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2024年2月8日木曜日

水野和敏さん「軽自動車(スーパーハイトワゴン)は危険過ぎる」

 


カリスマエンジニアが自動車評価の神髄を伝える 水野和敏が斬る!! (別冊ベストカー) 


名物連載のまとめ本

元・日産の開発者で有名な水野和敏さんのベストカー連載まとめが、全編カラーの豪華な装丁で単行本として発売された。自動車雑誌の売上No.1を自称する天下のベストカーであっても、この人気連載にもしものことがあったら、いよいよ雑誌媒体での販売が終了してしまうかもしれない。大きな変化があったらこの媒体で活躍する多くのAJAJライター、国沢光宏さん、松田秀士さん、清水草一さん、清水和夫さん、渡辺陽一郎さんなどの活躍できる場所が失われてしまう可能性が高い。水野さんの人気コンテンツはカーメディア全体を支える立場にある。


記念すべき「水野和敏が斬る!!」単行本は、月2回発売のベストカーを全く読まなくなった私にとってはとても新鮮な内容だ。毎回のように「クルマのことがまるでわかっていない」全メーカーの開発者や日本中のクルマ好きの読者に対して、完全に上から目線でドヤれるだけの実績と自信があるから、それだけでエンターティメントとして成立しているし、このような単行本を出せばさぞかし売れることだろう。若い読者にとっても世代が全く違う「カーキチおじさん」の異次元なクルマ観に触れられるとても貴重な本だと思う。



軽自動車の衝突基準

「ホンダN-BOXとスズキ・スペーシア」の比較レビューが収録されている。軽自動車の企画ではクルマ好きに読んでもらえないことを危惧したのか、冒頭から「炎上」しそうな過激な軽自動車批判が続いていく。今回のダイハツの一件が報道された後でこのレビューを読んだこともあって、とても衝撃的で興味深い内容であった。軽自動車ユーザーと軽自動車の生産&販売に従事しているメーカー関係者がこれを読んだらさぞかし憤慨するだろうけど、「良薬口に苦し」とばかりに完全無欠な正義感で放言の限りを尽くしている。まるでどっかの国の次期大統領候補みたいだ。これでカルト的人気はもっともっと高まるだろう。


AJAJ会員のライターには絶対に書けないタブー満載のレビューである。N-BOXやスペーシアなど世界でも類例がない異形の「スーパーハイトワゴン」型は今では完全に軽自動車販売の主流になっている。エンジンパワーに比べて車重があり、重心も高くて安定しない。さらに軽自動車で規定されている衝突安全基準の数値は驚くべき低さだそうだ。ネタバレだけど、法令で定められた安全基準が前面と側面はフルラップで58km/h衝突までとなっていて、後面も同じくフルラップで38km/h衝突までらしい。この最低限の基準を守ることさえダイハツは長年ズルをしていたため先日謝罪をしているのだが、そもそもこんな基準に意味なんてあるのだろうか!?



ユーザーはわかってる

フルラップで58km/hということは自車と対向車がそれぞれ30km/h程度でも限界に達しているということだ。これオフセット衝突だったらどうなるんだろうか!?最高速が120km/hまで引き上げられている高速道路に軽自動車の乗り入れは法的に規制されているわけではない。この安全基準を見たら誰も怖くて走れないかもしれない。実際のところ水野さんが憂慮するほどには、東名、中央、関越、東北、東関東、第三京浜、圏央などの近隣の高速道路で、子どもを乗せたN-BOXなどはほとんど見かけない。一応は軽自動車で高速を走るのは非常識だと認知されている。


高速道路だけでなく、日本中に次々と60km/h(場合によっては70km/h)制限の高規格道路が新設されている。八王子バイパス、日野バイパス、入間バイパス、新青梅街道、東八道路、新滝山街道、武蔵境通りといった東京都中央部の無料の高規格道路を利用しているが、日中時間帯は混雑が酷くて流れる車速はそこまで高くはない。本来の道路の実力を発揮する深夜時間帯だと、N-BOXが走っているのは滅多に見かけない。スーパーハイトワゴンの運用は、辺境への通勤、鉄道駅へのアクセス、スーパーマーケット・モール・コンビニへの買い物が圧倒的に多いように思う。




特段に問題があるとは思えない

秋田県の産業道路(秋田港〜男鹿市)を爆走する高齢者(女性)運転の軽自動車を見かけて驚いたことはある。しかし地方の幹線道路を長時間ドライブすることが多いが、東京とはまるで違っていて近づきたくないような異常な走りをするクルマはほとんど見かけないし、毎回のように平和なドライブをいつも楽しませてもらっている。地方には軽自動車が多いのは事実だけども、体感する限りではスーパーハイトワゴンがどうのこうのと騒ぐのはなんか違う気がする。「誰でも安全に300km/hで走れるクルマ」というコンセプトの方がよっぽど頭おかしいと思う。


水野さんに限らず、他のAJAJライターも異口同音に「軽自動車規格は不公平である」みたいなことしばしば言っている。渡辺陽一郎さんも軽自動車はそれほど燃費もよくないし安全でもないけど、税金が安いというだけでメーカーもユーザーも吸い寄せられてしまっている・・・と警鐘を鳴らしていた。政府としても税金の取りっぱぐれは解消したいだろうから、今後どっかのタイミングで軽自動車規格が廃止されることがあるのかもしれないが、そんな議論について報道されることはまずないし、50年以上に渡って放置されている現状がそのまま続いていくような気がする。



なぜ廃止にならないのか?

財務省と国土交通省に跨るクルマへの課税は縦割り行政であり、しかも直接的に不公平になっている自動車税は地方税であるため、消費税、所得税、復興税などの国税ほどとは違って、増税大好き財務省も関心が無いようだ。逆に自民党派閥の裏金原資となる企業献金を使って、国土交通省を動かしてエコカー減税だったり、エコカー補助金、高齢者補助金などを引き出しているくらいだから、軽自動車の存廃の主導権もメーカー側にあるのかもしれない。主要自動車メーカーで組織される自工会から自民党へ7800万円(2022年度)の献金が明らかになっている。


ちょっとネタバレを承知で水野さんの主張を書くと、軽自動車規格は高速道路網などまだ存在しなかった60年代のまだまだ貧しい日本の世相を受けて作られたものであり、国民もかなり豊かになった現在には合わない制度ではないか!?と「メーカーの開発者の立場」で仰っている。法制度が社会の実情と合わなくなってきた・・・日本では良く聞く話である。さっさと変えればいいことなのに、ずっと放置され続けるには何か理由があるはずで、軽自動車規格に関しては日本の自動車メーカーが一貫して支持していると思われる理由がいくつかある。



メーカーと企業献金

軽自動車を作っていないスバル、MAZDAであっても、日本各地の系列ディーラー網を維持するためにはOEMの軽自動車を売るしか生き残る道はない。軽自動車を完全に無視して営業できるのはトヨタ系列ディーラーくらいだけど、ダイハツを完全子会社としているトヨタは軽自動車の廃止を切り出すわけにはいかない。確かに法制度そのものを作るのは政府だけども、近年はそのスピード感ある政策のほとんどが、例えば日本医師会の献金によるコロナでの利益誘導だったり、政府の政策を評価して企業へ献金を呼びかけることが主な仕事の経団連によって法人税引き下げが実施されている。


軽自動車を新車でまともに買ったら200万円を超える。決して安くはないけども、軽自動車という慎ましい立ち位置は日本のユーザーの気質に上手く合致していて、「浪費」意識を芽生えさせないようになっている。今も昔も日本人は不必要に派手な出費を嫌う。まだレクサスLSが400万円台で販売されていた慎ましい時代だった2007年頃に、某日本メーカーが777万円でライン生産の量販車を売り出した。初代NSXのようなアルミ精錬工場まで用意した手作りの特別なモデルであれば高額なのもわかるが、ライン生産の量販車に700万円越えは、色々な意味で日本車の常識を変えた瞬間だったと思う。



軽自動車が増えた理由は・・・

35GT-Rが発売されてから日本メーカーの新型車開発とターゲットとなる顧客層が大きく変わっていった。普通車の価格は堰を切ったようにどんどん上昇し、2007年からの10年インフレ率は50%かそれ以上の水準だと思われる。トヨタのカローラやヤリスなどは比較的に価格が抑えられているが、他のメーカーは真似できないので、結果的に普通車販売はトヨタ系に集中するようになった。当然に自動車難民が増えた結果、同じ10年間で軽自動車の販売割合も2倍近く増えている。今の社会の実情に合わない軽自動車規格なはずなのに、近年になって割合が増えているのは実に不思議だ。別に水野さんに全ての責任があるとは言ってないが・・・。



クルマ好きな一般人が軽自動車不要論を述べたら「軽自動車に文句言うな!!野菜や果物も軽トラで運んでいる!!」「AMAZONを運んでいるのは軽貨物!!」みたいな反論が返ってくる。水野さんのような一流の業界人でないと安易には発言できない。もちろん水野さんはこのレビューにおいて軽自動車の商用と乗用の区分にもしっかり言及しているし、どっかの知ったかぶりなインフルエンサーとは意見の質はまるで違うのだけども・・・どれでも「どの口が言ってんだ!!」とちょっと言いたくなってしまった。


カリスマエンジニアが自動車評価の神髄を伝える 水野和敏が斬る!! (別冊ベストカー)




















2022年6月8日水曜日

国沢さんの「提言」に従ったらMAZDAは間違いなく終わる・・・。

 


藤原副社長退任を受けて

MAZDAの新しい取締役人事が発表され、藤原副社長が突然の退任となった。AJAJのライターがメーカーの人事にあれこれとレビューするなんてことは、本来はあり得ないのだけど、国沢光宏さんはかねてから、藤原体制のMAZDAに対して執拗な批判を続けていたが、今回の退任を受けて「ベストカーweb」に新しいレビューを寄せている。



MAZDAが生き残るためには!?

「MAZDAが生き残るためには」というタイトルだけど、現状のMAZDAは押せ押せの状況で、再び主要市場がロックダウンや経済の大クラッシュしたり、さらなる別の地域で大規模な紛争が起きたりしない限りは堅調な成長が見込める局面ではある。まあ何が起こるかわからない状況ではあるが、MAZDAが潰れる前に、巨大な固定費がかかるトヨタ、ホンダ、日産の方が危険度は高いと思うし、戦略的にも手詰まり感がある。



読者迎合の時代

国沢さんは「プロのライター」である。ちょっと曲者だけど、見事なまでに「ワイドショーのコメンテーター」的に自動車評論を演じている。高齢社会を突き進む日本において、メディアで活躍するあらゆるジャンルの評論家は、「カーメディア=ワイドショー」的な側面が求められる。大多数の旧態依然な価値観を持つ読者に上手く迎合できるライター(国沢光宏、渡辺陽一郎、鈴木直也など)は、媒体から定期的に仕事をもらえるが、「MAZDAは至高、トヨタはクソ」とか言ってしまう頭の悪いライターはすぐに干されてしまう。



MAZDAはいらない!?

今回のレビューで国沢さんは「MAZDAへの3つの提言」があると仰る。「1、顧客ニーズのあるクルマを作る」「2、パワーユニットの電動化」「3、トヨタとの連携を強化」だそうだが、3つとか「ほぼ同じこと」を言っているに過ぎない。実際のMAZDAユーザーからしてみたら、それはMAZDAの仕事なのか!?もうMAZDAはいらないってことか!?・・・とちょっと呆れてしまう内容だ。結局のところワイドショー的な理屈とは、90%以上のMAZDAを買わないカーメディア読者層の気持ちに寄り添うことが主眼であるから、これで狙い通りなのだろう。



売れる商品

そもそも「顧客ニーズ」って何だ!?多くの利用者を集めることができるコンテンツ!?つまり「スマホゲーム」や「ストロング・ゼロ(アルコール飲料)」みたいな製品のことか!?確かに電車の乗客の多くがスマホゲームに興じているし、日本中どこの小売店に行っても熟成されていない蒸留酒が缶に入って売られている。国のデタラメな税制を上手く避けて「安くてすぐ酔える」酒をMAZDAに作れというのだろうか!?そういう仕事はトヨタが専門だと思うのだけど。



全くの別物

毎日飲酒する(乗る)人にとっては、毎日飲んでも月5000円くらいで収まるストロング・ゼロがありがたいのかもしれない。熟成されてない「不味いアルコール」を香料と糖分でメチャクチャに隠したドリンク。せっかく糖質を除去した蒸留酒に糖分を加えるナンセンスさ。不健康だし、失礼だが「飲酒の感動」とはほど遠い。個人的にアルコールは週に1〜2回で毎回60mlがせいぜいだから、700mlのフルボトルが1ヶ月で空になることもない。4000円以下でボウモアなど飽きない銘酒が手に入る。今更にMAZDAに軽自動車を作れととでもいうのか!?MAZDAは防府に立派な「蒸溜所」を作り、我々は世界最高の「ウイスキー」を作るという意志で船出しているわけだが。



Bセグの供給が根拠!?

国沢さんの「提言」の根拠として挙げられているのが、MAZDAがトヨタに泣きついて!?欧州向けMAZDA2がトヨタヤリスHVのOEMになったこと。数年前から欧州の自動車行政に「罰金ルール」が適用され、トヨタ以外の既存メーカーは規制をクリアするのに四苦八苦していると報じられている。トヨタやテスラの売上にはBtoBの排出量取引が含まれていることは否定しないけどさ、日本メーカー同士が現地生産のBセグ車を融通し合うのは今に始まったことではない。日本から輸出することがナンセンスでもあるし。MAZDAもメキシコ工場で北米向けヤリスを生産していたが、2020年7月のUSMCA成立でメキシコ生産車に大幅な規制強化が図られたためOEM供給は終了した。



情報操作

国沢さんのレビューが事実を捻じ曲げているとは言わないけども・・・いや今回のレビューの中にも、MAZDAファンなら一瞬で見抜けるものがいくつかある。藤原さんとは異なる方針!?の人物とされる新取締役の毛籠さんが手がけたCX-50が北米で大ヒットと報じられているが、実際に北米でバカ売れしているのはCX-5の方だ。国沢さんとしては、北米専売のCX-50は素晴らしいけど、日本で売ってるMAZDAは全部ダメだと言いたいらしい。CX-5を褒めたらワイドショーの視聴者からそっぽ向かれちゃうから仕方のないことだろうけど。



全ては読者のため!?

