ラベル 高平高輝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 高平高輝 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年2月12日火曜日

カローラスポーツに10点入れてしまって後悔!?・・・ダメだこりゃ。

カローラスポーツはそんなに悪いクルマだろうか!?
  2018年にトヨタが発売したカローラスポーツは、モジュラーシャシーのTNGAを使い、欧州、北米、日本、中国のどの市場でも十分以上の競争力を発揮できる性能をもつCセグメントのハッチバック。210万円〜の価格設定で1.8Lハイブリッドと1.5Lターボの二種類のパワートレーンが用意されていて、手軽に所有するクルマとしては非常にまとまった「商品力」が魅力。シビックやゴルフと比較しても素晴らしいアドバンテージを持っている。パワートレーンの実力を考えたらアクセラと同等以上のコスパ。もうそれだけで存在価値は十分にあると思うけどさ・・・。


同じことを別のように表現する
  日本のカーメディアってのは不思議なもので、例えばVWゴルフやプジョー308などには「決して派手さはないけど堅実な走り」とステレオタイプに表現する一方で、同じCセグのシビックやカローラスポーツには「全体的に悪くはないけど、特に欲しいと思わせる要素もない」みたいなことをこれまた定型文が用意されているかのごとく毎度毎度言っている。ちなみにこれは動画で大活躍の河口まなぶ氏のコメントを参照させてもらったのだけど、どちらも言ってることは同じ!?河口さんはゴルフが好きだってこと以外に特段の情報はこのコメントには含まれていない。ある程度レビュアーの主観が入ってしまうのは仕方ないけど、「主観しか情報がない」というのはプロライターとして失格だ。


主観だけのレビューは素人以下だ
  Cセグメントのハッチバックは、今ではまともなメーカーのモデルならどこでも「堅実」な乗り味が基本となっている。A/Bセグのモデルにありがちな、アクセルオンでなんだかエアが抜けたようなフィールを残して緩くスピードが上がっていくちょっと残念な走りとは違って、剛性十分なボデーがガツンと動く躍動感ある加速は、まあどのメーカーのCセグにも共通している。アクアとプリウスの走りの違いと言ってしまえばそれまでかもしれない。中にはMINI、スイスポなどCセグよりも「良い味」出してるBセグもあるけど、とりあえず日本市場で観測する限りでは、CセグとはBセグといかに差別化するかがキモだ。日本のボンクラなライターがゴルフに良かれと思って送っている賛辞「派手さはないけど堅実な走り」は・・・日本で売っている日本車・輸入車問わず全てのCセグに当てはまる。


主役はクルマではないらしい・・・
  ボンクラはいつまでもボンクラなんですねー。昔の感覚でテキトーにやってるオッサンライター達が2019年になっても読むに耐えないレビューを書いてましたよ・・・。問題のレビューはニューモデルマガジンXの3月号。もうこの雑誌は廃刊でいいよ。こんなクソ記事は絶対に許されるべきではない。激しい憤りを感じた。3人のオッサンライターが登場するあのコーナーです。今回は敬称略でいかせてもらおう・・・西川淳と斎藤慎輔の2人が昨年の日本COTYでカローラに10点を入れたのですが、今回のコーナーでそのカローラスポーツを取り上げるにあたって、その時の投票行動に関して言い訳というか全否定がされてます。審査員に呼ばれてすらいない高平高輝がちょっとムキになって「なんで10点なんですかー」とツッコミ・・・。


高平高輝・・・
7ページにわたる座談レビューを読んで思いましたよ。この3人にこのクルマを語る資格があるのだろうか!?って。特に高平・・・この人マジで何もわかってないじゃん。とりあえずこのコーナーで飛び出した迷言を取り上げると


オッサンライターは
(高平)「欧州でのトヨタは、初代のヤリスとかアベンシスのころまで遡れば、そこそこ売れている国もあったのに、その後がダメでした」
・・・マジか、オーリスはドイツで大人気で、BMWから供給されているディーゼルを積んで販売されてる。イタリアではプリウスが大挙して街中に溢れている。2012年頃のドイツ市場はMAZDAや三菱が優勢だったけども、2015年頃からトヨタと日産がマツダを完全に超えてしまっている。高平の言っていることは根拠がまるでない。


クルマよりも自分自身のセンスを読者に伝えようとしている
(高平)「私はそもそも、カローラスポーツなんて名前もそうだし、ハッチバックなんてもう売れないからといち早く撤退したくせに、のうのうと『乗って楽しい』とか『操る楽しさ』とか言い出すトヨタに、どの口が言っているんだと言いたい。」
・・・このクルマがオーリスの後継であり、その前にカローラランクスという名前で、それこそアベンシスの時代に総力を挙げて作ったモデルだってことを忘れているんだろーな。ヤマハが作った2ZZ-GEというトヨタの歴史に輝く金字塔をすっかり忘れてしまっている(それとも認識してない!?)評論家ってなんなんだよ・・・その辺の自称クルマ好きのアホなオッサンと同じじゃねーの!?


もはやそこがすべての誤りだと思うよ
(高平)「C-HRってプリウスがベースですよね。カローラスポーツのプラットフォームとは違うのでしょう。」
・・・さすがに直後に斎藤慎輔に「同じTNGA」と訂正されているけど、もう必死でカローラスポーツをディスる要素を探している高平には呆れる。どーでもいいけどオマエは偉そうに点数とか付けるな!!何もわかってないボケがどの面下げて「55点」とか採点してんだ!!


誰も不細工なオッサンのセンスには興味がない
(高平)「TNGAだ何だというのは、結局のところ製造するときのコストダウンが最大の理由なので、プラットフォームを変えることが良いクルマになるための条件ではないことは知って置いてもらいたいですね。」
・・・ここも論点が完全にズレている。TNGA採用以後、プリウス、カローラスポーツ、クラウンといったトヨタの看板モデルはことごとく歴代最良と断言できるレベルの進化を遂げている。先代に比べてあからさまにクルマがスッカスカになった(M○Bみたいに)とかいうなら妥当な意見だと思うが、TNGAのこれまでのモデルに関してはどれも当てはまらない。トーションビーム廃止宣言などTNGA率の上昇に伴ってトヨタ車は「スペックを重視する」モデルに変わる。


クルマの客観的知識を持たずに仕事をするな!!
失礼を承知で言わせてもらうと、日本の評論家が日本車をレビューする際に、あまりにも作り手の意図を理解しようとしない節がある。読者はTNGAモデルがことごとく先代モデルよりも良くなっていることは十分にわかっていて、レビューを通して自分の見解の確認作業に入っているのに、運悪く「何もわかってない」「見当違いの発言連発」そんなレビューを読んでしまうと、行き場のない怒りが湧いてくる・・・。本来は読者以上に作り手の意図を汲んでわかりやすく伝えることがプロライターに求められる素養だと思うが。弁護士や医者のように自動車ライターにも養成所と資格試験を作ったらどーだろうか!?(それまではこのブログでクズを徹底批判したいと思う)


お前らいい加減に反省しろ!!
(高平)「カローラがクラウンよりも良いなんて話になる時点でトヨタの残念さがうかがえます。もっとデザインとかないそうで語れるクルマであってほしかった。友達や家族に相談されても薦められない、すごく残念なクルマ。」
・・・まあ個人の見解なんで尊重しますけども、トヨタのデザイナーさんもいい仕事してると思うんですよね。それを「何もわかってない男」に全否定はキツイよなー。あからさまに先代のものを引き継いでいるような仕事ぶり(アウ○ィ?)なら、多少は「がっかり」という意見もあるでしょうけど、シャシー、エンジン、ミッション、デザインまでほぼ全面的に再構築してきたわけです。プロだったらそこは妥当に評価してくれと思う。間違いなく近年のトヨタ車では、「いいクルマを作ろう!!」という熱意が高い環境で開発されてるだろうし、頑張った現場に対する労いってものがないんだろうか!?


2000年代2010年代のカーメディアは狂っている
そもそも高平がデザインを語るな!!誌面に出てくる彼のファッションは毎回完全にイッている。50歳過ぎたオッサンが「アーガイル柄のフードパーカー」って格好はどーなの!?いや若者だとしても絶対にありえない信じがたいアイテムだ(二度と誌面で着るな!!)。近年はシニア向けのアパレルブランドが次々生まれているけども、「ソフト路線だけど流行を意識した作り込みを加える」デザインはどこかトヨタに通じるものがある。高平のアーガイル・フードパーカーはそんなブランドがヤンチャに産み落としたものじゃないの!?デ○インワークスだかエ○ィバウワーだかL○BEANだか知らんが。高平のようなファッションセンスのオッサンが、間違ってジャガーやマツダのデザインでも語り出したらその時はフルボッコだな・・・。




↓例のアーガイルフードパーカー着て対談してる!!




最新投稿まとめブログ



2018年10月29日月曜日

マツダ・アテンザ ✖️ ザ老害  告発!!フォルクスワーゲンのステマ疑惑再び!!





アテンザとは何か!?が見えていないのでは・・・

  先月号でBMW・X2を納得できる分析なしに散々に侮っていた3人組(斎藤慎輔、西川淳、高平高輝)が、今月号では改良されたマツダ・アテンザを語ってる・・・。要旨は「MAZDAが目一杯に背伸びしているアテンザよりもBMWが適当に作ったX2の方がいい」ってことらしい。3人ともアテンザよりもX2の方が得点が高いっていうオチです。最初に言っておくと、いつもMAZDAに冷徹な斎藤さんが結構まともなことを述べておられました(本記事の趣旨には関係ありませんが・・・)。



X2は本気モードで、アテンザは即席なんだが・・・

  プロのヒョーロンカ様が3人寄れば『文殊の知恵』なんでしょうけども、もう最初っから見解が違い過ぎててどー理解していいかわからない。BMWにとってはX2というのはこれからの世界戦略において非常に有望なモデルであり、このブランドの強烈な弱点であった衝突安全性もエンジンが横置きになってブランドの平均値は大きく上回ってきたと思うんですよ。縦置き時代のX1のJNCAPの結果ありますけど、信じられないくらい低いです。誰もBMWが軽自動車に負けているなんて思ってもないですよね。それが横置きになった!!ってことは日本の賢いユーザーにとっても選択肢に入ってくると思うわけです。



もう何度もブログで書いてきましたけどアテンザⅢのプロフィール

  それに対して現行(3代目)のアテンザは発売以来6年が経過しています。従来のサイクルではFMCが今年にあるはずなんですけど、この世代のシャシーはこの3代目だけに適用されるようで、4代目からは新しいプラットフォームに刷新される見込みです。2012年頃のマツダは史上最低レベルの株価を連発していて倒産の危機が囁かれていました。2013年予定のFMCを半年前倒しするほど追い込まれていた。おそらくマツコネも電子ブレーキも全部付いた状態でデビューするはずだったと思われます。



それでもアテンザⅢにはマツダの意地が詰まっている

  つまり現行アテンザは、マツダにとっては「全く本気を出していない」モデルであり、劇的に経営環境が変わった現在ではできるだけ早く「本気モード」の新型モデルに変えたいと考えているはずです。しかし「本気を出していない」モデルゆえに、ソフト面での充実度は高く、3人組の一人である西川淳さんも「クラウンよりずっと印象がいい」と語るほど内外装のデザイン・質感の完成度は高い。静粛性もびっくりするレベルまで上げてきた。



MAZDA苦悩と老害ノーテンキの対比

  2000年代に欧州でセンセーションを起こしていたアテンザは、偉大なる先達であるアコード&アルファ156の設計を踏襲して横置きFFに4輪DWBを組み合わせたゴッリゴリのスポーツセダンでした。Dセグスポーツセダンというジャンルを欧州で切り開いたとされるアルファロメオとBMWの2大ブランドを押し退け、アコード、プジョー407を押し退け、MAZDA626の系譜を引き継ぐモデルとして大人気だったですけども、156(159)も407もアコードもあまりのコスト高でリーマンショックとともに一斉にもの凄いスピード消える憂き目に遭い、フォード帝国の解体で身動きが取れなかったMAZDAは大きく出遅れ、WCOTYを受賞した名車の3代目デミオを98万円でバラまくなどで必死の延命処置・・・。



MAZDAにとっては忘れられないアテンザⅢだと思う

  この苦境を知っていたからこそ、コスト低減を狙って急いで開発された上に見切り発車の現行アテンザをファンは応援しました。「全く本気を出していない」とはいえ、このクラスの基準車とされるBMW3シリーズと同程度のスペックまで落としただけであり、高コストなDセグが消えた中では「走り」のレベルも全く悪くないなー・・・とは思います。しかしその後になってスカイラインさらにジャガーXE、アルファロメオ・ジュリアが出てくると、先代までの得意技だったハンドリングの良さも強調できなくなりました。


世界一じゃなければMAZDAじゃない!!

