マツダよりVWを買いましょう!!はいいけどさ・・・。(VW車オーナーは読まない方がいい!)
前回、お伝えしたようにニューモデルマガジンX5月号がマツダを「遠慮気味に挑発する」という暴挙に出ています。マツダの国内販売の伸び悩みは深刻で、1車種を除いてはほとんど儲かっていないわけですが、その最後の希望の1台・・・マツダとしては絶対に失敗できないギリギリの総力戦の果てに生み出した新型CX5に対して、血も涙も無い酷い判定でした。ちょっと調べてみると過去1年で星2つのクルマは今回のCX5のみ!!マツダが関与するクルマでこのコーナーに登場したのは、MC後のアクセラ(星3)、アバルト124スパイダー(星3)と新型CX5ですから、マツダだけが平均スコアで3を下回る「2.67」・・・ワースト・ブランド・オブ・ざ・イヤーです。
同じ5月号にはSUVとしては異例の星4つを獲得したVWティグアンが登場します。ユーロNCAPでは、あの「メルセデスEクラス」を余裕で上回り2016年テスト車ではアルファロメオ・ジュリアに次いで第2位を獲得するなどVWの新たなるスター候補だなー・・・とは思ってましたけど、CX5より上かい? 2016年ユーロNCAPはマツダ、ホンダ、日産、BMWといった強敵が居なかったというのもあるんですけどね。「欧州車=安全」というイメージを守りたいから(実際は日本車の独壇場)、一切ユーロNCAPには言及しない(北米NCAP、JNCAPも)のがカーメディアの常識になって居ますね。そんなチキン野郎にクルマの良し悪しがわかるのか?
じゃあ一体何が良くて星4つなんだ!?・・・内容を読んでみて唖然。いくら読んでも少しもいや全くわからないMQBの説明にほとんど費やされて居ます。このコーナーの設定ではクルマに詳しい(専門家)5人のオッサンの座談会なんですけど、4年前に散々に行われたような無駄話に参加者の誰もが疑問を感じないんですかね!?つーかこんな内容でお茶を濁していると・・・そろそろバレちゃいますよ。もうゴルフの話はいいからティグアンのいいところを語ってくれ〜!!
「MQBで年産500万台が目前!!」だそうですけども、まあ結構なことじゃ無いでしょうか。ゴルフも現行になってまだまだJNCAPでプリウスに負けているとはいえ、衝突安全性は先代(6代目)よりもさらに上がっています。そしてティグアンも先代とは全く違うレベルまで上がった!!おそらくホンダやマツダの同クラスのSUVを超えたと思います。2.2Lディーゼルターボと1.4Lガソリンターボの違いはありますけども、車重は100kgもCX5より軽いですしこの辺が好結果に影響してそうです。確かに1500kg台ならば150psの1.4Lターボでも十分に引っ張れるでしょうし、そこはトルコンATではなく、VWが日本仕様で使うDCTの「直結」が威力を発揮するでしょう。
車重とユニット出力のバランスはどのメーカーにとっても課題です。トヨタのC-HRも1.2Lターボではバランスを欠いているように感じます(諸元を見て買う気が失せる!!)。「パワー・ウエイト・レシオ」の適正化という意味でMQBは非常に優秀ですね。ゴルフもパサートもティグアンも、全て先代よりも確実に良くなっています(スペック見て欲しくなる?)。その反面トヨタのC-HR1.2LターボはTNGAの黒歴史になっちゃいそうですね。
同じくモジュラー設計の「スカイアクティブ・シャシー」を使うマツダでは、VWとは逆の発想で、プレミアムブランドと戦うために車重を増やす傾向にあります。CX5もキャビンの容積こそ小さくなっているのに車重は増加・・・何が違うのか?は乗り比べればすぐにわかりますけど、新型モデルをVWとは別路線へ持っていくことを考えてます。とりあえず想定しているのは「打倒レクサス&アウディ」。その想いだけでメラメラ燃えているのがよくわかります。まあこの辺の事情を完全にスルーして判断すると星2つなんでしょうけどね。
さらに読み進めるとこのティグアンの記事・・・プロとは思えないほど酷いです。「VWはMQBの500万台を1.4Lと1.2Lのたった2つのボア径だけで済ませる!!」とか平気で書いてあります。これはあんまりだ!!読者をバカにしている!!ちょっと調べれば誰にだってわかることなのに!!「ゴルフは1.2L過給で走らせ、ティグアンは1.4L過給。重量差が大きいのにそこをたった200ccでカバーしている!!」・・・いやいやカバーできてないって。