「トヨタ嫌い」の藤原さんの真偽は不明だけど、そのトヨタとの協業する北米工場(アラバマ州)設立の指揮をとっていたのが藤原さんだった。国沢さんのレビューからはその辺の都合の悪い話は「トリミング」されている。別に不誠実だなんて批判するつもりはない。「ワイドショーのコメンテーター」的な振る舞いを求められてる評論家という仕事を黙々とこなしている。あくまで「顧客ニーズ」に応えているだけだ。MAZDAへの批判記事を読みたがる読者が一定数いるから書いているだけだろう。



絶対に買わない人もたくさんいる

スマホゲームで人生の時間を埋めたがる人がいるから、ゲーム会社はせっせと新作が作られる。ストロングゼロを欲する人がいるから、飲料メーカーは薄利多売で大量に供給する。服に関心がなくお金をかけたがらない人が買い求めるから、ファストファッションは広がる。これらの会社が大きく成長している中で、日本社会の消費の質は良くなっているのか?悪くなっているのか?まあいろいろな意見があると思う。いくら人気があるからって、スマホゲームは全く興味ないからやらないし、ストロングゼロなど絶対に口にしないし、アパレル最大手のあのメーカーの服を1度も買ったことはない・・・という人は別に珍しくも何ともないだろう。



話を単純化したがる

製品開発に苦心しているメーカーの開発担当者は、「顧客ニーズ」なんて安易な言葉には苛立ちを隠せないだろう。30歳を過ぎた頃には、一義的な「顧客ニーズ」なんて言葉は幻想に過ぎないことに気が付く。次第にチェーン店の飲食店や、コンビニ、100円ショップという業態に疑問を抱くようになり使わなくなる。還暦を過ぎた国沢さんがそんなことわからないはずはないのだけど、ワイドショー的なスタンスとは、読者に物事をシンプルに伝えるために単純化した結論でまとめてしまう。失礼だが、リテラシーのない大多数の読者相手ならこれで十分かもしれない。



「顧客ニーズ」には目的がある

全てのレビューが該当するとは言わないが、この記事のような国沢レビューの「顧客ニーズ」とは、安易な言葉でMAZDAを叩いて気分が良ければそれでいいわけだ。議論のクオリティーなど問題ではない。MAZDAファンをイラつかせるパワーワードさえ織り込まれていれば読者は喜んでヤフコメに転載する。燃費さえ良ければそれでいい・・・的な価値観でクルマを買わせるのが、国沢さんが言う「顧客ニーズ」だとするならば、それはMAZDAの開発者にとっては全く響くことのない「提言」だろうし、繰り返しになるが、そんなMAZDAに何の意味があるだろうか!?



追うのではなく生み出す

誰にでもわかるような「顧客ニーズ」があるからといって、新規参入の企業が安易にスマホゲームや発泡酒に参入したとしても、そこそこのレッドオーシャンになっている市場でうまく立ち回るのは非常に難しいだろう。よほどの潤沢な資金力があれば話は別だけど。素人でもわかることだけど、「顧客ニーズ」は追うのではなくて、多くの企業にとっては自ら仕掛けて「創造」していくものだ。MAZDAの長い歴史の中でも数々の「顧客ニーズ」を自ら生み出していった(ロータリー、ファミリア(5代目)、ロードスター、アテンザ(初代)、ディーゼル&SUVなど)。「顧客ニーズ」を追いかけて利益を上げられるのは、巨大資本を持つ企業だけだ。



MAZDAが動けば「顧客ニーズ」が生まれる

MAZDAはもはや「スペシャル」な存在だ。多くの手数を弄さなくても「顧客ニーズ」を新たに生み出すことができるフェーズにある。新しいクルマを手掛ければ、日本、欧州、北米、中国が好意的に受け止めてくれる。MAZDAが作るのだからいいクルマに違いない・・・という安心感は長年の仕事によって定評を得てきている。あらゆるハイエンドブランドを含めても、完全なる世界の頂点に立ったと言っていいかもしれない。世界で5本の指とすれば、MAZDA、ポルシェ、スバル、BMW、ホンダだろうか。この強烈なメンバーの中でもずば抜けていると言っていい。MAZDAの幹部もそれはわかっていることだろうが・・・。


2022年3月2日水曜日

「MAZDAのハンドリングはゴミ」だと・・・水野和敏さんが仰る

 

MAZDA無関係のレビューにて

「非常識な・・・」というタイトルで本を書いていたこともあった、元日産の開発者の水野和敏さんだから発言も非常識なのかもしれないが、またまたまたまたMAZDA叩きですか・・・。全くMAZDAと関係のない輸入車の比較レビューだったのだが、FFのスポーツセダン・プジョー508をジャッジするにはMAZDA車を引き合いに出すしかないのかもしれない。



ベストカー読者にはレベルが高すぎる!?

「ベストカー」のくせにやたらと小難しい事を言ってる(読者のレベルわかってます!?)。水野さんにとっては、どうせ視聴者の99%は意味すらまともにわかってないから適当に理屈をこねておこうという、完全なる手抜き仕事なのだろう。聞き手になっているベストカーのベテラン担当者も、いつもなら食い気味に聞き返すところを、今回のレビューは最初から意味がわかってない様子だ。




MAZDAだろうな・・・

水野さんが、何を基準に仰っているのか少々不明確な部分があるのだけど、現行508のPHEVの出来にとても感心したらしい。そしてついつい口走ってしまう「某日本メーカー車への痛烈な批判」。508のハンドリングは全く遊びがなく非常にナチュラルで、日本車との大きな違いは・・・「キャスター角をしっかりとっている事」だってさ。日本メーカーはハンドルが重くなってしまうからキャスター角を付けるのを嫌がる。パワステの味付けだけでごまかしているメーカーばかりだってさ・・・まあMAZDAをイメージしてるんだろう。



キャスター角とは!?

ここで言うキャスター角とは前輪に対してサスペンションが後方にいくらか倒れている角度のこと。だいたいどんなクルマも2〜4度くらいに設定されている。一般的に浅い2度だとフニャフニャのハンドリングになり、ステアリングを軽くすることができる。日本車の得意技!?それに対して4度くらいまで倒すと、今度は直進安定性に優れハンドルにもしっかりと反力が付くらしい。水野さんが言うにはこの領域でこそニュートラルなハンドリングなんだってさ。



508を見事に説明!!

水野さんは身振り手振りで、日本車はやたらとキャスターを立ててしまって、これではもう話にならないと言いたそうだ。小出力ステアリングモーターでも軽いハンドルが実現してとても省エネで、速度域も低い日本向けモデルならそれでも仕方ないよね・・・って論調らしい。それにしてもカーメディアが「かっこいい」以外は1ミリも持ち上げることができなかったプジョー508の美点をさらりと語ってしまうところは、本当に凄いオッサンだと素直に感心する。カーメディアとはこうあるべきだ!!



MAZDA6しか該当しない!?

この動画見てプジョー508が気になる人はたくさん出てくるだろう。実際に水野さんが仰るような特徴を備えた素晴らしいクルマなのだろう。その点に関しては全く異論はない。問題は「咬ませ犬」になったキャンターの立った素性をパワステで必死にごまかしている日本車の方だ。まさか軽自動車ではあるまい。508と同等の設計となるDセグのFFサルーンの比較ではMAZDA6くらいしか候補が出てこない。



解せない

ここで一つの疑問が浮かぶ。水野さんともあろう批評家が、全くジャンルが異なる日本車を引き合いに出して508を褒めたのだろうか!?それともたった1台の該当車であるMAZDA6を念頭に置いているのか!?前者でも後者でも少々腑に落ちないところがある。万に一つもフニャフニャハンドリングの女性向け軽自動車を指しているとは考えにくいが、508の下位モデルになるCセグ辺りをイメージしているのか!?



同じ立場

MAZDA6を指しての表現だとすれば、これは納得しかねる。このクルマはセダンタイプのグランドツアラーとしてMAZDAがかなり思い切った設計を施している。現行のMAZDA6は先代とは異なりMAZDA3と基本設計を共通化している。プジョー508に関しても先代508からすでに308と基本設計は同じだ。どちらもGHアテンザや407の時代には独自のシャシーを使ってスポーツサルーンを作っていた。



上位モデルの走りを演出

シャシーが統合されると、当然ながら下位モデルとの明確な違いを示す必要が出てくる。MAZDA6はホイールベースが長く先代よりもゆったりとした乗り味になったため、MAZDA3よりもずっしりしたドライビングフィールを演出している。BMWのFRモデルを全く相手にしないレベルの直進安定性も某メディアのテストで証明されている。その秘密はキャスター角にあるらしい。2〜4度が当たり前の中で、MAZDA6では7度のキャスター角が付けられているのだ。



パクったのはどっちだ!?

先代の508はどこか貫禄が不足していたが、現行508は静粛性やドライビングフィールがかなり変わった。全く証拠はないけども、どこかのメーカーの真似をしてCセグ派生のDセグサルーンの味付けに「キャスター角」を使ったと考えるのが自然だ。発売年代から考えても説明が付く。MAZDAからしてみたら、はっきりと名指しされたわけではないけども、水野さんの「言い掛かり」によって視聴者が勘違いを起こしてしまう状況には腹が立って仕方がないだろう。



2021年10月29日金曜日

国沢さんが「CX-50はMAZDA版カローラクロス」だと断言しているが・・・

 

めでたい日に読みたくないな・・・

GR86が本体価格280万円から!!という朗報に、日本中のクルマ好きの気持ちが和んだ2021年10月28日だった。そんな日に限ってベストカーWEBから一本の不吉なMAZDA記事が・・・。書き手AJAJ国沢光宏氏というクレジットを見て、事情がわかっている読者は「暗黒」な内容であることを察知する。MAZDAから情報提供を断られる関係だと本人も漏らしていて、個人のユーチューブチャンネルでは、MAZDAで取材してきた別のライターを捕まえて、根掘り葉堀り「情報」を分捕ろうとする動画も挙げられている(被害者は鈴木直也氏)。



わざとらしい舞台設定

MAZDAに相手にされず可哀想な立場のライターでもあるけど、彼の書いてきた記事を考えればあまり(全く)同情はできない。そんな「絶縁」状態のライターだからこそ書けるものもあるようだ。オレに取材させないなら勝手に書いちゃうぞ・・・とばかりに今回の記事では序盤から「?」なところが続出する。まずはタイトルにもあるように「CX-50はMAZDA版カローラクロスだとわかっている」とある。本当かよ!? もちろん特別な情報源を持たない素人ブロガーには現段階では否定も肯定もできないわけだけど、もしこれが本当ならやや違和感がある。



たぶん誤認

MAZDAは株主向けレビューにおいて、今後に生産&販売するモデルやパワーユニットについて細かく言及しているが、欧州市場でのTHSを搭載したヤリスのOEM供給についてはかなり前に発表されている。投資家情報であるから、自社開発&生産モデルとOEMの区別は明確にするのは最低限のマナーであるから誤認の余地がないほど的確に説明されている。先日の「5車種発売のお知らせ」レビューでは、CX-50がトヨタとの合弁工場で生産されることは明言されているが、トヨタからのOEMとは一切書いていない。それどころか「MAZDA3やCX-30と同じくスモール商品群に属する」とあるので、MAZDAのシャシーを使うモデルである可能性が高そうだが・・・。



北米工場設立の担当は藤原さん

トヨタとの合弁工場の設立責任者を一時期勤めていたMAZDAの藤原さんが、某インタビューで数年前に語っていたけども、生産ラインが3本あって、1つはMAZDA、1つはトヨタ、もう1つはEVを生産するとか言っていた記憶がある。当時はまだトランプ政権下であったし、あれから時間も経っていて状況も変わっている可能性はある。それでもMAZDAの最新のレビューを見る限りは方針は変わっていないようだ。9月の国内生産が半導体不足で大幅減となっているが、それでも4〜9月期の実績ではCX-5単体、MAZDA3&CX-30合計でそれぞれ20万台をクリアしており、グローバルで40万台という世界的な優良車種の条件をしっかり満たしている。日本のカーメディアが心配するようなことはとりあえず起きていない。



「まあまあ」ってなんだ?

国沢さんも「CX-30はまあまあ売れている」と書いている。4〜9月期の販売はMAZDA3もCX-30もほぼ同等の11万台ずつだから、CX-30が「まあまあ」ならばMAZDA3も「まあまあ」だろう。第7世代はすでに「伸び悩んでいる」状態で開発費が回収できないから2030年くらいまでこのまま売り続けることもあり得るとかテキトーなこと書かれている。AJAJライターの多くに言えることだけど「数字」弱すぎじゃないですか!? MAZDAと同等かそれ以下の販売台数のメーカーにおいて単独モデルもしくは同時開発モデルで年40万台という数字は、MAZDA以外には不可能に近い数字と言っていい。巨大メーカーの数字と比べれば「伸び悩んでいる」ように見えるのかもしれない。しかし現実はカローラ、シビック、ゴルフ、シルフィなどは数世代のノックダウン生産を合計して年50万台とかいう数字を作っているだけだが・・・。


MAZDA2は北米では・・・

CX-50はOEMだ!!の件は「眉唾」ではあるけど、半年後には判明していることなので、このブログに備忘録として残し、顛末をまた書きたいと思う。今回の国沢レビューは他にもMAZDA経営陣やファンを刺激するようなことがたくさん書かれている。MAZDA2の次期モデルが不明となっていて、歴代モデルが高く評価されてきた欧州市場でも当地の自動車行政の特殊なルールに対応するためトヨタOEMを導入することになっている。販売台数が増える要因に乏しいため廃止が濃厚だという。しかし国沢さんはここぞとばかりに余計なことを書いた。デミオはアメリカでは正規販売されていないのだけど、「アメリカの販売だって厳しい」と書いている。え?どういうこと?


久々の国沢さんネタは嬉しい

確かに2020年6月までは、メキシコのMAZDA関連工場で生産されたMAZDA2がトヨタブランド「ヤリス」としてOEM販売されていた。米国カーメディア「カーアンドドライバー」の評価はすこぶる高くトヨタブランドで唯一の5つ星を貰っていた。低価格モデルなので、NAFTAの域内生産で非関税車として北米市場にも導入されていたわけだが、トランプが実現させたUSMCAの発効により非関税対象から外れてしまい、OEM販売は解消された。もちろん最初から北米MAZDAではMAZDA2は導入されていない。この手の経営ネタは率先して書く国沢さんだから、この辺の事情はまるでわかっていないのかもしれない。嫌われるの覚悟で書く。テキトーなこと書くライターも悪いけどさ、その内容がすぐに見破れない最低限のリテラシーのない読者も問題だ・・・こんな国で国政選挙なんてやる意味あるの!?







