2019年11月29日金曜日

石井昌道氏の「CX-30」レビュー・・・失礼だが「豚に真珠」だ。



マツダ車には塩対応!?
ちょっと過剰反応かもしれない。名も無い自動車ライターのレビューを拝見したところ、あまりの情熱の無さにガッカリした。 「僕はマツダに興味がありません(批判する気もありません)」「依頼があったので書きました」・・・ってことだけは十分に伝わりましたよ。まだ50歳以下で自動車ライターとしては若い方だと思うが、もう自動車の世界そのものに失望しか感じていないのだろう。日本メーカーだろうがドイツやフランスのメーカーだろうが、この人のレビューの中ではどれもこれも「平凡すぎてつまらないもの」としか表現されない。この人のマツダ車をレビューこれまで読んだことがなかったので、情熱が燃え盛るマツダなら、このカラカラに乾いたヒョーロンカのハートに火をつけてくれると期待したのだが・・・。


評価軸すら示せないレビュー
全く持ってお門違いも甚だしいが、ただただ怒りしか湧かない(とりあえず石井に罪はない)。ベストカーの還暦ライター連中のような、意図的にマツダを貶めるような書き方は一切ないし、ただただフラットに感じたことを記述しているだけだ。「最近のマツダはすごいぞ!!」と知ったかぶりを連発する痛い連中と同類にされたくはないって想いがあるのかもしれないが、全くと言っていいほどマツダの開発者の情熱へ全く寄り添うつもりもない。マツダ関係者の仕事振りを推し量ることや、類稀なるプロダクトとして注目を集めている現状をを全く説明できていない、ただただシニカルでスカしたレビューになっている。もう少し情熱や個性が入り込む余地はありそうだが、自動車レビューを書くというごくごく当たり前の仕事の何がそんなに気に入らないのだろうか・・・。


無料媒体の功罪
「レスポンス」という無料ウェブ媒体に出されるレビューに本気を出す評論家はいない・・・のかもしれない。やはりプロのライターならばお金を払ってレビューを読んでくれる媒体こそが本来のあるべき姿なんだろうけどさ、やる気もなく、何も伝えたいこともなく、ただただ小銭稼ぎのために無料媒体でテキトーなことを書くライターはたくさんいる。失礼だけど、もしかしたら「レスポンス」のレビューが能力の限界なのかもしれない。自らのレビュー集を単行本として発売することも叶わず、ブログを書いて読者を集めることもできないライターが辿り着くところが「レスポンス」の試乗記なのだろう。


これじゃ初心者は嫌になるよな・・・
しかし無料ウェブ媒体は不幸にも、あまりクルマに詳しくない人が場当たり的に接触しやすい媒体でもある。そこに並んでいるのが、乾涸びたとても食えないくらいの「不味い」レビューばかりってのはどーなんだろう。まだK沢のように、根拠もないことを羅列して得意満面のマツダ関係者のハナをへし折ってやることに全力を尽くしたレビューの方が読者を駆り立てるものがあるかもしれない。


どんなクルマでもどっさりと良い点があるものだ・・・
レビューの対象となるクルマに乗る。普段乗っているクルマとの違いに次々と気づく。好きなブランドだろうが嫌いなブランドだろうが、クルマ好きならば何かしら「感銘」できるポイントがあるはずだ。このブログで散々に書いてきたVWやBMWのモデルでも、実際に乗ってみると美点はいくつも見つかるし、実際に感じた素晴らしさをブログで書いてきた。たまにコメントで「このブログは一切マウンティングがないですね」と書かれるけど、「は?何それ?」って思う。乗ってるクルマで人間の格が決まる・・・わけねーじゃん。格は決まらないけど、選んでる人間の知性は反映されると思うが・・・。


