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2024年3月1日金曜日

「燃費ステマ・パフォーマー」小沢コージさんのカーメディア革命



 

クルマ買いたい!!

「ステマ」と書いてしまうとネガティブなイメージに受け止められるかもしれけど、クルマを買いたい気持ちにさせるステマはどんどんやればいいと思う。「ステルスマーケティング」は、NHKのような公共放送が番組作りにおける独自のガイドラインとして禁止していたりするが、決して日本の法律に反するものではないし、消費者に過保護な日本であっても決して「社会悪」と断罪されるものでもない。小沢コージさんとYouTubeの間で規約の問題があるかも知れないが、私を含めた第三者があれこれ言うことではない。


小沢さんの「kozzi TV」で「トヨタ・アルファードでリッター20km達成」という動画が公開された。ミニバンの動画なんてまず見ることはないけども、気になってついつい最後までチェックしてしまった。最大手トヨタがそれなりの金額でPRしても、アルファードが全く刺さらない人でも、小沢さんの動画を見たら、アルファードは買わないまでも、トヨタのハイブリッド技術はとうとうここまで進化したのか!?と驚くはずだ。よく調べて見ると新型アルファード・ハイブリッドのモード燃費は17.7km/L(WLTCモード)に達している。先代までのハイブリッドが全く不評だったこともあって、トヨタもアルファードの燃費を伸ばすのは難しいと思い込んでいた部分はあると思う。




なんで箱根?

モード燃費が17.7km/Lのクルマを、20km/Lで走らせてしまうのが、プロ燃費ステマパフォーマーの小沢さんの新しいコンテンツになりつつある。高規格道路でもない一般道でこの数字をマークしてしまうからなかなかエゲツない。この動画を見て一気に心が傾いて、アルファードを買った素人が真似してみても、せいぜい実燃費は13km/Lくらいしか出ないことは想像に難くない。あくまで小沢さんの仕事はクルマを買わせることであり、実際に20km/L出して実証しているのだから何の非もない。トヨタが法令を遵守して算出しているとされる「モード燃費」よりも、外部の人が実際に走って測定された実燃費の方が、視聴者は信じやすいと思われる。


ちなみにテレビ神奈川(TVK)で毎週放送されていて、YouTubeでも見ることができる「クルマで行こう」の番組内では毎回のロケでの実燃費を発表するが、モード燃費を大きく下回ることが多い。ロケ地が箱根ターンパイクであり、あれだけの高低差を登っていけば燃費は大きく悪化する。箱根ではなく房総フラワーラインでも走れば、遥かに良好な実燃費を出せるし、実際のユーザーが年に何回箱根に行くだろうか? 個人的に所有するCX-5の2.5LガソリンAWD(モード燃費13.0km/L・WLTC)だと箱根は11km/Lくらいなのに対して、房総だと13.5km/Lくらいは出せる。「クルマで行こう」の実燃費で「8.8km/Lでした」とか言われたら、視聴者のクルマを買う気分を萎えさせてしまうと思うが・・・。



メーカー関係者の熱視線

「クルマで行こう」とは逆に、「kozzi TV」を何気なく見ていて、アルファードで20km/L、レヴォーグレイバックで16km/Lといった実燃費を出されると、「あれ?こんなに燃費良いの?」「これだけ走るなら買おう!!」といった感じで購入まっしぐらのインスピレーションが走る人はそこそこ出てくると思う。現状でトヨタの中型・大型ミニバンや、既存のレヴォーグなどに乗っていて燃費に不満な人は、まだまだ中古車価格が高値水準な状況を考えても、一気に買い替えてしまえ!!という決断の後押しになり得る。勝手な想像に過ぎないけども、大型モデルでは燃費が悪かったトヨタや、水平対抗エンジンの燃費に苦しむSUBARUにとっては、小沢コージさんこそが、今では最も広告宣伝費を払えるメディア・パフォーマーではないだろうか。



「kozzi TV」より多くのチャンネル登録者数をもつAJAJライターは他にも何人もいる。登録者80万人越えの五味康隆さんや、50万人越えの河口まなぶさんが有名だけど、最近の動画の再生数を見ると、登録者4万人足らずの「kozzi TV」が10万再生の動画をコンスタントに出しているのに対して、桁違いの登録者数を有するこの2つのチャンネルでは、10万回再生をなかなか超えられない。2024年に入ってからどうやら本当に小沢コージさんの時代がやってきてしまったのだろうか。視聴者目線でやたら刺さってくる「燃費ステマ動画」は、これからの自動車系YouTubeのキラーコンテンツになるかもしれない。



トークスタイルは様々

「kozzi TV」が好調なのは、決して燃費ステマだけが原動力ではない。動画の構成を比べてみても、五味さんや河口さんのチャンネルと「kozzi TV」では完全に視聴者層が違っていると思われる。毎回の動画で取り扱うクルマもかなり価格帯が違う。「kozzi TV」には1000万円もするような高級輸入車はまず登場しない。将来を夢を見る若い世代は、スーパースポーツを所有する五味さん、河口さんのチャンネルを見て、ハイエンドなカーライフを身近に感じられ、これは仕事のモチベーションになるだろう。一方で高級車にはもう興味なくて、単純に小沢コージさんと渡辺陽一郎さんというクルマ大好きなオッサンの居酒屋トークを聞きたいだけという視聴者が再生回数を押し上げていると予想される。クルマ好きと話すのは楽しい。


小沢さん渡辺さんコンビによる生放送も回を重ねてだいぶ慣れてきたようで、非常にテンポ良く聞きやすくなったし。何より本音が混ざったクルマ好きトークが存分に聞ける。2人ともにヘンに格好つけることもなく、ディーラー担当者との雑談みたいな「ちょうど良い」温度の会話が20〜30分の尺に収まっている。残念ながら若い視聴者にとっては分かりにくいオッサン世代の話になってしまうとは思う。もちろん五味さんのように唯我独尊でクルマの優劣をハッキリと伝えてくれる一人語りが分かりやすい人もいるだろうし、河口さんのように贔屓のブランドのクルマを徹底的にヨイショしてくれて気分が良いという人もいるだろう。



フェルディナント・ヤマグチさんの本!?

「kozzi TV」の動画にはいくつかのパターンがあるのが強みだ。最近目立つのは「燃費ステマ」だけど、前述の「渡辺さんとの対談」に加えて有力なコンテンツになっているのが「メーカー開発者インタビュー」だろう。輸入車がメインコンテンツでやってきた五味さんや河口さんは、国内メーカーの開発者のインタビューは、日本車なんて興味ない視聴者層には合わないと考えているのかも知れない(日本車を下に見るコンテンツはあるけど)。五味さんがSUBARUの開発陣の前で偉そうに振る舞っていた動画は、輸入車ユーザーの日本メーカーに対する偏見を見ているようであまり気持ちのよいものではなかった。


小沢コージさんはかなり前から、開発者インタビューのコンテンツを展開していたが、開発者の方々がリラックスしているのが印象的だ。小沢さんとの心の距離が近く気心が知れた仲に見える。知り合いの開発者を多く出演させていて親密さを演出しているようだ。インタビューに出られる開発者も小沢さん以上に年配の方が多く、若い世代の視聴者にはよくわからない話も多い。フェルディナンド・ヤマグチさんのインタビュー本などが好きな人には、興味が湧かないミニバンなどの開発者の話でも、会社から与えられたミッションを一流のエンジニアがどんあこだわりを持って仕事したかがわかるので楽しい内容だ。




小沢さんは結構儲かっているはず

YouTubeでそんな堅苦しい技術の話なんて聞きたくないという人は、すぐに動画を閉じてしまうだろうけど、チェンネル登録者数よりもはるかに伸びている動画が目立つ「kozzi TV」にはかなりの「中毒患者」がいると思われる。実際の統計はわからないけども、視聴者の知能レベルはかなり高めではないだろうか。グーグルアドセンスは視聴者個人個人のデータを大まかに把握しているので、お金を持っていないしネットでほとんど買い物もしない若い世代の視聴者が多いチェンネル(五味さんと河口さん)よりも、小沢コージさんの方が効率的に広告宣伝費を稼いでいると思われる。


3年前にこのブログで「kozzi TV」を初めてネタにした時は、確か登録者は6000人くらいだったと思う。それが現在では4万人にまで増えた。小沢さんのモチベーションもかなり上がってきたようで、他のAJAJユーチューバーよりも投稿頻度が高い。五味さん、河口さんには失礼だけど両者のチャンネル登録はしていないし、私向けのオススメには出てこない。島下泰久さんの「Ride Now」は登録者6.7万人いるが、動画の再生数は完全に「kozzi TV」の方が上回っている。「Ride Now」は海外試乗も多いのが売りだけど、やはりメルセデスやBMWに興味ある人が少なくなったのかな・・・。



アルファード動画のタイミングが謎

もしどっかのメーカーに依頼されて「燃費ステマ」をやれと言われたら、とりあえず山梨県の富士スバルラインにクルマを持って行って、全コース20kmの距離を山下りすれば、トヨタ・ランドクルーザーであっても20km/Lどころか、200km/Lくらいは余裕で出せると思う。そんなチートしか素人には思いつかない。小沢コージさんの「燃費ステマ動画」にも何か特別な仕掛けがあるのでは?と勘繰ってしまう。これまでの動画を見る限りは、特段に燃費スペシャル用コースで走っている様子はない。さらに交通量が少なくてスムーズに進める夜間帯に撮影することもなく、毎回のように対向車もガンガンやってくる都市部の40km道路みたいなところで日中に堂々と撮影をしている。



あからさまなステマをやってしまったら簡単に視聴者に疑われてしまう。プロの小沢さんは徹底的にリアルなシチュエーションを演出しているので、全くと言っていいほど違和感はない。しかし2024年2月になって、夏頃に撮影したアルファードの燃費動画を出してきたタイミングは不思議だ。夏頃はアルファードが絶好調だったので、一旦はお蔵入りとし、トヨタから何らかのアプローチがあった時に「真夏の20km/L動画ありますけど、出しましょうか?」みたいな交渉をやっていたら面白い。3年前は冗談半分で「kozzi TVが天下を獲る」とか書いたけど、いよいよ本当に実現してしまいそうだ。










2023年2月16日木曜日

YouTubeカーメディアはオワコンなのか!? Kozzi TV




2022年にブレークスルーしたKozziTV

 お気に入りなYouTubeチャンネルの「Kozzi TV」だけど、AJAJの渡辺陽一郎さんが加入してから調子がかなり上向きな様子で、チャンネル登録者も1年前にこのブログで記事を書いた時から4倍に増えている。2022年の序盤に渡辺陽一郎さんが参加した動画が初めて登場し、現在までに16万再生されており、このチャンネルの全動画の中で2番目に大きい数字を叩き出した。これまでも小沢コージさんの幅広い人脈でさまざまな評論家が参加してきたが、特に渡辺陽一郎さんはYouTubeとの相性が良さそうだ。


生活の中でYouTubeを視るタイミングは、①食事&飲酒 ②入浴 ③寝落ち ④スポーツ中継と同時進行・・・などが多いと思うが、小沢さんと渡辺さんの漫談は食事中以外に楽しむのだったら割と良いコンテンツだと思う(飯が上手くなる感じは全くない)。余計な視覚情報を出さないので、画面を見ていなくても本編の内容が入ってくるし、なんだか気軽にクルマ好きと雑談しているハッピーな気分になれる。気分転換などにはちょうど良い。クルマの動画は他にも色々あるけど、テンポや話の「濃度」がちょうど聞きやすいと思う。



小沢コージさんの最高の相棒は!?

