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2020年3月5日木曜日

「マツダはATを多段化しろ!!」と書くAJAJライターのレビューなんて読む必要がない


不思議な提言

「マツダは早くATを多段化しろ!!」とレビューに書くライターは非常に多い。マツダの技術者の本だったり、モーターファンイラストレーティッドをよく読んでみると、ATの多段化に伴うメリットとデメリットがあれこれ論じられていて、多段化するべきか6速のままでOKかの結論は難しい。要はフェラーリ、ホンダ、ポルシェといった高性能エンジンを市販車に乗せるブランドではさぞかし多段化が進んでいてとっくに10速や20速くらいになっているか!?っていうとそうでもない。6速、7速が中心だ。


MTモードを使う人ならわかるだろう

今時の良さげな2ペダル車は「マニュアルモード」ってのが付いていて、使ったことは一度もないって人もいるかもしれないけど、中部地方の内陸県境を越えるような峠道を走るときはエンジンやブレーキに無駄な負荷をかけないためにもマニュアルモードは積極利用したい。ひと昔前のマツダ車なら2、3速はクライマーギアで、トップの5速が滑走用。4速を積極的にチョイスすることはない。これが第六、七世代のマツダ(2012以降)では6速化されたが、やはりクライマーギアの2、3速とトップの6速以外は積極利用はしない。これが8速化されたらどうなるか!?なんのことはない4〜7速を積極利用しないだけだ。要するにトップからクライマーギアあるいはその逆をマニュアルモードで選択するのが面倒になる。


多段ATを組んだエンジンフィールは「砂を噛んだ味」

マツダに平然と「多段化しろ!!」って言ってくるライターが無意識のうちに「多段化モデルの典型」として選んでいるのがBMW、ボルボ、ジャガー、アルファロメオなんだろうけどさ。2010年代に8速化が進んだこれらのブランドのモデルが、マツダよりのナイスな駆動系のフィールを出せているか?と言われれば疑問でしかない。そりゃ全部乗りに行きましたよ。カッコいいもん。2Lターボに8速AT、そりゃ自然吸気で6AT/6MTのマツダよりも数段良いんだろうな・・・期待は高かったんですけど、180〜200psくらいのモデルに関しては、見た目とは裏腹に全然ダメなんですよ。平坦路を巡行するなら特に問題はないですけど、マツダ車なら、いや素人がフルームやキンタナの気分になって乗るロードバイクでも、余裕で超えていける程度の登り(5〜8%くらい)でも、エンジンやミッションの挙動がおかしくなる。なるほどこれが「多段化」ってやつか!?ハッキリ言ってしまいますけどトヨタやホンダのCVT車で登る時のあの「しらける」フィールですよ(このクルマはダメだな・・・ってモロに感じるやつ)!!



AJAJ会員のレビューってさ・・・

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)の会員やってるライターってのは非常にマジメなのかなんなのかわからないけど、マツダ車を語るときは必ず「人馬一体」がどーのこーの書いてます。そもそも騎乗して疾走したことがあるのか!?あるいは、トヨタやビーエムとはどこがどう違って「人馬一体」なんだ!?・・・と色々とツッコミたくなる。魔法の絨毯のトヨタや、動き出しが軽くて「エアリアル」なビーエムと違って、マツダのエンジンは良い意味で抑揚がハッキリしていて、アクセルを踏んでから緩めるまでの時間軸の中にクライマックスといえるタイミングが顔を出す、エンジンやミッションとの絶妙なコミュニケーションこそがマツダ車が誇る美点じゃないのか!?他社はHVやターボ車ばかりになっているけど、マツダが自然吸気やそれに近いフィールを持つスカイXにこだわる理由だ。これが「多段化」され途中がスッカスカの変速だらけになったら最悪だ。マツダはFR化しても8速化しないんじゃないか!?それともメルセデスのように電動多段ミッションを組んでフィールの劣化を防ぐ!?


「みんな書いてる」

間違っていたらごめんだけど、カーメディアで活発に活動するAJAJ会員の中で、「マツダはATを多段化しろ!!」と書いてない人を見つけるのは極めて難しい。牧野茂雄氏くらいだろうか。いまではすっかり「マツダのことは俺に訊け!!」みたいな感じになっている河口まなぶ氏も数年前は、コメントが他に見つからないからか、マツダ車レビューでは毎回のように言及していた(最近の動画でも言っているのだろうか!?コイツにはマツダファンとしてぜひ言いたいことがある次回に書きます)。島下泰久氏、岡崎五朗氏といった比較的に若いライターも・・・若気の至りかもしれないが、動画やレビューで何度も言及しているのを目にしてきた。


ライターの資質

世の中には、AJAJ会員などではなくても、そのネームバリューや才能によって自動車ライターとして存分に活動できている人もたくさんいる。当然に日本COTYの審査員などの役割は回ってこないのだけど、そんな有能なライターはことごとく「多段化なんて無意味」というスタンスをとっている。「マツダは多段化すべき」と書くライターはAJAJ、書かないライターは非AJAJ(牧野茂雄は除く)と区別できるくらいにハッキリと分かれている。例えば次のライターで誰が非AJAJかお分かりだろうか!?

石川芳雄、西川淳、渡辺敏史、福野礼一郎、吉田匠、沢村慎太朗、木下隆之、片岡英明



カーメディアの黒歴史

「マツダは多段化すべき」だけでなく「マツダはHVを作れ」「マツダはターボ化しろ」「マツダはDCTにしろ」とか、過去には何度もAJAJ主導!?の同様な大合唱が行われてきた。どっかのドイツメーカーが小排気量ターボで失態して方針転換し、DCTも中国当局に名指しで怒られ面目丸つぶれになった途端に、大合唱は止み、何事もなかったかのように全く違った価値観を語るカーメディアには呆れた。ベストカーやニューモデルマガジンXだけでなく、カートップ、モーターマガジン、カーグラフィック、カーアンドドライバーどれも全く主体性などなく(これがジャーナリスムなのか!?)同じように方針を変更した。


非AJAJ会員の実力

上記の8人の中でそんな安易なことを絶対に書かないであろうライターは福野、沢村、渡辺の3人だ。この3人の非AJAJ会員は実に思慮深い。3人とも著書があり膨大な数のレビューをいつでもチェック可能だけど、「マツダは多段化すべき!!」とは書いていない。この3人では一番ヤバそうな福野氏の過去5年ほどのマツダレビューをチェックしたがやはり1度も書いていない。ちょっと前までは「8HP(ZF製8AT)は神!!」みたいなカスいことを書いてた時期もあったけど、最近ではすっかり「自社製ミッションが最強!!」みたいな持論に変わった。


E46系3シリーズのカタルシス

2000年頃のBMWはトルコンATの性能で全くメルセデスに歯が立たなかった(欧州はまだまだMT全盛だったので日本市場でのお話に過ぎないが)。変速がもたつく5ATながらもアルファロメオ、アウディ、ホンダと激しい高回転自然吸気ユニットの開発競争を繰り広げていたBMWにファンは熱狂した。当時はメルセデスがCクラスをマルチリンク化してビーエムのシェアを奪おうとしたけど、ユーザーは3シリーズ(E46)を全面支持だった。8速化されたF30系(先代3シリーズ)は日本でもグローバルでもとうとうCクラスに敗北した。ミッション以外は素晴らしかったE46と、ミッションだけが取り柄となったF30・・・これだけの栄枯盛衰を見せられながらも、「多段化せよ!!」と書いてしまうライターは普段からどんなことを考えて仕事しているのだろうか!?・・・K沢みたいなバ○なAJAJ連中のレビューをカネ払って読むなんて実に愚かだ。


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2019年10月23日水曜日

清水草一が「スカイXを買う人は真の勇者」と完全にバカにしている件


落日
1989年に日本車が大きな注目を浴びてから30年も経った。一世風靡した自動車メーカーももはやオワコン。トヨタ、日産、ホンダ、メルセデス、BMW、ポルシェももはや熱心なファンなんてものはほとんど絶滅していて、なんのこだわりもなくクルマを選んでいる人が多くなった。「〇〇のクルマしか絶対買わない!!」とか宣言している狂ったファンを多数抱えるメーカーなんて・・・東の中島飛行機と西の東洋工業くらいなものか。


良いものを作る=自己満足!?
この2メーカーのファンは今でもまだまだ熱い!? 作る側も必死で裏切らないように頑張っている。とにかくミッションやサスの設計に異常なほど神経を使っているので、どっかの有名ドイツブランドみたいに、マレーシアやインドネシア辺りの請負工場で安易に生産することもできない。ナイジェリアで作るようになった某日本メーカーの上級サルーンとは違うんだよ!!


