2017年8月12日土曜日

清水草一と渡辺敏史・・・やっちまったな。(ちょっと過激です!!)

  少々敏感に反応しすぎかもしれないですけど、『これは無いわー』っていう連載記事に遭遇してしまいました。出所がそもそも悪名高い『ベストカー誌』なので、何が出てきてもとりあえずは驚かないですけど、かなり名の通った清水草一&渡辺敏史の両氏によるジョイント連載となると話は別。カーメディアにおいて一流ライターとされる人々は、それぞれに『コンプライアンス』があると思うのですが今回は思いっきり飛び越してます。

  ビッグネームの2人ですから、月2回刊行のベストカーにおいておそらく2番目にファンが多い『連載』だと思われます(一番は高い契約金を払っている元日産のあのオッサン)。タイトルは『エンスー解放戦線』というんですけど、まあとにかく懐が深い渡辺敏史さんと、頭のネジが一本ぶっ飛んでいる清水草一さんの組み合わせも絶妙で、どこまでも飽きさせない予測不能な対談はさすがです。

  こんな天衣無縫なクルマ談義をブログにでも収録して公開したら相当に人気出るはず!?メルマガ化して月300円くらいで毎週3台くらいダラダラと語ってくれたら多分購読します。清水さんが面白いのか!?渡辺さんが面白いのか!?は、読者の間でも評価が分かれますが、どちらも単独で単行本を出しているくらいに文章力のあるライター。どっちも気持ち悪いくらいに『カーキチ度』が伝わってくる。逆に巻末のカラーで扱われるテリーさんのコラムは『カーキチ度』が0%の偽物。

  で・・・清水&渡辺の両氏が何をやらかしたのか!?ちょっとこれは腑に落ちないな〜って回が。8月26日号の『ダイハツ・ミライース』・・・おいおいエンスーカーの企画に、国内で最も廉価な部類に入る軽自動車が登場ですかい。まさか、夏場で適当なクルマがないから穴埋めに軽自動車を軽く小馬鹿にしよう!!とかいうゲス企画なのか!?そーいう『BPO』抵触レベルの汚れ仕事は国沢、鈴木、渡辺(陽一郎)あたりの『なんでもやります』系の『当て逃げ炎上ライター』連中に任せておけばいいんじゃねーの!?

  いやいや、先日私も体感したダイハツの『本気』を、清水&渡辺の両氏もいち早く認識して、この企画に抜擢したのかも!?・・・という期待はあえなく裏切られ、
「(清水) エンスーな部分でミライースかアルトを選ぶユーザーって、たぶんいないよね」「(渡辺) 絶無でしょうね。」

  これは頂けないです。スズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱がどんな思いで軽自動車を作って売っているか!?一流ライターなら絶対にわかっているはず。エンスーな輸入車の長所を強調するために、インフラ用にコストを考えて設計された日本製の廉価モデルの欠点(高速安定性とか)を並べ立てる『社会常識が通用しない人々』と同次元の馬鹿さ加減になってる。「日本車だと〜だけど、BMWは〜だ!!」みたいな、国沢及びクソオッサンライター連中が常套句として使っていて、そして全国の偽カーマニア達が真似して使っている、日本のクルマ文化の発展を決定的に阻害しているクソコメントと同次元になってる!!

  私が書いているクソブログにも、「日本車は燃費ばかり・・・」などなど現実が全く見えていないクソガキ(推定還暦前後)から、アホみたいなコメントをしばしばもらいますけど、こんなバカが偉そうにクルマブログなんて読んでんじゃねー!!認知能力が決定的に不足している輩がクルマに物申してんじゃねー!!まずは自分の頭で考えられるようになってからクルマのブログを読め!!バカども!!っていつも思ってます。

  清水草一さんはともかく、渡辺敏史さんはおそらくカーメディア業界きっての常識人だと思っていたのですけどね。・・・なんだろなー。特にミライースに思い入れがあるわけでもないのですが、なんか寂しい、裏切られた気がするんですよ。まだ国沢、鈴木、渡辺(陽一郎)が同じこと言ってたら、「この人達には社会構造が見えて無いんだな〜」って笑って流せるんですけども、清水草一&渡辺敏史クラスの一流ライターが声を揃えて『軽自動車はショボい』とか言っているのを見ているのは辛い。あーあ、これじゃあクルマ文化なんてなかなか育たないよなー。

  先日、ちょっとばかり丹後半島を観光した時に、先代のミライースをレンタカーで借りたんですよ。これが普段乗ってるクルマとは全然違うから、面白いのなんのって!!全く期待していなかっただけに、ダイハツってこんなにいいクルマ作ってたんだ!!って見直しましたよ。まずびっくりしたのが、壮大に入ってくるロードノイズ。エコタイヤってこんなにうるさいんだねー。確かにこれに比べればBMWのディーゼルなんて確かによっぽど静かかも。まるでシャシーに大きな穴が空いているかのように、外の音が入ってくるから、もうクルマというよりはバイクに近い!?

  それでも軽自動車って新しい『スマートモビリティ』の一種だと思えば、大抵のことは許せてしまうんですよね。ランニングコストも安いし、レンタカー代が抑えられるのも魅力。2人で高速道路を使わない地域を移動するならこれで十分だと思いますよ。・・・でそんな『用途が決められた乗り物』をわざわざエンスーなクルマを語るコーナーに持ち込んで、あれこれ余計な品評を加えるなんて、あまりにも鬼畜すぎるだろ。一流ライターとしてのポリシーを持てくれよ!!批判するならメーカーが『高性能』を売りにするクルマ(Cセグ以上)だけでやってくれ〜。シビック、アクセラ、インプレッサ、レクサスCT、オーリス、アテンザ、レガシィB4、スカイライン、アコード、カムリ・・・いくらでも輸入車の比較対象はあるだろうが!!



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2017年8月1日火曜日

スイフトに『大きな拍手』という立派なタイトル、あれ!?やっぱり上から目線ですか・・・




   『web CG』でスイフトのフルHVのロングレビューが出てました。タイトルは「大きな拍手を送りたい!」だそうです。これまでのスイフトのイメージと逆行するHV化が、そもそも正直言って感触が全く良くない、と言うより食わず嫌いのレベルで敬遠されそうな新型スイフトを、どこぞの偉いライターさんがじっくり乗り込んで良い部分を存分に打ち明けてくれるのか!?そんな背景もあってタイトルからはとっても名レビューのオーラが漂っているのですが・・・。

  ほぼ理解されることはないであろう新型スイフトを、現在の苦境から救い出して、その状況を一変させることができる「インフルエンサー」は、日本のクルマ文化においてはプロ・アマチュア問わず、まずいないと思います。もし我こそは!!と思う人がいればチャレンジしてみる価値はありそうですけど。

  そしてさらにややこしいことに、新型スイフトはノートe-POWERを頂点に競争が過熱化しているコンパクトカー市場に置いて、その性能&コストパフォーマンスにおいて一級品にあるってことです。単純に『いいクルマ』という観点においては、同じBセグの欧州王者ルーテシアや、日本に愛好家が多いVWポロといったクルマさえも軽く上回っています。走りに関してはどれも甲乙つけがたい出来ですが、200万円以下でHVを投入してくる日本車のクレイジーなまでの『メカ主義』には欧州車が日本市場で立ち向かうのは無理です。

  『そんな事はない!!スイフトはまだまだ輸入車に及ばない!!」と反論したい気持ちもわからんでもないですが、それってやっぱりフェアではないです。『ミヤネ屋』で不倫&隠し子の宮根さんが今井絵理子議員の不倫を批判するくらいにフェアじゃない!!そもそも男性の国会議員だったら愛人の一人くらいは囲っているはず!!愛人を囲う人生をずっと送りたいと思うから、めんどくせー選挙活動で、頭の中空っぽの有権者とイヤイヤながらも握手なんかできるんじゃねーの!?そして中川氏みたいな連中は必死に議員ポストにしがみつくんだろうよ(考え方が古いか?)。

  ここ数日の報道を見ていて嫌悪感を覚えるのは、若い女性が国会議員を務めることに対するオッサン達の嫉妬。テレビに出ている人々は、あくまでテレビ用のコメントですから本心ではないのかもしれないですけど、報道の仕事でもなくヤフーに批判コメントを送ってしまう頭の中が超絶ダサいオッサンがたくさんいますよねー。これって自動車評論家が日本車に対して上から目線でモノを言いたがるのと同じ精神構造なんだろーな。ちょっとわかりにくいかもしれないけど今井議員=スイフトです。(一緒にすんじゃねー!!とおっしゃるスイフトファンは正論です!!)