2人の相性も良い。これが小沢コージさんと島下泰久さんの組み合わせだったら、ひたすらに高級車への憧れを垂れ流す「ど素人」のチャンネルになってしまうだろうし、勝手な想像だけど、島下さんが敬意を示さずに上から目線な態度に小沢コージさんの機嫌がどんどん悪くなっていきそうだ(島下さんが先にキレるかもしれない)。以前に岡崎五朗さんがKozziTVに登場した回があったけど、爽やかで完成度の高いカーメディアを目指す岡崎さんには、徹底的に下世話路線を爆走する小沢さんのスタンスは受け入れ難いものがあったように感じた。テレビでMCやる人はイメージが大切だ。


YouTubeカーメディアにおいて現在のところNo.1の実績を誇る五味康隆さんと小沢コージさんがコラボしても相性は悪そうだ。またまた勝手な想像だけど、五味さんが小沢さんのテキトーで無神経な発言に対して、軽蔑気味のリアクションで小馬鹿にしているところがなんとなく目に浮かぶ。まあ視聴者からみれば、どっちもかなりテキトーだと思うが、五味さんは自分はテキトーだとは思ってないだろう。この2人の放談が実現したところで、ひたすらにスカした空論ばかりが飛び交いそうで、おそらくリスナーには苦行でしかない。



渡辺陽一郎さんの良いところ

渡辺陽一郎さんはベストカーなどのレビューを見る限りは、特段に個性的な部分はないし、この人特有の分析が効いた分野というものもあまりない。失礼だけれども、福野礼一郎さんや沢村慎太朗さんのように「この人のレビューを読みたいからクルマ雑誌を買う!!」と指名されるタイプのライターではない。残念ながら今のAJAJにはそんな人はいない。もし居たらおそらくどこかのメーカーとトラブルにでもなって除名処分にされてしまうだろうから、まあ当たり前のことではあるが。


個人のレビューとしては興味はないけれども、Kozzi TVでの喋りではまさかの輝きを放っている。小沢コージさんと絶妙なハーモニーを醸し出している。小沢さんの個人レビュー動画ではちょっと物足りない感じがあるが、これを渡辺陽一郎さんの説明がうまく補ってくれている。何かとテキトーな小沢コージさんを相手に、とことん真面目に説明を遂行できる人はそうそういないだろう。私以外の多くのリスナーにとっても、ベストカーのレビューの印象とは違って、本当はとても真面目な人なんだとわかって、ビックリしたんじゃないだろうか。



Ride Nowと比べて

渡辺陽一郎さんの想像以上にきめ細かい解説に対して、小沢コージさんが躊躇なくツッコミを入れるところが、クルマ議論の雰囲気になっていて楽しい。2人のパワーバランスもちょうどいい感じだ。2人組のYouTubeカーメディアといえば島下さんと難波さんによる「Ride Now」もある。こちらの難波さんも真面目でクルマが好きな様子が伝わってくる解説を繰り出すという意味では渡辺陽一郎さんに似ているが、残念ながら島下さんのツッコミがかなり「庶民離れ」していて冷たいことが多く、せっかくの熱狂的な話が一気にシラけることがある。


「Ride Now」はトヨタを中心とした案件をたくさん消化するために立ち上げたチャンネルなんだろうけど、直近ではカローラのMC、プリウスのFMC、レクサスRXのFMC、GRカローラのデビューなどにたくさんの動画で構成されている。案件なので必死に演じているが、島下さんの一般人向けのクルマに対する興味の無さがしっかり伝わってくる。「うん。まあいいんじゃないですか。」っていう心の声がダダ漏れしていて、これらのモデルを真剣に検討している人にはちょっとイライラする部分はあると思う。難波さんのいい感じのマニアぶりがあまり活かせてなくて本当に残念だ。



どんなクルマでもレビューが成立

それに対して小沢コージさんは日本市場で販売されるほぼ全てのクルマに対してハッキリと情熱を表現ようになった。20年くらい前にはベントレーやアウディTTなど欧州のGTカーばかり乗っていた人とは思えない。ここまでクルマの好みは変わるものなんだろうか。20年前の小沢コージさんを知る人は今も距離を感じているかもしれない。今ではホンダN-BOXのユーザーでもあるそうで、これは現状の日本市場のさまざまな乗用車をジャッジする意味では非常に好都合な「基準車」である。


KozziTVが地味に凄いところは、この手のクルマ好き向けYouTubeなのに、軽自動車やミニバンのレビュー動画が一番良く回っていることだ。島下さんや五味さんのチャンネルやそれに類似する素人チャンネルでも、この手のクルマはまず取り上げることすらないから、KozziTVに視聴者が流れて着いている可能性もある。AJAJの女性ライターを使った各メディアのチャンネルでもやはりスライドドア車や軽自動車の登場は少ない。実際にスライドドアのKカーを使っている小沢コージさんだからこそリアリティがあるレビューができるのかもしれない。



他では視ないクルマも・・・

ダイハツ(トヨタ)、スズキ(マツダ)、ホンダ、三菱(日産)の4大Kカーグループは、KozziTVの価値にボチボチ気が付き始めているかもしれない。タント・ファンクロスやスペーシア・ギアなど他のYouTubeカーメディアでは見たこともないクルマを、KozziTVで初めて存在を知るなんてこともある。セレナ、ステップワゴン、ノアなどのミドルミニバンも同じく他の媒体ではほとんど登場しない。絶望的に退屈な某カーメディアのチャンネルなどではひたすら真面目に解説されているだろうけど、とても視聴は耐えられないだろう。小沢さんの軽いノリだからこそ絶対に買わないようなクルマのレビューでも見れるようになる。


逆にKozziTVで全然再生回数が増えないのがMAZDA車のレビューで、どうやらMAZDAユーザーと小沢コージさんの相性は最悪らしい。数年前ならばどのチャンネルにおいてもMAZDA車は最強コンテンツだったと思うが、どうやら風向きが変わってきたようだ。MAZDAがAJAJに対して冷たい姿勢で、ユーザーにもそれは十分に伝わっていて、どのチャンネルでもMAZDA車レビューは数年前ほど目立って伸びていない。MAZDAユーザーの視聴者はメーカーの下請けテストを担当する「ひでぽんチャンネル」などに全部持って行かれているのかもしれない。確かにあのチャンネルは面白い。



小沢コージさんの時代が来ている!?

MAZDA、スバル、ホンダ、日産、BMW、メルセデス、ポルシェ、アウディ、VWなどクルマ好きが支持するメーカーにおいては、自社メディア、修理屋メディア、素人メディアが優勢だ。KozziTVもRide Nowも苦戦している。島下さんも五味さんも「トヨタ&レクサス」だけが頼れるコンテンツになりつつある、そのためメーカーに代わって全力で「3年待ち!!」アピールの広報活動を積極的に担っている。もし「ガチ」のカーメディアであるならば、ランクルやプリウスの納期の長さの裏側を思いっきり暴露したらいいんじゃないだろうか!?


YouTubeカーメディアの参入障壁が高くなったようだ。自民党右派擁護の政治系チャンネルが根強い高齢者の支持者によって生き残るみたいに、トヨタ&レクサスに露骨に擦り寄るチャンネルが僅かに生き残るシビアな世界になるのだろうか!?そんな中で小沢コージさんの独特なハードボイルド感だったり、あからさまにアホなことを言ってしまう感は、どこかトラブル&失言を期待してついつい再生してしまう。そんなキャラクターがYouTubeにおいては良いスパイスだろう。渡辺陽一郎さんという素晴らしい相棒を得たKozziTVには2023年もさらなる躍進を期待したい。




2022年4月27日水曜日

「CX-60報道」 本質が語れないカーメディアの限界。



 

CX-60特需は続く

小沢コージさんの主催するユーチューブ案件チャンネル「Kozzi TV」が毎日のように渡辺陽一郎さんを使った漫談を繰り広げている。CX-60の判明した価格が、完全にトヨタ・ハリアーを意識したものになっている。そんな初心者でもすぐ気づくレベルの話を、ライター歴30年近い二人が分かりやすく伝えてくれる企画は、とても親切ではあるけど視聴者像がボヤけてしまう。たまに渡辺陽一郎さんがポロっとこぼすレアな内部情報が知りたい熱心なMAZDAファンはゲームでもしながら聴いているんだろうけど・・・。



全然ダメじゃん

2000年代のリッターカー&ミニバンブーム以来、日本メーカーの作るクルマなんて真面目に評論する価値もない・・・くらいのテンションだったAJAJライター(特に小沢コージさん)だけど、MAZDAがかなり制約を外して本気でクルマを作ってきたら、今度はまともなコメントが全然出てこない。彼らはどんなクルマだったらベストなレビューができるのだろう。まあAJAJは「案件」レビューが原則であるから、特定のクルマに対するあからさまな批判はできない。



乗り換えスペシャル

CX-5からCX-60へ、横置きと縦置きの違いこそあれど、同じ2.5Lガソリンエンジン同士で乗り換えたら、グレードの差こそあれボトム価格は328万円から299万円に下がる。MAZDAが用意したCX-60「乗り換え」の舞台装置はなかなかうまくできている。次もCX-5を買おうと思っていた人の多くがCX-60を選択していくことだろう。ガソリン派もディーゼル派もうまくステップアップできる価格設定になっている。エンジンがたとえ2.5Lガソリンのままだったとしても足回りが違うというだけで価値がある。



CX-5は世界一のヒットモデルなんだが・・・

いずれにせよ世界の主力市場で売れに売れたCX-5は、MAZDAの歴史に刻まれた名車となった。欧州、北米、中国、日本、オーストラリア、ロシアなどなど、世界中のCX-5ユーザーにその受け皿となるCX-60(CX-70)を用意するのは、当たり前と言えば当たり前なんだけど、そもそも日本のカーメディアにおいてはCX-5が世界で年40万台も売れているという認識がない。日本でも世界でもMAZDAは「苦戦している」という報道を続けてきた。



FRは高価という先入観

今更になってCX-5は世界的な大ヒットを遂げていました!!CX-60はそのユーザーの受け皿としてMAZDAが確信を持って作ったクルマです!!・・・なんて言うわけにはいかないのだろう。とりあえず299万円なんてバーゲンプレイスです!!と大騒ぎするしか能がない。3万ドル程度でFRの6気筒モデルなんて北米で当たり前に売られていて、別に騒ぐほどの価格設定ではない。しかしレクサス、メルセデス、BMWなどのプレミアムブランドの日本でのマーケティング(FRぼったくり)の邪魔になるからだろうか、世界でのFR車の適正価格などが報じることはなかったと思う。



MAZDAのルーツ

熱心なMAZDAファンにとっては、CX-60からの一連のモデルは、FRシャシーというよりも、足回りにおけるMAZDAフラッグシップの「原点回帰」に価値があった。個人的にはFRでもFFでもどちらでもいいけど、足回りだけは第五世代以前のクオリティに戻してほしいと思っていた。BMWのE46(3シリーズ)がロードカーの頂点に立った時に、FFシャシーを使うホンダ、アルファロメオ、MAZDA、プジョーが「足回り」を武器に真正面から戦いを挑んだ。リーマンショックと共に全ては終わりを迎えたけど、MAZDAはピュアスポーツモデル以外で世界最高レベルのロードカーを作れる事を示した。



幾多の困難を越えて

その当時のMAZDAの開発者達は豪華な足回りを「第四世代のリベンジ」だと言って退けたらしい。第四世代ではバブルな日本メーカーだけあって、前後マルチリンクという重厚なサス設計が採用された。しかしバブル崩壊によってフォード傘下入りする事態になった。景気の変化に押し潰されてしまったが、この設計の素晴らしさを世の中に知らしめたい。そんな思いでGGアテンザが完成したらしい。そんなGG&GHアテンザもリーマンショックによって幕引きを余儀なくされた。



わかってない

経営再建の第六世代を経て、CX-5という新しいエースモデルも誕生し、よっぽどの事態が起きなければ確実に稼げる状況にはなった。その上で第七世代で再び「第四&第五世代のリベンジ」をしようとしている。MAZDAのクルマ作りに注がれるスピリッツはロータリーエンジンやライトウエイトスポーツなど様々な要素があるけど、「サスペンション」から理論的に走りを創造するMAZDAの拘りにファンは喜んでカネを払っているのだ。そんな気持ちをまるで理解していないAJAJユーチューバーへの嫌悪感は募るばかりだ。



MAZDAで乗り味悪いクルマなんてある!?

「乗り味良いですね」・・・当たり前だろ。MAZDAだぞ。トヨタの社長も第六世代の乗り味に感激したって話だ。福野礼一郎さんも第六世代のアクセラに感心していた。この乗り味に勝てるのはゴルフ7とアウディA3だけだってさ。この頃からレクサスCT、メルセデスAクラス、BMW1シリーズといったそれぞれ決して悪い出来ではないプレミアムブランドのモデルと比べても抜きん出た存在だった。



最悪の偽善者

MAZDAとしては必然の設計であるCX-60だし、ファンも歴代のMAZDAの流れを汲んだ存在だと認識しているんだが、AJAJの奴らだけ「突然変異」でびっくりなことが起こった!!と騒いでいる。ブランド伝統など何も理解せずに、とりあえずドイツのどっかのブランドのモデルと「ライバル」とか言ってるだけのアホは、評論家だとは思わない。ユーチューバーではないけど、I田N渡なんかが偉そうなことをレビューで書いていながら、まるでMAZDAの伝統を理解していない様子だから笑える。本物のMAZDAファンなら彼の偽善に気が付くはずだ。





2022年4月8日金曜日

全カーメディアお手上げ状態のMAZDA・CX-60

 

これを待っていた

2022年の日本COTYは開催不可能かもしれない。日産アリア、bz4X / ソルテラ、フェアレディZ、GRカローラ、シビックtypeR、スバルWRXといった近年稀に見るメンバーが揃っているけど、たった1台のニューモデルが世界の自動車産業の現実を浮き彫りにさせてしまったようだ。輸入ブランド&日本メーカーが新型車を投入するたびに日本市場でデタラメな価格を付けてきたが、MAZDA・CX-60はいよいよ「北米価格」で日本市場を席巻しようとしている。30年以上前の初代セルシオの再来と言っていいかもしれない。



異常事態

圧倒的な「開発の質的な高さ」と「ロマンへの熱量」が伝わってくるスペック&パッケージの前に、総動員されたAJAJ軍団も、アホの一つ覚えのようにただただ肯定するしかない状況だ。クラウン、レクサスLS、レヴォーグ、WRXなど近年の日本メーカーの縦おきエンジンモデルの試乗レビューはここまで全面的に肯定だっただろうか!?ボデー剛性やシャシーは非常に良くなったけども、「走って楽しい」と軍団が叫んでいただろうか!?