なんかツッコミ所が多すぎて困りますね。ちょっと整理しますと、
①「ユーロ6に未だに対応していない1.2Lターボはまともな国ではすでにお役御免となっています」 この話は何度か書いてますのでアレですけど、このエンジンは日本の「2017年規制」にも対応していませんから、ゴルフ8になってもそのままのエンジンでは型式認証が取れません。ちなみに日本の政府系研究機関の調査によって、トヨタ・ヴィッツのポート噴射による1.3L自然吸気の50倍のNOxが発生していると告発されたことがあります(一応2012年規制には収まってますけど)。今回のティグアンの記事でも「直噴化」のメリットを滔々と述べておられますけど、どこまでユーザーを愚弄すれば気がすむのか・・・。
②「そもそも500万台の中で相当の割合を1.6Lと2.0Lのディーゼルが担当している」・・・北米と欧州で「ディーゼルゲート事件」と騒がれた「アノ」エンジンではなくて、欧州や北米では新型に変わっていますが、渦中のエンジンはまだまだノックダウン生産で西アジアなどでは大量に売っているそうです。ユーロ6にもバッチリ対応しているというディーゼルがなかなか日本には入ってこないですね・・・。
③「北米のゴルフは1.8Lガソリン過給がデフォルトで、中国では同じく1.6Lガソリン過給が主流」・・・一体「500万台の全てを1.2L&1.4L」はどこから来た発想なのでしょうか?日本のマヌケなカーメディアとVWユーザーがVWのイメージに騙されて描いた「構図」なんでしょうね。ユーロ5止まりの1.2Lターボが主体で未だに販売が継続されている日本って完全にナメられてますね。だからVWは嫌い。VWを絶賛するヤツに限って本当に何もわかってなくて、ドイツのゴルフは日本とは違って1.0L、1.4L、1.5Lのガソリンターボが展開されていて、インプの半額で買えるとかいう実態を知らなかったりするんですよ(安いから売れるのに)。ドイツ向けの1.4Lはユーロ6対応で、日本向け1.4Lは非対応とかさふざけてんじゃねーよ(マジです)。日本は西アジア市場と同等に扱われています。パキスタンとかトルコで売っているエンジンに250万円払うってさ・・・。
最近ではVWもパサートに2.0Lターボを復活させるなど、400万円以上払えばまともなクルマを売ってくれるようにはなりましたから、今後は日本向けの戦略もだいぶ変わってくるとは思いますが・・・。その前にメチャクチャな情報を書いて「VWの1.2&1.4は素晴らしい!!」などと意味不明な情報を拡散している、相変わらずクソなカーメディアを徹底的に潰さないといけないですね。匿名ブログで告発&啓発するくらいしかできないですけども、日本のクルマ文化が滅びる前になんとかしたいな〜・・・。
同じ5月号にはSUVとしては異例の星4つを獲得したVWティグアンが登場します。ユーロNCAPでは、あの「メルセデスEクラス」を余裕で上回り2016年テスト車ではアルファロメオ・ジュリアに次いで第2位を獲得するなどVWの新たなるスター候補だなー・・・とは思ってましたけど、CX5より上かい? 2016年ユーロNCAPはマツダ、ホンダ、日産、BMWといった強敵が居なかったというのもあるんですけどね。「欧州車=安全」というイメージを守りたいから(実際は日本車の独壇場)、一切ユーロNCAPには言及しない(北米NCAP、JNCAPも)のがカーメディアの常識になって居ますね。そんなチキン野郎にクルマの良し悪しがわかるのか?
じゃあ一体何が良くて星4つなんだ!?・・・内容を読んでみて唖然。いくら読んでも少しもいや全くわからないMQBの説明にほとんど費やされて居ます。このコーナーの設定ではクルマに詳しい(専門家)5人のオッサンの座談会なんですけど、4年前に散々に行われたような無駄話に参加者の誰もが疑問を感じないんですかね!?つーかこんな内容でお茶を濁していると・・・そろそろバレちゃいますよ。もうゴルフの話はいいからティグアンのいいところを語ってくれ〜!!
