2018年2月10日土曜日

なぜ他車のレビューでわざわざVWゴルフに言及するのか!? 斎藤俊輔レビューに大いに疑問

  ぼくはスバルのインプレッサが大好きです。スバルは新しいプラットフォームを開発してインプレッサに使っています。スバルが偉いところは、まだまだ欧州メーカーに劣っているということをしっかりと認めて、それに追いつけるようなシャシーを作ったことです。まだまだVWゴルフには及ばないですけども、スバルはこれから頑張って欲しいと思いました。

この人はインプレッサなんて眼中にない!?
  ティーポ3月号の斎藤レビューを要約するとこんな感じ。小学校の道徳の授業じゃねーんだぞ。「謙虚」だけじゃ飯は食えない。VWにクルマの性能で勝てなかったらもう終わりじゃん。スバルの規模を考えるとゴルフに勝てないインプレッサなんて資本主義経済ではほぼ存在価値なし。別にスバルはVWに対して卑屈になっているわけではないと思うのですけども・・・。

スバルは一体どこの市場でVWに負けているのか!?
  どーでもいいですけど、2013年にVWの7代目ゴルフが登場して、まだVWにディーゼル問題が噴出してシェアが激減するずっと前の段階までの北米市場で、スバルとVWに何が起こったのか、プロの評論家がわかっていなかったとは言わせない。2012年にはVWの半分だったスバルの北米シェアが、わずかの間で急成長を遂げてあっという間に立場が完全に逆転したんだけどな・・・。

日本車の記事でゴルフを褒めるとお金がもらえるシステムはやめろ!!
  相変わらず日本車のレビューでわざわざVWゴルフに言及したがる『古事記&狼少年』なライターがいるんですね。「VWゴルフ=高性能』というプロパガンダ広告はもう東アジアの盲目過ぎるユーザーにも通用しなくなってきていて、お隣の韓国ではVWの価値はとっくにメッキはハゲてしまっているというのに、中国と日本はまだまだきな臭い感じが漂っているようですね。まあVWゴルフに乗って「これは最高!!」とか「これは神!!」とか感動できる程度の(福野礼一郎氏程度の)感性の持ち主なら、非常にコスパはいいのかもしれませんけど・・・。

SGPはMQBをベンチマークしているって本当なの!?
  スバルは公式HP上で、新型プラットフォーム(SGP)に関して「欧州車の頂点を超える」みたいな意気込みを語っておられましたが、これがカーメディアのオッサン達によって恣意的に「欧州車」が「VW車」に改ざんされています。スバルの開発者が「VWを意識している」と語ったと報道するものもありますが、真相はどーなんでしょうか!?私の推測ではスバルは違う欧州メーカーの設計を強く意識していると思うのですが。それはボルボでもPSAでもないです。そう!!あのメーカーです。

そもそもVWとMQBってのはさ・・・
  スバルがどの欧州メーカーを意識しているかなんてどーでもいいですけども、それが仮にVW だったとしても、そのVWのMQBとやらは、果たして欧州の設計と胸を張って言えるだけの造りをしているのか!? 1974年にドイツ車としては異例のタイミングで横置きFF設計の初代VWゴルフが誕生しました。日本のカーメディアでは事実関係を明らかにするのはタブーになっているようですが、初代ゴルフは、サンクというルノー最大のヒット車をパクるところからその歴史は始まりました。

VWゴルフはすでに競り負けているんだが・・・
  1980年代にCセグのFF車がすでに普及していた某国(非欧州国)で、サス形式を4輪独立懸架にするムーブメントが起こりました。それによる走りの改善は凄まじいものがあって、1990年代に入ると某国のメーカーと提携していた英ローバーや欧州フォードの業績も良くなります。特にフォード・フォーカスは突然変異のように欧州に出現した特装サスペンションを提げてVWゴルフからセグメントトップの座を奪い取ります。

ドイツ自動車産業の本質はパクリ
  2003年に5世代目へとFMCしたVWゴルフは、その次の6世代目と並んで歴代ゴルフで最もハイレベルと言われていますが、その走りは先代と比べて劇的に改善しました。その背景には、これも日本のカーメディアが頑として口にしないですけども、フォードの技術者をごっそり引き抜いてその設計をコピーしたと囁かれています。VWは昔から少々倫理観が乏しいメーカーだったんですね。いやいやドイツ流の積極性は業界では有名な話で、どのドイツメーカーも本質はハゲタカ野郎。ポルシェだって元々はパクリから始まっていて、最初はずっと訴訟沙汰の連続だったって話です。

スバルにとってVWのクルマ作りは参考にならない
  つまり現状のVWゴルフの設計の根幹は欧州フォードに技術を供与した某国(非欧州国)によるアイディアが大きいです。自動車業界なら誰でも知っている話ですし、スバルの幹部だって当然に知っているはず。故に80年代90年代の技術のまま風化した設計のVWを今更にライバル視なんてしていないでしょう。もし本気でスバルがMQBを攻略するならば、まずは旧型スバルシャシーの弱点である「縦置きエンジンでFF車を作る」ことから生まれる看過できない『メカニカル・ロス』を根本的に改善することを考えるはずで、必然的に横置きエンジンを選択するべきだと思うのですが・・・。

僭越ながら、日本車を語る素養を持っていないライターが多過ぎる件
  斎藤慎輔さんに言いたい。もっと日本メーカーの設計思想を丁寧に汲んであげてよ!!ジジイのふりして『日本車には詳しくないけどさー』ってテンションでレビュー書くのは自由だけど、さすがにあんまりとぼけてると叩かれても仕方ないよな。今回のスバルの件でもどのカーメディアもあまり本気で考えていないみたいですが、これ結構大きな決断だと思うんですよ。