  その一方で重いディーゼルエンジンを積んだことで車体はより一層に大型でガッチリしたものになり、世界で最も『静粛性に優れたディーゼル搭載のDセグセダン』という別の称号を手にしました。マツダ車のいいところは、結構わかりやすく各モデルが何らかの基準で世界最高水準をゲットすることで、例えばプレマシー、CX-5、CX-3、ロードスターなど誰もが認める性能ですし、デミオ、アクセラ、アテンザの基準車も各ジャンルで総合力ではライバルに負けないレベルにあります。


MAZDAは手抜きでも今のBMWには負けない

  現行アテンザはアクセラと同じシャシーを使っているので、マツダ本来の走りを十分に追求できないもどかしい設計ではあります。しかしそのアクセラのレベルこそが、旧ボルボのユーロCDのレベルであり、ひいてはBMW3シリーズやVWパサートのレベルでもあります。シャシーは同等ですが、ディーゼルユニットの仕上がりを見てもMAZDAが完全に上なわけですよ。疑惑が止まないドイツのディーゼルとは完全にレベルが違う。高平高輝さんが「アテンザは直進安定性でパサートに遠く及ばない!!」とせせら笑っていますけども、アテンザが駄目ならば、直進安定性の実地テストでアテンザXDの足元にも及ばなかったBMW320dの立場はどーなってしまうの!?と言いたい。


パサートと比べられてもさ・・・

  同じMQBでホイールベースが長いだけあって、ゴルフよりも切り込みの反応速度が数段ゆったりしているパサートですから、まあホールディング能力だけはアテンザより高い。けど日本の高速道路はちょっと山間部に入ればコーナーの連続だったりするわけで、100km/h少々でアンダー傾向がもろに出るMQBは正直かったるい。中央道を小牧まで走るなら絶対にアテンザXDがいいって。


再びカーメディアに疑惑の目が!?

  どーでもいいですけど、アテンザXDと同じくらいの値段で、サイズは一回り小さくなりますけど今度ゴルフTDIが出るのでそっちの方がいいですよ!!ってハッキリ書きやがった・・・。サイズ一回りだって笑わせるな後席のレッグスペースは雲泥の差だぞ!!ゴルフは後ろ見てとても両親を乗せる気にならないからやめた。アテンザならフロントシートを目一杯ペダルに届かなくなるくらいに下げても後ろに座れる。比較対象でもないのにここに書く必要あるかね!?いくらフォルクスワーゲンから貰ってんの!?数年前にその件で大騒ぎになったろうに・・・MAZDAをディスれって言われてんだろ!!


「小沢コージ氏が『日本だけVWは48%減! 日本人は神経質だ』という暴言」




↓清水和夫が大嘘をついても覆せなかったアテンザと3シリーズのレベル差





最新投稿まとめブログ



2018年10月23日火曜日

BMW・X2 ✖︎ ザ・老害  「批評のスタートラインに立っていない・・・」

オッサンが3人集まると・・・

  毎度毎度カーメディアの皆様に対して失礼極まりないことはわかっていますけども、今回も・・・とっても憤慨しています!!なんだコイツら!?もう言わずにはおけねー。ザ・老害って誰のことだ!?国沢氏でも清水(和)氏でもないです、高平高輝、西川淳、斎藤慎輔の3人。この人たちはピンでレビューを書いてる時は慎重に言葉を選ぶんですけども、3人集まってワイワイやっていると、やたらとウケ狙いに走るんですよねー。女子が3人集まれば誰かの悪口が始まるみたいで、ダサいからその辺にしておけ。


内容が無い

  ニューモデルマガジンXに文句を言っても何も始まらないし、ほぼ全編にわたって日本の「ダメダメ」なオッサンのドロドロに淀んだ、ダークなレビューが並んでいるだけのゴミ雑誌でしかない。そんな雑誌に顔出し&実名で出てくる3人ですから、命を賭けてプロライターやっていらっしゃるので、こちらも全力で匿名でディスる!!・・・まあ読んでいてやたらと引っかかるんですよね。


古いネタをいつまで引っ張るの・・・

  いきなり高平さんが・・・(MINIとBMWのFFは基本同じ?)「もちろんその通りですが、直接的には比較されないようにしている点で、トヨタとレクサスの関係とは違います。」だってさ。他ブランドをいちいち巻き込むな!!どーでもいいけど2005年くらいからコイツはずっと同じことを言い続けているようだ・・・。


高平高輝の認識・・・

  アリストがレクサスGSになって100万円くらい高くなった記憶はあるけども、それはレクサスが日本でスタートアップする特殊なタイミングの事例であって、通常運転のグローバルにおけるトヨタとレクサスは上手く差別化されていると思うけどね。端的に北米トヨタにはFRの「乗用車」はない(ランクル、ハイラックス、86を除く)。レクサス用とトヨタ用で極力ユニットも使い分けられている。


褒められるBMW車ってどれ!?

  2LターボのX2が500万円。この価格が信じられないんだってさ。3シリーズが買える価格だよ!!って言われてもさ、350万円で320dや320iの未使用車が買えちゃう状況を考えると、そもそもBMWの「公式」価格に実効性はあまりない。だからここ数年では新車が出てても全く売れない。一昨年から5シリーズ、X1、X3などが次々と発売されているけども、M2以外はほとんど惹きがない。新品未使用車が数年経って値崩れしてきたら所有してもいいかな・・・っていう事情通が傍観しているだけ。


なぜ5シリーズを絶賛しない!?

  今回のレビューで3人とも『FRのBMWは別格に素晴らしい!!』というスタンスを強調しているけども、そんなにいいと思うならば5シリーズを全力でおすすめすべき、もしくは新車で買うべきじゃないか!?未使用車は523dで450万円くらいだよ。・・・オススメもしないし、売れない理由に言及しないけど事情はよくわかっているだろうし、カーメディアは自信を持って「BMWのFR車は間違っている!!」と宣言すべきだと思う。結局G30系5シリーズに致命的な欠陥がある!!と正面から噛み付いたレビューは福野さんだけだったと思うよ。あのクルマは正直言って感動しない・・・。


プリウスより安い価格じゃないと売れない3シリーズ

  何度か別のブログでも書いているけど、BMWは大胆にモデルを整理して、現行モデルは、M2、M5、X1、X2の4車種とアルピナだけでいいと思う。残りは日本で売るのは正直厳しい。狙った新型モデルを確実にヒットさせてくるトヨタでさえも車種を大幅に削減するらしい。売れに売れているプリウスの上級モデルが350万円くらいだけども、これより安くしてもなかなか売れない3シリーズを必死で「いいクルマ」と無批判にカーメディアがヨイショしてきたために身動きが取れなくなっている。


負けているのにキープコンセプト

  300万円以上するモデルでそこそこのセールスを記録したクルマといえば、Eクラス、カムリ、クラウン、CX-8、ハリアー、アルファード、シビックtypeR、フォレスターなどなど。とりあえずどのクルマも「一点突破」に相当に賭けている。長所を伸ばす開発が上手くできているモデルが多い。それに対してBMWの新型モデルは・・・どーも開発段階で想像力が欠如してしまっているのか!?誰もがバングルになるのを恐れているのか!?全くよくわからない。G30系はシャシーを刷新しているけど、先代のF10系より良くなったと言う話をあまり聞かない。レクサスLSの新型は袋叩きだけど、なぜG30系はスルーされているのか!?ここら辺にカーメディアの限界が見える。


歯切れが悪い

  誤解を承知で言うならば、この3人(高平、西川、斎藤)もBMWに対して「腹に一物」な想いを抱えているのだろう。BMWを絶賛する要因を見失っている・・・何度もFRのBMWはやっぱりすごい!!と言っているけど、その具体的な根拠はたった1度たりとも示されていない。7シリーズは新型LSに、5シリーズは新型クラウンに、3シリーズはレクサスISにすでに勝てなくなった!!とまで結論はしてないだろうけど、ヤベーな・・・くらいには思っているのだろう。やたら歯切れが悪い。読んでいてイライラする。


X2の評価を墜としてもBMWは浮上しない

  レビューしている本人たちも相当に居心地が悪そうだ。必死でBMWの新鋭モデルである「X2」をFRのBMW車の下に強制的に位置付けることで、ある種の安定を求めている。すでにフラットな評論ですらなくなっている。「ライバル車はアウディQ2?」さすがに斎藤が「それは違うんじゃ?」と訂正を入れていたが、サス形式も違うポロベースのSUVと比較されそうになっている始末。X2というクルマを議論するスタートラインに立てていない。


適切に比較しろ!!

  やはりどう考えてもこのクルマは、メルセデスGLAあるいは、マツダCX-5、三菱エクリプスクロス、スズキSX4・Sクロス、スバルXV、トヨタC-HRといった欧州市場であっさりと結果を出している日本車の精鋭SUVと比較されなければならない。ここは日本なのだから。しかしこれらの1台すら、7ページに及ぶロングコーナーに基本性能や操縦性に関しての比較には登場していない。このオッサンたちはもしかしたらX2は日本勢に勝てないと思っているのだろうか!?そんなことはないって、フラットな気持ちで見れば魅力に気づくと思うけどさ・・・。


X2の2年後の市場価格

  オッサン3人の頭の中には、これは500万円のBMWなのだから、他のBMW車と比較されなければならないという判断があったのかもしれない。しかしこのまま行けば来年には298万円の未使用特価車が都内各地のBMWディーラーに標準配備されることになるだろう。118dはアクセラ1.5Lディーゼルに対抗するために198万円だし、320dはアテンザXDの価格を意識して350万円付近に設定されている。CX-5とXVをターゲットにするならば249万円くらいか!?実際にX1の未使用車はその価格まで下落している。ユーザーにBMW車の魅力が十分に伝わらない!!失礼を承知で言わせてもらえばカーメディアがアホだからだ!!売れに売れている日本車SUVと比べて、このX2にどんな魅力があるのか説明できないならやめちまえ!!





