2018年8月4日土曜日

シビックtypeR×礼 『俺が感動しているから神だ!!』的な・・・


裏・福野が暴走中

  福野礼一郎×HONDAの顔合わせレビューがあまりにも『ピュア』で『秀逸』だった。先月号(モターファンイラストレーティッド6/15)の連載では、エクリプスクロスというよりも『三菱』について熱く語っていた人が、今度は「ホンダはやっぱりすげ〜よ!!オマエらわかったか!!どーせわかってないだろ!?」・・・ってな感じで、今月の連載も「日本車は・・・がダメ」とにこやかに語る『表・福野』ではなく、「ドイツ車を無批判に選ぶアホは死んだ方がいい」とか過激に断言する『裏・福野』モード全開だ。


暑すぎる

  40年もクルマに乗ってれば、今更にそんなに驚くことなんかないんじゃないの!?って気がしないでもないけども、「とんでもないリアル・スポーツがこの地上に降り立った!!」みたいな大絶賛。そーっすよね!!福野さん!!日本メーカー車がスゲーのは、ちゃんとクルマを選べば、信じられないくらいに感動できるモデルが一般庶民でも買えてしまうところですよね!!・・・この調子なら来月はフォレスターが来るかなー!?(因縁ありスバルはリベンジなるか!!)


ちょっと読んでて怖い・・・

  先月の三菱編とは違って、あまりにも福野さんが「ゾーン」に入り過ぎているのか、トランス状態でレビューを書いているようで、あまり多くの客観的事実が伝わってこない・・・「とにかくマトモな奴は金を貯めてtypeRを買え!!」とまるで最後の遺言のように全身全霊を込めて、このクルマを賞賛している。強烈に面白かった名著「福野礼一郎の外車批評」であっても、これほどのテンションが高まった一編があっただろうか!? まだまだBMWやルファロメオが高回転の自然吸気エンジンを載せていた頃(1999年?)にもありないような感動が、規制でがんじがらめで誰もが諦めている2018年になってやってくるものなのか?もしかしたら450万円という価格に感動しているのかもしれないけど。


「感動」はプレイスレス

  シビックに450万円は払えないって意見もよく耳にする。しかし感動のレベルでその金額が安く感じることもあるだろう。『成城石井』とかいうスカしたスーパーに置いてある450円くらいの「ミントチョコキャンデー」が異常なレベルで旨い。『サミット』っていう東京の至る所に乱立しているスーパーで売ってるそこそこ旨い袋入りの飴なら3袋買える価格だけど、これはもうドハマりするレベルで、個人的には450円という価格はとてもお買い得に感じる。・・・なのでフィット3台分の価格のシビックtypeRが450万円で感動!!って気持ちはわからないでもない。


Cセグを超越したモデルばかりのCセグ市場

  最近のCセグってのは、面白いことが起こっていて、日本市場で売っている多くのCセグ車を、ことごとく「Cセグのレベルを超えている」と書くライターが目につく。他のCセグ車を完全に置き去りにした!!と多くの自動車ライターが絶賛するVWゴルフ。RWDが珍しく6気筒モデルもあるBMW1シリーズは古いクルマだけども、今でもスペック的には十分にCセグの想定を超えている。新型メルセデスAクラスはどうやら上級モデルのCクラスを超えるレベルに到達したらしい。そしてスバル・インプレッサは、他の全てのCセグが到達できないレベルの絶対的性能を持つシャシーを使っていると宣伝されている。


何かがおかしい

  これを書いちゃうと以前はよく批判がきたけども、もしそれだけの傑物揃いのCセグが本当ならば、北米Cセグで売れまくっているシビックやカローラの首を取ることもできるはずなんだが。そしてそんなに実力があるのならば、日本で測定可能な範囲で「普通のCセグ」に過ぎないプリウス、アクセラに明確な差をつけて勝っていてもおかしくないけども、そんな様子は微塵も見えない。むしろプリウス、アクセラこそが『Cセグを超えた』連中のさらに上を行く『Cセグを超えたやつをさらに超えた』クルマになってないか!?。結局のところ自動車ライターのレベルが、Cセグの現在位置を捉えられていない!?自動車産業の進化に全く追いついていない気がする。


冷静になれ

  アメリカ市場では『スモールカー』ってことでそこそこシェアを持っていて、省エネなクルマとしてシェアはそこそこ伸びているCセグ。日本では2000年頃のリッターカー・ブームでBセグに敗北して駆逐されていて、欧州でもクリオ(ルノー版ノート)やフィエスタ(フォード版デミオ)の大躍進の前に、プレミアム化による差別化が進んでいる状況ですけども、それでもメルセデスやBMWがCセグで本気を出すわけもなく、プリウスにすら歯が立たない・・・ってな評価が定着しつつある(私はそうは思わないけども)。


冷静な福野さんの情熱

  ・・・で福野さんのレビューが秀逸なのは、インフラ的な設計のCセグのベース車に対しての評価は、クルマ好きの趣味だけで下すべきではないという流儀を保持しつつ、Cセグの改造自動車でどこまで本気のスポーツモデル表現ができるか!?を、今回のレビューで克明に描き切ってしまっているところ。ホンダの揮発者にとっては、数あるtypeR絶賛レビューの中でも格別に嬉しいと思う。


ホンダの仕事

  少なくとも言えることは、メルセデスやBMWにとってCセグは「金儲け」のセグメントに過ぎないけど、ホンダやスバルにとっては絶対に負けられないセグメントだということ。ホンダやスバルが特別な価格を提示して「改造自動車」のスポーツモデルを仕上げてグローバルで売るならば絶対に中途半端なことはできない・・・そんなプレッシャーに押しつぶされることなくホンダもスバルもいいクルマ作っているのだから、買ってあげたらいいんじゃない・・・だってさ、なんともキヨキヨしいレビューだと思う。





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2018年7月24日火曜日

国沢光宏さんは『辛口』でもないし、『評論家』でもない・・・

日本に『辛口評論家』なんている!?