なぜスバルはリア優勢のAWDを作ったのか!?
  旧型シャシーを使用していた最晩年にスバルは、レヴォーグ2.0&WRX・S4という新しい試みをしたのですが、すでに3つもあるAWDシステムのどれも使わずに、新しいAWDシステムを投入しました。その狙いはリアに大きなトルクを流すことで実現したスバルによるFR化構想です。そしてタイミングから判断するに、これはあくまで予測ですが、どうやら86/BRZの開発によってスバルの設計思想に大きな変化が生じたのだと思います。

スバルが狙っているのは日産やBMWの世界観
  ラリー用のAWD開発においてはトラクション重視の設計が求められるので前輪にトルクを多く配分した設計が当たり前でした。しかし旧型インプレッサのシャシーを使ったFR車BRZができてみると、そのハンドリングの良さこそが、新たにスバルが追求する「付加価値」にうまくマッチすると判断したのだと思います。そしてその先に何があるか!?リアに多くトルク配分を行う縦置きエンジンのスポーツセダンへと進化することで、それはR35GT-Rであったり、AWD化したM5のようなスーパースポーツ級のGTカーへとステージが上がる。

スバルがスーパースポーツへの道筋をつけるためのSGP
  スバルがいう「動的質感」で世界最高の水準というのは、600psの次元でいかにエンジンに負けないシャシーを実現できるか!?にあるんじゃないかと思うのです。「動的質感」って、150ps程度の通常モデルを形容するにはあまりにも大げさな表現です。それに対して違和感もなく、スバルはVWを目標にしていると安易に結論づける報奨金目当てのセコいレビューが氾濫している。この斎藤みたいなクソな仕事はどんどん糾弾していかないと、再びVWやドイツメーカーの魔の手が日本のカーメディアを薄汚いものに貶めてしまうのではないでしょうか!?


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2018年2月6日火曜日

自動車アナリスト・中西孝樹の2年前の予測がハズレ過ぎで笑える!!

イマジネーションが無い人びと

  『クルマを考える』という行為はとっても楽しいですが、ちょっとエスカレートして日常のカーライフに役立つ範囲を大きく超えて、それ自体が目的化しちゃっている私のような人に対して、「買ってから言え!!」みたいな冷や水をかける人が結構いたししますよね。しかもそれが『正論』だと思っていらっしゃるので、もうどう説明しても無駄だなーって思うんですけど、「(クルマについてまともに)考えてから言え!!」と同じ土俵に上がるのもなんだかなー。ハッキリ言って「買ってから言え」派の人は、本当の意味で『クルマを考える』という行為を楽しめていないのだと思う。

クルマをつまらなくしている!!

  で?なにが言いたいのかというと、「買ってから言え!!」派の人々ってのは、間違っているという話です。この病気は結構蔓延しているようで、これはあくまで仮説ですが、今ではクルマ作っているヤツも買っているヤツも評論しているヤツも、ほぼほぼ罹患しているんじゃないか!? そのせいで出てくるクルマはイマジネーションが欠如していてほぼ予想通りのものばかりに。そして3者ともに「つまらないクルマだ・・・」とか呟くけど、いいクルマが生まれる土壌がないのは、結局はクルマを真剣に考えているヤツが少な過ぎるのが原因ということに気がつかないのだろうか!?

今こそカリスマが必要な時代だ

  その昔にホンダのレース活動の陣頭指揮を創業者の本田宗一郎がとっていた頃に、ピストンリング事件ってものがあったらしい。東京大学卒の若い設計者をボコボコにしたという武勇伝の一つだが、この事件が示唆している状況に近いのが現在の日本の自動車産業かもしれない。カリスマには再び蘇って、クソつまらないことを偉そうに言う「自動車エコノミスト」をボコボコにしてもらいたい。中西孝樹や香住駿などのミスリードなアナリストどもを・・・。こいつらの本はマジで読んでて死にたくなる。



中西孝樹著「自動車業界のいまと未来がわかる本」


  自動車好きが絶対に読んではいけない・・・それくらいに絶望的につまらない。簡単に要約すると、「とりあえずドイツ車を選ぶ」タイプの証券マンが、ドヤ顔で今の業界事情を説明し、業界の近い将来を簡単に予測している内容。2015年の11月に発売されて、2年経ってみてその内容を検証して見るとこれがなかなかの爆笑ものだ。全く予測というレベルのすごいことは書いていないけども、あれれこの違和感はなんだ!? 全然未来がわかってないじゃん。ちょっと紹介してみよう・・・

(引用)
『1.変わる競争優位〜"ものつくり”から”組み合わせ"へ』
(引用おわり)

  一見するとまともなことを言っているように見えるが、これは読者の大半が業界に対して無知であるという情報格差に、完全にあぐらをかいただけの暴論だと思う。従来から言われている日本車の特徴『インテグラル』を『ものつくり』、欧州車の特徴『モジュラー』を『組み合わせ』と言い換えている。90年代には『インテグラル』が『モジュラー』をことごとく駆逐したが、2010年代に入り『モジュラー』有利へと完全に状況は逆転しつつあると著者は主張しているわけだ・・・。へー。

MQBはインテグラル要素で底上げした設計だと思うが・・・

  今の欧州自動車産業を「モジュラー」(中西氏は『組み合わせ』と表現)と表現すること自体に疑問を感じる。この表現にぴったりなのは4世代目くらいのゴルフのように1.5~3.2Lの様々なエンジンが搭載できて、それがシャシーとモジュラー接続されるようなクルマづくりであって、現在の集約化されて少なくなったエンジンのバリエーションでは「モジュラー」はちょっとピンとこない。だから「組み合わせ」と言い換えているのかもしれないが、バリエーションがないのに一体何を「組み合わせ」るのだろうか!?