最新投稿まとめブログ


2018年9月11日火曜日

新型クラウン批判合戦・・・誰が一番秀逸か!?

2018新型クラウン・ボッコボコ祭り開催

  たまには還暦のオッサン連中の立場で物申してみましょうか・・・。もう一回りも年下の主査が作るクルマなんて馬鹿馬鹿しくて乗ってられない!!しかもそれがクラウンだったら尚更で、オッサンの気持ちがまるでわかっていない!? オッサン一歩手前の就職氷河期・最年長世代が作る新型クラウンの企画があまりにもオッサンには稚拙なシロモノだったようで、あちこちから『憤慨』が漏れています。


なんで参戦しないの!?

  レクサス車やトヨタの上級モデルで新型が出ると、チャンスとばかりに絡んでくる還暦のチンピラ・・・は、失礼かもしれないですが、なんか個人の意見と言うよりは、読者へのサービス精神を見せつけるような書きっぷりが目立ちます。・・・が、トヨタに完全に取り込まれているK沢M宏とS水K夫は目立った動きを見せず。せっかくクラウンが大変身したのだから、しっかり便乗しろよ!!仕事サボるなよ!!「全然まっすぐ走りません!!」くらい言えよ・・・。


誰もが受けた違和感をどう表現するか!?

  トヨタもクラウンがFMCしたら、まあカーメディア全域から一気に批判も喰らうであろうことはわかってますよ。・・・だって新型は誰が見たって違和感の塊でしかないじゃん。このクルマを見て、すげーかっこいい!!といったリアクションはちょっと計算高過ぎるだろ。ヘンだなーって思ったら、それをストレートに表現できてこそ一流ライターってヤツじゃねーの!?ってことで、還暦オッサンライターが担当する名物コーナーでのクラウンの扱われ方をちょっと比較して見ます。


ヘンタイ・コンビでも切れない曲者!?

  まず初めは、ベストカーで一番面白いコーナー!?である「エンスー解放戦線」。担当するのは、清水草一&渡辺敏史の「もう何を描いても嫌味には聞こえないコンビ」・・・この2人はこのブログでも度々ネタにさせてもらうんですけども、「俺らはクルマに関しては強度のヘンタイなので許して下さいませ!!」的なスタンスなので、真面目にBMWとかに乗っている紳士にとっては「ゴミクズ」みたいなライターでしかないのでしょうけども、その振り切ったスタンスで、日本車や輸入車をザックリと語るこのコーナーは月に二回の楽しみだ。


確かにアピールがクドイのは同意する

  7月の終わりに発売された8/26日号でクラウンが取り上げられているけども、「批判」よりも厳しい「無視」が貫かれている・・・。「は!?なんでニュル走ってんの!?わざわざ宣伝する必要ある!?BMWさんがニュル走ってます!!って言うか!?」とは言ってないですけども、まあそーいう類の評価ですよ。クルマの良し悪しよりも、今回はトヨタの開発姿勢があまりに気持ち悪過ぎてまともに近づけないらしい。ヘンタイらしい至言を期待したけども、批判姿勢こそ明確に示しているものの、腰砕けに終わってしまった。


クソ真面目オヤジ✖︎3

  続いては、ニューモデルマガジンXの「喜怒哀楽」です。西川淳、斎藤慎輔、高平高輝のクソ真面目な3人が担当しています。コーナーの最初に出てくる大文字のコピーは「走りも乗り心地も中途半端な出来 クラウンに相応しい高級感もない」とかましてして、おお!!これぞ正統派のトヨタイジリだなー!!と期待させるのですが、肝心の中身がいつもながら空っぽだ・・・。クルマの素性に一気に切り込むと思いきや、トヨタが力を入れているらしいコンシェルジュサービスからイジリ始めたよ・・・。これはさすがにダセーだろ。クラウン以上に違和感が拭えないレビューだ。


やる気無さ過ぎ・・・

  3人でダラダラやっているから、全体の構成などあまり感知しない無責任な発言が飛び出すのは毎回のことなんだけども、今回は6〜8年に1度のクラウン・レビューだぞ!!滅多にないハレ舞台なんだからさ、読者が「さすが!!」って思うような正統派漫才を見せて欲しかったなー。3人3様によくわかんないけど、トヨタらしいカッコ悪さがあちこちに露見している!!と言いたいらしい。だが残念ながらかっこ悪いのはこの3人のオッサン&今回の座談レビューの内容だ・・・。


トヨタがクラウンを作る意味がわからないらしい

  結論が600万円出すならアルファード買う!!っていうナンセンスなオチ。高級車はアルファードがあればいい!!なんてトヨタの上層部も感じてはいるだろうけども、ボデータイプを豊富に用意することが大事なんじゃなくて、売れないジャンルで必死にもがくことで自社の人材が苦労して学習することに価値を置いて居るのだと思うよ(クラウンは人材開発には最適!?)。大手メーカーにとっては「必要悪の赤字部門」と言うらしい・・・。専門家だったらそれくらいのツッコミを入れてみろ!!この3人はつくづく言ってることの全てがその辺に居る素人のオッサンと同次元なんだよなー(失礼)。


カーメディアも捨てたモンじゃない

  「国士」とでも言うべき、政策、情勢、経済を独自の視点で語ることができる、すげーオッサンなんてもはや希少価値なんじゃねーの!? だけど居ましたよ。しかもカーメディアに・・・。そーです!!F野R一郎さんです。モーターファンイラストレーティッドのクラウンレビューにおけるラストは、あまりにも美しいディテールで、自動車レビュー読んでて滅多に経験しないような景色が見えちゃいまいた・・・これはすげーぞ傑作!! ベストカーのコンビや、ニューモデルマガジンXのトリオが束になっても敵わないレベルのレビューを楽々と仕立ててくる。さすがピン芸人だけど最強に読者を呼べるレジェンドだ。久々だな・・・レビュー読んでここまで心が震えたのは!!


自動車レビューに中原中也が降り立った!!

  あえて引用はしません!!キンドルアンリミティッドで無料で読めるので、是非是非に興味がある方には自分の目で読んでいただきたい。こんなに美しいカーレビューのラストがあるだろうか!?本当に失礼ですけども、伊達に歳とってるわけじゃないっすね・・・。いやー還暦のオッサンさすがですよ!!


「ベストカーが『日本車の価値を上げよう!!』とか言っている件」

↓相変わらず何もわからない・・・



最新投稿まとめブログ

↓福野レビューはこちら

2018年6月30日土曜日

「もっといいエンジンが出るから星4つ」って・・・おいおい。

VW・・・ディーラーに足が向かない

  UP!もティグアンもパサートもゴルフもアルテオンも要らない・・・。VWの現行モデルの多くは、ミニバンやコンパクトカーばかりを作っていたひと昔前のトヨタ、日産、ホンダのような「アンチマシン主義」な傾向がある。シロッコやザ・ビートルを作っていたタームはとっくに終わっているようだ。新型ポロも、トヨタが2011年の段階で予測していたルーフの低いコンパクトカーのトレンドに、慌てて追いついただけのフルモデルチェンジだ・・・やる気が感じられない。


全高が低くなった理由

  なぜ新型ポロの全高が低くなったのか?それすらまともに説明できない程度なので、ほぼ偽物と断定できる自動車関係者のオッサン達による茶番といえば、ニューモデルマガジンXの「座談会」。語っている人間が本物だろうと偽物だろうとどーでもいい。レビュー・評価の内容が納得できるものならばOKだけど。この直3の1Lターボは、座談会メンバーの全員がおそらく欲しいと思っていないであろうクルマなのですが、それでもVWを必死で擁護する「忖度大好き」なオッサン達はなかなか涙ぐましい。


去年は1.2と1.4で500万台をカーバーって言ったたコーナーが・・・

  ちょっと話が逸れますが、去年の同コーナーでは、「VWは1.2と1.4で世界の500万台をカバー」とか書いてましたけど、そんな反省も全くなく、今回は誰でも知っているVWの裏事情をたくさん紙面を割いて明かしてます。なぜ1.5Lユニットに変わったのか?それはVWが自ら行った不正により排ガス試験の方式が変わってしまったから(知ってる!!)。1.5Lが日本にだけやってこない理由は、とりあえずフルモデルチェンジで型式認証が1度取れてしまうと売り続けられる日本は後回しってことらしい(知ってる!!)。次のゴルフのFMCまでは1.5Lはないらしい(知ってる!!)。


クルマ一つ褒められない・・・無能

  新型ポロには『星4つ』を進呈していますが、オッサンが揃っていても何一つまともな理由も思いつかなかったらしい。プロだったらなんか見つけろよ。「トヨタもマツダも全然わかってない。小型車はNVHを高めればつまらないクルマになるだけ・・・ポロが正しい!!」くらいのこと言ってみろ。ゴルフの全てが「怪しい」と思うようになったのは、「世界のベンチマーク」とか「クラウンのような静粛性」みたいなことをカーメディアの連中に言わせるようになってからだ。歴代ゴルフなんてサンクやフォーカスをパクって鍛え上げてきただけだし、欧州車がクラウンの静粛性を超えるという発想がそもそも間違っている。


いいクルマの条件・・・NCAPを逃げない

  すげー失礼だけれども、欧州メーカーは開発力がないのだから、一生懸命に液晶パネルのサイズを大きくしたり、日本車程度に壊れないクルマ作りに邁進していればいいと思う。そして本当にVWポロがいいクルマならば、JNCAPのテストを受けてその実力を証明すべきだと思う。そこでホンダの軽自動車と同等くらいの実力があるのならばいいですけど、あまり無理しないで欲しいです。過去のVW車のスコアはとても悲惨だから・・・。


西川淳のブラックジョーク

  別のコーナーでもVWポロが登場。西川淳さんは悪い人だな。Bセグなんて興味0%で有名なライターですから終始気楽な発言。あまりに高平高輝さんが新型ポロに対して執拗な批判をするのに対して、VW絶対擁護派の斎藤慎輔さんがバブルからアップデートできていない「?」な説明で応戦。要約すると「新型ポロはパッとしないけど、それでも日本車よりずっとずっとずっとすごいこの壁は越えられない」みたいな・・・たまにブログにコメントを寄こす完全にアレな人みたいな反論。それにちょっとばかり同調した(?)西川さんが、「日産がこの新型ポロを作ったらエライことですよ!!」みたいな擁護ともブラックジョークとも取れる絶妙な発言。

高平高輝はすぐブレる・・・

  これを真に受けて批判派だった高平がとつぜん我に還って、ひと昔前のカーメディアがしていたステレオタイプな日本車批判を展開。「Bセグの日本車ってたくさん種類がありますが、そのほとんどがポロと試合にすらなりません」・・・あーそれを言っちゃうのか。日本中のVW好きな高齢者が泣いて喜ぶだろうけどさ。


アクア、フィット、ノート揃って終了!!

  ハイハイ・・・もうそれでいいっすよ、デミオとかスイフトとかアメリカにも上陸できないのだからまだまだです。アクア、フィット、ノートはアメリカで売ってるだけ。日本でそこそこ売れてるだけ。200万円をかなり越えるものが売れ筋ですから、それよりも安い新型ポロがやって来た以上は、もう試合にすらならないのだとしたら、アクアもフィットもノートももうおしまいですね・・・。今年の日本COTYはポロで決まり!!アクアは販売終了?