コラム剛性がなんだって!?
この石井昌道という人をレビューだけで判断すると、自分とは全く異質の人間なんだろうと思う。「もう少しコラム剛性が高ければ」とか曖昧なことを書いておけばいいと思っている、自分の頭で考えることを放棄した・・・ゴミだ。なぜマツダの開発者がそんな塩梅に仕立てたのか考えようとはしない。マツダは、とにかく「塩梅」だけは絶妙にうまいメーカーだ。全ての日本、ドイツ、フランスメーカーの一般的なモデルは、マツダにチューンさせればどれもこれも数段良いモデルになるはずだ。それくらい操作性だったりドライバビリティに関するあらゆる要素において「感嘆」させられることは多い。


チューナーなんていらない
単純に他のメーカーが低レベルなだけかもしれない。NISMO、G's、STIあるいはアルピナ/M、AMGといったチューナーを用意するメーカーはおそらく意図的に完成度を下げている可能性がある。チューナー制をとっていないマツダとダイハツ、スズキは「素」のモデルに関して言えば完成度が高い。肌感覚による強引な決めつけに過ぎないけども、この3メーカーだけが、VWやBMWなどの定評あるドイツメーカーを「ブランド全体」として完全に超えるレベルにある。しかしこの3メーカーが400ps近いハイパワーモデルを手がけた時に同じような完成度を見せられるとは思えないけど・・・。


当たり前のことだけど・・・
何気ないモデルに乗って、「これスゲー!!」と感動したければ、マツダ、スズキ、ダイハツ(軽のみ)が手取り早い。今も昔もこの美点をカーメディアはなかなか報じないけどさ。一方でホンダ、日産、スバルに関してはハイエンドなモデルで存分に個性が発揮されるものの、ブランドヒエラルキーの中位くらいから下位のモデルに関してはちょっと「雑」だなと感じることが多い。多少はバイアスもあるかもしれないけど、そりゃ作り手もブランド内の上位のモデルの商売を邪魔するようなことはしないだろうし、ヴェゼル、シビック、レヴォーグ、シルフィ、エクストレイルなどは・・・今のところ束になってもマツダに敵わない。


メーカーの個性が問われる時代が再び
それぞれにメーカーには得意不得意がある。ちょっと前にサプライヤーベースでモノづくりが進み、設計の画一化が進んでいた時期も確かにあったけど、再び自動車業界は分断されつつある。ライセンス切れのタイミングでドイツブランドがハイブリッドの投入を進めたけど、メルセデス、アウディ、BMWがそのままトヨタっぽくなることを世界は認めなかった。トヨタを圧勝させたHVをコピーし、そこにブランド力を掛け合わせれば、楽々と世界市場を攻略できると考えていただろうけど、世界はそれを許さなかった。まだまだドイツメーカーは苦しみながら歩みを進める。


スカイXはヒエラルキーの頂点!?
もしかしたら自分だけかもしれないが、日本のユーザーも以前ほど「HV」にこだわることがなくなった気がする。燃費に関しては15km/Lくらい走ってくれればOK。それよりもパワーユニットに「質」を追求したい。できれば「差別化」を図りたい。そこに現れるのがマツダの「スカイアクティブX」・・・コレちょっとヤバいことになりそうだ。来年の今頃には、「スカイアクティブX以外のマツダは認めない!!」とか言い出す過激派がたくさんのさばっているかもしれない。「は?ベンツ?そんなゴミなレシプロによく乗ってられるな・・・」と悪態つくアホまで出現しそうな予感。クルマ好きなら「スカイアクティブX」。マツダ以外のメーカーのモデルや、スカイX以外のマツダ車に乗る奴はダサい・・・。