ボッシュはCO2バブルの勝利者に過ぎない

  中西氏は自説の根拠に「ボッシュ」という例のVWにディフィートストラテジーを提供したサプライヤーの急成長を挙げている。ボッシュが「標準化」したシステム部品が欧州車の性能を引き上げたという訳だ。しかしこの「疑惑」のサプライヤーは、その成長過程もすでに「疑惑」にまみれている。日本でプリウスが売り出された頃に、京都議定書が結ばれ欧州では「CO2ビジネス」なるものが登場した。日本でHVが絶対的な存在感を持つようになった同じ10年間で、欧州車のディーゼル比率は50%を超えた。このタイミングでシェアを拡大したボッシュが急成長したという話であって、『CO2バブル』にうまく乗っただけじゃ!? 余計だけど「バブル」を見抜けないエコノミストは世界を不幸にするよ・・・。

最新作を期待してまーす

  トヨタのハイブリッドの技術力は相変わらずに強く圧倒的な競争力を持つが、ボッシュのディーゼルは・・・マツダやデンソーに対して優位なのか!?そんな破れかぶれの状況は2015年の段階でも有識者なら十分に認識できたはずだが、一体この本は何を伝えたいのか!? 付け加えておくと、トヨタのインテグラル・アーキテクチャーを支えるアイシンAWのトルコンATを採用するメーカーが欧州で増え続けている。BMW、MINI、ポルシェ、アウディ、プジョー、シトロエン、ルノー(本国仕様のみ)、ボルボ・・・。欧州のエコノミストが「日本企業の絶対的な影響力」に脅威を感じるならわかるけど、日本のエコノミストが「欧州の脅威」を騒ぐのは自由だが、今でも同じこと思ってんのか訊いてみたい。

独自の技術レベル測定方法!?

  中西氏は著書で繰り返し「日本車は欧州車には勝てない」を繰り返す。本当にエコノミストやカーメディアが主張するように、欧州車が日本車を総合力で上回っているならば、むざむざと世界第3位で500万台も売れる市場を野放しにするだろうか!? そんな素朴な疑問を投げかけると返ってくる定型文は「日本のユーザーはクルマの良し悪しがわからないから」とかいうもの。(オマエがわかってないから!!と言いたい衝動を抑えつつ)良し悪しがわかっていなくても、免許持ってない人も(人ほど)漠然と輸入車に憧れたりしてる訳で、有望なユーザー予備軍はやたらとたくさんいるのは中西氏も認識しているはず。だからあとは、売れ線のモデルを中国で作って大量投入すればいいんじゃないの!?

そして気になるのは「隠蔽」

  エコノミストだかアナリストだか知らねーが、自分に都合が悪い情報は徹底的に隠すのは良くない。「隠蔽」ってのは大学とかいうつまらねー場所で、くだらねー人間と語りあっていると自然に身についてしまう「技術」だとは思うけどさ。もちろん自分にも自覚がありますよ(大学やゼミの全く自由じゃない雰囲気)。そしてある時にふと気がつくんですよ、俺は何をくだらないことを「隠し立て」しているんだろうって。そしてそんな小狡い考え方を「ビジネス」の名の下に合理化しているだけのエコノミストという職業を軽蔑しちゃいます。

信頼できるメーカーは人を見て決めろ!!

  エコノミストって簡単に言えば、公務員、銀行員、商社マンといった「搾取屋(ダニ)」の手先じゃねーか!? その昔に社会に巣喰う寄生虫の手先に成り下がったクズの取材に対して、本田宗一郎はマジで「あんたゴミクズ屋だろ!?」って言ったらしい。「かっこいい」とかじゃなくて、物事の本質を捉えている人にしか人を感動させるクルマは作れないんじゃないかって思う。元日産の水野さんや、マツダの前田さんのインタビューも、なるほど世界を変えるクルマを生み出すだけの見識だなって思うし。

「搾取屋」に堕ちたメーカーとは!?

  中西孝樹はもうどーでもいいが、欧州メーカーを選ぶにしろ、日本メーカーを選ぶにしろ、やっぱり選択基準の根底にあるのは、そのメーカーがどれだけ「搾取屋」に陥っているかどうかだと思う。リーマンショックの時には赤字だったのに、回復して2桁の利益率を出すメーカーが日本にもいくつかある。けど本当に優れたメーカーは、何が起ころうとも2〜5%程度の営業利益の幅を大きくは外さないメーカーじゃないの!?







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2018年1月31日水曜日

福野礼一郎さんが期待のアメ車をバッサリ・・・ああ。

テリー伊藤さんもカマロについて書いてたな(ベストカー連載)。
  残念ながらフォード・マスタングの正規輸入販売がなくなってしまった日本市場において、独特の存在感を放つはずのシボレー・カマロですが、どうも日本メーカーが本気で真似したくなるような雰囲気ではないんですよねー。 もちろん頑張って欲しいし、売れて欲しいですけども、改めて真剣に検討すると、「魂の問題かな!?」なんて冷ややかな感想が湧いてくる。

アメ車にも色々あるんだなーと思うデザイン

  アメ車に偏見がある方ではないと思います。歴代のコルベットも10年くらい前のダッジ・チャージャーも300Cも結構好きです。チャージャーの鮮烈なイメージに引っ張られてるのかな〜・・・カマロも4ドアにしたらいいじゃない!?とかかなり本末転倒なことが頭を過ぎる。だけれどもマスタングは絶対に2ドアがいい。

チャージャーはマジでカッコよかった!!

  チャージャー、コルベット、マスタングなら日本の街並みでも案外すんなり溶け込めるんですけども、チャレンジャーとカマロはちょっとエクステリアがソリッド過ぎる。破壊力有り過ぎ。保守的なオッサン・オバサンなら乗っている人の人格まで否定しそうな感じのヤンチャさ。これ実家に乗って帰ったら母親は浮かない顔しそうだな。・・・って余計なことまで連想しちゃうくらいにアクが強い。個性的です。

福野さんの『広島いじり』がツボです!!