喜び過ぎ

4月7日に情報解禁になってユーチューブで活動するAJAJが一斉に動画をアップした。Gさん「変速ショックが気になるけど、直6DもPHEVもただただ素晴らしい」S(Y)さん「これは良い!良い!すごいいい!」Oさん「すっごく滑らか!!トルコン無いのに全然段付き(変速ショック)ないな〜」S(K)さん「これいい今乗ってるランドローバーの次はこれにしよっかな」Kさん「私はMAZDA嫌いではありません(藤原が嫌いなだけです)!!クルマすっごくいいです!!けど売れないかもな、だって経営陣がバカなんだもん(ゴチャゴチャ・・・)」



全員が素人同然

エンジニアに聞いた技術的なウンチクこそ挟みつつも、やはりガチでいいクルマに乗ってしまったらクルマ好きの素人と同じリアクションしかできなくなっている。ロードスター以外は2002年以降のMAZDAしか乗ったことないけどさ、GG&GHアテンザ、GJアテンザ2.2D、歴代ロードスター、プレマシー、MSアクセラ、アクセラ2.2ディーゼル、CX-5、MAZDA3スカイXどれ乗っても同じような興奮は味わえると思うが・・・。Kさんは動画に残るアクセラ2.2ディーゼルではしゃぐレビューと同じテンションになってる。



ステマに見える!?

もしかしたら、MAZDAがプーチン並みの情報統制を図っていて、招待したAJAJ軍団に目一杯の演技指導を施したのかもしれない。「子供のようにはしゃいで楽しさを表現してください」「できるまで何度でも録り直し可能です」・・・みたいな試乗会だったのかも。確かにOさんの表情にはうっすらと「疲れ」が見える。何回やり直しを喰らったのだろうか!?相変わらずの棒読みコメントで淡々と褒めている。動画コメント欄には「Gさんはショックあるって述べてますけど・・・」と突っ込まれて、本人が「オッサンなんで感度鈍くてごめんなさい」とかレスしていて微笑ましい。



つまりは・・・

エンジンだけで300万円以上したという日産GT-Rは、栃木工場のスカイラインやフーガを生産するラインに混流させて、発売時の価格を777万円まで抑え込んだ。CX-60も防府工場でFF車ラインに混流させて作ることで同じように価格を下げることが可能らしい。メルセデスだろうがレクサスだろうがイチャモンを付けたがる上記のAJAJ「五大老」が、全てに目を瞑って全面肯定した背景には、「MAZDAの生産ライン」への大喝采があるはず。とにかく日本市場の高性能車の自動車価格をどーにかしてくれ!!という切実な想いが宿っている。



買いたくなる

1000万円くらいするマセラティみたいに「ピカピカ」じゃないし、800万円くらいするポルシェみたいにサーキット向けのストイックさはない。直6ディーゼルに48Vが付いて500万円くらいらしいが、BMW・X3・M40d(日本価格902万円)と同等のスペックに加えて、実用に耐えうるモード燃費が付いてくるらしい。X3は北米市場ではディーゼルの販売はない(タブー)が、直6ガソリンターボのX3・M40i(382ps)が57,800ドル、X3・M(473ps)が70,100ドルなので、北米価格をそのまま日本に持ち込めばCX-60とほぼ同等の価格になる。



勝算

無茶な期待はできないけど、CX-60によって日本市場が大きく刷新されそうな予感だ。ユーチューブでレビューが行われるようになって以降で、ここまでカーメディアが一斉に動いたのは今回が初めてではないだろうか!?K沢さんは「まず売れないでしょうね」と仰るが、CX-60のターゲットは大して日本で売れていないBMW、メルセデス、アウディ、ボルボの類似のSUVなどではなくて、より大きな枠組を狙っている。具体的にはこれまで相当数が売れてきた、アルファード、レクサスLS、クラウン、フーガといった日本の高級車のシェアだろう。



日本車初の・・・

RAV4PHEVやアウトランダーでは動かなかった「プライドが高い」ユーザーに十分に訴える設計になっている。クオリティを重視するユーザーにとって、1000万円以下で収まる高級SUVは「ランドローバー」「ポルシェ」「マセラティ」の3つしか選択肢は無かった。S(K)さんが何気なく呟いた「ランドローバーの後継になる」という一言は、MAZDAがやり遂げたことの大きさを表している。その言葉の裏には「レクサス、メルセデス、BMW、アウディのSUVでは全然話にならないんだよ!!」との怒りにも似た想いが滲んでいる。

2021年1月22日金曜日

2021年は 「Kozzi TV」(小沢コージ) の年になる!!

 

クルマ系ユーチューブチャンネル

タイトルを見ただけで「拒否反応」の人もいるだろうし、そもそも「Kozzi TVとはなんぞや!?」って人が大半かもしれない。2021年1月現在で個人的に一番面白い「カーメディア」だと思っている。裏に優秀な参謀役が控えているのかもしれないけど、異色のAJAJライター・小沢コージのユーチューブチャンネル「Kozzi TV」が、去年くらいからコンテンツの充実が著しい。小沢コージさんは見た目の通り人脈がとても広いようで、面白いオッサンが次々と対談形式で登場してくる。新型モデルのレビューはクソつまらない(失礼!)けども、とにかく対談の内容が異色でずっと聴いてられる。


意外とスケールがデカイ

このブログでも何度か小沢コージさんの過去の「痛い」著作だったり、的外れなレビューだったりをイジったこともあったけども、この人の着眼点はなかなかスケールが大きくて、それが大風呂敷すぎて結論がショボかったりすることが多い。そんな構図はなんだか私自身のブログ記事みたいでちょっとだけ親近感はある。なんかスゲーこと書いてやろう!!って思って書き始めるのだけど、思っていたほどには話が膨らまなくて書き終わる頃には「次は頑張ろう・・・」となってしまう。そんな経験をずっとしてきたからこそ、小沢コージさんがジャーナリストとして投げかけたい事柄のデカさとそれがスムーズに伝わらないイライラを共感できる(から余計に面白い!!)。


シャイでオタクな対談相手がよく喋る

小沢コージさんのレビューと新車紹介動画は、まあ同じようなクオリティなのだけど、対談動画はとてもためになるコンテンツだと思う。対談相手のチョイスがなかなか素晴らしくて、ずっとクルマのことを喋り続けてそうで、知識の塊みたいな人ばかりをおそらく意図的に選んでいる。イメージできると思うけども、そんなマニアックな人は大抵は性格的にもルックス的にもユーチューバーで一人喋りをしてみよう!!なんて人は少ない。情報が濃すぎるので視聴者はついてこれないだろうし、深い話であればあるほどツッコミどころもでてくるので、そんな芸を披露する勇気が湧かない。よってあまり無駄に濃い話をしないタイプの河口まなぶさんとか五味康隆さんの方がクルマ系ユーチューバーには向いているのだろう。


今までのカーメディアにはない新鮮さ

しかし出演者が2人になるとそんな常識がだいぶ変わってくる。2人の相性やお互いの意見のハマり具合なども重要なポイントになるし、何より小沢コージさんのマニアックな話を引き出す話術が冴え渡っている。「僕は何もわかってません」みたいな謙ったスタンスで、相手をテンポ良く喋らせるし、見事なまでにタイミングよく「わかってない風」な質問を繰り出すので、オタク気質でシャイなオッサン達が嬉しそうにちょっと上から目線で気分良く喋っている。そこには雑誌系カーメディア、ウェブ系カーメディア、一人語りのクルマ系ユーチューバーではほぼ見ることができない面白い話が転がっている。


小沢コージはとてもリベラル

AJAJだと国沢光宏さん、清水和夫さんといった大御所がユーチューブで対談を行なっているが、まさかとは思うけど「Kozzi TV」の対談の方がはるかにリアルな未来を考えて議論しているし、どうでもいい懐古主義などないし、何より精力的に情報を集めている人を選んで呼んでいるので、現在の自動車産業の実情がはるかにリアルに伝わってくる。大御所様のご意見はどうも「主観」とか「バイアス」みたいなものを感じてしまうのだけど、小沢コージさんは極端に「欧州車優越主義」というわけでもないし、HONDA、日産、三菱、MAZDA、SUBARUといった「非トヨタ」日本メーカーの開発者への共感の言葉も多い。


これからも活躍を期待します!!

ちょっと興味を持った人は自分の目で確かめてほしい。今のカーメディアの中でも「かなりまとも」な議論が楽しめる場だと思う。河口まなぶさんや五味康隆さんのチャンネルの方が登録者が段違いに多いのだけど、ある程度のクルマ好きで、今まで乗ってきたクルマについて良い点も悪い点も存分に語れてそれなりに自動車業界全体が見渡せている人にとっては、少々退屈だと思う。「Kozzi TV」は河口&五味チャンネルにハマらないマニアックな人々向けの動画が充実している。ただし繰り返しになるけども、新車レビューはクソつまらない・・・。

















新車レビューはつまらない・・・






2019年3月25日月曜日

オザーさん と プリウス


まさにそこだー!!

オザーさん(小沢コージさん)はやっぱりセンスいいよなー。芸人の「おぎやはぎ」みたいにピンポイントでネタにするのが上手い。誰でもいいからカーメディアの人間が今こそ、プリウスを担当したトヨタのデザイナーを擁護する立場になってやれよー!!って思ってる人は多かったはず。やっと出てきましたよ。遅ーよ!!



クルマがダサいのではない、何も知らないバカがダサいのだ

何が気に入らないのか・・・そりゃ昭和のデザインとはかなりの距離はあるのは間違いないけど、それって悪いことなのか!?最近のフェラーリやランボルギーニにもこのプリウスに似た「違和感」は感じるのだけどさ。ある種の違和感を「個性」として許容できるユーザーの「包容力」があまりにも足りないんじゃねーか!?


ネット越しの人格攻撃は理解できない

結局バカは何に乗ってもダサい。これに尽きる。MAZDAに乗って「これ最高だ!!」ってブログを書いればそりゃアンチだってやってくる。今では世の中が変わってしまったようでそれほどでもないけど、5年くらい前にはエゲツないくらいに人格攻撃されましたよ。「頭オカシイ」とか書かれましたけど、そりゃクルマのブログ書いてる段階で頭オカシイのは自分が一番よくわかってるから、もう笑うしかない。



↓心当たりがあるクズは反省しろ!!「プロとしての自覚を持て」は人格者にのみ許された発言だ。





ネットでバカを治療することはできる

ただし書いてる内容を頭ごなしに否定された時には、徹底的に反論させてもらいました。説明責任はブログを書くものの使命であり、自分が議論から逃げたらMAZDAにもこのブログを読んでくれている人にも失礼だと思いますし、そもそも書いてる内容(第五世代MAZDA車の能力)に全く疑いの余地はなかったですし、ウラを取って当たり前のことだけ書いてましたから、BMWだかVWだかメルセデスのユーザー様が何か言ってきてもどうってことはない。



還暦パワハラ上等世代はネットで喋るな!!(本でも読め)

ブログというフォーマットで6年ほど活動してみて感じたのが、「クルマをまともに語れない(考えない)レベルのオッサンが平気でコメントしてくる」「ひたすらにクルマのネタを書き続けているだけなのに、人格/個人攻撃をする人間がいる」ってことが非常に残念でした。こんなオッサン達がそれなりの給料をもらってそこそこの値段のドイツ車に乗っていれば、そりゃ世の中「ダサい」空気が蔓延しちゃいますよ。ネットの向こう側の人間を「貧乏人www」と断定してくるオッサン的な空気感だけはもう本当に理解不能でしたね。




オッサンに人権はない・・・

プリウスのデザインに対する思慮不足な批判も「貧乏人www」と同じ空気を感じるんですよ。オザーさんの今回の切り口がまさに「そこ」だったので、そーだそーだ!!オザーさんと同じ違和感を俺も感じているよ!!・・・と言いたいだけです。還暦ライター連中だったり、その世代が仕切っている雑誌媒体のカーメディアが特集を組んで「大丈夫か!?新型プリウス・・・」みたいな記事を見ると・・・え!?ってなる。かなりダサいことになってるけどこれマジですか!?ってバカにしたいんだよねー。ネット越しの人格否定みたいな不毛さが漂っていて見るだけで体が痒くなる。



この絶望感を共有してもらえるだろうか!?

4代目プリウスのデザインに対して容赦ない苦言をする人が多いが、そもそもどのデザインと比較して劣っているなどの基準すら曖昧なままであり「俺は嫌い」の主観で自己完結している。ハッキリ言ってそれは思考・評論の類いではなく大人の世界では軽蔑されるべき悪口に過ぎない(オッサンに人間的価値などないのだから)。ネット越しの人格否定をする世代がガヤガヤ。タチが悪いのは、別にプリウスに興味ないから何とも思ってないけど、とりあえずダサいって言っておこう!!ってレベルのクズが集まってきてしまうこと。プリウスが程よい人気車種だから始末が悪い。結果的にカーメディア全体で、ただただ日本人のオッサンの精神性の低さを露呈してるだけになってる・・・これはエグい。


プリウスに共感できるオザーさんが背負うもの

オザーさんはこのブログでVIPクラスの「超一流」ライターなんですけど、たまに(おそらくわざと)変なことを発信するので、それに気づいた時はこのブログでツッコミを入れされてもらってます。「VWゴルフを日本COTYにしたのは俺の功績だ!!」のときはあまりの衝撃に、思いっきり批判めいた記事を書かせてもらいましたけど、絶対に人格批判だけはしてないです!!「この仕事はちょっとオカシイですよ!!」って発信しただけ。そーすると超一流ライターだけあって、色々とコメントが来るわけですよ。それもヒデー・・・レベルの(オザーさんに対する)人格否定な内容で。オシャレとかライフスタイルとか普段全く考えてねーようなヤツがオザーの存在を否定すんじゃねー!!と彼は憤っていたのだと思います(私もそう思います)。もしかしたら4代目プリウスの「境遇」にオザーさん自身の姿が重なって見えたのかも・・・。



高齢者が世の中に影響を与え過ぎ!?