  さてご立派なタイトルを思いついた森慶太さんですけども、レビューの中身はがっかりさせられっぱなしですわ。まったく悪意もなく内容を要約すると、
 『そもそも日本車は輸入車にはかなわないものである、だけどスイフトはその超えられない壁を必死で渡ってきている!!それはエンジン&モーターによるユニットの仕上げであり、CVTの質的向上であり、フラットな乗り味に置いて顕著である、新型スイフトに拍手!!』

  いやもちろんガチンコが信条だとおっしゃる森さんのレビューに『嘘』なんてあるとは思っていません。おそらくこれが本人がお感じになった全てであり、スズキとスイフトに向けた『大きな拍手』何でしょうけども・・・。しかしこれを読んでスズキの開発者は泣いて喜ぶと森さんは思っているのだろうか!? もしかしたらスズキの開発者は全員がドMで、これくらいに控えめな賛辞を送ってあげた方が喜ぶのかもしれません。あれだけのワンマン社長の元で仕事しているわけですから・・・全員がオサムさんの靴を舐められるヤツばかりなのかも。

  スズキの開発者はともかく、このレビューを読んだ一般人はスイフトという新型のクルマにどのような印象を持つだろうか?このレビューを読んだ直後に、試乗もなしですぐに注文を入れる人がいるだろうか? いや・・・むしろこのクルマが気になっていた人々の前向きな気持ちを折ってしまうケースの方が多いのでは。『大きな拍手』と言うタイトルを見れば、スイフトが好きなら思わずクリックしてしまうはず。そういう無防備な人々に浴びさせるレビューとしてはあまりにも猟奇的な内容だと思う。森さんのスイフトやスズキへの愛情がそもそも全くないことだけが明らかになった・・・『俺のアイデンティティは輸入車だ!!』という、その他大勢のポジショントークが大好きな自動車ライター業のオッサンと同じ主張以外の何者でもない。ガチンコライターの名が泣いている。


森さんのインプレッション


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2017年7月17日月曜日

斎藤慎輔さんが辛口じゃなくなった!?

  イタリア・フランス車を中心に扱う月刊雑誌『ティーポ』が絶好調です!!面白い!!新型モデルが続々で話題に事欠かないようで、この数ヶ月の各号では『アルファロメオ・ジュリア』『アルピーヌA110』『アバルト124スパイダー』のニッチな話題をどの雑誌よりも多い情報量で伝えています!!去年の今頃にはベストカーかSPA!みたいな、編集部員が冴えない男目線で世の中のニュースを語るゴミ企画がけっこう多かったんですけども、世の中に不満だらけで『カネをくれー』とか言っているクズ野郎の記事じゃ雑誌にならない!!とやっと気がついたのかなー。

  PSAからは『プジョー3008』と『シトロエンC3』が相次いで発売されましたが、これまた最新の日本車が全て『鈍臭く』思えてしまうくらいに、作り手の情熱・センス・才能がほとばしるような見事な出来栄えです。このティーポもそうですが、とにかく輸入車を見境なく褒めちぎって、輸入車オーナー兼読者を一生懸命に気分良くさせるのが日本のカーメディアの仕事ですけども、やはり書いてる本人達が実際にそのクルマをどう感じているかは、さすがにテンションなど文面に滲み出てきます。中には憤りに耐えられずに、広告スポンサーの商品に苦言を呈する不逞な輩も!!(そしてスポンサーからNGを喰らう!?)

  それが『3008』と『C3』に関しては、複数のライターが揃って大絶賛です!!とにかく目新しいし、フランス車らしく柔らかいスタイリングが心地良いですね(日本車やドイツ車をディスっているわけじゃないです)。それでいてBMW、ボルボ、マツダが使っているトルコンATが装備されていたり、3008には上質なディーゼルエンジン搭載車も間も無くリリースされるようですし、C3はマツダやスズキに負けないくらいに軽量化をしてキビキビした走りができるように配慮されていて、しかも1830mmの車幅ゆえのフラット感もあるなんて!!なかなか素晴らしい個性の持ち主です。

  しかも価格は日本車よりもコスパがいいくらいです!!数年前に『黒船』とか言われたVWup!というモデルがありましたが、この3008とC3こそが本物の『黒船』じゃないですか!! up!はVW車というブランド的な価値だけで、機能面では日本の軽自動車にも完敗してしまうような「出来損ない」装備がたくさん見られました。なんて言っても『3Kカー』(3000ユーロの原価)ですから徹底的なコストダウン!!いやいや日本市場ではありえないくらいのコストダウンに走っていました。インドで40万円くらいで売っているのに、日本では150万円って!!流石に無理あるよ。

  VWの茶番はともかく、『3008』と『C3』は本当によく日本車を研究していてかなり『優位性』を意識していると思います。日本で勝てれば世界で勝てる!!日本とEUのEPA締結を見据えたかのような高いモチベーションを感じます。日本の大手サプライヤーを使っているから、スバルやマツダを相手にしてもコストも性能も引けを取らない!!むしろデザイン力の分だけユーザーには好評で、狙い通り『優勢』なんじゃないですか!?この2台はトヨタ4系列のディーラー網で『販促全開』で売ったら一体どれくらい捌けるんだろう!? 

  そんな幸せなオーラに包まれているティーポですが、雑誌の『顔』とも言える辛口コーナーを担当する斎藤さんが、どうも変調気味です(顔色が冴えないですよ!!体調が悪いのかなー!?)。最新の8月号ではランドローバー・ディスカバリー、VWゴルフGTI、スマート・フォーツー/フォーフォーと合計3本も斎藤さんのロングレビューが読めて『豪華版』なんですけども、この3本が何とも「気が抜けたコーラ」のようでした・・・。残念だなー!?読者は予想もしないようなところから降ってくる斎藤さんの激辛批評が読みたくティーポを買っているんですよ!!『マツダ・NDロードスター』や『BMW318i』を完膚なきまでにボロクソにした時のような抜群の切れ味を期待しているんですよ!!

  どーせつまらなくて誰にもオススメできないので、簡単に要約すると
『ディスカバリーは燃費が良くなったよ!!』
『ゴルフGTIは最もオススメのゴルフだよ!!』
『スマートは小さくて回転半径も3.3mですよ!!』
・・・なんじゃこりゃ!?ヤフーCAR VIEWの一言オーナーレビューかい!?
動画の達人(編集うまいですよねー)のK口Mぶさんでも、もっと中身のあること書くって!!

  ちなみに8月号にはテイーポが国際ジャーナリストであるK口さんから買い取った『アウディRS5』の試乗記が乗ってますけど、名言(迷言)が飛び出しています。450ps/61.2kgmの出力/トルクに最新バージョンの速く走る『クワトロ』が組み合わされ、GT-Rよりも100kg以上も軽いゆえに『体感加速』は相当だったようで、軽く『チビり』そうになった!?ようで次のように記載されています。(以下本文抜粋引用です)「そのパフォーマンスゆえ、アクセルのひと踏みでワープするかのように目の前の景色を歪ませるのだ。」(引用終わり)

  これはK口さん渾身のジョークでしょうからマジレスするのはどーかと思いますけども、それって日常的に高速道路で起こる『視界が狭くなる』現象じゃねーの!?一般道なら前方の複数車線に散らばる先行車のポジションをかなり先まで読んで、車線を選んだりしますけど、高速道路では2台前くらいまでしか『無意識』につかめなくなるのと同じ生理現象じゃないの!?これは伊勢湾岸道や新名神を何度も走って修行しないと克服できないですよー。

↓これだけ屈託なく喋れれば世界中のブランドから重宝されますねー。
 

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2017年7月13日木曜日

ベストカーは覆面素人ライターによる詐欺的記事を使うのやめろ!!