  とにかくデザインの機微にうるさい福野さんですが、今月も炸裂しました!!スポーティなクルマが「ニューカー二番搾り」に登場するたびに、引き合いに出されるのがあのメーカーです。おそらくアレでしょうけど、定かではありません。僭越ながら引用させてもらうと、

『それほど圧迫感がないのはフロントガラスの傾斜角が昨今のクルマのように馬鹿げて寝ていないからだ。』

もしかしたら特定のブランドを揶揄した表現ではないのかもしれないですが、フロントガラスが寝まくりで水滴が落ち難いし、花粉とかよく積もる大手・中堅のメーカーと言えば、ほとんどの人が思いつくはず。実はこの「イジリ」はここ最近の福野さんの定番になっていて、『フロントタイヤの位置が・・・』とか『大げさなボデーラインが・・・』と同じメーカーを地味に集中攻撃しています。・・・そうです日本のユーザーがデザインがいい!!と言っているあの日本メーカー。

難しいこと言ってるけど結論はいたってシンプル・・・『煮込み時間不足』

これもう最近の福野レビューでもっとも印象に残るので、何度出てきてもクセになります。このカマロのレビューも序盤で大満足。もうお腹いっぱいです。正直言ってデザインの話以外は何が書いてあるのかよくわからないので・・・。『位相』ってなんだろ?『ニュルを本気で走れる足』の市販車がバーゲン価格なわけないだろ?とか幼稚な疑問が次々と浮かんできて、ちょと凹む。

福野さんは「いいクルマ」しか弄らない

  福野さんも新型カマロに対して、非常に好意的に良いところを探そうとされていたようですけども、いろいろ厳しいところが目立ってしまったようで・・・うーん。そしてあまりテンションが上がらないままのレビューを締める時に、並の評論家だとト◯タ・ク◯ウンアスリート辺りを脈絡もなく持ち出して、「ク◯ウンよりは断然にいいクルマ!!」とか無理やりな結論をつけたりするけど、さすがは人気ナンバー1ライターだけあってそんな無粋なことはしないですね。やはり同年代のK沢、S水K男、S藤S輔とは格が違う。

カマロはBMWになる必要はない

  しかし第一人者のレビューで脆くも粉砕されてしまったカマロ。まあこのレビューが評価の全てではないし、興味がある若者は自分の感覚を信じて選べばいいと思います。「スカイライン350GT」「ヴェローチェ」「カマロ」ここに「マスタング」を加えれば、『若者のための4大GTカー』・・・300psを発揮できて見た目もワイルドなクルマが、ワンコイン❌10,000個で買えるってのは大事だと思うんですよ(毎日たったの5000円貯金すれば3年で買えるよ!!)。もっと草食系な人には割安に「プリウス」「420iグランクーペ」「ゴルフGTI」でもいいと思いますけど。

いくらでも進化の余地はあるって結論なのかな!?

  福野さんのレビューはやっぱり面白いですけども、新型カマロが日本で売られる意義ってのを考えて盛り上げて欲しかったですね。余談ですが、日本のカーメディアってのは、輸入車に対してとても「寛容」なところが素晴らしいとは思うんですけども、最近ちょっと冷たい時がありますよね・・・。


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↓この号に収録されています。

2018年1月28日日曜日

「保守本流アンチVWゴルフ」・・・・はあ?

今年も相変わらずなオッサン達

  2017年の連載では、CX5とNボックスというフルモデルチェンジを迎えた日本車を代表する二大モデル両方に、当てつけのように「星2つ」を付けて、いい気になっていたニューモデルマガジンXのオッサン軍団。去年は毎月のようにアホなことを書いていたけども、果たして今年は何をやらかすのか!?

星5つ、星4つが連発!?

  2018年発売第一号(3月号)では、輸入車の高得点ラッシュから始まりました。アルファロメオ・ジュリア星5つ、ルノー・メガーヌ星4つ、VWe-ゴルフ星4つ。このうちの2台の高評価はわかるけど、1台だけ使い道がよくわからんクルマが混じっているなー。

今年もやはり日本車批判会が始まった・・・

  3台も出してきてさぞかし高尚な座談会が行われるのではと期待するも、まあ今年も飽きずにオッサン達の日本車批判会になってます(ファミレスでやってろ)。そして相変わらず言ってることはメチャクチャです。日本車を批判するために考えられた姑息な理論が、地味に凄いわ。全員が優秀な詐欺師になれるんじゃない? 批判は別コーナーでやってほしかったな・・・マトモに中身あることを語れないならアルファロメオ・ジュリアなんて出してくるな!!

あまり関係がないレクサスが登場

  アルファロメオ・ジュリアといえば、3シリーズやジャガーXEのコスパを良くしたような戦略的価格設定で飛躍が期待されるモデル。あいにく日本車にはガチンコで対比されるモデルは見当たらないのですが、このオッサン達はとりあえず「レクサス」に因縁をつけます。今や北米最強クラスのプレミアムブランドに成長したレクサスですが、欧州では苦戦中。あまり文脈では関係ないのにわざわざ登場させるところがクソですね。他に言うべきことはないのか!?

レクサスに投げたブーメランがアルファロメオに刺さる!!

  レクサスだって日本とは比較にならないほど多くのブランドが割拠する欧州市場で0.3%のシェアってのは決して悪くはないです。ハッキリ言ってアルファロメオよりは上じゃね!? え!?アルファロメオの座談会やっているのに、アルファより売れてるブランドを販売台数だけで大失敗だと批判するのはメチャクチャと言わずに何といえばいいのだろうか!?

『アンチVWゴルフ』ってなんだ!?

