2018年7月24日火曜日

国沢光宏さんは『辛口』でもないし、『評論家』でもない・・・

日本に『辛口評論家』なんている!?

  『辛口評論家』ってのは、あらゆる新型車に対して「素晴らしい見解」を持って致命的な欠点/弱点を指摘し、メーカー開発者に忖度することなく、辛辣にこき下ろすレビューを書く自動車評論家のことを指すのだと思う。そもそもそんな人が今の窮状極まるカーメディアで仕事が貰えるはずもないと思うけど、一人だけ思い当たる人がいる。全く空気を読まずにマイペースで大放談をする・・・島下泰久さんだ。彼こそは『辛口』にふさわしい。


該当者の心当たりはこの人だけ

  2013年に日本で発売され大きな反響があった3代目メルセデスAクラス。多くのライターはメルセデスの既存ファンに配慮して、「走りがぜんぜんメルセデスではない」みたいなことを書いていた。例えば沢村慎太朗さん、福野礼一郎さんをはじめ年配のライターはほぼ「走りがダメ」と書いていたけども、40歳代で若い島下さんは全く別の観点からAクラスを徹底批判していた気がする。あとトヨタのハリアーに対しても同じこと言ってましたけども、「内装がフェイク素材だらけでプレミアムブランドが聞いて呆れる」「レクサスでは絶対にありえないこと」・・・とか書いていた気がする。


国沢さんは好感度をすごく気にしている

  それに引き換え、国沢さんは・・・あまりクルマの内装だとか品格だとかに、文句を言わないタイプのようだ。スズキ・アルトに乗ろうが、メルセデスSクラスに乗ろうが、内装に関しては「いいですね」しか言わない。おそらく興味ないのだと思う。もしかしたら内装にやたら五月蝿い還暦超えライターである福野礼一郎さんに対して「軽蔑」の気持ちがあるのかもしれない。オンナじゃないんだから、オトコがガタガタと内装に言及してるなんて馬鹿らしい・・・くらいに思っているのかもしれない。


「日本車はダメ」が口癖なだけ

  失礼を承知で言ってしまうと、還暦を超えたライターにもはや「辛口」も「甘口」もない。主に趣味やファッションなどの判断基準ってのは青春期の環境で形成されてしまう。つまり40年以上前の価値観で評論しているのだから、若い世代が読んでも全く意味がわからない。彼らは日本車がまだまだドイツ車に遠く及ばなかった頃に青春を迎えたってだけの話だ。現在40歳以下で、免許を取った頃には、すでに日本車が天下を取っていたという世代には絶対に伝わらない言動がどうしても出てしまうのだろう。


単なる煽り文句に過ぎない

  「日本車と違っていいですねー」みたいな表現が出るやつはほぼ50歳以上(バブル世代以上)だと思っていい。彼らにはおそらく「誤認」「不適切」という意識はないだろう。高温多湿の日本(中国)向けモデルには、KYBのダンパー、NSKのパワステといった感じで、乗り味を決定的に決める部分に日本のサプライヤーを使っているモデルが多いってことは、頭のどっかでわかっているんだろけど、ついつい景気良く(高齢の)読者を煽る意味で使ってしまうようだ。日本車とは全く違う乗り味をする「輸入乗用車」なんて(存在するならば)ぜひ乗ってみたいものだ・・・。結局のところ表現力がないライターが読者を惹きつけるために安易に使っている言葉に過ぎない。文才のない還暦ライター(=社会の迷惑)ばかりがやたらと使いたがる・・・たまに福野氏のレビューにも登場するけど。



時代は変わった・・・

  還暦ライターは否定するかもしれないけど、自動車業界は40年前とは大きく変わった。80年代にホンダ、三菱、マツダの3メーカーの技術力の前に欧州メーカーは脆くも崩れた。プレリュード、アコードで鋭く切り込んだホンダは、北米市場であっという間にBMWのシェアを叩き潰した。三菱の直噴ターボはあっさりと欧州全メーカーを飲み込んでしまった。そしてポルシェのFRスポーツは、マツダのRX-7とロードスターとの競争に完敗し、無念にも撤退を余儀なくされた。


豊臣秀吉が天下を取ったように、ホンダとマツダは世界を席巻した

  2000年代、今の30歳くらいが免許を取った時にはすでに世界の主要市場は、「オデッセイ」「アコード」「シビック」「アテンザ」「アクセラ」「プレマシー」に総合的な技術のパッケージとして、互角に立てる外国ブランド車は存在しなかった。世界はことごとく「ホンダ」を認めたし、世界最大のクオリティカー・ブランド連合となったフォード陣営において「マツダ」は絶対的な存在だった。