還暦前後のライターがデザイン云々でいちいちシャシャリ出てくんじゃねー!!ついでに豊田章男とかいうただの金持ちのオッサンまで調子に乗って「ダサい」と言っちゃう始末(この方は高須、前沢と同じレベルじゃね!?)。シルバー民主主義ならぬ「シルバー・カーデザイン」・・・ひたすらにジジイの圧力に世の中が振り回されていく。そもそも歴代のプリウスってのはさ、わざと「虚をついた」デザインを狙っているわけですよ。あのデザインを見れば、当初からの社命に基づくミッションをデザイナーが十分に理解して素晴らしい仕事をした!!と素直に感動すべきだと思う。少なくとも工業製品をフェアにレビューする立場の連中ならば・・・。


考えた痕が見えない批判はただただキツイ

おそらくブーイングをしている愚か者は、もしプリウスがVWゴルフだったり、ポルシェ911みたいなデザインで出てきたとしたら、今よりも人気になると思ってるんだろーな。それは違うって!!デザイン自慢の某日本ブランドがプリウスのユニット買い取ってデザインそのままに載せてみたけど全然売れなかった。同じようにゴルフGTEやeゴルフって完全にコンセプトがスベっていると思うわけですよ。あれだけ名だたる有名ライターを動員して、S水というオッサンはtypeRと「同点」とかいうめちゃくちゃなゴリ押しをしたけど全く売れなかった。


平成の終わりとともに割腹で!!

いよいよ平成も終わる。不謹慎な話だけどさ、各業界の「老害」はこれを機に一斉に引退を表明したらいいんじゃね!?平成の30年間にそれなりに影響力を持ってきたカーメディアの連中は、自分が無能で何もできなかったのか、世の中に必死でモノを申し続けたのかを判断して、このタイミングで進退を決めるべきだ。S水さんもK沢さんももう終わりだよ。若い世代のライターが小粒ばっかりで、クルマのレビューをする素人のユーチューバーに負けちゃうヤツばっかりなのは、有能で生意気な奴を「老害」がことごとく潰してきたからだと思う。なんで還暦のK沢、S水と、40歳代のS下やK口が同じよーなコメントしかしないんだ!?ふざけんな!!


オザーさんの主張はごもっとも!!

4代目プリウスのような「既存の価値観」を変えちゃいそうなモデルには風当たり強いよなー。お前らカーメディアがあーだこーだ言ったところで現実に売れているんだ。トヨタはデザインに問題があったからフェイスリフトをしたわけではない、前期モデルと後期モデルで予定通りのマイナーチェンジをしただけだ。ヘッドライトに組み付けだけ見ても工程が全然違ってくるのがわかる。複雑な前期型は、デザインで市場に揺さぶりをかける、シンプルな後期型は・・・トヨタを世界一に押し上げた「コスト管理」なんだろうな。まああ国内外のどこのメーカーでもやってる当たり前のことだ。


平成が終わったら・・・カーメディアは全部解散!!

「あまりにもデザインが不評なので緊急で手直しが行われた!!」なんて完全に後付けの理由を付けて面白がってんじゃねー。夕刊フジとか東京スポーツとかのノリで許されると思っているんだろーな。もう平成と一緒にこれらの「建設的」ではない「掃き溜め」メディアはぶっ潰れてもらった方がいいよな。・・・とオザーさんの今回の記事は暗に主張しているはず。俺はオザーさんの言いたいことよーくわかりますよ!!ティーポと斎藤はアルファロメオの件でさっさと説明責任を果たせ!!ニューモデルマガジンXも、N-BOXとゴルフの件で「お詫び」する必要があると思うが・・・。


「自動車趣味=低脳と思われてしまう悲しい現実(に立ち向かう)」





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2018年11月13日火曜日

久々の小沢コージさんに絶句・・・そりゃないっすよー!!



引用失敬!!
  「ヘへーン!唐突だけど俺、プジョー206CC(クーペ・カブリオレ)を買っちゃいました。いったいなぜ?と思われるかもしれないけど、実際、わりと衝動的。というのも今も昔もオープンカーが欲しいだなんてほとんど思っていなかったからだ。 理由は簡単。一部雑誌には書いたけど、『これほどおいしいクルマもない』。俺はモータージャーナリストなる職業をやってきて、数数え切れないほどの新車に乗ってきたわけだけど、単純にビジュアル性、実用性、記号性、希少性などいろんな意味でこれほど揃ったクルマはなかった。」
(「小沢コージのクルマ苑」2005年より)


空気読み過ぎているのは過去のあなただ・・・
  「記号性」ってなんだよ。世間のブランド志向に乗っかっただけでは!?このクルマならナンパの成功率が上がる・・・まあそこそこイケメンなオザーさんなら実際にそうだとは思います。他にも下取りが高いのは確実!!とか書かれてますね。世の中のトレンドをを存分に「読んで」生きてきた自動車ライター・オザーさんが、スズキとスバルの日本COTY事態を受けて「どんどん強くなる日本の世間体であり、空気を読んで消極姿勢に徹する文化。これが今後の日本の発展につながるとは思えない。」とおっしゃることは100歩譲って正論だとしても、メーカー担当者にとっては、カーメディア様からそんな言葉を頂戴するのは「心外」以外の何者でもないだろな・・・。


「空気読む人のバイブル」を発売!?
  沢村慎太朗さん、福野礼一郎さん、牧野茂雄さん辺りが言うならば、すんなりとうなづけるのだけど、「力説自動車〜あなたは『乗ってるクルマ』で差別される!?モテ、見栄、自己満でJUDGE」(小沢コージ・金子浩久・著)みたいなとんでもなく恥ずかしい本と書いてる人が絶対に言ってはいけない一言だと思う!!オザーさんこそスバルやスズキに倣ってその手の発言は「自粛」した方がいいんじゃねーの!?


芸能人を叩くのは女性と50歳以上のオッサンだけだろ
  ベッキーが不倫をしたことを批判してるのは、ちょと失礼だけども女性と50歳過ぎたオッサンだけだと思う。20〜30歳代に訊けば多くの人は「どーでもいい」と思っているはず。だって今時みんな不倫ぐらいするだろーに。そしてオザーさんみたいに自分のやってきたことを棚に上げて好き勝手な発言はしないからさ・・・。「全ての国産車は"発泡酒(偽ビール)"だ!!」とか「もはやクルマ選びはスペックではない!毒舌の中にこそ真実がある!!」とかブックカバーに堂々と書いていた言葉を忘れちゃダメだよー。



15年経つと人は変わるってことですかー
  「力説自動車」これマジでヤバいです。黒歴史過ぎる!!!!!今の50歳以上がいかに何も考えていなかったかがよくわかる。書いてる2人だけがヤバいわけではなく、そこには編集者がいただろうし、多くのその世代の人々の価値観を代表する内容だったのだと思います。2人いる著者のうちでは、まだオザーさんの方がずっとマトモで、相方の金子浩久氏の言葉のチョイスはさらにエゲツない(放送禁止レベルだ)・・・「モテも見栄もコンチネンタルGT。F430には高級ひきこもりの気があり。」「見栄は旬のA4。知られていないことで自己満は407。モテは高級OLへのアピール度が高いA4か。」「見栄は、おフランスのプジョー。自己満は、GTIが追加されたポロが気になって仕方がない。モテは、可愛らしい206でしょう。」


活字にしてはいけない・・・50歳以上の頭の中身
  なんだ!?この身の毛もよだつような異常な気持ち悪さは・・・。オザーさんはこのアドバイスに従って206CCを買ったんだろ〜な。それにしても「高級ひきこもり」って何だ!? 個人資産が数億円くらいあるひきこもりのことか!?経済的に困ってなければ外を出歩く必要とか全くないじゃん!?下手に歩くと誘拐とかされるから警備が完璧な自宅に居たらいいじゃん。


童貞がクルマを語ってんじゃねーよ
  「高級OL」って年収1000万円くらいあるバリキャリのことか!?それとも容姿のことを言っているのだろうか!?・・・金子って人は童貞なのか!?大企業で働く上流階級を自認するキャリアウーマンと付き合って楽しいと思うか!?それともプロの「ひも」なのか!?・・・全くよくわかりませ〜ん。このオッサンたちの感性が狂っているようにしか見えないが、それとも私がズレているのか!?


断罪・・・
  オザーさんはスズキやスバルが見せた「辞退」という「プライド」に対して、疑問を呈している。単なる「コンプライアンス」的なポージングくらいにしか思っていないようだ。オザーさんは「喪中・欠礼」といった日本的な文化背景と、「コンプライアンス」を混同してしまってないか!? 誰もスバルやスズキに対して「辞退」を促すような意見は持ってないと思うけども、当事者が「けじめ」として決断することを他者があーだこーだ言うべきではないし、その習慣が「今後の日本の発展」に悪影響だなんて結論は安易だと思う。今回ばかりはハッキリ言わせてもらおう・・・50歳過ぎて今回の発言はさすがにイタイぞ!!!!!!!!!!!!!!
(最高に熱いネタをありがとうございます!!やっぱりオザーさんはサイコーだ!!日本COTYも期待してます!!)

「小沢コージ氏が『日本だけがVWは48%減! 日本人は神経質だ』という暴言」


↓中身がなさ過ぎるー・・・・・




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2018年6月10日日曜日

カーメディアがとうとう『ドイツ車はクソ』と言い出した・・・

夢の跡・・・

  ドイツ車なんてもう要らない・・・とでも言いたげな雰囲気を、最近のカーメディア全体から感じます。ちょっと印象的だったのが最新のモーターファンイラストレーティッドで、福野礼一郎氏が、VW新型ポロをボロクソに言っていたこと。まるで過去を言い訳するかのように「俺が『神』と表現した転がり抵抗軽減への努力がすっかり失われている!!」みたいなことを書いていた。いやいや・・・ゴルフ7もそこそこ安っぽい振動出てましたけどね。


貧すれば鈍する

  カーメディア全体が、2013年頃にはどっかからお金をもらって、「ドイツ車はサイコー」「日本車は1世代以上遅れてる」とか言いまくってたけどさ、なんで中国からもアメリカからも締め出された1.2L&1.4Lユニット(最近では北米でディーゼルの代わりに1.4Lが復活したけど)を使い続けているクルマが「世界最高」になるんだよ!!どう考えても「世界最悪」だろ!!ってマトモな人ならおそらくわかっていたはずなんですよ。勝手ですけど合理的に推測するならば、当時のゴルフに関わったカーメディア全員は『嘘つき』か、『バカ』かのどっちかに分類でき、K沢は『嘘つき』代表で、S水K夫やO沢Kジは『バカ』代表だ!!ってのがこのブログの見解です。



バカはクルマブログを読むな

  2017年度中に日本のゴルフも1.0L&1.5Lの構成に変わるとか言われてましたけども、案の定保留に・・・1.2Lなんて欧州、アメリカ、中国で規制に引っかかるクソエンジンのまま日本で売られている。タイで生産されて、西アジア向けは自然吸気で、日本向けはターボ。インドやパキスタンでは同じエンジンのクルマが50万円くらいで売られている!!って書いたら「証拠を出せ」とか言ってくるコメント者もいた・・・。2012年、2017年と段階的にNOx&CO2の規制を強める予定だった国土交通省も、震災の余波などを考慮してか2017年規制自体がどうやらうやむやにされています。


オザーさんすら意見を変える時代・・・

  2014年くらいまでは規制のスケジュールと方針が示されていたので、日本メーカーは経営戦略として小排気量ターボ化を避けていたようですが、どうやら国交省の方針がいつものことですが「外圧」ってものに潰されたらしい。90年代の青天井の投資の中で、日本メーカーは自動運転も自動ブレーキもとっくに技術的には可能なものにしていたけども、国交省の認可が下りなかったらしい。2010年頃にボルボが導入を働きかけたことがきっかけで制度が変わり、当然に技術を持っている各メーカーはものすごいスピードで導入してきました。これを2017年になってから語り始めるO沢Kジ氏には失笑・・・。テメーは何十年ライターやってんだコラ!!(たとえ素人ブログ媒体でも名指し『オザー!!』と批判し続けていれば、本人の意見もちょっと変わるのかな!?)




国土交通省のやり方

  「欧州メーカーが先」なのではなくて、「欧州メーカーが先に認められる」ってのが真相なのに、日本のオッサン達は相変わらず「日本メーカーは遅れている」と思っている。バカ代表のS水K夫のレビューを読んでいてもそんな「意識」が充満している。そして今度は、どういう経緯か知らないけども、VWのNOx垂れ流し小排気量ターボに延命処置が施されている。周りが海に囲まれているから酸性雨被害は限定的とか言われているが、京浜国道周辺では健康被害に対して国家賠償が成立している。もし中国政府がVWを指導していなかったら日本への被害はもっとひどくなっていた!?