  もっと意味がわからないのがルノー・メガーヌの座談会。一体何が「保守本流」なのか? 古臭い設計のいいクルマって意味で使っているようですけども、そもそも『アンチVWゴルフ』ってどんな人々を指すのか? ゴルフはゴルフでしかないだろ・・・批判されるようなクルマではないです。

ゴルフがクソなんじゃなくて、オッサン達が・・・

  ゴルフに対しての批判ではなくて、ゴルフを持ち上げるために「クラウンと同じ静粛性」(実測でも全然レベルが違うのですが!?)とか、いちいち他のブランドのクルマを貶めてまでのPRをしたがるクソ・メディアとファンに対しての批判・・・じゃなくて反論でゴルフは言われているほど良くないけど!?プロライターの皆さん大丈夫ですか!?って意味の発信をする輩を『アンチVWゴルフ』と断定しているらしい。繰り返しますが、ゴルフではなくて「ゴリ推し」を批判しているのです。

もうゴリ推しはやめようよ・・・

  VWの少々姑息なPR体質と、日本のカーメディアが流したゴリ推しが、いくらか的を得ているなら納得できるのだけれども、毎回出してくるデータがめちゃくちゃなんですよ。IIHSの結果を見ると、全く日本車の水準に届いていない。日本車が優秀過ぎるからゴルフは悪くないですけども、それを誤認させようとしていたのが、このオッサン達。どっちが安普請だ!? もう一度言うけど、『ゴルフを批判しているわけではない』です。カーメディアを否定しているのです。そのことを当事者は全く認識してないんだな。VWゴルフがダメなんじゃなくて、これを「神」とか言っちゃうF野R一郎氏気取りの口調で都合のいいことだけをホザくオッサン達が酷いのです・・・。

なぜCセグHBとSUVを比べるのか!?

  彼らの主張によれば、新型ルノーメガーヌは「保守本流」だそうです。ルノーの設計技術は非常に高く、同じプラットフォームの日産エクストレイルとは天と地ほどの差がある。(なんかどっかで聞いたパターンだなー)。それにしても、この人たち本当にプロですか? プラットフォームが同じだからって、違うボデータイプのクルマを比べますか!? 例えば同じ関係にあるゴルフとトゥアレグも実際に乗り味はだいぶ違うと思うのですけども、それはほぼ『車重』のせいだと思うわけですよ。

わざわざエクストレイルを貶める意味は!?

  なぜ日産エクストレイルと比べるのか?同じブランドの(エクストレイルの兄弟車である)ルノー・カジャーと比べてみればいいんじゃないか? 実際にカジャーを試せば多分少しはエクストレイルの良さはわかると思うんですけどね。結局は日産(日本車)を批判したいだけだろ!?これでご機嫌ですか!?

e-ゴルフをもっと必死で褒めろよ

  そしてe-ゴルフなんですけども、もう読む前から日産リーフが否定されることは予想がついてます。さすがに、いや予想外に・・・バッテリーの性能で優位に立つリーフの立場を、無理やりの議論で引きずりおろしてe-ゴルフのバッテリーの方が「本当は」すごいんだー!!みたいな茶番な座談会では「なかった」です。去年だったら最初っから完全否定で書きそうな雰囲気でしたけど、あれだけ「間違い」を出してしまった反省からか、今回ばかりはさすがに『白を黒』に変えようとはしませんでした。

レクサスは売れてないからダメ(実際は売れてるけど)。リーフは売れてるけどダメ。って言いたいの!?

  いやーさすがにオッサンでも1年経つと成長するんだね。偉いよ。しかし!!・・・これが読み進めるとどんどん雲行きは怪しくなります。やはり事前の予想通りの展開に。前半でちょっとリーフを持ち上げといて、リーフオーナーの懐に飛び込んでおいてから、後半で一気にドスンですか。あーあこれ読んだ人は絶対に新型リーフ買わないじゃん。また日本のEV化が止まるかい。ただでさえ高齢化で一杯いっぱいに税金取られて辛いのに、日本の産業の足を引っ張らないでくださいな。オッサン達は最初からこれが狙いなのだろうな(産業テロリスト?)。VWからもらったお金で早く墓でも建てて成仏してくれ。




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ニューモデルマガジンX 2018年 03 月号 [雑誌]

2018年1月18日木曜日

ベストカーが「日本車の価値を上げよう!!」とか言ってる件

新春のベストカー

  新春号ということで、内容がやたらと盛りだくさんになっていて、いつもよりもかなり読み応えがある1月10日発売のベストカー。今回も知り合いがネタにしろ!!と言って寄贈してくれたので、ダラダラと読んでイヤイヤモードで記事にしてみました。何がイヤって、もうツッコミどころが多すぎて困るんだよなこの雑誌は・・・読んでて疲れる。

国産車はノックアウト!!

  『KIAスティンガーが500万円で発売されれば日本車は終わり!!』と断言するM氏。まあ海外市場でよっぽど具合が良かったのでしょうけども、360psを発揮するFRセダン(Eセグ)が500万円ってことは、クラウンアスリートがこの韓国車にやられるってことかな!? クラウンの販売の7割くらいがすでにHVであり、3.5L自然吸気のアスリートはそれほど売れてないからクラウンの販売自体には大きな影響はなさそうだが・・・。

北米でスカイラインに勝てるのか!?