「エンスー解放戦線」も終焉!?
さて清水草一がベストカー連載の「エンスー解放戦線」で久々に吠えている。月に2回の連載を続けるのも大変だろう。この半年くらい新型車ラッシュだったはずだけどなんだかテンション低めのものばかりだったので、いよいよこのコーナーも打ち切りも近いのかな!?とか思っていたけど、やはり「MAZDA3」の登場ともなれば書くことがたくさんあるようだ。新型のトヨタ車って全く盛り上がらない。それに対して相手がMAZDAなら好き勝手なことが書ける!!と勘違いしてる老いぼれライターは多いようで、どのカーメディアでも白熱気味だ。しかし2019年になって「マ○ダ地獄」とか書いてればそりゃ読者からソッポ向かれるって・・・。


草一の枯れっぷりが・・・
「エンスー解放戦線」は結構好きな連載なんだけど、今年に入ってから特にやる気がない回が多い。ひどい時には右のページ全体を使って、芸能人気取りの草一が私生活でのクソみたいなエピソードトークを披露して完全にスベり、相方の敏史が失笑してオトすという、実に低俗で知性のかけらもない「最低の構図」で原稿料が発生していることに驚く。ここ数回読んだ内容なんて何一つ覚えてない(それ以前も同様に全く覚えていない)。ゴミなエピソードが今回も「長いな・・・」と思ったら左ページの下側にある二人の短評だけを読むことにしている。草一は短評でも再びスベり倒す。「意味がわからない」ならまだいいけど「全く笑えない」ことが多いよな。去年までは「なるほど」って思うこともあったけど、今回も前回(シトロエンとDS)も率直に読んで「は!?」としか思わない・・・。渡辺敏史の短評ゾーンはまだまだ「全カーメディア屈指の良識感」がうっすら漂っていて、そこそこの切れ味なので毎回楽しみにしている。もはやハッキリ言って・・・草一が脇役だ!!


マツダを見るとボンビーマインド!?
失礼ながら、そんなザコキャラに成り果てた草一が今回(ちょっと前の回だけど)は全力で「MAZDAバッシング」に勤しんでいる。それにしても清水草一と渡辺敏史の二人に声を揃えて「300万円オーバーじゃ可哀想だけど全く売れないよ・・・・」言われてしまうと、さすがにもうMAZDAもグウの音も出ないかもしれない。この2人に限った話じゃないけども、還暦に近いオッサンたちが「しみったれたデフレ・マインド」で共感を得つつ、クソつまらない「世界観」を披露するほど吐き気と尿意を催すものはないよなー。草一に関してはドイツプレミアムの価格設定など気にも留めず、徹底して「差別」して扱うレイシスト感もまたすごいことになってる・・・不謹慎なことを言うけど、日本の未来のためにコイツはさっさと死んでくれ!!


草一と敏史の対比
フェラーリを語るときはやたらと豪快キャラの草一だが、MAZDAを語るときは素のショボいオッサンになってしまう。読者にしてみれば、それは「ダブル・スタンダード」にほかならない。しかしFDを新車で購入して長年乗り続ける渡辺敏史に「高い・・・」と言われたら、そりゃそーだよな・・・って気分になる。MAZDA3に320万円も出すなら中古のBMWが買えるぞ!!と草一(F30の320dユーザーらしい)がぶち上げれば、敏史が「今なら118dは220万円で新古車買えるんですよ!!」とちょっと読者に配慮したセンスの良いツッコミが光る。渡辺敏史のビーエムとマツダをフラットに語る姿勢は好感が持てる(さすがは両ブランドのオーナー!!)。


マウンティングと良識
蛇足かもしれないけど、マウンティング担当の草一は320万円出すなら中古のビーエム(3シリーズかな!?)買うべきだ!!という意味で「MAZDA3は高過ぎる」と結論しているのに対し、良識担当の渡辺敏史はビーエムの新古車(実質価格)が220万円なのだから、せいぜい260万円くらいが適正価格でいいんじゃない!?と言いたいのだろう。さらにAクラスの320万円も「ハリボテ価格」であって、来年に2020年モデルが出れば在庫は250万円以下まで一気に下がるのだから、マツダの情熱は理解できるけどさすがにMAZDA3スカイXが320万円は「高い!!」と言いたいのだろう。両者の出した結論はほぼ同じに聞こえるけど、根拠となっている考え方がまるで違う。なるほどこのコーナーのツボはこれだ!!


時代がXを求めている!!
さて草一、敏史の両者の見解では「平成の30年間での出来事を鑑みて」今回のスカイアクティブXは「勇み足」になることがほぼ当確らしい。プリウス、アクア、ノート、N-BOXなどなど、ことごとく市場の反応とは「逆位相」でクルマの良し悪しを語ってきた日本のカーメディアの「顔」的存在の2人が、今さらに「勇み足」だと結論している構図がもはや茶番なんだろうけど、「シビックtypeR」や「スカイライン400R」が日本の良識あるユーザーにとって「生きカネの使い道」としてなかなかの好評を得たのだから、今回のマツダにもそんな福音は訪れないのだろうか!?


穢世を叩き割る!!
ちょっと短絡的かもしれないが、「草一は間違っている」と思う。自動車評論家・清水草一の大きな功績は、「フェラーリを買う」という「生きカネ」による祝福された人生を熱心に庶民に説いたことだと思う。おそらく少なくない日本のオトコが、彼に影響を受けてイタリア製のスーパーカーを所有し、他では代替できないような幸せな時間を生きたことだろう。フェラーリという大それた野望は、あらゆる「生きるエネルギー」を与えてくれるだろうし、「生きカネ」という古き良き貴族的な処世は、大衆を暗愚な存在に追い込みがちな「資本主義」という悪夢を叩き割るという意味で実に清々しい散財だと思う。


心に闇を抱えたオッサンたち
最高に素晴らしいインタビュー作品を残すフェルディナント・ヤマグチ氏は、マツダの藤原さんへのインタビューの冒頭で、「ロータリースポーツはいつ発売なんですか!!僕は現金一括で必ず買いますからね!!」とか宣言していた。もはやその声は「最高のクルマを作ってくれ!!」ではなく、「生きカネを使わせてくれ!!」という自己救済を求めているのだろう。シビックtypeR、スカイライン400Rあるいはジムニーが人気になっただけでなく、少量生産のNSXやスープラ(直6)がすぐに入手不能になったのも、同じく自己救済を求めた罪深き人々が多いってことなのだろう。


動かぬものを動かす力
「スカイアクティブX」もまた多くの「救済希望」な罪深い意識を心の奥底に抱いてしまった人々が、「魂の浄化」を果たすことができそうな絶好の機会に思える。「今度こそは!!」という期待に沿っていて「ストーリー性」も豊富なプロダクトだと思うのだけど、草一はそんな可哀想な人々に対して無慈悲にも「真の勇者」と名付けた。自己憐憫的にフェラーリを愛する自身と同じ「真の勇者」なのか、それとも全く畑違いな存在として軽蔑の意味を込めての発言なのかは少々不明だが・・・。


心貧しいカネの使い方・・・
「老後の2000万円」・・・そりゃ残すけどさ。四半世紀も口座にそっくりそのまま現金を死蔵させておくことに少々罪悪感がある。つまらないクルマ、服、家具、食べ物、娯楽(課金ゲーム、ありふれたレジャー)には全然興味がない。なぜカネを払って失望を背負いこまなければいけないのか!?資本主義の軽薄な部分が人々の心を蝕んでいると感じる。何も考えないで持ち物を選ぶ人は、いつも自分の浅はかさに失望し続けなければいけない。激安の賃金を得て、デフレマインドで買い物をしていれば、どんどん人生はショボくなる。それが資本主義社会の本質であり、このことがよくわかっている人はプリウスではなくフェラーリを買うんだ!!だから俺は幸せなんだ!!とかつての草一は胸を張っていた・・・。


草一に負けないオチのなさ・・・
「スカイアクティブX」への浪費が、資本主義の悲惨な輪廻から抜ける最初の一歩になるかわからない。草一もよくわからないようだ。しかし「生きカネ」を語ることにキャリアを捧げたオトコならば、もっと他に「言い方」ってのがあるんじゃないか!?マツダに対する軽い軽蔑!?からくる軽い「表現」だったのだろうけど、もはや488GTBには向かなくなった、自他共に認める「枯れた」フェラーリ論者である草一にとって痛恨な瞬間であったような気がする。それくらいにスカイアクティブXは・・・。





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2018年9月11日火曜日

新型クラウン批判合戦・・・誰が一番秀逸か!?

2018新型クラウン・ボッコボコ祭り開催

  たまには還暦のオッサン連中の立場で物申してみましょうか・・・。もう一回りも年下の主査が作るクルマなんて馬鹿馬鹿しくて乗ってられない!!しかもそれがクラウンだったら尚更で、オッサンの気持ちがまるでわかっていない!? オッサン一歩手前の就職氷河期・最年長世代が作る新型クラウンの企画があまりにもオッサンには稚拙なシロモノだったようで、あちこちから『憤慨』が漏れています。


なんで参戦しないの!?