「MQBで年産500万台が目前!!」だそうですけども、まあ結構なことじゃ無いでしょうか。ゴルフも現行になってまだまだJNCAPでプリウスに負けているとはいえ、衝突安全性は先代(6代目)よりもさらに上がっています。そしてティグアンも先代とは全く違うレベルまで上がった!!おそらくホンダやマツダの同クラスのSUVを超えたと思います。2.2Lディーゼルターボと1.4Lガソリンターボの違いはありますけども、車重は100kgもCX5より軽いですしこの辺が好結果に影響してそうです。確かに1500kg台ならば150psの1.4Lターボでも十分に引っ張れるでしょうし、そこはトルコンATではなく、VWが日本仕様で使うDCTの「直結」が威力を発揮するでしょう。
車重とユニット出力のバランスはどのメーカーにとっても課題です。トヨタのC-HRも1.2Lターボではバランスを欠いているように感じます(諸元を見て買う気が失せる!!)。「パワー・ウエイト・レシオ」の適正化という意味でMQBは非常に優秀ですね。ゴルフもパサートもティグアンも、全て先代よりも確実に良くなっています(スペック見て欲しくなる?)。その反面トヨタのC-HR1.2LターボはTNGAの黒歴史になっちゃいそうですね。
同じくモジュラー設計の「スカイアクティブ・シャシー」を使うマツダでは、VWとは逆の発想で、プレミアムブランドと戦うために車重を増やす傾向にあります。CX5もキャビンの容積こそ小さくなっているのに車重は増加・・・何が違うのか?は乗り比べればすぐにわかりますけど、新型モデルをVWとは別路線へ持っていくことを考えてます。とりあえず想定しているのは「打倒レクサス&アウディ」。その想いだけでメラメラ燃えているのがよくわかります。まあこの辺の事情を完全にスルーして判断すると星2つなんでしょうけどね。
さらに読み進めるとこのティグアンの記事・・・プロとは思えないほど酷いです。「VWはMQBの500万台を1.4Lと1.2Lのたった2つのボア径だけで済ませる!!」とか平気で書いてあります。これはあんまりだ!!読者をバカにしている!!ちょっと調べれば誰にだってわかることなのに!!「ゴルフは1.2L過給で走らせ、ティグアンは1.4L過給。重量差が大きいのにそこをたった200ccでカバーしている!!」・・・いやいやカバーできてないって。
なんかツッコミ所が多すぎて困りますね。ちょっと整理しますと、
①「ユーロ6に未だに対応していない1.2Lターボはまともな国ではすでにお役御免となっています」 この話は何度か書いてますのでアレですけど、このエンジンは日本の「2017年規制」にも対応していませんから、ゴルフ8になってもそのままのエンジンでは型式認証が取れません。ちなみに日本の政府系研究機関の調査によって、トヨタ・ヴィッツのポート噴射による1.3L自然吸気の50倍のNOxが発生していると告発されたことがあります(一応2012年規制には収まってますけど)。今回のティグアンの記事でも「直噴化」のメリットを滔々と述べておられますけど、どこまでユーザーを愚弄すれば気がすむのか・・・。
②「そもそも500万台の中で相当の割合を1.6Lと2.0Lのディーゼルが担当している」・・・北米と欧州で「ディーゼルゲート事件」と騒がれた「アノ」エンジンではなくて、欧州や北米では新型に変わっていますが、渦中のエンジンはまだまだノックダウン生産で西アジアなどでは大量に売っているそうです。ユーロ6にもバッチリ対応しているというディーゼルがなかなか日本には入ってこないですね・・・。
③「北米のゴルフは1.8Lガソリン過給がデフォルトで、中国では同じく1.6Lガソリン過給が主流」・・・一体「500万台の全てを1.2L&1.4L」はどこから来た発想なのでしょうか?日本のマヌケなカーメディアとVWユーザーがVWのイメージに騙されて描いた「構図」なんでしょうね。ユーロ5止まりの1.2Lターボが主体で未だに販売が継続されている日本って完全にナメられてますね。だからVWは嫌い。VWを絶賛するヤツに限って本当に何もわかってなくて、ドイツのゴルフは日本とは違って1.0L、1.4L、1.5Lのガソリンターボが展開されていて、インプの半額で買えるとかいう実態を知らなかったりするんですよ(安いから売れるのに)。ドイツ向けの1.4Lはユーロ6対応で、日本向け1.4Lは非対応とかさふざけてんじゃねーよ(マジです)。日本は西アジア市場と同等に扱われています。パキスタンとかトルコで売っているエンジンに250万円払うってさ・・・。
最近ではVWもパサートに2.0Lターボを復活させるなど、400万円以上払えばまともなクルマを売ってくれるようにはなりましたから、今後は日本向けの戦略もだいぶ変わってくるとは思いますが・・・。その前にメチャクチャな情報を書いて「VWの1.2&1.4は素晴らしい!!」などと意味不明な情報を拡散している、相変わらずクソなカーメディアを徹底的に潰さないといけないですね。匿名ブログで告発&啓発するくらいしかできないですけども、日本のクルマ文化が滅びる前になんとかしたいな〜・・・。
しかも日本以外の国でそのエンジン積んだ車を日本より安く買えるのに日本ではカモネギ価格。
返信削除自称意識高い系っぽいダサダサな中年がゴルフに乗りながら善良なカローラやらデミオやら軽自動車に乗る人生の大先輩とも言うべき高年の方々や国産車好きな若者をバカにするなんておかしな光景ですよね。
コメントありがとうございます。
削除ホントに憤りますよね!!VW車の良いところもあるんですけど、
全然ダメなところ(安全性・ブレーキ・ハンドリングなど)を、日本車とは比べものに
ならないくらいいい!!とかドヤ顔されると、この人はクルマを分かってないな・・・と思ってしまいますね。