2019年10月23日水曜日
清水草一が「スカイXを買う人は真の勇者」と完全にバカにしている件
落日
1989年に日本車が大きな注目を浴びてから30年も経った。一世風靡した自動車メーカーももはやオワコン。トヨタ、日産、ホンダ、メルセデス、BMW、ポルシェももはや熱心なファンなんてものはほとんど絶滅していて、なんのこだわりもなくクルマを選んでいる人が多くなった。「〇〇のクルマしか絶対買わない!!」とか宣言している狂ったファンを多数抱えるメーカーなんて・・・東の中島飛行機と西の東洋工業くらいなものか。
良いものを作る=自己満足!?
この2メーカーのファンは今でもまだまだ熱い!? 作る側も必死で裏切らないように頑張っている。とにかくミッションやサスの設計に異常なほど神経を使っているので、どっかの有名ドイツブランドみたいに、マレーシアやインドネシア辺りの請負工場で安易に生産することもできない。ナイジェリアで作るようになった某日本メーカーの上級サルーンとは違うんだよ!!
「エンスー解放戦線」も終焉!?
さて清水草一がベストカー連載の「エンスー解放戦線」で久々に吠えている。月に2回の連載を続けるのも大変だろう。この半年くらい新型車ラッシュだったはずだけどなんだかテンション低めのものばかりだったので、いよいよこのコーナーも打ち切りも近いのかな!?とか思っていたけど、やはり「MAZDA3」の登場ともなれば書くことがたくさんあるようだ。新型のトヨタ車って全く盛り上がらない。それに対して相手がMAZDAなら好き勝手なことが書ける!!と勘違いしてる老いぼれライターは多いようで、どのカーメディアでも白熱気味だ。しかし2019年になって「マ○ダ地獄」とか書いてればそりゃ読者からソッポ向かれるって・・・。
草一の枯れっぷりが・・・
「エンスー解放戦線」は結構好きな連載なんだけど、今年に入ってから特にやる気がない回が多い。ひどい時には右のページ全体を使って、芸能人気取りの草一が私生活でのクソみたいなエピソードトークを披露して完全にスベり、相方の敏史が失笑してオトすという、実に低俗で知性のかけらもない「最低の構図」で原稿料が発生していることに驚く。ここ数回読んだ内容なんて何一つ覚えてない(それ以前も同様に全く覚えていない)。ゴミなエピソードが今回も「長いな・・・」と思ったら左ページの下側にある二人の短評だけを読むことにしている。草一は短評でも再びスベり倒す。「意味がわからない」ならまだいいけど「全く笑えない」ことが多いよな。去年までは「なるほど」って思うこともあったけど、今回も前回(シトロエンとDS)も率直に読んで「は!?」としか思わない・・・。渡辺敏史の短評ゾーンはまだまだ「全カーメディア屈指の良識感」がうっすら漂っていて、そこそこの切れ味なので毎回楽しみにしている。もはやハッキリ言って・・・草一が脇役だ!!
マツダを見るとボンビーマインド!?
失礼ながら、そんなザコキャラに成り果てた草一が今回(ちょっと前の回だけど)は全力で「MAZDAバッシング」に勤しんでいる。それにしても清水草一と渡辺敏史の二人に声を揃えて「300万円オーバーじゃ可哀想だけど全く売れないよ・・・・」言われてしまうと、さすがにもうMAZDAもグウの音も出ないかもしれない。この2人に限った話じゃないけども、還暦に近いオッサンたちが「しみったれたデフレ・マインド」で共感を得つつ、クソつまらない「世界観」を披露するほど吐き気と尿意を催すものはないよなー。草一に関してはドイツプレミアムの価格設定など気にも留めず、徹底して「差別」して扱うレイシスト感もまたすごいことになってる・・・不謹慎なことを言うけど、日本の未来のためにコイツはさっさと死んでくれ!!