K沢は正しかった!?

  物事の分別ができる年齢になってVWの1.2Lターボとか乗ってるヤツってなんなんだろうって思う。VWがアメリカでやらかす以前には、私の弱小ブログにも堂々とオーナーを名乗ってコメント欄に登場する人いましたけど、おいおい「現実を見ろ」としか言いようがなかった。当時から素人でも調べられる範囲で、VWのエンジンがトヨタの同型モデルに対して著しく環境負荷が高いということは理解可能だったですから・・・。K沢さんのブログにもネタが上がっています。さすがにK沢さんがVWゴルフを賞賛するレビューってないですね。あの人はVWがダメってことをずっと前から知っていたのです。

世間の評価

  世間一般では「福野礼一郎は優秀で、K沢M洋はカス」ってことになってますけども、VWの本質を2013年あるいはそれ以前から見抜いていたのはK沢の方で、2018年になって福野礼一郎氏がK沢のレベルに追いつきつつある・・・。しかしK沢が高く評価しているBMWもまた同様の問題を抱えている。これまで主力だったディーゼルは総崩れ状態。新型3シリーズでは2.0L版だけ残るらしいが、排気量別に4種類あったディーゼルがことごとく存続できない状況。さらにガソリンユニットも2.0L、3.0Lに関しては、マイルドハイブリッド化される。


ドイツ車技術は『お下がり』

  10年前には「ハイブリッドは欧州には合わない!!」とカーメディアは口を揃えていたが、トヨタ、ホンダの初期技術のパテントが期限切れになるとともに一気に普及した。BMW、メルセデスだけでなく、ポルシェやフェラーリだって同じでこれからはハイブリッド技術がベースになるらしい。もう欧州車に高いカネを払うのがバカバカしいって!?これはハイブリッドに始まった話ではない。「自動変速MT」「可変ダンパー」「4WS」「直噴ターボ」など、ことごとく日本メーカーの期限切れ技術を塗り固めて作っているのが2000年以降の欧州車の姿だ・・・。


結論

  2000年以降のドイツ車なんてほとんど「ゴミ」だ。喜んで乗っている人には悪いけど、情報弱者だとしか思えない。欧州車に満足している人は、間違っても「IIHS」のスコアなんて見てはいけない(見てないから欧州車を買うんだろうけど)、「JNCAP」のスコアも見てはいけない。そこには『ドイツ車はクソ』という現実をそのまま数値化したデータが並んでいるだけだから。


↓ちょっと態度が硬化している!?岡崎&藤島




この記事に関する「補足の投稿」を行いました(2018/6/11)


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2018年5月14日月曜日

バブルが生んだ最高傑作・小沢コージをあんまりいじめるな!!

天才過ぎる・・・
  ネットにレビューを挙げてちょっと余計なことが書いてあったりすると、なぜか物凄い勢いで叩かれる小沢コージさん。サッカージャーナリストの杉山茂樹の自動車ライター版といえばわかりやすいか!? 確かに50歳を超えた自動車専門ライターとしてもう少し分別をわきまえた方がいい部分もあるけども、ネット記事に無報酬でコメントを書いている日生産的な人々に『低脳』とか言われる筋合いは全くないと思う。だってオザーさんは『お仕事』でやっているわけですから・・・。

イケメン
  オザーさんはなぜ叩かれるのか!?確かに『アレ』な内容もあるけど、真面目な時も結構ある。それほど悪いライターだとは思わない。例えば同年代の渡辺敏史さんとの大きな違いは・・・もしかしたら『ルックス』じゃないだろうか!? 小沢さんのレビュー以上に、渡辺さんのレビューにもツッコミを入れたくなることが多ったりするけど、あの『ざ・オッサン』の風貌を想像すると、なんだかちょっと可哀想になる。ちょっと遠慮気味に書いてあるし。その一方でイケメンのオザーさんは自信満々にエグいことを書く。読んでいる人は躊躇なく批判が書ける。つまり・・・イケメンの上から目線は徹底的に叩かれる。

わざと間違えておく
  『誰が書いても変わらない』ようなこのX2のレビューにも、しっかりとオザーさんの足跡がスタンプされている。X2のガチンコライバルをQ2と書いてしまう自動車ライターは、失礼だが基本的なスペック表が頭に入っていないのだろうか。どう考えてもライバル車はQ3だと思うが・・・。

常識を超えた一冊
  オザーさんに関しては、Q2だろうがQ3だろうがどーってことはない。この人には『小沢コージのクルマ苑』という業界が震撼した衝撃作があるから。まだ読んだことがない人は、どこぞのブッ○オフで探して、手にとって読んでみてほしい。笑わずに10ページ以上読めた人は、もう完全にセンスが枯れている。もうかれこれ数年前に手に入れたのですが、面白すぎて1度に10ページ以上読むことができずに、今も未完読のまま書棚の奥底においたままになっている。11ページ読むとあまりの衝撃でゲロ吐きそう・・・。


アンチは一度読んでから叩けよ・・・
  普段からオザーさんのレビューをディスっている人には、ぜひ読んでもらいたい。すでに読んだことがある上でオザーさんを批判するのは、もはやチワワがたくさんいる犬小屋でチェーンソーを振り回して快楽の笑みを浮かべる『サイコパス』気質のある人だと思う。チワワが可愛いのと同じように、オザーさんは『異常』ってのがこの本を読めばわかります(未完読ですが)。なんというか・・・自動車評論の世界における『長島茂雄』『長州力』『具志堅用高』みたいなもんですよ。

目次見るだけでその異常さは十分に伝わるはず・・・

『トミカは『世界最大のクルマメーカー』だった!?」
「クルマなんか目じゃない!ウマは『史上最高の乗り物』だ」
「高速道路で突然のストップ!そのときに・・・案外やるじゃん、JAF」

・・・はい「その通りです」。買わないが正解です。だからア○ゾンではなくブッ○オフです。もしこの本が公共の図書館に置いてあったなら、有害図書認定して排除してもいいと思う。


借りたポルシェでナンパ
  それでも小沢コージは凄い。借りてきたポルシェでナンパする自動車ライターは他にもいるかもしれないけど、それを堂々とレビューに書いてくる人はオザーさんしかいないだろう。同じことをS下Y久さんやY田K樹さんがやったら失笑ものだけど、オザーさんだとちょっと状況が変わる。「ポルシェはモテる」のは当たり前だとして、オザーさんのルックスがあるからこそレビューが成立している。プロライターは100人以上はいるだろうけども、「借りたポルシェで爽やかにナンパ」できるのは、小沢コージと五味康隆の2人くらいだろう・・・。


批判する前に書いてみろ!!
  レビューやクルマブログのコメント欄で、暴言を連発するクズ。言いたいことがあるなら、自分でブログでもツイッターでもいいから主張しろ!!人のふんどしで済まそうとするな。一度レビューでも書いてみればわかるさ。読む人のことをあれこれ考えていると、不思議な人格が出てくる。小沢コージさんや清水草一さんは、他のライターよりも断然に読者のことを考えていると思う。読者に楽しんでもらうために、喜んで道化になる。これこそが本物のプロライターだと思うんですよ。



 

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2017年12月13日水曜日

小沢コージさんが 何か言っているぞ!?(声が小さい)




  「シビックが売れたら坊主になります!!(ヅラを外すだけだろ)」
「シビックが売れたら海に飛び込みます。(寒いから気をつけろよ)」
「シビックが売れたらヒョーロンカを廃業します。(そもそもクルマ芸人としか思ってないよ)」

オッサンとホンダは基本的に相性が悪い

  とにかくホンダのことになると悪ふざけなオッサンがあちこちから湧いてくるんだよなー。50歳以上の人にとっては、幼少期のホンダはまだまだ単なる「一発屋」くらいの小粒な印象だったようですね。ちょうどウェブメディアを通じて情報が入ってくることが多くなった中国/台湾の新興メーカーに対して、ちょくちょく『〇〇のパクリだねー」とかイジっちゃう感覚に近いのかもしれません。

  これが40歳前半かそれ以下のライターになると、そのレビューからホンダへの『敬意』がしっかり伝わってくるようになる(先入観もあるかも)。特に島下泰久さんや山田弘樹さん辺りからは、ホンダが作るクルマが悪いわけがない!!みたいな雰囲気さえ感じます。誰がなんと言おうともエンジンは世界一。その他の自動車技術も軒並みトップクラス。今ではIIHSのトップセーフティを見れば、ホンダ車(とそれを追いかけているマツダ車)ばかりが出てきます。

ホンダとマツダの力関係

  「マツダがすごい」と言う人もいますけど、マツダの設計は完全にホンダの後追い(マツダ大好きな私が断言します!!)。マツダというメーカーには実は『プライド』ってものがちょっと(かなり)乏しいんですよね。変な意地は張るけど、パクることに葛藤はないらしい(RX7とかさ)。トヨタや日産はホンダのヒット車をコピーすること(シルビアとかウィッシュ)はあっても、ホンダの方針を真似ることはしません。

  マツダは、シビックが4輪独立懸架で成功すると、ファミリアで後追いをし、アコードが4輪DWBで欧州で評価されると初代アテンザで真似をする。ホンダがシビック、アコード、CR-Vの中型車の設計を一本化すると、マツダも真似をする。アコードがストラットになれば、アテンザもストラットになる。スカイアクティブ時代のマツダはホンダのコピーです(魅力が乏しい)。これ日本のカーメディアで指摘されているの見たことない。「マツダはドイツ車のパクリ」はよく見るけど。

  マツダがドイツメーカーの真似ばかりしたら確実に倒産だよ。マツダだけではないです。VW、メルセデス、BMWだってホンダからほぼ全てを吸収しています。マツダもドイツメーカーもホンダをお手本にするから『似てる』ってことになる!?

オッサンにわからないからヴェゼルやN-BOXは売れる


  そして若い世代にとって今の『ホンダ』は最高にクールです。全部かっこいい(デザインの話じゃないよ)。最大のマーケット・アメリカで、最高の信頼性を獲得している商品力。フェイスブックを創業したマーク=ザッカーバーグもクルマに詳しい友人に、『安全性と信頼性がナンバー1のクルマが欲しい」と相談した上で、アコードを愛用していたらしい。


  色々なメーカーが資本提携ゲームに興じる中で、独立を保ち続けて独自のクルマを作り続けたこと。フォードに毒されたマツダや、GM・日産・トヨタの顔色ばかり伺ってクルマを作ってきたスバルとは技術のレベルが違う。赤字出さないし、誰にも迷惑をかけない。もうそれだけでかっこいい。

50歳以上はホンダを語るな!!


  小沢コージさんには悪いですけども、もう50歳以上はホンダ車を語るな!!滅茶苦茶なことかもしれませんが、ヴェゼルもN-BOXも若者にとってリアルな存在になっている。今の若者は小沢コージさんとは違ってMINIとかアウディTTとか興味ないです。何でかって!?そういったクルマに乗って街中を走っているオッサン達が基本的にみんなダサいからです。試しに『小沢コージのクルマ苑」とか『力説自動車』とかをキンドルアンリミティッドで流通させてみてください。おそらく『あまりに恥ずかしくて5ページも読めませんでした・・・破壊力ありすぎ」とかレビューに書かれますよ。

  繰り返しますが、50歳以上のジャーナリストはホンダ車を語るな!!ヴェゼルやN-BOXのヒットを全く予見できなかったカーメディア連中には、ホンダ車の価値を理解するのはハードルが高すぎると思います。日本の自動車ユーザーに、中国メーカーのクルマをレビューさせたらどんな内容になると思いますか!?50歳以上&ホンダってそれと同じ設定なんですよ(多分)。

ホンダは『ブランド』とかいう商圏を超越した存在

  ホンダのエンジンのすごさ。ホンダが自製して世界で展開しているミッションがどれだけハイテクか。ホンダの低床化&静音技術の価値。NSX/レジェンド/アコード/シビックに組み込まれた『Eデフ』みたいな技術の完成度。どれもホンダの基幹技術ですけども、どれをとっても日本のカーメディアではまるで『掲載禁止』になっているかのように、誰も語ろうとしません。

  小沢コージさんも、ホンダの社員(50歳以上?)さえも、ホンダの価値がわかっていない!? だから『ホンダが伝えたいブランド発信が曖昧すぎる』なんて趣旨のことを軽々しく言えちゃうんだと思います。「効率とトンガリの両立が難しくなってきている」なんて言ってますけど、この言葉はホンダよりも、サプライヤー部品だけで塗り固めた外注組み立て車ばかりを世界に送って利益を得ているBMWなどに投げつけるべきだと思うんですよ。



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2017年6月29日木曜日

「ホンダは途方もない夢ばかり追っている」とオザーさんが仰ってますが・・・

  NIKKEI STYLEとかいうウェブメディアに『小沢コージ』クレジットの非常に『?』記事が出ています(下にリンク有り)。またまた最近流行りの『名義貸し』のようですね・・・。現役のモータージャーナリストしかも第一人者でもあるオザーさんが『最近のホンダはF1にしろずいぶん途方もない夢ばかり追いかけていて(無謀すぎる)』なんて素人くさいことを絶対に書くはずがないですよ!!これは自信を持って断言します!!カーメディアではゴースト素人ライターが流行ってますね。そんなクソみたいな仕事が横行しているから発行部数がどんどん下がっているんじゃないですか・・・。ちゃんと小沢さん本人が書かないとダメですよ。

