「LOVE CARS 忖度」河口まなぶが日本メーカーを挑発・・・レクサスLSはゴミ!?



日本車は遅れている!!

「日本と世界の差」なんだか懐かしいフレーズだ。5年くらい前までのカーメディアでは、何も考えていない(であろう)ライターを中心にレビューで当たり前に使われていた表現だ。誰もカーメディアに見向きもしなくなったこともあって、AJAJの「自主規制」が再び甘くなってきたのだろうか!?VW事件の時は「信頼の回復」を掲げて誤解を招きかねない言い回しがかなり影を潜めたけど、それにより一層カーメディアがつまらなくなり休刊が相次いだ・・・。


レクサスLS

クルマに詳しい人なら即座に「違和感」だろうけど、アウディA8と同じカテゴリーの日本メーカー車って何があったっけ?って話です。現役モデルではレクサスLSとセンチュリーくらいしかないのだから実質的には「トヨタと世界の差」という趣旨の煽り文句となっている(社長に面と向かって言ってやれ!!)。ユーチューブの視聴者にももっとピンポイントに伝えてあげればいいんじゃないだろうか!?「レクサスLSに乗ってる連中は、何もわかっていない井の中の蛙だ!!」ってことを・・・。


アウディの現状

すっかり炎上スキルが身についてきた河口さんですが、今回は捨て身の覚悟で「日本メーカーが挑むべき高い壁」とまで言っている。これを受けての第一印象は「この人はアウディの現状をどの程度理解しているのか?」ってことだ。甚だ疑問ではあるけど、全て計算づくでの確信犯なのかもしれない。2010年くらいから新興国を中心にプレミアムカーの市場はグローバルで最も成長が期待でき、中長期的にも拡大傾向とされてはいるが、アウディに関しては新型コロナの影響が出ていない2019年上半期の段階で前年比3%減の厳しい戦いが続いていて、特に欧州、北米市場などの成熟市場では大幅減の大苦戦が続いている。


そもそもカーメディアとは・・・

福野礼一郎さん(非AJAJ)は数年前にAJAJでVWスキャンダルが巻き起こった際に、「カーメディアで本音を書く馬鹿はいない!!」と・・・やや外野から火に油を注ぐようなことを自身のレビューの中でこぼしていた。そもそも「カーメディア」なんてものは幻想でしかなく、存在するのは「カー忖度」のみだ。AJAJを批判する人々は何か大きな勘違いをしている。非AJAJの大御所ライター様がそこまで書くくらいなのだから、現役AJAJライターには多くのしがらみがのしかかっていると想像できる。



典型的なヒョーロンカ

VWの広告代理店も一向に懲りないようで、前回のAJAJのVWスキャンダルのオトボリが冷めた頃だと判断したのか、どうやら再び仕掛けてきたようだ。雑誌媒体では頭の固い老人がテロを起こすかもしれないので避けている!?代わりに白羽の矢が立ったのが、日本最強のAJAJ自動車系ユーチューバーの河口まなぶだったのかもしれない。もともと河口氏は「日本車と輸入車のレベル差」などと、いかにも軽々しい底の浅い議論でカーメディアの業界内でも失笑を買ってきたタイプのライターだ。やたらと他人を切りたがる沢村慎太朗氏(非AJAJ)が自身のレビューで度々「ヒョーロンカの先生」と馬鹿にしている典型例みたいなレビューを度々書いてきた。



自動車産業のリアル

もはやミニバンとKカー以外のほとんどの日本メーカー車がグローバルモデルとなっていて、さらに日本市場で販売されているドイツメーカー車の大半は日本メーカーが開発したシャシーをベースに作られている現状では、「日本車と輸入車のレベル差」なんて議論はナンセンスでしかない!!・・・とブログで細々と主張してきた。


K沢やS水K夫ですら使わないレベル

2012年の段階でほとんどの雑誌媒体のレビューでは「日本車だと〇〇だが・・・」みたいな暴論がまかり通っていたが、2019年にはそんな書き方をするライターはほとんどいなくなった。2018年頃以降のK沢やS水K夫のレビューからもスッカリ消えている。2020年からは一切の自動車雑誌を買っていないので、今の雑誌媒体のレビューにどんな傾向が見られるかはわからない(Amazonのサブスクで読めるのだけど時間の無駄なので見てません)。もはや老人向けのおとぎ話を紡ぐだけの雑誌媒体カーメディアでどんな議論が行われていようがどーでもいい。


ユーチューバーとは・・・

2010年代の変化の中で、絶滅したと思われた「日本車・輸入車」暴論だけども、自動車系ユーチューバーとしてクルマが好きな小・中学生のアイドルとなった河口氏が2020年に「復活」させようとしている。確かにユーチューブで収益を上げるための方法論としては理解できなくもない。もしかしたら滅びつつある自動車評論を再び「面白く」してやろうと本気で考えているのかもしれない。



この人に正義はある!?

AJAJのライターがSNSで一般視聴者の揚げ足を取って喜んでいる。テレビ番組では視聴者からの問い合わせを防ぐために「これは〇〇年〇月に収録したものです」とハッキリ書いて予防線を張るのが「TV」を名乗る独立系公共メディアってものだろうに。「自粛警察」はヒステリックで愚かな存在であることには同意する。しかしそれを産んでしまう人々の意識は「世論」を操縦するメディアの姿勢にかなり影響されるものなので、まるで全ての日本メーカーがアウディの前に屈したかのような印象操作を行う媒体である「LOVE CARS TV」改め「ラブカーズ忖度」に、果たして「自粛警察」を批判する正義や、愚かさをあざ笑う資格があるのだろうか・・・。




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