  『辛口評論家』ってのは、あらゆる新型車に対して「素晴らしい見解」を持って致命的な欠点/弱点を指摘し、メーカー開発者に忖度することなく、辛辣にこき下ろすレビューを書く自動車評論家のことを指すのだと思う。そもそもそんな人が今の窮状極まるカーメディアで仕事が貰えるはずもないと思うけど、一人だけ思い当たる人がいる。全く空気を読まずにマイペースで大放談をする・・・島下泰久さんだ。彼こそは『辛口』にふさわしい。


該当者の心当たりはこの人だけ

  2013年に日本で発売され大きな反響があった3代目メルセデスAクラス。多くのライターはメルセデスの既存ファンに配慮して、「走りがぜんぜんメルセデスではない」みたいなことを書いていた。例えば沢村慎太朗さん、福野礼一郎さんをはじめ年配のライターはほぼ「走りがダメ」と書いていたけども、40歳代で若い島下さんは全く別の観点からAクラスを徹底批判していた気がする。あとトヨタのハリアーに対しても同じこと言ってましたけども、「内装がフェイク素材だらけでプレミアムブランドが聞いて呆れる」「レクサスでは絶対にありえないこと」・・・とか書いていた気がする。


国沢さんは好感度をすごく気にしている

  それに引き換え、国沢さんは・・・あまりクルマの内装だとか品格だとかに、文句を言わないタイプのようだ。スズキ・アルトに乗ろうが、メルセデスSクラスに乗ろうが、内装に関しては「いいですね」しか言わない。おそらく興味ないのだと思う。もしかしたら内装にやたら五月蝿い還暦超えライターである福野礼一郎さんに対して「軽蔑」の気持ちがあるのかもしれない。オンナじゃないんだから、オトコがガタガタと内装に言及してるなんて馬鹿らしい・・・くらいに思っているのかもしれない。


「日本車はダメ」が口癖なだけ

  失礼を承知で言ってしまうと、還暦を超えたライターにもはや「辛口」も「甘口」もない。主に趣味やファッションなどの判断基準ってのは青春期の環境で形成されてしまう。つまり40年以上前の価値観で評論しているのだから、若い世代が読んでも全く意味がわからない。彼らは日本車がまだまだドイツ車に遠く及ばなかった頃に青春を迎えたってだけの話だ。現在40歳以下で、免許を取った頃には、すでに日本車が天下を取っていたという世代には絶対に伝わらない言動がどうしても出てしまうのだろう。


単なる煽り文句に過ぎない

  「日本車と違っていいですねー」みたいな表現が出るやつはほぼ50歳以上(バブル世代以上)だと思っていい。彼らにはおそらく「誤認」「不適切」という意識はないだろう。高温多湿の日本(中国)向けモデルには、KYBのダンパー、NSKのパワステといった感じで、乗り味を決定的に決める部分に日本のサプライヤーを使っているモデルが多いってことは、頭のどっかでわかっているんだろけど、ついつい景気良く(高齢の)読者を煽る意味で使ってしまうようだ。日本車とは全く違う乗り味をする「輸入乗用車」なんて(存在するならば)ぜひ乗ってみたいものだ・・・。結局のところ表現力がないライターが読者を惹きつけるために安易に使っている言葉に過ぎない。文才のない還暦ライター(=社会の迷惑)ばかりがやたらと使いたがる・・・たまに福野氏のレビューにも登場するけど。



時代は変わった・・・

  還暦ライターは否定するかもしれないけど、自動車業界は40年前とは大きく変わった。80年代にホンダ、三菱、マツダの3メーカーの技術力の前に欧州メーカーは脆くも崩れた。プレリュード、アコードで鋭く切り込んだホンダは、北米市場であっという間にBMWのシェアを叩き潰した。三菱の直噴ターボはあっさりと欧州全メーカーを飲み込んでしまった。そしてポルシェのFRスポーツは、マツダのRX-7とロードスターとの競争に完敗し、無念にも撤退を余儀なくされた。


豊臣秀吉が天下を取ったように、ホンダとマツダは世界を席巻した

  2000年代、今の30歳くらいが免許を取った時にはすでに世界の主要市場は、「オデッセイ」「アコード」「シビック」「アテンザ」「アクセラ」「プレマシー」に総合的な技術のパッケージとして、互角に立てる外国ブランド車は存在しなかった。世界はことごとく「ホンダ」を認めたし、世界最大のクオリティカー・ブランド連合となったフォード陣営において「マツダ」は絶対的な存在だった。


受け入れられない還暦ライターは潔く身を引け

  それでも還暦ライターがマツダやホンダを徹底的に軽蔑してバカにする理由はなんとなくわかる。この両メーカーが40年前の常識を徹底的に破壊したからだ。もし次のサッカーW杯で中国代表とインド代表が大活躍してこの両チームの決勝戦となったら、世界のサッカーファンはこの新興代表チームに苛立ちを感じるはず。それとほぼ同じ構造なんだと思う。


世代の認識とは『訣れる』もの

  50歳より上の連中は「メルセデス」「VW」が自動車業界の中心にあると信じて疑わないし、40歳以下の連中にどれだけクルマが好きなヤツがいるかわからないけども、このブログに好意的なコメントをくれる人の多くがそうだけども、「ホンダ」「マツダ」こそが完全に世界のベンチマークになっていることにもはや疑いはない。ヒュンダイが「ホンディ」と名乗ってホンダみたいなマークを使ったり、マツダロードスターのスタイルを真似たモデルが、ポルシェ、メルセデス、BMW、フィアット、ルノーなどで次々生まれたり、マツダエンジンがフォードの手で英国のコーチビルダーに提供されたりしているわけだ。


