェラーリもホンダも最近は「刺激的なフィールのクルマを作っている」という話ですね。刺激的=フェラーリ!?

「エンスー解放戦線」の単行本はまだか!?

  ちょっと前に出ていた「ウラカン・ペリフォルマンテ」という自然吸気エンジンでGT-Rのニュルのタイムを軽くブッチぎった怪物モデルには「95点」くらいだった気がします。世界最速よりも、FF最速と4ドア最速の方が評価が高いのは読者への配慮!?それともメーカーへの配慮!?とにかくニュルで爆走してきたら清水さんはたくさん点数をくれるようだ。さすがに「ランボルギーニのフェラーリ」とは言いませんでしたけど。

・・・で相方の渡辺敏史さんはいつ「100点」を出すのか!いずれM5で・・・いつか『M760iは歴代最高のBMWマシン!!』とか書いてたな・・・おお!!って思って夢中で読んでいるとそういう時に限って、連れは早くトイレから出てくる。「またクルマの本読んでるー!!」とか言われて機嫌が悪くなると気まずいのですぐに断念。買っておけばよかった・・・。



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2017年12月13日水曜日

小沢コージさんが 何か言っているぞ!?(声が小さい)




  「シビックが売れたら坊主になります!!(ヅラを外すだけだろ)」
「シビックが売れたら海に飛び込みます。(寒いから気をつけろよ)」
「シビックが売れたらヒョーロンカを廃業します。(そもそもクルマ芸人としか思ってないよ)」

オッサンとホンダは基本的に相性が悪い

  とにかくホンダのことになると悪ふざけなオッサンがあちこちから湧いてくるんだよなー。50歳以上の人にとっては、幼少期のホンダはまだまだ単なる「一発屋」くらいの小粒な印象だったようですね。ちょうどウェブメディアを通じて情報が入ってくることが多くなった中国/台湾の新興メーカーに対して、ちょくちょく『〇〇のパクリだねー」とかイジっちゃう感覚に近いのかもしれません。

  これが40歳前半かそれ以下のライターになると、そのレビューからホンダへの『敬意』がしっかり伝わってくるようになる(先入観もあるかも)。特に島下泰久さんや山田弘樹さん辺りからは、ホンダが作るクルマが悪いわけがない!!みたいな雰囲気さえ感じます。誰がなんと言おうともエンジンは世界一。その他の自動車技術も軒並みトップクラス。今ではIIHSのトップセーフティを見れば、ホンダ車(とそれを追いかけているマツダ車)ばかりが出てきます。

ホンダとマツダの力関係

  「マツダがすごい」と言う人もいますけど、マツダの設計は完全にホンダの後追い(マツダ大好きな私が断言します!!)。マツダというメーカーには実は『プライド』ってものがちょっと(かなり)乏しいんですよね。変な意地は張るけど、パクることに葛藤はないらしい(RX7とかさ)。トヨタや日産はホンダのヒット車をコピーすること(シルビアとかウィッシュ)はあっても、ホンダの方針を真似ることはしません。

  マツダは、シビックが4輪独立懸架で成功すると、ファミリアで後追いをし、アコードが4輪DWBで欧州で評価されると初代アテンザで真似をする。ホンダがシビック、アコード、CR-Vの中型車の設計を一本化すると、マツダも真似をする。アコードがストラットになれば、アテンザもストラットになる。スカイアクティブ時代のマツダはホンダのコピーです(魅力が乏しい)。これ日本のカーメディアで指摘されているの見たことない。「マツダはドイツ車のパクリ」はよく見るけど。

  マツダがドイツメーカーの真似ばかりしたら確実に倒産だよ。マツダだけではないです。VW、メルセデス、BMWだってホンダからほぼ全てを吸収しています。マツダもドイツメーカーもホンダをお手本にするから『似てる』ってことになる!?

オッサンにわからないからヴェゼルやN-BOXは売れる


  そして若い世代にとって今の『ホンダ』は最高にクールです。全部かっこいい(デザインの話じゃないよ)。最大のマーケット・アメリカで、最高の信頼性を獲得している商品力。フェイスブックを創業したマーク=ザッカーバーグもクルマに詳しい友人に、『安全性と信頼性がナンバー1のクルマが欲しい」と相談した上で、アコードを愛用していたらしい。


  色々なメーカーが資本提携ゲームに興じる中で、独立を保ち続けて独自のクルマを作り続けたこと。フォードに毒されたマツダや、GM・日産・トヨタの顔色ばかり伺ってクルマを作ってきたスバルとは技術のレベルが違う。赤字出さないし、誰にも迷惑をかけない。もうそれだけでかっこいい。

50歳以上はホンダを語るな!!


