今度はテリー伊藤氏がMAZDAに宣戦布告か!?




  テリー伊藤がMAZDAをコケにする
テリー伊藤とはタレントとしてテレビにも出てくる業界人。いわゆる「おバカ」を取り柄にしてオカネを稼いでいる人?だと思うので、その遊び半分な自動車レビューに対してまともに反論するのは、気が引けるしバカバカしい限りなんだけども、非常に読みやすくて読み手の立場にたった非常に親切で、緩くもよどみがない文体のレビューをじっくり読んでみると、どの自動車のプロライターよりも辛辣で、嫌われメーカーのMAZDAに金属バットをフルスイングしております。ほんのわずかの文章でマツダファンを完全にコケにしてる・・・。


バカが通用する相手向けのブランドだけ語ってろ!!
業界人=ハマーとか喜んで乗っている野○人に、乗り味が非常に繊細なBMWとMAZDAの実力差が正確に測れるというのか!?「バカ」をやることのプロだったら、ごくごく一般向けに「バカ」受けすることを狙ったブランドを限定でレビューしてればいいんじゃねーの!? 間違っても真面目過ぎるPORSCHEやMAZDAなどに余計な言及をすべきではない気もするのだが、言論の自由・・・ならば「アクセス権」を行使して、とりあえずこの場で「焼き殺して」おこう。


BMW・X2のレビューは困る!?
BMW・X2についてのベストカーでのレビューなんですけど、このクルマは、どうやらレビュアーを狼狽させる不思議な魅力を持っているらしい。BMWにとっては今年最大の新型モデルでプロモーションにも相当に力が入っていて、その有り余る広告宣伝費でカーメディアも相当動員されている。BMWといったらFRだろ!!という信念が固い世代には、今年一番担当したくないレビュー対象なのかもしれない。


俺はFRが好きなんだアピールは子供っぽい
もう少し大人の対応をしろよ!!と読者が感じてしまうほどに、X2に関しは予想以上に乗る前・見る前から「このクルマはダメ」と言いたくて仕方がないレビューが今年は多かった。X2というクルマを客観的に語る前に、「自分はFRのBMWが似合う男だ!!」みたいなアピールなんですかね(素人じゃねーんだからよ)。今年の日本COTYの審査員の中で1人だけこのクルマに10点を入れた山内さん、確かグランツーリスモの開発者だったっけ、彼のコメントはとても正直だと思います。このクルマはいい意味で期待を裏切ってくるこれ「なかなか」なんですよね。そしてこれはカーメディアではクライアントNGなんだろうけど「FRのかったるいBMWよりもX2の方が断然に良くないか!?」って話なんですよ。


無能ぶりを晒した・・・
このBMW・X2ですが、先日のニューモデルマガジンXの「3人オヤジ」と「匿名集団」での評価はとても悲惨・・・しかし「日本車買うくらいならこっちがいいよ!!」という無責任な一言。メルセデスもBMWもそうですけども、ブランドへのイメージが強すぎると、FFモデルはしばしば「女性がお買い物するにはいいクルマ」的な、ど素人でも出せる結論に達してしまう。読者が知りたいのはプジョー、ホンダ、VW、マツダといったフロント横置きのトップクラスと比べてどーなんだ!?って話なんだけどなー。


相対的比較には限度がある
さすがにカーメディアともなると、付き合いが広くなるので、BMWのFFがVWやプジョーよりもいい!!とは書きにくい。特に輸入車同士の比較だと、どっちとも取れる玉虫色でまとめられる能力が要求される!?だからカーメディアはつまらない・・・。そしてホンダ、マツダよりも良いとも書きづらい。BMWはかつてホンダの設計が欲しくてローバーを買収した経緯がある。仕方がないから架空の「ニホンシャ」ってものを仕立てて、それよりはずっといい!!と書く。どちらにせよプロの仕事ではない。


テリーさんはタブーを打ち破った!!
しかしテリー伊藤さんはハッキリ書きましたよ!!X2はMAZDAよりも走りがいい!!・・・と。これはもうぜひマツダの藤原常務の目の前で言って欲しいものだ。藤原さんもかつてフェルディナンド・ヤマグチというライターのインタビュー本で、BMW・Z4(旧型)はクルマのことが何もわかってないメーカーらしいゴミみたいなクルマだと、世界の多くの人が密かに思っていたことをハッキリ言っていた。


MAZDAとBMWの関係
藤原さんが指揮をとるようになってからか、マツダの新型車発表の際に付け加えられる「ライバルモデル」の中からBMW車がなくなっている。おそらくマツダ開発部の業界分析においてはBMWの評価は高くないのかもしれない。2006年に欧州でアウディに抜かれてから12年にわたって低迷期を脱することができないBMWにとって、販売台数を伸ばす最大の武器になっているのは、中国でもアメリカでもFFモデルにシフトしている。新型マツダ車のライバルに挙げられ、おそらくマツダが脅威と認識しているのはVW、プジョー、メルセデス、ホンダ、日産。


BMWはブレークスルーが欲しいところ
テリー伊藤さんも正直な人だと思う。確かにX2の走りはこれまでの鬱屈した12年間を吹き飛ばして、新しい時代の到来を予感させる。ただしカーメディアにとって「FRを超えたFFだ!!」は絶対NG。BMWがOK出しても、編集部の上層がNG!?ってくらいに見かけない。カーメディアにとって「BMW神話」は絶対的な存在。テリーさんも流石にそこまでは書いていない。ただし「MAZDAを超えたFFだ!!」とは書いている。BMWをすでに脅威だとは思っていないMAZDAに対して、MAZDAはBMWのFFよりもカスだ!!とハッキリと宣戦布告した!!


『BMW神話』
もしカーメディアから「BMW神話」なるものが消えてしまったら、その時には自動車雑誌を買う人はいるのだろうか!?もちろん神話は神話でしかないし、それは実態の無い都市伝説でしかないかもしれない。高校で物理や化学を勉強した人ならば、5000rpmとかのレベルで回転するドイツの特に内陸部で設計されたエンジンが、日本の気候でまともに駆動するはずないことはわかる。日本の激烈な夏を2〜3回も越えれば内装の樹脂素材はベトベトになる。もはや日本製の高性能モデルとスペックを競うドイツ車って存在がかなり幻に近い。そんな現実もカーメディアは渋々認め始めている。


カーメディアはテリーさんを見習うべきだ
これでは余計にカーメディアがつまらなくなる。テリーさんや山内さんのように、堂々とBMWを贔屓できる器量を持った人々が頑張らないとダメかもしれない。MAZDA、TOYOTA、HONDA、NISSANの技術攻勢に的確なダメ出しをし、ドイツ車の優越性をまともに語れるカーメディアライターがほとんどいなくなった。今の新車はレベルが高くて批判できなくなった!!とかどっかの大手カーメディアがほざいていた。精進が足りないんじゃねーの!?


「BMWに引導を渡すか!? RX7 VS スープラ」





最新投稿まとめブログ


コメント