2021年10月12日火曜日

MAZDAとカーメディアの関係修復は不可能!?




禊が済んでいない

もう10年くらい前からだろうか。一部のカーメディア編集部やAJAJ評論家とMAZDA経営陣の間に大きな溝が生じていた。それ以前からのMAZDAファンでカーメディアにも親しんできたという人は、毎月のように並ぶ胸糞悪いMAZDA叩き(日本車叩き)記事に辟易していた。このブログを書き始めたきっかけもまさにそれだった。大まかに当時のカーメディアの主説は、

「小排気量ターボ&多段化ミッションがどんどん進む時代に、MAZDAはいつまで旧態依然なクルマ作りをやっているんだ!?こんなことを続けている場合ではないことは明らかだ!!デザインの前にやることがたくさんあるだろう!!」

ってなもんだった。遅くとも2020年頃には、先進国市場のほとんどの車は「最先端」のダウンサイジングターボに置き換えられ、メルセデスやBMWは12速くらいの多段化に突入しているはずだと・・・。



無知なのか!?故意なのか!?

メルセデスやBMWの販売の過半数を占める横置きエンジンモデルはコスト低減のためDCTへと退行している。MAZDAでは全てのモデルで使っているトルコンATがコストの問題で上級グレードにしか導入できない(自社開発しない&メルケルの方針)。1.5Lまで排気量を下げたガソリンターボは2010年以前から存在したディーゼルターボの下に位置づけられるグレードに配備され、モジュラー化のコスト低減以外のメリットを見出せていない。カーメディアの主説とは、都合よくMAZDAを叩く方便でしかなかった。そんなカーメディアを見切れない読者の多くは、「給料が上がらない(クルマが高過ぎる)」鬱憤をカービューのコメント欄でぶちまけている。自分の頭で考えることを放棄しているのだから、これから先の人生で、詐欺にあうことはあっても所得が上がる可能性は限りなく低い・・・そんな現実が理解できていないのか!?




コミ障同士だから・・・

MAZDA陣営の方にも大いに問題はあったのだろう。過去の東京モーターショーでのインタビュー動画で元AJAJの伏木さんだったと思うが、ちょっとオラオラ感を出して上から目線でMAZDAの担当者に少々的外れな質問を浴びせていた。担当者の表情は引きつり、相手の質問の意味など解さないように素っ気ない返答で嫌悪感を露わにしていた。福野さんも「MAZDAの説明会」はマジでウザいとか書いていた気がする。もちろんインタビュアーであるAJAJさんの資質の問題だったり勉強不足だったりが招いたギクシャクであることは間違いないのだが、日本市場で圧倒的なシェアを誇るあのメーカーの担当者だと、見事なまでのコミュニケーション能力を発揮して、険悪な展開には滅多にならないだろう。インタビューでメーカー担当者に求められる最大の成果は何よりも「好感度」である。AJAJライターの資質や勉強不足などは十分想定の範囲内であり、事前の準備でうまく対応できるし、それができて初めて巨大メーカーの広報は務まる。あらゆる国内外のメーカーの試乗会から出禁を喰らっている福野さんや沢村さんも「トヨタだけは毎回誘ってくれる」と書いている。



ガチ過ぎる反論

カーメディアへの徹底した「塩対応」はMAZDAの戦略でもあるのだろう。前述のような小排気量ターボ&多段化ATでMAZDAへの批判が過熱していたのは2013年頃からだろうか。MAZDAも雑誌媒体のカーメディアとは別のルートで徹底交戦の姿勢を見せた。人見光男さんが2冊のエンジン技術本を刊行し、その中で「小排気量ターボの研究は80年代に目一杯やっている。ターボ過給のみでは負荷領域でのデメリットは解決できない。」とあっさり看過している。その頃に日産から発売されたノートの3気筒にはスーパーチャージャーが付けられていたが、同レベルの基礎研究は日本メーカーのほとんどですでにやり尽くされていたようだ。新型VWゴルフではマイルドハイブリッドが搭載され小排気量ターボのデメリット解決に動いている。1.5Lのライトサイジングターボ化やディーゼルのEGR化などを含め、VWは人見さんの技術本をよく読んで理解し、素直に実践しているとの噂だ(モーターファンイラストレーティッドより)。



マトモでしかない

MAZDAが2022年以降に発売する5車種のモデル名を発表した。どうやらカーメディアへの事前情報は全くなかった様子。まあカーメディアに情報を流すメリットなんてほぼないのかもしれない。読者のほとんどが高齢者なのだから、MAZDA2、CX-3、ロードスターなら流出させるけど、中型・大型のファミリー向けSUVばかりなのだから全く必要ない。新型車はOECD諸国の消費を支える、共稼ぎで夫婦揃って頭をフル回転させて所得を増やしている世帯年収1500万円以上がターゲットなのだから、雑誌媒体のカーメディアには全く広告料を払う必要はない。コメント欄には相変わらず「SUVはもういらない」と場外から無駄な野次がたくさん飛んでいる。余計なことは言わないでいいからBRZでも買ってろ!!



MAZDAの異常さ

数年前に刊行されたフェルディナント=ヤマグチさんのMAZDA本「仕事がうまくいく7つの鉄則」(タイトルと内容は全く異なり100%MAZDA本)の中で、すでに藤原清志さんのカーメディアに対する不信感はアリアリと感じられる。私のような単なるMAZDAファンが感じる鬱憤とは違い、当事者ゆえにその怒髪天な舌鋒は、上場企業を代表してインタビューを受ける役員のイメージとはかけ離れている。しかしあのインタビューを読んでMAZDAがもっと好きになった人も多いだろう。その矛先はカーメディアのみならず、予想外のところにまで及ぶ。1989年のユーノスロードスターの大ヒットは世界を変えた。MAZDAはロータスを手本に、モニュメントと言える名車を作り上げた。しかしその後に出てきた M社、B社、P社などの欧州のオープンスポーツカーは全部まとめて・・「ゴミ」だってさ。



もはや素人ブログと同レベル!?

その後フェルディナント=ヤマグチさんのネットのインタビュー連載で藤原さんが登場することがあった。その際にヤマグチさんが某大手カーメディアの編集長から質問を頼まれたと切り出す。即座に顔が曇り不機嫌になった藤原さんの様子まで克明に描写するヤマグチさんの脚色もあるのだろうけど、すでにこの頃にはカーメディアとMAZDAには絶対に歩み寄れない断絶があることが伺える。他のメーカーのようにメディア向け試乗会などは、他業種メーカーの「展示会」みたいなものだから淡々と開催するけども、経営幹部クラスがカーメディア連中と本音で意見交換することなどほぼないのだろう。大手カーメディアであってもMAZDAとは「音信不通」の状態。その関係修繕がままならぬ状態が続いた結果が、今回のデタラメな雑誌媒体のMAZDA報道と、MAZDA公式ページの発表の全く重ならない内容となり、読者の失笑を買っている。



同じ構造

メーカーにも読者にも信頼されていないカーメディアであっても生き残ってしまうのが、現代社会の面白いところだ。これはカーメディアに限った話ではなく、テレビや新聞などの旧来の大手メディアにも同じことが言える。スポンサー企業も視聴者もほぼほぼメディアを信頼していない。ニュースにしろ情報番組にしろ「偏向報道」は当然にあるものだとわかりきって見ている。番組の序盤ですぐにそれに気づき興ざめする。家族と一緒ならそのまま会話のネタに見てられるかもしれないが、一人でずっと見ていることはまずない。それでも視聴者の中には「不倫した芸能人」や「小室圭さん」がボコボコにされるのを見るのが楽しいという人もかなりいるらしい。同じように「MAZDA叩き」というエンターテイメントを楽しむ世代はまだまだ多く、彼らが揃って免許返上する迄の当分の間は、ベストカーやニューモデルマガジンXも細々と生き残るのかもしれない。



2020年9月22日火曜日

水野和敏氏 「最近のMAZDAのケツは全く魅力を感じない・・・」的なレビュー




ディーラー担当者も認める・・・

 水野和敏氏の某カーメディア連載における「CX-30及びスカイXへのあからさまな低評価レビュー」について他にも思うところがいくつかあったので書いてみる。前回は水野レビューがCX-30スカイXの「急所」をズバリと指摘していたことについて書いた。マツダにとっては痛恨だろうが、スカイXとミッションのマッチング不足は、開発を急いだこともあってかマイルドハイブリッドの発進加速に関しては洗練の域まで達していない。0-100km/hの加速性能に関してはマツダのユニットで随一だけどもマイルドハイブリッドの処理に関してはMAZDAディーラーの人も認めていた。


落とし穴

「ブランドとは何か?」なんて空虚なレビューを目にすることもあるけど、売る側の論理は付加価値による「差別化」であり、買う側のそれは「見栄」ではなく・・・「信頼」に過ぎない。MAZDAを選んでおけば、いつでも洗練された乗り味のクルマで快適にドライブできる・・・という「信頼」とそれに応える「差別化」が成立しているのだから「マツダのブランド力」には客観的に見て疑問の余地はない(アンチが主観的に否定するなら勝手にさせておけばいい)。「これなら間違いないだろう」という安心感にカネを払うユーザーがマツダは増えている・・・ただそれだけだ。どれくらいの「ブランド力」なのか? 日本市場の500万円を下回る価格帯でMAZDAは頭一つ抜けた存在であり、1000万円以下で見ても他にポルシェがあるくらいじゃないかと思う。


マツダはもっとできる

水野さんの指摘は「信頼」のMAZDAの足元を見事に掬っているかもしれない。ビーエムのZFミッションで満足してるレベル (マツダファンに言わせれば論外) のカーメディアでは全く感知できないかもしれないけど、スカイXのマイルドハイブリッドには「MAZDA水準に達していない」部分が感じられる(初期のディーゼルにも見られたけど)。先代アクセラにはTHSを搭載したモデルがあった。エンジニアが目一杯加工してアクセルとブレーキフィールを改善してHVとしてはかなり水準の高いものだったけどMAZDAファンからは無視された。そのアクセラHVに試乗して感動した某大手メーカーの社長が、主力HVの発売を1年延期してそのフィールをコピーしたのは有名な話だ。それくらいMAZDAのセンスは頭抜けている。それでも・・・価格的にMAZDA3のスカイX車と重なっているホンダ・インサイトは、実に緻密な日本メーカーらしいミッションの洗練を示しているのだから、水野さんの静かな指摘は決してズレていない。やはり開発の現場に居た人を騙すのは難しいのだろう・・・。



言い掛かり?デザイン批判

さらに水野さんが「強烈」に指摘していたのが2012年以降のいわゆる「MAEDAデザイン」に見られる趣味の不一致から来る不快感だった(あくまで水野さん個人の見解です)。「フロントが異様に長く、リアがあっさりしているスタイルは個人的に受け付けない」とのこと。確かに水野さんの代表作であるR35GT-Rは、リアフェンダーの張り出しからテールにかけての「塊感」がクルマのコンセプトを如実に表現していて、発売して間も無く大きな反響とともに世界のスーパースポーツのアイコンの一つに成り得た。R35のどこが一番好きですか?と訊かれればその圧倒的な動力性能と並んで、日産デザインとしては「白眉」とも言えるリアの造形の説得力だと思う。発売から13年余りが経過しデザイン面のマイナーチェンジが行われているけど、リアの躍動は2007年から不変だ。



リアへのこだわり

別に著書に具体的な話が出てくるわけではないけども、R35GT-Rの開発時に水野さんの脳裏には、同時期にホンダで開発されていて、リーマンショックにより幻に終わったNSX-Ⅱへの抜き差しならないほどに愛憎の渦巻く様々な想いだったのではないだろうか!? 世界的な成功を納めた1990年発売の初代NSXの見事なテールの造形は、日本を代表する高性能車を作ってきた水野氏にとっては最も衝撃を受けた一台だったかもしれない。全盛期のジャガーを彷彿させる「美しく速い」スーパースポーツを日本の量販メーカーがあっさり作ってしまった。初代NSXと同時期に発売されていた自身が手掛けたR32やR34のリアデザインとは明らかにレベルが違った。初代NSXの大成功に遅れをとった日産やトヨタ(レクサスLFA)がムキになったのもよくわかる。


佐藤洋一デザイナーのMAZDAが懐かしい

日産に入社する前から水野さんにはMAZDAへの強い憧れがあったことは著書にはっきりと書かれている。かつては日産と並んでモータースポーツの雄だったMAZDAが、スーパースポーツの開発から遠のき、ポップなSUVを乱発している姿にがっかりしているのかもしれない。本当の名車を作りたければこだわるべきはリアデザインだ。CX-30はスモールSUVとしてはうまく仕上げられていると思うけども、それでもかつてのマツダには世界最高と言っていいリアデザインを作り続けた佐藤洋一というデザイナー(RX-7・FD3SやGHアテンザセダン)の領域から見てしまうとちょっとどころじゃないくらいに物足りないかもしれない。佐藤洋一の名前も知らずにクルマのデザインを語るAJAJとヤフコメ・・・なになに?2012年からのマツダデザインは素晴らしいって!?(コイツは何もわかってない)


日産を震撼させるデザイン・・・

デザインの話なので絶対的な評価基準などあるはずもなく、それでもただただ一方的に辛辣にMAZDAデザインをレビューで批判することになった水野さんの深層心理を探ってみたい。あくまで想像の域を出ないことをご了承いただきたい。ズバリ結論を言ってしまおう。1992年に日産が発売した3代目レパードとして登場した「レパードJフェリー」のトラウマが水野さんの脳裏にははっきりあるのだろう。本当に失礼だけど、日本で発売された上級サルーンの中で最も「ネタ」的なデザインを纏っている。さっさと日本の路上から消えてくれ!!と日産関係者を悩ませただろう。水野さんが日産のエースとして活躍していた時期のクルマだけに、もう二度と前後のバランスが取れていないクルマなんて作るか!!と心に誓ったんじゃないだろうか!?確かに前田時代のMAZDAは前後バランスがやや微妙な気がしないでもない。