最新投稿まとめブログ


2018年4月15日日曜日

VW臭がちょっとキツイな・・・NMM5月号

クルマ作りをナメるな

  自動車業界を悩ます二大アレルギーといえば、「トヨタアレルギー」と「VWアレルギー」。早い話が、レクサス、アウディ、トヨタ、VWに乗ってクルマ好きを気取っている連中は死んだ方がいいって話なので、イラっときた人はさっさとページを閉じた方がいいよ。


トヨタとVWがクソだとわからない連中

  トヨタもVWもそれぞれに日本どドイツの乗用車販売において君臨する1強体制を築きそれを土台にしている。賢い人ならもうその時点でこの両社のクルマには近づかないだろう。シェアと搾取にしか興味がないメーカーにユーザーを向いたクルマ作りなんて期待できないだろう。彼らにとって一番力を入れるべきは、競りかけてくるライバルを握り潰して、シェアを維持し、価格競争が穏便に進むようにコントロールすること。

NTTドコモにアートがあるか!?

  「何を根拠に言っているんだ!!」という人は、やはりこのページを閉じて、時間があれば、トヨタとVWの社史でも検分すればいいと思う。言わんとしていることがわかるだろう。トヨタやVWの仕事は・・・NTTドコモみたいなものだ。トヨタのテストドライバーもそのことを承知の上で勤務しているらしい。トヨタが売っているクルマは運転が好きな人にとってはクソでしかないけど、まあそれがトヨタだってさ。

競合するなら全力で潰します・・・が通用しない世の中を!!

  業務提携に先立ち、トヨタはスバルに対して「競りかけてきたら全力で潰します!!」と言ったらしい。「全力で潰します」が意味する内容は、スバルの該当車よりもいいクルマを作りますという宣言だけではない。スバルに対して「いくらいいクルマを作ってもトヨタには絶対に勝てない」と恫喝している。つまりソフトバンクだろうが楽天だろうがNTTドコモに勝つのは無理なんだよ。日本で2番目と3番目にカネを持っている超優秀な経営者がチェレンジしても絶対に覆らない決定的な「差」をNTTドコモが持っている。

「無能組」という未来

  ついでに余計なことを言うと、日本には「無理なものは無理」って諦めている人が多すぎる。50歳以上がバカばっかりに見えたり、カーメディアで執筆している連中(90%が50歳以上?)が無能過ぎるのも、まあ当たり前のことだ・・・諦めるしかないからさ。そして憤っている若い連中もこのまま行けば、そんな『無能組』に仲間入りするだろう。トヨタやVWが売れ続けるってことは、市場のユーザーがほぼ「無能組」路線に乗っていて、絶対的な資本支配とそれに連なる創造性の衰退に当事者意識が保てないから・・・だから冒頭のトヨタ&VWに乗るヤツはクルマを語るなってことだ。肌感覚に過ぎないけど、実家の両親を含めトヨタやVWを選んでいるヤツは例外なくつまらなそうな人生を送っている。いや・・・無難を好んでいるだけなんだろうけどさ。

なんでもありのNMMに制裁を!!

  そんなトヨタやVWの「NTTドコモ化」戦略の一翼を担っているニューモデルマガジンX。5月号はドン引きするくらいの「VWゴリ推し大特集号」になってますねー。以前にも書いたけど、2017年途中にフルモデルチェンジを行なった『ホンダN-BOX』に対して星2つをつけて「大バッシング」を展開するも、Nボックスは2017年の日本市場でナンバー1ヒットに輝きました。ここ数年で星2つの実質的な最低評価を喰らったのは二代目CX5、N-BOXだけ。CX5はFMC後に増産体制を整えてアメリカ向け輸出量が最も多い日本生産モデルに!!トランプに名指しされる日も近い!?


現実が見えていないカーメディア

  CX5やN-BOXをこき下ろしていい気になっているのだろうけども、レビューの中には看過できない内容も・・・N-BOXなんか買うくらいなら先代のゴルフを買った方がいいよ、そっちの方が安全だし・・・だってさ。 高速道路で違法な速度を出す輩ならその方がいいかもしれないけど、自動ブレーキもついてないゴルフ6の方が安全と言い切る時代錯誤な感じが・・・ちなみに2013年のJNCAPによる自動車アセスメント評価によると、現行ゴルフが176.7点、ホンダの軽自動車N-WGNが178.8点なんですけどね・・・。

「弱者のマーケット」

  トヨタもVWもおそらくJNCAPなんて興味ないと思います。安全なクルマを作ることにコストをかける気がない。ホンダやマツダは宣伝力がないから安全設計にすがっているけど、それはトヨタやVWにとっては「弱者のマーケット」なんでしょう。ゴルフは軽自動車に負けちゃうスコアですけども、欧州車では一番上の結果です。アウディやBMWよりもいい(メルセデスは未受験)。欧州車ってクソなんですよ。トヨタ以外の日本メーカーの普通車ならば軽自動車に足元を掬われるなんてことはないですけども、トヨタだけはなぜか酷い。大企業病だ。プリウスのスコアはいいけど他はダメ・・・。

事実に反すれば批判されるのは当然だ

  カーメディアがユーザーのためにレビューを書いているならば、とりあえずトヨタと欧州車だけはヤメておきましょう!!と結論すべきなんだろうけど、アメ車と他の日本メーカーだけではどうやっても誌面が盛り上がらないですからね。売れなければ意味がない。好きなクルマを好きと書くのは自由だけど、事実を捻じ曲げるならば徹底糾弾されても仕方ないよね・・・。

ゴリ推し!!

  さてニューモデルマガジン5月号。懲りもせずに「eゴルフ vs リーフ」の対決レビューを斎藤・高平・西川のクソコーナーで展開。毎回最後に点数が付けられるコーナーですけども、さすがに露骨にeゴルフの勝ちにすると不味いと思ったのか、斎藤(リ58点、ゴ55点)、高平(リ50点、ゴ60点)、西川(リ55点、ゴ50点)の決着。2:1でリーフの勝ち?それとも163:165でeゴルフの勝ち? 全く読む気もしないけどこの投稿のためにさらっと読むと仰天の展開。

日産よ怒れ!!

  リーフに関しては400万円するクルマとはとても思えないシートもインテリアも安っぽい。読者全員の買う気を無くさせるネガティブキャンペーンを展開。それに対してeゴルフは・・・これは最初から売れるわけないので、ちょっと高いよねーってチクリと本音を覗かせたあとで、1.2Lのゴルフに乗ってみてくださいな!!と全く別のモデルの宣伝が始まる・・・マジでクソ雑誌だな。

今更だけどレクサスの戦略は間違っている!!

  さらにレクサスLS発売記念だかなんだか知らないが、レクサスディーラーのダメなところを煽る企画を展開。日本市場におけるレクサスの異質な存在を批判するメディアは少なく、そういう意味では価値ある記事なのかもしれないけど、この雑誌はトヨタではなくVWとつながっているんだろうね・・・。

ボルボなんてゴミだ!!

  さらに「覆面座談会」に突入。最近はマツダ、ホンダ以外には甘い評価が目立っていた座談会だけども、今月はレクサスLS、ボルボXC60、スズキスペーシアの3台に対して星2つこそないものの、中身は散々な内容。ボルボまでフルボッコにされたのはちょっと意外。VWの自爆によってボルボが日本市場でシェアを伸ばしたから、それを取り戻したいというエージェントからの依頼なのだろうか!?

高平高輝氏「ゴルフ1.2に乗ってみて!!」

  どーでもいいけど1.2Lゴルフのゴリ推しとかもうやめてー。もはや世界ではインドとかパキスタンとかでしか売られなくなったVWを代表するクソエンジンがいつまで日本市場には残り続けるのだろうか。日本市場では2017年以降にFMCしたVWアウディ車にはさすがに使われなくなりました。アウディQ2もティグアンも新型ポロも。高平高輝さんはこの状況を把握した上での発言だったのだろうか。

現実を見ろ!!

  何回も書いたけどトヨタヴィッツの自然吸気エンジンよりも50倍のNOxを出すVW1.2Lターボは2017年以降の排ガス規定に違反すると2015年くらいまでは小さく報道されていたのですが、どんな手口を使ったのか、国土交通省が2017年規制からガソリン車が外された。それでも定義こそしないけど、各メーカーには型式認定の内部規則を守ることを指示しているようだ。VWの1.2Lターボだけでなく、トヨタの1.2Lターボ、スズキの1.0Lターボも2017年以降に登場したモデルからは消えている。スバルやマツダは30年使い続けるエンジンを設計するのに対して、トヨタやVWは直近の利益を求めて詐欺的エンジンを市場にばらまく・・・あーあ反吐がでる話だな。



最新投稿まとめブログ


 

2017年5月30日火曜日

『プレミアム!』を使いたがるライターってさ・・・

注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


  『自動車の未来』をクソみたいな視点で語る人々が湧いていますねー。あと10年で『コモディティ』化が進んで、テレビやエアコンのように中国が世界の99%を供給するようになる・・・なわけねーだろ。『3C』カー、カラーテレビ、クーラーはほぼ同時期に日本で普及が始まりました。テレビとエアコンがとっくに『コモディティ』化しているならクルマも同じ運命を辿って良さそうですけどね。自動車メーカーのビジョンが優れていたという意見もありますが、トヨタやホンダ、日立やソニーよりも圧倒的に優秀だったのか!? トヨタやホンダのような人材が白物家電メーカーに揃っていれば『コモディティ』化は防げたとでも言いたいのでしょうか?

  クルマ自体にテレビやエアコンとは決定的に違う点があったとしたら、それはクルマにはたくさんの『本』が出版されていること。故ポールフレールさんや沢村慎太郎さんが、自動車評論を単なる『製品紹介』から、クルマとは人生を徒して向き合うべきものだという『哲学』へと昇華させています。ポルシェ、ジャガー、ロータス、ルノースポール、ホンダ、マツダ、ニスモ・・・とは何か? 『技術』『歴史』『市場』など様々なファクターを使ってメーカーとモデルの現実を『再構築』することは、現実のクルマとは切り離された、全く別個の大きな意味がそこにあります。・・・例えば多くの若者にとってクルマをより身近なものにしたのが漫画の『イニシャルD』だったりするわけです。

  1980年代の初頭、販売市場には後発メーカー・ホンダの旋風が吹き始めましたが、バブルへと突き進むトヨタにとっては小型車の開発は重要ではなく、後回しにされたこともあり、カローラ派生のトレノやレビンは小型車としては遅くまでFRのまま残されました。トヨタとしてはアメリカで立ち上げるレクサスの旗艦モデル(セルシオ)の設計など、それどころではなかったので、『AE86』は完全に放置だったと思うのですが、これが後年になって『再構築』された結果・・・今ではプレミア価格がつく『誰もが知っているスポーツカー』となりました。年配のクルマ好きの人が『当時のハチロクなんて全然イケてないクルマだったけどなー』と不思議に思うくらいに『歴史修正主義』も真っ青になるほどのプロパガンダを、日本の自動車産業の根底に打ち立ててしまいました。・・・こんなことテレビやエアコンではまず起きないことですよね。

  最近のイケてない自動車ライターがこぞって使う言葉が『プレミアム』ですね。アメリカの自動車販売統計では、『大衆向け』と『プレミアム』でカテゴリーが分けられていたりするので、彼らが使う『根拠』は一応あるのですが、これを日本市場に適用する意味ってなんですかね。ライターによってはVWやプジョーも『プレミアム』にカテゴライズにしてたりするので、(これらのごちゃ混ぜ状態は)単純にそれらは読者(ユーザー)にとっては不利益な情報になりますけど、そんなことは全く意に介していない様子。今時インターネットを使えば、大体の情報はわかりますから、カーメディアごときに騙されるのがバカではありますけど・・・。

  先日見かけたのは、内外装&乗り心地、静粛性を『レクサス越え』の水準で施してきた『マツダCX5』に対する、西川淳さん、斎藤慎輔さん、高平高輝さんの3人体制の座談会@ニューモデルマガジンX7月号です。とりあえず『ほぼレクサス』だけど、マツダは勘違いするな!!プレミアムはそんなに甘くない!!・・・という過激な論調で進み、このコーナーはページ数もかなりあるので、これは!!御三方の考える『プレミアムの定義』が聞けるのか!?と思いきや、そんなリスクを冒すはずもなく・・・。もし『プレミアムは偽物を使わない!!』みたいなことを口を滑らせたら、もう大変なことになります。だって現実に偽物だらけだし。『禁句』ですねライター人生は終了ですからねー・・・え?カーメディアなんてとっくに終わってるって!?