  それにしても担当したゴースト素人ライターは相当にお粗末な仕事っぷりです。新卒でホンダに入った小沢コージさんなら、これまでのホンダがどれだけの途方のない夢を実現してきたかはよくわかっているはず。1972年のCVCCシビックが世界最速でマスキー法をクリアし、慌てた技術自慢の東洋工業(マツダ)がズルをしてこれに追従した(燃料に細工した)という『ホンダ伝説』に始まり、『現地生産』『Vテック』『F1』『NSX』『HVスポーツ』といったホンダがやらなかったら世界のどこのメーカーができるんだ!?みたいな快挙を次々と達成します。今では堂々の時価総額6兆円。研究開発費は7000億円超を計上しています。開発費で比較すると、トヨタは1兆円、日産5000億円、スズキ、マツダ、スバルが1000億円、三菱が700億円程度ですから、トヨタと比べるとまだまだ販売台数は半分のホンダですが、これだけ開発費を計上していればスポーツカーもどんどん作ってくるでしょうね。ちなみに米国メーカーではテスラが800億円、GMとフォードは非公表。

  いくらオザーさんでも『なんでシビック売るんですか!?現状が見えてないんですか!?』なんて間違っても言わないだろうよ。さらに『2000年代のミニバンブームに火をつけたのはホンダが白白しい』とまで言ってますけど、なんでホンダのミニバンが他社に先行し、トヨタが本腰を入れて市場を奪還したか!?っていう見解が完全に抜けているんですよね。そもそもゴーストライターは『ミニバン』という言葉にどんな意味があるがわかってないんじゃないの!?スライドドアを配したボックスタイプの一般向け車両は、まだホンダが4輪を発売してまもない1966年にマツダが8人乗りの『ボンゴコーチデラックス』を作ったのが最初です。

  『ミニバン』という表記が一般的に使われるようになったのは、日本メーカーが北米市場を攻略した1990年頃に発売された『マツダMPV』と『トヨタエスティマ』がオリジナル(北米ではクライスラーのタウン&カントリーが最初)で、どちらも日本ではかなりのサイズなのになんで『ミニバン』かというと、北米市場では1800mm程度の車幅のボックスカーを『ミニバン』と呼んだからだとか・・・。MPVとエスティマのコンセプトは、普通乗用車のシャシーを使って高速道路でも優れた走行性能を発揮することでしたが、このジャンルから1994年に爆発的なヒット作が生まれました。それがホンダ・オデッセイです。

  このクルマは『CVCCシビック』『NSX』『シビックtypeR』『S2000』と並んでホンダが世界を撃ち抜いた名車と言っていいんじゃないでしょうか。普通車並みの走行性能が売りだった従来のミニバンをさらに進化させ、当時欧州で大ヒットしていた『ランチアデルタ』とその直系の後継車となる『アルファロメオ155』(その後さらなる大ヒットの156が誕生)や、E30からE36へと順調に市場を拡大するBMW3シリーズなどを好むレベルのユーザーをも納得させる走りを実現させました。

  当時のオデッセイは現在のジャンル分けではワゴンのクロスオーバー(アウディA4オールトラックみたいなクルマ)ではありますが、ミニバンにスポーツカーのような4輪ダブルウィッシュボーンを使いVテックの高回転自然吸気エンジンを配置する強烈なクルマです。これが残念なことに日本でその凄さがあまり認知されていないです。お笑い芸人の有吉弘行が4輪DWB時代のオデッセイを乗り続けているそうですが、この人の車歴にはなんとアルファロメオの旧型モデルが並ぶんだとか。最近のアルファロメオはどうもアレですからね・・・。

  小沢コージさんの仮面を被った素人ライターは、2000年代のミニバンブームを仕掛けたのはホンダだと断定していますが、ホンダが意図したことは、BMW並みに走るミニバンを作って世界を驚かそう!!という『途方も無い夢』なんですが、実際2003年の英国カーメディアにも『ミニバンと定義するにはあまりにも走りが良すぎる!」と書かれています。『ホンダの凄さを理解できない音痴はクルマを語るな!!』とは言いませんけども、とりあえず『走り』でクルマを選ぶならば、自然とホンダ車に帰結する・・・これは2017年の現在も世界共通の認識です。旧型オデッセイのコンセプトを引き継いだジェイドなんて、マツダ、スバル、BMW、メルセデスと比べてもなんら引けを取らないキビキビした走りをします。欲をいえばCVT以外のミッションとVテック自然吸気の復活が欲しいところですが・・・あと4輪DWBも。

  カーメディアで執筆するベテランライターのほとんどは、ホンダの走りの凄さは嫌というほどによくわかってます。だいたいどんなライターでもホンダの走りを『悪い』と書く人はまずいないです。でもあまり積極的に『良い』とも書かない・・・。良いのは十分にわかっているけども、『ホンダが世界の頂点ですよ!!』って書いてしまってはカーメディアの商売は成り立たないからです(複雑な事情)。嘘はつかないけど、印象操作はしてます。これが表立って『ホンダの走りは劣っている!!』などとはっきり書いていたら・・・これはもうゴーストライターさんの仕事と断定して間違いないと思われます。もしくは本物のクルマ音痴か。あのS下さんでさえ、2012年版『間違いだらけ』でオデッセイの走りは絶賛してましたから・・・。

NIKKEI STYLE『小沢コージのちょっといいクルマ・本当にシビック売れますか?』

↓印象操作の第一人者ですけども、さすがにホンダにはコメントしづらそうだなー。

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2017年4月20日木曜日

小沢コージさんをいじめるなー

  「日本市場は今度こそ変われるのか?」・・・日経の記事みたいな「抽象表現」を平気で使うから嫌われちゃうのかなー。相変わらずですね。そして小沢コージさんというキャラこその変な「ザワザワ感」が・・・。北米市場のベストセラーはビッグ3から発売されるピックアップトラックそれから中型セダン。欧州ではゴルフやルーテシアのようなスモールハッチバックと小型SUV。毎月トップ10の車種がコロコロ変わるのは日本くらいなものじゃないですか?・・・という味気ないツッコミが瞬時に浮かびますが、今回はやめておきましょう。

  とっても「ビッグ」な小沢さんが本当に言いたいのは、「もっと価値あるクルマを買いなさい!!」ってコトなんだと思います。・・・あ、繰り返しますが、「プリウスが最も経済的で価値が高いから売れているんだ!!」というツッコミ自体がスベってますよ!!

   (小沢さんの過去の著書から想定されるのですが)ベントレーからアルディTTまでをこよなく愛するという小沢さんの守備範囲の広さ・・・大きいのも小さいのも好きなんですね。そして「硬派なクルマ」はちょっと苦手なのか? ス○ルみたいな絶対に「モテない」ブランドには、ストレートに「用はない・・・かな」と伝える。そういうチャラい兄ちゃん風のキャラ設定のせいか、敵がどれだけ増えていくかを想定しない言動のせいか、自動車ライターを語る掲示板では、ちょっとした言動ですぐにボコボコにされる一人になってます。

  小沢さんとほぼ同年代の西川淳さんは、スーパーカーのオーナーから、ラグジュアリーセダン派まで幅広く支持されてますけども、小沢コージさんはなんでそんなに人気がないのか? 考えられる理由の一つが「顔」ですね。小沢さんのようなイケメンな自動車ライターってどうもダメみたいです。同じ車種のレビューでも、読み比べると西川さんの方がそのクルマとより真摯に向き合っているように感じちゃうんですよ。西川さんと同じようにいいことを小沢さんが書いていたとしても、それは「モテたい」目線なんじゃないの?そう邪推してしまう・・・。しかしですよ!!両者の文章をさらによーく読むと、どうも西川さんの方が明らかにモテたい意識は高いんですよ!!色気とかに敏感なのは西川さんだ!! いちいち野暮なことは書かないですけど、もうこれは笑うしかないです。

  そんな小沢さんが新潮新書から10年ほど前に発売した「クルマ界のすごい12人」
という秀作があります。梁瀬次郎さん、星野一義さん、和田智さんなど、自動車業界の「生きる伝説」ともいうべき人々を取材したものですが、これだけのメンツとコネクションをしっかり持っているというのがスゴイ。さすがイケメン。

  小沢さんのウェブ記事やNAVI CARSの連載を見ていて思うのは、メーカーの人にあれこれ聞いてくるのが上手いなーってことです。メーカーの開発担当者に快く受け入れてもらえるタイプのライターさんに分類できます。同じタイプには他に高平高輝さん、岡崎五郎さん・・・あとは島下泰久さんなんかもそうかも。逆にメーカーと絶縁状態な雰囲気が伝わってくるのがF野さん、S村さん、W辺T史さん、N川さん・・・ただしこっちの方が文才があって読んでいて面白い。興味深いことが簡単に書けちゃうだけの強烈な「キャラ」と「見識」があるから、単純でつまんねーことしか言わないメーカー担当者の話なんてさ、まともに聞いてられないのかな?そして水野さんみたいな達者な開発者が出てくると距離を置いてしまうとか・・・。

  小沢さん、高平さん、五郎さん、島下さん。この4人は年季の入ったクルマ好きな人々からは、やや軽んじられるとことがあるみたいです。個人的には4人ともとっても「いい人」なんだと思います。せっかく説明してくれたり取材に協力してくれるメーカーの人の気持ちを最大限に汲んで、好意的に記事を書くイメージがあります。ただしそうすると「八方美人」と見られてしまうこともあるでしょうし、自動車評論家として主体性を発揮する「見識」に欠けるとか見られちゃうんですかね。・・・そういった批判に対して小沢さんがキレて反論している記事を読んだことあります。「俺は評論家じゃない!!」と言ってた。

  手前味噌で恐縮ですけども、「クルマを語る」という行為はなかなか高尚なことだと思っています。クルマのことなんか何もわかってなくても、堂々と語れるのは頭のネジが一本なくなっているのかもしれないですけど、おそらく誰よりも「クルマに対して感動している」から書ける。ブログなどで発信していると、たまに「幼稚だねー」とか「何もわかってないのに書くな!!」とか言ってくるアホがいますけど、そういう「欲求不満なちっこい」輩なんて無視しておけばいいと思います。自分の意見を(自分のプラットフォームで)発信する人間と、発信する人を批判して(貶めることで無意識に自分が上位に置いて)納得するクズとでは、どっちの人生が豊かなのか?って話です。

  小沢さん、高平さん、五郎さんのレビューを読んでいいなーと思うのは、この3人の「感動」がとてもよく伝わってくるからです。F野さんやS村さんは最近のクルマにとことん冷めているのが伝わってきて、たまに読むのが辛い時があるんですよね。面白いかどうか?も確かに大切ですが、クルマに対して建設的な意見や「感動」を発信してくれるライターを時代は求めているんじゃないですか?(K沢やS水K夫のプロパガンダ<日本車への偏見>は論外ですけど)

  高平さんはホンダの歴史と技術に心酔しているのがよくわかります。島下さんはまだまだお若いですけど、この3人のような「感動系」レビューを書ける有望株だと思いますので・・・「間違いだらけ」でもっとハジけてほしいですね。



  


2017年1月24日火曜日

クルマプレイボーイとかいう雑誌で小沢コージさんがテキトーな仕事やってるよー。

  最初に言っておきますけど、小沢コージさんはわりと好きなライターの1人です。正直に言えばあの独特の軽いノリに関しては、当初から「なんだコイツは!?」と思ってましたけども、彼がさまざまな媒体で手掛けるレビューを10、20と読んでみて少しずつ気がついたのが、この人は自動車ライターの中では圧倒的に文章が上手いな!!ということです。雑誌レビューだろうが、WEBレビューだろうが、これが一旦読み始めると、途切れることなく最後まで読み切れるよどみの無い流れになっていることがほとんどです。これには毎度毎度が完全に計算しつくされた展開なんだなーと割と最近になって気がつきました。

  そんな小沢コージさんなんですが、年末に発売された「クルマプレイボーイ」というチャラい企画雑誌で、今回ばかりはいつもよりもずっと「ゆるーい仕事」をしています。これはさすがにツッコミどころが満載なので、とりあえず一通りはイジっておこうと思います。雑誌大手の集英社だけあって定価はうれしい480円!!それなのに豊田章男社長、マツダの藤原常務、水野さん(GT-R)、多田さん(トヨタ86)にスバリストにはおなじみの辰巳さんといった大物のインタビューが入っているなかなかのコスパを誇る豪華版です。

  その中で小沢コージさんが担当したのが、日本COTYを受賞したスバルの新型インプレッサの特集ページです。「クルマ・プレイボーイ」というクソガキ相手の企画といことで、読者層はそれほどクルマに詳しくないと思ったのか、まるで3年前の焼き直し記事のようにライバルのゴルフをかなり熱心にプッシュしています(ちゃんと仕事してくれー)。2013年に7代目がデビューして2014年まではあちらこちらで絶賛記事が飛び交っていたVWゴルフですが、2015年を境にタブーな存在になり、カーメディアの「暗黙の了解」となって久しいですが、今回その封印を打ち破る意図があったのかもしれませんが、小沢コージさんがなかなか「懐かしい」ことを書きなぐっています。

  ちょっと前のカーグラフィック誌上で行われたインプレッサの記事ではゴルフはまるで腫れ物に触るように「可もなく不可もなく」といった書かれ方をしていました。そもそも2013年の当初からこういう地味な扱いこそが欧州におけるゴルフの「堅実なイメージ」には合っていると思うので、カーメディアの変わり身の早さにとんでもない節操のなさを感じつつも、これはこれでカーメディアの健全化が進んだと喜んでいましたが、小沢コージさんはそれを逆流させます。久々に見た「絶対王者ゴルフ」という見出し・・・。これは3年前の一連のゴルフのプロモーションにおいても、東アジア(日中韓)のカーメディアだけで限定的に行われた書き方でして、とりあえずイギリスやドイツのカーメディアではまったくと言っていいほどに見られない表現なので、それを真に受けた日本のゴルフユーザーがやたらと勘違いしているのは痛々しい限りでした・・・。

  このブログでちょっと前に触れましたが、Cセグハッチバックに対して最も造形が深いと思われる森口将之さんは、新型インプレッサもVWゴルフもとてもじゃないがCセグの世界トップの器ではない!!とか仰ってました。これはこれで、日本のゴルフ信者とスバル信者を全員敵に回したなー。森口さんに言わせればマツダやプジョーの方が上だろ!!ってことなんでしょうけど、この2台のアドバンテージも実際のところはやや不明です。ひと昔前と比べれもどうもCセグ車は全体的にメーカーの気合が感じない設計になってしまいました。あえて一番頑張っているところを選定すると、それはボルボV40じゃないか!?