第7世代のMAZDAは・・・

同時期に開発されたMAZDA3と同じくCX-30は、インテリア&エクステリアのデザインで「新しい潮流」を世界に示したいというMAZDA開発陣の強い意志がそのまま製品化されている。どちらもリアシートに乗って見ればわかるけど、決して広くはないがちゃんと座れているのに、古のグランドツアラーのセカンドシートのような非日常な包まれ感が、昨今の乗用車とは一線を画している。A〜Cセグに群生する多くのメーカーのハッチバックスタイルの乗用車を全て出し抜いた大胆な構想だ。他のメーカーは市場全体(VWゴルフやルーテシア)を見て、恐る恐る無難に量販の乗用車を設計しているけど、MAZDAだけが大胆にやってしまった。そして狙い通り再び欧州市場に穴を開けた。


MAZDAとMINI

もしかしたら日本市場でも人気が再燃しているMINIが、MAZDA3&CX-30のコンセプトを決める上で大きなヒントになったかもしれない。トヨタ、VW、ホンダだけでなくメルセデスやBMWすらも「拾い」に行っている「発展途上国市場」でもシェアを奪えるコスト乗用車は、最低でもグローバルで200万台を超えたメーカーでないと開発するメリットはないようだ。MAZDAが明確に狙うのは、MINIのようなより付加価値の高いクルマが売れる市場なのだろう。日本でも1シリーズよりMINIクロスオーバーの方が、新車&中古での価格が圧倒的に高い逆転現象が起きているが、MAZDAに置き換えると「1シリーズ=旧世代までのアクセラ」、「MINIクロスオーバー=CX-30」そんな方針転換の構図を感じてしまう。


評価基準・・・

ゴルフ、フォーカス、カローラスポーツ、シビック、Aクラス、V40といったCセグハッチバックの各モデルは細部において違いはあるのだけども、「ゴルフ的でシビック的でカローラスポーツ的」な横並びから脱し切れていない。そんな「差別化」が不十分なCセグ乗用車はMAZDAやMINIにとってはブランディング上では不要なのだろう。MAZDA3に対してインプレッサやカローラスポーツを比較対象にして「Cセグハッチのルールが守られていない!!」みたいな的外れなレビューを日本のAJAJは垂れ流し続けた。マツダにとっては大きなお世話以外の何物でもない。イギリスの本家AUTO CARは、MAZDA3とカローラスポーツは全く別のクルマであり、それぞれに評価されるべきだ!!と大人な評価を下していたのが印象的だった。



目を覚ませ!!普通のCセグは要らない・・・

ごくごく平均的なCセグハッチが欲しいならゴルフやらカローラスポーツを買えばいいわけで、それでは満足しないユーザーがMAZDAやMINIに流れてくる・・・という非常に健全な構図に何の文句があるのだろうか!? 結果として「差別化」と「信頼」を求めて少なくない人々が、MAZDAとMINIに少々割高な本体代金を払っている。販売も伸びている。そしてユーザーレビューを眺める限りはどちらも顧客満足度は果てしなく高い(全メーカーでトップ!?)。


レビューという名のマウンティング

そもそも還暦を超えつつあるAJAJのオッサンライター達は、そもそもCセグハッチバックなど興味はないだろう。興味のない人が無責任なレビューを書いているとしたら、カーメディアの本来の役割であるはずのクルマ文化の興隆どころか、果てしなくマイナスな影響を与えているのではないか!?とすら思う。私もCセグハッチバックには特別な感情を持たない部類のクルマ好きなので、どこか上から目線になってしまう部分もあるかもしれないが、それでもブレークスルーを果たそうとするメーカー開発者の創意工夫には敬意を持っている。MAZDAやMINIの他社を上回るための豊富なアイディアは、たとえ自分が購入をしないにしてもフラットな視点で評価したくなるのがクルマ好きってものではないだろうか。若者がAJAJレビューを読まない理由ってこんなところじゃないかと思う・・・。


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次回予告・沢村慎太朗さんが最新刊で全BMWファンに喧嘩を売っている件について・・・

2020年8月28日金曜日

水野和敏氏 「MAZDAだけは絶対に許さん!! CX-30もスカイXも無価値!!」みたいなレビュー・・・

相変わらずのベストカー?

水野さんがドイツで根強い人気のMAZDAと三菱のモデルを並べて「ボロクソ評価をしている」とかわざわざタレ込んでくる人がいた。もういいじゃんベストカーなんて誰も信用してないんだからさ・・・。カーメディアやヤフコメの素人が何を騒ごうが、この5年余りの間にトヨタとVWが広島メーカーをお手本にグループ全体の方針を大きく変えたことは否定できない事であるし。しかし読んでみて「なるほど」と唸らされた。コアなMAZDAファンなら水野氏のレビューの意味がわかるはず。


孤高のMAZDA

MAZDAファンとしてトヨタやVW の方針に影響を与えたことを「誇らしい」なんて思ったことは一度もない。トヨタやVWがMAZDAをお手本にしようがしまいが、クルマ好きのカーライフには特段に何も関係がないことだ。おそらくMAZDAの真似をしたプラットフォームやライト・サイジング・エンジンを設計しようとも、MAZDAフラッグシップ群の「世界の頂点」を自負する領域には近づけないだろう。トヨタやVWのクルマが決して悪い訳ではない(むしろ良くできている方だ)。メル◯デス、B◯W、ボ◯ボなどの最近のモデルに顕著な理解不能なレベルのシャクリに比べれば見事なクラフトマンシップを見せているとすら思う。しかしこの両者がMAZDAの領域には辿りつけない理由はいくつもある。


まさかの弱点発覚・・・

MAZDAが全モデルに残している自然吸気エンジンにトルコンATを組み合わせたユニットは、仕上げの完成度において他社モデルを圧倒するのに貢献している。ちょっと乱暴かもしれないけど「ユニットの選択」ですでに勝負ありだ。レクサスISの3種類のユニットを比べれば自然吸気の圧倒的なマナーの良さはわかる。しかしそんなMAZDAに冷や水を浴びせるように、水野さんのレビューの中では、ツインチャージャーのスカイXゆえに動き出しに見られる「MAZDAらしくない」ちょっとした隙を、見逃されずズバっと突かれている。自然吸気&6ATならば・・・MAZDAアンチがグウの音も出ないくらいに上品な挙動と重量バランスの良さが際立っているし、2.2Lのディーゼルターボとの組み合わせもかなり洗練されている。それに対してまだまだスカイXと6ATのマッチングには課題があるのだろうけど、それでもクリープ無しにはまともにゼロ発進できないZF社のATを使っている某プレミアムブランドよりはずっとマシかと思うが・・・。


MAZDAの武器

グローバルで年産150万台ほどのMAZDAは、大手に対抗するためにフラッグシップ群を中心に「精度」を高く維持するクルマ作りを第5世代から継続して行っている。もちろん生産方式もトヨタやVWとは全く異なる。日産の上三川工場と並んで「クラフト&混流」の熟練工を必要とする特殊ライン生産になっている。かつて水野さんが「常識はずれの〜」とかいう著書で自画自賛していたGT-Rをラインで作ってしまう荒技がこれだ。おそらく大手のトヨタやVWがこの方式を全面的に取り入れることは不可能だと思われる。レクサスやポルシェではやるだろうけどさ。


上三川がお手本!? 

カルロス=ゴーンによって東京・武蔵村山から高級車の生産ラインだけを移管された栃木・上三川工場は、水野さんのクルマ作りにおいては欠かせない場所だっただろうし、日本でもオンリーワンの設備であり、GT-Rのようなスーパースポーツを日本で開発・生産してしまう常人離れしたバイタリティも疑問の余地なく素晴らしいことだ。それに影響を受けたであろうMAZDAが防府工場で「日本でのみ可能なハイクオリティなクルマ作り」をしているのだから、水野さんにはもっと温かいレビューを期待したいけども・・・。


AJAJの「的外れ批判」とは違う!!

それにしても切れ味が鋭い。現在のMAZDAが抱える「ダークサイド」を見事に暗示している。MAZDAに対する厳しいレビューはAJAJのライターがいくらでも書いているのだけども、水野さんの「偽りのない」レビューには一面の真実が浮き出てくる。国沢光宏や渡辺陽一郎といったAJAJのレビューには残念ながら「偽りしかない」。AJAJの連中はMAZDAを指名買いする人が当たり前にわかっているMAZDA車の長所すら全く理解できていないようなレビューを平気で書く。


地雷

「日米欧のNCAPでトップ」「自社設計かつ世界最高のミッション」「自然吸気の美点」「世界最高の静粛性」「世界最高の直進安定性」など他社との差別化はあちらこちらに仕掛けられているのがMAZDA車だけど、そんな地雷を次々を起爆させガタガタでスカスカで全く的外れなMAZDA批判を展開するAJAJレビューに昨年はウンザリさせられた。余談だけど、ちょっと前に渡辺陽一郎がウェブメディアのレビューでホンダ・アコードの安全性に疑問を呈しているのには笑っちまった。そもそもアコードの安全性がダメだったら日本で走っているクルマのほぼ全てがダメってことになるだろうに・・・。


水野レビューの真意

しかし今回の水野さんの「MAZDA批判レビュー」は見事なまでに地雷を回避している。そもそもCX-30はフラッグシップ群ではない。言い方は悪いけど、MAZDAがトヨタやVWに近い感覚で原価・工程をギリギリまで絞っている「利益改善モデル」だ。もちろん世代による理由もあるだろうけど、スカイXはなぜ非フラッグシップから先に搭載されたのだろう!?もしかしたら、水野さんがさらっと指摘したスカイXにおけるクラッチとのマッチング不足から、MAZDA陣営はフラッグシップ群への搭載を意図的に見送っているのかもしれない。「練度不足のものはフラッグシップには使わない」確かにそんなコダワリこそがトヨタやVWとの大きな違いだと思うが、水野さんが本当に言いたいのは、(自身が日産で最後に関わった)上三川のHV用ミッションは最初から完成度が高かった!!ってことなのかもしれない。「MAZDAよ!!もっと頑張れ!!」って意味もあるのだろう。


水野さんに言われなくても・・・

CX-5は日本以外の市場では自然吸気エンジン一本にも関わらず、グローバルで年産40万台を積み上げた。クルマの価値がよくわかっているアメリカや中国でシェアを奪った。「日本車はスゴイ」「ホンダはスゴイ」ってのは、そもそもアメリカ人が言い出したこと。リーマンショック後のMAZDAの再びの奇跡は、クルマ好きが諸手を挙げて歓迎すべき快挙だったけども、その先に待っていた新世代の「非フラッグシップモデル」に対して水野さんは苦言を呈したかったのかもしれない。これは国沢や渡辺のような完全に論点がズレていて的外れだった「ネガティブキャンペーン」とは意味合いが全く違う。MAZDA首脳陣もさぞかし耳が痛かっただろう。MAZDA3&CX-30とスカイXには、水野さんに言われるまでもなく、コアなMAZDA好きでも安易には手を出さない難点が健在している。やはりMAZDAを買うならフラッグシップ群・・・。







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2020年1月28日火曜日

国沢光宏「RAV4はデザイン以外で全てCX-5を上回っている」について


マツダ叩き=通常運転
前回に続きの内容ですが、2019年の最終ベストカーの中で、国沢光宏氏のコメントにおいてタイトルにあるようなことが書かれていました。当然ながらCX-5オーナーは全く納得できないでしょうし、RAV4オーナーは「よく言った!!」と歓迎モード(?)かもしれません。2019年はビックリなくらいに執拗にマツダへ悪辣なことが書き続けていたので、今更に何も思うところはないですし、このコメントの意図することなんでどーでもいい。ただ一つハッキリしていることは、これが彼の仕事ということだけです。


ステマが批判されているが
アマゾンで星5つのレビューを書くと商品が割引になるという悪質な取引が問題となっていますが、匿名のアマゾンレビュアーのステマはダメだけども、プロの評論家なら許される!?日本のマスコミなんて多かれ少なかれ「国沢」みたいなものなんだから、アマゾンのステマを批判する資格なんてなさそうだけども・・・。


トヨタ&小型欧州ブランドに乗る人は・・・
個人的なことですが、2020年になってからはベストカー及び他の自動車雑誌の全ての購入をやめてみました。優秀な自動車評論家が雑誌媒体から消えていて、さらに編集部の残った人材も酷いようで誌面のくだらなさが2019年は一層強まった。特に読みたい連載もない。国沢及びベストカーがやたらと精を出している「トヨタ推し」「欧州車推し」の結果かどうかわからないですけど、私のブログで「発狂気味」にコメントを残す人がしばしば出てくるのがうっとおしいことこの上ない。


バカのパターン
もちろんブログの書き方にも大いに原因があるでしょう。現行のトヨタ車ユーザーとCセグ以下の欧州メーカー車に乗っている人が私のブログを読んだところで絶望しか感じないでしょうから。失礼ですがそれらのモデルのユーザーさんってクルマのことあれこれと何も考えたこと無いんじゃねーの!?ってバカにしています。そんな連中から寄せられるコメントはとにかく「的外れ」で「知識不足」なんですよ。だからトヨタ&A〜Cセグの輸入ブランドを選ぶんでしょうけど、具体的な反論もなく、ほぼほぼ無意味なコメントが多い。偏見と言われるかもしれないが、これまでにトゥインゴ、フォーカス、ゴルフ、ポロGTI、Aクラス、BMW(車種不明だがキレ方から5er未満)、フランス車(車種不明)などなど様々なヤバいコメンテーターがやって来ました(全員ボコボコにしましたけど)。



↓馬鹿過ぎて絶望的な気分になるので見ない方がいいですけど、一応は例として挙げて起きます。


トゥインゴ乗りのヤバい人


フランス車とポロのヤバい人(二匹釣れた)

BMW乗りのガチでヤバい人



2度とクルマブログには近づかない方がいい人々
アルファロメオ・ジュリエッタやメルセデスA、CLA、GLA、Bクラスに乗っている人は、まさか自分のクルマの基本設計を行なっているのが三菱だとは知らない(だから買う)。ルノー・トゥインゴのユーザーも、設計が元々は三菱iミーブだということを知らない。RRだから違うと思っている(上のトゥインゴ乗りが誇らしげに語るルノーの非直噴ターボとはIHIが得意な軽ターボと同じもの)。国沢は「MAZDA3のリアサスはTB」であることは何度も書くけど、輸入ブランドについては「大事なこと」は教えない。普通は買う前に調べるものだけど、見聞きしたものだけが全ての世界で生きているだけの人間にはそれが当たり前ではないようだ。選んでしまって後悔している人々の叫びなんて同情の余地はないし、そういう連中に限っては素人が書くブログを「嘘」だと断定して、現実逃避をした上でメチャクチャな言葉を浴びせてくる。そもそも自分の見識や判断に自信があるのなら、コメントでわざわざ相手の人格を否定するなどの罵倒をする必要などないはずだ。