技術とは伝播するものだ・・・

  日本で売れている輸入ブランドのFFモデルは、メルセデスとアルファロメオは三菱シャシー、BMWとMINIはホンダシャシー、VW、アウディ、ボルボ、ジャガー、ランドローバーは結局はマツダシャシーの流れを汲んでいる。・・・今年に入ってからもジャガーEペースの記事でこのことを書いたら、還暦と思われるオッサンから批判を喰らった・・・。



育った環境は大きい
  
  還暦ライターが語る「メルセデス」や「VW」が紡いだ歴史にはもちろん敬意を払うけども、ここまで「決定的」に世界を支配しつつあるホンダ、マツダ、三菱を、意味不明な価値観で「見下す」還暦のプロライターがいたら・・・まあ糾弾しますよ。しかし失礼ですが、還暦のじーさんが書いてることなんて、ほぼ信じてないです(S水K夫、W辺Y一郎、S木N也、S藤S輔、K村Y宏とか・・・相当にヤバいと思う)。まあ彼らはコテコテの「反日(本車)教育」を受けてライターになって、素直にその教えに今日まで従って仕事をしてきたのでしょうけども・・・。

島下さんはサイコパス!?

  2011年版から徳大寺さんと島下さんが復活させた「間違いだらけのクルマ選び」ですが、最初はもうメチャクチャでした。2012年から「採点表」なるものが登場しますが、「安全性」の項目では第三者テストの結果などあまり反影していなかったようで、発売前のCX-5がSUVの中で「安全性」が最低評価でした(テスト前なのにテキトーに付けた!?)。それが2018年版ではほぼ違和感のない状態まで「修正」されています。徳大寺さんが亡くなられ、その意志を受け継いで島下さんが一人で書いていますが、徳大寺さんのようにわかりやすい輸入車贔屓で読者に媚びる姿勢はすでになく、イラっと来た「出来損ない」には冷徹なまでの評価が降ります。メルセデスもBMWも例外ではない。この人はいよいよ日本初の「辛口ライター」への道を突き進んでいるようです。


関連記事
「ちっこい輸入車に乗る輩に対する慇懃無礼な偏見」(日本車はダメですねーって言っちゃうコメント者が複数釣れました・・・)

「ジャガーEペース『マツダB系はまだ滅びず』」(還暦は頑コメント欄のマナーがちょっと・・・根拠を示さないグダグダとした反論はご自身のメディアでお願いしたいものです)




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↓2015年以降は黒歴史となった某ドイツメーカーへの愛情が強すぎる復活第1作

2018年7月16日月曜日

福野礼一郎 × 三菱 の激アツコラムで、スバルやBMW他を痛烈批判・・・

2018年の福野レビューはとにかく面白い

  6月15日発売のモーターファンイラストレーティッド(MFI)にて、福野礼一郎氏の数ある連載の中でもっとも核心的である、月一回の最大のお楽しみ「ニューカー二番搾り」昨年頃はややパワーダウン気味だったけども、2018年になって毎月暴風雨が吹き荒れている。Kindleアンリミティッドで定額で読めるので利用者にはオススメしておく(他にもCAR TOP、DRIVER、ルボラン、ゲンロクなど月刊誌が読めます)。乗っているブランドがボコボコに批判されている可能性は高いけど・・・特にSUBARU。


かなりいいクルマだけど・・・「やってしまった」

  今月は、三菱エクリプスクロスについて淡々と語っているだけなのですが、一体どれだけのモデルを巻き込めば気がすむんだというくらいの放談っぷりにちょっと呆れる。福野氏は三菱が好きで、エクリプスクロスは公平にジャッジして『かなりいいクルマ』の部類に入るけど、ハンドリングは完全にト○タをベンチマークしていて、その時点で『終了!!』だってさ・・・。国産車・輸入車合わせた中でも『かなりいいクルマ』(ちなみに先月はドイツメーカーのどこで作っているかよく分からない新型ゴミ)なんだけど、オススメはできない!!っていう頑迷極まる評価を、読者は一体どう受け止めればいいのか!?


オッサンの叱咤激励は若者には届かない!?

  失礼だが62歳のオッサンにテキトーにクルマを語らせたらこんなもんなのかもしれない。アベ内閣やサッカー日本代表など、期待以上の結果を偶然にも出してしまっても、それを少しも評価しない生き物がいわゆる「オッサン」なんだろーな。・・・って諦め半分で、読んでる側もシラケちゃう(K沢やS水K夫だったら)ところだけども、実際のところ福野さんが言いたいのは、三菱ならもっとできるし、エクリプスクロスにはもうちょっと期待してたよ!!ってことなのかもしれない(それ以外にないだろーけど)。


三菱シャシーの顛末

  最近カーメディア界隈をざわつかせている・・・ってほどではないけども、ちょっと気になるツッコミどころがある。エクリプスクロスの各ライターのレビューは概ね好意的だったようだけども、シャシーの設計が古いみたいに叩くライターが結構いた(例えば日本車大嫌いな斎藤慎輔氏とか)。むしろリーマンショック前のシャシーの方がちゃんとコストと時間をかけていていいんじゃねーの!?って気もしないでもないけども、ちょっとタチが悪いことに(いつものことですが)、同じ「古い」シャシーを使ったドイツメーカーの新型モデルが来年にも日本に導入される予定で、そのモデルの欧州での試乗レビューに招かれたほぼ全員のライターがまるで『後ろから頭にピストルを突きつけられている』かのような不自然さで大絶賛をしていた。「最新の〜」を連呼してるけども、エクリプスクロスと同じシャシーだと認識しているのか!?