  さて単なる「焼き直し」でしかない小沢コージさんの記事のゴルフ絶賛部分ですが、よくよく読んでみると結構デタラメなことが書いてあります。まず無知なユーザーを欺くポイントとして、「ダウンサイジングターボとDCTの組み合わせは、高速ではハイブリッドをしのぐ総合力だ」とか書いてやがります。これ何年前の騙し文句だよ!!両角岳彦とかいう下劣なライターが以前にCVTに対するネガティブキャンペーンをやった時に使った手だな・・・。高速で燃費稼ぐなら自然吸気ガソリンにMTという低コストユニットで定速走行すればいくらでも伸びるって。そもそも「高速では」とかいう限定条件付きの燃費議論自体が不毛なんですけどね(こんなのクルマの初歩だろ!!)。

  私の弱小ブログにも感化された「アレ」な人がコメントよこしてくれましたけど、クルマの初歩すら分っていないなー、これはバカバカしいと思いつつ、失礼極まりない返事をしちゃいましたね。あれからもう3年くらい経つのか・・・。もう誰も両角さんみたいに「高速では」なんていう根本的に設定が間違っていて愚かな燃費議論なのに、それを自著で真顔で語る人なんてのはいなくなったと思ってましたが、よりによって小沢コージさんがいまさらにそれを蒸し返してくるなんて・・・。簡単に言ってしまうと、「動き出し」と「回生ブレーキ」が多用されて初めて真価が発揮されるのがハイブリッドですから、高速道路を定速走行したところでモーターの分だけ余計な重量増となっているハンデ状態でしかないです。これは小学生に説明しても十分に分ってもらえるレベルの話なんですけどね。「クルマ・プレイボーイ」だからっていくらなんでもナメ過ぎでしょ。

  さらに小沢コージさんはやらかします。ゴルフは輸入車で初めてユーロNCAPとJNCAP(日本)で5つ星を獲得したモデルだ!!と無意味なことをドヤ顔で書いています。とりあえず現行だけでなく先代以前からすでにマツダ、スバル、ホンダ、日産から発売されるグローバルCセグだったら「ユーロ」「J」「アメリカ」の全てのNCAPで5つ星を取らないと「事件勃発」ってレベルの話ですよ!!日本車では世界最先端の衝突安全基準を維持するなんて「当たり前」の話なんですけどね。しかもゴルフのJNCAPの得点は、プチバンのホンダフリードよりも低い水準です(プリウスの方がずっと上!!なレベル)。もしシビック、アクセラ、インプレッサ、アルメーラがこんな「失態」を抱えていたら、カーメディアがほっとかないでしょうね。間違いなく袋叩きにされると思うのですが、なぜかゴルフに対しては非常に優しい対応です。

  3年前はたまーに「ゴルフは安全」とか言ってくるわけわかんないコメントがいくつもありました。そしてその都度コピべのように「JNCAPでプリウス(先代)に完敗してますけど、このコメントはガチですか!?」と返信してました。なんでこんなクソみたいなクルマが「日本COTY」とか取っちゃうのか!?それ自体がまったく謎でしたが、この年の選考の際に多くの審査員に協力を求めて組織票を作った!!と自画自賛していたのが他でもない小沢コージさんでしたっけ・・・。冒頭に書いたように小沢コージさんは「ちゃんと仕事すれば」決して無能なライターさんでは無いと思うんですけどねー。動員「兵力」もまだまだ相当に持ってようですし・・・。









  

2016年4月22日金曜日

小沢コージさんが「伏木&国沢問題」を語るといろいろややこしい・・・

  このブログにしばしば登場する大スターである小沢コージさんが、例のごとくカービューの記事で、「新境地」を開いております。どうやらいよいよ「悟り」にまで達せられたようですね。過去に何度か小沢さんの記事にツッコミを入れる投稿をこのブログで行ってきましたが、それは決して小沢さんの記事がデタラメだからというわけではないです。小沢さんの口語調の記事がすんなりと自分の頭に入ってくるので、小沢さんと私のクルマに対する認識の違いについて言いたいことが即座に浮かんできて、極めて短時間で投稿が書けるので多用させてもらっているに過ぎません。ハッキリ言って小沢さんは福野氏や沢村氏といった理論派のジャーナリストと比べてもそれほど間違ったことは言ってないと思います。

  今回の小沢さんのカービュー記事の気になるテーマは、どこのブランドというわけではなく「自分自身」についてです。「自動車ジャーナリストは本当に『ジャーナリスト』なのか?」というタイトルを見ただけで・・・なんだか「めんどくせー」感じ。クルマのライターなら黙ってクルマのことだけ書いてればいいんだよ!最初から誰もカーメディアにジャーナリズムなんて求めてねーよ!!!

  クルマ好きならそれぞれのクルマに対しての固有のイメージを持っています。それがやや頓珍漢で個性豊かなライター達のフィルターを通してみると、どのように表現されるのか(歪曲されるのか)?というギャップをひたすらに楽しんでいるだけです。カーメディアで仕事している売れっ子ライターがいくら口を揃えてゴルフ7がいいと言ったところで、実際にクルマ好きが自分自身で試してしまえば、とりあえずライターの評価なんてアテにならないことはすぐにわかるはずです。これが小沢さんがいうスモールカーの極上なのね・・・変にハードルが上がったせいか、結果としてまったくつまらない乗り味だった!となるわけです。

  小沢さんは日本でのVWのブランド価値を作ってきたのは、俺たちカーメディアの貢献だと考えているのかもしれないですが、カーメディアが下手なレビューを自粛しておけばゴルフ7はもっともっと売れてもよかったんじゃないかと思います。クルマ自体は悪くないですけど、カーメディアが「理想型」なんて言い切ってしまうと、やっぱり乗るのが恥ずかしくなりますよ・・・どう考えても理想型と形容するには無理があるんです。誰にでもわかるくらいの欠点がいろいろと丸見えでしたから、これが理想型と言うなら日本で売っているクルマの大半は理想型だな〜・・・って感じです。まあVWの名誉のために言っておくと、日本で売ってもいい水準のクルマであることは間違いないです。

  伏木&国沢問題についてご存知ない人は、ご自身でググってみてください。簡単に言ってしまうと伏木というジジイが、問題発生で基盤のぐらついたVWに対して叛旗を翻したことで、他のVW派のライターから袋叩きにされた!という話です。・・・その話にあえて言及しちゃうところが小沢コージさんの「スター」なところです。そして小沢さんの主張は「われわれは無力!長いものには巻かれるだけです!」ってものなので、結局は私はたっぷりとVWからお小遣いを貰っています!と暗に認めてしまっているのと同義だということに、果たして本人は気づいているのか? 要はカネ貰って何が悪い!と開き直った記事なんですね・・・。

  VWがここ数年で東アジアに莫大な宣伝費を投下していることは、VWの収支報告書でも明らかになってますし、日本の有力なジャーナリストがVW贔屓なことから、かなりの「爆弾」を打ち込まれていることは、周知の事実です。まあ「情報弱者」が損をするのは世の習いですから、もしVW買って後悔している人がいるならば、その人がマヌケだっただけです。別に詐欺だとかそういう類いの話でもない・・・。マヌケな人は学習しない限りはどこかで搾取されるわけですから。

  ・・・で実は小沢さんの記事は最後のところが非常に問題です。

ここから引用

自動車ジャーナリズム=正義の味方ではない。正しく説得力あるエンターテイメントでありたい。不肖小沢、今は素直にそう考えている次第でございます。

引用終わり

①VWが広告費を出す ②小沢さんがVWを絶賛する ③情報弱者がVWを買う ④VWが不祥事を起こす ⑤情報弱者がVWの購入を後悔する ⑥小沢さんが責任逃れの弁

  この一連の流れが小沢さんの言う「エンターテイメント」ですか!?だったら確かに面白いです。私の弱小ブログにもゴルフやポロのユーザーが「貧乏人には買えないだろうけどVWはいいぞぉ〜」なんて、面白過ぎるコメントが結構きましたよ。金持ちならもっといいクルマ買えばいいのにね〜・・・。VWは「3K車」と呼ばれる原価3000ユーロのクルマをインドで50万円くらいで売りさばくブランドなんですけどね。ディーゼルよりもガソリンターボの排ガスがもっとヤバいことになっているなんて、2013年の段階ですでに報じられていましたし・・・。

  ド素人でもこれだけの情報を持ち得ていたのに、プロ中のプロである小沢さんが知らないでは済まされないですし、それでも仲間に働きかけて2013年の日本COTYに無理やりゴルフをねじこんでおいて、今になってしらばっくれるように、それでもご自身の活動を「正しく説得力のあるエンターテイメント」だと言い切るのはちょっと無理があるのでは・・・(渦中のメーカーの管理職と同じ)。これではどう考えても「偽善に塗固められたピエロのエンターテイメント」でしかないです。でもそれはそれで面白いのでこれからもどんどん情報弱者にアホみたいな知恵を与えてください。「ドイツ車サイコー!!!日本車は10年は遅れてる!!!」って・・・。

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↓小沢コージさんよ!これはどうなの!?


2016年3月27日日曜日

小沢コージさん「なんでマツダのグローバルには反対しないのー」・・・

  小沢コージさんがまたまたCARVIEWでよくわからないことを仰ってます。ただしこれは全て「ネタ」「釣り」だと思われるので、このライターの素養をあーだこーだ言うつもりはないです。あくまでプロのライター(彼はWCOTY審査員です!)が日本のユーザーに向けて書いているはずの「文章」が、どれだけふざけたものなのかについてちょっと指摘したいと思います。

  3.26CARVIEWコラム「マツダがミニバン撤退か?衝撃の一方に思ったアレコレ」
要旨をまとめると
①マツダのミニバン撤退をクルマ好きの多くが賞賛!ミニバンは嫌われている!
②国内専売車からの撤退なのに、日産のようなブーイングがない
③マツダなら「面白い」ミニバンを作れるよ!