クルマブログ=愛車を語り尽くせる人々の場所
まあ気持ちはわからないでもないです。国沢とかベストカーにノセられて「トヨタ」や「小型輸入車」を買ってしまったけど、どっかの若造が書いている素人ブログで愛車がグウの音も出ないくらいにケチョンケチョンに書かれていたら、そりゃ悪態の一つでもコメントしたくなる。しかし怒りをぶつけるべきは、私ではなく、国沢でありベストカーでありトヨタや輸入車のディーラーマンであり、何より愚かな自分自身へ向けられるべきです。なんでクルマの真理を追求しているだけの「善良」な自動車ブログが被害に遭わなければならないのだろう。まあブログを書く以上は覚悟はしているけどさ・・・。


自動車雑誌が捨てたポリシー
国沢光宏をはじめメインストリームで活躍する自動車評論家は10年くらい前には声を合わせてCVTを否定していたようだが、今では日本COTYで平気でCVT車に10点を入れるようになった。彼らは趣味で好きなクルマに乗って好きにブログを書いている素人とは立場が違って、いろいろな「不都合」があるんだろうけど、それでもポリシーってのは簡単に曲げてはいけない。あれだけCVTを批判し、DCTを絶賛していた連中の主張の根拠ってなんだったんだろう。VWもPSAもルノーもそうだけどさ、SMT&DCTに未来なんてないって乗った瞬間にわかりそうなもんだけどな。普段からMAZDAのATに乗ってたら論外だってすぐにわかる。トヨタのCVTも同じだけど。


マツダとトヨタの非対称性
マツダユーザーとトヨタユーザーは対等ではない。マツダに乗っている人の多くはトヨタでは納得ができないのが理由だ。つまりトヨタ車に何度も乗ったことがある。それに対してトヨタユーザーはマツダの乗り味なんて全く知らないって人が多いと思う。偏見と言われるかもしれないが、マツダユーザーの自動車レビューは信用ができるし、トヨタユーザーのクルマ観なんて聞く価値などほとんどないと思っている。そりゃトヨタユーザーならBMWやメルセデスがさぞかしいいクルマに感じるでしょうけど、マツダユーザーからしてみたら、ちょっと不遜かもしれないが「は?何これ?壊れてるの?」って感じの手応えしかなかったりする。


国沢発言の好意的解釈
「RAV4はデザイン以外で全てCX-5を上回っている」というレビューの趣旨も、まあつまりは「デザイン」の中にはエクステリア、インテリアだけでなく、静粛性、ハンドリング、ミッション、ペダル、加速性能、衝突安全性(EURONCAP)、最大トルク、経済性(HV燃費伸びません)、シートの出来など広範な内容が含まれているってことなんだと思う(これらは単純にCX-5の方が上)。ベストカーを楽しむ人は「国沢言語」を理解できないといけないのだけど、全くわかってない人(自分で考えようとしない人)も一定割合はいるので、本当にRAV4の方がいいクルマだと思い込んでしまう人も当然出てくる。そして私のブログを見て発狂するんだろうけど・・・。


老人が老人のために書く老々雑誌=ベストカー
ブログのネタという意味でもクルマ雑誌を買ってきましたが、2019年の後半くらいからはなんだか、いちいちブログでイジるのも億劫になってきた。老人が老人のために書いているクルマ雑誌ですからいちいち揚げ足をとるのもなんだか気が引ける。2020年も遠慮することなく楽しくMAZDAをディスればいい。「RAV4よりもラブホに向いているCX-5」とかさ。さっきも書いたけど、ここ数年のクルマ雑誌って「理念」や「哲学」がないです。30年前を尺度としたジジイの見解に、もはや正義なんてないと福野さんも沢村さんも口を揃えて言っている。10年前のカーメディアの正義があったとは言わないけども、当時は「HV」「CVT」「アメリカ設計」を完全にバカにしていたカーメディアが、これらを全て備えたRAV4を日本COTYに選んだわけです。10年前が嘘なのか?それとも今が嘘なのか!?


違和感
カーメディアがとても残念なのは、「欲しいクルマがない」と訴える人を納得させるクルマがなかなか出てこない状況は変わってないのに、(マツダ以外には)特に辛辣になるでもなく、CVTだろうが差別することなくマイルドに評価するようになってしまったこと。書いてる人間が「終わった人」ばっかりなせいだろうか?徳大寺有恒さんのように「このクルマで人生が変わった!!」と若い人にも伝わるように書く人はいない。人生の喜びと高い次元で結びつく体験こそがカーライフを豊かにする要素なんだけど、今時のベストカーは「つまらないオッサン」がどーでもいい価値観=「カローラもMAZDA3も安物だから私ら世代には響きません!!」を晒しているだけだ。それって書く意味あるの?これはレビューではなく自己紹介ですか!?


ズレてる
クルマ雑誌はそれなりに必死で現行モデルを盛り上げようとしているのかもしれないけどさ、ちょっとばかり話題になっている「GRヤリス」、あれは結局のところ人生のイベントがほとんど終わってしまった人向けのクルマ!?に着地してしまっている。乗ってる分には楽しいだろうけど、そのクルマを手に入れれた後のライフスタイルがなかなか見えてこない(NDロードスターにも同じことが言えるが)。若い世代はそんなものにお金を使う人は少なくなってきた。人生を豊かにできるエクスペリエンスは他にもたくさんあるのだから。


クルマの定義
ひと昔前の「ラブホの定番車」と言えばレクサス、メルセデス、BMW、アウディだったけども、今時の「不倫ごっこ」が大好きなオッさんたちにはマツダ(のSUV)が人気なようだ。クルマでホテルにエスコートという考えが、失礼だけどいかにも広島のメーカーらしいのかも。広島といえば雨が少ないからロードスターを作るし、信号も少ないからCVTは使わないし、藤原さんが言ってたけどさ、狭くて路面状況もイマイチなところが多いから、SUVにもMTを用意するんだってさ。ここまでは極めて必然性に溢れた理性的な設計なんだけど、やはりデザインが一人歩きしているよな。ロードサイドのラブホへスマートにエスコートできる雰囲気のあるデザイン。とりあえず「ライフスタイルを演出する」ブランドのコンセプトにブレはないように思える。「モテるクルマ!!」って言って売ればいいさ・・・。


シルバーなカーメディア&マスメディアが若者を駆逐する
間違っていたら申しわけないけど、60歳を超えている国沢にとっては、そんなマツダの描いたコンセプトなど全く白々しく映るのかもしれない。それに引き換えトヨタ、日産、ホンダの現行モデルはなんでこんなにステレオタイプなんだろう。日本市場に専用モデルを作って顔も変えているわけだから、とりあえずターゲットは50歳以上なのは仕方がないのか・・・。「終活のクルマ」ってのを研究しているのだろうか!?そんなセンスの欠如した売り方してれば、若者は無理してでもベントレーやランボルギーニなど買うのも無理はない。


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↓読後にマツダへの愛情が一気に半減する駄作。マツダ社員だからといって全てが優秀なわけではないんだな。老害はマツダの邪魔をするな!!




2019年11月21日木曜日

日本COTY 「MAZDA3」戴冠を防ぐためアンチMAZDA評論家は団結せよ!!

やる前から結果が見えている・・・
2019-2020「日本カーオブザイヤー」の最終候補10台が発表された。「タント/タントカスタム」「カローラ/カローラツーリング」「RAV4」「デイズ/ekクロス/ekワゴン」「N-WGN/N-WGN Custom」「MAZDA3」「3シリーズセダン」「I-PACE」「ラングラー」「Aクラス」の10台だそうだ。これを60人の審査員が最終審査して12月に優勝が決まるスケジュールとなっている。


まさかの軽自動車3台
今回は最終候補に軽自動車が3台もノミネートされていて、今までの日本COTYとは完全に意味合いが変わってしまっている。選べれた3台の軽自動車はいずれも初代&2代目N-BOXの全く衰える気配すらないロングヒット(2012-2013の日本COTYの最終候補になるも60人の審査員から徹底無視された)を受けての「フォロワー」として出てきたモデル。10年くらい前に「国民車」の地位を巡って白熱していた「ノア/ヴォクシー」「セレナ」「ステップワゴン」のファミリーミニバンの争いが、「令和」になってすっかりと軽自動車へジャンルを変えて大手3社が争っている。日本市場の需要を素直に感じ取るならばこの3台によるトップ争いが妥当なのだろうけど、まだ時期尚早かもしれない。審査員の顔ぶれを考えると今年の時点でこの3台で決着する可能性は極めて低そうだ。


全く論外な普通車4台
審査員が従来通り軽自動車を徹底無視するならば、やはり誰の目にも盛り上がりに欠ける。MCされたスカイラインはともかく、スープラやプジョー508が最終候補に残れなかったのはちょっと悲しい。なんとか10ベストカーに残った普通車組も地味なメンバーだ。プジョー3008をパクったデザインが特徴的でしかない「RAV4」と、ホンダやマツダが10年以上前に争ったトレンドを今更に取り入れて日本市場で売り始めた「カローラ」。M&Aで「略奪」した三菱シャシーを使い回す「Aクラス」。日本市場向けだけわざわざエンジンを更新しないで嫌がらせのようなグレード設定をしている「3シリーズ」。揃いも揃ってカスばっかりだな・・・。


「日本のMAZDA3」VS「世界のI-PACE」
実質的に「最先端技術」といえる新しい趣向で登場しているのは「MAZDA3」と世界中であれこれ受賞していて日本では全く売れてないけど無視できなかった「I-PACE」のみ(しかも使用されるシャシーは旧マツダの設計を改良したもの)。ジムニーのようなこだわりと個性を保つという意味で「ラングラー」は歓迎すべきノミネートだと思うが・・・「最先端」で、市場へのある程度の影響力を考えると「MAZDA3」の一択という状況になっている。




審査員のアンチマツダ度は非常に高い!!
しかし60人の審査員の中にかなりの数の「アンチマツダ派」が入っている。特に2019年の初頭から「ベストカー」だけはマツダに対して執拗なまでに敵対的な記事を繰り返している。先日もフェルディナント=ヤマグチ氏のインタビューにマツダの藤原さんが応じていて、冒頭で「ベストカーの編集長から強く藤原さんのインタビューをやってくれとリクエストされた」とヤマグチ氏が伝えたところ、藤原さんが「は?なんでベストカーの編集長が・・・」と不快感とも取れるリアクションがあったけど、マツダの現場はベストカーの挑発に対してかなり頭にきているのだろう。



この4人の投票は見ものだ・・・
今のベストカーの主筆とも言える、国沢光宏、渡辺陽一郎、鈴木直也、岡本幸一郎の4人に関しては、今年のレビューとの生合成を考えて、もはやMAZDA3には「1点」すらも入れるのは難しいだろう。国沢と岡本は仲良くMAZDA3を日本メーカーのCセグでどちらも最下位に位置付けて居た。マツダもこれほどまでに完全にアンフェアな対応を繰り返す審査員が4人も含めれている状況にキレてもいいんじゃない?一部の審査員の無礼極まるレビューに抗議の意を込めて今年の日本COTYを最終段階で辞退したら面白いかもしれない(盛り上がるよ!!)。さてさて当の4人は、この10ベストカーのシラけた面子を見てかなり動揺していることだろう。今更に「MAZDA3を0点にしたら、ステマ評論家のレッテルを貼られるかも?」とか心配する必要はないですよー。すでにベストカー読者のほとんどがそう思っているから・・・。


審査員が「臭う」
MAZDA3の戴冠をどうしても阻止したいのなら、この4人はどこに10点を入れるか綿密に計画して他の審査員にも十分に根回しをした方がいい。とりあえずMAZDAが大嫌いであることは間違いない斎藤慎輔の他に、清水和夫、石井昌道、石川真禧照、片岡秀明、金子浩久、川島茂雄、木下隆之、テリー伊藤、御堀直嗣、山田弘樹・・・本当に失礼だけど、超絶にセンスがダサい15人のアンチマツダが徒党を組めば、BMW3シリーズに150点を集めることができる。さらに「アンチマツダ」ではなさそうだけど、青山ナオキ、安東弘樹、石川芳雄、大谷達也、九島辰也、五味康隆、島下泰久、西川淳、萩原秀輝、ピーターライオン、ピストン西沢、松田秀士、松任谷正隆、山内一典、山本シンヤの15人もなんだか消去法でBMW3シリーズに10点を入れそうな予感がある。


MAZDA3に「10点」を入れるのは誰!?
この30人が「見えない連帯感」で繋がり300点を3シリーズにプレゼントし、アンチマツダ派の15人がMAZDA3を「0点」にすれば、3シリーズがBMW初の日本COTY戴冠となりそうだ。残りの30人のうちにはトヨタの息のかかった怪しい人もいるだろうし、頭が弱くて世界のトレンドに流されてI-PACEに投じる人もいるだろう(太田哲也、小沢コージなど)。MAZDA3に確実に「10点」を入れるだろう人は少ない。岡崎五朗、河口まなぶ、島崎七生人、千葉匠、森口将之くらいだろうか。そして案外に女性評論家からは「10点」は期待できないかもしれない。


単行本すら出せない60人の審査員の価値
どんな結果だろうがどーでもいい。少なくとも審査員として名前を連ねている評論家の意見なんてどーでもいい。福野礼一郎や沢村慎太朗のように定期的にレビュー集を単行本として発売できるくらい、自動車好きから熱く支持されている御仁こそが、本物の評論家であり、その意見に耳をかたむける価値がある。単行本となり多くの人の本棚に保管されるくらいの価値のあるレビューを書く御仁は軽々しくマツダをディスったりはできない。ヤフコメで吠えてる世間知らずなオッサンと同レベルの意見をベストカーのレビューで書き散らす軽薄な連中は、東スポやゲンダイのゴシップ記事のノリで面白おかしくやっているだけだ。そんな連中を平気で使っているベストカーをマツダの藤原さんが蔑視するのも無理はない。