今度のクライアント・ワードは!?

  小沢コージさんや河口まなぶさんといったスポンサーありきの「芸人」ライターはクライアントに言われるがままに『Cクラスを超えた!!』みたいなことを書いていた。5年前は「世界のベンチマーク」「クラウンに匹敵する静粛性」といった課金ワードを固め打ちして別のドイツメーカーから「機密費 / 使途不明金」をもらっていたようだけども、数年前に「SUZUKIをディスれ!!」という完全に倫理的にアウトなオファーが表沙汰になって以来・・・リーマンショック後の回復で復活したばかりの自動車雑誌で、休刊廃刊があいつぎカーメディア業界の冷え込みがさらにひどいことになった・・・。



「本音で書くヤツは馬鹿」と言った福野さんは真実を書く

  今回福野さんの連載で、「エクリプスクロスとAクラスは同じシャシー」であることをスッパ抜いて、カーメデァアの『偽善』を白日の元に晒して欲しかったが、なんと!!絶妙にも『軽い示唆』だけを残している。なんだこの政治力は!!メルセデスとの関係を悪化させない程度にこっそり書いておき、読者に「俺は見抜いているアピール」、そして小沢、河口、島下、斎藤らの首根っこを掴むのは来年の新型Aクラス日本発売のタイミングでいいってことなのか!?そのタイミングで他にもたくさんいる有象無象な能無しライターを一網打尽にして、カーメディア業界をクリーンなものに変える!?


来年の展望

  2019年が楽しみだ。MQBのままのゴルフ8と、リーマン以前のAクラス、TNGAのレクサスの新型Cセグ。そしてピカピカの新型シャシーを下ろすアクセラ。でもまあそういう時に限ってさ、MAZDAがやらかすんじゃないか!?って気がする。現行の『スカイアクティブシャシー』も発売当初は相当に乗り心地に難があったからさ・・・。


福野礼一郎とエボ10

  さて福野さんが4年ぶりの三菱の新型車に対し想いのたけを語ります。他の還暦ライターだったら、ハナっから日本車なんて・・・って馬鹿にしたポジションで話をするでしょうけども、福野さんは2007年のエボ10発売時に、「このクルマは凄い!!MやAMGなんて目じゃないってくらいに凄い!!馬鹿ども!!いい加減に気がつけよ!!」みたいなことを書いている。しかしライター人生を賭けて絶賛したランエボは消滅。これが福野さんにラブレターのようなレビューを書かせるほどの、余人には推し量れないディープな感情の絡れ何だろうな・・・。


そして飛行機・・・

  冒頭から「飛行機」の話題で読者を煙に巻き、見事に掴まれました!!2018年に入ってからの福野レビューは構成作家がいるのでは!?ってくらいに冴えた前フリを用意してくる。相変わらずに飛行機の比喩が好きな人だ。三菱、スバル、日産、ロールスロイス、ジャガー、メルセデス、BMW、アルファロメオでは、存分に飛行機ウンチクが使える。飛行機で喩えられたら・・・ほとんどの読者は一次体験としてイメージできないけども、何か自分の知らない、そして興味深い世界を見せてくれる「異次元」さにとりあえず惹かれるよ。


こんな『展開力』は反則だろ!!

  ネタバレ覚悟で全部書いてしまう!!この福野レビューの大きな伏線は「三菱は飛行機の達人」ってことだ。宮崎駿かよ・・・。第二次大戦機に航空機エンジンメーカーとして致命的な大失敗をしてしまった某メーカーは、今も自動車の静音性を上げるために愚直にゴム材を隙間に詰め込む。しかしそれでは車重も大きくなる・・・そんなレベルだから航空機エンジンすらまともに作れなかったんだ!!しかし三菱は当時も今も世界最高の技術を持っていた!!だから軽いままで静音性を上げるなんてことが当たり前にできる。わかったか!!馬鹿ども!!と言った10年前の自身のレビューをダメ押ししているんですね・・・。


福野さんの代わりは誰もできない・・・

  小沢、河口といった「頭にピストル軍団」の雑誌コンテンツが酷いってことはないけども、福野連載と比べれば、同じ自動車レビューでまとめられないくらいの隔たりがある。小沢さんは対談、河口さんはユーチューブに活路を見出したとのことで、活動・表現の幅が広がっている。


適材適所で良質なコンテンツを!!

  カーメディアもライターの資質を考えて読者が喜ぶ配置をすればいいんじゃないの!?福野さん、沢村さん、下野さん、牧野さんにはノンフィクションコラムをどんどん書いてもらって、小沢さん、小沢さん、フェルディナントヤマグチさんにはメーカー開発者の取材をさせてたくさん喋らせて、後の連中はベストカーやニューモデルマガジンXで・・・面白いプロパガンダでも発信していて貰えばいいのでは!?


2018年7月8日日曜日

Kカーを高速道路で評価するライターがいるとは・・・。

『えー!?』しか言えねー

  さすがにこれはスズキが可哀想過ぎる・・・。世の中にはありえないレベルのライターってのがいるもんですね。「表現の自由」があるのかもしれないですが、ノンフィクションライターならば、ある程度の常識ってのは弁えておかなければいけないはず。例えばBMWやメルセデスのAWD性能の低さを真面目に指摘するライターなんていない皆無です。そんな指摘はナンセンスであり、日本のような豪雪地帯がたくさんある国のメーカーとは需要が全く違いますから。


ドイツ車と軽自動車は批判NGです

  他にもドイツメーカー車のブレーキング性能の低さや、直進安定性の低さ、静粛性の低さ、エンジン回転数の低さなどクルマ文化が違うのだから、いちいち野暮なことを指摘するプロのライターなんていないです。それと同じように日本の軽自動車のエンジンパワーだとか、静粛性だとか、高速道路における走行性能なんて最初から開発の俎上にはないわけで、やはり同じようにいちいち指摘するなんて感覚はおかしい。軽自動車あくまで日本の地方社会のインフラとして開発されているのだからさ・・・。


こいつらを叩け!!