草一と敏史の対比
フェラーリを語るときはやたらと豪快キャラの草一だが、MAZDAを語るときは素のショボいオッサンになってしまう。読者にしてみれば、それは「ダブル・スタンダード」にほかならない。しかしFDを新車で購入して長年乗り続ける渡辺敏史に「高い・・・」と言われたら、そりゃそーだよな・・・って気分になる。MAZDA3に320万円も出すなら中古のBMWが買えるぞ!!と草一(F30の320dユーザーらしい)がぶち上げれば、敏史が「今なら118dは220万円で新古車買えるんですよ!!」とちょっと読者に配慮したセンスの良いツッコミが光る。渡辺敏史のビーエムとマツダをフラットに語る姿勢は好感が持てる(さすがは両ブランドのオーナー!!)。
マウンティングと良識
蛇足かもしれないけど、マウンティング担当の草一は320万円出すなら中古のビーエム(3シリーズかな!?)買うべきだ!!という意味で「MAZDA3は高過ぎる」と結論しているのに対し、良識担当の渡辺敏史はビーエムの新古車(実質価格)が220万円なのだから、せいぜい260万円くらいが適正価格でいいんじゃない!?と言いたいのだろう。さらにAクラスの320万円も「ハリボテ価格」であって、来年に2020年モデルが出れば在庫は250万円以下まで一気に下がるのだから、マツダの情熱は理解できるけどさすがにMAZDA3スカイXが320万円は「高い!!」と言いたいのだろう。両者の出した結論はほぼ同じに聞こえるけど、根拠となっている考え方がまるで違う。なるほどこのコーナーのツボはこれだ!!
時代がXを求めている!!
さて草一、敏史の両者の見解では「平成の30年間での出来事を鑑みて」今回のスカイアクティブXは「勇み足」になることがほぼ当確らしい。プリウス、アクア、ノート、N-BOXなどなど、ことごとく市場の反応とは「逆位相」でクルマの良し悪しを語ってきた日本のカーメディアの「顔」的存在の2人が、今さらに「勇み足」だと結論している構図がもはや茶番なんだろうけど、「シビックtypeR」や「スカイライン400R」が日本の良識あるユーザーにとって「生きカネの使い道」としてなかなかの好評を得たのだから、今回のマツダにもそんな福音は訪れないのだろうか!?
穢世を叩き割る!!
ちょっと短絡的かもしれないが、「草一は間違っている」と思う。自動車評論家・清水草一の大きな功績は、「フェラーリを買う」という「生きカネ」による祝福された人生を熱心に庶民に説いたことだと思う。おそらく少なくない日本のオトコが、彼に影響を受けてイタリア製のスーパーカーを所有し、他では代替できないような幸せな時間を生きたことだろう。フェラーリという大それた野望は、あらゆる「生きるエネルギー」を与えてくれるだろうし、「生きカネ」という古き良き貴族的な処世は、大衆を暗愚な存在に追い込みがちな「資本主義」という悪夢を叩き割るという意味で実に清々しい散財だと思う。
心に闇を抱えたオッサンたち
最高に素晴らしいインタビュー作品を残すフェルディナント・ヤマグチ氏は、マツダの藤原さんへのインタビューの冒頭で、「ロータリースポーツはいつ発売なんですか!!僕は現金一括で必ず買いますからね!!」とか宣言していた。もはやその声は「最高のクルマを作ってくれ!!」ではなく、「生きカネを使わせてくれ!!」という自己救済を求めているのだろう。シビックtypeR、スカイライン400Rあるいはジムニーが人気になっただけでなく、少量生産のNSXやスープラ(直6)がすぐに入手不能になったのも、同じく自己救済を求めた罪深き人々が多いってことなのだろう。
動かぬものを動かす力