MAZDAは来年から参加を取りやめろ!!
初代CX-5が受賞した2012-2013年度以降、ノミネート車がなかった2016-2017年度以外は全ての年でマツダ車が受賞すべきだった(実際は3回だけ)。小沢コージがVWグループによる大規模買収をゲロってしまった2013-2014のVWゴルフ500点超えの異常事態によって、WCOTYで快進撃を見せたアテンザの戴冠は阻まれた。他の年度にも言えるけど直前にRJCをマツダ車が受賞するので、意図的に避けられたという意味もあるのだろうけど。過去2年もボルボが制しているけど、元をたどればマツダが設計したシャシーをベースに開発されたクルマだ。審査員にはちょっと同情するけど、もはや日本COTYにおいて「マツダ」は出てはいけないメーカーなのかもしれない。対峙するトヨタ車などの中身を考えればもはや「反則」のレベルと言える。さあ30人のオッサン達よ立ち上がれ!!もう自棄っぱちでみんなで3シリーズに「10点」を入れ、MAZDA3に「NO!!」を突きつけるのだ・・・。






2019年7月17日水曜日

国沢光宏、鈴木直也、渡辺陽一郎 が口を揃えて「MAZDA3よりVWゴルフ」のカラクリ・・・







MAZDA3は素晴らしい「意味」を持っている
 別にMAZDA3が絶対的な存在とまでは全然思ってないですけども、日本市場向けのやっつけ感が満載な各ブランドのCセグの悲惨な現状を考えたら、もの凄く「前向き」なプロダクトだとは思う。先代のアクセラも含めての話だけども、果たして作っているメーカーの役員は自社のCセグを愛車に使おうと思うのだろうか!? クルマが好きな人々にとってのジャッジはシビアで、そのメーカーの役員がまず乗らないクルマ・・・という時点で、反応はかなり冷ややかになる、いや決定的かもしれない。プリウスという「実用車の鬼」に完全に市場をジャックされ、Cセグをリードしてきたシビックが9代目で日本から離脱した瞬間に日本におけるCセグの存在意義は無くなった。実用性で優位に立てずに、そのメーカーの偉い人も買わないクルマ・・・そんなクルマには価値などない。


どのCセグも超えられなかった壁を突き抜けた!?
MAZDA3は、そんなここ10年ほどのCセグが抱える本質的な欠陥に対して勇気を持って挑んだと思う。MAZDAの役員クラス、例えば前田さんとか藤原さんが乗っていても特に変じゃない。デザインも機能性においても、特に選ぶ人の人格を阻害しないレベルの仕上がりであるし、上級モデルではなくMAZDA3にスカイアクティブXを搭載してきた辺りもCセグに特別な意味を持たせようをいう熱い姿勢が伝わる。スカイX搭載モデルは、シビックtypeRやゴルフGTIとはまた違った世界観が与えられているはず。うまくいくかどうかはわからないけども、マツダがやろうとしている事はとてもよくわかるし、一言で片付ければとにかく「胸を張って乗れるCセグを作った!!」という事だと思う。レクサスCTやレクサスUXのなかなか侮れない存在感に近いかな!?


ライターとメーカーが協力する時代
MBという男性ファッションを発信するコーディネーターがいる。豊富な知識やキュレーションしたファッション情報をわかりやすく多忙なユーザーに伝える能力に優れ、Webページ、動画、単行本など様々なメディアを股にかけて活躍している。ご存知の方も多いと思うが、この人は日本最大のアパレルメーカーの製品を熱心に紹介することで有名だ。おそらくなんらかのアドバイザー契約が存在するのだろう。自動車ライターも大まかに言ってしまえばこのMB氏と同じような仕事だ。特にベストカーの国沢、渡辺、鈴木トリオは揃って同じ意味のことを書いていたりするので、3人合わせてのセット価格あるいはバーター契約なのかもしれない。


ゴリ押し合戦も楽しいかも
誰もが暇になればスマホを取り出して情報に触れる時代だから、MAZDAもニュースステーションでCMを流すのと同じくらい河口まなぶ氏に投資してウェブ広告にも力を入れている。自動車ライターそれぞれが契約しているメーカーの看板を背負って活動するってのも面白いかもしれない。MAZDA=河口、トヨタ&VW=国沢(バーターで渡辺&鈴木)。どっちが売れるのか!?MAZDA3とカローラスポーツ、CX-5と RAV4、CX-30とC-HR。MAZDAが躍進したら河口の勝ち、MAZDAがコケたら国沢の勝ち。


リテラシー
河口まなぶ氏のMAZDA3レビューのコメント欄には「提灯記事はいらねー」みたいなキツイことがたくさん書いてありますけど、読む側のリテラシーの問題だと思う。MB氏のファッション記事を読んでいても、実際にその商品の素材だったりデザインだったりを自分で総合的に判断できる能力がなければ、ウェブ記事なんて読めば読むほどカモにされるだろう。「今回はいいこと言ってるな」って時に大いに参考にしたりはするけども、書いてあることを片っ端から真に受けて、載っているアイテムを全部買ってしまう人は多少は痛い目に遭ってリテラシーを身につける勉強代にすべきだ。しかしMB氏の本に書いてある通りに服を揃えれば、どんなダサいオッサンでもかなりカッコよく見えるようになる。よっぽど頭髪や体型に問題がなければ・・・。


正直レビューは好感度が上がる
MBレビューは、某有名アパレルメーカーを思いっきりゴリ押ししてくるけども、書いてある内容はかなり誠実だ。河口まなぶ氏のレビューもこのMB氏に近いスタイルかも。マツダをとても誠実に褒めている。褒めるところが全くなかったら、この人はさすがに「ダメだ!!」って言うだろう。福野礼一郎、沢村慎太朗、水野和敏クラスの知性があれば、全く取り柄がないクルマでも、まるで開発者の真心がこもった素晴らしい設計であるかのように読者を洗脳するくらいのレトリックがあるけど、失礼ながら河口さんにそこまでの芸当はできない(と思う)。とにかくMB氏も河口氏もそれぞれが契約しているメーカーの製品の良さを比較的に素直に感じたままに表現していてとても好感が持てる。


正直になれない還暦
さて問題は国沢チームの方だ。自らが契約している(と思われる)トヨタやVWの製品を素直に褒めればいいじゃん。やることをはとてもシンプルなはずなんだけど、いちいち褒めるポイントをアレコレと考えるのが面倒なんだろう。別にトヨタやVWのクルマが欲しいわけでもないし、買う気もさらさらないだろう。それでもプロである、トヨタやVWを買うユーザーの気持ちになりきって、それぞれのクルマの良いところを感性の赴くままに書ききればいいだけの話なのだが、還暦にもなるとそんなレビューの基本すらできなくなるらしい。結果的にトヨタとVWが売れればいいわけで、その存在を脅かすメーカーを叩き潰すレビューを書く方が楽なんだろうな。


若手は賞賛レビュー、還暦は批判レビューが得意!?
国沢光宏はカートップとベストカーでかれこれ数ヶ月連続でMAZDAをディスり続けている。どうやらアンチMAZDAのカリスマになりたいようだ(独特のポジション見つけたな)。MB氏も河口氏もライバル社の製品をレビューで叩き潰すなんてことはまずしない。個人個人のコンプライアンス基準が違うからだろう。別に国沢、鈴木直也、渡辺陽一郎だけが他社を批判するレビューを書いているわけではなく、ニューモデルマガジンXでも同じようなオッサンライターが活躍中だ。こちらはまだMAZDA3への中傷を意図したレビューはないけど、度々VWを持ち上げるためにライバルとなる日本メーカー車を批判する手法を多用する。


国沢の策謀
「VW、国沢、日本メーカー批判」が揃うと、ちょっと前に騒がれた疑獄事件が思い出されるが、AJAJの尽力により真相は完全に闇の中だ。再びVWからの内密な依頼があるかのような雰囲気を出してはいるが、おそらく国沢の自作自演だと思われる。理由は2つあって、1つは黒い噂を完全に抹殺するためにワザと日本メーカーへの中傷レビューを書き、国沢は普段から日本メーカーには非常に辛口なスタンスなんだということをアピール。かつての「スズキ批判」疑惑は根も葉もないことで、中傷レビューは国沢にとって「通常運転」だとアピールしたいのだろう。


黒い交際
2つ目の理由は、VWも国沢にリスクが大きい仕事を再び頼むほど馬鹿じゃないと思うから。いずれにせよ今のフォルクスワーゲンが悪に手を染める可能性は低いだろう。おそらくトヨタはともかくVWと国沢の間に現在は「黒い交際」はないと思われる。それなのに再びベストカーで「MAZDA3はVWゴルフに及ばない!!」と宣言したのだろうか!?先月のカートップでは「MAZDA3とゴルフは文法が違うから比べる意義がない!!」と言っていたのに・・・。



脅迫されてる!?
ちょっと興味本意で国沢のブログを見てみた。ゴルフに全く勝てないと書いたベストカーの記事に、MAZDA3の予防安全装備はトヨタRAV4を上回っているとも書いていたが、その件でトヨタの担当者から大目玉を食らったらしい。どうやらこの還暦のオッサンは可哀想なことに、毎月多くの連載をこなしている間ずっとキンタマに拳銃を押し付けられているそうだ・・・。なんか不都合なことが起こればすぐに怖い人がやって来るらしい。そのブログのトップページには記事の内容を「2チャンネル」に転載したら刑事訴訟の対象になると脅し文句がある。かつてブログで過激なことを書いていた時代に何度となく2チャンネルで吊るされたけどさ、流れ込んできたDQNのブチギレコメントにマジレスするのは楽しかったな。ウェブや各種媒体で偉そうなこと書けば吊るされて仕方ないと思うが、このオッサンにはその覚悟すらないようだ・・・。


ちょっと怖いくらいに・・・
ちょっと話が逸れたけども、カートップで「文法が違う」と書いて暗にMAZDA3の優位を認めてしまった件で、VWの雇った反社会的気味なエージェンシーに前歯でも折られたのかな!?まるで何かに怯えるがごとく節操のない変わりぶりだ。自動車ライターも命がけだな。ちょっと引用させてもらうと

「マツダ3の走りはどうかといえば、期待し過ぎたせいか『ゴルフには及ばない』ということになります。具体的にいえば、エンジンの滑らかさなどゴルフのほうが圧倒的に質感高い。ボディの剛性感や乗り心地、ステアリングギアボックスの精度なども届いていない。日本製の部品を使っているため、このあたりはしかたないかもしれない。ハード面でいい勝負だと思ったのはシートとペダルの作り込みくらいでしょう。」


国沢に尻尾を掴まれた!?
いやー良かった。いつもの国沢節が戻ってきましたねー。あんまり嬉しいので今回だけはツッコミ&断罪は遠慮しておきましょう。手前味噌ながらこのブログの読者様であれば、国沢レビューの添削などいくらでもできるでしょうから。さてベストカーで一緒にコーナーをやっている鈴木直也と渡辺陽一郎も今回は同じようなこと書いてます。「MAZDA3を買うくらいならゴルフを買え!!もしくは次期ゴルフを待て!!」ってことらしい。鈴木はマツダが愛車だし、渡辺はマツダ関連のレビューで仕事を得ているのに、なんで国沢に同調、同期しているんだ!?って不思議に思うかもしれませんが、オッサンが不思議な行動をとる時は、だいたいカネ・・・おそらく2人とも国沢にカネでも借りてるんだろうな。




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ベストカー 2019年 8/10 号 [雑誌]


2019年7月5日金曜日

渡辺陽一郎 は「潜在マツダアンチ」をアジる天才だな・・・


MAZDA3&スカイアクティブXに批判殺到!!
MAZDA3が乗り出し400万円 で売られるのはなんか不都合だろうか!? 400万円と言うのはMAZDA3の中の最上級モデルのAWD仕様での話であり、ベースグレードのスカイアクティブX搭載モデルなら乗り出し350万円くらいなんだが・・・。かなり旧式の三菱シャシーにごくごく普通なディーゼルエンジンを乗せて本体価格399万円のCセグが発売されたばかりなのに、なんでマツダだけ執拗にアジられるのだろうか!?


格はメーカーが自己責任で決めるもの・・・
他のブログでも書いたけど、スカイアクティブXの存在意義をまともに説明することなく、「値上げは嫌だねー・・・」って(MAZDAが嫌がるであろう)デフレマインドな記事を書くのがカーメディアの仕事なのだろうか!? カーメディアってのは「独特」の視点が提供できるから価値があると思うのだけど、この渡辺陽一郎さんのレビューは最初の数行を読んだら、いやタイトルだけどおおよその結論が見えてしまう。もっとも特別な結論なんて何もないのだけどさ。


MAZDAエンジンを語るの!?
マツダの第五世代のMZR、第六世代のスカイG、スカイD、スカイGターボ、第七世代のスカイアクティブX・・・これらがどんな狙いで開発されていて、世界の他のメーカーとの比較でどのポジションにあるのかの考察などすっ飛ばしている。なんの前提もなく「マツダの弱点はエンジン」といわれても肯定も否定もできない。マツダ自身が苦渋の選択をしているのだから「弱点」と言われる要素は確かにあるのだけど、ガソリンエンジンに関していえばどのメーカーも「弱点」を抱えている。


ーボ化・・・
自然吸気エンジンでは、今後の見通しもつかずにもうどうにもならないから、苦渋の決断でターボ化を断行するけど、そのメリットは排気量低減することで従来よりも燃費を稼ぐことだけである。すでに過度のEGR化でレスポンスが失われているターボエンジンが溢れているが、決してダウンサイジング化はユーザーの好みというわけではない。実際のところターボ化によってそのモデルの販売自体は決して伸びてはいない。渡辺陽一郎はまるで認識しないだろうけど、すでに行き詰まっているターボエンジンこそが各メーカーにとっての最大の「弱点」なんだよ。ポルシェだってBMWだってできることなら自然吸気のエンジンを積みたい・・・。