  500万円の韓国車が日本で大ヒットするって、よっぽどのことだと思うんですよね。フーガとクラウンがKIAスティンガーに負けるとおっしゃっています。日本人が大好きなVWのアルテオンでも全く勝てそうにないのに、KIAスティンガーなら圧倒できるというのか!? 3.3LのV6ターボで360ps。確かに日本市場ではインパクトはある。ガソリン安の北米市場でにわかに盛り上がっているハイスペックなスポーツサルーン市場のど真ん中ではありますが、最新のBMW、日産、アルファロメオ、アウディに配備されてる2.9Lや3Lの6気筒ターボで400psを出すスペックがあるわけで・・・500万円程度(5万ドル)で400psのスカイラインが発売されてます。

信頼の三菱エンジン

  ライバルと比べて10%排気量を増やしてちょっと優位に立とうという発想は、日産がBMWの直6ターボを倒すために3.5L自然吸気(VQ35)を3.7L自然吸気(VQ37)に変えたみたいな「執念」があって、とっても清々しい気分で応援したいですけども、ユニットの設計自体は古く三菱主導で作られた通称「ラムダエンジン」の最新アップデート版の『3.3T-GDI』です。パワーピークが6000rpmなので、BMW、アウディ<KIA<日産、アルファロメオみたいなポジションは占めています。まあ三菱エンジンですから・・・。

マスタングくらい売れるのか!?

  M氏はKIAスティンガーが日本で発売されたら、国産車は完全にノックアウト!!って書いてますけども、それよりも3LのV6ターボのスカイラインを出して欲しいわけですよ。そもそもスティンガーのライバルなんて日本にはいないから、来ても売れないと思う。BMWも540iが売れているか・・・というとかなりきついみたいだし。しかし惜しくも日本撤退になったマスタングも最初に入れたモデルが500万円ですぐに売り切れになったのだから潜在的な市場は確実にあるので、KIAにはぜひチャレンジして欲しい・・・日産、ダッジ、マスタングも。

アホしかいない恐怖の座談会

  M氏の放言はともかく、一番何を言っているのかわからなかったのが「クソ座談会」。わざと選抜したのか!?ってくらいに鋭いことは絶対に言わない6人のオッサンライター。絵柄も非常に汚いのでクルマの写真で埋めて欲しい。もう最初から議論がグダグダ。「日本車の価値を上げるには!?」というテーマで、いきなり偽善者の鈴木直也氏が「日本車の価値は下がっていない!!」と始まる。一体どこ向けのアピールだよ。本気でそう思っているなら具体的な車名を挙げて語って見せろよ!!このクソ偽善者が・・・。

オッサンライターの偽善はすぐバレる

  さらに偽善者2号の渡辺陽一郎氏が「軽自動車の技術は素晴らしい!!」と追い討ちをかける。ハイハイ・・・。この二人の発言だけですでに座談会メンバーが世界の自動車マーケットの実情を把握しているとは到底に思えないです。日本車の「安い」技術は非常に価値がある!!って言いたいのだろうけども、世界の最貧マーケットには日本メーカーは入っていけないのです。せいぜいスズキが参入しているだけ。

日本車って無駄に高級なんだよな

  3K市場(コスト3000ユーロ以下)で勝負できるクルマはスズキにも無い。VWのUPや、欧州フォードエコスポーツ、ルノー・トゥインゴ、プジョー107、フィアットパンダなど、欧州メーカーは次々と活路を求めていますが、日本メーカーはわざわざこんな「レッドオーシャン」では勝負しないって。世界の安い技術のスタンダードが日本にある!!って思っている段階でもうズレてるよ。パワーウインドやCVTどころか直噴技術すらまともに装備できないくらいのコスト感覚です。

偽悪者はめんどくせー

  そして偽悪者の清水草一さんが、「結局はプレミアム路線はドイツ車のマネだよね。キャデラックとかさ。」みたいなことをわざとらしく言い放つ。そして他の能無しな5人が同調。おいおい・・・いかにもドイツ車らしいグランドツアラーがマーケットを牽引している『プレミアムブランド』ってどこにあるんだ!?ほとんどがSUV人気に乗っかっただけのトレンドを必死で生き延びているだけじゃん。そのSUV依存のトレンドを、業界では「ドイツ的」だと表現するなら、私の認識不足を認めますけども。

ドイツ車的なツアラーが売れている市場はどこ!?

  プレミアムブランドで、古典的なセダンスタイルで売り上げを伸ばしているのは、現状ではインフィニティだけだと思います。他のブランドは全てSUV人気で伸びているか、伸び悩んでいるかのどちらか。日産だけが頂点を極めた新型エンジンでQ50(スカイライン)の販売を順調に伸ばしています。結局のところ日本メーカー先陣を切って徹底的に高いクオリティの技術を出してこないと、プレミアム市場全体は停滞します。今のドイツメーカーの閉塞感は2007年頃の日本メーカーの『退化』が原因かも!? いつものようにライセンス切れした日本の技術を盗むのが好きなメルセデスやBMWは、やっとフリーになったHV技術を拾ってきて必死で『付加価値』に変えようとしていますが、元々は日本メーカーが築き上げた技術です。

HV普及のタイムラグは賢い大人の事情

  清水草一さんがまたまた偽悪的に「HVはガラパゴスだと思っていたけど、そーでもない」とか言っちゃってます。こいつは悪い奴だなー。プロのライターが本気でこんなことを言うはずはないですし、HV技術がどのように世界に伝播しているか!?そのタイムラグについても十分に理解しているはずなのにすっとぼけています。そして本当にわかっていない他の5人がアホみたいに同調してます(誰かツッコミを入れろよ!!)。

日本車の価値を上げたいなら・・・モリゾーに土下座して頼めばいい

  日本車の価値をどう上げるか!?は、日本メーカーが安定志向ではなくて、ロマンを追求すればいいだけ!!って誰もがわかっているはずなんですが、ベストカーの誌面でそんな「つまらない」ことを言っちゃダメなんでしょうね。日本市場では、ベストカーの誘導に従って、ホンダの技術が詰まった2シリーズやX1、三菱を移植しただけのA/CLA/Bクラス、マツダやスズキの技術を開発者ごと引き抜いて作ったVWゴルフ、ポロが売れてます。だって使いやすいもん!!