「スカイアクティブX」もまた多くの「救済希望」な罪深い意識を心の奥底に抱いてしまった人々が、「魂の浄化」を果たすことができそうな絶好の機会に思える。「今度こそは!!」という期待に沿っていて「ストーリー性」も豊富なプロダクトだと思うのだけど、草一はそんな可哀想な人々に対して無慈悲にも「真の勇者」と名付けた。自己憐憫的にフェラーリを愛する自身と同じ「真の勇者」なのか、それとも全く畑違いな存在として軽蔑の意味を込めての発言なのかは少々不明だが・・・。
心貧しいカネの使い方・・・
「老後の2000万円」・・・そりゃ残すけどさ。四半世紀も口座にそっくりそのまま現金を死蔵させておくことに少々罪悪感がある。つまらないクルマ、服、家具、食べ物、娯楽(課金ゲーム、ありふれたレジャー)には全然興味がない。なぜカネを払って失望を背負いこまなければいけないのか!?資本主義の軽薄な部分が人々の心を蝕んでいると感じる。何も考えないで持ち物を選ぶ人は、いつも自分の浅はかさに失望し続けなければいけない。激安の賃金を得て、デフレマインドで買い物をしていれば、どんどん人生はショボくなる。それが資本主義社会の本質であり、このことがよくわかっている人はプリウスではなくフェラーリを買うんだ!!だから俺は幸せなんだ!!とかつての草一は胸を張っていた・・・。
草一に負けないオチのなさ・・・
「スカイアクティブX」への浪費が、資本主義の悲惨な輪廻から抜ける最初の一歩になるかわからない。草一もよくわからないようだ。しかし「生きカネ」を語ることにキャリアを捧げたオトコならば、もっと他に「言い方」ってのがあるんじゃないか!?マツダに対する軽い軽蔑!?からくる軽い「表現」だったのだろうけど、もはや488GTBには向かなくなった、自他共に認める「枯れた」フェラーリ論者である草一にとって痛恨な瞬間であったような気がする。それくらいにスカイアクティブXは・・・。
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2019年10月22日火曜日
齊藤慎輔がMAZDA3をいろは坂へ!!そしてキックダウンに驚く・・・こいつはアホか!?
マツダなんて大嫌い!!
輸入車、特にイタリア車とフランス車を強烈にプッシュする「明快」なテーマを掲げる異色の自動車雑誌「ティーポ」の企画なので、「MAZDA3よりもプジョー308がお買い得ですよ!!」と全力でアピールするのが今回の齊藤さんのお仕事。どれだけ本心から書いているかは全くもって不明です。とりあえず業界の先輩に当たるK沢M洋さんのレビューをたくさん読んで、日本メーカーの正しい「叩き方」を一通りはマスターしたような書きっぷり。K沢的なツッコミどころ満載な感じがプンプンして、すごく嫌な気分のデジャブ・・・。このブログでも何度か取り上げさせてもらいましたけども、マツダ&マツダファンを叩くことが、元々とっても大好きな齊藤さんですから、広告主が思う存分書いていいですよ!!とちょっと背中を押されたらここまでやるんだね・・・。
昭和的なレビューは健在!?
「MAZDA3は欧州Cセグを超えたのか!?」とプジョー308のディーゼルモデル同士の比較となっていますが・・・。もはやマニアックな読者のほとんどは「欧州Cセグなんてものはすでに存在しない!!」と断言できる段階にきているのに、今更何を書いているのやら。MAZDA3といえば、源流を辿ればファミリアですよ。2000年頃に恥も外聞も無くした某ドイツメーカーが、ファミリアの設計を技術者を引き抜いてまでコピーし、それを徹底的にモジュラー化したシャシーがMQBってヤツ。そのMQBをまたまた寸法レベルでコピーしたのがプジョー・シトロエンのEMP2シャシーであり、そこに某日本の大手メーカー系列サプライヤーが加勢して作られたプジョー308をオリジナルのMAZDA3と比較することにどんな意味があるんだ!?