  ニュルブルックリンクで走りこんできたクラウンや、欧州車を超える車体剛性と動的性能を高めたと主張するスバルのSGP使用車などを、あれこれとスポーティに使う領域において批評を加える。あるいは欧州や北米で活躍していて、オールマイティな走りを見せるホンダやマツダの中型車を基本性能において批判するならまだわかるんですけども、軽自動車の高速道路の走行性能にイチャモンを付けるなんてあまりに下衆過ぎる・・・。


軽自動車で高速道路はダメです

  そもそも軽自動車が高速道路走ったらダメだろ。100km/h走行中にトラックと軽く接触するだけでも、ほぼ乗員全員が死ぬのは確実。Kカーの車幅では交差点で横から突っ込まれるのも致命傷になるけども、高速道路には交差点はほぼ無いものの、片側二車線でサイドボデーアタックを食らったら完全アウトだし、対面通行で側面から突っ込まれる可能性もある。クルマだったらなんでも高速道路を走っていいわけでは無い。法律で規制こそしてないけども、軽自動車で関越道を走って長距離に出かけようなんて感覚は変人でしか無い。


感覚が違うのか・・・

  このブログでも度々ネタにさせてもらっているが、斎藤慎輔さんはノンフィクションライターをやってはいけないレベルの人間な気がする。自動車評論家という世間では完全に無視された存在だから許されているのだろうけども、これが大手新聞の記者だったら大バッシングは不回避だ。読者が極度のクルマ好きばかりだから、軽自動車で高速道路を走ろうともあまり気にしない。これを読んで憤っているのは開発者やスズキの関係者くらいじゃ無いだろうか。


コンパクトカーがわかってないのか!?

  問題のレビューは先日発売されたばかりの「ティーポ8月号」でのこと。概要としては「アルト・ワークスに二週間乗って好印象だったけど、長距離ドライブに持ち出そうとしたらあまりのロードノイズが苦痛で途中で引き返しました」とのこと。この人は何年ライターやってんだ!! Bセグ以下で長距離高速巡航したら頭痛くなるってある意味で常識じゃ無いの!? 


読者に正しく伝えよう・・・

  コンパクトカーの静粛性に関しては、日本車/欧州車あまり関係ない。アクア、ヴィッツや軽自動車、あるいはVWのUP!、ポロ、プジョー208やルノートゥインゴなど200万円以上ではほぼ売れないモデルの騒音はかなりきつい。そもそもVWゴルフを買う理由はなんとか長距離で使えるから。車重が1200kg超えてくると割と抑えられるようだ。デミオ、ルーテシア、MINIならBセグでもそこそこ高速道路耐性ありそうだけど、それでも好んで長距離走りたいとは思わない。


いくら変態向け雑誌だからってさ・・。

  自動車雑誌ナンバー1の個性派雑誌ゆえに誌面はどこもゴチャゴチャしていて、写真頼みの構成。その中で大掛かりな連載コーナーを持つ斎藤さんのページだけは他の自動車雑誌の普通のレビューような雰囲気を出している。自称辛口ライターの記事ってのは独自の視点で辛辣な批判を繰り出してくるものだけども、この斎藤さんの場合は、あまりに「独自」過ぎて・・・しばしば的外れだろ!!と単に関係者を怒らせるだけの批判になっているケースが見られる。


いいことを書くこともあるけど・・・

  彼の名誉のために書いておくと、ごくたまにクリティカルヒットと呼べる指摘をすることもある。とても印象的だったのは、BMWの3気筒モデルが8速トルコンATとのマッチングがあまりにも悪過ぎると指摘したことがあった。BMWの縦置きミッションを批判するのは日本のカーメディアでは完全にご法度なんですが、おそらく最初で最期のZF8AT批判が繰り出されました。ちなみにあのミッションは一度でも乗ればわかりますけども、クリープしないと出せないなど日本車ではまずありえないような無作法が放置された二流ミッションです。私が知る限りそれを批判した(正しく指摘した)唯一のライターが斎藤さんです。


斎藤慎輔❌日本車

  斎藤さんと日本車はミスマッチすることが多い。NDロードスターへの批判は・・・「小物入れが無い」ってもの。ロータスは無くてもいいのか!?ってなっちゃいますけど、彼が言うには「ロータスは『非日常』であり、ロードスターは『日常』だから同じではダメ」なんだってさ。それは斎藤さんの感覚じゃねーか!?ってマツダの関係者とファンがガチギレする展開に・・・。他にも色々例があるけど日本車に対してはミスマッチが多い。


開発者の意図を掴むのが良いライターだ

  そして今回の「アルト・ワークス」を徹底批判。確かにダイハツやホンダなどもっとロードノイズを上手く抑えている軽自動車はあるけどさ。スポーティな走りを売りに軽量化を進めたモデルの静粛性を批判するなんて・・・。アヴェンタドールの燃費を批判するみたいなもんじゃ無いですか!?こういうことは言いたく無いですけども、斎藤さんが廉価なモデルに関して「クルマ」や「開発者」に対するリスペクトを著しく欠いているから、こんな意味不明なレビューが書けるのだと思う。





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2018年6月30日土曜日

「もっといいエンジンが出るから星4つ」って・・・おいおい。

VW・・・ディーラーに足が向かない

  UP!もティグアンもパサートもゴルフもアルテオンも要らない・・・。VWの現行モデルの多くは、ミニバンやコンパクトカーばかりを作っていたひと昔前のトヨタ、日産、ホンダのような「アンチマシン主義」な傾向がある。シロッコやザ・ビートルを作っていたタームはとっくに終わっているようだ。新型ポロも、トヨタが2011年の段階で予測していたルーフの低いコンパクトカーのトレンドに、慌てて追いついただけのフルモデルチェンジだ・・・やる気が感じられない。