  レクサス車やトヨタの上級モデルで新型が出ると、チャンスとばかりに絡んでくる還暦のチンピラ・・・は、失礼かもしれないですが、なんか個人の意見と言うよりは、読者へのサービス精神を見せつけるような書きっぷりが目立ちます。・・・が、トヨタに完全に取り込まれているK沢M宏とS水K夫は目立った動きを見せず。せっかくクラウンが大変身したのだから、しっかり便乗しろよ!!仕事サボるなよ!!「全然まっすぐ走りません!!」くらい言えよ・・・。


誰もが受けた違和感をどう表現するか!?

  トヨタもクラウンがFMCしたら、まあカーメディア全域から一気に批判も喰らうであろうことはわかってますよ。・・・だって新型は誰が見たって違和感の塊でしかないじゃん。このクルマを見て、すげーかっこいい!!といったリアクションはちょっと計算高過ぎるだろ。ヘンだなーって思ったら、それをストレートに表現できてこそ一流ライターってヤツじゃねーの!?ってことで、還暦オッサンライターが担当する名物コーナーでのクラウンの扱われ方をちょっと比較して見ます。


ヘンタイ・コンビでも切れない曲者!?

  まず初めは、ベストカーで一番面白いコーナー!?である「エンスー解放戦線」。担当するのは、清水草一&渡辺敏史の「もう何を描いても嫌味には聞こえないコンビ」・・・この2人はこのブログでも度々ネタにさせてもらうんですけども、「俺らはクルマに関しては強度のヘンタイなので許して下さいませ!!」的なスタンスなので、真面目にBMWとかに乗っている紳士にとっては「ゴミクズ」みたいなライターでしかないのでしょうけども、その振り切ったスタンスで、日本車や輸入車をザックリと語るこのコーナーは月に二回の楽しみだ。


確かにアピールがクドイのは同意する

  7月の終わりに発売された8/26日号でクラウンが取り上げられているけども、「批判」よりも厳しい「無視」が貫かれている・・・。「は!?なんでニュル走ってんの!?わざわざ宣伝する必要ある!?BMWさんがニュル走ってます!!って言うか!?」とは言ってないですけども、まあそーいう類の評価ですよ。クルマの良し悪しよりも、今回はトヨタの開発姿勢があまりに気持ち悪過ぎてまともに近づけないらしい。ヘンタイらしい至言を期待したけども、批判姿勢こそ明確に示しているものの、腰砕けに終わってしまった。


クソ真面目オヤジ✖︎3

  続いては、ニューモデルマガジンXの「喜怒哀楽」です。西川淳、斎藤慎輔、高平高輝のクソ真面目な3人が担当しています。コーナーの最初に出てくる大文字のコピーは「走りも乗り心地も中途半端な出来 クラウンに相応しい高級感もない」とかましてして、おお!!これぞ正統派のトヨタイジリだなー!!と期待させるのですが、肝心の中身がいつもながら空っぽだ・・・。クルマの素性に一気に切り込むと思いきや、トヨタが力を入れているらしいコンシェルジュサービスからイジリ始めたよ・・・。これはさすがにダセーだろ。クラウン以上に違和感が拭えないレビューだ。


やる気無さ過ぎ・・・

  3人でダラダラやっているから、全体の構成などあまり感知しない無責任な発言が飛び出すのは毎回のことなんだけども、今回は6〜8年に1度のクラウン・レビューだぞ!!滅多にないハレ舞台なんだからさ、読者が「さすが!!」って思うような正統派漫才を見せて欲しかったなー。3人3様によくわかんないけど、トヨタらしいカッコ悪さがあちこちに露見している!!と言いたいらしい。だが残念ながらかっこ悪いのはこの3人のオッサン&今回の座談レビューの内容だ・・・。


トヨタがクラウンを作る意味がわからないらしい

  結論が600万円出すならアルファード買う!!っていうナンセンスなオチ。高級車はアルファードがあればいい!!なんてトヨタの上層部も感じてはいるだろうけども、ボデータイプを豊富に用意することが大事なんじゃなくて、売れないジャンルで必死にもがくことで自社の人材が苦労して学習することに価値を置いて居るのだと思うよ(クラウンは人材開発には最適!?)。大手メーカーにとっては「必要悪の赤字部門」と言うらしい・・・。専門家だったらそれくらいのツッコミを入れてみろ!!この3人はつくづく言ってることの全てがその辺に居る素人のオッサンと同次元なんだよなー(失礼)。


カーメディアも捨てたモンじゃない

  「国士」とでも言うべき、政策、情勢、経済を独自の視点で語ることができる、すげーオッサンなんてもはや希少価値なんじゃねーの!? だけど居ましたよ。しかもカーメディアに・・・。そーです!!F野R一郎さんです。モーターファンイラストレーティッドのクラウンレビューにおけるラストは、あまりにも美しいディテールで、自動車レビュー読んでて滅多に経験しないような景色が見えちゃいまいた・・・これはすげーぞ傑作!! ベストカーのコンビや、ニューモデルマガジンXのトリオが束になっても敵わないレベルのレビューを楽々と仕立ててくる。さすがピン芸人だけど最強に読者を呼べるレジェンドだ。久々だな・・・レビュー読んでここまで心が震えたのは!!


自動車レビューに中原中也が降り立った!!

  あえて引用はしません!!キンドルアンリミティッドで無料で読めるので、是非是非に興味がある方には自分の目で読んでいただきたい。こんなに美しいカーレビューのラストがあるだろうか!?本当に失礼ですけども、伊達に歳とってるわけじゃないっすね・・・。いやー還暦のオッサンさすがですよ!!


「ベストカーが『日本車の価値を上げよう!!』とか言っている件」

↓相変わらず何もわからない・・・



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↓福野レビューはこちら

2018年6月24日日曜日

エンスー解放戦線が「スバルはクソだ!!」と言っている・・・

弱ってるスバルをボッコボコ!!

  不祥事続きで内部崩壊の噂すらあるスバル。ちょっと前まで絶好調で工場フル稼働が報じられていたのが嘘のように、日本では販売台数が減っています。信頼失墜なのか、単純に次期のSGP版待ちなのかわかりませんが、国内販売をリードしてきたレヴォーグもパタリと売れなくなりました。


VWをあざ笑うスバルの経営センス!!

  経営合理化を極限まで進めてポルシェを超えそうな勢いで高い利益率を記録するスバル。グローバル販売の50%以上が北米。車両単価も25,000〜30,0000ドルくらいなので、儲かって笑いが止まらない。VWも50%以上を中国で販売しているけど、主力モデルはノックダウンのゴルフセダン(ラヴィーダ)で車両単価は170万円程度らしい。しかも度々中国当局から批判を受けていて、エンジンを変えろ!!ミッションを変えろ!!と言われその対策費がかさんでいる。当然に共産党幹部向けの賄賂も経営を圧迫しているはず。


評論家に批判する資格はあるのか!?

  そんなぬるま湯に浸かっているスバルから、不祥事が聞こえてきて、これは「ダメすぎる!!」って思ったようで、『エンスー解放戦線』の二人が言いたい放題ですねー。そもそも他の乗用車メーカーがどこも使っていない水平対向エンジンにこだわっていて、なおかつ乗用車をメインで売って、他社よりも圧倒的に高い利益率を計上しているという時点でやや詐欺臭い感じはあるんですけども、そんな疑惑に疑問を投げかけるなんて「やびへび」なことは絶対にしない偽カーメディアばかりだった!!何が言いたいかと言うと、その中心に居続けた清水(草)&渡辺(敏)には今更にスバルを批判する資格があるのか!?ってこと。


不可解なスバルの選択

  水平対向エンジンを使うことで知られたメーカーは、ポルシェとスバル。ポルシェに関してはスポーツカーのみの搭載であり、採用する狙いは明確で、MR、RRに使うのに適した小型化と、回転数を上げやすい構造。どちらもターボ化してもなお6000rpm以上に出力ピークがあるエンジンを作れるのは水平対向の恩恵であり、これによってフェラーリやホンダといったクレイジーなエンジン屋に匹敵する性能のエンジンを作っている。


ボクサーエンジン

  スバルも『WRX・STI』のターボエンジンで6400rpmにピークを持ってくる高回転ユニット(EJ20)で、その設計上のアドバンテージを生かしていますが、その他のモデルではちょっと意味不明(あくまで素人の考えですけど)。なぜ高回転が可能なボクサーエンジンを使いつつも、回転数を燃費の目玉に固定することで燃費を稼ぐCVTを使うのか!? 