  日本カーオブザイヤーの選考委員になっているライターがたくさん登場する業界ナンバー1の発行部数を誇る『ベストカー』。月刊のクルマ雑誌が相次いで消えている中で、唯一『月2回発行』を維持できるのは『講談社』の力が大きいようです。それでも出版不況の影響もジリジリとあるようですね。毎回読むたびに気になるのが、ある程度名前の通った有名ライターのクレジットが入っているものの、わかる人が読めば私のようなド素人が書いんじゃないのー?という『詐欺的』な記事が出てくることです。

  例えば最新の8/10号では、新型カムリ発売に合わせて、セダンに脚光を当てた特集が組まれていましたが、その中に出てくる「セダン復権のキーワードは『ここ』にある!?ベンツやBMWがセダン主流の理由」という記事がひどい!!「(欧州は)保守層が多いからセダンの人気が続いている」だってさ。ライターのクレジットには「片岡英明」とある。片岡さんといえば、複数の雑誌で仕事をしていて第一線で活躍する自動車ライターです。日本COTYの選考委員も務めておられます。そんな『超』がつくくらいの一流ライターがですよ!!欧州の「カンパニーカー制度」を知らないはずがないと思うんです!!

  片岡さんのような日本COTYの選考委員ともなれば、ドイツメーカーなどから国際的な試乗会への招待がたくさん舞い込んできて、毎月のように欧州や世界各地へ出かけて新型モデルに乗っているはず。セダンに関してはもう20年以上前から、欧州よりも北米や中国がメイン市場ということも当然にわかっているはず。これはもう完全に覆面素人ライターの仕事と断定せざるを得ません。ベンツもBMWも最新のセダンは中国で開発しているのに・・・。

  他にもプロライターでは絶対にありえないような内容が並びます。
『上質なセダンを生み出すのは簡単そうで難しい。〜中略〜ベンツやBMWなどのブランドは長い時間をかけ、名誉と信用を勝ち取ってきた。最近は進化の幅も大きい。』
・・・プロの自動車ライターだったらまずこんな抽象的な説明で済ませることは絶対にしないでしょう。もはやクルマ好きな小学生が言ってそうな内容です。アルバイトの大学生が書いてるのか!?一体どこの部分に『上質さ』を感じているんでしょうか!?

『日本のお家芸だった快適装備と安全装備も、(ドイツ車は)グレードに関わらず標準だ。』日本車では安全装備が標準では無いと言いたいのか!?北米IIHSの評価を見る限りでもトップセーフティの23車種の内で日本車は16車種でドイツ1車種ここまで徹底的に差がついています。セダンではアコード、シビック、アテンザ、アクセラ、カムリ、アルティマ、ジェネシスG90など、日本車と韓国車しか出てきませんけどねー。

  まるでドイツのセダンが世界で人気で、日本のセダンはどんどん販売台数が低下しているみたいな誤解を与える記事ですが、グローバルでのセダンの販売台数ならば、ドイツ車なんてハナクソみたいなものですよ。圧倒的に人気なのが日本のセダン。『セダンが人気』と書いてある欧州市場ではセダンよりもワゴンが売れてます。車種別の販売台数では、ゴルフ、クリオ(ルーテシア)が上位。欧州で一番よく売れるセダンとしてはVWパサートがありますが、販売比率では80%以上がワゴンなんですけどね。・・・もうここまでメチャクチャだともはやプロのライターが書く文章ではないですわ。

  さらにこの記事では『高品質』だとされるドイツ車のセダンは、例えば『メルセデスEクラス』だと、衝突安全基準でVWの小ぶりなSUVであるティグアンに負けちゃっているし。『ポルシェパナメーラ』は自動ブレーキはオプション対応なんですけどね。これはもうどっかの老人が小遣い稼ぎにろくに調べもせずに、20年以上前の記憶に基づいて記事をせっせと書いて納品しているんでしょうね。それでいてタイトルには『徹底研究』とか書いてある。読者を馬鹿にしてんのか!?片岡さん!!あなたの名義でとんでもない文章が書かれてますよ!!

  ベンツはともかく、BMWの『5シリーズ』なんてちょっと前までは、セダンとは名ばかりの『邪道』を極めた『輩』なクルマでしたよ!!4ドア車なのに300km/h出すボデーと足回りを用意すれば、そりゃ当然に乗り心地が犠牲になるでしょうし、とにかくクレイジー過ぎる(アリストターボを意識したのかな!?)。300km/hって相当ですよ!!全盛期のスーパーカーだってなかなか達成できない数字でした。それを4ドアで達成してしまうのは「イカれた」ドイツ車セダンだけです。

  4ドア&300km/hは、M5、アルピナB5とアウディRS6/7。それから最近発売されたばかりの新型パナメーラだけ。速さに誇りを持っているポルシェだって最高速度が300km/hを超えるのは上級グレードの「パナメーラターボ」だけってことを考えると、まあとんでもないクルマなんです。これを伝統のセダンと称するのはどうでしょうか!?ちょっと前の5シリーズは、ホンダレジェンドや三菱ディアマンテのデザインに、P10プリメーラの乗り味をパクっただけの単なる『機械バカ』だったと思うんですけど。

↓こんな真面目な人が、こんなめちゃくちゃな記事書くはずがない!!
  

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2017年7月6日木曜日

『スライドドアは商用車のイメージ』だってさ・・・。

  全く記事の内容をチェックしていない(?)かのような、クルマ専門のキュレーションサイト『オートックワン』。このサイトのコラムの執筆陣がなかなか憑依していて、毎回毎回やたらと『ザワザワ感』を助長するタイトルが出てきます。これこそネット時代の戦略なのでしょうけど、よくこれだけ『エグい内容』が思いつくものですね。感心します(ぜひ真似してみたい)。今回は桃田健史さんというライターが『日本では人気のスライドドアは海外ではダサい』という中身が空っぽの『出オチ』記事を飄々と書いておられます。要約すると『ミニバンを好む日本人はセンスが無い』となりますけど・・・。

  確かにおっしゃる通り、スライドドアってのはかなりイケてないかもしれないですが、ヒンジドアだったらカッコいいという安直な判断は、ドイツ車を中心に通用しなくなってますけどね。特に最近のメルセデスSクラスのドアがダサい。王道の高級車なんだから『ドア』くらいまともに作りそうなものですが、乗り込んでドアを閉めた瞬間に『なんか違うよなー』という違和感が、あまりに音が安っぽい。正直言うとジャガーなどもドアがダメですね。プリウスや86の方がずっといい音しているって。

  桃田さんの主張はもちろんそういう余計なことは省いていて、ストレートに日本人の『スライドドア好き』にメスを入れたい見たいです。『北米や欧州ではスライドドアは商用車っぽくてダサい』っていかにもバブル期の軽薄な価値観だけでモノ言ってやがる・・・。そもそも日本人だってスライドドアがかっこいいから喜んで選んでいる!!なんてことはないんじゃないですかね。ミニバンは商用車っぽいって思ってるけど便利だから使っているだけ。ヒンジドアの方が見た目は様になるかもしれないけど、ドアがパシャン!!ってショボい音立てるようなアルミボデーのクルマはダサくないですか!?