全高が低くなった理由

  なぜ新型ポロの全高が低くなったのか?それすらまともに説明できない程度なので、ほぼ偽物と断定できる自動車関係者のオッサン達による茶番といえば、ニューモデルマガジンXの「座談会」。語っている人間が本物だろうと偽物だろうとどーでもいい。レビュー・評価の内容が納得できるものならばOKだけど。この直3の1Lターボは、座談会メンバーの全員がおそらく欲しいと思っていないであろうクルマなのですが、それでもVWを必死で擁護する「忖度大好き」なオッサン達はなかなか涙ぐましい。


去年は1.2と1.4で500万台をカーバーって言ったたコーナーが・・・

  ちょっと話が逸れますが、去年の同コーナーでは、「VWは1.2と1.4で世界の500万台をカバー」とか書いてましたけど、そんな反省も全くなく、今回は誰でも知っているVWの裏事情をたくさん紙面を割いて明かしてます。なぜ1.5Lユニットに変わったのか?それはVWが自ら行った不正により排ガス試験の方式が変わってしまったから(知ってる!!)。1.5Lが日本にだけやってこない理由は、とりあえずフルモデルチェンジで型式認証が1度取れてしまうと売り続けられる日本は後回しってことらしい(知ってる!!)。次のゴルフのFMCまでは1.5Lはないらしい(知ってる!!)。


クルマ一つ褒められない・・・無能

  新型ポロには『星4つ』を進呈していますが、オッサンが揃っていても何一つまともな理由も思いつかなかったらしい。プロだったらなんか見つけろよ。「トヨタもマツダも全然わかってない。小型車はNVHを高めればつまらないクルマになるだけ・・・ポロが正しい!!」くらいのこと言ってみろ。ゴルフの全てが「怪しい」と思うようになったのは、「世界のベンチマーク」とか「クラウンのような静粛性」みたいなことをカーメディアの連中に言わせるようになってからだ。歴代ゴルフなんてサンクやフォーカスをパクって鍛え上げてきただけだし、欧州車がクラウンの静粛性を超えるという発想がそもそも間違っている。


いいクルマの条件・・・NCAPを逃げない

  すげー失礼だけれども、欧州メーカーは開発力がないのだから、一生懸命に液晶パネルのサイズを大きくしたり、日本車程度に壊れないクルマ作りに邁進していればいいと思う。そして本当にVWポロがいいクルマならば、JNCAPのテストを受けてその実力を証明すべきだと思う。そこでホンダの軽自動車と同等くらいの実力があるのならばいいですけど、あまり無理しないで欲しいです。過去のVW車のスコアはとても悲惨だから・・・。


西川淳のブラックジョーク

  別のコーナーでもVWポロが登場。西川淳さんは悪い人だな。Bセグなんて興味0%で有名なライターですから終始気楽な発言。あまりに高平高輝さんが新型ポロに対して執拗な批判をするのに対して、VW絶対擁護派の斎藤慎輔さんがバブルからアップデートできていない「?」な説明で応戦。要約すると「新型ポロはパッとしないけど、それでも日本車よりずっとずっとずっとすごいこの壁は越えられない」みたいな・・・たまにブログにコメントを寄こす完全にアレな人みたいな反論。それにちょっとばかり同調した(?)西川さんが、「日産がこの新型ポロを作ったらエライことですよ!!」みたいな擁護ともブラックジョークとも取れる絶妙な発言。

高平高輝はすぐブレる・・・

  これを真に受けて批判派だった高平がとつぜん我に還って、ひと昔前のカーメディアがしていたステレオタイプな日本車批判を展開。「Bセグの日本車ってたくさん種類がありますが、そのほとんどがポロと試合にすらなりません」・・・あーそれを言っちゃうのか。日本中のVW好きな高齢者が泣いて喜ぶだろうけどさ。


アクア、フィット、ノート揃って終了!!

  ハイハイ・・・もうそれでいいっすよ、デミオとかスイフトとかアメリカにも上陸できないのだからまだまだです。アクア、フィット、ノートはアメリカで売ってるだけ。日本でそこそこ売れてるだけ。200万円をかなり越えるものが売れ筋ですから、それよりも安い新型ポロがやって来た以上は、もう試合にすらならないのだとしたら、アクアもフィットもノートももうおしまいですね・・・。今年の日本COTYはポロで決まり!!アクアは販売終了?





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2018年6月24日日曜日

エンスー解放戦線が「スバルはクソだ!!」と言っている・・・

弱ってるスバルをボッコボコ!!

  不祥事続きで内部崩壊の噂すらあるスバル。ちょっと前まで絶好調で工場フル稼働が報じられていたのが嘘のように、日本では販売台数が減っています。信頼失墜なのか、単純に次期のSGP版待ちなのかわかりませんが、国内販売をリードしてきたレヴォーグもパタリと売れなくなりました。


VWをあざ笑うスバルの経営センス!!

  経営合理化を極限まで進めてポルシェを超えそうな勢いで高い利益率を記録するスバル。グローバル販売の50%以上が北米。車両単価も25,000〜30,0000ドルくらいなので、儲かって笑いが止まらない。VWも50%以上を中国で販売しているけど、主力モデルはノックダウンのゴルフセダン(ラヴィーダ)で車両単価は170万円程度らしい。しかも度々中国当局から批判を受けていて、エンジンを変えろ!!ミッションを変えろ!!と言われその対策費がかさんでいる。当然に共産党幹部向けの賄賂も経営を圧迫しているはず。


評論家に批判する資格はあるのか!?