欧州Cセグは形骸化
VW&アウディ、ルノー、プジョー&シトロエン、フィアット&アルファロメオ、メルセデス、BMW、ボルボ、さらに日本で正規販売されなくなっている欧州フォード、オペル(ボクスホール)も含めて、Cセグに関して言ってしまえば、どれも日本メーカーのコンポーネンツの流用に過ぎない。つまりノア、セレナ、ステップワゴンにも使われるような汎用シャシーで手取り早く仕立てて「利ざや」を稼いでいるに過ぎない。そんなやる気が全くない欧州メーカーに対して、先代シャシーからミニバンを除外したMAZDA専用のコンポーネンツを使っているアクセラ(三代目)とその進化形になるMAZDA3、あるいは同じくミニバンを排除して新型シャシー (SGP)を使うスバル・インプレッサの開発陣は、最初から欧州メーカーのCセグ車には何があっても負けることは許されない!!くらいのプレッシャーを感じているはず。斎藤さんくらいキャリアがある自動車ライターならそんなことは百も承知だと思うのだが、K沢さんなど多くの自動車ライターはそんな事実すらわかってない気が・・・。
マツダとスバルの覚悟
旧世代の日本シャシー流用の欧州メーカーだけでなく、ミニバンで利益を上げるトヨタ、ホンダ、日産のドル箱となっているMCやら日産Cやらの汎用シャシーを使うCセグには絶対負けられない。試乗レベルで圧倒的なレベル差を見せつける覚悟がマツダとスバルにはあるし、実際にその計画は順調に推移している(ように思える)。確かにVWのMQBやトヨタのTNGA-MCなど、スライドドア車にも使う設計の割にはなかなかうまく作っているとは思うけども、MAZDA3やインプレッサとの比較はもはやあまりにも無謀だ。
マツダとスバルは奇跡的な存在・・・
トヨタやVWが製品に描くイメージと、マツダやスバルのそれとはだいぶ差が出てきた。ユーザーが多様化しているのだからそれぞれに利益を最大化するマーケティングを実施すればいいだけなんだろう。ゴルフやカローラは決して悪いクルマではないけど、どちらもマツダやスバルが考える「最善」とは対極にある。昭和や平成の最初の20年にあったような「画一的」で「護送船団」なクルマ作りはとっくに終焉した。10年以上前からCセグに関しては「欧州メーカー<トヨタ、日産、ホンダ<マツダ、スバル」の構図は存在した。プレミアムカーと含めた日本のサラリーマンでも現実的に買えるクルマの範疇で目一杯に「こだわり」を見せるマツダやスバルのやり方は他社の開発者から見れば「無駄な努力」に映るかもしれないが、同規模の欧州メーカーがことごとく潰れて消えていく中で、令和になっても米中欧日の主要市場で堂々とシェアを確保するマツダ、スバルの奮闘に世界のカーメディアは多大なる敬意を持っているように感じる。
変えられない事実
マツダあるいはスバルが量産車技術のトップに位置していて、メルセデスやBMWすらも完全に超えているという構図は、昭和から活動している自動車ライターにとっては決して受け入れられない事実なのかもしれない。そもそも年産100〜150万台程度の自動車メーカーがオリジナルの設計だけを使って世界の主要市場をくまなく闊歩するなんて、日本以外の自動車メーカーでは絶対にありえないことだ。同じくらいの生産規模のメルセデスやBMWはその内の大半を他社コンポーネンツを流用したモデルが占めている。日本国内のマツダやスバルディーラーではOEM車も販売されているけど、それはごくごくわずかな数字に過ぎない。
破れかぶれ
統計データがあらゆる意味で語り尽くしてしまっている中でもなお、「MAZDA3<プジョー308」を堂々と宣言する斎藤さんの情熱はとても興味深いものかもしれない。すでにメルセデス、BMW、VW、トヨタなどのモデルに特別な魅力を見出すユーザーなどほぼ絶滅してしまっているのだから、マツダ、スバルが頂点というここ10年のヒエラルキーに対する「アンチテーゼ」は、今更に一体どこに需要があるのかわからないけど、少なくとも日本国内におけるプジョー、および出版不況を生きるティーポ、そして斎藤さん自身の自動車ライターとしての生存戦略としては意味があるのかもしれない。・・・が残念なことに大いなる野心的なレビューに期待してフラットな気持ちで読んでみたが、議論があちこちで破綻している・・・。
このレビューはフェアな比較なのか!?