  小沢コージさんには悪いですけども、もう50歳以上はホンダ車を語るな!!滅茶苦茶なことかもしれませんが、ヴェゼルもN-BOXも若者にとってリアルな存在になっている。今の若者は小沢コージさんとは違ってMINIとかアウディTTとか興味ないです。何でかって!?そういったクルマに乗って街中を走っているオッサン達が基本的にみんなダサいからです。試しに『小沢コージのクルマ苑」とか『力説自動車』とかをキンドルアンリミティッドで流通させてみてください。おそらく『あまりに恥ずかしくて5ページも読めませんでした・・・破壊力ありすぎ」とかレビューに書かれますよ。

  繰り返しますが、50歳以上のジャーナリストはホンダ車を語るな!!ヴェゼルやN-BOXのヒットを全く予見できなかったカーメディア連中には、ホンダ車の価値を理解するのはハードルが高すぎると思います。日本の自動車ユーザーに、中国メーカーのクルマをレビューさせたらどんな内容になると思いますか!?50歳以上&ホンダってそれと同じ設定なんですよ(多分)。

ホンダは『ブランド』とかいう商圏を超越した存在

  ホンダのエンジンのすごさ。ホンダが自製して世界で展開しているミッションがどれだけハイテクか。ホンダの低床化&静音技術の価値。NSX/レジェンド/アコード/シビックに組み込まれた『Eデフ』みたいな技術の完成度。どれもホンダの基幹技術ですけども、どれをとっても日本のカーメディアではまるで『掲載禁止』になっているかのように、誰も語ろうとしません。

  小沢コージさんも、ホンダの社員(50歳以上?)さえも、ホンダの価値がわかっていない!? だから『ホンダが伝えたいブランド発信が曖昧すぎる』なんて趣旨のことを軽々しく言えちゃうんだと思います。「効率とトンガリの両立が難しくなってきている」なんて言ってますけど、この言葉はホンダよりも、サプライヤー部品だけで塗り固めた外注組み立て車ばかりを世界に送って利益を得ているBMWなどに投げつけるべきだと思うんですよ。



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2017年12月10日日曜日

岩貞るみこ とかいうライターが ホンダ&シビックを上から吟味。



  久しぶりに「エグい」レビューが出て来ましたねー。K沢さんもS水K夫さんも最近全然つまらなくて全くネタを提供してくれません。こちらも張本さんのコメントに熱り立つ若者の気分で待ち構えているんですが、本当につまらないです。・・・と思っていたら目がテンになるレベルのレビューに巡り会いました。

  私もかれこれ数年ブログを書いていて、時にはこの岩貞るみこさんみたいな、書き方をしたこともあっただろうなー・・・なんて恥ずかしい気持ちで拝読しました。2013年ゴルフ7に対して「純正ナビが使えない、300万円も出してオン・ダッシュのクルマを買う意味ってなに!?」とかイタいこと書いてたなー。その前年にはF30系BMW3シリーズに対して、「ドアが軽すぎる、トルコンATが上手く発信できない、サスがゲフワフワすぎ、ディーゼルの音がトラック・・・etc」とか散々にやらかしてきたっけ。

  でもさすがに岩貞さんほどはひどくないですわ。書き出しから『日本市場でこのサイズのセダンに存在価値はあるのか。いつもそう思っている。』・・・え!?このサイズって4650❌1800mmのことですよね!? 4645❌1800mmのBMW3シリーズとかは『日本市場で存在価値はない』らしい。なかなか斬新ですよね。団塊世代の引退でE90もF30も日本市場を代表する輸入車としてよく売れたんですけどねー。

  褒めている点は主に3つ。「サイドからリアのデザイン」「リアシートの居住性」「コーナリング性能」です。これだけ他車との『違い』を生み出せてるならば、もう絶賛でいいんじゃないの!?だけどタイトルは『ホンダの限界』とかいう上から目線。ファンからしてみたら、「どこと比べての『限界』なんだ!?って話ですよ。ホンダは二流ってことかい!?

  他のメーカーはクルマなんて作ってないじゃん。どこかからパクって来たシャシーに、重工系サプライヤーがらみで供給されたエンジンに『汎用』シフトを組み合わせただけのクルマなんてもういらねー!!って声がシビックの20000台超えのバックオーダーにつながったと思うんですけどねー。プロの評論家だったら、『ホンダの限界』なんて上から目線の言葉は出てこないはず。ホンダは二流で、(ホンダ、マツダ、三菱のシャシーを使う)海外メーカーは一流って意味なんでしょうけど・・・。

  批判されている点は、「フロントデザイン」「ジジくさい」「インパネの日本語表記」でしたが、だったらフロントデザインがクールで、若々しくて(オッサンが乗れないくらい)、インパネも全部英語表記になっていたフォード・マスタングでも乗ってればいいじゃん。