てのメーカーでエンジンは「弱点」
アメリカではアコードもカムリも自然吸気エンジンで販売されているが、トヨタもホンダもHV以外は日本市場に持ち込む勇気はない。日本市場で販売される中型車で堂々と自然吸気エンジンで販売しているのはマツダとスバルだけ。まあカーメディア的にはこの2つのメーカーが「世界から遅れていて」「欧州メーカーが進んでいる」と結論しておいた方が色々都合がいいのはわかる。しかしマツダやスバルの2.5L自然吸気エンジンに対して、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲンの2Lターボにアドバンテージがあると言えるだろうか!?結局のところ自然吸気とターボはトレードオフの関係に過ぎない。どのメーカーもその因果からなかなか抜け出せない。メルセデス、BMW、アウディ、スバル、マツダ、レクサス、ホンダ、日産・・・主要13ブランドどこを見てもエンジンに大満足というユーザーはほとんどいない。


カイアクティブXとは・・・
自然吸気派(スバル、マツダ)もターボ派(欧州メーカー、ホンダ)もそれぞれに悩んでいる。ディーゼル、HV、ピュアEVへの転向が明らかにメリットが多いと認められるならば、既存メーカーの全ては雪崩のようにそちらへ進んでいくだろうが、それぞれに欠点を抱えている。ガソリンエンジンの魅力をそのままに、ジレンマのようなトレードオフを抜け出して、「ブレークスルー」を目指したユニットは思いの外に出てこない。欧州メーカーのエンジン開発技術が本当に優れているのなら、日本メーカーが過去に作ってライセンス化しているガソリンターボ、ディーゼル、HVとは違うユニットがとっくに出てきてもいいだろうに・・・。


ツダの開発者の気持ちを一ミリでも汲んだか!?
渡辺陽一郎の「MAZDA3&スカイアクティブXは乗り出し400万円!?」レビューのヤフコメ欄に寄せられているコメントの中には「開発者の自己満足」と言った聞き捨てならない内容のものもあった。マツダの全てのエンジンをスカイアクティブXにするわけではないのだから、メチャクチャな言い分だ。少なくともマツダは散々に悩み抜いてきたガソリンエンジンの「トレードオフ」問題を一気に超越する飛び道具としてスカイアクティブXに期待をかけている。トヨタや日産は真似しないかもしれないが、レスポンス重視のマツダのクルマ作りとの相性が良いことが市販化の決め手だろう。マツダとはどういうメーカーなのか!?スカイアクティブXの狙いは何か!?考えてみる気があれば素人でも結論は出せると思うが・・・「自己満足」と言い切る連中には相手を思いやる余裕ってのがないんだろうな。50歳過ぎたオッサンが嘆かわしいことだ・・・。


ルマも満足に語れないオッサンだけにはなるな!!
(クルマには興味あるけど)クルマをまともに語ることができない・・・そんなオッサンはダサい。渡辺陽一郎や国沢光宏と同じくらいダサい。物理も化学も工学もクルマの歴史もわかっていないゴミクズみたいなオッサンのレビューやコメントは、社会全体がこれまでもこれからも積み上げていく「価値」そのものを少なからず陳腐化させるだろう。社会全体が正しい価値を理解できなければ、その分たくさんの不経済が生み出される。社会は決して完全なものではないけども、国連の環境開発サミットなどは、より多くの社会に向けて「不経済」な部分を無くしていくことを求めている。つまりより良い社会を作るためには、渡辺陽一郎の「単なるデフレマインドな消費者の代弁」レビューなどは抹殺した方がいいと思う。そこのコメント欄で同意して盛り上がっているゴミクズも一緒に。


ーメディアは浄化されるべきだ・・・
70年代80年代にはホンダのエンジンに対して言われのない中傷が繰り返された。本当に優れたエンジン技術を社会全体が認めることを嫌がる勢力がいた。欧州メーカーのディーゼルエンジンに瑕疵がある。VWのガソリンターボに瑕疵がある。都市部でダウンサイジングターボで渋滞を繰り返していれば燃費はどんどん悪くなるし、汚い物質はたくさん出る。そういう不経済を見て見ぬふりをしてきたのがカーメディアではなかったか!?VWのディーゼル事件で多くのカーメディアが反省したはずだが、それからまだ年月が経っていないのに渡辺陽一郎や国沢光宏のレビューにはあらゆるミスリードが組み込まれていて唖然とうする。この2人も清水和夫のように糾弾してカーメディアから追放してしまいたいと思わずにはいられない・・・。

<合わせてお読みください・関連記事>
「MAZDA3&スカイアクティブX を今からディスる気が早過ぎる人々・・・」






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2019年6月5日水曜日

ベストカーはもう日本車とドイツ車に言及するのはヤメた方がいい・・・


↓本内容についてこのジャーナリストは一切関係がありません!!悪しからず



ドイツ車好きはチェリー

5月末に発売されたベストカーの特集に「日本 VS 世界の25番勝負」とあったので立ち読みしたけど、完全に時間の無駄だった。この雑誌が「日本車の18勝7敗」とか言い出したら、なんとか貯金をはたいてフォルクスワーゲンやビーエムダブリューを買いたい!!という愛すべき健気なチェリーが減ってしまう。EA211やB48が搭載されたモデルを買って、やっぱりドイツ車のエンジンはよく回っていいなー!!童貞みたいなコメントするオッサンがいるから世の中面白いと思うんだが・・・。


懺悔

誰もがわかっていることだけどさ、ドイツメーカーの直4ユニットでお世辞にもよくできていると言えるものはない。悪くないのはいくつかあるけど。でもそんな身も蓋もないことを言ってしまってはダメだ。あくまでフォルクスワーゲンやBMWのユーザーが、自分のブログに敵意満々に乗り込んできて、私のブログの記事内容をおもむろに否定しようとした時は、心を鬼にして「仕方なく」、直4ユニットの素性もわからずにまともに選べもしない「チェリー」さん達に少々キツイ反撃をしますけども、不必要にドイツ車の評判を落とすことはしたくないってのは本音です。


輸入車に対する見解

6年くらい前だと、正当防衛というか私のブログのコメント欄を土足で踏み荒らす輸入車乗りが多かったので、結構キツイこと書きました。もうその当時から結論は出ていたんですけども、日本価格で1000万円未満の輸入ブランド車は、特段の事情でもない限りはわざわざ選んで買うべきものはない。世界で多くのファンを獲得しているモデルってのは、とりあえず圧倒的に日本車なわけで、非日本ブランドのモデルで広く知られているモデルとなると、ポルシェ911、メルセデスSL、シボレー・コルベットなど日本でもかなり強気の価格設定をしている。世の中そんなもんだよ。


幸せなカーライフとは

輸入車モデルの魅力は一義的な「性能」ではなく、アメリカンラージSUVや、BMWミニのようにそれぞれ母国のライフスタイルを表現するためのアイテムとして価値を発揮することもあるだろう。アメリカ人だかイギリス人だかに成りきっていて、家具から持ち物から全てを揃えるような人種は性能などそれほど考慮せずに選ぶかもしれない。だけどその中でドイツ人のライフスタイルに憧れるという人はあまり多くはないだろうし、ライフスタイルを理由にフォルクスワーゲンやビーエムを選ぶ人は少数派だろう。ライカ、アディダス、プーマ、ユンハンス、ペリカンなど、ドイツ工業製品は「ライフスタイルゆえの隙」みたいなものを許さない。アメリカやイギリスの製品はカルチャー込みの価値で評価されるのに対して、ドイツ製は当たり前に世界で最も優れていることに価値を置いている。


ドイツ車の特異性

日本でも中国でもアメリカでも、ドイツメーカー車は、ドイツのライフスタイルへの憧れとはとりあえず全く無縁といっていい状況で、コンスタントに売れてきた。ユーザーの多くはドイツのライフスタイルではなく、長い伝統とともにクルマを作り続けてきたドイツ自動車産業への純粋な憧れを原動力に、時には他のものを我慢して購入資金を調達して憧れのクルマを手に入れている。つまりイギリス、アメリカ、イタリア、フランスなどのメーカー車と違って「ライフスタイルへの憧れ」というやや不純な動機を持っていないので、当然ながら「クルマの不出来」に対してはプライドが許さないこともあるだろう・・・。


幸せなカーライフを送る人が嫌いな雑誌!?

ベストカーを読んでいる限りは、特にドイツ製品の本質に迫るような踏み込んだレビューを目にすることはないのだけど、米英仏伊のブランドのモデルが好きで好きでたまらない、頭の中がお花畑のようなクルマ愛に対しては、一定の距離を保っている雑誌だと感じる。俺はイタリアが好きだ!!だからフィアット500が世界で一番だと思う!!みたいな「個人的事情」を抱えているユーザーは、それなりに幸せなカーライフを送れるのだと思う。そういうタイプの幸せを叶えた人はベストカーなんて読まない。生涯ずっと「シトロエン一筋」ってのはとてもスタイリッシュだと思う。ミニ、ランドローバー、ロータス、ダッジ、ジープ、アバルトなど「一筋」系のブランドは他にもあるけど、そういうマインドになれない不幸な人々が流れ着くのがベストカーなのだろう。


日本車とドイツ車を愛するには知性が必要

「HONDA一筋」「BMW一筋」「MAZDA一筋」・・・ってのはちょっと意味合いが変わってくる。偏見ですかね。「シトロエン一筋」とは意味が違うわけですよ。日本車やドイツ車を「趣味のクルマ」として選ぶ以上は、クルマに対する信頼とそれを絶対的なものにできるだけの知性が要求される。HONDAもBMWもMAZDAもそれぞれ「世界ナンバー1」でなければならない。少なくとも「一筋」とまで信奉して「趣味のクルマ」として乗っている人は、自らの知性でそれを証明できる力がないと充実したカーライフにはならない。


VWやトヨタの愛し方

さらにディープな世界では「VW一筋」「メルセデス一筋」「トヨタ一筋」っていうヤバい領域がある(歴代ゴルフを全部集めている人とか・・・)。単に大手メーカーだから選んでいるのではなくて、「趣味のクルマ」として信奉できるレベルならば、工業製品を見抜く確かな目を持ってそれぞれのメーカーに「絶対性」を与えるだけの能力があるのだろう。・・・生意気かもしれないがクルマのブログを書く以上は当然ながらこのレベルを常に意識している。自分でも大胆不敵に失礼なことを書いているとは自覚しているけど、自分にとって面白いと思える領域がこれであるのだから仕方ないだろう。



敢えて言わせてもらおう!!

その上で敢えてベストカーに申し上げたい!!・・・もう日本車とドイツ車について書くのは控えたらどーだろうか!? 例えば・・・今回の25番勝負の最初は、クラウン VS パサート、Eクラスなんだけども、担当している鈴木直也って人は何が言いたいのだろう。「クラウンの方がお買い得だからクラウンの勝ち」ってわざわざプロのライターが書くことだろうか!?クルマを初めて買うにーちゃんがディーラー3つ回って価格表と試乗の印象をまとめれば済む話だ。この人は日本車&ドイツ車について言及することの「意味」をわかっていないのではないか!?






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2019年5月10日金曜日

「VWゴルフは課長代理のクルマ」・・・副社長の口を誰か塞げ!!


何言ってんだコイツ・・・
完全に調子に乗ってますね・・・広島メーカー。とうとう幹部が偉大なるドイツメーカーの顔といえる大人気モデルに対して痛烈な一言を発しました。某自動車雑誌のインタビューコーナーに登場し、先月号に引き続きこの日本メーカー幹部が暴言を繰り出しています(コンプライアンスのギリギリくらい?)。


VWゴルフは選ばれているわけではない
この幹部が指揮をとる日本メーカーの新型車が非常に注目を集めているのですが、インタビューの中でライバルモデルとなるフォルクスワーゲン・ゴルフについて意見を求められると、何を思ったのか・・・(以下は引用です)「VWゴルフってグローバルで売れているんですよね?」「難しいんですよね、売れているのかどうかって。例えばドイツ本国でのVWゴルフってドイツ系企業のアシスタントマネージャーからマネージャークラスのカンパニーカーなんですよ。」「日本の企業だと課長くらいに相当しますか?」「そうです。ということは好きで買っているクルマではないということです。」(引用終わり)


日本ではいいクルマが選ばれている!?
日本メーカーの幹部が言及する内容としてはどーなんでしょうか!?VWゴルフは2018年も年間で20000台以上売れていて輸入車の中では破格の成功を収めています。特にタクシーや教習車などの商用利用もされていないので、そのほとんどがプライベート需要なわけですが、ドイツ本国でのカンパニーカー需要とは違って、日本ではある種独特の立場を築いているモデルといえるかもしれない。その幹部が語るように確かに日本ではカンパニーカー制度はほとんど見られないのだけど、だからといってユーザーが何の制約もなく好きにクルマを選んでいる人がドイツよりも多いかというとそーでも無いと思う。


魅惑のトヨタ!?
この幹部が語った「ドイツはドイツ、日本は日本」という言い分は制度上の事実こそ踏まえているのだけど、普通車シェア50%を誇るトヨタ車が「(クルマの選択に関しては)自由の国」とされる日本では、もっとも「魅力的」ってことになるのがけども・・・。失礼ながらトヨタ車に乗ってそんなことは一度も感じたことはないけどさ。トヨタよりもVWゴルフの乗り味の方が好きだ。ある程度の機敏な走りがあらゆる操作系で保証されていて心地がよい。もし日本にトヨタとフォルクスワーゲンしかなかったら、CセグだろうがDセグだろうがVWを選ぶよ(個人的な趣味に過ぎないけどさ)。



ドイツより日本は健全!?
「ドイツ市場の販売台数なんてなんの参考にもならない」と言いたい気持ちはわからないでもないけどさ、それは「アメリカ市場」「日本市場」「中国市場」でも同じことが言えるんじゃないか!?ドイツ以外の3地域がドイツよりも圧倒的に「自由」なクルマ選びをしているというのだろうか!?そもそもトヨタが普通車市場の50%を占めている段階で、4市場の中でもっとも閉塞的なのは日本なんじゃないかって思う。カンパニーカー制度はないけども、クルマはローンで買う人が圧倒的に多いという性質もあって、中長期的に安定した雇用に恵まれる安定企業に勤めている人が自動車メーカーの主な顧客になる。


日本式「囲い込み」
ドイツのメーカーはカンパニーカーという表立った仕組みで顧客を囲い込んでいるのに対して、日本メーカーはただただ自由競争をしていると思っている人は、とことんお人好しだと思う。日本にもカンパニーカー制度に代わるフリート販売なるものがある。福利厚生や自動車保険を扱う事業者を仲介してクルマを売り込む制度が日本式カンパニーカーとして機能している。ネット上ではプ○ウスなんて誰が買うの!?って暴論コメントがそこかしこで見られるけども、現実にはCセグでライバル車に圧倒的な大差をつけて好調な販売を維持している。日本メーカーならどこでもやっているんじゃないの!?この幹部様もVWの実態を晒していい気になっている場合じゃない。


『スーパーエリート』はクルマを選ばず
フリート販売とは全く別な話だけども、日本市場のVWゴルフがモデル末期にもかかわらず直近の四半期(2019年1月〜3月)でもおよそ5000台あまりの販売を記録していることは特筆に値する。いうまでもないけどもこのクルマにはある種の社会的価値がある。東京都豊島区で高齢者が運転するプ○ウスが暴走し、飯塚とかいう容疑者がネットでちょっと話題になった。叙勲まで受けているエリート国民は堂々とプ○ウスに乗るのだ。誰が見てもピカピカの経歴を持っていればクルマはなんだっていい。


上級国民
しかし世の中誰もがピカピカの経歴を持つことはできない。もちろん一人一人の人生には語りつくせない価値があるのだけども、より自分を客観的に見た時に、ふとその経歴は日本の中で5段階評価でどの程度なのだろう!?なんてつまらないことを考えてしまうものだ。大企業で働き出世はそれほど早くないけども、40歳を前に「課長代理」に任命されて晴れて組合員から離脱・・・ってくらいのちょっとゆとりを感じる時分に妙に客観的になったりするかもしれない。


最高の勝ち組
確かに「課長代理」は決して優秀な人間が就くポストではない。しかし40歳手前でしっかり800万円くらいの収入があれば、勲章はもらえないかもしれないけど、そこそこの上級国民といえる。自分の時間も十分にあるし、福利厚生で毎月どっかに旅行している。近場の温泉はほとんど制覇してしまった。このまま定年でも決して悪い人生ではないだろうし、購入したタワマンのローンも十分に払える。会社が潰れることはまずないんじゃないの!?終身雇用・親方日の丸万々歳!!