読んでいると次々と???な点が出てくる。
欧州Cセグは形骸化
VW&アウディ、ルノー、プジョー&シトロエン、フィアット&アルファロメオ、メルセデス、BMW、ボルボ、さらに日本で正規販売されなくなっている欧州フォード、オペル(ボクスホール)も含めて、Cセグに関して言ってしまえば、どれも日本メーカーのコンポーネンツの流用に過ぎない。つまりノア、セレナ、ステップワゴンにも使われるような汎用シャシーで手取り早く仕立てて「利ざや」を稼いでいるに過ぎない。そんなやる気が全くない欧州メーカーに対して、先代シャシーからミニバンを除外したMAZDA専用のコンポーネンツを使っているアクセラ(三代目)とその進化形になるMAZDA3、あるいは同じくミニバンを排除して新型シャシー (SGP)を使うスバル・インプレッサの開発陣は、最初から欧州メーカーのCセグ車には何があっても負けることは許されない!!くらいのプレッシャーを感じているはず。斎藤さんくらいキャリアがある自動車ライターならそんなことは百も承知だと思うのだが、K沢さんなど多くの自動車ライターはそんな事実すらわかってない気が・・・。
マツダとスバルの覚悟
旧世代の日本シャシー流用の欧州メーカーだけでなく、ミニバンで利益を上げるトヨタ、ホンダ、日産のドル箱となっているMCやら日産Cやらの汎用シャシーを使うCセグには絶対負けられない。試乗レベルで圧倒的なレベル差を見せつける覚悟がマツダとスバルにはあるし、実際にその計画は順調に推移している(ように思える)。確かにVWのMQBやトヨタのTNGA-MCなど、スライドドア車にも使う設計の割にはなかなかうまく作っているとは思うけども、MAZDA3やインプレッサとの比較はもはやあまりにも無謀だ。
マツダとスバルは奇跡的な存在・・・
トヨタやVWが製品に描くイメージと、マツダやスバルのそれとはだいぶ差が出てきた。ユーザーが多様化しているのだからそれぞれに利益を最大化するマーケティングを実施すればいいだけなんだろう。ゴルフやカローラは決して悪いクルマではないけど、どちらもマツダやスバルが考える「最善」とは対極にある。昭和や平成の最初の20年にあったような「画一的」で「護送船団」なクルマ作りはとっくに終焉した。10年以上前からCセグに関しては「欧州メーカー<トヨタ、日産、ホンダ<マツダ、スバル」の構図は存在した。プレミアムカーと含めた日本のサラリーマンでも現実的に買えるクルマの範疇で目一杯に「こだわり」を見せるマツダやスバルのやり方は他社の開発者から見れば「無駄な努力」に映るかもしれないが、同規模の欧州メーカーがことごとく潰れて消えていく中で、令和になっても米中欧日の主要市場で堂々とシェアを確保するマツダ、スバルの奮闘に世界のカーメディアは多大なる敬意を持っているように感じる。
変えられない事実
マツダあるいはスバルが量産車技術のトップに位置していて、メルセデスやBMWすらも完全に超えているという構図は、昭和から活動している自動車ライターにとっては決して受け入れられない事実なのかもしれない。そもそも年産100〜150万台程度の自動車メーカーがオリジナルの設計だけを使って世界の主要市場をくまなく闊歩するなんて、日本以外の自動車メーカーでは絶対にありえないことだ。同じくらいの生産規模のメルセデスやBMWはその内の大半を他社コンポーネンツを流用したモデルが占めている。日本国内のマツダやスバルディーラーではOEM車も販売されているけど、それはごくごくわずかな数字に過ぎない。
破れかぶれ
統計データがあらゆる意味で語り尽くしてしまっている中でもなお、「MAZDA3<プジョー308」を堂々と宣言する斎藤さんの情熱はとても興味深いものかもしれない。すでにメルセデス、BMW、VW、トヨタなどのモデルに特別な魅力を見出すユーザーなどほぼ絶滅してしまっているのだから、マツダ、スバルが頂点というここ10年のヒエラルキーに対する「アンチテーゼ」は、今更に一体どこに需要があるのかわからないけど、少なくとも日本国内におけるプジョー、および出版不況を生きるティーポ、そして斎藤さん自身の自動車ライターとしての生存戦略としては意味があるのかもしれない。・・・が残念なことに大いなる野心的なレビューに期待してフラットな気持ちで読んでみたが、議論があちこちで破綻している・・・。
このレビューはフェアな比較なのか!?
