渡辺陽一郎 は「潜在マツダアンチ」をアジる天才だな・・・


MAZDA3&スカイアクティブXに批判殺到!!
MAZDA3が乗り出し400万円 で売られるのはなんか不都合だろうか!? 400万円と言うのはMAZDA3の中の最上級モデルのAWD仕様での話であり、ベースグレードのスカイアクティブX搭載モデルなら乗り出し350万円くらいなんだが・・・。かなり旧式の三菱シャシーにごくごく普通なディーゼルエンジンを乗せて本体価格399万円のCセグが発売されたばかりなのに、なんでマツダだけ執拗にアジられるのだろうか!?


格はメーカーが自己責任で決めるもの・・・
他のブログでも書いたけど、スカイアクティブXの存在意義をまともに説明することなく、「値上げは嫌だねー・・・」って(MAZDAが嫌がるであろう)デフレマインドな記事を書くのがカーメディアの仕事なのだろうか!? カーメディアってのは「独特」の視点が提供できるから価値があると思うのだけど、この渡辺陽一郎さんのレビューは最初の数行を読んだら、いやタイトルだけどおおよその結論が見えてしまう。もっとも特別な結論なんて何もないのだけどさ。


MAZDAエンジンを語るの!?
マツダの第五世代のMZR、第六世代のスカイG、スカイD、スカイGターボ、第七世代のスカイアクティブX・・・これらがどんな狙いで開発されていて、世界の他のメーカーとの比較でどのポジションにあるのかの考察などすっ飛ばしている。なんの前提もなく「マツダの弱点はエンジン」といわれても肯定も否定もできない。マツダ自身が苦渋の選択をしているのだから「弱点」と言われる要素は確かにあるのだけど、ガソリンエンジンに関していえばどのメーカーも「弱点」を抱えている。


ーボ化・・・
自然吸気エンジンでは、今後の見通しもつかずにもうどうにもならないから、苦渋の決断でターボ化を断行するけど、そのメリットは排気量低減することで従来よりも燃費を稼ぐことだけである。すでに過度のEGR化でレスポンスが失われているターボエンジンが溢れているが、決してダウンサイジング化はユーザーの好みというわけではない。実際のところターボ化によってそのモデルの販売自体は決して伸びてはいない。渡辺陽一郎はまるで認識しないだろうけど、すでに行き詰まっているターボエンジンこそが各メーカーにとっての最大の「弱点」なんだよ。ポルシェだってBMWだってできることなら自然吸気のエンジンを積みたい・・・。


てのメーカーでエンジンは「弱点」
アメリカではアコードもカムリも自然吸気エンジンで販売されているが、トヨタもホンダもHV以外は日本市場に持ち込む勇気はない。日本市場で販売される中型車で堂々と自然吸気エンジンで販売しているのはマツダとスバルだけ。まあカーメディア的にはこの2つのメーカーが「世界から遅れていて」「欧州メーカーが進んでいる」と結論しておいた方が色々都合がいいのはわかる。しかしマツダやスバルの2.5L自然吸気エンジンに対して、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲンの2Lターボにアドバンテージがあると言えるだろうか!?結局のところ自然吸気とターボはトレードオフの関係に過ぎない。どのメーカーもその因果からなかなか抜け出せない。メルセデス、BMW、アウディ、スバル、マツダ、レクサス、ホンダ、日産・・・主要13ブランドどこを見てもエンジンに大満足というユーザーはほとんどいない。


カイアクティブXとは・・・
自然吸気派(スバル、マツダ)もターボ派(欧州メーカー、ホンダ)もそれぞれに悩んでいる。ディーゼル、HV、ピュアEVへの転向が明らかにメリットが多いと認められるならば、既存メーカーの全ては雪崩のようにそちらへ進んでいくだろうが、それぞれに欠点を抱えている。ガソリンエンジンの魅力をそのままに、ジレンマのようなトレードオフを抜け出して、「ブレークスルー」を目指したユニットは思いの外に出てこない。欧州メーカーのエンジン開発技術が本当に優れているのなら、日本メーカーが過去に作ってライセンス化しているガソリンターボ、ディーゼル、HVとは違うユニットがとっくに出てきてもいいだろうに・・・。


ツダの開発者の気持ちを一ミリでも汲んだか!?
渡辺陽一郎の「MAZDA3&スカイアクティブXは乗り出し400万円!?」レビューのヤフコメ欄に寄せられているコメントの中には「開発者の自己満足」と言った聞き捨てならない内容のものもあった。マツダの全てのエンジンをスカイアクティブXにするわけではないのだから、メチャクチャな言い分だ。少なくともマツダは散々に悩み抜いてきたガソリンエンジンの「トレードオフ」問題を一気に超越する飛び道具としてスカイアクティブXに期待をかけている。トヨタや日産は真似しないかもしれないが、レスポンス重視のマツダのクルマ作りとの相性が良いことが市販化の決め手だろう。マツダとはどういうメーカーなのか!?スカイアクティブXの狙いは何か!?考えてみる気があれば素人でも結論は出せると思うが・・・「自己満足」と言い切る連中には相手を思いやる余裕ってのがないんだろうな。50歳過ぎたオッサンが嘆かわしいことだ・・・。


ルマも満足に語れないオッサンだけにはなるな!!
(クルマには興味あるけど)クルマをまともに語ることができない・・・そんなオッサンはダサい。渡辺陽一郎や国沢光宏と同じくらいダサい。物理も化学も工学もクルマの歴史もわかっていないゴミクズみたいなオッサンのレビューやコメントは、社会全体がこれまでもこれからも積み上げていく「価値」そのものを少なからず陳腐化させるだろう。社会全体が正しい価値を理解できなければ、その分たくさんの不経済が生み出される。社会は決して完全なものではないけども、国連の環境開発サミットなどは、より多くの社会に向けて「不経済」な部分を無くしていくことを求めている。つまりより良い社会を作るためには、渡辺陽一郎の「単なるデフレマインドな消費者の代弁」レビューなどは抹殺した方がいいと思う。そこのコメント欄で同意して盛り上がっているゴミクズも一緒に。


ーメディアは浄化されるべきだ・・・
70年代80年代にはホンダのエンジンに対して言われのない中傷が繰り返された。本当に優れたエンジン技術を社会全体が認めることを嫌がる勢力がいた。欧州メーカーのディーゼルエンジンに瑕疵がある。VWのガソリンターボに瑕疵がある。都市部でダウンサイジングターボで渋滞を繰り返していれば燃費はどんどん悪くなるし、汚い物質はたくさん出る。そういう不経済を見て見ぬふりをしてきたのがカーメディアではなかったか!?VWのディーゼル事件で多くのカーメディアが反省したはずだが、それからまだ年月が経っていないのに渡辺陽一郎や国沢光宏のレビューにはあらゆるミスリードが組み込まれていて唖然とうする。この2人も清水和夫のように糾弾してカーメディアから追放してしまいたいと思わずにはいられない・・・。

<合わせてお読みください・関連記事>
「MAZDA3&スカイアクティブX を今からディスる気が早過ぎる人々・・・」






最新投稿まとめブログ



コメント