受け入れられない還暦ライターは潔く身を引け

  それでも還暦ライターがマツダやホンダを徹底的に軽蔑してバカにする理由はなんとなくわかる。この両メーカーが40年前の常識を徹底的に破壊したからだ。もし次のサッカーW杯で中国代表とインド代表が大活躍してこの両チームの決勝戦となったら、世界のサッカーファンはこの新興代表チームに苛立ちを感じるはず。それとほぼ同じ構造なんだと思う。


世代の認識とは『訣れる』もの

  50歳より上の連中は「メルセデス」「VW」が自動車業界の中心にあると信じて疑わないし、40歳以下の連中にどれだけクルマが好きなヤツがいるかわからないけども、このブログに好意的なコメントをくれる人の多くがそうだけども、「ホンダ」「マツダ」こそが完全に世界のベンチマークになっていることにもはや疑いはない。ヒュンダイが「ホンディ」と名乗ってホンダみたいなマークを使ったり、マツダロードスターのスタイルを真似たモデルが、ポルシェ、メルセデス、BMW、フィアット、ルノーなどで次々生まれたり、マツダエンジンがフォードの手で英国のコーチビルダーに提供されたりしているわけだ。


技術とは伝播するものだ・・・

  日本で売れている輸入ブランドのFFモデルは、メルセデスとアルファロメオは三菱シャシー、BMWとMINIはホンダシャシー、VW、アウディ、ボルボ、ジャガー、ランドローバーは結局はマツダシャシーの流れを汲んでいる。・・・今年に入ってからもジャガーEペースの記事でこのことを書いたら、還暦と思われるオッサンから批判を喰らった・・・。



育った環境は大きい
  
  還暦ライターが語る「メルセデス」や「VW」が紡いだ歴史にはもちろん敬意を払うけども、ここまで「決定的」に世界を支配しつつあるホンダ、マツダ、三菱を、意味不明な価値観で「見下す」還暦のプロライターがいたら・・・まあ糾弾しますよ。しかし失礼ですが、還暦のじーさんが書いてることなんて、ほぼ信じてないです(S水K夫、W辺Y一郎、S木N也、S藤S輔、K村Y宏とか・・・相当にヤバいと思う)。まあ彼らはコテコテの「反日(本車)教育」を受けてライターになって、素直にその教えに今日まで従って仕事をしてきたのでしょうけども・・・。

島下さんはサイコパス!?

  2011年版から徳大寺さんと島下さんが復活させた「間違いだらけのクルマ選び」ですが、最初はもうメチャクチャでした。2012年から「採点表」なるものが登場しますが、「安全性」の項目では第三者テストの結果などあまり反影していなかったようで、発売前のCX-5がSUVの中で「安全性」が最低評価でした(テスト前なのにテキトーに付けた!?)。それが2018年版ではほぼ違和感のない状態まで「修正」されています。徳大寺さんが亡くなられ、その意志を受け継いで島下さんが一人で書いていますが、徳大寺さんのようにわかりやすい輸入車贔屓で読者に媚びる姿勢はすでになく、イラっと来た「出来損ない」には冷徹なまでの評価が降ります。メルセデスもBMWも例外ではない。この人はいよいよ日本初の「辛口ライター」への道を突き進んでいるようです。


関連記事
「ちっこい輸入車に乗る輩に対する慇懃無礼な偏見」(日本車はダメですねーって言っちゃうコメント者が複数釣れました・・・)

「ジャガーEペース『マツダB系はまだ滅びず』」(還暦は頑コメント欄のマナーがちょっと・・・根拠を示さないグダグダとした反論はご自身のメディアでお願いしたいものです)




最新投稿まとめブログ

↓2015年以降は黒歴史となった某ドイツメーカーへの愛情が強すぎる復活第1作

2018年7月16日月曜日

福野礼一郎 × 三菱 の激アツコラムで、スバルやBMW他を痛烈批判・・・

2018年の福野レビューはとにかく面白い

  6月15日発売のモーターファンイラストレーティッド(MFI)にて、福野礼一郎氏の数ある連載の中でもっとも核心的である、月一回の最大のお楽しみ「ニューカー二番搾り」昨年頃はややパワーダウン気味だったけども、2018年になって毎月暴風雨が吹き荒れている。Kindleアンリミティッドで定額で読めるので利用者にはオススメしておく(他にもCAR TOP、DRIVER、ルボラン、ゲンロクなど月刊誌が読めます)。乗っているブランドがボコボコに批判されている可能性は高いけど・・・特にSUBARU。


かなりいいクルマだけど・・・「やってしまった」

  今月は、三菱エクリプスクロスについて淡々と語っているだけなのですが、一体どれだけのモデルを巻き込めば気がすむんだというくらいの放談っぷりにちょっと呆れる。福野氏は三菱が好きで、エクリプスクロスは公平にジャッジして『かなりいいクルマ』の部類に入るけど、ハンドリングは完全にト○タをベンチマークしていて、その時点で『終了!!』だってさ・・・。国産車・輸入車合わせた中でも『かなりいいクルマ』(ちなみに先月はドイツメーカーのどこで作っているかよく分からない新型ゴミ)なんだけど、オススメはできない!!っていう頑迷極まる評価を、読者は一体どう受け止めればいいのか!?