読んでいると次々と???な点が出てくる。
ちょっと引用させてもらうと・・・
「ディーゼルの場合、気になるのはエンジンサウンドだが、マツダの1.8Lディーゼルは燃焼を緻密に制御していることもあってか、ガラガラとする印象は薄い。さらに室内では、ボディ側のみならず、純正フロアマットまで気を使ったという透過音遮断及び吸音対策が効いて、耳に届く音量は抑えられている。この点でプジョーの1.5Lも、GTに搭載される2Lディーゼルより遥かに軽やかな音質が好ましい。」
マツダにとってのディーゼルとは・・・
いうまでもないけど、ディーゼルユニットは、トラック、バス、それからローカルな鉄道でも使われるハイトルク型のユニットだ。もともと欧州市場のGHアテンザなどに搭載され定評が高かったディーゼルを2012年から日本向けにも投入したMAZDAの戦略には、静粛化への紛れもない自信があったと思う。アイドリングストップからの復帰時に歩行者に凄まじいレベルの爆発音を披露していた先代のBMW320d(初期型)の鼻を完全に明かすような静音設計は見事だった。しかしMAZDAのFFシャシーではディーゼルのハイトルクを十分に体感できない・・・故に2021年からFRモデルの投入が予定されたのだろう。
誤読を期待!?
BMW、メルセデス、ボルボなど日本で次々とディーゼルが投入されたけど、初期型のひどい騒音がかなりのペースで改善されつつある。MAZDAの功績は欧州ブランドのディーゼルの静音化を強烈に推し進める原動力になったことかもしれない。アルファロメオもプジョーも旧式のディーゼルを日本市場に投入している。斎藤さんがいくらごまかしてMAZDAとプジョーの静粛性は同じレベルだ!!みたいなことを書いても、試乗すればよっぽどのバカじゃない限り気がつく。やはりMAZDAは日本のメーカーだってことに・・・。
マツダの公式見解!?
斎藤さんのMAZDA3の1.8Lディーゼル酷評によると、デミオやCX-3の6ATミッションを引き継いでいるのでトルク容量が足りず最大トルクが27kg・mに抑えられている!!とマツダ関係者から聞いたような書きっぷりだ。マツダのディーゼルが日本で本格発売されてすでに7年も経過していて、出力を抑えた故にあらゆる排ガステストに適合したユニットに仕上がっている。日本市場向けに次々と投入されているVWのディーゼルユニットも適合のために大幅なEGR採用とデチューンが施されている。プジョーのSCR式のディーゼルは規格上はハイスペックが望めるだろうけども、SCRの長期的な効果に疑問があることはプジョーもわかっていてディーゼルの基本設計をなかなか更新しない後ろ向きな姿勢をとっている。それに対してマツダは次世代ディーゼルを開発中。すでに技術も展望もまるで違う両者の立場をあざ笑うようなレビューに呆れる・・・どーでもいいけど読者をバカにすんなよ。
いろは坂で見えた!!MAZDA3の弱点・・・
今回は粗探しのためにわざわざMAZDA3を日光のいろは坂まで持ち込んだらしい。つづら折りで急勾配登坂路面の低速区間でベタ踏みすれば、マツダのATミッションは当たり前だけどキックダウンする訳だけど、なんともまあ斎藤さんのレトリックは巧みだ(幼稚だ)。
(引用です)
「ためらうような無反応領域を生じて、仕方なく1速にダウンシフト操作したほど。これには驚いた。」
(引用終わり)
いやいや驚いたのは読者の方だろ。で?プジョー308の1.5Lディーゼルでは同じような症状は起きなかったのか!?(記述なし・おそらく走らせてすらいないだろう) 走りを追求するユーザー向けにスカイアクティブXの発売が予告されているのに、ランニングコストを重視するユーザー向けのディーゼルグレードをわざわざ「いろは坂」に持ち込んで限界領域をみることにどれだけ意味があるのだろうか!? 全く同じルートを2Lの直4ターボを搭載したスープラで走ってみたら少しは現実がわかるんじゃないだろうか!? それこそもっと「驚いた!!」になってしまうかもしれないが。B48の180psユニット(420i)はビーエム青山の試乗コースでも登坂時に息切れしてたけど・・・。いろは坂のどのセクションだかわからないけど、シビックtypeRやWRXで挑んでも2速に落とすことなくにサクサク登れるというのだろうか!?