日本車「ではない」クルマはどこで売っているのかな!?

  日本車の価値云々を言う前に、その対比として想定されている「日本車ではない」と言い切れるモデルは何なのか!? そもそも日本の技術抜きで世界の自動車業界は存続できるのか!?富山県で震災でも起これば世界のフェラーリの供給は止まるし、栃木県で何か起きれば今度はポルシェの販売がストップするっていうのに。全くおめでたいオッサンたちだ、K沢の親分を連れて出直せよ。


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ベストカー 2018年 2/10 号 [雑誌]

2018年1月11日木曜日

沢村慎太朗『午前零時の自動車評論14』(2017/12月発売)

『三つの凄ぇ』

  「911とロードスター以外はピュアスポーツではない」に続いて、またこのシリーズから名言(名定義)が生まれた。沢村さんが何を指して『三つの凄ぇ』を使ったかは、まだ読んでいない人のために伏せておきましょう。とりあえず選ばれしクルマってのは「三つの凄ぇ」が揃っていて初めて特別な存在になれるという話です。


  この本を読んで以来クルマに対する見方がかなり変わりました。これでも一応5年以上はブログ書いていてそれなりに「クルマとは何か?」について考えてきた身なんですけども、偉大なる日本で唯一の「自動車作家」様の著書の前では自分の小粒さを痛感するだけでした・・・。この人の著作を読まずしてクルマを語るのは愚の骨頂。年末にとっても為になる本を届けてくれた著者に合掌。


沢村さんみたいに語れるといいな


  一応5年もブログを書いてきた身なので、その成果をここでお見せしたいと思います(この本にかなりインスパイアされてますが・・・)。テーマは日本でカルト的な人気を誇っているドイツの名門ブランド・BMWは一体何が凄いのか!? よくよく考えてみると日本メーカーでは絶対に真似ができないような「三つの凄ぇ」が備わっているなーと気づきました。

『BMW・三つの凄ぇ』

  1つ目の『凄ぇ』は、「タコメーターがダミーであること」。BMWって物凄い環境とユーザーを大事にするブランドなんですよ。自動車メーカーだからこそ率先して環境に取り組む。環境先進国のドイツのメーカーらしいです。そのためにも無意味にエンジンの回転数を上げたりすることには否定的です。

  しかしエンジンが回らないクルマではユーザーが面白く無いです。ましてや日本の大衆メーカーではなく、ドイツのアウトバーンの左側を走るために作られたBMWですから、ユーザーの期待はハンパないわけです。この相反する2つの要求を一気に解決する手段が「ダミーのタコメーター」です。実際のエンジン回転とは無関係にコンピューターが必要に応じてタコメーターのレスポンスを上げたり高い回転数を示したりする機能なんですけども、BMWは変速時に針がビヨーンって動きます。他のメーカーのAT車ならばグズグズした感じになるわけですが・・・。

もうこの針の動きを見ただけで、このミッションは激早だ!!と書いてしまうプロのライターもいるくらい。もう完全にBMWの掌中で踊らされています。けどもまドライブしている 側にとっては、嬉しい視覚効果だと思いますけどね。さすがに日本メーカーだと後ろ指が気になってなかなか導入できないですけど、「神ブランド」のBMWだけが可能なギミックです。

人知を超えた神のミッション

  2つ目の『凄ぇ』は、「ドライバーを従属させるミッション」。.BMWに乗って一番驚愕させられるのは、クルマがドライバーに対してある種のマナーを要求してくるところです。まず日本車に乗るような作法ではクルマは全く動いてくれません。信号が青になって、いつものタイミングで出ようとすると、「お行儀が悪い!!もっと十分に先頭確認をしなさい!!」とたしなめられるかのようです。おそらく優秀なAIが内蔵されていて、最初のペダルタッチで「こいつはせっかちなマ○ダ・ユーザーだ!!ちょっとお仕置きしてやろう!!」とでも判断されているのかな!?

  「日本人は平和ボケが多過ぎる!!」と言われている気分でしたね。欧州やロシアだと交差点での信号変わり鼻での死亡事故が非常に多い。たとえ世界最強レベルのBMWでもフロントドアに時速150km/hで突っ込まれたら命の保証はできません!!ってことらしい。日本にも外国人ドライバーが増えているし、名○屋や○阪といった死亡事故率が決定的に高くて交通マナーにおいてはほぼ外国という地域もあります。日本メーカーも早くBMWを見習って、トルコンATのつながりをワンテンポ遅くする機能を内蔵した方がいいんじゃないの!?(オレの車にはいらないけど・・・)

理性を捨てろ!!もっとリビドーを感じろ!!

  3つ目の『凄ぇ』は、「エクゾーストサウンド・ジェネレーター」。ここ数年のBMWが最も力を入れているのは、ドライビング環境の質的改善です。日本メーカーは、自らの壊滅的にプアーな発想で劇的にドライビングフィールが変わると思ってんの!? インパネ素材を大理石風の樹脂に変えてオシャレにしたり、奇抜な配色でシートやトリムをデコたりするなど、全く腹の足しにもならない「マテリアル自己満足」に陥っているようですが(素材メーカーのゴリ押しに屈している!?)。BMWはその長い歴史の中で、世代を超えた多数の感性豊かなユーザーの意見を蓄積させた結果、「マテリアルに過剰な期待はできない」ということがよくわかっているようです。

BMWそれは新しい感動

  新しい感動を作る為にはどうしたらいいか!? 映画やテレビが3Dになっているのに、自動車はそのままでいいのか!?クソ真面目な日本メーカーだと「保安基準に抵触する」とかクソみたいな議論で、進化を止めてしまうようですけども、BMWにとっては「ミッション・インポッシブル」。技術的にハードル(保安基準)をクリアしたところから『バーチャル』を導入することを急がないと、どんどんクルマの魅力は失われてしまう!!そのことが日本メーカーは全くわかっていない。

スピーカーから神の吐息が聞こえてくる!!