スバルとマツダ

  余談ですけど、スバルとマツダはそれぞれメーカー事情でCVT、トルコンATに開発資源を集中させていますが、ガソリンユニットの特性だけを考えたら、エンジンを交換して載せた方がいいのでは!? ボクサーにはトルコンAT、スカイアクティブGにはCVTが合う・・・。


FBエンジンは・・・

  実際にロードスターRFの2Lユニットは今回のMCで7000rpmピークに引き上げられましたけど、BRZ/86が使うスバルのNAボクサーユニット・FA20はデビュー当初から7000rpmピークに設定されている。スポーツカーメーカー・マツダに後手を踏ませるエンジンという意味でボクサーのポテンシャルは高い。けどFBユニットではことごとく回転数は低め・・・。


新型フォレスター

  新型フォレスターでは、ガソリンターボが廃止された。いよいよ終焉の時を迎えているEJ20ユニットが新型には導入されず、後継ユニットには、WRX・S4やレヴォーグ2.0GTで使われる『FA20DIT』があるけども、何らかの事情で導入が見送られている。今のスバルにとっては非常にデリケートな話題だけども、「燃費」に関する社内のゴタゴタから、趣味性の高いモデル以外にはボクサーターボは今後導入しない方針だと思われる。高回転化は容易だけど、熱効率では直列やV型に対して不利になる、まあトレードオフな関係なんだろうけど。


電動ターボの行方

  ポルシェみたいに「スポーツカー」以外には、無難なユニットを選択するという現実的な路線はブランド価値を破壊すると考えているのだろうか!?2種類のエンジン開発の手間を考えれば合理的な判断ではあるけど。ガソリンターボの代わりに導入したマイルドハイブリッドは、すでに先代のXVで実験的に導入しているけども、メルセデス、BMW、ボルボそれからマツダが、上級セグメント向けの過給器付きエンジンにさらにモーターを加えるという形のツインチャージャー、トリプルチャージャーとして続々登場するらしい。


MITSUBISHIは正しいはず・・・

  儲かっているスバルには、とりあえずターボ&モーターという発想は無かった!?「偽装」をやってしまうほどモード燃費に困っていたスバルとしては、ボクサーターボを一般モデルに使うことに最初から否定的だったのだと思う。自然吸気ボクサーにモーターを組み合わせて、スバルらしい走りと環境性能を両立させ、モーター性能を上げていけば、ツインチャージャーよりもスポーティで効果的なユニットが作れるだろうし、EV化への道のりにおいてはターボ&モーターではなく、尊敬すべきライバル三菱が完成させているPHEVこそが正解だという考えがあるのだと思う。もしそうだったらもう製品化されててもいいだろうけど・・・。




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2018年2月15日木曜日

『エンスー解放戦線』は、迎合しすぎじゃね!?


相変わらずなベストカー誌面
  あてもないドライブ中にふとトイレ休憩を求められ、超有名コンビニチェーンのセーブオンなどで待つ間に立ち読みするのにちょうどいい『ベストカー』誌。読むのはもっぱら「エンスー解放戦線」と「水野コーナー」だけ。残りはほぼ広告紙面みたいなもので、誰でも知ってることをただダラダラ書いてるだけ(それはお前のブログだろ)。一度くらいまともにお金を払って買ってじっくり読んでみたいけど、そのお金で連れにアイスクリームでも買ってあげたい気分になるのでいつも断念しています。月に2回読んでいればドイツ車好きになれるのかな!?

誰だコイツは!?
  ちなみにカラーページに、出オチ感しかしない「ほぼ」広告レベルのレビューがありまして、見たこともない全身黒づくめにサングラスのヤバい人が担当していました。誰だコイツはと思ったら、イケメン超有名ライターの小沢コージさんじゃないですか。カラダ張ってますね笑。「セレナはミニバンのスカイライン」という、いかにもコージ調の『言ったもの勝ち』的なコピーが太文字で見事に決まっていて、頭にこびりついて離れない。

天才コピーライター
  カーメディアってのはクソつまらない知識をつらつらと書くよりも、誰も考えないようなコピーを作ったヤツが偉いのかも(テリー伊藤のレビューもこんな感じだけど)。それにしても幼稚園くらいの子供が言ってそうなピュア過ぎるコピーだ。さすが超一流は違いますね(これ全面的に褒めてます!!マジですごいって!!)。

次はプリウスGRに150点つけるか!?
  さて本題に戻って、前回の『エンスー』では、スイフトスポーツが絶賛されててビックリしました。もちろんかなりの水準の出来栄えですし、200万円以下、いや300万円以下でも間違いなく最高に楽しいクルマだと思います。・・・で?そういうクルマを「素晴らしい!!103点!!」と褒めるコーナーなのかこれは!? なんか本来の目的を見失っているように感じるわけですよ。普段からフェラーリでなんでも例える清水草一さんだからこそ、低価格のクルマを思いっきり褒めてキャラのバランスを取ろうとしてないか!?

N-BOXに興味あるんですか!?清水さん、渡辺さん
  そして今回は『N-BOX』ですよ。ニューモデルマガジンXのジジイどもはボロクソに貶めて、買う価値がない!!とまで言ってましたけども、200万円の軽自動車を買う慎ましい金持ちの選択に間違いなんてあるはずないじゃん。乗ってみていいクルマ(満足できるクルマ)だから買うんだよ。200万円のポロじゃなくて200万円のN-BOXを選ぶ日本人はバカと言いたそうだったけど、バカはどっちだ!?日本とパキスタンでしか販売されていないVWの1.2Lターボとかいらねーって。

カーメディアも人気商売ですから
  ・・・というカーメディアへの冷めた眼差しを敏感感じたのでしょうか!?清水さんはいつになく饒舌に褒め倒してますね。このオッサンをマガジンXの座談会に投入したらどーなるのだろうか!?全く『エンスー』での意見とは別のことを言うんじゃない!?って思うくらいに内容が軽いのが気になる。本当はこのクルマに全く興味がないことがバレバレ。

そもそもN-BOXは・・・
  N-BOXに限らずホンダのクルマってしばしば比較不能な設計をしているので、あまり込み入ったことを説明するのはやや難しい部分もあります。上質なKカーといえばダイハツが「ムーブ革命」以来、目の肥えた客を独占してきたわけですが、そのダイハツを一気に苦境に叩き落としたのがホンダの軽参入でした。これはこれで非常にインパクトがあったのですが、それを推進してきた伊東孝紳・前社長のホンダ内部での評判はとても悪かったらしいです。社長が変わったからもうホンダは大丈夫って・・・。

N-BOXはBMW的!?そんなボロくないと思うが。
  N-BOXは複雑な家庭環境に生まれた天才児みたいなところがあるようです。それでもとりあえずこれだけ売れたらホンダ屈指の名シリーズと言っていいと思います。・・・「セレナはミニバンのスカイライン」が頭から離れない。それと全く同じレベルのコピーなんですけども『N-BOXはKカーのB◯W!!』と言いたそうな清水草一氏。さすがにコンプライアンス的に問題があるのか『N-BOXはドイツ車的な走り!!』みたいな表現でごまかしていました。まあ日本の読者にとっては『ドイツ車的な走り=B◯W的な走り』に自動変換されますよね。

今度こそは買ってみようかな・・・
  さてさてまた今月も26日が過ぎたらセーブオンに寄って立ち読みしなければ。「エンスー」には何が出てくるのか!?クロスビーとか出てきてまた興味もないのに褒めるのかな!?(シエンタを買った清水さんなら興味がないわけではなさそうだが) ちなみに「水野コーナー」ではマツダがアウディをぶち破るという快挙を成し遂げていました。絶対に欧州車有利の水野コーナーで日本車が堂々と欧州の800万円くらいする高額モデルを上回るのは珍しいですね・・・。 





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2017年12月16日土曜日

清水草一さんとエンスー解放戦線がハイテンション過ぎる。

いいクルマは次々に発売されている!!

  東京モーターショーが盛り上がりに欠けたとか、日本カーオブザイヤーが本命不在の大混戦(泥仕合)になったとか言われてますけども、気になる新型車はちょくちょく出ていて、お金に余裕が有り余っているなら、1年で4回くらい買い換えたくなる。とりあえず在庫車の『ジュリアQV』を1〜3月まで乗って、『シビックtypeR』が届いたら4〜6月まで乗って、7〜9月まで『LC500h』を試して、10〜12月には新型『M5』なんてサイクルの2018年にしたい。どれも3ヶ月ってのがミソ。3年も乗りたくはない。

  単に話題の4台を並べただけじゃないですよ!!アストンマーティンDB11がこの中に割って入れないほどに、各車共に期待度が高い(M5も多分いいクルマ)!! 2007年のGT-R、エボ10、WRX(ハッチバック)同時発売の時よりも各メーカーからものすごい気合を感じます。これでマツダのRX9が発売だったら・・・。

立ち読みがちょっぴり楽しい。

  コンビニで連れがトイレに行っている時に、立ち読みするのにちょうどいいベストカーに連載されている「エンスー解放戦線」でも清水草一さんが高い点数を出しまくってましたね。埼玉や群馬の方へ行く時のトイレ休憩の待ち時間にさらりと読める見開き2ページ。しかもほぼ確実に面白い!!他のページは見るだけ無駄だけど・・・。

  最新号では「98点」が出てました。ジュリアです。内容はよく読んでないけど、「これこそがフェラーリだ!!」ってな結論だったような!?もう頭がイカれちゃってますね。F430こそ至高とか言ってる『日本最強のフェラーリ・ライター(自称)』さんが、V6ツインターボのとっちらかったフィールに満足できるのか!?まあ清水草一さんがそういうのだから、決してFCAジャパンからお金とかもらってる!?なんて邪推するのはやめときましょう。

BMWがいよいよ本領発揮!?