オッサンの叱咤激励は若者には届かない!?

  失礼だが62歳のオッサンにテキトーにクルマを語らせたらこんなもんなのかもしれない。アベ内閣やサッカー日本代表など、期待以上の結果を偶然にも出してしまっても、それを少しも評価しない生き物がいわゆる「オッサン」なんだろーな。・・・って諦め半分で、読んでる側もシラケちゃう(K沢やS水K夫だったら)ところだけども、実際のところ福野さんが言いたいのは、三菱ならもっとできるし、エクリプスクロスにはもうちょっと期待してたよ!!ってことなのかもしれない(それ以外にないだろーけど)。


三菱シャシーの顛末

  最近カーメディア界隈をざわつかせている・・・ってほどではないけども、ちょっと気になるツッコミどころがある。エクリプスクロスの各ライターのレビューは概ね好意的だったようだけども、シャシーの設計が古いみたいに叩くライターが結構いた(例えば日本車大嫌いな斎藤慎輔氏とか)。むしろリーマンショック前のシャシーの方がちゃんとコストと時間をかけていていいんじゃねーの!?って気もしないでもないけども、ちょっとタチが悪いことに(いつものことですが)、同じ「古い」シャシーを使ったドイツメーカーの新型モデルが来年にも日本に導入される予定で、そのモデルの欧州での試乗レビューに招かれたほぼ全員のライターがまるで『後ろから頭にピストルを突きつけられている』かのような不自然さで大絶賛をしていた。「最新の〜」を連呼してるけども、エクリプスクロスと同じシャシーだと認識しているのか!?


今度のクライアント・ワードは!?

  小沢コージさんや河口まなぶさんといったスポンサーありきの「芸人」ライターはクライアントに言われるがままに『Cクラスを超えた!!』みたいなことを書いていた。5年前は「世界のベンチマーク」「クラウンに匹敵する静粛性」といった課金ワードを固め打ちして別のドイツメーカーから「機密費 / 使途不明金」をもらっていたようだけども、数年前に「SUZUKIをディスれ!!」という完全に倫理的にアウトなオファーが表沙汰になって以来・・・リーマンショック後の回復で復活したばかりの自動車雑誌で、休刊廃刊があいつぎカーメディア業界の冷え込みがさらにひどいことになった・・・。



「本音で書くヤツは馬鹿」と言った福野さんは真実を書く

  今回福野さんの連載で、「エクリプスクロスとAクラスは同じシャシー」であることをスッパ抜いて、カーメデァアの『偽善』を白日の元に晒して欲しかったが、なんと!!絶妙にも『軽い示唆』だけを残している。なんだこの政治力は!!メルセデスとの関係を悪化させない程度にこっそり書いておき、読者に「俺は見抜いているアピール」、そして小沢、河口、島下、斎藤らの首根っこを掴むのは来年の新型Aクラス日本発売のタイミングでいいってことなのか!?そのタイミングで他にもたくさんいる有象無象な能無しライターを一網打尽にして、カーメディア業界をクリーンなものに変える!?


来年の展望

  2019年が楽しみだ。MQBのままのゴルフ8と、リーマン以前のAクラス、TNGAのレクサスの新型Cセグ。そしてピカピカの新型シャシーを下ろすアクセラ。でもまあそういう時に限ってさ、MAZDAがやらかすんじゃないか!?って気がする。現行の『スカイアクティブシャシー』も発売当初は相当に乗り心地に難があったからさ・・・。


福野礼一郎とエボ10

  さて福野さんが4年ぶりの三菱の新型車に対し想いのたけを語ります。他の還暦ライターだったら、ハナっから日本車なんて・・・って馬鹿にしたポジションで話をするでしょうけども、福野さんは2007年のエボ10発売時に、「このクルマは凄い!!MやAMGなんて目じゃないってくらいに凄い!!馬鹿ども!!いい加減に気がつけよ!!」みたいなことを書いている。しかしライター人生を賭けて絶賛したランエボは消滅。これが福野さんにラブレターのようなレビューを書かせるほどの、余人には推し量れないディープな感情の絡れ何だろうな・・・。


