エンスー解放戦線が「スバルはクソだ!!」と言っている・・・

弱ってるスバルをボッコボコ!!

  不祥事続きで内部崩壊の噂すらあるスバル。ちょっと前まで絶好調で工場フル稼働が報じられていたのが嘘のように、日本では販売台数が減っています。信頼失墜なのか、単純に次期のSGP版待ちなのかわかりませんが、国内販売をリードしてきたレヴォーグもパタリと売れなくなりました。


VWをあざ笑うスバルの経営センス!!

  経営合理化を極限まで進めてポルシェを超えそうな勢いで高い利益率を記録するスバル。グローバル販売の50%以上が北米。車両単価も25,000〜30,0000ドルくらいなので、儲かって笑いが止まらない。VWも50%以上を中国で販売しているけど、主力モデルはノックダウンのゴルフセダン(ラヴィーダ)で車両単価は170万円程度らしい。しかも度々中国当局から批判を受けていて、エンジンを変えろ!!ミッションを変えろ!!と言われその対策費がかさんでいる。当然に共産党幹部向けの賄賂も経営を圧迫しているはず。


評論家に批判する資格はあるのか!?

  そんなぬるま湯に浸かっているスバルから、不祥事が聞こえてきて、これは「ダメすぎる!!」って思ったようで、『エンスー解放戦線』の二人が言いたい放題ですねー。そもそも他の乗用車メーカーがどこも使っていない水平対向エンジンにこだわっていて、なおかつ乗用車をメインで売って、他社よりも圧倒的に高い利益率を計上しているという時点でやや詐欺臭い感じはあるんですけども、そんな疑惑に疑問を投げかけるなんて「やびへび」なことは絶対にしない偽カーメディアばかりだった!!何が言いたいかと言うと、その中心に居続けた清水(草)&渡辺(敏)には今更にスバルを批判する資格があるのか!?ってこと。


不可解なスバルの選択

  水平対向エンジンを使うことで知られたメーカーは、ポルシェとスバル。ポルシェに関してはスポーツカーのみの搭載であり、採用する狙いは明確で、MR、RRに使うのに適した小型化と、回転数を上げやすい構造。どちらもターボ化してもなお6000rpm以上に出力ピークがあるエンジンを作れるのは水平対向の恩恵であり、これによってフェラーリやホンダといったクレイジーなエンジン屋に匹敵する性能のエンジンを作っている。


ボクサーエンジン

  スバルも『WRX・STI』のターボエンジンで6400rpmにピークを持ってくる高回転ユニット(EJ20)で、その設計上のアドバンテージを生かしていますが、その他のモデルではちょっと意味不明(あくまで素人の考えですけど)。なぜ高回転が可能なボクサーエンジンを使いつつも、回転数を燃費の目玉に固定することで燃費を稼ぐCVTを使うのか!? 


スバルとマツダ

  余談ですけど、スバルとマツダはそれぞれメーカー事情でCVT、トルコンATに開発資源を集中させていますが、ガソリンユニットの特性だけを考えたら、エンジンを交換して載せた方がいいのでは!? ボクサーにはトルコンAT、スカイアクティブGにはCVTが合う・・・。


FBエンジンは・・・

  実際にロードスターRFの2Lユニットは今回のMCで7000rpmピークに引き上げられましたけど、BRZ/86が使うスバルのNAボクサーユニット・FA20はデビュー当初から7000rpmピークに設定されている。スポーツカーメーカー・マツダに後手を踏ませるエンジンという意味でボクサーのポテンシャルは高い。けどFBユニットではことごとく回転数は低め・・・。


新型フォレスター

  新型フォレスターでは、ガソリンターボが廃止された。いよいよ終焉の時を迎えているEJ20ユニットが新型には導入されず、後継ユニットには、WRX・S4やレヴォーグ2.0GTで使われる『FA20DIT』があるけども、何らかの事情で導入が見送られている。今のスバルにとっては非常にデリケートな話題だけども、「燃費」に関する社内のゴタゴタから、趣味性の高いモデル以外にはボクサーターボは今後導入しない方針だと思われる。高回転化は容易だけど、熱効率では直列やV型に対して不利になる、まあトレードオフな関係なんだろうけど。


電動ターボの行方

  ポルシェみたいに「スポーツカー」以外には、無難なユニットを選択するという現実的な路線はブランド価値を破壊すると考えているのだろうか!?2種類のエンジン開発の手間を考えれば合理的な判断ではあるけど。ガソリンターボの代わりに導入したマイルドハイブリッドは、すでに先代のXVで実験的に導入しているけども、メルセデス、BMW、ボルボそれからマツダが、上級セグメント向けの過給器付きエンジンにさらにモーターを加えるという形のツインチャージャー、トリプルチャージャーとして続々登場するらしい。


MITSUBISHIは正しいはず・・・

  儲かっているスバルには、とりあえずターボ&モーターという発想は無かった!?「偽装」をやってしまうほどモード燃費に困っていたスバルとしては、ボクサーターボを一般モデルに使うことに最初から否定的だったのだと思う。自然吸気ボクサーにモーターを組み合わせて、スバルらしい走りと環境性能を両立させ、モーター性能を上げていけば、ツインチャージャーよりもスポーティで効果的なユニットが作れるだろうし、EV化への道のりにおいてはターボ&モーターではなく、尊敬すべきライバル三菱が完成させているPHEVこそが正解だという考えがあるのだと思う。もしそうだったらもう製品化されててもいいだろうけど・・・。




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コメント

  1. スバルの中計によると、1.5、1.8のダウンサイジングターボを来年以降出すとか
    単に現行ダウンサイジングターボがダメなんでしょうね。。

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