「格」を知る常識人だけが「課長代理」になれる!!
気軽に熱海や草津に行くためにもマイカーが必要だ。上級国民が温泉に行くクルマといったら定番は「GLC」か「マカン」。この2台は格式張った日本社会における「フリーパス」みたいなもんだ。乗ってればどこに行ってもそれなりの特別待遇を受けられる(相手が勝手に忖度してくれる)。芸能人だろうが、一般のサラリーマンだろうが、人間社会の絶対のルールは「格」をわきまえることだ。「そんなことは気にしない」と言ってる人に限ってメチャクチャ厳しかったりする。欧州サッカーのスーパースター・メッシがタンクトップにサンダル姿でエルメスとか入って行くらしいけど、あれは「メッシ」のスペックがあるから通用する。ボーナスを握りしめた社会人3年目が真似なんて絶対にしてはいけない・・・。


このクルマは価格が安すぎるんじゃ!?
なぜ高級車が存在するのか!?それは人間社会に「格」が存在するからに他ならない。メッシじゃないけど、叙勲された老人は旧型のプ○ウスに乗っていても周りは「上級」と認識してくれる。しかし「課長代理」の自分が同じようにプ○ウスを選ぶのは逆効果だ。だからと言っても年収800万円の人間が、年収と同じくらいの価格の「GLC」や「マカン」に乗るのは少々無理がある。まだまだ出世する意欲にあふれている人ならばいいけど、幸運なことに自分は「課長代理」という殿上人のポストを射止めた(たどり着いた)。もうこれ以上頑張る意味はない。日本で一番に恵まれた境遇だと思われる「課長代理」にとってあらゆる方面の悩みを一気に解決してくれる「夢のクルマ」がフォルクスワーゲン・ゴルフだ!!わずか250万円だけど、知名度と大人っぽいスタイリングで、これまたどこでも歓迎される「格」が備わっている。このクルマは日本市場の中でコスパ最高だよ。



副社長の見解は危うい
そんなVWゴルフに対して余計なことをおっしゃる幹部様のメーカーのクルマには「格」ってものが備わっているのだろうか!?「格」なんかどーでもいい「走り」が楽しければそれでいい!!とか場所をわきまえずに言ってしまう野蛮人どもが好んで乗っているイメージがあるが・・・。まあそんなメーカーだから幹部も何のためらいもなく野蛮な発言をするんだろーな。コンプライアンス意識がガバガバなオッサンが最高幹部を務めるメーカーには「格」なんて高尚な概念は理解できないだろうし、そもそもふさわしくない。



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ベストカー 2019年 5/26 号 [雑誌]

2019年4月15日月曜日

BMW3シリーズ✖️水野和敏 もはや支離滅裂すぎて理解不能・・・ゴーストライター?。


カーメディアに出現したモンスター
水野和敏さんは元日産の開発者(GT-Rなど)であり、現在は台湾メーカーで働きつつ、ベストカーで定期連載を持つ。こんなオッサンがカーメディアに堂々と出てきてしまったら、長年やっている国沢さんも清水和夫さんも完全に立場がないよなー。ある意味ではカーメディアを徹底的につまらなくしてしまった張本人かもしれない。まあこの業界はどう見ても人材不足は深刻ではあるし、読者にこの人のレビューを読みたい!!と思わせるだけの力量がある人がカーメディアで活躍すればいいわけで・・・。


これは反則だ・・・
水野さんは、20歳で日産に入社して最初に配属されたシャシー設計の部署で2日目に大先輩のエンジニアに「そんなゴミみたいなシャシーの図面描いてていいんですか!?」みたいなことを言って大喧嘩になったらしい。なんじゃそりゃ!?もう意味がわかんないです。とにかく好戦的な性格なんだろうけど、そんな人が日産でいくつも大きな仕事をやり遂げ数々の伝説と名車を作り、自他共に認める「当代随一の自動車エンジニア」であり、その名声はカール=ベンツ、ゴットリープ=ダイムラー、アルマン=プジョー、フェルディナント=ポルシェ、エンツォ=フェラーリ、アレック=イシゴニス、ジョン=クーパー、本田宗一郎などの英雄に並ぶ「生きる伝説」と言っても過言ではない。



巨大なプロパガンダ
現代にフェルディナント=ポルシェが蘇り、某大手メーカーの新型スポーツカー・スー◯ラを「酷評」でもしようものなら、その評価はガラリと変わるのではないだろうか!?それと同じくらい重みがある発言ができる数少ない生き残りだ。水野さんの他に誰かいるだろうか!?アストンマーティンのCEOとなった元日産のアンディ=パーマーもよくメディアで見かけるけど、水野さんほどの影響力は持っていないだろう。あえて探すならフェルディナント=ピエヒくらいだろうか!?ほぼ異論がないだろうけど、世界で最も尊敬されている自動車エンジニアが水野和敏さんだ


読みたいけど、出てくんじゃねー!!・・・のジレンマ
そんなヤバイ人が毎月のように「ベストカー」という偏った批評で有名な媒体において数台のモデルをジャッジしている。日産の看板を背負ってきたエンジニアゆえに、日産の考え方が背景に色濃く残っているのは当たり前のことかもしれないが、そんなバイアスは毎回のようにこのレビューの魅力の一部になっている。読み前から酷評されることが予想できる日産以外の日本メーカーのファンの人は・・・水野コーナー及び水野さんがカーメディアに出てくることそのものが受け入れがたい部分もあるだろう。


酷評しか想像できないマッチング
今回レビューされたのは、BMW3シリーズとトヨタ・クラウンで、どちらもシャシーが刷新され厳しいセダン販売を乗り越えるべく意欲的な新しいキャラクターが与えられたモデル。それぞれBMW、トヨタにとって非常に重要なタイミングなわけですが、ジャッジするのがどちらのメーカーにとっても因縁の深すぎる水野さん・・・これは関係者にしたら勘弁してくれー!!ってところだろう。例えば両メーカーが積極的にPRしている直列6気筒エンジンの弱点を言わせれば、この人はナンバー1だったりします。BMW、トヨタどちらにとっても、例えるならサッカーの日韓戦を韓国人レフリーがジャッジするみたいな不公平感が否めない。


スバル、BMW、アルファロメオが売れないのは・・・
水野さんにも相当にプレッシャーがかかる企画だとは思いますが、ド新人の頃にベテランエンジニアに平気で楯突くくらいの人なんで・・・レビューの文面からもあまり余計なことは考えていない気がする。自分が世界的な知名度を誇る「レジェンド・カーガイ」であることすらあまり意識せずに、結構「強め」なことを平気で書いている(だから面白いのだけどさ・・・)。そりゃあれだけボロクソに言われたらBMWやスバルがあっさり不振になるのも仕方がない。アルファロメオが売れないのはこの人のせいじゃないだろうけど、ガチのエンジニアが「あのボンネットのレイアウトでは火が出てもおかしくない」とか書くのは反則だろ・・・。


なんで日産車が売れまくっているのか!?
この人が私の感知しないところでどれだけの文筆・講演活動をしているかわからないけど、この人があちこちで喋り始めた結果2018年度に最も売れた小型車(軽除く)はノートであり、ミニバンはセレナという結果が出ている。特にマイナーチェンジがあった訳でもないのにエクストレイルが2019年に入ってから売れ始め、ハリアーやCX-5を軽く超えていき、C-HRすら上回りそうだ。確かに話はメチャクチャ面白い。こんなすごい人が働いていた日産なのだからいいクルマに違いない!!って思っても仕方ない。この人が第一志望にしていたけど入社に至らなかった東洋工業(MAZDA)は今何を思うのか・・・・!?


ひどい内容だ・・・
カーメディアにおける最高のブランドになった「水野和敏」さんですけども、今回の新型3シリーズおよびクラウンへのレビューはちょっと「?」だった・・・いやむしろ国沢、清水和夫のどちらかがゴーストライターとして書いてるんじゃねーか!?ってくらいの低レベルな内容にガッカリした。ゴーストライター説は案外当たっているかもしれない。


空力は日産の専売特許!?
違和感は最初からあった。他のライターよりもずっと「核心」に近い部分でそのモデルの本質をズバッと描くのが水野レビューの醍醐味なのだから、シャシーが一新され期待しかない状況の新型3シリーズに対してどのような「至言」が与えられるのかワクワクしたものの、どうやら何もわからなかったようだ。「BMWも(トヨタの真似して)空力に取り組むようになった」とおっしゃるのだが、上級モデルなら300km/hを超える最高速を出せるモデルを10年以上前から作っているのだから、空力についての技術的な裏付けは日本メーカーを超えるレベルだと思うのだが・・・何せ「大気の力で走る!!」が決まり文句の水野さんですから、俺のGT-Rが新型3シリーズに影響を与えている!!と言いたいんじゃないの!?



剛性感・・・
剛性感の上昇は他のレビュアーも軒並み言っている。日本メーカー車との競合を避け韓国市場などに寄生する特殊ブランドになろうとしているようだが、メルセデスや他の日本メーカーに負けないように技術的なアップデートはしっかりやっている。50歳以上のオッサンの中にはBMWが本当に日本車よりも剛性が高いと信じている人もいるようだが、スカイラインやISと3シリーズ比べればアホでもわかるでしょ・・・・どっちが上なのかは。


結論ありき
それでもカーメディアの役割ってのは、そんな50歳以上の世の中のこと何もわかってないオッサンたちに墓場まで「ドイツ車はすごい!!」という幻想を持って行ってもらうことなので、まあ結論ありきで書いてあります。本当に苦しいくらいのすり合わせの跡が見られる。新型3シリーズって2013年に発売されたレクサスISの操舵感に近い。ISよりもかなりハンドルは軽くてクルクル動くのだけど、それはスカイラインのステアバイワイアに近い感じ。スカイラインはクイックに曲がるけど、新型3シリーズはIS350Fスポのような回頭感だ。レーンチェンジのカニ走りが得意な先代のハンドリングよりも上質っていうのだろうか!?



クラウンと3シリーズは土俵が違う
もちろん印象は悪くないですよ。より一層日本車感が高まった。E90、F30と賛否両論な日本車化が著しかったですけど、このG20はいよいよ日本市場が待望してきた「小さな高級車」というコンセプトを具現化したものになっている。トヨタがこれをOEMして「プログレ」あるいは「ブレビス」という名前で出し、さらに軽くスポーティに振ったモデルを「マークX」にすればいいんじゃない!? 現行のレクサスISは重厚な高級車を無理やり小さくしているのでちょっと違うんだよな。3.5LのV6って・・・。330iあるいは320dくらいのスペックが「プログレ」「ブレビス」っぽい。



編集部の意向なんですか!?
当然の結論なんですけども、レクサスISを経てその後継となるプラットフォームで作られている現行クラウンは、当時世界一とか言われたIS・Fスポをさらにクイックにハンドリングさせドライビングセダンとしての魅力を突き詰めています。章男社長になってからのトヨタの刷新は、水野さんにとってはなんか気に入らないことがあるようですね。新型3シリーズよりクラウンの方がクイックに曲がることが許せないらしい。両車の諸元を見ると設計方針が違う!!としか言いようがないのだけど、全長は20cmほどクラウンが長いのだけど、ホイールベースの差はクラウンが7cmほど長いだけ。とりあえず3シリーズは「居住性」を、クラウンは「ハンドリング」を優先させているのは素人にもわかる。


水野さんの次は鈴木利男さんかい・・・
進化した「クラウン」と、「プログレ/ブレビス」の完成形のような「3シリーズ」を比較してみたら、びっくりなことに300kgも重量が多いクラウンの方がよく曲がるって結論になってしまった!!その結果を受けて、今回のレビューは編集部の意向に「忖度」する形で、水野さんらしくない予定調和な結論へと突き進んでいく。そこだけ読んでいたら還暦くらいのどこにでもいるオッサンの平凡な「屁理屈」でしかない。唐突に「クラウンのハンドリングは人間工学に反している」みたいな結論が出てくる。GT-Rを作った人がそんなこと言うか!? ぜひトヨタのクラウン開発者にも「抗弁」の機会を与えて欲しいものであるが、なんだか味をしめてしまったベストカーは今度は鈴木利男さんという有名なテストドライバーを使って気に入らないモデルを潰しにかかっている。次回はそれについて書いてみたいと思います。



「水野和敏さんがBMW・アルファ・スバルをディスっています・・・」




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↓水野レビューはこちら。フェルディナントコーナーにはMAZDA藤原副社長が登場でこちらも爆弾発言・・・。

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