  かれこれ4年近く前になりますが、メルセデスAクラスの『素材』がフェイクだらけだー!!なんてカーメディアのあちこちで囁かれた時期がありました。島下さんも、西川さんも、福野さんも、沢村さんも。今思うと、とんでもないことに言及してたよなー・・・もしかして?Aクラスにあまり売れて欲しくないメーカーからの『依頼』でもあったのかな!?あのスズキに対してネガティブキャンペーンをやったことが明らかになった実績のあるあのメーカーが。

  さてAクラスの内装なんてどーでもいいことです(安物は安物でしかない)。西川氏が『マツダはアウト・オブ・眼中』と言ったプレミアムってなんなのよ!! 『ハチロクはもうダメだ!!4WD&ターボじゃなければクルマじゃない!!』とフリーザ様みたいなノリで言った須藤京一@イニシャルDのつもりなんでしょうか・・・。須藤京一はハチロクに乗る主人公に最終的には返り討ちにされるものの、最初の対戦では『絶望的』な差を見せつけるから、その言葉にも納得できますけども、西川さんの『放言』は根拠が示されていないぞー。これでは『再構築』にならないんじゃ?

  そもそも『プレミアム』って言葉が超絶にダサい。この言葉を使うヤツは『クルマがわかってない!!』でも過言ではない。本当にいいクルマってのは、ドアを閉めただけで良さが『伝わってくる』。その『素性の良さ』は到底に隠しきれるものではなくて。とても眩しくて感動的だ。『プレミアム』なんて言葉で飾らなくても人々に伝わるんですよ。これがテレビやエアコンとの決定的な違いと言ってもいいかも。もしかしたらテレビやエアコンも『感動』のレベルまで作りこむことは可能なんだろうけど、どのメーカーもそういう売り方はしていない。とにかく低価格で『普及』させることを第一に作っています。

  そろそろわかってきたかもしれませんが、『プレミアム』という冠詞は、『コモディティ』化と密接な関係があります。すでに『コモディティ』に片足を突っ込んでいる製品に用いられるのです。だから・・・『プレミアムとはフェイク品質』だという真理を、豪快にも肯定したメルセデスAクラスは『裏表がないクルマ』として売れました!!『プレミアムは甘くない!!』じゃなくて『プレミアムは徹底的に甘い!!』んだよ!!なんで盛んに『プレミアム』を強調するアメリカ市場では、自動車産業が伸び悩むのか・・・。アウディ、レクサス、アキュラ、キャデラック、リンカーン、インフィニティ、メルセデス、BMW。どれもかつてのパッカード、スチュードベーカー、ナッシュのように『屍』になる日をじっと待っています。つまらないクルマに明日はない・・・。

  マツダも『プレミアム』なんて言われるようでは、いよいよ広島陥落へのカウントダウンが始まっていると・・・いう『考え方』もできます。マツダがフィアットの協賛を得て、4代目ロードスターを作りましたが、『マツダの決断』には、広島の産業を守るだけでなく、世界の自動車産業全体の『コモディティ』化を食い止める非常に重要な意味が含まれています。どこぞの輸入車乗りブロガーが、718ボクスターやZ4と比べて、ロードスターを上から目線で品評しておられましたが、『プレミアム』が大好きなコモディティ人間にクルマなんて理解できるわけねーよなー・・・なんて悪態の一つでも言ってみたくなるんですよね。・・・で『プレミアム』の条件ってなんなのさ!?

↓一生懸命語ってます。

  
注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


最新投稿まとめブログ
ニューモデルマガジンX 2017年 07 月号 [雑誌]

2017年5月18日木曜日

新型5シリーズの『毀誉褒貶』 その2 なんだか絶望的な気分だ

  前回はG30型の先代モデルF10型から『高級車になった』BMW5シリーズを巡る評価について、その変貌に置ける価値観の変節を辿ってみました。理論上はE39の復活とはなりそうもないですけど、もしかしたらE39・M5が2000年頃にみせた圧倒的な全能感を、G30・M5が再び取り戻してくれるかもしれない!!アラフィフ〜還暦のオッさんがGT-Rに大興奮するように、『M5』の再生・・・それがわずかな可能性であっても期待してしまうんですよ。そして福野さんのレビューに注目します。

  まず最初に読んだのが、モーターファンイラストレーティッドvol.126の「ニューカー二番搾り」でしたが、なんか福野さんの機嫌が悪かったということはないのでしょうけど、あまり『ウェルカム』な雰囲気を感じないレビューでしたね。もう書く側も読む側も、ある程度は「5シリーズは過去のクルマ」という共通認識がくすぶってしまっている・・・そんなリアルな現実には敏感に反応して、決して「さむい」レビューは書かない福野さんのセンスは素晴らしいなーと常々思うのですが、ここは多少はバカになってでもG30系5シリーズを盛り上げるようなレビューにして欲しかったなー。カーメディアがこぞって喝采したマツダ・デミオのレビューの時くらいにテンションが低かったです・・・マツダとBMWって今は最も「さむい」ブランドなんですかね。

  その後に発売されたルボランでは「三元則」ではメルセデスEクラスとガチガチの比較です。あれれー今度はMFIとは全く違う結論だな。さすがに詳細は書きませんけども、短期間のうちにこの両極端の2つのレビューはどうしたものか・・・。BMWがルボランになんらかの圧力をかけたのか? なんかよくわかんないですけど帳尻が合ってさ、優劣が全くつかないという「大人な決着」は、この数年の連載の中でも見たことがないですね。メルセデスとBMWのユーザーを読者に多く持つであろうルボランですから、5シリーズとEクラスを比べるなんて最初からやらなければいいのに。適当にフーガでも噛ませ犬にしておけば・・・けどこれ逆に噛まれちゃうパターンだよな。

  英国メディアではいよいよG30系・M5の詳細スペックが出てます。先代と基本設計は同じのV8ツインターボ(S63)ですが、現行の日本仕様では560psですが、これが610psまでアップするようです。BMWは欧州仕様と日本仕様では一定のスペックデチューンを行なっているので、日本仕様は595psくらいに収まりそうですね。FRながらも0-100km/hは3.5秒まで上がるようです。とても日本で走るスペックではないなー。現実問題として540iMスポくらいが満足度高いのかも。

  あまり触れたくはないですが、ニューモデルマガジンXの西川淳さん、斎藤慎輔さん、高平高輝さんの3人があのコーナーで5シリーズを「大絶賛」しています。3人の平均点が90点くらい、今回はいつに無く得点が高いなー!!でも詳しく読んで見るとアホなことになってます。523dしか試乗車が用意されていなくて、西川さんなどは露骨に不満を漏らしているのに、別の機会に乗った540iは良かったよーってことで高得点なんですよ。カーメディアって本当にしょうもないなーと思いますが、今回はそんなどーでもいいことはスルー。やはりあの西川さんにはっきりと「良かった!!」と言わせた540iですねー。

  この『ひと言』があったからもうこのコーナーは価値があった!!と思います。斎藤さんが相変わらずマツダ嫌いを表明していて、「523dのエンジンはマツダを圧倒している!!」「だってコストが違いすぎるから!!」みたいなこと言ってます。まあ3年くらい前に別のブログで「日本を走るレベルにない!!」と批判を展開しましたからねーBMWの幹部もこれを読んでくれたのかな(笑)。BMWもメルセデスもマツダやPSAをベンチマークして静かなディーゼルエンジンを仕上げてきました。

  メルセデスなんて、先代Eクラスの直4ディーゼルが、Cクラスで改良されて、さらに新型Eクラスでさらに一気に改善されましたね。相当危機感あったみたいです。まともな感覚の評論家ならばマツダが引き起こした「ディーゼル革命」と賛辞を送るべきだと思うんですけどね・・・。それを毎度お馴染みの「日本車はコストの壁が・・・」みたいな余計なことを言ってせせら笑っておられます。斎藤さんはどうも好きになれないですね。毎度毎度マツダに恨み節をぶつけてます。もうマツダは新型アテンザでさらにスマートなディーゼルエンジンを作るしかないですね。

  さて何はともあれG30系5シリーズです。「スポーティ&ステータス」「ビジネス&プライベート」これ一台で縦横無人に活躍できるモデル。M5もしくは540i。あと欧州にはある530dという直6ディーゼルもいいみたいです。問題は・・・イニシャルコスト。いよいよ540iは1000万円。しかも3年乗ったら300万円に急落するのが見えています。レクサスLSでも同じくらい落ちるけどさ。GT-Rやポルシェ911なら700万円くらいは残るみたいです往年のファンがたくさんいるシリーズはやっぱり強いですね。カーメディアもあまり真面目に扱わなくなっているG30系・5シリーズですが、これからどう進化していくのか? カー・アンド・ドライバー5月号の岡崎宏司さんのレビューも中身空っぽだったなー。誰でもいいから真面目なG30系5シリーズのレビューを書いて!!沢村さん、小沢さん、渡辺敏史さん。




最新投稿まとめブログ




  

  

  

  
  

  

 

2016年11月29日火曜日

「アバルトとは何ぞや・・・」オッサンライターの矜持を見せろ!!(ニューモデルマガジンX1月号)

  なにやら年末も近づいてカーメディアがちょっと面白くなった模様です(廃刊への恐怖か?)。それにしても、いまや主役はクルマでもメーカーでもなく、オッサンライターの滑稽な立ち振る舞い(パーソナリティ)ですねー。若手の島下泰久氏や山田弘樹氏の活躍もなかなか目立ちますけども、連載も多くたくさん読むわりには「何書いてたっけ?」あまり印象に残らないのに対して、オッサンライターのふざけ半分のレビューは、メーカーの担当者を挑発しているようにしか読めないタブー感・背徳感が溢れてやがります。今月もハイハイ釣られましたよ!!西川さん、高平さん、それから斉藤さん・・・。