  そんなぬるま湯に浸かっているスバルから、不祥事が聞こえてきて、これは「ダメすぎる!!」って思ったようで、『エンスー解放戦線』の二人が言いたい放題ですねー。そもそも他の乗用車メーカーがどこも使っていない水平対向エンジンにこだわっていて、なおかつ乗用車をメインで売って、他社よりも圧倒的に高い利益率を計上しているという時点でやや詐欺臭い感じはあるんですけども、そんな疑惑に疑問を投げかけるなんて「やびへび」なことは絶対にしない偽カーメディアばかりだった!!何が言いたいかと言うと、その中心に居続けた清水(草)&渡辺(敏)には今更にスバルを批判する資格があるのか!?ってこと。


不可解なスバルの選択

  水平対向エンジンを使うことで知られたメーカーは、ポルシェとスバル。ポルシェに関してはスポーツカーのみの搭載であり、採用する狙いは明確で、MR、RRに使うのに適した小型化と、回転数を上げやすい構造。どちらもターボ化してもなお6000rpm以上に出力ピークがあるエンジンを作れるのは水平対向の恩恵であり、これによってフェラーリやホンダといったクレイジーなエンジン屋に匹敵する性能のエンジンを作っている。


ボクサーエンジン

  スバルも『WRX・STI』のターボエンジンで6400rpmにピークを持ってくる高回転ユニット(EJ20)で、その設計上のアドバンテージを生かしていますが、その他のモデルではちょっと意味不明(あくまで素人の考えですけど)。なぜ高回転が可能なボクサーエンジンを使いつつも、回転数を燃費の目玉に固定することで燃費を稼ぐCVTを使うのか!? 


スバルとマツダ

  余談ですけど、スバルとマツダはそれぞれメーカー事情でCVT、トルコンATに開発資源を集中させていますが、ガソリンユニットの特性だけを考えたら、エンジンを交換して載せた方がいいのでは!? ボクサーにはトルコンAT、スカイアクティブGにはCVTが合う・・・。


FBエンジンは・・・

  実際にロードスターRFの2Lユニットは今回のMCで7000rpmピークに引き上げられましたけど、BRZ/86が使うスバルのNAボクサーユニット・FA20はデビュー当初から7000rpmピークに設定されている。スポーツカーメーカー・マツダに後手を踏ませるエンジンという意味でボクサーのポテンシャルは高い。けどFBユニットではことごとく回転数は低め・・・。


新型フォレスター

  新型フォレスターでは、ガソリンターボが廃止された。いよいよ終焉の時を迎えているEJ20ユニットが新型には導入されず、後継ユニットには、WRX・S4やレヴォーグ2.0GTで使われる『FA20DIT』があるけども、何らかの事情で導入が見送られている。今のスバルにとっては非常にデリケートな話題だけども、「燃費」に関する社内のゴタゴタから、趣味性の高いモデル以外にはボクサーターボは今後導入しない方針だと思われる。高回転化は容易だけど、熱効率では直列やV型に対して不利になる、まあトレードオフな関係なんだろうけど。


電動ターボの行方

  ポルシェみたいに「スポーツカー」以外には、無難なユニットを選択するという現実的な路線はブランド価値を破壊すると考えているのだろうか!?2種類のエンジン開発の手間を考えれば合理的な判断ではあるけど。ガソリンターボの代わりに導入したマイルドハイブリッドは、すでに先代のXVで実験的に導入しているけども、メルセデス、BMW、ボルボそれからマツダが、上級セグメント向けの過給器付きエンジンにさらにモーターを加えるという形のツインチャージャー、トリプルチャージャーとして続々登場するらしい。


MITSUBISHIは正しいはず・・・

  儲かっているスバルには、とりあえずターボ&モーターという発想は無かった!?「偽装」をやってしまうほどモード燃費に困っていたスバルとしては、ボクサーターボを一般モデルに使うことに最初から否定的だったのだと思う。自然吸気ボクサーにモーターを組み合わせて、スバルらしい走りと環境性能を両立させ、モーター性能を上げていけば、ツインチャージャーよりもスポーティで効果的なユニットが作れるだろうし、EV化への道のりにおいてはターボ&モーターではなく、尊敬すべきライバル三菱が完成させているPHEVこそが正解だという考えがあるのだと思う。もしそうだったらもう製品化されててもいいだろうけど・・・。




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2018年6月17日日曜日

輸入車応援団の最後の砦・河口まなぶ 最新MAZDAを痛快ボッコボコ!!




カーメディアに求められているのは「志」だ!!

  いつも思うのだけど、クルマを作っている側がしばしば『高い志』で限界を超えようとしているのに対して、それを評価する仕事のカーメディアの側には、特に日本のメディアの連中には「志」なんてものは感じられない。スーパーカーでもあるまいし、いい歳したオッサンが真剣に語るほどに作り込まれているクルマなんてない!!と態度で表明しているクソ野郎はたくさんいますけどね。


マツダCX-3を11分ディスりっぱなし!!これは伝説だ!!

  そんなクソみたいな業界の中で、最も「高い志」を持って仕事をしていると思われるが、輸入車番長・河口まなぶ氏だ。数日前に出された最新動画の内容がすごいことになっている!!日本メーカーで一番勢いがあるマツダがブランド力の底上げを狙ってブラッシュアップを図ったCX-3の改良版に対して、痛快をはるかに超えた戦慄レベルの激辛レビュー動画を展開しています。


河口ファンはレベルが高いな・・・

  日本の多くのライターや、世界のカーメディアが「今のマツダには逆らえない」みたいな雰囲気に打ちのめされている中で、これほど明快にマツダ車の「欠点」に切り込む捨て身のレビューには、多くの人が「高い志」を感じるはず。あまりの挑発的な内容に動画のコメント欄にもやや動揺が見られますが、ファンはこのマツダ車の「真贋」よりも、河口まなぶ氏の「志」に共感したファンが多いでしょうから、それほど大きな混乱は起こってないです。


ドイツブランドの苦境を救え!!