  『商用車っぽいからダメ』と言われてもなー。警察車両、タクシー、教習車に使われるセダンだって相当にマイナスイメージあると思います。例えばクラウン、レガシィ(先代)、マークX、アクセラなどなど。それなりにリーズナブルな価格設定なんですけども、あまり買いたいという気分になりません。中には警邏車が好きで最終型のセルシオが好きなんていう人もいるでしょうけど。

  セルシオに限らず『商用車っぽいから好き』っていう意見は無視しちゃうんですかね!? 桃田氏が『日本人はスライドドアが好き!!』と断じる根拠は、日本にカングーファンが多数存在することかもしれません。フランスじゃ単なる商用車なのに、日本ではカングーのイベントが開かれて、その規模は世界ナンバー1といっても過言ではないようで、ルノーの役員が実際にそれを目撃してぶったまげたとか。

  桃田氏によると『日本のスライドドアブームの火付け役はシボレー・アストロ』とのことです。なるほどと感じる部分もありますけども、カングーじゃないのか〜・・・。果たして今の日本のミニバンがアストロやカングーの影響下にあるのか!?『日本のミニバンの価値を認めようとしない』この辺が最も日本のカーメディアが痛いところだよなー。ヴォクシーをドイツで売ったら絶対に大ヒットするって!!くらい言い切ってしまうライターがいてもいいんじゃないの!?



  なんと言ってもマクラーレンの責任者が『日本市場は最も厳しい眼を持っている!!』と評してして、日本で売れているクルマならば、海外に持って行けば問答無用で売れる!!とまでおっしゃっているのですけども、なぜかトヨタはオーリスやアベンシスのような、日本では不人気のモデルばかりをドイツで売っています。日本のミニバンを持って言っても相手にされない!!と決めつけているようですが、最近のミニバンは走りで売っている感もあります。ミニバンに限らず日本で売られているクルマはどれも走りの水準が高くなっている。軽自動車もコンパクトカーも全体的に良くなってきていて、さらにキビキビ走るグレードが特別に用意されているモデルも・・・。もはや250km/hで走ることもほとんどなくなった今のドイツ人なら、日本のミニバンに出会ったらさぞかし驚くんじゃないですか!?

  

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2017年6月29日木曜日

「ホンダは途方もない夢ばかり追っている」とオザーさんが仰ってますが・・・

  NIKKEI STYLEとかいうウェブメディアに『小沢コージ』クレジットの非常に『?』記事が出ています(下にリンク有り)。またまた最近流行りの『名義貸し』のようですね・・・。現役のモータージャーナリストしかも第一人者でもあるオザーさんが『最近のホンダはF1にしろずいぶん途方もない夢ばかり追いかけていて(無謀すぎる)』なんて素人くさいことを絶対に書くはずがないですよ!!これは自信を持って断言します!!カーメディアではゴースト素人ライターが流行ってますね。そんなクソみたいな仕事が横行しているから発行部数がどんどん下がっているんじゃないですか・・・。ちゃんと小沢さん本人が書かないとダメですよ。

  それにしても担当したゴースト素人ライターは相当にお粗末な仕事っぷりです。新卒でホンダに入った小沢コージさんなら、これまでのホンダがどれだけの途方のない夢を実現してきたかはよくわかっているはず。1972年のCVCCシビックが世界最速でマスキー法をクリアし、慌てた技術自慢の東洋工業(マツダ)がズルをしてこれに追従した(燃料に細工した)という『ホンダ伝説』に始まり、『現地生産』『Vテック』『F1』『NSX』『HVスポーツ』といったホンダがやらなかったら世界のどこのメーカーができるんだ!?みたいな快挙を次々と達成します。今では堂々の時価総額6兆円。研究開発費は7000億円超を計上しています。開発費で比較すると、トヨタは1兆円、日産5000億円、スズキ、マツダ、スバルが1000億円、三菱が700億円程度ですから、トヨタと比べるとまだまだ販売台数は半分のホンダですが、これだけ開発費を計上していればスポーツカーもどんどん作ってくるでしょうね。ちなみに米国メーカーではテスラが800億円、GMとフォードは非公表。

  いくらオザーさんでも『なんでシビック売るんですか!?現状が見えてないんですか!?』なんて間違っても言わないだろうよ。さらに『2000年代のミニバンブームに火をつけたのはホンダが白白しい』とまで言ってますけど、なんでホンダのミニバンが他社に先行し、トヨタが本腰を入れて市場を奪還したか!?っていう見解が完全に抜けているんですよね。そもそもゴーストライターは『ミニバン』という言葉にどんな意味があるがわかってないんじゃないの!?スライドドアを配したボックスタイプの一般向け車両は、まだホンダが4輪を発売してまもない1966年にマツダが8人乗りの『ボンゴコーチデラックス』を作ったのが最初です。

  『ミニバン』という表記が一般的に使われるようになったのは、日本メーカーが北米市場を攻略した1990年頃に発売された『マツダMPV』と『トヨタエスティマ』がオリジナル(北米ではクライスラーのタウン&カントリーが最初)で、どちらも日本ではかなりのサイズなのになんで『ミニバン』かというと、北米市場では1800mm程度の車幅のボックスカーを『ミニバン』と呼んだからだとか・・・。MPVとエスティマのコンセプトは、普通乗用車のシャシーを使って高速道路でも優れた走行性能を発揮することでしたが、このジャンルから1994年に爆発的なヒット作が生まれました。それがホンダ・オデッセイです。

  このクルマは『CVCCシビック』『NSX』『シビックtypeR』『S2000』と並んでホンダが世界を撃ち抜いた名車と言っていいんじゃないでしょうか。普通車並みの走行性能が売りだった従来のミニバンをさらに進化させ、当時欧州で大ヒットしていた『ランチアデルタ』とその直系の後継車となる『アルファロメオ155』(その後さらなる大ヒットの156が誕生)や、E30からE36へと順調に市場を拡大するBMW3シリーズなどを好むレベルのユーザーをも納得させる走りを実現させました。

  当時のオデッセイは現在のジャンル分けではワゴンのクロスオーバー(アウディA4オールトラックみたいなクルマ)ではありますが、ミニバンにスポーツカーのような4輪ダブルウィッシュボーンを使いVテックの高回転自然吸気エンジンを配置する強烈なクルマです。これが残念なことに日本でその凄さがあまり認知されていないです。お笑い芸人の有吉弘行が4輪DWB時代のオデッセイを乗り続けているそうですが、この人の車歴にはなんとアルファロメオの旧型モデルが並ぶんだとか。最近のアルファロメオはどうもアレですからね・・・。

  小沢コージさんの仮面を被った素人ライターは、2000年代のミニバンブームを仕掛けたのはホンダだと断定していますが、ホンダが意図したことは、BMW並みに走るミニバンを作って世界を驚かそう!!という『途方も無い夢』なんですが、実際2003年の英国カーメディアにも『ミニバンと定義するにはあまりにも走りが良すぎる!」と書かれています。『ホンダの凄さを理解できない音痴はクルマを語るな!!』とは言いませんけども、とりあえず『走り』でクルマを選ぶならば、自然とホンダ車に帰結する・・・これは2017年の現在も世界共通の認識です。旧型オデッセイのコンセプトを引き継いだジェイドなんて、マツダ、スバル、BMW、メルセデスと比べてもなんら引けを取らないキビキビした走りをします。欲をいえばCVT以外のミッションとVテック自然吸気の復活が欲しいところですが・・・あと4輪DWBも。

  カーメディアで執筆するベテランライターのほとんどは、ホンダの走りの凄さは嫌というほどによくわかってます。だいたいどんなライターでもホンダの走りを『悪い』と書く人はまずいないです。でもあまり積極的に『良い』とも書かない・・・。良いのは十分にわかっているけども、『ホンダが世界の頂点ですよ!!』って書いてしまってはカーメディアの商売は成り立たないからです(複雑な事情)。嘘はつかないけど、印象操作はしてます。これが表立って『ホンダの走りは劣っている!!』などとはっきり書いていたら・・・これはもうゴーストライターさんの仕事と断定して間違いないと思われます。もしくは本物のクルマ音痴か。あのS下さんでさえ、2012年版『間違いだらけ』でオデッセイの走りは絶賛してましたから・・・。

NIKKEI STYLE『小沢コージのちょっといいクルマ・本当にシビック売れますか?』

↓印象操作の第一人者ですけども、さすがにホンダにはコメントしづらそうだなー。

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2017年6月20日火曜日

相変わらずのゴルフと3シリーズかい。 (ベストカー7月10日号)