  ニューモデルマガジンX1月号(11/26発売)のオッサン3人連載は、タイトルにもあるように「アバルトとは何ぞや・・・」という連中の大得意なフォーマットです。若い読者にとっては、アバルトなんてNISMOやSTIと何が違うの?って感じですけど、そこを豪快に線引きしてくるのが、「before1989世代」(ゴールデンイヤー以前から免許持っている世代・アラフィフ以上)なんですね。

  今回も相当に悪質な書きっぷりなんですけども、単にスズキやダイハツのクルマを扱き下ろすだけの「非生産的」な憂さ晴らしレビューとは全く違って、アバルトという日伊友好の架け橋(イタリアの次に売れているのが日本らしい)を、下の世代に「伝承」する意味ではそこそこ意義があったと思います。品評されるクルマはもちろん「アバルト124スパイダー」。広島で組み立てて、広島でチューンされる話題のアバルトです。

  「アバルトとは何ぞや・・・」という崇高なテーマに挑むも、3人のオッサンが片手間に談笑するだけですから、何ら議論が深まるわけもなく、「なんで俺達はコレが気に入らないんだろー」という何とも女々しいスタイルの井戸端会議をアラフィフのオッサン達が繰り広げております。それを読んでに・・・多くの若い読者は異質さ(気色悪さ)を感じるとは思うのですが、なんだかんだ日本人のメンタリティってそーいえばこの程度だよなーと妙に納得します。そもそも我々世代には「アバルトって何?」って訊かれて「商標」以上のまともな答えを思いつかないのもまた事実です。結局は誰がやっても同じようなグダグダした話になるのかなー。オッサンだから何でも知っているというわけではない・・・アバルトについて「本質」を知りたかったら大矢アキオさんの本を読むしかないようです。

  ただし今回のオッサン連載は、読んであれこれ考える材料くらいにはなります。もはや自力でロードスターを存続する体力もなくなっていたマツダに助け舟を出したのが、フィアットの銀行出身のCEOなのは事実。そんなフィアットが倒産の危機の時に、強力に支援したのがリビアの独裁者だったカダフィ・・・。カダフィがいなかったら日本自動車産業の「至宝」が消えていたかも!?・・・ってそんなことじゃなくて、エンジェルとなってくれたフィアットへの敬意と感謝を込めて、「ミニ・フェラーリ」のような渾身の美デザインの4代目ロードスターが完成しましたし、テールライトなんて明らかにフィアットファミリーを意識しています。やはり日伊友好の架け橋ですね。

  歴代ロードスターの主力市場は日本でも欧州でもなく北米で、特にアメリカの女性のニーズに応えてきたと言われています。マツダもそのニーズを十分に認識していて、NDロードスターも当初の発注どおりアルファロメオに納入して、アルファが北米で復活する「布石」としても活躍できるモデルを目指した様子が伺えます。

  西川さん主導で最初から結論ありきな「マツダの方向性とアバルトは相容れない」というのが出発点で、そこから意外な結論として、コンパクトスポーツカーはFRよりFFの方がよりスリリングなドライビングができる!と展開し、FRだとやや大人しくなってしまって「アバルトの刺激」にまで高まらないってことみたいです。スポーツカーはやや専門外な高平さんは日本車におけるロードスターの価値を念頭に置いて「言葉を選んで」いますが、そこにロードスター、マツダ&日本車が大っ嫌いな斉藤慎輔さんがここぞとばかりに「マツダ批判」を繰り出すので、そっちに議論が引っ張られます。結局はみんなで「マツダはウザい」の大合唱・・・。

  斉藤さんのマツダ・ディスの「毒」があまりにも強く、なんだか「マツダが悪者」にも読めてしまうのですが、今月の「モーターファンイラストレーティッド」では、アバルト124スパイダーとロードスター(1.5L)の乗り比べ企画が行われていて、どうやら124スパイダーに搭載される1.4Lマルチエアーが相当にダメだと結論されてました。元々は三菱の設計によるエンジンをフィアットが大事に使ってきたシロモノですが、ピュアスポーツのマツダが作る専用エンジンはやはり手数で完全に上を行くようです。自然吸気らしく7000rpmにピークを持ってきていて、しかも小排気量の高回転=凄まじい雑音という先入観すら打破するくらいに、マツダのロードスター専用スカイアクティブ1.5Lの高回転はなかなか良い音がします。これはもっと「ブランド化」しても良いのでは?

  さてオッサン達の結論は、アバルトではなくて「フィアット124スパイダーtuned by Mazda」で売れ!!というものです。ピュアスポーツの最先端を自他共に認めるトップランナーのマツダと、オリジナリティを尊ぶ人々によって育まれてきた「改造車文化」を象徴するようなアバルトでは、言ってみれば水と油なのかもしれません。それが言いたかったならば、今回の企画は相当にモヤモヤしてますけど、ある程度は「なるほど!」と思えます。ただしこれはあくまで後付け解釈ですけどね・・・。ハッキリしていることは斉藤さんはマツダが徹底的に嫌いだということ(笑)。


2016年11月1日火曜日

ニューモデルマガジンX と スズキ にトラブル勃発?

  11月号のニューモデルマガジンXでは、珍しくスズキ・バレーノが絶賛されてました!!!なになに?操縦安定性がすばらしい!?ですか・・・スズキのグローバルモデルなんだからさ、それなりのクオリティにはあるとは思うんですよ。今ではすっかりVWポロやMINIといった定番の輸入車を買う必要を感じないくらいに、日本のコンパクトカーは全方位に高いレベルにありますけど、「走り」という意味でその中核を担っているのはマツダではなくスズキだと感じています。

  Bセグにおいては、マツダや日産のクオリティによる優位性も「?」な感じですし、ホンダは操縦安定性やユニットの性能こそ光るものの、品質・質感という点では大いに疑問が残ります。国内でも一定の販売数は維持しているも、ややトラブルが続いている印象で日本車の誇るクオリティという大前提すら「??」な状況です。トヨタはアクアこそ大ヒットしましたが、HVでこのクラスを強行突破する荒技も、「走り」の質感はまだまだアピールできる水準には無いです。

  世界トップレベルにある日本のコンパクトカー軍団の先頭をいくスズキ。その最新鋭のグローバル向けコンパクトカーが、もしダメだったら!?「動的クオリティがあまりにも低過ぎて日本で販売するクルマではない」というプジ◯ー208やV◯ポ◯と同水準のクルマだとしたら、これは結構な事件だと思うのですが、実はこのバレーノは2ヶ月前のニューモデルマガジンXのとあるコーナーで著名な評論家3人からボロクソにダメだしされてました・・・。あれあれたった2ヶ月で同じ雑誌から真逆の評価がされているぞ!?これはどうしたことか。

  あくまで憶測で話しますが、9月号で斉藤・高平・西川のオッサン3人が大暴走。これがあまりにも「執拗」でどう読んでも救いのまったく無いような、単なる悪態レベルの酷い記事なわけです。もし私がスズキの当事者だったら、この3人に対して公開質問状を送りつけますね。まあそんなレベルです。BMW好きが「クラウンは酷い」とか、VW好きが「カローラなんて論外」とか言っているような素人さんの記事です。というか素人さんの目線に合わせて面白オカシく書いてますね。ちょうどスズキが燃費不正疑惑で、恐縮しているタイミングだからって完全に調子にノリましたね・・・。

  バッシング記事にスズキの幹部が大激怒したんじゃないでしょうか。ニューモデルマガジンXに対して、広告を完全に引き上げると絶縁宣言(?)。編集部はあわてて謝罪。次号で絶賛記事を出すから許してください!と頭を下げた・・・。そんなシナリオが見え隠れする変化っぷりです。ちなみに9月号では他のコーナーでもスズキの販売店の実情をレポートしています。これだけクルマ離れが進んでいるのだから、販売の現場ではいくらでも都合の悪いことは起きていて当たり前なんですけども、この雑誌の社会面は会社勤めなどしたことが無い、社会性の乏しいフリーライターが意味不明な社会正義を振りかざしていて毎回のように失笑させられます。スズキ・ホンダ・マツダ・日産といった国内市場で伸び悩みを見せているメーカーは、単純に構造不況の「無理ゲー」状態なんですけども、メーカーとしての姿勢に「不可解な点」があるとかほざいています。アホか・・・。

  9月号でバレーノをボロクソに書いた3人のコーナーは、10月号では今度はスズキのライバルのダイハツ・ブーンにも切り込みます。「いまの時代にありあえない出来のクルマ買ってはいけないし造ってもいけない」・・・もう完全に調子にのってますね。「動力性能はありえないほどの低レベル」って、エンジン小さいんだから当たり前だろ。ドイツに行けば、全然走らない0.9L自然吸気のゴルフとか普通に走っていますけど。9月号の内容をそのままクルマをバレーノからブーンに変えただけ?くらいの罵詈雑言の数々(西川さんってこんな低俗なキャラだったんですね)。

  松下さんが辞めて、日本車を扱き下ろすことに命をかけている斉藤さんが加入してからしばらくは異変はなかったですけども、9月号・10月号といよいよ本領発揮してきました。全世界が熱狂するマツダ・NDロードスターすらも「落第」にした斉藤慎輔氏ですから、女性や老人が気軽に買い物に出向くコンパクトカーに、ホットハッチ的な動力性能を望んでいます。いい加減にしろよ・・・。

  さて11月号の評価座談会では、スズキ・バレーノに日本車としてはここ数年例を見ない星4つが付けられています(12月号の大改造を経たトヨタ86/スバルBRZは星3つ)。添えられた言葉は「いまオススメの日本車」「和製Bセグのベスト」だってさ。日本生産車じゃないのに・・・。デミオと比べても自然なフィールでバレーノが勝ち!!だってさ。どんだけ調子いいんだこの人達は。

  11月号の発売は10月26日。もう1ヶ月も前のことなんですが、今回は12月号を待ってからブログに書いてやろうと思いました。果たしてスズキとどういった距離をとっているのか? 蓋を開けてみると、トヨタとの技術提携に踏み切った!という記事以外にスズキに言及するところはなかったです・・・。まもなく新型スイフトのスクープも始まるでしょうが、ニューモデルマガジンZが「腫れ物に触る」ようにツマラナイ記事書く姿がうっすらと想像できますね。

リンク
最新投稿まとめブログ
スズキ・バレーノはオッサンライターの格好の餌食!?
辛口・斉藤慎輔さんがマツダ・NDロードスターをまさかのカス扱い・・・これはかなりゲスいぞ!!!

2016年8月2日火曜日

スズキ・バレーノはオッサンライターの格好の餌食!?