次の1年に恐ろしいことが起きる!?
間も無く「パンドラの箱」が開かれる。マツダ好きならおそらく今後はスカイアクティブX一択だろう。ちょっと高いけど、スカイXがそのままステータスになる!? 業界全体に異変が起こり始めたらト○タは火消しのためにあらゆる妨害工作として情報戦を仕掛けてくるだろう。スカイラインの自動運転車が発売されると自社ではまだ発売していないのに、CMで開発段階を見せて牽制してくる。しかも「自動運転に上手い下手があるんですね」とまで言わせる。こんなクソメーカーが最大手として威張っているのは面白くない。カーメディアの連中は石井のように抜け殻だらけ。福野、沢村のような喜怒哀楽 & 毀誉褒貶が激しく、知性に富んでエモーショナルな自動車ライターが不足している。ステマがはびこる不確定な時代に誰がまともなことを提言してくれるのだろう。微力ながらも、おかしなことには「おかしい!!」とネット上で吠えたいとは思うが・・・。



2019年11月21日木曜日

日本COTY 「MAZDA3」戴冠を防ぐためアンチMAZDA評論家は団結せよ!!

やる前から結果が見えている・・・
2019-2020「日本カーオブザイヤー」の最終候補10台が発表された。「タント/タントカスタム」「カローラ/カローラツーリング」「RAV4」「デイズ/ekクロス/ekワゴン」「N-WGN/N-WGN Custom」「MAZDA3」「3シリーズセダン」「I-PACE」「ラングラー」「Aクラス」の10台だそうだ。これを60人の審査員が最終審査して12月に優勝が決まるスケジュールとなっている。


まさかの軽自動車3台
今回は最終候補に軽自動車が3台もノミネートされていて、今までの日本COTYとは完全に意味合いが変わってしまっている。選べれた3台の軽自動車はいずれも初代&2代目N-BOXの全く衰える気配すらないロングヒット(2012-2013の日本COTYの最終候補になるも60人の審査員から徹底無視された)を受けての「フォロワー」として出てきたモデル。10年くらい前に「国民車」の地位を巡って白熱していた「ノア/ヴォクシー」「セレナ」「ステップワゴン」のファミリーミニバンの争いが、「令和」になってすっかりと軽自動車へジャンルを変えて大手3社が争っている。日本市場の需要を素直に感じ取るならばこの3台によるトップ争いが妥当なのだろうけど、まだ時期尚早かもしれない。審査員の顔ぶれを考えると今年の時点でこの3台で決着する可能性は極めて低そうだ。


全く論外な普通車4台
審査員が従来通り軽自動車を徹底無視するならば、やはり誰の目にも盛り上がりに欠ける。MCされたスカイラインはともかく、スープラやプジョー508が最終候補に残れなかったのはちょっと悲しい。なんとか10ベストカーに残った普通車組も地味なメンバーだ。プジョー3008をパクったデザインが特徴的でしかない「RAV4」と、ホンダやマツダが10年以上前に争ったトレンドを今更に取り入れて日本市場で売り始めた「カローラ」。M&Aで「略奪」した三菱シャシーを使い回す「Aクラス」。日本市場向けだけわざわざエンジンを更新しないで嫌がらせのようなグレード設定をしている「3シリーズ」。揃いも揃ってカスばっかりだな・・・。


「日本のMAZDA3」VS「世界のI-PACE」
実質的に「最先端技術」といえる新しい趣向で登場しているのは「MAZDA3」と世界中であれこれ受賞していて日本では全く売れてないけど無視できなかった「I-PACE」のみ(しかも使用されるシャシーは旧マツダの設計を改良したもの)。ジムニーのようなこだわりと個性を保つという意味で「ラングラー」は歓迎すべきノミネートだと思うが・・・「最先端」で、市場へのある程度の影響力を考えると「MAZDA3」の一択という状況になっている。




審査員のアンチマツダ度は非常に高い!!
しかし60人の審査員の中にかなりの数の「アンチマツダ派」が入っている。特に2019年の初頭から「ベストカー」だけはマツダに対して執拗なまでに敵対的な記事を繰り返している。先日もフェルディナント=ヤマグチ氏のインタビューにマツダの藤原さんが応じていて、冒頭で「ベストカーの編集長から強く藤原さんのインタビューをやってくれとリクエストされた」とヤマグチ氏が伝えたところ、藤原さんが「は?なんでベストカーの編集長が・・・」と不快感とも取れるリアクションがあったけど、マツダの現場はベストカーの挑発に対してかなり頭にきているのだろう。