  日本で人気の輸入車といえば『ゴルフ』と『3シリーズ』だそうです(ベストカーによる(。5年前と同じ・・・。変わりばえがしないなー。いやいや、今では『MINI』と『Cクラス』の方が売れてますけどねー。1000万円以下の輸入車なんて、日本製モジュラーパーツ満載の『気分だけ』のクルマばかりなのに、世界最強の日本車に勝てると思ってんの〜・・・。まずはゴルフも3シリーズも北米のIIHSクラッシュテストのトップカテゴリー(現在23車種)の中に入ってからデカイこと言いましょう。日本車は16台も入ってるけど、VWやBMWはどちらも0台なんですけど。

  ベストカーが誌面を面白おかしく埋めるための『茶番』であることは重々承知してますけども、『日本車 対 輸入車 ガチンコ12対決』とかいう、自分で考えないバカ読者向け企画で、ゴルフと3シリーズが『無双』していたのでちょっとディスりたいと思います。

  『日欧定番の1台対決:トヨタプリウス VS VWゴルフ』・・・もちろんゴルフの圧勝!!やばいプリウスの良さについて一言も触れることなくゴルフの完全勝利が宣言されています。採点表でプリウスが勝っているのはコスパだけ。え?最近のプリウスちょっと高くない!?標準でついてくるダサダサホイールを変更するオプションだけで10万円以上って・・・しかもまともにグレードを選ぶなら『Aプレミアム・ツーリング』になるし。たくさん走っているから差別化のためにエアロを奮発するとすぐに400万円突破!!ゴルフGTIが買えるじゃん!!ってなりますけど、やっぱりコスパなんですかい!?確かにVWが同じクルマを作ったら500万円じゃ済まないだろうけどさ。性能の良し悪しを判断しないでコスパで片付けるこのライターの神経がわからん。

  そもそもプリウスとゴルフという2台縛りで、『ドライブフィール』『ハンドリング』『乗り心地』『内外装の質感』といった高尚な基準でクルマ比べるな(どっちも失格レベルだから)!!この2台だったら、『見切りのよさ』『ラゲッジスペース』『静粛性』『ミッション』などより基本的なことを比べなさい!!この2台はこの辺の項目に美点や難点が隠れているんですけどねー。・・・とマジレスするだけアホ臭い。

  ただし『それを言ったらオシマイだー』ってなりますけど、この2台のうち1台は、クルマとしての前提に大きな疑義があります。トヨタのミラーサイクル1.8Lエンジンは問題ないですけども、VW1.2L/1.4Lの『EA211』型エンジンは、本国ドイツでは環境基準未達のまま廃止されていて、日本の2017年NOx規制にも完全に引っかかるモデル(FMCしなければOKみたいです)なんですけども、ゴルフ7.5になってもまだまだ売り続けるってどういう神経してるんだー。全国の駐車場で『VW1.2L/1.4L 車お断り!!』っていう締め出しをやってもいいくらいなんだけどなー。トヨタ車50台分のNOx排出なんて・・・もう売るのやめてよ。

  『450万円ならどっちが買い? クラウンアスリート2.0ターボ VS BMW318i』またまたえげつない対決だね。450万円あるなら・・・とりあえず貯金。K沢さんは絶対に318iを買う!!ってことなので、だったらクラウンターボでいいや(どっちでもいい)。まず疑問なのが318iの『乗り心地』が10点満点って・・・(クラウンターボは7点)。F30系・3シリーズは残念ながら『ミッション』と『サス』の急所2箇所を両方とも患っている『満身創痍』のBMW車なんですけどねー。どっちも不良品!?とまでは言わないけど、450万円のクルマについているシロモノではないっす。

  別にBMWのやり方をディスっているわけではないです。このブランドは『ダブルスタンダード』でクルマを仕上げているので600万円くらい払えば、本来のキビキビでフラットな走りをするモデルが買えますからご安心を!!。F30系・3シリーズの非Mスポは、誰が乗ってもわかりますけど、日本の高齢者向けに『トヨタっぽい誂え』が施されていて、いちいちそれが鼻に付くんですよ!! BMW車の常識を打ち破るソフトな乗り味にはむしろ新鮮ですらあります。簡単に言ってしまえば『クラウンになりたい3シリーズ』みたいな企画です。ただし静粛性&ソフトさを基準にシビアに判定するならば『熟成ソーセージ』と『魚肉ソーセージ』くらいの違いがあります(3シリーズのバネ感にはリッチさが不足している)。だから3シリーズはクラウンより大幅に安売りするんだろうね・・・。

  走りに関しても、車重やホイールベースが違いすぎるので安易に比べるべきではないですけども、ごくごく普通にダブルレーンチェンジをすれば、フロントノーズの入りこそF30の方が軽い分だけシャープですけど、そこから逆位相にハンドルを切るタイミングで伝わってくるフロントサスからの安っぽい応答が・・・この時点で勝負あり!!『高級車』と『偽物』の違いがあっさりと露呈します。マツダとかスバルも同じ走り方で結構あっさりボロが出ますよ!!フロントがストラットのクルマだから挙動がピーキーで破綻しやすいということはないですけども、やや粗めにハンドリングすると何かが引っかかったような手触りが現れてとってもハンドルフィールが悪いんです。ABSがうっすらとかかっているような手触り!!(というよりかかっているんだね・・・おそらく)

  そもそもクラウンはそんな下品な乗り方をすべきではないのですが、案外そういった無理気味の挙動の時の予想以上の滑らかな身のこなしで、クラウンはやっぱり高級車だなーって気づく。同じことをトヨタのCVTのFF車(アクアやシエンタ)でやったら、もう腰砕けになって『やっぱり日本車はダメだなー』となるんですけどね。むしろ限界領域に近づくとF30系の方がクラウンより先に破綻すると思います(未確認)。

  K沢さんによると、クラウンの旧式8ATと318iのZF8ATでは変速スピードが違って、60km/hからの中間加速に関してクラウンに難がある!!としています。それミッションのせいじゃないですよ!!ターボエンジンをむやみに回さないような制御がされちゃっているんです。320iでもほぼ同じような現象が起こります。緩やかな上りで60km/hから加速しようとしても全然伸びない・・・BMWジャパン青山スクエアの試乗コースにちょうどいいベタ踏み坂があるのでぜひ試してみてください。そもそもミッションを比べるならば・・・始動時とキックダウン時の挙動で完全にアイシンAW(クラウン)の勝利なんですけどね。・・・ったく都合のいいデータ並べてテキトーなこと書いてますね。

  

  
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徳大寺有恒の「間違いだらけの輸入車選び」 (2006年上半期編) (ビッグマンスペシャル―ベスト・カー・ガイド)

2017年6月14日水曜日

『ベストカー』とかいう雑誌があまりに難し過ぎて意味がわかりません。

  普段は買わないけども、深夜に行ったコンビニでついつい購入しちゃった自動車雑誌。内容は色々盛りだくさんですけども、メイン企画の『日本車VS欧州車』という企画が、ブログの参考になりそうなのでじっくりと読ませていただきました。プロが書いた文章だからさぞかしわかりやすいと思ったのですが、ヤベー何これ!!もう意味不明!!何がなんだかわからな過ぎました(勉強不足を反省しております)。

  『日本車と欧州車 本当はどっちが勝っている!?』・・・なんで集団同士を比べるんだろうか。なんかよくわかんないけど、日本車チームと欧州車チームでそれぞれメンバーがある程度は決まっているのかな!?売上上位5台同士を比べたら、日本チームは『プリウス、ノート、フリード、アクア、ヴィッツ』で、欧州チームは『ミニ、ゴルフ、3シリーズ、Cクラス、CLAクラス』になりますね。このメンバーを見る限りでも日本チームに勝ち目はなさそうで比べるまでもないですけども、この雑誌はあくまで企画を推し進めます。

  一回戦は『ハンドリング』対決。まあこのメンバーなら企画にならないくらいの大差は間違いないな・・・。せめて日本チームはメンバーチェンジをさせてあげたい!!急遽ハンドリング自慢の選抜チームを選んでみたら『ロードスター、S660、86、スイフトスポーツ、レクサスRC350Fスポ』と言ったところでしょうか、これならば欧州チームにも勝てそう!!どれも英国やドイツのメディアが絶賛してましたし(S660はTOP GEARにも登場して『日本が羨ましい!!』って書かれてた)、まさかの日本チームの勝ち!?になってもおかしくないけどなー。たとえ欧州チームが『ケータハム、4C、ケイマン、エリーゼ、A110』ガチのフルメンバーを揃えたとしても結構いい勝負するんじゃないですか!?