  オッサンライターの大好物といったら、操縦安定性などの基準がやや甘い日本メーカーのクルマです。最近ではどの日本メーカーもメルセデスやBMWよりもマトモに作るようになったので、みんなイライラが募っていたんでしょうね・・・。腹を空かせたライオンの群れに生肉が放り込まれたように、ものの見事にフルボッコにされています。西川淳さん、高平高輝さん、斉藤慎輔さん・・・いずれ劣らぬ『良識派』のオッサンライターなんですけども、やはり三人揃っての共同執筆となると、責任感も一気に軽くなるようで、心の奥底に秘めていた、日本メーカーへの軽い侮蔑な感情が暴走しています。

  集団心理ってのはちょっと怖いですね〜・・・。仕事に真面目で輸入車が好きなサラリーマンが『2ちゃん』で匿名で大暴れしているみたいなノリですね。今頃は編集部にスズキのファンから恫喝的な抗議文書が殺到していて、3人ともに自分達が犯した愚行を後悔しているのではないでしょうか。それとも「読者が求めるから悪ノリしただけ〜」と開き直っているのかも。ちなみにニューモデルマガジンX9月号に掲載されています。

  どれだけライターがケチョンケチョンに言ったところで、スズキのグローバルモデルですから、衝突安全基準ではきっちりとVWポロやプジョー208を上回ってくると思うんですけどね。徹底的に安い鋼板を使って3000ユーロの原価で作ったVWup!よりも最高水準の高張力鋼板を使ったワゴンRの方が、海外でも評価は高いですし、スズキの名車キザシは、アウディA4やメルセデスCクラスを北米NCAPで完膚なきまでに圧倒しました。ドイツ車は「poor」評価が続出する中で、高いレベルを示したアコード、スカイライン、ボルボS60の3台をさらに越えた世界の頂点を極めています。まあ事故って死にたくなければスズキを買え!ってことです。もしくはJNCAP、ユーロNCAP、北米NCAP全てで完璧な結果を出した!マツダにしておこう!

  若者にとってはクルマなんてカーシェアで十分!ってな時代です。このバレーノだって、カーシェア、レンタカー、商用利用の為のスズキの格安供給車両になるんだと思いますよ。そんなクルマを『良識派』の3賢人がフルボッコには呆れちゃいます。いくら編集部の差し金だったからって、仕事を選ぶべきじゃないですか? トヨタ・パッソには噛み付かないけど、弱り気味のスズキには噛み付くという『卑怯さ』がプンプンしてますよ!もしかしたら某ドイツのグループが密かに日本のライターを動員してスズキのネガティブキャンペーンを張っているという『噂』がありますけども、これがまさにそのステマなんでしょうか?

  まあこの3人が口を揃えて言うのですから、欧州車やフィット、デミオ、スイフトなんかと比べて幾らか不完全なクルマなんだと思います。過去にも日産マーチ、三菱ミラージュが同じような批判をされてましたね。そういえば?その頃ってひそかにクルマの販売全体が活気付いたような気がします。2010年現行マーチ発売。翌年にトヨタからHVのヒット車が次々登場カムリHV、アクアなど。2012年ミラージュ発売。この年からマツダの新戦略が始まり、スバルのアイサイトも絶好調、日産スカイライン、ホンダヴェゼルなどヒット車続々・・・。なんだか解り易い廉価車が登場すると、ちょっと高価なモデルが売れ始める!?

  スズキは日本市場の活性化のために、自己犠牲の精神でバレーノの導入を決めた!?だとするならば、そのスズキの意図を組んだ『良識派』の御三方が、誰にでもわかりやすい表現でバレーノを叩く(弄る)・・・もしかしたらここまでが阿吽の呼吸によるチームプレーなのかも。こうなったらダイハツも東南アジアや中国で売っている訳分かんないモデルを日本に持ってきて叩かれてみたら!?再び日本車が売れるようになるんじゃないのかな。実際に2007年のリーマンを越えて、2011~12年頃から主要メーカーの業績回復だけではなく、クルマ離れが叫ばれているはずの国内の自動車保有台数そのものが伸びているんですよね・・・。

  ということでバレーノがボコボコにされた代わりに2016年から増税までは再びホットな期間がやってくるのかなー。とりあえず2016〜2017年の今後の新型車は相当に熱いらしいですね。インプレッサ、シビック、プリウスPHV(Sモード!)、ロードスターRF、スープラ、レクサスLC、スカイラインクーペ・・・とまあ錚々たる顔ぶれですね。これに加えてS2000復活!?RX-9が登場でロータリー復活!?スズキにも次期スイフトを期待したいです!!!


リンク・最新投稿まとめブログ

  

2016年4月8日金曜日

新型プリウスに対して、最初に「物申す」のは誰だ?

  プリウスについて語ることがなにかと難しいのは経験上よくわかってます・・・。その存在を肯定しても否定してもなんだか自分が損する感じがします。私ごときが肯定したところで、プリウスユーザーが一気に増えるなんてことはないですが、もし多くの人が肯定した結果として日本市場から非プリウス的なクルマを排除するようになってしまったらイヤですよね。安易な肯定をしていると自分の首を絞めるような気がするんです(錯覚!?)。

  だからといって頑なに反対するならば、今度は「頑迷」なバカに成り果てた自己を否定したくなります。非常に残念ながら幾多のプリウス否定論者はどれも判を押したように「バカくさい」です。自動車インフラとしての優位性は否定できない!とわかっていて小手先で書いてる輩ばっかりなので論理が破綻している。だから多くのクルマ好きはプリウスを肯定も否定もしません!無視します・・・。

   ニューモデルマガジンX(5月号)が総力を挙げてプリウスを「断罪」する特集を作ってきました(その執念だけは認めてやろうじゃないか!)。カーメディアというなんとも危うい立場を投げ打って、この世の春を謳歌するナンバー1メーカーの看板モデルに噛み付くわけです。トヨタとの友好関係を維持したい!けれどもこのクルマと一定の距離を置くユーザーをもっと育てたい!という熱意はよーくわかります。プリウスが売れるのは当然のことだ!けれどもこれを喜んで買う奴はちょっと・・・な人だ。そんな感じで見事に「ニューモデルマガジンX」教(イデオロギー)を貫いています。

  さてそんな「無理ゲー」に挑むライター陣にとって、ちょっとつらかったのが、プリウスのアンチテーゼとして説得力を持つクルマが今のところなかなか見あたらないことです。去年の今頃ならば、とりあえずVWゴルフを対比させておけばよかったわけです。ゴルフ7の素性を実際に試してよく知っている人にとっては、実際は先代プリウスも現行ゴルフも「どっちもどっち」な関係で、単なる「子供だまし」でしかなかったのですが・・・。それでもゴルフが象徴するドイツのクルマ文化はライバルの日本が主導したHV化へ突き進む流れへの防波堤になれる!と期待する読者の気持ちをつかむにはとても都合がよかったのは確かです。

  その「防波堤」が2015年を境にがらがらと音を立てて崩れてしまいました。10月頃に起こったVWの一件が事態を大きく変えたというわけでは全くなく、VW以外のメーカーが2015年を境にポリシーを捨てて、日本の方法論の前にすでに陥落していました。誰が最初に言い出したのかわかりませんが、数年前まではあれほどHVは欧州には決して根付かないと繰り返し主張されていたのに、いまではメルセデスSクラスの欧州販売の7割はHVで占められています。

  逆に今ではHVが無いクルマは新興国向け?というのはやや行きすぎた表現かもしれませんが、メルセデスはFF車へHVの配備をしていないのは、これらを新興国向けの戦略モデルと位置づけているからだと思われます。カーメディアが主張してきた「ダウンサイジングターボこそが最先端」を真に受けてAクラスやCLAクラスを買って、ちょっと後悔している人はもっとカーメディアに対して抗議の声を上げてもいいですよ・・・散々にターボ化しない日本車をボロクソに言ってきた伏木悦郎なんて日本自動車ジャーナリスト協会から除名されて当然だぁ!!!まだ国沢光宏の方が国産・輸入問わずにまともな評価してたよ・・・。

  さて1997年から続くトヨタとカーメディアの「冷戦」状態もいよいよマルタ会談の局面に突入したようですね。新型プリウスの完成度を前にただただ立ち尽くすカーメディア。彼らは堂々と世界のトップに躍り出たトヨタの経営陣をまるでなにもわかっていないかのように罵倒してきた愚か過ぎる20年を省みて何を思うのでしょうか?逆らった相手が悪かったのは確かですが・・・。

  そんな後ろめたい気持ちに包まれながらも、この4代目プリウスに誰が一番まともな「いちゃもん」を付けられるのか? といった少々風変わりな対決へとカーメディア全体に向けての興味は移っているようで、それによってなんだか新しい展開が始まっています。クルマに興味がないユーザーが多い日本市場において、「使える」という当たり前の価値を追求して完全無欠を目指してきたトヨタの設計思想の先に、今後起こりうるかもしれない論理破綻の兆候を今さらながらに見つけられるのでしょうか?

  新型プリウスはあまりにも奇抜なデザインというだけで「絶対に無理〜!!」という声も当然にあります。それでもそのプリウスに向かって「ダサい」と正論を突きつけてくれるような、誰もが認める「秀麗」デザインのクルマもなかなか見あたらないです。もしかしたらあるかもしれないですが、結局のところ新型プリウスを買いにくる客が他のクルマへ流れてはいかないですから、ライバルメーカーも完全にお手上げ状態です・・・。新型プリウスが発売されてから、あれほど好調だったスバルとマツダも大幅減に転じました(あちゃー)。今のところはほぼ「トヨタ・勝利の方程式」通りの展開になっています

  結局のところトヨタに対して真っ向から立ち向かえているのはホンダだけなんですね。数字を見る限りではプリウスから客を奪える唯一のクルマ・・・それがヴェゼルHVのようです。今となっては完全に「後の祭り」ですが、ヴェゼル発売時に乗ったときの「ちょっといい!」の感触は決してフロックなどではなかったようです。トヨタの怖さをよーく知っているホンダだから出来た!のかもしれないですが、このクルマは見事に新しい時代(新型プリウス時代)に照準を合わせていたようです。

  誤解を恐れずに言うと、ヴェゼルHVはメルセデスA250シュボルトと乗ったときの印象がかなり近いです。実際に乗ってグイっと踏み込んだときの加速が引き起こす揺すられ感なんかはそっくりです。ブレーキはどちらもよく効く方だと思いますし、どちらもBMWなんかよりもずっとスムーズに止まります。アクセルフィールに関してはヴェゼルの方がA250よりもナチュラルでいいですね。ただし高回転域では排気量に勝るA250の方が上質で、高速道路ならばCD値を考えてもA250が優位です。A250は個人的には300万円程度が適性価格だと思います。もしそれくらいの価格で販売されるならば、このクルマもまたプリウスを止める可能性が十分にあると思います。ちなみにA180の適性価格は200万円を下回るくらいでしょうか・・・。

  さてニューモデルマガジンXでのプリウスの評価はというと・・・。「こんなのプリウスじゃない!」とか身も蓋もない言い草まで飛び出しています。いい年したオッサン3人(西川、高平、松下)が集まって調子に乗って喋ると、居酒屋に集まったカーキチ3人のように全くロクなこと言わないです。これまでプリウスに乗ってきた「下手くそ」がこのクルマに乗り換えたらきっと戸惑うよ!・・・そんなことテメーらが心配することじゃないだろ。単純に自分達は運転上手いです!的なとっても痛過ぎるクルマ好きのバカトークになってます(読む価値なし)。

  ザ総括では・・・「トヨタのやりたい事はわかったけど煮詰め不足」だそうです。あーそうですかーだったら煮詰まっているクルマを1つくらい示したらいいんじゃないですかー? それからこちらもプリウスへではなく、ユーザーへのディスが酷いですね。これをカッコいいと思うヤツが増えてんだからしかたないじゃん!という説明に何の価値があるの? たしかに奇抜だけどさ・・・、ランボルギーニのウラカンに対してもそういう表現します? デザインが本当に悪ければ、誰に言われるまでもなく販売に大きく影響しますよ。最近だってホンダ・ステップワゴンがデザインで失墜しましたけど・・・。売れてるクルマつかまえてデザインをことさら問題視する必要なんてないと思いますけどね。まあ毎度毎度のマガジンXでした。