この4人の投票は見ものだ・・・
今のベストカーの主筆とも言える、国沢光宏、渡辺陽一郎、鈴木直也、岡本幸一郎の4人に関しては、今年のレビューとの生合成を考えて、もはやMAZDA3には「1点」すらも入れるのは難しいだろう。国沢と岡本は仲良くMAZDA3を日本メーカーのCセグでどちらも最下位に位置付けて居た。マツダもこれほどまでに完全にアンフェアな対応を繰り返す審査員が4人も含めれている状況にキレてもいいんじゃない?一部の審査員の無礼極まるレビューに抗議の意を込めて今年の日本COTYを最終段階で辞退したら面白いかもしれない(盛り上がるよ!!)。さてさて当の4人は、この10ベストカーのシラけた面子を見てかなり動揺していることだろう。今更に「MAZDA3を0点にしたら、ステマ評論家のレッテルを貼られるかも?」とか心配する必要はないですよー。すでにベストカー読者のほとんどがそう思っているから・・・。


審査員が「臭う」
MAZDA3の戴冠をどうしても阻止したいのなら、この4人はどこに10点を入れるか綿密に計画して他の審査員にも十分に根回しをした方がいい。とりあえずMAZDAが大嫌いであることは間違いない斎藤慎輔の他に、清水和夫、石井昌道、石川真禧照、片岡秀明、金子浩久、川島茂雄、木下隆之、テリー伊藤、御堀直嗣、山田弘樹・・・本当に失礼だけど、超絶にセンスがダサい15人のアンチマツダが徒党を組めば、BMW3シリーズに150点を集めることができる。さらに「アンチマツダ」ではなさそうだけど、青山ナオキ、安東弘樹、石川芳雄、大谷達也、九島辰也、五味康隆、島下泰久、西川淳、萩原秀輝、ピーターライオン、ピストン西沢、松田秀士、松任谷正隆、山内一典、山本シンヤの15人もなんだか消去法でBMW3シリーズに10点を入れそうな予感がある。


MAZDA3に「10点」を入れるのは誰!?
この30人が「見えない連帯感」で繋がり300点を3シリーズにプレゼントし、アンチマツダ派の15人がMAZDA3を「0点」にすれば、3シリーズがBMW初の日本COTY戴冠となりそうだ。残りの30人のうちにはトヨタの息のかかった怪しい人もいるだろうし、頭が弱くて世界のトレンドに流されてI-PACEに投じる人もいるだろう(太田哲也、小沢コージなど)。MAZDA3に確実に「10点」を入れるだろう人は少ない。岡崎五朗、河口まなぶ、島崎七生人、千葉匠、森口将之くらいだろうか。そして案外に女性評論家からは「10点」は期待できないかもしれない。


単行本すら出せない60人の審査員の価値
どんな結果だろうがどーでもいい。少なくとも審査員として名前を連ねている評論家の意見なんてどーでもいい。福野礼一郎や沢村慎太朗のように定期的にレビュー集を単行本として発売できるくらい、自動車好きから熱く支持されている御仁こそが、本物の評論家であり、その意見に耳をかたむける価値がある。単行本となり多くの人の本棚に保管されるくらいの価値のあるレビューを書く御仁は軽々しくマツダをディスったりはできない。ヤフコメで吠えてる世間知らずなオッサンと同レベルの意見をベストカーのレビューで書き散らす軽薄な連中は、東スポやゲンダイのゴシップ記事のノリで面白おかしくやっているだけだ。そんな連中を平気で使っているベストカーをマツダの藤原さんが蔑視するのも無理はない。