  1つ目の『凄ぇ』と共通することですが、環境とドライビングフィールの両立を実現させる「スキーム」をどれだけたくさん開発できるか!!ってのは作る側も売る側も買う側も共通した認識なんですけども、日本メーカーはこれほど自明なファクターすら直視できずに「クルマ売れねーな」とボヤき続ける。300万円のクルマが満足に売れない(作れない)メーカーに未来はないからさっさと廃業してしまえ!! BMWは日本メーカーよりも限られた生産設備で500万円以上の平均単価のクルマを売り続け、成長し続けなければならない!!その為には車内のスピーカーから「神の吐息」を発することすら厭わない・・・だってこれこそが単純明解なブレークスルーだと確信しているから!!

  スズキやダイハツが、大幅減便を発表したJR九州の閑散区間の人々の足として役立つクルマを作っている限りではもちろん批判なんて一切ないです!!批判されるべきは・・・レ○サス、ス○ルそしてマ○ダだ!! 中途半端な価格&機能のクルマを広告費全開で売りさばくなんてやってることが『外道』過ぎる・・・。ドイツ車に対抗するとかどの口が言ってるんだコラ!!



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2018年1月10日水曜日

島下泰久『間違いだらけのクルマ選び』(2017/12月発売)



  2017年版では前任者の徳大寺さんの雰囲気を意図的に受け継ごうと、かなりの「毒舌」キャラだったのですが、2018年版では去年とはうって変わって「島下」色が全開で、なんだかスゲー真面目になりました。

  まるで学校の先生みたいな口調(徳大寺さんもそういう要素あったけど)で、クソ真面目に語られると、クルマに対して面白おかしくって気持ちでいるテキトー人間には、ちょっとばかり退屈な部分もあります。 12月から頑張って読んでいるんですけども、あまりに真面目過ぎて1分もしないうちにちょっと飽きる。

  誤解を恐れずに言ってしまうと、ここまでつまらなくクルマの話ができるってのはある意味で才能だよな。トイレの前とかに置いておいて、用を足す時に少しでもページをめくってみるも、それでも全く話が頭に入ってこない。ちょっと訂正すると、決してつまらなくはないです・・・が結論がなんともクルマ好きが普段から肌感覚で感じている各クルマへの評価に、それほど違わないところにほぼ的確に着地するんですよ。島下さんは率直に感じたことをそのまま文章にしているようで、ちょっとばかり心にもないことを書いてみよう!!とかそんなツンデレな要素など全くない!!

  素直でいい本ですよ。実家の母親にクルマを選んでもらうときの参考にするにはちょうどいいかも。つまり特にクルマが好きではない人が、最新のクルマ事情を知るためには本当にちょうどいい本だと思います。ただし、クルマが好きで、暇さえあればクルマのことを考えているような人種には、ちょっとハネないんじゃないかなー。・・・で結局この本を買うのはクルマ好きばかりなんですよ。まあ島下さんが悪いわけではないです。買ったおいらが悪いわけです。

  後からフォローするわけではないのですが、クルマ好きがざっと1回読むと、「ちょっとヌルいなー」って感想になります。しかし島下さんの文章は2回目読むと、ちょっと表情が変わります。結構為になることが書いてある。やっぱりこのシリーズは島下さんが今後も長く続けていくべきだと思います。真面目で誠実なカーメディアのライターってなかなかいないですから・・・。他の有名ライターが担当したらどうなっちゃうかちょっと想像してみました。


国沢光宏の「間違いだらけのクルマ選び」
案外しっくりといきそうだが・・・、とにかくコメントがクドイ。わかりやすい部分もあるけどね。

小沢コージの「間違いだらけのクルマ選び」
とにかくチャラい。「これ1台持ってればとりあえずオールオッケー!!もう何人でもいけます!!」(メルセデスEクラスクーペ)
「今時のおしゃれな男だったら、自分のイメージに合ったクルマを真剣に選ぶべきだ。まずは何より小さい奴だと思われにように」(メルセデスSクラス)


沢村慎太朗の「間違いだらけのクルマ選び」
とにかく内容が難しすぎる。しかも全車が落第評価を喰らう。そしてその理由はほぼこじつけ。シートの中心とステアリングコラムがちょっとズレているだけでジ・エンド。各メーカーの開発担当者だけ読んでればいいんじゃねーの!?

福野礼一郎の「間違いだらけのクルマ選び」
日本メーカーの担当者が悲鳴。ラダーフレームか、プルマンハイエンドサルーン以外は徹底無視という大ナタを振るって業界全体に揺さぶりをかけてくる。そうかと思いきや、意外にもアルファードに高評価だったり・・・。

清水草一の「間違いだらけのクルマ選び」
とにかく全車を『フェラーリ』で例える。もはやクルマ版の「ね○っち」と同じ。

清水和夫の「間違いだらけのクルマ選び」
BMW320dを5400rpmまでブン回した!!と書き立てるも、読者から「BMWのタコはダミー機能がついてますよー」と指摘されると、「だから間違いだらけなんだよ!!」とまさかの逆ギレ。なぜかVWグループのクルマだけが全項目で満点を取る。また別の読者が指摘すると、さっきと同じ逆ギレのくだりが繰り返される。

河口まなぶの「間違いだらけのクルマ選び」
語り口調が穏やか過ぎて、中身がザル過ぎて、何も内容が入ってこない(入っていない)。やっぱりこの人は動画が合っているんじゃないかと再認識。

クリス=ハリスの「間違いだらけのクルマ選び」
「日本人のクリエイティビティは無限だな(スズキソリオ)」
「全世界のSM好きのためのクルマ(日産GT-R)」


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