リンク
最新投稿まとめブログ

2015年5月9日土曜日

BMW2シリーズアクティブツアラー を巡るカーメディアの不始末・・・

  日本に入ってくる輸入車も今や3BOX車よりもSUV、MPV、スモール(Cセグ)、サブコンパクト(Bセグ)が多くなってきました。バブル期に輸入車に夢中だった男性サラリーマンは大幅に減少し、自分の憧れのクルマを買う時代でもなくなったようです。それに代わってファミリーカーとしての輸入車の需要が増えているようで、いまだにバブル気分が抜けないは失礼かもしれませんが、アラフォー・アラフィフの女性にとって輸入車のステータスはまだまだ健在のようです。オシャレな立地にマイホームをゲットした30~40歳代の夫婦は、家の前に日本メーカーのミニバンではなくて、VWシャランを選ぶ人も少なくないみたいです。機能性の高い日本のミニバンがいくらでもあるのに、わざわざVWを選ぶなんて・・・と思うのですが、まあなんとなくですが、そうしたくなるお気持ちはわかります。

  アルファードの「5年・5万km以内」というそこそこのタマが中古市場で大人気とはいえ、200万円程度で買えるようになっていて、初代モデルに至っては50万円以下の叩き売り状態になりました。さすがに増え過ぎて、街中で白いアルファードが3台も数珠つなぎに走っていたりすると、もう「ミニバンの王様」の風格もなんだか霞んでしまいます。そしてこれだけアルファードがたくさん走る中で、黒いボクシィに乗るのもなんだか味気ないですし、テンションが上がらないです。クラウンやマークXばかりの中で、自分だけカリーナに乗る気分でしょうか。VWがどれだけ値引きしてくれるかわかりませんが、新車でアルファードを買えるくらいに余裕があるならば、400万円くらいで選べる選択肢としてシャランなのかな?という気もします。

  そんな市場を狙い撃ちした?のではないかと思われるのが、BMW2シリーズアクティブツアラーで昨年に日本にも導入されました。なんだかちょっと貧乏臭い印象があるメルセデスBクラスと違って、MPVでもデザインを妥協しないBMWのこだわりが発揮されていて、日本のファミリーカー市場に一石を投じてくれるクルマだと思うのですが、カーメディアの反応はそろって辛辣なようです。クルマ好きにクラッチを合わせた評論がカーメディアとして求められるという論理は分らないでもないですが、ステレオタイプなクルマ好きが言ってそうな「2シリーズアクティブツアラーはBMWではない!」といった悪気の無い主張を「擦った」ような内容では、日本のクルマ文化は豊かになっていかないと思います。

  このクルマはちょくちょく乗せてもらっているBMWディーラーの担当者が必死で売っているようで、わざわざ電話までかかってきたこともあり(オマエにはこれがお似合いだ!ってことか・・・)、ちょっと試してみました。何を期待して乗るかにもよると思いますが、確かにBMWの誇る3BOX車の基準からみれば、シャシーの剛性感はいくらか劣りますし、BMWらしい加速時のスムーズさからくる高揚感がやや薄いですし、ハンドリングのイメージもいくらか違います。この辺をやたらと大げさに主張する人が多いですね。しかし本当にそれくらいにスパルタンな基準でクルマを選んでいる!と胸を張るくらいのBMW好きならば、現行3シリーズセダンの非Mスポ車に関しても「不可」という判断を下すべきでは?という気もします。既にカーメディアでボコボコにされている2シリーズアクティブツアラーに乗ってみて、これはこれでアリだな!と密かに自分の「反骨心」に何かが響くのを感じました。少なくとも2シリーズATは3シリーズよりは「偽り」の要素は低いと思われます。

  ニューモデルマガジンXに毎月登場する「オッサン・3人組」が最新号でこのクルマを批評してました。本文では不満タラタラで全くオススメではないはずなのに、得点は「75」「90」「80」と高得点が揃いました。読んでいる側としては全くもって意味がわかりません。ちなみにこの総得点は2月号に登場したデミオと全く同じです。先月、先々月もムーブとレガシィといった意欲的なFMCを行ったモデルが登場しましたが、これにぜんぜん及ばない点数でしたね。ちなみにスカイラインは「50」「50」「50」でした(真面目にやれ!)。さて2シリーズATが隠すことができない特徴として、MPVとしてはナイスなスタイルと、パッケージ面で日本車が国内市場でバトルしながら熱意を持って作り上げてきた画期的な機構をことごとく吸収していることだと思います。FFになって5シリーズ並みにリアは広くなっていますし、さらにリアシートにスライド機構が付いています。この辺が従来のBMWファンの逆鱗に触れているのかな?3気筒ターボは日本の軽自動車がオリジナルだ!とゴネるつもりはさらさらないですけど。

  オッサンの1人であるT平氏が「FFのどこが駆け抜ける歓びなんだ!」とプチキレてましたけど、これまたトンデモない論理を振りかざして、「E21とか乗ったことないガキが偉そうなこと吐かすな!」と意味不明なことを仰るわけです。「昨今のヤワなBMWに乗っただけで語るな!」ですか・・・あ〜面倒くせ〜、一体この後にE21やE30をレストアして乗るなんて物好きがどれだけ居るのでしょうか? 昔のE21やE30と比べれば雲泥の差だから、このクルマは全くBMWらしくない!絶対ダメ!とかやたらとムキになっているこのオッサンに、逆に2シリーズATがダメで、3シリーズ(F30)がOKな理由を問い正したいですね・・・。

  そしてこのオッサン達の手抜き仕事にあれこれツッコミを入れるのはバカらしいですけど、さらに読んでいくと「あくまでBMWとして物足りないだけで、日本のFF車なんかとは次元の違う話です!」みたいな妄言がとうとう飛び出してしまいました。全くもって確信犯的に面白過ぎです!!! 軽く釣られてみると、いったいどこを指して「日本のFF車」なんだろう!? 少なくとも
「2シリーズAT < インプレッサ < オーリス < ゴルフ < アクセラ」
くらいの違いはド素人でも乗り比べればわかるんじゃないですか? ハッキリ言って2シリーズATでは、「ジェイド」や「クロスオーバー7」といった日本車の新世代MPVに「走り」で勝てる!という確信すら掴めなかったです(7人乗りに負ける?)。なんだかT平氏の頭の中では、フリードとかスペイドとかいったパッケージ最優先の優良プチバンとの比較になっていそうな気がします。E21とか持ち出して意味不明な説明する前に、現行の日本車との実力差を正確に描くのが読者の求めているものなんですけどね・・・。


リンク
最新投稿まとめブログ

  

2014年7月8日火曜日

スカイラインは「50点」なのに、BMWi3は「96点」って・・・

  いつも日本車の粗捜しをして、意味不明な評価基準で都合の良いデータだけを挙げ連ねて、「日本車を買うヤツはバカだ!」とでも言いたげな、メンバー全員「不毛」なニューモデルマガジンXの「喜怒哀楽」にBMWi3が登場しました。このクルマもうすでに近所で走ってるの見かけたんですが、豪華な軽自動車といった感じでとてもデザインは良かったですね。さすがはアクセラを抑えてカーデザイン・オブ・ザ・イヤーに輝くだけはありますね。そんでもってこのコーナーでの得点も軒並み高評価で、アクセラがあっさり負けてしまいました。アクセラよりもi3の方がオススメってことですか・・・なるほど。

  電気自動車って何だかんだ言っても「クルマではない」です。100km走ったら30分の「充電休み」なんてもはや自動車の前提が完全に崩壊しているような気がします。次世代を担う「エコカー」は排気ガスさえ出なければ何でもいい!なんてのは極めて初歩的な発想です。週末くらいしかクルマに乗らないような人がEVに乗り換えたところでその効果はたかが知れていて、自己満足の域を出ないものにしかなりません。

  むしろ航続距離が限定されるEVが、都市部の自動車専用道路をノロノロと走り出したら、周囲のガソリン車が渋滞を起こして余計な加減速を繰り返して、社会全体のエネルギー効率は悪くなるということも考えられます。発電過程においても東電管内の90%以上が火力発電ですからCO2もNOxもたくさん出ていますし、バッテリーの製造と廃棄の過程でもさらに大きなエネルギーを使います。そしてBMWi3のCFRPのボディはリサイクルが出来ないのですから、西川淳さんも言っておられますが、コイツは本当にエコカーなのか?と疑問が付きます。そこまで否定しておいてからの西川さんの「96点」も不可解で「ネックは車両価格だけ」っておいっ!。

  そもそも前回にこのコーナーに登場して全員から「50点」という採点放棄の宣告を受けたスカイラインの方が、先代のガソリンモデルから比較しても多くのアドバンテージがハッキリしていたように思うのですが・・・。「スカイラインHV」と「BMWi3」がほぼ同じ価格というのにもおどろきですが、一体どっちのクルマが「持続可能な日本」にとって有益なクルマなんでしょうか? まあいろいろな意見があることは承知の上ですが、都市から一歩も出れないようなクルマを1台だけ所有する人が増えることは、都市部の中で全ての消費行動がより一層完結するように変わることを意味します。

  東京から30km圏の外側の観光地は軒並み疲弊し、公共交通機関と直結した観光地だけが商業主義的にデザインされた「パッケージ・レジャー」を販売していくことになりますが、その多くは新幹線よりも断然に割安なLCCを使ってハワイにいくことを選択するでしょう。ハワイの「青い海」もいいですが、沖縄や宮崎にだって同じくらいキレイな海が・・・LCCが参入してないのでハワイとくらべて金額的に大差ないですね。いやいやそこまでいかなくても三重県にだってキレイな「青い海」があります!

  東京から新幹線と特急を乗り継いで行くと、ハワイにいけちゃうくらいの料金がかかってしまいますが、三重県ならばクルマで行けます。紀伊山地の絶景を眺めながら突き進めば、そこには「絵に描いたような」プライベートビーチが広がっています。紀伊半島の南端部だけが海の色が違うみたいで、三重県南端部の熊野市付近まで行かなければいけないのですが、どうやらEVでは名古屋からも大阪からも辿り着くのは無理そうです。まあ他にもクルマ買ったなら絶対に行っておきたい場所なんて日本中にいっぱいあります。鉄道とバスだけでは到底辿り着けない地域のほうが多くなってきてますから。

  そんなどこにも行けない(=インフラとして失格)なクルマじゃなくて「電車」に車両価格+月2〜3万円の維持費なんてとても払いたくないですね。それこそ買い物をするだけだったら、全部配送してもらっても月1万円と超えることなんてないですし。西川さん他2名も同様のコメントをしていて「完全否定」一歩手前まできてるのに、みなさん高得点を付けていらっしゃいます。「96点」「95点」ってもはや「絶対オススメ!」のレベルじゃないんですかね・・・。


リンク
最新投稿まとめブログ

  

注目の投稿

五味康隆さん&マリオ高野さん 「CX-3の熟成は素晴らしいが・・・」

  評価軸の難しさ 発売から12年目に突入し、とうとう終焉の時を迎えたCX-3だけど、5年ほど前に「E-CAR LIFE」で後期型CX-3の試乗レビューが出ている。「可もなく不可もなく」ではあるが「今の状況を考えたら魅力的なパッケージになっている」みたいな定型文レビューが多いユー...