  ①〜③までツッコミやり放題ですよ〜!!!完全に狙ってますね・・・。まあネットメディアってこうじゃなきゃダメだとは思うのですけど。ただしこの人は10年以上前の書籍媒体の頃から「芸風」はそれほど変わってないです。

  「①マツダのミニバン撤退をクルマ好きの多くが賞賛!ミニバンは嫌われている!」 最初から「マツダ好き=スポーツカー愛好家でミニバン嫌い」というレッテルを貼りにきてます。そもそも発想がジジイくさいです(もう50歳くらいだっけ?)。ネットメディアで盛んにコメントするマツダ好きは年配の人が多いのかな〜・・・とは思いますけど。マツダのファンを大雑把に「ファミリア/カペラ世代」と「アクセラ/アテンザ世代」に分けるとしても、確かにロードスター、RX7、RX8に対してはどちらも敬意は持ってます。だから「マツダ好き=スポーツカー愛好家」は決して間違いではないのですけど、「マツダ好き=ミニバン嫌い」ということにはならない・・・。

  オザーさんの文章を見てイラっと来るのは、「マツダ好き=ミニバン嫌い」のような大雑把な掴みで話をゴリゴリ進めるところです。「ファミリア/カペラ世代」にはそんな人が多いのかもしれないですが、「アクセラ/アテンザ世代」のマツダ好きは、現行プレマシーがマツダの「クルマ作り」の変遷においてかなり重要な存在であり、10年後においても間違いなく「名車」と讃えられるクラスのクルマだとよくわかっています。そういう読者がいることをわかっていながら、完全に「バカ目線」で話をすすめて世論を誘導しようとしている・・・完全に釣られる!。

  「ミニバン撤退をクルマ好きの多くが賞賛」ではなく、ちょっと断定的になってしまいますが、「(ミニバン撤退を)ロードスターを見て過度に喜んじゃう人々(ジジイ)が賞賛」くらいにしておけば、すんなり入ってくる!?・・・いやいやオザーさんのコンテンツはそんな小手先で改善されるような「カス」ではないですね。

  「②国内専売車からの撤退なのに、日産のようなブーイングがない」・・・これなんですか?もう意味不明です。日産がいつ?国内専売車から撤退したのでしょうか?そもそもプレマシー(MAZDA5)もMPV(MAZDA8)もデビュー当初からグローバル戦略車でした。2000年頃のイギリス雑誌のレビューには「定番ピープルムーバー」として貫禄の登場を果たしています。「国内専売車」はミニバン3種で最もマイナーなビアンテのことを言っているのだと思われます。

  わざわざ言うまでもないことですが、トヨタが上級ミニバンとして「エスティマ」と「アルファード/ヴェルファイア」をグローバルと国内専売で作り分けていて、前車は「走り」に後車は「居住性」に重きを置いた設計になっています。日産もミニバンに関しては非常にマジメで、ノートと並んで国内の稼ぎ頭になっている「セレナ」を国内専売として丁寧に作っていてトヨタやホンダのライバル車よりもよく出来ていると評判です。また走り好きの人向けにはマツダ・プレマシーをOEMした「ラフェスタ」を用意しています。また上級のエルグランドに関しては、わざわざ国内向けと米国向けでサイズを変えて作り分けています。

  ビアンテはアルファード/ヴェルファイアがバカ売れしていた2000年代中頃に慌て気味に投入しておこぼれを狙おうとしたモデルです。アウトバーンを走らない国内専売車なら、プレマシーのシャシーに大きなキャビンを付けても問題なし!という極めて合理的な経営判断で作られていますが、ファミリーカーにしては少々ユニーク過ぎるエクステリアデザインだけが合理性を欠いていた・・・という珍車です。発売から8年ほどが経っても全く風化しないそのデザインはさすがマツダ!なんですけどね。

  「欧州で主役になれるクルマ」を作る!というマツダのアイデンティティを完全に逸脱しているビアンテは、マツダファンから最も「白眼視」されるクルマでした。プレマシーは超重要だけど、ビアンテは異端・・・そもそもマツダ車はファミリア/カペラの頃から欧州向けだった!・・・それなのにオザーさんは「日産の時はさんざんブーイングだったのに』とか的外れな皮肉をぶつけます。なんかズレてる・・・じゃなくて「的外れ」。おそらくスカイラインの事を言っているのだと思いますが、それを言うならボデーが北米向けに大型化した先代ロードスターの登場の時じゃないの?という気が。もう完全に読者をナメてますこの人・・・。

  「③マツダなら「面白い」ミニバンを作れるよ!」・・・建設的なマツダへのエール。あるいはプロだからこそマツダの内情を知っていることもあるのでしょうか、「またミニバン作るでしょう・・・」という確信があるようです。いったい真意はどこにあるのでしょうか?と訝しい気分にさせられたところで、やっぱり出てきました・・・某ドイツメーカーの新鋭ミニバンの紹介。「(5人乗りと7人乗りを合わせれば)日本で年間1万台いけそー!なかなかの好調!」とアピール。いよいよ本体価格400万円時代に突入したホンダ・オデッセイはグレード追加した1ヶ月で9000台以上の受注ありましたけども、7人乗りでも360万円〜のバーゲンプライスなプレミアム・ミニバンなら、もっと殺到してもよさそうな感じですが・・・。

  無料のネットメディアにオザーさんクラスの「スーパー・グローバル・エクゼクティブ」なライター様が記事を出してくれるだけでも感謝感激ですから、当然にかなりの謝礼が発生するはずですし、いちいち「ステマ!」と断定するような野暮なことはしません。ご贔屓のブランドのクルマを思う存分に紹介して頂ければ、いくらでもありがたく読ませて頂きますよ!喜んで引用もさせてもらいますよ!って話です。

  いちいちしょうもないことを書いてみましたが、オザーさんは何も悪くないですよ・・・ベントレー乗っているライターがプレマシーのハンドリングなんてハッキリ言って興味ないでしょうし、いちいち庶民ぶって「機械の良し悪し」を語りだしたらちょっと嫌味です。そんな細かい仕事は福野氏や沢村氏にまかせておけばいいです。そして庶民的な金銭感覚で「プレマシー追悼」なんて記事も渡辺(敏)氏や岡崎(五)氏あたりにやらせてあげればいい。

  おそらくオザーさんがこの記事を書いた本当の「狙い」は・・・、新車説明会で毎回のようにライターをアホ扱いするマツダに対するしっぺ返しだと思います。「わざと」論点をズラしてバカを演じる!これはマツダの人が読んでも「なんでスカイラインと比較すんの?(笑)」ってなるはずです。そうしておいて「やんわり」とミニバン作ったほうがいいよ!と小賢しいエールを送る!・・・プレマシーの良さもわからないライターにそんなこと言われたくないわ!ってマツダ関係者はさらに笑い飛ばすでしょう。

  しかーし!・・・10年後のマツダの姿を想像できますか? ロードスターに無邪気に熱狂していた作る側のジジイと買う側のジジイがどちらも「いなくなる」。コアなプレマシーのユーザーはマツダから「去る」。「魂動」になって回帰してきた「ファミリア/カペラ」世代も「いなくなる」。「魂動」にやや失望している「金井アテンザ」のコアユーザーも「去る」(スカイラインに乗り換えてやる!)。ミーハーなSUV乗りだけが「残る」。そう考えながら改めてオザー記事を読んでみると・・・オザーさんはWCOTYの審査員やるだけあって、意外と視野が広いかも?と思えてくるので不思議です。


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2015年11月21日土曜日

小沢コージ氏が 「日本だけがVWは48%減! 日本人は神経質だ」という暴言

  毎度毎度偉そうな上から目線で恐縮ですけども、CARVIEW(yahooと提携してる自動車専門の大手ネットメディア)から、「日本人は神経質すぎ!」といった記事を書いてました。要旨をまず書いておきますと、

①10月の日本でのVW販売台数が前年比48%減だった!
②ドイツでは前年比0.7%減だった!
③アメリカでは前年比で0.2%の増加だった!
④ご存知の通り日本には問題のエンジンは正規輸入されてない!
⑤つまり、日本人だけが過剰に反応しちゃってる!

というものです。・・・この人は本当にプロの評論家ですか?と早くもツッコミどころを見つけてしまった人も多いと思いますが、失礼ですが日本で活動しているプロの評論家なんて大体がこのレベルといってもいいんじゃないでしょうか? なぜアメリカやドイツでVWの売り上げが落ちないか ? そんなことはアメリカとドイツのクルマの販売価格を一覧にしたものを見れば、素人でもすぐに理由はわかると思うのですけど・・・。

  小沢コージさんも実際はアメリカやドイツでVWが大きな影響を受けていない理由はわかっていると思いますよ。それでもその事実をひた隠しにして、まるで「日本のユーザーだけがバカ野郎!」みたいな記事を書いたということならば、これは日本のクルマ好きに対して宣戦布告したようなものです。小沢コージさんは「日本でVWを買っているヤツは総じてバカだ!」とこの記事を書きながらほくそ笑んでいる・・・ということに意図せずして?なってしまったわけです。とりあえず「日本でVWを買うヤツがバカかどうか?」は置いておきますが、小沢コージさんはハッキリと「日本人は神経質すぎ!」と断言しています。

  これに対してヤフーと提携する大手ネットメディアですから、当然ながら多数のコメントが寄せられているわけですが、とりあえず100あまりを見た限りだと、どれ一つとして小沢コージさんの記事には「大きな破綻」があることを指摘できていませんでした。ただ単に「このライターはレベル低過ぎ」といった中身の無い煽り文句ばかりが連なるだけです。こんなザマでは小沢コージさんが「日本のクルマ好きはやっぱりバカだな!」と余計に思い込むだけじゃないかと・・・。

  まず小沢コージさんの記事の大きな誤りは、「VWはドイツでもアメリカでも最廉価で売れているから、生活必需品と同様で外部的要因でダメージを受けにくい!」という経済学の初歩が抜けて(隠して)いる点にあります。日本に住んでいるとなかなか想像できないかもしれないですが、VWゴルフのドイツでの価格は11000ユーロ〜となっていて、同じクラスのアクセラやオーリスは16000ユーロ〜、インプレッサに至ってはAWDモデルのみということで25000ユーロ〜となっています。つまりCセグメントで最も安く購入できるのはVWなのです。これはアメリカでも全く同じで、VWゴルフはアクセラ、カローラ、シビックのどれよりも安い価格からスタートしています(アメリカでの販売台数は日本勢の足元にも及ばないですけど)。

  さらに小沢コージさんが今回の記事でやってしまった一番の過ちは、本来は「提灯記事」を上納するはずのVWのユーザーに対して、やや間接的でわかりにくい表現とはいえ、「神経質(=バカ)」と扱き下ろしてしまった点です。本人はVWジャパンの業績がこれ以上悪化しないように書いたとは思いますが、どう解釈しても日本のVWユーザーを限定してバカにした内容になってしまっています。どう考えても48%減少した原因はVWに興味津々な人々が今回の一件で態度を急転したことであり、他のブランドのユーザーにはまったく関係のないことです。書いている本人は、まるで素人の輸入車ユーザーが日本車のユーザー全体を小バカにするときのようなノリで「これだから日本は嫌だね・・・」と書いてますが、その内容は「VWが好きなヤツはクルマの事がわかっていない低能」をいうものに変わってしまっています。(ブーメラン記事!!!やっぱりこの人は「レベル低過ぎ」なのかな・・・)

  ドイツやアメリカのVWは、牛乳や卵のような「生活必需品」的存在で、外部環境の変化の影響を比較的に受けにくいのですが、日本のVWはちょっと豪華なデザートや外食みたいなものでいくらでも自粛できる「ぜいたく品」なので、ちょっとでも信頼が崩れればすぐにガタ落ちするわけです。無理にVWを買わなくても、安くて性能は同等以上という国産車がたくさんあって、信頼が揺らいだVWよりも今では価値が高いとも言えます。ブランドは信頼が全てであって、VWに乗っていると街中で後ろ指さされて恥ずかしいと思われるクルマにブランド価値などあるはずもありません、もはやドイツやアメリカと同じく価格競争の元でした存在価値を発揮できなくなります。そんなクルマに300万円以上も払ってしまった人が、すでに納車されたVWもすべて返品に応じるべきだ!と無茶なことを考えるも一理あります。

  それにしても48%も下がったというのはやや意外でした。VW車はなんだか冴えないな・・・スズキと一体どこが違うのだろう?と前々から疑問に思っていた人がやはり多くいて、今回の一件によってメッキが剥げたVW離れの「引き金」になったとも考えられます。そもそも小沢コージさんとそれに類する提灯ライターを大量に動員して、お手軽にブランド価値を作り上げようとしたVWにも根本的な問題があります。こういう偽善的で薄っぺらい人々に提灯記事を書かせれば書かせるほど、記事にボロが出てこのブログ記事のように晒された結果、悪い意味で注目されてしまった結果、ブランド価値はあっと言う間に奈落の底へと低下していくのが、現代のネット社会の持つ脅威だと言えます。

  あのメルセデスやBMWだって販売価格を目一杯低く設定して、さらにそこから大幅な値下げまでして、なんとか日本でクルマを売っているのが現実です。ネットが無かった頃は、メルセデスやBMWのクルマというだけで無邪気に憧れる若者は今よりもずっと多かったと思います。当時はこれらのブランドのクルマを批判することなんて許されない!みたいな空気さえありました。しかし今では、普通のサラリーマンがネットで堂々と愛車のベントレーやランボルギーニを写真付きで自慢する時代です。専門誌など買わなくてもそんなセレブなカーライフを切り取った光景がインスタグラムに無数に転がっています。10代でGT-R乗ってます!とか20代でロールス乗ってます!とか・・・もちろん少数派ではあるのですが、ネットでひとたびその存在がわかってしまうと、40歳になってBMWを買った!とはしゃぐ自分がとても惨めに思えてきます・・・。

  そんな時代ということを承知の上で、メルセデスもBMWも一生懸命に値下げしています。400万円を越えると途端に売れ行きが悪くなるので、かなり幅広い車種が乗り替えで300万円台まで下げてもらえるようです。そんな非常に世知辛い世の中で、VWだけがBMWやメルセデスよりも高い価格で殿様商売していること自体が「異常」です。小沢コージさんを始めとした「提灯ライターズ」にカネをバラまいたところで、ネットの破壊力の前には無力です。今回の一件があってもなくても、VWが日本市場で行き詰まるのは時間の問題だったと思います。ちなみに小沢コージさんはゴルフ7が日本COTYを獲ったときに、選考委員の多くが事前に示し合わせてゴルフに高い得点を入れることに決めていて、自分はその中心に居た!とすぐ後で記事でバラした前科があります(直後にネットでゴルフのイメージが大幅ダウン!)。VWさん!小沢コージさんは実はスパイですよ!即刻「提灯」契約を解除した方がいいですよ!

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