斎藤さんの武勇伝が一つ増えたな・・・
斎藤慎輔というライターは今に始まったことではないが、根拠に乏しいメチャクチャなことをしばしば書く癖がある。何度かこのブログでも指摘したけども、「小物入れがないからMAZDAロードスターはダメだ!!」「アルファ156は曲がらないけど、ジュリアは曲がる」「MAZDAのGコントロールは効果が感じられない」などなど、どーでもいい余計なことを主観で平気で書く。本当に失礼な話で恐縮だけど、還暦前後の年齢にして、まともに考えればオカシイってわかることに気がつかないらしい。今回もさすがに「いろは坂」はやり過ぎだ・・・。ちなみに紅葉のノロノロ運転の季節にDCT装備のVW車で迷い込んだら完全に地獄だ。アイシンAWのミッションを持つプジョーの優位性を説明したいならやり方ってのがあると思うが・・・。
マツダの新型シートは欠陥!?
さらに勢いづいてしまった「老害」は、マツダ自慢の「骨盤」シートにまで苦言。「1時間も乗ってられない」ってレベルらしい。それはお気の毒ですね・・・。輸入ブランドの中でプジョーのシートはかなりレベルが高いのは事実だけど、とりあえずマツダのシートが負けているとは思わない。プジョー308HDiの328万円に価格を揃えるために「Lパケ」320万円を比較対象にしているけど、インテリアの圧倒的な格差には言及せず、ただただマツダの硬い乗り味でケツが痛いことだけを主張。ファブリック同士で比較すればいいのに。挙げ句の果てには、MAZDAが開発を急ぐあまりに失態をしていると決めつけ「実走検証が足りない!!」と結論付けておられました。結局は「K沢論法」かい・・・。
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マツダにとってのディーゼルとは・・・
いうまでもないけど、ディーゼルユニットは、トラック、バス、それからローカルな鉄道でも使われるハイトルク型のユニットだ。もともと欧州市場のGHアテンザなどに搭載され定評が高かったディーゼルを2012年から日本向けにも投入したMAZDAの戦略には、静粛化への紛れもない自信があったと思う。アイドリングストップからの復帰時に歩行者に凄まじいレベルの爆発音を披露していた先代のBMW320d(初期型)の鼻を完全に明かすような静音設計は見事だった。しかしMAZDAのFFシャシーではディーゼルのハイトルクを十分に体感できない・・・故に2021年からFRモデルの投入が予定されたのだろう。
誤読を期待!?
BMW、メルセデス、ボルボなど日本で次々とディーゼルが投入されたけど、初期型のひどい騒音がかなりのペースで改善されつつある。MAZDAの功績は欧州ブランドのディーゼルの静音化を強烈に推し進める原動力になったことかもしれない。アルファロメオもプジョーも旧式のディーゼルを日本市場に投入している。斎藤さんがいくらごまかしてMAZDAとプジョーの静粛性は同じレベルだ!!みたいなことを書いても、試乗すればよっぽどのバカじゃない限り気がつく。やはりMAZDAは日本のメーカーだってことに・・・。
マツダの公式見解!?