MAZDAは来年から参加を取りやめろ!!
初代CX-5が受賞した2012-2013年度以降、ノミネート車がなかった2016-2017年度以外は全ての年でマツダ車が受賞すべきだった(実際は3回だけ)。小沢コージがVWグループによる大規模買収をゲロってしまった2013-2014のVWゴルフ500点超えの異常事態によって、WCOTYで快進撃を見せたアテンザの戴冠は阻まれた。他の年度にも言えるけど直前にRJCをマツダ車が受賞するので、意図的に避けられたという意味もあるのだろうけど。過去2年もボルボが制しているけど、元をたどればマツダが設計したシャシーをベースに開発されたクルマだ。審査員にはちょっと同情するけど、もはや日本COTYにおいて「マツダ」は出てはいけないメーカーなのかもしれない。対峙するトヨタ車などの中身を考えればもはや「反則」のレベルと言える。さあ30人のオッサン達よ立ち上がれ!!もう自棄っぱちでみんなで3シリーズに「10点」を入れ、MAZDA3に「NO!!」を突きつけるのだ・・・。






2019年11月12日火曜日

福野礼一郎も国沢光宏も「老害」であることに変わりはない・・・


60年生きてきた見識とは・・・
「老害」って言葉は好きではないけど、戒めの言葉としては悪くはないと思う。この言葉が念頭にあれば、多くの反面教師を見て自分の意識を高く維持することができる気がするし。最初に言っておきたいけども、自分の意に反することを主張する年長の人を「老害」と切って捨てる行為はあまりに稚拙だ。そんな軽薄な連中には「老害」という言葉を使う資格などない。使う側こそが最も襟を正していかなければならない。


1位カローラで最下位MAZDA3
国沢光宏はなんで「老害」なのか!?説明不要?一応知らない人のために・・・。今年に入ってベストカー誌上で何度も執拗に展開された「マツダ経営陣批判」は、もしこの方ががマツダの株主ならばわからんでもないけど、それならば株主総会か個人ブログで散々に暴れるべきだったと思う。マツダが自信を持って発表した新世代モデルを徹底批判。普段は意見が全く合わない岡本幸一郎と国沢が「1位カローラ、最下位MAZDA3」が完全一致しているところに大きな「闇」を感じる。


トヨタ・アレルギー
輸入車しか乗らないレベルの人々はともかく、世の中には「トヨタは絶対に買わない」派ってのがいる。その多くはマツダ、ホンダ、スバルの熱烈ファンだったりするのだけど、トヨタを買わない理由は単純明解。クルマの仕上げがとにかく不甲斐ないからだ。新車で700万円以上するような高級車の中で「スッカスカ」の乗り味を晒すのはレクサス&トヨタくらいなものだ。ボルボだってBMWだってさすがに700万円も出せば相当に中身の詰まったモデルになる。ジャガーやアルファロメオで700万円ならメチャクチャいいクルマ買える。そしてそれより安い価格帯の大衆向けモデルにおいても、トヨタに限っていえば壊滅的だ。


良いクルマ
トヨタ社長は熱心に「良いクルマを!!」と主張しているけども、一部のモデルを除けばCVT一択となるラインナップで、よくもまあそんなことが言えるよな〜・・・と白々しく感じる。確かに400万円くらいのメルセデスやBMWに比べれば、250〜300万円でトヨタ車の平均的な内容なら断然に「良いクルマ」なんだろうけどさ。それでもマツダ、ホンダ、スバルに比べれば、設計時の志の高さから、最後の仕上げのレベルまで全てが劣っていると言わざるを得ない。


国沢の根本的な思い違い
人によって好みが違うのだから、色々な意見があっていいと思うけど、マツダとトヨタの間には「好み」では片付けられない大きな違いがある。マツダは愚直に「いいクルマ」を作るけど、トヨタはわざと「欠点を抱えたクルマ」を作る。アホみたいな言葉だけど、「一生懸命さ」が全く違う。国沢のレビューで唯一「的を得ている」思うのが、「マツダは新技術を入れたがる(トヨタは後発技術で固める)」という表現。ここが決定的な分水嶺なのだと思う。多くのファンがマツダに惹かれる理由が「新技術搭載」なのだけど、国沢にとっては「トヨタ・ジェネリック」の方がオススメだというわけだ。