  相方の渡辺敏史さんはBMWにばかりご執心のようで、3シリーズ/M3を蹴ちらさんばかりの気勢をあげるジュリアには少々渋い「70点」でした。アルファロメオとジャガーによる『BMWへの当てつけ戦略』に対抗すべく、BMWもなんだか聞いただけで凄そう!!と思ってしまう、新型M5は、FR機能付きのAWDシステム。まさかジムニーと同じ直結AWDなわけないはず。

  今やフェラーリ、ポルシェ、日産、三菱、ホンダ、スバル、マツダもEデフ/トルクベクタリングで完全武装が当たり前なので、それを80kgm級トルクで行う高コストなセンサーシステム込みで2000万円なんだろうな。NSXのセダン版!?いやいやFRのニュートラルなドライブが楽しめるロードカーGTなんだろうけど・・・。果たして新型M5を清水さんはどう評価するのか!?BMWをフェラーリで例えると・・・ドイツのフェラーリ!?


『〇〇のフェラーリ』傑作選!?

  11月の終わり頃に立ち読みした号でも、清水さんは「100点」出してましたね。もちろんシビックtypeRです。「これこそFFのフェラーリだ!!」だったっけな。一度読んだら頭に染み付きます。コピーライターとしての能力も非常に高い。カーメディアに必要な素養!? 単純に『〇〇のフェラーリ』って言ってるだけですけどね。そして評価が低いクルマにはボロクソ。カムリとかSクラスとか。

  昔から『田園のポルシェ』とかそんなフレーズあったよーな・・・。サンバーだっけ?アクティだっけ? フェラーリもホンダも最近は「刺激的なフィールのクルマを作っている」という話ですね。刺激的=フェラーリ!?

「エンスー解放戦線」の単行本はまだか!?

  ちょっと前に出ていた「ウラカン・ペリフォルマンテ」という自然吸気エンジンでGT-Rのニュルのタイムを軽くブッチぎった怪物モデルには「95点」くらいだった気がします。世界最速よりも、FF最速と4ドア最速の方が評価が高いのは読者への配慮!?それともメーカーへの配慮!?とにかくニュルで爆走してきたら清水さんはたくさん点数をくれるようだ。さすがに「ランボルギーニのフェラーリ」とは言いませんでしたけど。

・・・で相方の渡辺敏史さんはいつ「100点」を出すのか!いずれM5で・・・いつか『M760iは歴代最高のBMWマシン!!』とか書いてたな・・・おお!!って思って夢中で読んでいるとそういう時に限って、連れは早くトイレから出てくる。「またクルマの本読んでるー!!」とか言われて機嫌が悪くなると気まずいのですぐに断念。買っておけばよかった・・・。



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2017年8月12日土曜日

清水草一と渡辺敏史・・・やっちまったな。(ちょっと過激です!!)

  少々敏感に反応しすぎかもしれないですけど、『これは無いわー』っていう連載記事に遭遇してしまいました。出所がそもそも悪名高い『ベストカー誌』なので、何が出てきてもとりあえずは驚かないですけど、かなり名の通った清水草一&渡辺敏史の両氏によるジョイント連載となると話は別。カーメディアにおいて一流ライターとされる人々は、それぞれに『コンプライアンス』があると思うのですが今回は思いっきり飛び越してます。

  ビッグネームの2人ですから、月2回刊行のベストカーにおいておそらく2番目にファンが多い『連載』だと思われます(一番は高い契約金を払っている元日産のあのオッサン)。タイトルは『エンスー解放戦線』というんですけど、まあとにかく懐が深い渡辺敏史さんと、頭のネジが一本ぶっ飛んでいる清水草一さんの組み合わせも絶妙で、どこまでも飽きさせない予測不能な対談はさすがです。

  こんな天衣無縫なクルマ談義をブログにでも収録して公開したら相当に人気出るはず!?メルマガ化して月300円くらいで毎週3台くらいダラダラと語ってくれたら多分購読します。清水さんが面白いのか!?渡辺さんが面白いのか!?は、読者の間でも評価が分かれますが、どちらも単独で単行本を出しているくらいに文章力のあるライター。どっちも気持ち悪いくらいに『カーキチ度』が伝わってくる。逆に巻末のカラーで扱われるテリーさんのコラムは『カーキチ度』が0%の偽物。

  で・・・清水&渡辺の両氏が何をやらかしたのか!?ちょっとこれは腑に落ちないな〜って回が。8月26日号の『ダイハツ・ミライース』・・・おいおいエンスーカーの企画に、国内で最も廉価な部類に入る軽自動車が登場ですかい。まさか、夏場で適当なクルマがないから穴埋めに軽自動車を軽く小馬鹿にしよう!!とかいうゲス企画なのか!?そーいう『BPO』抵触レベルの汚れ仕事は国沢、鈴木、渡辺(陽一郎)あたりの『なんでもやります』系の『当て逃げ炎上ライター』連中に任せておけばいいんじゃねーの!?

  いやいや、先日私も体感したダイハツの『本気』を、清水&渡辺の両氏もいち早く認識して、この企画に抜擢したのかも!?・・・という期待はあえなく裏切られ、
「(清水) エンスーな部分でミライースかアルトを選ぶユーザーって、たぶんいないよね」「(渡辺) 絶無でしょうね。」

  これは頂けないです。スズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱がどんな思いで軽自動車を作って売っているか!?一流ライターなら絶対にわかっているはず。エンスーな輸入車の長所を強調するために、インフラ用にコストを考えて設計された日本製の廉価モデルの欠点(高速安定性とか)を並べ立てる『社会常識が通用しない人々』と同次元の馬鹿さ加減になってる。「日本車だと〜だけど、BMWは〜だ!!」みたいな、国沢及びクソオッサンライター連中が常套句として使っていて、そして全国の偽カーマニア達が真似して使っている、日本のクルマ文化の発展を決定的に阻害しているクソコメントと同次元になってる!!

  私が書いているクソブログにも、「日本車は燃費ばかり・・・」などなど現実が全く見えていないクソガキ(推定還暦前後)から、アホみたいなコメントをしばしばもらいますけど、こんなバカが偉そうにクルマブログなんて読んでんじゃねー!!認知能力が決定的に不足している輩がクルマに物申してんじゃねー!!まずは自分の頭で考えられるようになってからクルマのブログを読め!!バカども!!っていつも思ってます。

  清水草一さんはともかく、渡辺敏史さんはおそらくカーメディア業界きっての常識人だと思っていたのですけどね。・・・なんだろなー。特にミライースに思い入れがあるわけでもないのですが、なんか寂しい、裏切られた気がするんですよ。まだ国沢、鈴木、渡辺(陽一郎)が同じこと言ってたら、「この人達には社会構造が見えて無いんだな〜」って笑って流せるんですけども、清水草一&渡辺敏史クラスの一流ライターが声を揃えて『軽自動車はショボい』とか言っているのを見ているのは辛い。あーあ、これじゃあクルマ文化なんてなかなか育たないよなー。

  先日、ちょっとばかり丹後半島を観光した時に、先代のミライースをレンタカーで借りたんですよ。これが普段乗ってるクルマとは全然違うから、面白いのなんのって!!全く期待していなかっただけに、ダイハツってこんなにいいクルマ作ってたんだ!!って見直しましたよ。まずびっくりしたのが、壮大に入ってくるロードノイズ。エコタイヤってこんなにうるさいんだねー。確かにこれに比べればBMWのディーゼルなんて確かによっぽど静かかも。まるでシャシーに大きな穴が空いているかのように、外の音が入ってくるから、もうクルマというよりはバイクに近い!?

  それでも軽自動車って新しい『スマートモビリティ』の一種だと思えば、大抵のことは許せてしまうんですよね。ランニングコストも安いし、レンタカー代が抑えられるのも魅力。2人で高速道路を使わない地域を移動するならこれで十分だと思いますよ。・・・でそんな『用途が決められた乗り物』をわざわざエンスーなクルマを語るコーナーに持ち込んで、あれこれ余計な品評を加えるなんて、あまりにも鬼畜すぎるだろ。一流ライターとしてのポリシーを持てくれよ!!批判するならメーカーが『高性能』を売りにするクルマ(Cセグ以上)だけでやってくれ〜。シビック、アクセラ、インプレッサ、レクサスCT、オーリス、アテンザ、レガシィB4、スカイライン、アコード、カムリ・・・いくらでも輸入車の比較対象はあるだろうが!!



