20年前のALFAROMEOを今もディスり続ける斎藤慎輔を懲らしめる(編集部に苦情を入れました!!)
オッサンの武勇伝!!(思考停止)
もうこれを目にするのは何回目だろうか・・・一部でカルト的な人気を誇ると言われている自動車ライター・斎藤慎輔さんの過去の仕事における最高の「武勇伝」が、「アルファロメオのFF横置き&フロントAWD車は全然曲がらない!!」と周囲からフルボッコにされながらも信念を持って主張した!!というものだ。色々な媒体で見かけるけども、今回のティーポの連載が「アルファロメオ・ジュリア」だったこともあり、やはり同じフレーズが登場した。
売名行為はやめろー!!
このオッサンは、アルファ156という90年代〜2000年代にかけて欧州のスポーツセダンのムーブメントを牽引する伝説的なモデルに対してイチャモンを付けたいらしい。当時はFFでありながらFR車を超えるアジリティ溢れるハンドリングで大評判になったモデルだ。欧州だけでなく日本市場でも異例の大ヒットを遂げている。バブル崩壊で国産車、輸入車ともに販売が落ち、「イタリア車(故障が・・・)、セダン離れ、FFのスポーツモデル」という様々な宿痾を抱えていて、とりあえず同じカテゴリーではもう日本市場でヒットするのは絶望的だと思われる状況の中と、何事もなかったように軽々と困難を覆していわゆる「アルファロメオ現象」を生み出した。その偉業を正当に評価するならば、「平成で最強の輸入車」という称号をあげたいくらいだ。
カーメディアという非科学的な聖域
斎藤さんに限らずカーメディアでの仕事が長い人々は、とりあえずFF車をバカにしたくなるものらしい(そーいう環境で生きてきた?)。「FF車は僕にとっては論外だ!!(ただしtypeRは除く)」とか平気で書いてるプロライターは数年前なら結構たくさんいたなー。さすがに現在ではメルセデスもBMWもFFモデルを売りたいし、広告費をたくさん払ってくれるメーカーでFF車を作らないところはないので、本音を言いたいけど自粛しているのかもしれない。それでもこのサイトーのように(2000年代までの)アルファロメオ、プジョー、HONDA、MAZDAといったブランドを認めたくないという雰囲気はまだまだくすぶっている。
なぜM5はシビックtypeRに勝てないのか!?
しかし残念ながら、そんなことを言っている連中は、とんでもない排気量を誇るBMW・M5よりもHONDAシビックtypeRがニュルブルックリンク北コースのタイムが早い・・・という現実を直視しようとはしない。BMWは特別に軽量化したM4に600psのユニットを積んで、typeRの市販モデルのタイムを超えることに成功したけど、FRの設計に誇りと自信を持つならば300psの直4エンジンでtypeRに勝負を挑むべきじゃないでしょうか!?勝ち目が少しでもあるならやるだろうけど・・・相手が悪すぎるよな。
クルマ文化を破壊したいのか!?
想像の範囲を出なくて恐縮(ブログ内なので許して!!)だけども、斎藤さんをはじめとした「アルファロメオをディスりたい人々」ってのは、どーも素人っぽさが抜けないFFスポーツモデルに乗るユーザーの人間性をただただ否定したいんじゃないかと思う。ただしFFのアルファロメオに堂々と喧嘩を売るってことは、その周辺で打倒BMW3シリーズ(E46)に燃えていたFFブランドの素晴らしい創意工夫に対する宣戦布告ってことになる(その勇気だけは認めてあげよう)。
サイトーはどんなクルマなら納得するんだ!?
アルファ156、アルファ147、GGアテンザ、GHアテンザ、アコードユーロR、プジョークーペ407。ミニバン&リッターカーに占拠された2000年代の日本市場を切り裂く素晴らしいモデルばかりじゃないっすかね!?・・・それに引き換え現行の「プレミアム」を気取った欧州のFRサルーンってのはさ、日本市場から徹底的に「塩対応」されていますけど、サイトーはこれをどう考えているのだろうか!?クルマは悪くない!!市場の見る目がないだけだ!!ってことですか!?
めんどくせーけど軽くヒネってやるか・・・
一人でブログを書きながら、ちょっとアツくなっていて少々虚しい気もするけどさ、自分のステータスを上げるために、ちょいと知名度が高いモデルの欠点をあげつらって売名するセコ過ぎるオッサンになんらかの「制裁」を加えたいという人も多いはず(コイツはマジでムカつく)。サイトーの「理屈」でアルファロメオ156及びその周辺をディスるというなら、我々もアンチの「理屈」でサイトーのレビューを徹底的にディスってみようじゃないか・・・(本当はどーでもいいレビューなんだけど、やられたらやり返さないと)。まあアルファ・ファンにムッとされながらも自説を通した自分に陶酔するドMなんだろうからボコボコにされる状況を楽しんでくれるといいですねー。
賢い小学生でもわかる理屈だが・・・
それにしてもティーポの読者をナメているのか!?4ページにわたってどーでもいいことしか書いてねーぞ!!さて良識派の人なら最初から気になっているとは思いますけども・・・ヤツの武勇伝は本当にメディア的に大丈夫なんでしょうか!? サイトーは完全に断定しちゃっているけどさ、「156はジュリアより曲がらない」ってマジですか!? 回頭性ってのは、ある程度は「ホイールベース」と「車重」に支配されちゃうものなんだけどな、「1300kg(GTAは1420kg)/ホイールベース2595mm」の156に対して、「1590kg/ホイールベース2830mm」のジュリアが「回頭性」で勝てると思ってるのだろうか!?もしサーキットレベルの限界域でジュリアの方がよく曲がるとしたらそれは20年の隔たりが産んだタイヤ性能の進化によるものに過ぎないのでは!?
E46とF30を比べているようなものだ・・・
そもそも同時代の比較対象を考えれば、サイトーの断定はかなり怪しいということがわかる。アルファ156のライバルはE46であり、ジュリアの比較対象はF30/G20だ。BMW好きな人100人に聞きました「E46とF30ではどちらがよく曲がりますか!?」。いうまでもなく3シリーズとは・・・曲がらないから売れなくなっているのにー。完全にスポーツセダンの開発環境が、時代の隔たりによって断絶されてしまっているのにさ、自分の売名のために、156は「偽物」で、ジュリアは「本物」だ!!と断定してしまっている。そりゃアルファロメオファンがムッとするのもわかるって(事実なら納得するだろうし)・・・サイトーはあまりにも非現実的過ぎる。おそらく間違ってんじゃねーの!?真相究明とサイトーの弁明を聞きたいのでネコパブリッシングにメールで苦情入れました(回答お待ちしています)。
メチャクチャな論拠を持ち出すな!!
自説だけでは説得力がないと思ったらしく、論拠の補強に「2000年頃のメーカーのテストドライバーの多くも『156は曲がらない』と言っていた」と付け加えている。えー!?ちょっと待て!!それはアウトだろ!! サイトーが自分の武勇伝とレビューのために設定した「156とジュリア」のナンセンスな比較のために、そんな設定など最初から全く感知しない過去の人々の感想を流用するなんて、そんなえげつない情報操作を、プロライター&日本COTY審査員という立場の人がやらかせば、それ相応の批判は覚悟するべきじゃねー。コイツがアルファロメオとマツダのレビューでこれからも武勇伝を披露するならば、このネタを毎回持ち出してやるよ・・・さっさと引退しろ(クルマ文化の未来のために)。
「斎藤慎輔さんはまだまだMAZDAをディスり足りないらしい・・・」
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