リアサスでFFを語るな!!
国沢は何を言いたかったのかわからないけども、操縦性の評価において、カローラ>シビック>インプレッサ>MAZDA3の順番だ!!みたいなことを書いてマツダとそのファンを挑発している。リアサスの性能にその根拠を求めたのかもしれないが、FFのハンドリングをサスペンションに求めるならば、EGやEK世代のシビックやアルファ147という「金字塔」にまずは最敬礼すべきじゃないだろうか?つまりFFで走りを語るなら、リアサスではなくフロントサスだ。コストよりも性能を追い求めたリアルタイムの「良いクルマへの情熱」になんら興味を見せることなく、10年以上が経過し、サス関係の特許が切れ始めてやっと採用を始めたトヨタを賛美・・・専門の自動車評論家のあるべき姿ではない。


カローラもゴルフもゴミだ!!
国沢が賛美する「トヨタ・カローラ」にしろ、ちょっと前に福野が賛美した「VWゴルフ」にしろ、「甘い汁を吸う」側の論理でクルマは作られている。それが本当にいいクルマだと思うならば仕方ないことだけども、「後発モジュラー」の便益を理由にクルマの良し悪しを語ってしまったら、美味しいところを持って行かれることが不回避な、最前線で奮闘する根っからの「開発気質」なメーカーはもはや浮かばれない。いすゞも三菱もフォードも・・・だんだんと完成品メーカーからサプライヤー的なポジションに移行してしまうのも無理はない。


変革期か?終焉か?
日産やホンダのように「後発モジュラー」ではなくプライドを持ってアイディアを出している巨大メーカーもあるけど、ここ数年の経営はなんだか苦しそうだし、今後の見通しも厳しそうだな・・・。マツダやスバルはもっとキツイ状態だ。可能であるならば、トヨタ、VW、メルセデス、BMWのように「後発モジュラー」ブランドとして楽をしたいだろうけどさ、どこかのメーカーが「先発ディベロッパー」役をやらないと、当たり前のことだけど、自動車業界は完全停止してしまう。どこの経営陣もアホみたいに「100年に一度の大変革期」と気安く語っているけどさ、もしかしたら「変革期」ではなくて「終焉」なのかもしれない。


日本メーカーならば恥を知れ!!
量産車初の「エクストロニックCVT」「副変速機付CVT」「リニアトロニックCVT」「AWD」「ディーゼルEGR」「自動ブレーキ」「SPCCIエンジン」など、日産、スバル、三菱、マツダとその協力サプライヤーのジャトコなどから、様々な技術革新が生まれ、特許切れを狙って2018年にトヨタ&アイシンAWが「発進ギア付きCVT」としてパクる・・・。確かにトヨタは莫大な開発費用を計上しているけど、売上高比においてはそれほど高い水準ではない。ハイブリッドはともかく他の部分は「後発モジュラー」の顔が全く隠せていない。


国沢はともかく福野は目を覚ませ!!
トヨタ、フォルクスワーゲン、メルセデス、BMWが、成長著しい中国メーカー相手に「後発モジュラー」ブランドとしてどこまで生き残っていけるか!?なんてことには、クルマ好きとして全く興味はないし、これら4ブランドに乗っていて「クルマが好きです!!」とか言っている人々は、クルマの技術革新を包括的に見る目が全くないという意味で、軽蔑に値すると思っている。そんな日本のクルマ音痴なオッサン達をミスリードしてきたのが、福野礼一郎と国沢光宏、及びそれらに類するオッサンライター達だ。VWゴルフやトヨタカローラは、それ以前に出ていた技術の詰め合わせに過ぎないし、それらが「ベスト」だと言ってしまう見識は、「老害」と蔑まれても仕方がない・・・・。




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