  プロの評論家ならメーカー担当者から説明されてわかっているかもしれないけども、「アイドリングストップにはブレーキの踏み込みが必要です」って知らない一般ユーザーにとっては、わかりやすい日本語ではっきりと『表示』されることはとても大事だと思うよ。

  2012年にFMCしたアテンザに最初に乗ったときに、狭い道路で路駐されている配達のクルマを、デカい試乗車に神経使いながら、対向車線にはみ出してやり過ごすたびに、「ピーピー」と警報音がなってイライラしたし、タイトに動かないと周囲にも迷惑がかかるところでアクセルをガバっと踏むと、「燃費スコア」みたいなランプの色が変わってイライラ。最近の自動車開発のジレンマだと思う。

  『ホンダはダメ』『ホンダは二流』という結論ありきな書き方のレビューは、ここ数年のカーメディアのはっきりとしたトレンドとして読み取れます。エアバックの問題もなぜかホンダ限定で批判されてたりしましたし。あくまで邪推ですが、何か目に見えない力によって「カーメディア」が不健全に動いている様を見せつけられて、まあほとんどの人は興味もないわけですけども、そんな圧力を跳ね返すだけのユーザーの意思をはっきり見せることが、ホンダなど「やられる側』のメーカーへの応援になるとは思うんですよ。

  さてこの岩貞さんですけども、日本COTYの審査員だそうです。どこのメーカーに入れるのか注目します。ホンダ、マツダとスズキには点数入れないだろうな。デカいセダンが好きそうだから、カムリに10点、LCに6点、5シリーズに5点、そしてあのクルマに4点か!? 「4650❌1800mmのセダンには存在価値がない」と言っておいてジュリアに入っていたら笑える。




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2017年12月5日火曜日

トヨタの横置トルコン6ATが何だって!?

  トヨタ傘下のサプライヤの一つであるアイシンAWのトルコンATが世界中で人気らしい。トヨタと盟友関係にあるBMWやPSAだけでなく、世界ナンバー1の座をかけて争っているライバルである、VWグループやルノー日産グループにまで広く供給されるようになっている。VW車は日本向けは自社製のDCTを使うが、中国市場では中国当局からの批判を避けるために主力のゴルフなどにアイシン6ATが採用されています。ポルシェカイエンもアイシンAW製を使います。ルノーも日本向けはゲトラグ製DCTを使うが、本国向けのモデルはやはりアイシン製6ATです

  日本市場にもアイシン6AT/8ATのままで入ってくるのは、BMW/MINI、PSA、ボルボの3グループ/ブランドです。世界最先端のトルコンATを得て商品力を上げて素晴らしいと素直に思うのですが、カーメディアってのはそうは考えないみたいですね。この世のどこかにアイシンAWを圧倒するミッションメーカーがあると思っているのか!?毎度毎度レビューには、ある種の定型文がついてきます。
『トヨタ向けと外販用とでは設計が違います。外販仕様は変速スピード重視です。』

  実際にボルボ用に特別に設計された『AWF6F45』という型式のハイトルク対応版はあるのですが、トヨタが横置き6ATとして製品化しているのはベースの『AWF6F25』とボルボ用の2種のみです。BMWもPSAも『F25』を使っている。他には横置きで8速化された『AWF8F45』があって、BMW、ボルボの上級車種に使われています。

  ニューモデルマガジンX。1月号の覆面座談会では、シトロエンC3が5つ星を獲得する快挙を成し遂げていましたが、そのレビューの中でやはり先ほどの定型文が登場しました。書いている人に聞いてみたいのは、一体どのトヨタの6ATと比べているのかな!?ってこと。乗っていてCVTだかATだかもわからない爺さん相手の雑誌に目くじらをたてるのはどうかと思いますけども、ちょっと釈然としない。(このコーナーはほぼ毎回釈然としないが・・・)

  詳しい人はもうわかっていると思いますが、レクサス&トヨタで横置6ATを使うのは上級SUVに設定される2Lターボ車と上級ミニバンの上級グレードを占める3.5L自然吸気エンジン車のみです。この内でターボのSUVは海外向けなので、BMWなどと制御もあまり変わらないものが使われています。もし問題があるとしたら大トルクでフルサイズミニバンを動かす方のミッションだと思われます。アルファード、ヴェルファイア、エスティマのミッションと、欧州の小型車のミッションでは味付けが違うのは極めて自然なこと。同じだったら怖いです。

  常々、非常識なレビューを掲げ続ける雑誌だなーと思ってましたが、今回の書き方はえげつないですわ。トヨタが真面目にクルマを作っているかどうかは、また別の話ですが、トヨタがミニバン用に仕立てた「マイルド」な乗り味を出すミッションを、『のたっとゆっくり』とか『気持ちの悪い制御』とかこき下ろすのは筋違いだろ。