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2016年5月24日火曜日

復活の「モーターファン」が初回特集からいろいろやらかしてる件。

  初回特別定価で税抜き500円。全編オールカラーで上質紙を使っているから、お金かかってるとは思いますが、内容は・・・「プレミアム・ベストカー」といったところ。次号から680円だか980円だか1380円だか知らないけども、とにかく特集のコケっぷりが酷過ぎます。題して「国産車❌輸入車」として、そこそこ有名なライターに仕事を丸投げしてます。こちらの唯一の関心事である、福野&沢村は出て来るのか!?という期待は見事に裏切られ、最初から「清水和夫・レクサスGS❌ジャガーXE」(XFの間違いではないですXEです)が、予想通り以外の何者でもないところに着地・・・このオッサンはレーシングスーツ着てテストしないと何も書くことない人なのか?

  それにしてもトヨタがライターに対して何も嫌がらせをしないメーカーなのをいいことに本当に「書きたい放題」ですね。もはや学校のイジメと同じくらいの陰湿さしか感じないですよ(懐の深いメーカーに恩義とか感じないのか!?)。全方向的なアッパーセダン(Eセグ)のレクサスGSの相手に、一つ下のスポーティなセダン(Dセグ)でしかもこのクラスでは最も「やんちゃ」と評判のジャガーXEをぶつけておいて、「レクサスはなんとも薄味だな〜」と放言。もう状況が何も見えてないのですかね〜。これはプロの評論家としての資質にやや疑念が・・・。そしてこれにゴーサイン出した編集部のやる気のなさすら感じる!?「ジャガーの方が間違いなくクルマ好きな人が作ってる。」
・・・はぁ!????????????

  二番手は女性ライター佐藤久美さん。「クラウン❌BMW330e」の対決です。ちょっと前にBMW好きな方から痛烈に「クラウンとBWMには全然越えられない壁がある」とかコメントを頂戴しましたけども、トヨタに土下座して軽量化素材の提供を受けてなんとか走れるクルマを作ってるレベルのBMWに、トヨタの志なんて絶対にわからないんじゃないでしょうか? さて佐藤さんも「トヨタは謙虚にBMWを見習え!!!」といった10年以上前の決まり文句で中身スッカスカのレビューを締めてましたけど。

  この雑誌はやっぱり「釣り」だ!!!!とそろそろ気付きはじめた読者をなだめるかのように、そしてとくに狂犬のようなスバリスト達の溜飲を下げておこうという戦略のために渡辺敏史さんを投入。「レガシィB4❌アウディA4」の「AB対決」でとりあえずスバルの完勝としておく。なんかコレもあざといな・・・。この後も島下、山崎(元)、佐野、森口といった「うす口」連中が継投・・・もちろん読後は内容をなにも覚えてない!!!読み返したけど、どうでもいいことばっかりなので割愛。

  なんだこのやる気のない陣容は!!!せめて下野(かばた)さんや西川さん連れてこい!!!と思っていたら最後の方になって西川淳さん登場。前段の連中とは契約が違うのかレビューの文字数が圧倒的に違っていて、ほぼ別枠扱いとなっています。内容は「シビックtypeR❌M2」です!!!やっぱりこのオッサンはいろいろと心得てますね。これはさすがにいいレビューでしたよ〜!!!この記事だけでとりあえず500円の価値あったかな!?ということでこの雑誌に「読む価値なし!!!」という冷徹な評価はしません。ただし「買う必要なし」です。特集が終わって以降は、三栄書房の「〇〇のすべて」シリーズからのページを流用したエコな作りがあったり(女の子の写ってるページをちゃんと使うあたりがあざとい)、姉妹紙?の「MFI」から世良さんを動員してエンジンを語らせてます。

  やっぱりクルマ雑誌は「人材」ですかね・・・。別に価格がいくらで、このMFのように東京MSで配ってそうなちょっと豪華なフリーペーパー然としていて、全然に永久保存版的な要素もなく、自動車メーカーにもユーザーにも全く毒にも薬にもならないような雑誌でもいいんです。いくらなんでもあまりに「没個性」だな〜・・・。ユーチューブで河口まなぶさんが「うぉー!!!すげー!!!すげー!!!」といって新車レビューしてくれますが、そんな無料メディアの初心者向けコンテンツと、MFIや「〇〇のすべて」から移植した内容をハイブリッドした雑誌にカネ払うのはちょっとバカらしい・・・。

  せっかく清水草一さんを連載にブッキングしているんなら、少々ぶっ飛んだことやらせればいいじゃん。オヤジギャクなしで真面目に社会問題を語る清水さんもいいけどさ・・・。これじゃ新聞の社説読んでる感じですね。こんな復活モーターファンですが、たぶん次も買います。だって〜1つだけメチャクチャ面白い連載があったからさ・・・!!!

  題して「酷道を奔り険道を往く」しかも!!!第1回がなんと!!!個人的にホームコースとしていて、毎週出掛けている「奥武蔵グリーンライン」!!!日曜・祝日を中心に日中はハイカーがごった返すので、完全に「夜討ち朝駆け」になってますけども。毎回わざと国道を通らないで秩父の各所まで走り抜けてます。休日に早起きして行くと、しばしばとっても和む「スポーティ」なクルマに出会えますよ。「アルファ147」「MR2」「ボルボC30」「クライスラー・クロスファイヤー」などなど。路面は相当なので、BMW・Mスポで行くとケツが死にます(車高もヤバそう)。台風明けにいくと倒木に遮られます。夏場は草にただでさえ狭い道路を2割くらい喰われますけど・・・カー別荘を建てたくなるとてもいい所です。


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2015年10月14日水曜日

モーターマガジン「2016年はVWのディーゼル元年になる!」

  創刊から60周年を迎えている老舗のクルマ雑誌「モーターマガジン」ですが、今月号(10月1日発売)は、何とも絶妙なタイミングでの「VWグループ大特集」となっています。表紙にはやや小振り?に「いよいよ始まる大攻勢」の文字が・・・。特にアウディはTT、A6、A4と発売が控えているので、まあ確かに期待したい大攻勢なのですが、まずは待望論の中心にあって、日本市場への攻勢を強める切り札と思われていた「ディーゼル」はどうなんでしょう。

  確かにアメリカで問題になったEA189というタイプではなく、アウディやゴルフGTDで使われるのは次世代型のEA288なんでしょうけど、エンジンの型式なんて多くの人には認識できませんから排気量が同じディーゼルは「大丈夫なの?」って感じでしょうし、モーターマガジンにとっても今回の一件はまさに寝耳に水なので、VWのエンジン形式といった細かな注釈は入ってないですから、残念ながらこの大特集のほとんどの記事は大切な前提が崩れてしまっています。

  特に大怪我を負ったのが「W辺T史」という大物ライターで、ハンコックタイヤ(韓国製)を履いた新型アウディA4をレビューの中で、「品質にはうるさいアウディにハンコックが新たに採用されたという事実を重く受け止めろ!」って日本のサプライヤーに喧嘩を売っちゃってます。こんな問題が起こるずっと前から賢いユーザーならば、なんだかんだでアウディよりもトヨタやレクサスの方が品質は上だと分っていますし、あくまでアウディが上だと言い張るのは一部の御用ライターとクルマの良し悪しが分らない音痴な「自称クルマ好き」だけなんですけど・・・。まあ今回の一件で彼らにもアウディのゴリ押しが無理なことがいくらか分ってきたようですが。

  そもそもVWは決して低品質ではないですが、「品質を保証するという意識」に関してはかなり低いメーカーといってもいいです。ユーザーに何の予告もなく搭載エンジンの細部を変更したり、ノックダウン生産でグローバルでの販売台数を増やしていますから、旧型車向けのパーツを大量に新興国に送って生産をしています。しかも組み立て拠点に近いサプライヤーから現地調達する割合が高く、アジア向け仕様には東アジアのサプライヤーのものがかなりの割合で使われています。それでも低価格でそこそこの品質のクルマを供給する能力は非常に高いですし、中国で圧倒的なシェアを誇っていることからも政治力の高さに関してはライバルメーカーを凌駕しています。ドイツ政府、特にメルケル政権が肝いりで中国との蜜月関係を築いてきたことで大きな成長を遂げてきました。

  トヨタの例を見ても2000年代初頭からの急激な拡大期にはクルマの品質において重大な疑義が頻発しました。指数関数的に広がる生産拠点をグローバル単位で切り盛りして、その中で確実に成長が見込める市場を絞り込み、それぞれの市場で適切な台数を年間目標に掲げるといった「ジェットコースター的な成長」を伴う経営環境では、とてもじゃないですがどこよりも高品質なクルマを作り続けることは不可能です。逆に年間に1万台以下しか売らないからこそフェラーリのクオリティが維持できるわけです。当然ながら中古車価格が下落しないから、新車価格がかなり強気でも世界には年間1万台以上の予約が舞い込みます。そんな環境だからこそスーパースポーツを作りつづけられます。

  1970年代にランクルが、1980年代にセルシオが、そして1990年代にプリウスを完成させてきたトヨタの実績があっても、年間1000万台を生産するメーカーでは品質低下が避けられなかったですし、だからこそ100万台そこそこしか売らないメルセデス、BMW、マツダ、スバルといったクオリティカーで勝負するメーカーが成長が止まった成熟市場で21世紀になっても予想以上に健闘していると言えるかもしれません。