斎藤さんのMAZDA3の1.8Lディーゼル酷評によると、デミオやCX-3の6ATミッションを引き継いでいるのでトルク容量が足りず最大トルクが27kg・mに抑えられている!!とマツダ関係者から聞いたような書きっぷりだ。マツダのディーゼルが日本で本格発売されてすでに7年も経過していて、出力を抑えた故にあらゆる排ガステストに適合したユニットに仕上がっている。日本市場向けに次々と投入されているVWのディーゼルユニットも適合のために大幅なEGR採用とデチューンが施されている。プジョーのSCR式のディーゼルは規格上はハイスペックが望めるだろうけども、SCRの長期的な効果に疑問があることはプジョーもわかっていてディーゼルの基本設計をなかなか更新しない後ろ向きな姿勢をとっている。それに対してマツダは次世代ディーゼルを開発中。すでに技術も展望もまるで違う両者の立場をあざ笑うようなレビューに呆れる・・・どーでもいいけど読者をバカにすんなよ。
いろは坂で見えた!!MAZDA3の弱点・・・
今回は粗探しのためにわざわざMAZDA3を日光のいろは坂まで持ち込んだらしい。つづら折りで急勾配登坂路面の低速区間でベタ踏みすれば、マツダのATミッションは当たり前だけどキックダウンする訳だけど、なんともまあ斎藤さんのレトリックは巧みだ(幼稚だ)。
(引用です)
「ためらうような無反応領域を生じて、仕方なく1速にダウンシフト操作したほど。これには驚いた。」
(引用終わり)
いやいや驚いたのは読者の方だろ。で?プジョー308の1.5Lディーゼルでは同じような症状は起きなかったのか!?(記述なし・おそらく走らせてすらいないだろう) 走りを追求するユーザー向けにスカイアクティブXの発売が予告されているのに、ランニングコストを重視するユーザー向けのディーゼルグレードをわざわざ「いろは坂」に持ち込んで限界領域をみることにどれだけ意味があるのだろうか!? 全く同じルートを2Lの直4ターボを搭載したスープラで走ってみたら少しは現実がわかるんじゃないだろうか!? それこそもっと「驚いた!!」になってしまうかもしれないが。B48の180psユニット(420i)はビーエム青山の試乗コースでも登坂時に息切れしてたけど・・・。いろは坂のどのセクションだかわからないけど、シビックtypeRやWRXで挑んでも2速に落とすことなくにサクサク登れるというのだろうか!?
斎藤さんの武勇伝が一つ増えたな・・・
斎藤慎輔というライターは今に始まったことではないが、根拠に乏しいメチャクチャなことをしばしば書く癖がある。何度かこのブログでも指摘したけども、「小物入れがないからMAZDAロードスターはダメだ!!」「アルファ156は曲がらないけど、ジュリアは曲がる」「MAZDAのGコントロールは効果が感じられない」などなど、どーでもいい余計なことを主観で平気で書く。本当に失礼な話で恐縮だけど、還暦前後の年齢にして、まともに考えればオカシイってわかることに気がつかないらしい。今回もさすがに「いろは坂」はやり過ぎだ・・・。ちなみに紅葉のノロノロ運転の季節にDCT装備のVW車で迷い込んだら完全に地獄だ。アイシンAWのミッションを持つプジョーの優位性を説明したいならやり方ってのがあると思うが・・・。
マツダの新型シートは欠陥!?
さらに勢いづいてしまった「老害」は、マツダ自慢の「骨盤」シートにまで苦言。「1時間も乗ってられない」ってレベルらしい。それはお気の毒ですね・・・。輸入ブランドの中でプジョーのシートはかなりレベルが高いのは事実だけど、とりあえずマツダのシートが負けているとは思わない。プジョー308HDiの328万円に価格を揃えるために「Lパケ」320万円を比較対象にしているけど、インテリアの圧倒的な格差には言及せず、ただただマツダの硬い乗り味でケツが痛いことだけを主張。ファブリック同士で比較すればいいのに。挙げ句の果てには、MAZDAが開発を急ぐあまりに失態をしていると決めつけ「実走検証が足りない!!」と結論付けておられました。結局は「K沢論法」かい・・・。
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