  オーリスかC-HR辺りが、アイシンAWの6ATを採用していて、これらと輸入ブランド向けのミッションが全然違うっていうなら納得できますけども。そんな事実は全くないです。下手したら書いてるオッサン達はオーリスやC-HRのミッション(CVT)が、トルコンATだと思っているのかも!? クルマに限った話ではないですが、謙虚さをとっくに失ったオッサンライターってのは、ろくに調べもせずに「都合のいいこと」を書く傾向にあるんだとか。

  クルマのプロフェッショナルが5〜6人集まって座談会しているのに、こんな初歩的なミスに全員が気がつかないなんてあり得ないわけです。・・・おそらくゴーストライターが一人で5、6人のキャラを演じ分けているんだろうな。ギャラだって絶対に足りないだろうし、どこのカーメディアが白黒の数ページのためにプロフェッショナルを6人も用意できるってんだろうか!?読者を馬鹿にすんなよ。



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2017年11月22日水曜日

スポーツカー静音設計対決・大井貴之がホンダを日産を虐げる!!

『最新スポーツカー乗り心地テスト(12/10日号)」

  この『企画』から読者はどういうリアクションをすればいいのだろうか!?GT-RやシビックtypeRなどの大手メーカーのスポーツカーを4台ほど集めて、加速性能ではなく、静粛性を競うちょっと風変わりでとっても不思議(不自然?)な企画です。いくら読者が「
頭空っぽ」なカーキチばっかりだからってさ、さすがにこれはスベっているんじゃないかと・・・。担当ライターは業界でもかなりヤバいヤツとして知られているOさんです。ちなみに雑誌名は・・・『ベストカー』に決まってるでしょ。

  この企画がナンセンスだと感じるのは、素人でもなんとなく結果が予想できるものであり、結果もほぼ予想通りに終わっていること。読んだところで何も新しい発見もないですし、企画を担当するライターの語彙力は成人レベルに達していない!?全く無駄なページが延々と続くんですよ・・・。その間に感じることは、Oさんはホンダと日産のことが嫌いなんだなーってことくらい。

  さすがにニューモデルマガジンXなどでは、この手のナンセンスな企画は見たことがないです。ベストカーもマガジンXも雑誌の特色は・・・オッサンライターが「徒党」を組んでメチャクチャな論理を振りかざして『輸入車保護政策』こそ推進していること。しかしマガジンXは静かなスポーツカーを表彰する!!とかいう本末転倒なことはやらないくらいの良識はある。さすがはベストカーですねまさにオンリーワンです。たぶん編集者も企画を持ち込んだ(?)Oさんもやっていることの意味が全くわかってないのかもしれない。

  こんな『ど天然』雑誌を読まない良識派の方々のために、企画の全容を簡単に記すと、GT-R、typeRに加えて、LC500hとゴルフGTIの4台を使ってひたすらに静粛性を測定するというもの。素人にだってテストしなくても結果は予想できるはず。ターボチャージャーからのノイズに加えて、音もチューニングされていて、しかも7000rpmまで使う高回転型ターボの2台(GT-R、typeR)が負けるのはわかりきっていること。

  ゴルフGTIは4500rpmくらいまででもう一杯いっぱいの「フツー」乗用車用のユニットですからねー。いくら頑張ってアクセル踏んでシフトダウンして音を出そうにも「屁」みたいな音しか出ないって。それでも静粛性に関してはレクサスLC500hにははっきりと差をつけられて負けるみたいです(スポンサーはVWではなくてトヨタか!?)。そもそもGTIの静粛性を示す数値が、ごくごく一般的な乗用車の水準から見れば物足りない気が・・・(計測方法や環境にもよるでしょうけど)。

  レーシングスーツ来たOさんが、ゴルフGTIとレクサスLCに関しては『⭕️』、シビックtypeR、GT-Rに関しては『❌』を示して大雑把に結果を伝えています。トヨタ&VWが優遇されて、ホンダ&日産が冷や飯を食わされるいつものパターンですね。そう言えばこの前もホンダ車を片っ端から「おちょくる」企画なんてのがありましたっけ。ベストカーの主筆待遇である国沢さんは色々なところで「シビックは売れない!!」と叫んでおられましたけども、そろそろこのゲスなオッサン達に制裁を食らわさないと、ホンダが日本から撤退してしまうかも。NBOXはクルマ離れと戦ってますし、新型CR-Vはまたホンダファンを増やしてくれそうな出来栄えでしたが・・・。

↓このブランドに乗ってる輩にはクルマは分かんねーと思うよ。
 

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