  さてさてVWのクオリティカー部門・アウディの新型車はどんなもんだろう・・・と読み進めたところ、アウディの新感覚のインパネの素晴らしさが、どうも年配の執筆陣に伝わっていない気が・・・。日本メーカーがまず採用しないであろう結構思い切ったことをやってきました。インパネに内蔵されたナビといえばセンターに位置するのが常識ですが、新型のアウディはなんと助手席から見えないところであります! 本来は速度や回転数を表示するメーターが配置されるところにナビ画面が表示されるようになりました。

  普段は運転中にナビ操作とか苦手なので、一人で乗るときは地図表示しか使わないですし、連れがいるときは専ら操作に慣れた連れがやってくれます。「ナビなんて要らない・・・」とか思うのですけど、連れが得意げにナビ操作をやってくれるのも、まあいいかな〜・・・って感じですね。こんなやり取りって結構ごくごく当たり前だと思うのですが、なんとアウディはそれに疑問を投げ掛けたわけです。これは決して皮肉などではないのですが、正直言って「アウディいいかも!」って思いましたね。

  どんなクルマにもナビがちょこんと付くようになってから、普段ドライブしていて道に迷ったらどうしよう・・・なんてドキドキすることもほとんど無くなってしまいました。免許取りたての15年くらい前に乗っていたクルマにはナビは無く、知らない道を進む度にドキドキしながら走ってましたけどね。わからなくなったらクルマを停めてスーパーマップルを開いて・・・ちょうどいい休憩でもありますし、迷った場所って不思議ととても風情のある景色だったりすることも。そんなドラマチックなカーライフがこのアウディの新機能を見てふと甦りました。

  センターにナビ画面の無いクルマに彼女を乗せて、目の前の画面もメーター表示にしておいて、「いまからどこ行くの?」「え〜ナイショだよ・・・」とかいいながら、先日見つけたビーナスラインを走るクルマがオモチャのように見える展望台にでも連れていきたいですね。「うぁ〜すご〜い!」なんて言ってもらえればそれだけで満足かな。ナビシートから見えないナビとは・・・今回のアウディはなんだかとってもいいと思いますよ〜!パッと見で価格的にも気になってしまうのが「TTロードスター」ですね。MTモデルがあればもっと真剣に考えたいですね。

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2015年6月4日木曜日

有名ライターのDセグ批評・スカイラインとISに冷徹なダメ出し。

  「もう、ジジイは引っ込んでろ!」という暴言が頭の片隅から聞こえてきたのは自分だけじゃないはず・・・。モーターマガジン2015年7月号の「Dセグ特集」をウキウキと読んでいたら、久々にとんでもびっくりなウ◯コ記事に遭遇してしまいましたよ。レクサスIS、スカイライン、アテンザ、レガシィの4台は一連のFMCを終えて、セダン不遇の国内市場で予想をはるかに上回る健闘を見せています。それぞれのモデルに込められたアイディアの数々を考えれば、そこそこの反響があって当然だと思いますし、世界で最も「安全」「楽しい」「快適」「スタイリッシュ」な4台と言えます。これほどいいクルマを作ったのにもし売れなかったら開発者はガッカリするでしょうから、ひとまず売れてホッとしました。とにかく自信を持ってオススメできる非常に価値のある4台ですし、私にとっては全て購入対象で、多くの人にとって十分に検討に値する出来であることは間違いないです。

  これらの日本勢のあまりの完成度の高さに、輸入車を中心に評価することが多いカーメディアの多くはここ数年は沈黙を続けています。すでに公然の事実を化している事(これら日本車4台が、メルセデス、BMW、アウディ、ジャガー、キャデラックといった輸入車プレミアムを圧倒しているという事実)に触れようともしないで、小型車の特集ばかりに誌面を費やす姿に読者離れもだいぶ進んだようで、廃刊・休刊が目立ってきました。さて今回モーターマガジンが沈黙を破り、今になっておとぼりが冷めたかのように、輸入車好きカーメディアにとってタブーの4台が引っぱり出してきました。そして改めてメルセデスCクラス(C200)と比較しますという、何とも不毛な設定(決着済み)を用意して、これまた各種カーメディアで横断的に活躍中のW辺T史氏が担当しておられます(その勇気に拍手!)。

  私はセダン大好きで、特にDセグは実用車として世界で最も優れているジャンルだと信じていますから、すでにこれらのクルマには徹底的に購入を前提とした試乗を繰り返しており、他のジャンルのクルマよりも格段にそれぞれの実力差は体感済みです。BMWを初めとしたドイツ車好きで知られるW辺氏ですから、まあ間違いなく日本勢を絶賛することはないだろうということは分りきっていましたが、新型Cクラスを全く寄せ付けないくらいに作り込まれている4台に一体どんな評価を下すのか興味津々でした。ハッキリ言ってしまうと、この日本勢4台にC200を合わせた5台から好きなクルマを選ぶとして、この中でC200がベストと言う人はクルマのことが何も分っていないか(音痴)、メルセデスからカネを貰っているかのどちらかだと思いますよ。

  まあ想像の通りではありましたが、久しぶりにW辺氏に腐り切った日本のカーメディアのかつての「常套手段」の数々を見せてもらいました。これだけ説得力のあるクルマ作りをしている日本勢に対して「プライドが足りない」と、なんとも釈然としない一言で締めくくっておられるのには、とりあえずぶったまげますね(読者をナメルな!)。読み終わって即座に「コイツにはプロのモータージャーナリストのプライドがあるのか?」なんて少々不謹慎な思いが湧いてきました。「日本車は走り込みの量が足りないからドイツ車には適わない」なんていう怪しげな先入観を振りかざすといった「老練」な手法が飛び出します。もし百万歩譲って、W辺氏の言うとおりに乗り込み量に応じてクルマの完成度が上がり、メルセデスをはじめとしたドイツメーカーが日本よりも最も恵まれた環境にあったとしても、理解できないのが、なぜC200の電制ステアリングとアクセルのフィールはとんでもなく酷いまま放置されているのでしょうか・・・。

  私もしばしば「日本人の繊細なフィールで仕上げられているから、日本のフラッグシップが一番乗り味がいい!」みたいな怪しげなことを言い放っています。実際にこういう前置きを言い切ってしまうと、日本の高級車はどれも精緻で豊かな乗り味のように思ってしまいますが、実際に現行のクラウンアスリートをノーマル仕様で乗ってみると「あれれ・・・」と、仕上げ方にもいろいろあるんだなと単純に恥じ入ることもあります。個人的には日産とマツダの作り込みの上質さに心酔しているので、トヨタやホンダのフワフワ感はやや低級で「ガサツ」な乗り味と受け止めてしまいます。そして新型Cクラスの印象もなんだかこのトヨタ&ホンダ調の「フワフワ」が気になる乗り味なんですよね。ついでに言うと最近のBMWとかマセラティ・ギブリなんかもこんな方向性に感じましたよ!

  このW辺氏も認めてますけど、ドライバー主観の乗り味だったら日産(スカイライン)やマツダ(アテンザ)が、堂々とC200を寄せ付けないレベルに立っています。けれどもW辺氏によると、「ステアバイワイアをスカイラインに持ってきた意図がイマイチよくわからない」だそうです。え〜まじっすか!日本車のフラッグシップがNVHでメルセデスやBMWを圧倒するようになってから、もう四半世紀が経過しますよ(1989年に日本車は世界の頂点を掴みました)。なのでいまさらスカイラインやアテンザがC200よりも静粛性が高くても何も驚きませんし、そんなことは当たり前だと思っています(ドイツ車の方が上と主張する奇特な方もたくさんいますけど)。そしてさらに今回のV37スカイラインを指名買いする理由としたら、クルマ好きにとっては、「ステアバイワイアの採用」だったりするんじゃないですか?

  まあなんとも不可解な理由でC200の下に位置づけられてしまったスカイラインは不憫です(まあW辺氏になんと言われてもオーナー様は気にしないですけど)。C200と同じようにランフラット採用するなかで、NVHでC200に完勝しているとまでハッキリ認められているのに、それでもC200の方が上って一体どんなルールなんだ? もっと可哀相なのはレクサスISです。ドイツ車を圧倒する高剛性ボディに生まれ変わったわけですから、従来のトヨタサルーンが持つ「旦那仕様」とは一線を画す乗り味になるのは仕方ないです。アシを固めて高出力ユニット積んでも、十分な操作性が得られるように作ったボディだから弱点だってありますよ・・・。ランフラットのC200よりも路面によっては突き上げが酷いそうです。それってそのまんまサス剛性による結果だと思うのですが、フニャフニャでトヨタのプレミオみたいな乗り味の最近のCクラスや3シリーズのノーマル車と突き上げの有無を比べるなんてまったくフェアじゃないです。W辺氏の尺度によればプレミオがC200とレクサスIS300hの上に立つことになるんじゃないかと・・・。

  アテンザに関してはFR勢を相手に意外なほど軽快なハンドリングだ!なんて持ち上げておられます。けれども日本車を手放しで褒めるなんてことはこのライターはしないですから、今回もなんだかんだ言いがかりを付けてきます。今回は「サイズだけ大きいくせに後席はそれほど広々していない」だってさ・・・。え?何と比べました?C200ですよね?勝手にイメージの中でC200が「Sクラスロング」とか「マイバッハ」になっちゃってないですか?アテンザの後ろが狭くてダメっていうなら、スカイラインもISもCクラスの後席なんて座れたもんじゃないですから、いっそのこと「2+2」シーターと名乗った方がよくないですか? アテンザはスタイル優先で十分に空間が取れてない?それって最近のメルセデスのクルマに対する一般的な評価じゃないですかね・・・。さすがに書いててバカバカしくなったのでこの辺で止めておきます。ほぼ一般人には解釈不能レベルのW辺氏のレガシィ評など読みたい人がいれば書店で見てみてください。


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2015年4月8日水曜日

ゴルフとそれ以下の輸入車Cセグ9台の比較!?・・・ちょっと待て!