そして飛行機・・・

  冒頭から「飛行機」の話題で読者を煙に巻き、見事に掴まれました!!2018年に入ってからの福野レビューは構成作家がいるのでは!?ってくらいに冴えた前フリを用意してくる。相変わらずに飛行機の比喩が好きな人だ。三菱、スバル、日産、ロールスロイス、ジャガー、メルセデス、BMW、アルファロメオでは、存分に飛行機ウンチクが使える。飛行機で喩えられたら・・・ほとんどの読者は一次体験としてイメージできないけども、何か自分の知らない、そして興味深い世界を見せてくれる「異次元」さにとりあえず惹かれるよ。


こんな『展開力』は反則だろ!!

  ネタバレ覚悟で全部書いてしまう!!この福野レビューの大きな伏線は「三菱は飛行機の達人」ってことだ。宮崎駿かよ・・・。第二次大戦機に航空機エンジンメーカーとして致命的な大失敗をしてしまった某メーカーは、今も自動車の静音性を上げるために愚直にゴム材を隙間に詰め込む。しかしそれでは車重も大きくなる・・・そんなレベルだから航空機エンジンすらまともに作れなかったんだ!!しかし三菱は当時も今も世界最高の技術を持っていた!!だから軽いままで静音性を上げるなんてことが当たり前にできる。わかったか!!馬鹿ども!!と言った10年前の自身のレビューをダメ押ししているんですね・・・。


福野さんの代わりは誰もできない・・・

  小沢、河口といった「頭にピストル軍団」の雑誌コンテンツが酷いってことはないけども、福野連載と比べれば、同じ自動車レビューでまとめられないくらいの隔たりがある。小沢さんは対談、河口さんはユーチューブに活路を見出したとのことで、活動・表現の幅が広がっている。


適材適所で良質なコンテンツを!!

  カーメディアもライターの資質を考えて読者が喜ぶ配置をすればいいんじゃないの!?福野さん、沢村さん、下野さん、牧野さんにはノンフィクションコラムをどんどん書いてもらって、小沢さん、小沢さん、フェルディナントヤマグチさんにはメーカー開発者の取材をさせてたくさん喋らせて、後の連中はベストカーやニューモデルマガジンXで・・・面白いプロパガンダでも発信していて貰えばいいのでは!?


2018年7月8日日曜日

Kカーを高速道路で評価するライターがいるとは・・・。

『えー!?』しか言えねー

  さすがにこれはスズキが可哀想過ぎる・・・。世の中にはありえないレベルのライターってのがいるもんですね。「表現の自由」があるのかもしれないですが、ノンフィクションライターならば、ある程度の常識ってのは弁えておかなければいけないはず。例えばBMWやメルセデスのAWD性能の低さを真面目に指摘するライターなんていない皆無です。そんな指摘はナンセンスであり、日本のような豪雪地帯がたくさんある国のメーカーとは需要が全く違いますから。


ドイツ車と軽自動車は批判NGです

  他にもドイツメーカー車のブレーキング性能の低さや、直進安定性の低さ、静粛性の低さ、エンジン回転数の低さなどクルマ文化が違うのだから、いちいち野暮なことを指摘するプロのライターなんていないです。それと同じように日本の軽自動車のエンジンパワーだとか、静粛性だとか、高速道路における走行性能なんて最初から開発の俎上にはないわけで、やはり同じようにいちいち指摘するなんて感覚はおかしい。軽自動車あくまで日本の地方社会のインフラとして開発されているのだからさ・・・。


こいつらを叩け!!

  ニュルブルックリンクで走りこんできたクラウンや、欧州車を超える車体剛性と動的性能を高めたと主張するスバルのSGP使用車などを、あれこれとスポーティに使う領域において批評を加える。あるいは欧州や北米で活躍していて、オールマイティな走りを見せるホンダやマツダの中型車を基本性能において批判するならまだわかるんですけども、軽自動車の高速道路の走行性能にイチャモンを付けるなんてあまりに下衆過ぎる・・・。


軽自動車で高速道路はダメです

  そもそも軽自動車が高速道路走ったらダメだろ。100km/h走行中にトラックと軽く接触するだけでも、ほぼ乗員全員が死ぬのは確実。Kカーの車幅では交差点で横から突っ込まれるのも致命傷になるけども、高速道路には交差点はほぼ無いものの、片側二車線でサイドボデーアタックを食らったら完全アウトだし、対面通行で側面から突っ込まれる可能性もある。クルマだったらなんでも高速道路を走っていいわけでは無い。法律で規制こそしてないけども、軽自動車で関越道を走って長距離に出かけようなんて感覚は変人でしか無い。


感覚が違うのか・・・

  このブログでも度々ネタにさせてもらっているが、斎藤慎輔さんはノンフィクションライターをやってはいけないレベルの人間な気がする。自動車評論家という世間では完全に無視された存在だから許されているのだろうけども、これが大手新聞の記者だったら大バッシングは不回避だ。読者が極度のクルマ好きばかりだから、軽自動車で高速道路を走ろうともあまり気にしない。これを読んで憤っているのは開発者やスズキの関係者くらいじゃ無いだろうか。


コンパクトカーがわかってないのか!?