  しかしこの企画の論調は意外な方向へ進みます。『ハンドリングとはダンパーで決まる!!』という豪快かつ明快な結論で話を終わらせます(なんだなんだどーして!?)。要はショックアブソーバーのサプライヤーの『ネームバリュー』でハンドリングの絶対性能は決まる!!ということらしい。ショーワ、エフテック、KYBとかいったサプライヤーのダンパーを使っていたら絶対に欧州車には勝てない・・・ということなんですが、ショーワは電動ステアに関連してZFと提携をしてましたし、KYBはドイツ、オランダ、チェコ、スペイン、フランス、イギリス、イタリアなど各地に拠点を設置して、広く欧州車にも使われているんですけどねー。

  ややこしい話を抜きにして『ハンドリング=ダンパー』で納得させてしまおう!!って、いくら日本のユーザーがクルマに詳しくないからってあまりにもバカにしすぎじゃないですか!?一体どんな人が書いているんだろうと思ってクレジットを見ると・・・「国沢光宏」!!嘘だー!!あの国沢さんがこんな安易な文章なんて絶対に書かないって!!これは間違いなく国沢さんの名義を借りて代筆の人が適当に書いているんだと思います。国沢さんも内容すらまともにチェックしてないんじゃないですかねー。こんな記事に名義を使われているって知ったらきっと激怒するんじゃないでしょうか。

  二回戦から出てくる「鈴木直也」というライター・・・申し訳ないですが存じ上げません。本人なのかゴーストライターなのかわかりません。特に本など書いていないようなので、失礼ですがわざわざ代筆するほどのネームバリューは無いと思うので直筆だと断定したいと思います。テーマは『乗り心地』。Eクラス、5シリーズ、A6に勝てる日本はいないよ!!との趣旨ですが、私の経験ではその3台がフーガに勝っているようには思えないのですが・・・。アメリカではこの3台よりも高い価格でフーガが売られてますけど、なかなかの人気でインフィニティの売り上げをスカイライン以上に押し上げているモデルなんですけどねー。『どういう基準なのか!?』なんだか話のレベルが高すぎて全く理解できないです!!次回もベストカー買うので、鈴木さんはもっと丁寧に理屈を説明して欲しいです。

  四回戦の『デザイン』対決では清水草一さんが登場です。この人知ってるー!!さすがはブロンディーさんですねー!!この対決はとってもわかりやすいぞー!!『デザインのいい日本チーム:ロードスター、ハスラー、イグニス』『ダサい欧州チーム:GLS、2シリーズAT、ティグアン』。なるほどねー。このメンバーを単純に比べれば確かにデザインに関しては『欧州>日本』であることがはっきりわかりますね!!素晴らしい!!

  でもやっぱりカッコいい日本車チームのメンバーがちょっと不満かも。3台選ぶなら『レヴォーグ、GT-R、アテンザセダン』・・・普遍的な美を誇る3台だと思いますよ!!発売から年数が経過しても風化しないし。そしてダサい欧州チームのメンバーは『ポロ、Bクラス、ミニクラブマン』・・・この3台はなかなかの『異臭』を放ってます。これに乗るくらいならプリウスの方がいい!!なかなか日本車にもいないタイプの『フリークス』ぶりを発揮してます。清水草一さんの選ぶ基準にはちょっと『意図』があったんじゃ・・・。

  そして五番目に登場するのが『こじつけ』の大好きな渡辺陽一郎さん。毎度毎度ネット記事(オートックワンなど)で、意味不明の論調でコメ欄を炎上させる芸風です。今回も得意の『こじつけネタ』を披露してくれています。テーマは『お買い得』。趣旨はスカイラインの2Lターボモデルよりも、Cクラスの2Lターボモデルの方がよく出来ているから『お買い得』ですよ!!(・・・211ps版のCクラスの価格には触れず) そしてSクラスはレクサスLSの最上級モデル(LS600h)よりも安いグレードがあるから『お買い得』ですよ!!(V8とディーゼルでは意味が全然違う!?) メルセデスのセダンに関しては高級なイメージのありますけど、注意して選べば十分にお買い得なモデルがあるよ!!ってことらしいです。ハイハイ(もう突っ込むのに疲れた)・・・。



↓鈴木直也さん。『プジョーの規模のメーカーがさー』・・・言ってることが難しすぎてよくわからない〜。
  

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2017年6月9日金曜日

ルボラン7月号を読んで『日本車への偏見』をもっと高めよう!!

  さすがは輸入車専門雑誌『ルボラン』ですねー。7月号は複数のモデルでMCが行われたアウディの『大特集』と『世界に挑戦する日本車』。なんで日本車が世界に挑戦しなきゃいけないの!?アメリカ人が日本生産の日本車を欲しがるから、せっせと太平洋を越えてまで輸出してると言うのに。世界ナンバー1・メジャーなアメリカ市場では、グローバル販売1000万台を『公称』するVW&アウディグループが、グローバルでやっと100万台突破が見えてきたSUBARUにまさかの完全敗北をしているというのに、これはなんてメチャクチャなタイトルなんだろう!!

  先進国市場においては『世界最強』で、総合メーカーとしては最高の利益率を誇る『無敵のスバル』が、わざわざ『動的質感』において世界の頂点に君臨することを、世界のスバリストに確約をしてから発表したインプレッサ。このクルマがさ、アメリカ市場に上陸すらできていないプジョー308に『挑戦』するというのは、あまりにもナンセンスで、ありえない構図・・・。シビックが『レアルマドリード』だとしたら、インプレッサは『ユベントス』くらいかな!?。インプレッサが308に挑むってのは、ユベントスが済州ユナイテッドに『挑戦』するみたいなものだと思うのですが・・・。

  せめて済州ユナイテッドではなくて、世界最高峰の同じ土俵で戦っているヴォルフスブルク(=ゴルフ笑)に挑戦させればいいのに・・・と思う。ニヤリ。しかし今号のルボランはどうもいつも以上に『臭う』んです。きな臭い感じがあちこちからしています。どうやら編集部が細心の注意を払って誌面をチェックしているのが伝わってきます。ゴルフはちょうど『7.5』とかいうエアMCの真っ最中で、おそらく取材時にはまだ新型が調達できなかったのかな?。この雑誌にとっても最上級のVIPクライアントはVWであり、今回はゴルフを出すのはちょっとタイミングが悪いのでは!?と編集部が『忖度』したのでしょう。

  ちょっと余談ですが、本国では華々しくゴルフに1.5Lターボへの載せ替えが行われているものの、なんで日本仕様は載せ替えないの!?どうやらこのエンジンも!?日本のさらに厳しくなった『NOx』への対策が施されてないのかな!?(だから導入できないのでは!?) 2016年以前に認証を取っている(2017年基準では完全アウト)1.2L&1.4Lターボでしばらく引っ張るつもりみたいです・・・。この予測が正しかったら、VWは本当にクズメーカーですな。

  いやいやこの問題は本当はもっと根深いのかも。2017年になって新型のガソリンターボを搭載した新型モデルがまだほとんど発売されてないみたいです(2L以上は除く)。第一号はシビックになる!? VWに加えて、去年の終わりに慌ただしくターボを発売したトヨタとスズキにもちょっと懐疑の目が・・・。この疑惑を率先して晴らしたかったらさっさと新しいバージョンのガソリンターボで新型車を発売して証明してみて欲しい!!BMWやメルセデスも同罪(ってことはないかな)!?それよりも日産のVR30DETTが日本で発売されないのもこの理由なのでは!?