  「オートカー」誌が残念なことに休刊?になり、以前よりもちょっと勢いを増した感のある「モーターマガジン」誌の気になった記事について書きたいと思います。4月1日発売ということで、新しい年度を飾る「5月号」がなかなか気合の入った構成になっています。ざっといつもの3倍くらいは面白い!読み応え十分です。しかも「輸入車ハンドブック」という付録まで付いてます(これがなかなかよく出来てます)。


  本編には新型モデルレビューとして「メルセデスAMG C63」や「メルセデスC450 AMG」も登場しますし、なかなか秀逸だったのが「アテンザXDとボルボS60の比較」というツボを心得た企画です。アテンザとボルボS60の乗り味は世界最高水準!とドッカンドッカン花火を打ち上げていましたが、あえて余計なクルマを入れずにこの2台「だけ」に絞ったモーターマガジンの企画力こそが天晴れだと思います。他の雑誌で有りがちなのは、「C」「3」「A4」「IS」といった定番モデルとの比較なんですけど、そもそもこれらのメインターゲットは「高齢者」ですから、ノーマルだと運転していてもちっとも面白くないです。いろいろな部分がフニャフニャしていて、これでは運転していても「イライラ」しますし、作る側も確信犯なので、その言い訳としてMスポ・Fスポやら用意していますけど、これら「本気」モードの足回りと比べても、なんというかマツダとボルボが到達している「北欧テイスト」の乗り味は断然に味わい深いのですよ・・・(もちろん個人差はありますけどね)。

  さてそんな中でメインとも言える企画の「輸入車CセグHB10台の徹底比較」がちょっと残念でした・・・。特にVWとのタイアップというわけでは無さそうなので、その点ではフェアな気持ちで読む事ができましたが、普段はスーパーカーに心を躍らせているであろうオッサンライターたちの雑な仕事っぷりがいちいち目につきます。これは誰一人としてCセグに興味ないんだな〜・・・という雰囲気が最初から最期までプンプンです。Cセグともなると女性評論家の方がなんとなくしっくりきますね。モーターマガジンお抱えの佐藤久美ほか飯田裕子・竹岡圭・川端由美・藤島知子(敬称略)の5名でやってもらった方がだいぶ誠実な企画になったのではないですかね・・・。

クルマのラインナップは以下の通りで、

「VWゴルフ・トレンドライン」
「アウディA3スポーツバック1.4」
「メルセデスA250シュポルト」
「BMW120i」
「フォード・フォーカス」
「ミニ・クーパー5ドア」
「ボルボV40・T4」
「プジョー308シエロ」
「シトロエンDS4シック」
「ルノーメガーヌハッチバックGTライン」

あれ?ジュリエッタは?・・・最近では北米にも上陸しダッジブランドからもジュリエッタベースのクルマが発売されるなど勢力を拡大しつつあるのに。あと・・・なんだか輸入車だけではどうも「華」がないですね(マジかー!?)、とりあえず「レクサスCT」と1.2Lターボを載せ始めた「オーリス」も仲間に入れてほしかったです。さすがにアクセラとインプレッサが入ってくると、コスパがヤバいですから、企画そのものが「つまらなく」なっちゃうのでこの点の「除外」はオッケーなんですけどね。

  「この10台の中で買うとしたらどれですか?」 いちおう全部乗ったことがあるのですが、とりあえず欲しいクルマは・・・無いです(自己負担なら)。レンタカー・代車で乗るとか誰かが車検代のみで譲ってくれるというならば10台どれもウェルカムですけど。新車をノリノリで買いにいかせてくれるくらいに、魅力溢れたものは無いです。もし「DS4のボディ」と「フォーカスの駆動系」が合わさったならば、ちょっと欲しくなるかもしれませんが・・・。「308のボディ」でもいいかな。けど駆動系に関しては「フォーカス」で決まりです。だって1台だけショートストロークの直4NAですから、もはやこれは「反則」です。このエンジンはフィーリングの良さからジャガーXJのベースモデルでもターボ化されて使われているくらいの素晴らしい素性のエンジンですし、元々はマツダがNCロードスターに搭載するために作ったエンジンですから・・・。

  今回登場した評論家が「こもだきよし」「石川芳雄」「河村康彦」「西川淳」「渡辺敏史」(敬称略)の5名なんですけど、もう右足の関節が鈍くなっていて、フォーカスのエンジンの良さがいまいち伝わらなかったのでしょうか・・・(失礼!)。あるいはもっと「政治的」な理由なんですかね、「VW」と「フォード」のどっちに媚びたほうが今後の仕事が捗るかなんて、素人でも十分に想像付くレベルですから。けども読者&ユーザーをナメてもらっては困ります。つーか本当にフォーカスに乗ったの? あくまで憶測ですが、「どーせフォードのディーラーに出向いてフォーカスを買いに行く人なんていないじゃん!ハッハッハ!(だから言及するだけムダ!)」って感じだったんじゃないですかね。確かにディーラー網を整備しないフォードのやる気の無さにも問題はあるわけですけどね・・・。もういっそのことマツダの系列に売ってもらったらどうですかね。新型マスタングもあることですし。

  さて5名がそれぞれ選んだクルマ3台を見てみると・・・とさすがに内容をバラすのはルール違反なので、そのセレクションから見え隠れする各ライターの「属性」を完全に上から目線で紹介したいと思います。まず「こもだきよし氏」は・・・・単なる高齢者ですね(失礼!)。高齢者って男女問わずなんだか派手なデザインのクルマに平気で乗ってますけど、ホ◯ダC◯-Zとか本気でカッコいいと思うんですかね。そんなC◯-Zみたいな「オモチャ」的なテイストが好きな人が多いみたいです。徹底的なデザイン重視!なんですけど「こもだきよし氏」の選択も高齢者が不思議と好むゴテゴテなヤツばかりです。こういう外見だけの選択ならばわざわざテストドライブする必要もなかったのでは? もちろんルックス重視ですから大本命のはずのあのクルマは入っていません(だって凄く地味ですから)。

  次にモーターマガジンではおなじみの「石川芳雄氏」は・・・これはなかなか好感が持てます。極めて妥当でとてもバランスの良い選択になっています。ハッキリ言って5人の中であなたが1等賞です。やはり自分が「顔」的存在の「モーターマガジン」の年度始めの大切な企画に泥を塗るわけにはいかない!といった責任感が伝わってきます。3人目の「河村康彦氏」は・・・完全に逃げ腰ですね。やたらと「ユーザー視点」であることを強調しておられました。つまり「俺はこのクラスに全く興味がないんだけどね・・・」ってことです。なるほど、街中で思いっきり馬鹿にされそうな3台をわざわざ選んでくれました。まったくCセグにリアリティを持っていない方なんだなぁ・・・あくまで憶測ですけど。

  4人目の「西川淳氏」は・・・なんというか、大変失礼ですが今度は「先入観」が論調を支配している様子がわかります。とりあえず「1台だけ土俵が違うだろ!」ってことで1位が別格という評価なんですけど、「おい!そっちかよ!?」って感じです。確かにフォーカスだけNAエンジンなんで完全に「反則」なんですけど、西川氏の選択では別のクルマが「別格」と持ち上げられていました、まあ一般的な意見として「別格」も頷けるわけですけど、そんなことはド素人にでも分ることですし・・・。そして何よりそのクルマは足回りがフニャフニャですけどいいんですか?5人目の「渡辺敏史氏」は・・・やっちまいました!1、2位が完全に石川さんとかなり被ってしまった!そして3位にはご贔屓のあのブランドが・・・まあ気持ちは分りますけどね。石川さんと同じでいいセンスしてますね、やっぱり渡辺(敏)さんみたいにマルチに仕事ができるライターはバランス感覚がよいみたいですね。まあ納得できますし、言いたいこともわかります。ただCセグに興味はないんでしょうね・・・(渡辺さんはもっと小さいヤツを買うことはあるみたいですが)。




  

  

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