  マツダの関係者が見たら「苦笑い」か「逆恨み」のどっちかでしょうけども、今回のところは、全面的に河口まなぶ氏の「勇気」を讃えてあげたいです。2018年に入り、割安なフランス車は好調ですけども、輸入車の主力ドイツブランドが伸び悩んでいます。特にメルセデス、BMW、アウディの3つのプレミアムブランドが苦戦続いていて、新型モデルもコンスタントに出ていますが、全く伸びません。ドイツ勢を苦しめているのが・・・。


最強メディア説もある・・・

  「メルセデスやBMWの苦境を俺が救う!!」と義憤に刈られたのかわかりませんけども、首脳陣が堂々と『ドイツプレミアムを喰う』宣言をしているマツダに、河口流の強烈パンチを食らわせています。「ペンは剣より強し!!さらに動画はペンを圧倒する!!」。動画編集能力が非常に高い河口まなぶ氏がちょっと本気を出せば、広島の田舎メーカーなど軽く廃業に追い込めるんだ!!おとなしく地元向けの軽自動車でも作っていなさい・・・といった感じの示威・警告!?


ドイツ車の天敵

  ちょっと蛇足かもしれないですが、フランスブランドの好調の原因は、価格が上がっているトヨタ・ホンダから普通車嗜好のユーザーをジワジワとかじっているから。ドイツ車からフランス車への乗り換えも多少はあるかもしれないですが、C/Dセグ以上のドイツ車に乗ったユーザーが今更にフランス車を選ぶケースは、クルマのことが全くわかっていないミーハーなオッサンを除けばほぼゼロに近いのでは!?結局のところ日本市場でドイツブランドのシェア拡大の阻害要因になり得るのは、レクサス、スバルそしてマツダ、あとはスカイラインとシビックくらいか!?スズキや三菱はちょっと違うかも・・・。


マツダだけが憎い

  レクサスは停滞気味、スバルは「大事故」で自爆気味、スカイラインとシビックは強気な価格設定を崩さない。現実的にはドイツブランドの天敵はマツダになる。10年前は誰もがドイツ車至上主義を語っていたカーメディア連中ですが、ニューモデルマガジンXやカーグラフィックなどの雑誌媒体編集部は完全に「ルノー」推しに転身。K沢は「ザックス」トヨタの広報部長に就任。清水草一も「NDロードスターは歴史的名車」という迷言で、こともあろうかドイツ車の天敵マツダを持ち上げ始める。S水K夫もテスラやマツダなど広告費を払ってくれればどこにでも靡く。


独立性を保つ意義は大きい

  そんな中で、ユーチューブ収益で活動している「独立ライター」の河口まなぶ氏の価値は日に日に高まっている。毎年単行本が出せて、連載だけで数字が取れる福野礼一郎氏と、メルマガ&単行本で活動する沢村慎太朗氏の「二大イチロー・タロー」に立場上は肩を並べています。他のライターは、仕事を干されるのが怖いので、ゴニョゴニョと訳のわからないレビューばかり書いてますが、この3人は「気に入らないブランドは徹底的にディスる!!」というスタンスを採っています。


容赦ない批判が良いクルマを生むのは確かだ・・・

  2010年頃からすでに安かったフランス車ですが、当時は沢村慎太朗さんがPSAの右ハンドル車の作りに大激怒するなど、まるで「買う奴はバカ」と言わんばかりの大暴れをしていました。その後PSAは右ハンドル車のスペース効率を見直したり、劣悪な出来だった自社製の自動MTを放棄し、トヨタ系列サプライヤーからトルコンATを調達するなどの、「日本向け大改良」が功を奏し、現在の好調につながっている。今ではPSA車は総合力で完全にVW車を超えていると思う。


ボロボロのCX-3!?

  そんな沢村さんの魂が乗り移ったかのように、今回の河口さんは軽快にマツダをディスり続けます。「1.8Lディーゼルは欧州基準で非力すぎる」「乗り心地は新型カローラハッチバックに負けてる」「今どき6速ATのままでプレミアムなんて頭がおかしい」「エンジンからの遮音ができていない」「ミッションとエンジンの連携が雑すぎる」「車載カメラの画質が悪すぎる」「とても上質とは言えない=これを買うやつはバカ」・・・ってことらしい。


全て計算のうちか!?

  とりあえず間違ったことは言ってないです。違和感があるのは立場の問題であり、ポジショントークとしては全くのセーフのレベルだと思います(S水K夫みたいな完全アウトとは違う!!)。これを受け取る側のリテラシーの問題。激怒するマツダファンはハッキリ言ってクルマがわかっていない。CX-3とカローラやメルセデスGLCでは車格が違うだろ!!ってのは、河口氏も当然に承知の上でのアジテーションです。車格云々を言い出すならば、なんでマツダ・アテンザはデミオやアクセラに衝突安全性で負けているのだ!?って話です。もう車格で語る時代は終わった。カローラやゴルフが軽自動車に安全性で負ける時代ですから。


この動画はカーメディアと河口氏の運命を変えるかも・・・

  この河口さんのCX-3の動画レビューはとても印象に残りました。内容よりも印象・・・カーメディアは本来こうあるべきだ。「マツダだからいいに決まっている」みたいな温いレビューが氾濫している中で、よくぞこの短い動画の中で、徹底的にマツダ車をディスったと思います。2018年の最優秀動画レビュー賞あげます!!これからも「高い志」の動画を期待したい!!


↓売れているクルマは素直に評価する!!河口流。




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