  ルボランの名物コーナーといえば福野礼一郎氏の『三原則』ですけども、今月号はBMW・X1とVWティグアンの比較でした。なんといつもより1ページ少ないぞ!!あれさりげなく採点表がない!!これもVWグループへの配慮が働いたのか?なんだか最近は『大人な事情』がしばしば登場する同コーナーですが、先月は5シリーズとEクラスが採点上で奇跡的に全くの同点。小数点以下2桁くらいまで細かく計算しているくせに、どちらも100点とかありえるのか!? 正直言ってそれだけはやって欲しくなかった・・・。

  さて他にも『世界に挑戦した』日本車がたくさん掲載されてます。特に『爆笑』だったのが、レンジローバー・イヴォーグに挑んだマツダCX5。このレビューの担当はFF車にも相当に詳しそうな嶋田さんですけども、さすがにぶっちゃけはしなかったですね・・・この両者の素性もよくわかっているはずなのに。非常にナンセンスな戦いだとは思いつつも『無難』なレビューを展開されておられます。これはつまんねー。これってさ!!簡単にいえばクライスラー300にメルセデスEクラスが挑むみたいなものでしょ!?あるいは、ジープグランドチェロキーにメルセデスGLCが挑むでもいいけど。マツダにしてみたら、なんで?負けるはずないじゃん・・・ですよ。

  そして極め付けは・・・メルセデスSLCに挑むマツダロードスターRFだってさ。完全にマツダはコケにされてますね。挑戦するも何も『SLC』って何者だよ!?こちらの担当は萩原さんですが・・・誤魔化すのが上手いですね。『リトラクタブル・ハードトップを先に導入したのはメルセデス!!』と明言してルボランの見解を伝えつつも、ロードスターのユーザーもきっと読んでいるだろう状況から、後半はロードスターのストイックな乗り味を一生懸命に『よいしょ』して緩和しています。いやー実に見事!!ロードスターがパクった!!というちょっとあり得ない『緊張』からの・・・『緩和』でなんとなく満足させられます。

  レクサスLCやホンダNSXならば『世界に挑戦する』という表現でもいいとは思いますが、それ以外の大多数のクルマに関しては全く見当はずれじゃないでしょうか。さらにこんな企画があったら大爆笑なんですけどね。マセラティギブリに挑むクラウンマジェスタ。メルセデスGLAに挑む三菱RVRとかさ・・・。

  


↓この人の動画を見ると日本車が嫌いになるね(バ◯な人は特に)!!さらに日本車の時はアクセルをあまり踏まないという黒い噂も!!(プロのくせにスバルCVTのロケット・ラウンチのやり方を知らないのかー)
  

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ル・ボラン 2017年7月号 [雑誌]
  

2017年6月5日月曜日

トヨタC-HRとレクサスLC・・・国沢光宏氏絶賛のディープな世界。

 

  国沢光宏さんがまたまた無邪気に動画ではしゃいでおります。『C-HR』の次は『レクサスLC』ですかい。さぞかしいいクルマなんでしょうね。『シビックは絶対に売れない!!』からと、その良い点などあまり触れようともしないですけど、C-HRの時はどーでもいい些末な情報まで垂れ流してましたね。ショックアブソーバーがトルコ製だからこのクルマはいい!!とか言われても、ど素人には何がなんだかさっぱりわからないですよ。300万円の予算で新車を選ぶ人にとっては、CH-Rもシビックも候補になりうるわけですが、どっちにします!?

  ユニットの出力、キャビンの広さ、静粛性などおそらくシビックの方がことごとく優れているような気がするんですけどねー。C-HR自慢のハンドリングに関しても、おそらくシビックの方が上回ってくるんじゃないかと。あとは『トルコ製』の実力がいかほどか!?ホンダの基準をジェイドに置くとするなら、それほどトルコに負けているということもないはず。国沢さんは、ホンダ系サプライヤー(ショーワ)の力を完全に見くびっているみたいですけど、フィットやシャトルといった軽量級シャシー車も含めて、ホンダのFF操舵と足回りの完成度は、シビックの日本不在の時期にだいぶ変わったと思うんですよ。メルセデスのFFなんか(・・・といったら失礼ですけど)より断然にスムーズに車体が上手く巻き込んで曲がる。

  トヨタの1.5LエンジンにCVTを積むようなFFモデルでは、突き上げへの対応の良さと引き換えに、アクセルフィールもハンドリングも『ボヨヨーン』と間延びした乗り味は、はっきり言って苦手です。ただしあの『ボヨヨーン』はとっても安全な乗り物だと思います。ホンダ、マツダ、スバルでドライブすると、フロントタイヤからスキール音が鳴ってもリアが安定していてそれほど怖くはなく、「おーヤベーヤベー」とアクセルを戻しますが、トヨタだとスキール音が鳴るよりも前の段階で、ステアリングの応答遅れなどから『恐怖感』が降りかかってくるので、そんな走り方をする人はまずいないはずです。

  そんなトヨタも、レクサスISや86辺りから、横滑り装置が介入するゾーンまで当たり前に走れてしまう車が出てきました。FF車もいよいよそんな車が・・・2000年前後のヴィッツやカローラランクスではその領域までは確実に行ってなかったです。コントロールが怪しくなる速度域がスバルやマツダよりも20km/hくらい低かったですけども、その分乗り心地というか突き上げに対するソフトな当たりは良かったです。しかしC-HRはスキール音出ますねー。わざわざトヨタ車を選ばなくてもいいんじゃ無いの!?って気はしないでも無いですが、国沢さんが日本車の中では一番!!と『ここまで』絶賛するわけですから、凡人にはいくら乗ってもわからない何かがあるんでしょうね。アウトランダーPHEV・Sのビルシュタインダンパー車では絶対に越えられないトヨタのザックスダンパー車。86やオデッセイのザックスは偽物だってさー。

 


  レクサスLC・・・イカツイですね。もう1800台受注したらしいです。200台くらいは試乗車だったり広報車、さらに200台くらいはトヨタの系列の社長が買う!? ちょっぴり高級なタワーマンションの地下駐車場に収めるには『ちょうどいい』クルマなのかも。高級住宅地向けの『地域限定モデル』。走りが好きなだけの貧乏人はレクサスRC-Fでも乗ってろ!! エンジンはほぼ同じですから・・・。やっぱりクルマは走りよりもボデーが大事!!ラグジュアリーというかどれだけ特別に見えるかが大事なんですね。レクサスに期待するユーザーが求めるものをそのまま形にする『能力』これが今の自動車メーカーに求められる姿勢なんだと思います。

  蛇足ですが、日産ならGT-R、ホンダならNSX。それぞれに求められているものを形にしてますね。日本メーカーのセルフイメージを認知する力と、マーケティング能力は改めて素晴らしいですね。とは言ってもこれは恵まれている3大メーカーだから可能なことであって、中堅のマツダ、スバル、三菱はなかなかファンの期待に応えられていないですが・・・。

  ポルシェは・・・。いえいえちゃんとありますよ!!4Lフラット6自然吸気を搭載する『911GT3』が。2115万円だそうです。ポルシェがわざわざ残した自然吸気ということを考えたら、それほどメチャクチャな価格では無いのでは!?中古車価格も相当に高くなるでしょうし、ランボルギーニやフェラーリのカタログモデルなどよりもよっぽどプレミアが付くのは必至です。レクサスLCは10年経ったら200万円でしょうけど、GT3なら最低でも1000万円以上で取引されるはず。幻の自然吸気モデル『911R』なんて市販価格の倍ぐらいの流通価格になってますし・・・。

  私のようなど素人が率直に考えると、もし買うならば・・・『C-HRよりシビック』、『LCより911GT3』じゃないのー!?なんて思ってしまいますが、そういう時に限ってメディアに大々的に登場して、全く逆の結論を導き出してくれるのは、いつも国沢さんなんですよねー・・・なんとも『ディープ』な存在です。さてさて次はどんなクルマを猛烈プッシュしてくれるのか!?楽しみです。


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THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h (CG BOOK)

  

2017年5月30日火曜日

『プレミアム!』を使いたがるライターってさ・・・

注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


  『自動車の未来』をクソみたいな視点で語る人々が湧いていますねー。あと10年で『コモディティ』化が進んで、テレビやエアコンのように中国が世界の99%を供給するようになる・・・なわけねーだろ。『3C』カー、カラーテレビ、クーラーはほぼ同時期に日本で普及が始まりました。テレビとエアコンがとっくに『コモディティ』化しているならクルマも同じ運命を辿って良さそうですけどね。自動車メーカーのビジョンが優れていたという意見もありますが、トヨタやホンダ、日立やソニーよりも圧倒的に優秀だったのか!? トヨタやホンダのような人材が白物家電メーカーに揃っていれば『コモディティ』化は防げたとでも言いたいのでしょうか?