  問題のレビューは先日発売されたばかりの「ティーポ8月号」でのこと。概要としては「アルト・ワークスに二週間乗って好印象だったけど、長距離ドライブに持ち出そうとしたらあまりのロードノイズが苦痛で途中で引き返しました」とのこと。この人は何年ライターやってんだ!! Bセグ以下で長距離高速巡航したら頭痛くなるってある意味で常識じゃ無いの!? 


読者に正しく伝えよう・・・

  コンパクトカーの静粛性に関しては、日本車/欧州車あまり関係ない。アクア、ヴィッツや軽自動車、あるいはVWのUP!、ポロ、プジョー208やルノートゥインゴなど200万円以上ではほぼ売れないモデルの騒音はかなりきつい。そもそもVWゴルフを買う理由はなんとか長距離で使えるから。車重が1200kg超えてくると割と抑えられるようだ。デミオ、ルーテシア、MINIならBセグでもそこそこ高速道路耐性ありそうだけど、それでも好んで長距離走りたいとは思わない。


いくら変態向け雑誌だからってさ・・。

  自動車雑誌ナンバー1の個性派雑誌ゆえに誌面はどこもゴチャゴチャしていて、写真頼みの構成。その中で大掛かりな連載コーナーを持つ斎藤さんのページだけは他の自動車雑誌の普通のレビューような雰囲気を出している。自称辛口ライターの記事ってのは独自の視点で辛辣な批判を繰り出してくるものだけども、この斎藤さんの場合は、あまりに「独自」過ぎて・・・しばしば的外れだろ!!と単に関係者を怒らせるだけの批判になっているケースが見られる。


いいことを書くこともあるけど・・・

  彼の名誉のために書いておくと、ごくたまにクリティカルヒットと呼べる指摘をすることもある。とても印象的だったのは、BMWの3気筒モデルが8速トルコンATとのマッチングがあまりにも悪過ぎると指摘したことがあった。BMWの縦置きミッションを批判するのは日本のカーメディアでは完全にご法度なんですが、おそらく最初で最期のZF8AT批判が繰り出されました。ちなみにあのミッションは一度でも乗ればわかりますけども、クリープしないと出せないなど日本車ではまずありえないような無作法が放置された二流ミッションです。私が知る限りそれを批判した(正しく指摘した)唯一のライターが斎藤さんです。


斎藤慎輔❌日本車

  斎藤さんと日本車はミスマッチすることが多い。NDロードスターへの批判は・・・「小物入れが無い」ってもの。ロータスは無くてもいいのか!?ってなっちゃいますけど、彼が言うには「ロータスは『非日常』であり、ロードスターは『日常』だから同じではダメ」なんだってさ。それは斎藤さんの感覚じゃねーか!?ってマツダの関係者とファンがガチギレする展開に・・・。他にも色々例があるけど日本車に対してはミスマッチが多い。


開発者の意図を掴むのが良いライターだ

  そして今回の「アルト・ワークス」を徹底批判。確かにダイハツやホンダなどもっとロードノイズを上手く抑えている軽自動車はあるけどさ。スポーティな走りを売りに軽量化を進めたモデルの静粛性を批判するなんて・・・。アヴェンタドールの燃費を批判するみたいなもんじゃ無いですか!?こういうことは言いたく無いですけども、斎藤さんが廉価なモデルに関して「クルマ」や「開発者」に対するリスペクトを著しく欠いているから、こんな意味不明なレビューが書けるのだと思う。





最新投稿まとめブログ


注目の投稿

五味康隆さん&マリオ高野さん 「CX-3の熟成は素晴らしいが・・・」

  評価軸の難しさ 発売から12年目に突入し、とうとう終焉の時を迎えたCX-3だけど、5年ほど前に「E-CAR LIFE」で後期型CX-3の試乗レビューが出ている。「可もなく不可もなく」ではあるが「今の状況を考えたら魅力的なパッケージになっている」みたいな定型文レビューが多いユー...