  クルマ自体にテレビやエアコンとは決定的に違う点があったとしたら、それはクルマにはたくさんの『本』が出版されていること。故ポールフレールさんや沢村慎太郎さんが、自動車評論を単なる『製品紹介』から、クルマとは人生を徒して向き合うべきものだという『哲学』へと昇華させています。ポルシェ、ジャガー、ロータス、ルノースポール、ホンダ、マツダ、ニスモ・・・とは何か? 『技術』『歴史』『市場』など様々なファクターを使ってメーカーとモデルの現実を『再構築』することは、現実のクルマとは切り離された、全く別個の大きな意味がそこにあります。・・・例えば多くの若者にとってクルマをより身近なものにしたのが漫画の『イニシャルD』だったりするわけです。

  1980年代の初頭、販売市場には後発メーカー・ホンダの旋風が吹き始めましたが、バブルへと突き進むトヨタにとっては小型車の開発は重要ではなく、後回しにされたこともあり、カローラ派生のトレノやレビンは小型車としては遅くまでFRのまま残されました。トヨタとしてはアメリカで立ち上げるレクサスの旗艦モデル(セルシオ)の設計など、それどころではなかったので、『AE86』は完全に放置だったと思うのですが、これが後年になって『再構築』された結果・・・今ではプレミア価格がつく『誰もが知っているスポーツカー』となりました。年配のクルマ好きの人が『当時のハチロクなんて全然イケてないクルマだったけどなー』と不思議に思うくらいに『歴史修正主義』も真っ青になるほどのプロパガンダを、日本の自動車産業の根底に打ち立ててしまいました。・・・こんなことテレビやエアコンではまず起きないことですよね。

  最近のイケてない自動車ライターがこぞって使う言葉が『プレミアム』ですね。アメリカの自動車販売統計では、『大衆向け』と『プレミアム』でカテゴリーが分けられていたりするので、彼らが使う『根拠』は一応あるのですが、これを日本市場に適用する意味ってなんですかね。ライターによってはVWやプジョーも『プレミアム』にカテゴライズにしてたりするので、(これらのごちゃ混ぜ状態は)単純にそれらは読者(ユーザー)にとっては不利益な情報になりますけど、そんなことは全く意に介していない様子。今時インターネットを使えば、大体の情報はわかりますから、カーメディアごときに騙されるのがバカではありますけど・・・。

  先日見かけたのは、内外装&乗り心地、静粛性を『レクサス越え』の水準で施してきた『マツダCX5』に対する、西川淳さん、斎藤慎輔さん、高平高輝さんの3人体制の座談会@ニューモデルマガジンX7月号です。とりあえず『ほぼレクサス』だけど、マツダは勘違いするな!!プレミアムはそんなに甘くない!!・・・という過激な論調で進み、このコーナーはページ数もかなりあるので、これは!!御三方の考える『プレミアムの定義』が聞けるのか!?と思いきや、そんなリスクを冒すはずもなく・・・。もし『プレミアムは偽物を使わない!!』みたいなことを口を滑らせたら、もう大変なことになります。だって現実に偽物だらけだし。『禁句』ですねライター人生は終了ですからねー・・・え?カーメディアなんてとっくに終わってるって!?

  かれこれ4年近く前になりますが、メルセデスAクラスの『素材』がフェイクだらけだー!!なんてカーメディアのあちこちで囁かれた時期がありました。島下さんも、西川さんも、福野さんも、沢村さんも。今思うと、とんでもないことに言及してたよなー・・・もしかして?Aクラスにあまり売れて欲しくないメーカーからの『依頼』でもあったのかな!?あのスズキに対してネガティブキャンペーンをやったことが明らかになった実績のあるあのメーカーが。

  さてAクラスの内装なんてどーでもいいことです(安物は安物でしかない)。西川氏が『マツダはアウト・オブ・眼中』と言ったプレミアムってなんなのよ!! 『ハチロクはもうダメだ!!4WD&ターボじゃなければクルマじゃない!!』とフリーザ様みたいなノリで言った須藤京一@イニシャルDのつもりなんでしょうか・・・。須藤京一はハチロクに乗る主人公に最終的には返り討ちにされるものの、最初の対戦では『絶望的』な差を見せつけるから、その言葉にも納得できますけども、西川さんの『放言』は根拠が示されていないぞー。これでは『再構築』にならないんじゃ?

  そもそも『プレミアム』って言葉が超絶にダサい。この言葉を使うヤツは『クルマがわかってない!!』でも過言ではない。本当にいいクルマってのは、ドアを閉めただけで良さが『伝わってくる』。その『素性の良さ』は到底に隠しきれるものではなくて。とても眩しくて感動的だ。『プレミアム』なんて言葉で飾らなくても人々に伝わるんですよ。これがテレビやエアコンとの決定的な違いと言ってもいいかも。もしかしたらテレビやエアコンも『感動』のレベルまで作りこむことは可能なんだろうけど、どのメーカーもそういう売り方はしていない。とにかく低価格で『普及』させることを第一に作っています。

  そろそろわかってきたかもしれませんが、『プレミアム』という冠詞は、『コモディティ』化と密接な関係があります。すでに『コモディティ』に片足を突っ込んでいる製品に用いられるのです。だから・・・『プレミアムとはフェイク品質』だという真理を、豪快にも肯定したメルセデスAクラスは『裏表がないクルマ』として売れました!!『プレミアムは甘くない!!』じゃなくて『プレミアムは徹底的に甘い!!』んだよ!!なんで盛んに『プレミアム』を強調するアメリカ市場では、自動車産業が伸び悩むのか・・・。アウディ、レクサス、アキュラ、キャデラック、リンカーン、インフィニティ、メルセデス、BMW。どれもかつてのパッカード、スチュードベーカー、ナッシュのように『屍』になる日をじっと待っています。つまらないクルマに明日はない・・・。

  マツダも『プレミアム』なんて言われるようでは、いよいよ広島陥落へのカウントダウンが始まっていると・・・いう『考え方』もできます。マツダがフィアットの協賛を得て、4代目ロードスターを作りましたが、『マツダの決断』には、広島の産業を守るだけでなく、世界の自動車産業全体の『コモディティ』化を食い止める非常に重要な意味が含まれています。どこぞの輸入車乗りブロガーが、718ボクスターやZ4と比べて、ロードスターを上から目線で品評しておられましたが、『プレミアム』が大好きなコモディティ人間にクルマなんて理解できるわけねーよなー・・・なんて悪態の一つでも言ってみたくなるんですよね。・・・で『プレミアム』の条件ってなんなのさ!?

↓一生懸命語ってます。

  
注意:この記事はBMW、メルセデス、アウディなどのプレミアムブランドのファンを『クルマ音痴』だと中傷する意図は毛頭ございません。あくまで『プロ』ライターの3人の言い分に対する反論に過ぎません!!


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